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DEEP DEEP Tokyo Impact o YA-MAN 元谷友貴 平松翔 栗山葵 福田龍彌 魚井フルスイング

【DEEP】福田龍彌が怪我のため欠場!元谷友貴戦は中止!

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5月3日に後楽園ホールで開催されるDEEP 119 IMPACTで元谷友貴とDEEPバンタム級王者決定戦で対戦する予定だった福田龍彌が練習中に負傷。肩鎖関節脱臼の怪我を負って欠場する事が発表されました。

この試合は中止となり、このピンチに平松翔(BLACK BELT JAPAN)がスクランブル出場。福田に代わって元谷と64kg以下のノンタイトルマッチで対戦する事も合わせて発表されています。

元谷×福田の消滅。。。ゴールデンウィークの大きな楽しみにしていただけに身体中の力が一気に抜けたと言っても過言ではありません。あまりにも悲報過ぎる。。。

練習中の怪我なので決して責める事は出来ませんが、ここ最近だけでもYA-MAN、栗山葵が怪我による欠場でそれぞれ試合が消滅したばかり。どれも注目カードだっただけに今回も試合中止の余波は一段と厳しく感じています。

それでもDEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUNDに出場予定だった平松が漢気を見せて元谷との対戦に名乗りをあげた事は評価出来るし、チケットの払戻しにも応じる事を発表したDEEPもやれる事を最大限やってくれてますからね。誰も責められません。

難攻不落の元谷を攻略するのは簡単ではないですが、前戦で格上の魚井フルスイングからギロチンチョークで一本を取った平松の覚醒に期待。回ってきたチャンスを活かして爪痕を残してもらいましょう。
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DEEP DEEP Tokyo Impact o 修斗 平松翔 彩綺 石司晃一

【DEEP】ミスターブレイキングダウン川島悠汰参戦!

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5月26日にニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUND。既に石司晃一(フリー)×平松翔(THE BLACKBELT JAPAN)など好カードが発表されていますが、今回新たにミスターブレイキングダウンこと川島悠汰(INFIGHT JAPAN)の参戦が発表されました。

ブレイキングダウンを断片的にしか見ない私は今ひとつピンと来ませんが、第1回大会から出場している人気選手だそうです。

唯一観戦したBreakingDown9ではお互いパンチを被弾してダブルノックダウン。そこから立ち上がって見事?TKO勝ちを収めていたのが印象的です。

DEEPでどこまでやれるかはまだ未知数ですが、ここ最近のブレイキングダウン出身者の生み出す熱量は無視できません。信原空に彩綺、安井飛馬、八須拳太郎などなど。勝ち負けは一旦さておき、会場は普段以上に埋まって、会場での声援の多さや熱気は明らかに違います。

それだけに川島の参戦は何気に期待してしまうのは私だけではないでしょう。そんな川島の対戦相手は渡辺智偉(カタナジム)。2022年のアマチュア修斗東北選手権ウェルター級で準優勝したバックボーンを持ちます。

ともすると噛ませ犬になりそうですが、裏を返せば知名度の高いブレイキングダウン勢を喰らう大チャンス。BD狩りという視点で見ても面白い。
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45 DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS45 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#03 DEEPフライ級GP MMA MMAPLANET o ONE UFC アンソニー・ドォ キム・ウジェ ハリーKIMURA 中井りん 中村真人 佑勢乃花 川原波輝 平松翔 本田良介 栗山葵 石司晃一 赤沢幸典 越智晴雄

【DEEP Tokyo Impact2024#03】1勝1敗からの決着戦へ! 川原波輝×越智晴雄のストロー級王座統一戦が決定

【写真】A1ストロー級王者に就いた川原にとっては凱旋試合となる (C)A1 COMBAT

16日(火)、5月26日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP TOKYO IMPACT 2004 3rd ROUND』にて、正規王者の川原波輝と暫定王者の越智晴雄によるDEEPストロー級王座統一戦が行われることが発表された。
Txet by Shojiro Kameike


