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【PFL2022#06】掛け率-6000のケイラ・ハリソンがヤングをパウンドアウト。準決でインドロヴァ戦決定

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R2分35秒by TKO
ケイトリン・ヤング(米国)

試合開始時の掛け率-6000!!!のケイラが、体を大きく右に傾得て左のパンチを伸ばす。ケイラは素早い左ミドルを蹴り、ヤングは左