すでに石司晃一と平松翔のバンタム級戦が発表されていた今大会。追加された対戦カードで最も目を引くのは、やはりストロー級王座統一戦だ。

2020年8月の2戦目から3年半ぶりの決着戦となる(C)MMAPLANET

両者は過去2度対戦しており、初戦は2019年3月に越智が川原を判定で破り、王座防衛に成功している。しかし2020年8月の再戦では川原が越智にRNCを極め、ベルトを巻いている。今回は両者にとって1勝1敗で迎える決着戦だ。

越智はベルトを失ったあとフライ級に転向するも、DEEPフライ級GPの1回戦で元チームメイトでもある本田良介に敗れた。その後は中村真人戦、キム・ウジェ戦で連勝を収め、昨年12月には佑勢乃花をスラムでKOしてストロー級暫定王座に就いている。自身も「ベストはストロー級」と語るとおり、本来の持ち味であるトップコントロールと一発の強さが戻ってきた感が強い。

対する正規王者の川原はDEEPのベルトを巻いたあと、ONEに主戦場を移すも2連敗を喫し、契約も切れていたことをMMAPLANETのインタビューで明らかにしていた。その川原は3月に米国カリフォルニア州で開催されたA1 Combat19で、アンソニー・ドォを判定で下して同ストロー級のベルトを巻いている。「UFCにストロー級を創る」と目標を掲げる川原は、今回のDEEP凱旋について「一周回って日本で戦える喜び。楽しみです!」とMMAPLANETにコメントを寄せてくれた。

越智は佑勢乃花戦前のインタビューで「僕の中では『ベルトはベルト、川原選手は川原選手』。たとえベルトが賭けられていなくても、川原選手には負けた分やり返したいという気持ちが強い」と語っていた。3年半の時を経て実現する決着戦は、互いにモチベーションが高いハードファイトになりそうだ。

今大会では赤沢幸典×ベンツのメガトン級戦も追加されている。肉体改造に成功した赤沢は、2023年11月にハリーKIMURAをパウンドアウト。ハリー戦では打撃のプレッシャーと、テイクダウンのスピードに肉体改造の効果が見えていた。

赤沢と対戦するベンツ(C)MMAPLANET

そんな赤沢に挑むベンツは、本名をアディマポン・セーンテップといい、ムエタイで129戦90勝305敗4分という戦績を残すタイ人ファイターだ。赤沢は「打撃からテイクダウン、そしてパウンド――それだけですね」という自身のスタイルを、ムエタイファイターを相手に見せることができるか。

また、同日の昼に開催されるDEEP JEWELS45で、すでに発表された中井りん×栗山葵のフライ級タイトルマッチが中止に。栗山が右膝十字靭帯断裂で試合に出場できなくなり、代わりにDEEP事務局では急きょ、中井りんの対戦相手を公募しているとのことだ。

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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#02 MMA MMAPLANET o 佐藤洋一郎 嶋田伊吹 鈴木慎吾

【DEEP Tokyo Impact2024#02】わずか52秒、嶋田をRNCで返り討ちにした佐藤がベルト挑戦をアピール

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎(日本)
Def.1R0分52秒 by RNC
嶋田伊吹(日本)

嶋田が左ジャブを突くと、佐藤が左右のローを返した。嶋田は左ローをキャッチして背中を着かせる。スタンドの嶋田に対して、マットに背中を着いたままの佐藤に、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開後、佐藤の左ジャブを受けた嶋田の動きが止まる。さらに佐藤の左ジャブが嶋田のアゴを打ち抜いた。前のめりにダウンした嶋田のバックに回った佐藤は、バックマウントからRNCでタップを奪った。

まさかの1分以内の決着で嶋田を返り討ちにした佐藤は、DEEPウェルター級王者の鈴木慎吾に向けて「もう相手いないからね、チャンピオンやろうよ」とベルト挑戦をアピールした。


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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#02 MMA MMAPLANET o ROAD FC Wardog YouTube チャンネル 住村竜市朗 佐藤洋一郎 島袋チカラ 嶋田伊吹 朝比奈龍希 海外 渋谷カズキ 鈴木琢仁 高野優樹 鬼山斑猫

【DEEP Tokyo Impact2024#02】韓国&グアムでタフファイトの佐藤洋一郎が、嶋田伊吹と再戦

【写真】1年半振りの再戦の行方は──(C)MMAPLANET

13日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2024#02のメインで、佐藤洋一郎と嶋田伊吹が対戦する。
Text by Shojiro Kameike

両者は2022年9月に一度対戦しており、佐藤が2ラウンド判定勝ちを収めている。今回は1年7カ月ぶり、3ラウンド制での再戦に臨むこととなった。

前戦は嶋田が左右のローとミドルを散らしながら前に出るも、佐藤がカウンターの左ジャブと右ストレートを当てて判定勝ちしている。しかし嶋田がボディロックからテイクダウンする場面もあった。試合終了間際に倒された佐藤はギロチンで凌いだものの、ポイントこそジャッジ3者とも20-18を付けたが内容としては僅差であった。

その後、佐藤はここまで海外で2試合を経験している。まず昨年4月には韓国のMMA大会『The Fighter』のメインイベントで、元Road FC社長で──韓国のMMAコメンテーターとして知られ、日本でもWardogウェルター級王座を獲得しているキム・デファンと対戦した。キム・デファンのテイクダウンに苦しめられる場面が多かったものの、アッパーを織り交ぜたパンチ連打で流血を誘い、スプリットで勝利している。

同年10月、今度はグアムに渡りJ,J.アンブローズとBRAWLウェルター級王座を賭けて対戦した。この時は元PXC王者にテイクダウンを奪われ続け、結果は2R時間切れドローに終わる。当初は今年2月に再戦が組まれていたものの、アンブローズの負傷で試合が流れていた。

一方の嶋田は初戦で佐藤に敗れてから2勝1敗で今回の再戦を迎える。1敗は昨年2月、当時のDEEP王者であった住村竜市朗と対戦して判定負けを喫したものだ。しかし敗れたとはいえ、初回には住村からRNCを取りかける場面もあった。続いて11月にはライト級から階級を上げてきた鈴木琢仁を判定で下す。これまで打撃の「巧さ」にも定評があった嶋田だが、鈴木戦ではしっかりと優勢を印象付ける打撃の「強さ」を示したといえる。

佐藤によっては嶋田との初戦以降、テイクダウンで苦しめられる試合が続いている。スクランブルに持ち込んだとしても、嶋田は得意のバックテイクを狙ってくるだろう。そんな攻防の中で佐藤がどれだけ耐えて、後半に持ち込むことができるか。今回は3R制であることも大きなポイントだ。佐藤はキム・デファン戦のように後半、盛り返すことができるか。あるいは嶋田が序盤から攻め立てるだけでなく、しっかりフルラウンドを想定したゲームメイクができるか。両者の試合運びに注目したい一戦だ。

■視聴方法(予定)
4月13日(土)
午後5時55分~DEEP YouTubeチャンネル


■DEEP Tokyo Impact2024#02対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
佐藤洋一郎(日本)
嶋田伊吹(日本)

<フェザー級/5分2R>
高野優樹(日本)
鬼山斑猫(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
渋谷カズキ(日本)

<バンタム級/5分2R>
朝比奈龍希(日本)
八須拳太郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩見凌(日本)
みやび(日本)

<ライト級/5分2R>
井上竜旗(日本)
秋山怜冬(日本)

<ライト級/5分2R>
BAGGIO(日本)
Street♡★Bob”洸助(日本)

<メガトン級/5分2R>
Guts(米国)
野畠大資(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤瑠偉(日本)
亀田一鶴(日本)

<フライ級/5分2R>
松丸息吹(日本)
濱口麗地(日本)

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Black Combat CORO DEEP DEEP Tokyo Impact o RIZIN ユ・スヨン 平松翔 石司晃一 金太郎 魚井フルスイング

【DEEP】5.26ニューピアホール大会 石司晃一×平松翔決定!

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5月26日にニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUNDで石司晃一(フリー)×平松翔(THE BLACKBELT JAPAN)のバンタム級マッチが行われる事が発表されました。

元DEEPバンタム級王者の石司は BLACK COMBATとの対抗戦でユ・スヨンにパウンドでTKO負けして以来の復帰戦。テイクダウンされると防戦一方に追い込まれましたが、それまでは金太郎やCOROなどに6連勝。スタンドでの打撃でもKO出来るし、グラウンドになっても三角やチョークでも仕留める事が出来るオールラウンダーです。

対する平松。勝ったり負けたりが続いていましたが、転機を迎えたのが3月のDEEP 118 IMPACTで行われた魚井フルスイングとの一戦。魚井にニータップでテイクダウンを許すも、それに合わせてギロチンチョークを極めて一本勝ち。RIZINに出場した魚井を下した事で一躍脚光を浴びる事となりました。

石司は王座から陥落して以来の負けられない一戦。対する平松は勝てば一気にタイトル戦線に浮上する重要な一戦。石司が踏み止まるか、平松が勝って世代交代か。いきなり楽しみなカードが組まれました。
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45 AB Black Combat DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS45 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#03 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN LANDMARK08 にっせー クレア・ロペス パク・シウ パク・シユン 大島沙緒里 平松翔 村上彩 石司晃一 須田萌里

【DEEP JEWELS45&DEEP Tokyo Impact2024#03】ミクロ級王座統一戦、剛の大島沙緒里✖柔の村上彩

【写真】両者のベルトは今後、一本化するのだろうか (C)MMAPLANET & SHOJIRO KAMEIKE

8日(月)、DEEPが5月26日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP JEWELS45とDEEP Tokyo Impact2024#03の開催と、DEEP JEWELS ミクロ級チャンピオン村上彩と DEEP女子ミクロ級チャンピオン大島沙緒里の間で王座統一戦が組まれることを発表した。
Text by Manabu Takashima

大島は2020年9月ににっせーとの王座決定戦を制しDEEPミクロ級のベルトを巻き、翌年にアトム級GPに出場して決勝でパク・シウを破りDEEP JEWELSアトム級王座と二冠に輝いた。


昨年9月にBlack Combatアトム級とのダブルタイトルマッチでパク・シユンにまさかの判定負けを喫し、大島はアトム級王座を手放した。そして今年の2月にはRIZIN LANDMARK08にショートノーティス出場をし、クレア・ロペスを十字で破って以来3カ月振りの実戦となる。

一方の村上は2020年10月のプロデビューからアトム級とミクロ級の両階級でファイトを続け、戦績は8勝1敗。唯一の敗北はアトム級で須田萌里にリベンジを許した試合だ。昨年9月にアム・ザロケットを下し、2020年11月に創設されたベルトを初めて日本に取り戻した。

「ミクロ級の方が動きが良い」という村上は、そのミクロ級では4勝0敗で3つの一本勝ちを誇る。自身のなかでの絶対的な動きの良さがどちらになるのかというよりも、体格差が生じるアトム級での相対的な動きを評価すると、前者の方が動きは良くなるということか。対して大島はアトム級においてもフレームで不利なことはあっても、フィジカルで後れを取るようなことはない。そして44キロは、同王座決定戦と防衛戦の2度しか戦っておらず、2試合ともアメリカーナで一本勝ちしている。

いわばミクロでは負け知らずの女王対決は、柔道家・大島✖柔術家・村上という見方もできる。もちろん、MMAでありスタンドは当然として、寝技でも打撃があるなかで両者のグラップリング対決は見ものだ。

全17試合で9つの一本勝ちを誇る大島に対し、村上の一本勝ちはキャリア序盤の3試合だ。その一方で体力負けをして然りの試合でも、技術で制してきた。パワーで対抗できない時に村上を助けるのが、相手の力を利した柔の動き。つまり村上は柔のグラップラーといえるだろう。

他方、大島はガード、サイドからキムラ、アメリカーナ系のアームロックを得意としており、アトム級やスーパーアトム級でもタップを奪って来た。いわばミクロ級を越えた破壊力、パワーの持ち主はずばり剛のグラップリングを駆使する。

✖剛の組み技系MMA対決、パワーも技術に含まれ大島のキレを持ってすると、剛の寝技により短時間決着もあり得る。同時に柔の寝技は瞬発系でなく耐久力勝負、いわゆるDeep Waters──深みに入り&深刻な状況を与える勝利を手にすモノ。剛の大島✖柔の村上、非常に興味深い王座統一戦となる。

またDEEP Tokyo Impact2024#03では昨年9月の王座転落から8カ月、石司晃一が実戦復帰。THE BLACKBELT JAPANの平松翔と戦うバンタム級3回戦がまずは明らかとなっている。

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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP TOKYO IMPACT2024#01 MMA MMAPLANET o キック 杉山廣平 風我

【DEEP Tokyo Impact2024#01】組んでも粘り勝ち。杉山廣平が風我からしっかりと判定勝ちを収める

【写真】組の圧力、気迫のこもった杉山だった(C)MATSUNAO KOKUBO

<フライ級/5分3R>
杉山廣平(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
風我(日本)

DEEPフライ級終わりのないサバイバル合戦――杉山がまず右を伸ばす。サウスポーの風我は左インローを蹴る。オーソで構えた風我に左ハイを杉山は蹴っていく。構えを小刻みに変える風我が左インロー、杉山は右カーフを蹴って、右ミドルに続ける。左インローをチェックしつつ構えを変えた風我は、組まれ際に小外掛けテイクダウンを奪う。

シングルXから潜った杉山がスイープ狙いからスクランブルで立ち上がる。左腕を差して、小内刈りでテイクダウンを決めた風我に対し、杉山はレッスルアップからシングルレッグ、ボディロックからバックに回る。このままの状態で初回が終わった。

2R、風我が左ストレートを伸ばし、圧を掛けてくる杉山にテンカオを狙う。シングルに出た杉山はギロチンにも頭を抜いてバックを伺う。

立ち上がったところで両足をフックした杉山は、着地してバックコントロール。後方からヒザを突き上げ、足を一本入れて捨て身でテイクダウンした杉山が起き上がってトップを取り切る。

三角狙いを防がれた風我が立ち上がり、杉山が続いた。風我がノーモーションの左ストレートをヒットさせるが、次の手はすぐに出ない。その風我がインロー、杉山が右ハイを狙うが様子の展開が続き、互いに有効打はなかった。

最終回、ワンツーから拳の圧を掛ける杉山に対し、蹴りを使う風我だがキャッチされそうになる。風我は左に回り、組みの展開を待っているか。追いかけて右ストレートを打った杉山に対し、風我はローからオーバーハンドを見せるが、左回り基調に変わりはない。

杉山がシングルレッグでテイクダウンを決めると、風我は三角狙いも潰される。削られ、厳しそうな表情の風我に対し、杉山はケージに押し込んでスイープ狙いにバックへ。スタンドでのバックコントロールから杉山がテイクダウンを狙うと、風我がケージを掴む。

残り2分を切り、バックを取られた状態が続く風我は胸を合わせるタイミングで、小外でテイクダウンを取られる。スクランブルでバックに回った杉山は、後方に倒れながら両足をフック。風我は立ち上がり体をゆするが、杉山は落ちない。

足を押してフックを解いた風我が前転――も、杉山は上体を越して立ち上がりサッカーボールキック狙いへ。風我は足を利かせて防ぐも反撃に出ることはできずタイムアップを迎えた。組み勝ち、風我を削った杉山が3-0で判定勝ちを手にした。


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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP TOKYO IMPACT2024#01 MMA MMAPLANET o TATSUMI 海飛

【DEEP Tokyo Impact2024#01】打の海飛、組みのTATSUMI。持ち味を発揮した接戦は、海飛が競り勝つ

【写真】勝利のウルトラマンポーズの海飛(C)MATSUNAO KOKUBO

<フェザー級/5分2R>
海飛(日本)
Def.2-1:20-18.19-19(マスト海飛).19-19(マストTATSUMI)
TATSUMI(日本)

サウスポーの海飛がいきなり左ハイを当てる。左ハイを続ける海飛だが、TATSUMIが距離を詰めて組むとバックを伺う。海飛はウィザーで耐えるが持ち上げられて、テイクダウンを許す。同時にマウントを取ったTATSUMI対し、海飛がケージを2度、3度と蹴ってリバーサルに成功する。

海飛が殴り、TATSUMIが立ち上がると左ハイを入れる。組みを切った海飛は誘ってヒザ蹴り、左右の連打から腹にヒザを決める。首相撲のTATSUMIと腹をヒザで突き刺し合って離れる。海飛は左ハイをガードされても、右を当て左右のコンビへ。テンカオにテイクダウンを合わせたTATSUMIが、スクランブルでバックへ。海飛は正対し、離れてTATSUMIの攻撃が急所に入り座り込む。インターバルを経て試合が再開さると、TATSUMIが右カーフからパンチへ。ハイをキャッチしてテイクダウンのTATSUMIだが、すぐに立ち上がった海飛がハイを狙ったところで時間となった。

2R、すぐにダブルレッグを狙ったTATSUMIだが、切った海飛がショートのコンビへ。打ち返して組んだTATSUMIだが、体を入れ替えられると海飛が離れて前蹴り、三日月を連続でける。海飛はエルボーを狙い、右ボディストレート。TATSUMIもフックの連打で距離を詰めるが、海飛が離れる。TATSUMIが右を再び打ち込み、まっすぐクリンチへ。そのまま差し上げられ、テイクダウンを許した海飛は背中をマットにつかされる。

頭を抱えて半身になろうとする海飛に対し、TATSUMIは左腕を差してハーフで抑える。海飛はクローズドに戻し、蹴り上げからスクランブルを狙う。TATSUMIはボディロックから背中を伺うと、海飛のシングルを切ってバックに回る。仰向けでワンフックのTATSUMI、ケージを蹴る海飛が両足のフックを許す。左腕をアゴの下に入れ、ワンアームで絞めたTATSUMIだが決めきれず、ノンストップで両者が動き続けた熱戦は――マストが割れたスプリットで海飛が制した。


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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP TOKYO IMPACT2024#01 MMA MMAPLANET o キック ハルク大城 山本有人

【DEEP Tokyo Impact2024#01】足を止めての打ち合いから、TDでゲームメイク。ハルク大城が快勝

【写真】DEEP初出場のハルク大城が山本有人から判定勝ち(C)MATSUNAO KOKUBO

<バンタム級/5分2R>
山本有人(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ハルク大城(日本)

DEEP初参戦、元パンクラシストで現CROSS X OVER左をでキックとMMAの二冠の大城が組んでケージに山本を押し込む。すぐに離れた山本がロー、大城もローを蹴りスイッチを織り交ぜながらショートのコンビを見せる。ケージに背負った山本をシングルレッグで揺さぶり、がぶった大城がヒジを打って離れる。山本は左右のフックの連打で前に出るが、大城は首相撲から崩してがぶる。首相撲に戻した大城は、ヒザをついて顔面を蹴らせない山本を見てがぶりに再度切り替える。

離れてフックの打ち合いで、ショート&回転数の速さで優位に大城が組んでバックを伺う。サイドバックで殴る大城に対し、山本が胸を合わせる。大城はパンチを振って離れると、両者が足を止めて打ち合いに。ガードを固める大城にパンチを纏めた山本だが、左フックで倒され鉄槌の連打を受ける。上四方を取った大城が初回を取った。

2R、ロングで前に出る山本に対し、カーフからワンツーを打っていく大城。山本もパンチを返し、打って打たれという展開に。ショートを被弾して足が乱れた山本が、パンチを集中される。間合いを取り直した山本は、フックで殴られても前に出て左右のフックを連続で打ち込む。ここで大城の左目じりの傷にドクターチェックが入る。このタイミングで息を整える両者、リスタートを切られると足を止めての打ち合いに。打撃の接近戦は、大城が首相撲からヒザ蹴り、左ハイを狙う。大城のジャブが当たる数が増え、両者がパンチの後に姿勢を乱すという消耗戦が大城が、ダブルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。残り1分、スクランブルでバックを取った大城は正対して肩に山本を担いで倒す。

スクランブルではシングルでドライブ、ハイクロッチからリフトしてから山本を倒した大城がバチバチの打ち合いにスコアリングを融合させたスタイルで、しっかりと3-0の判定勝ちを手にした。


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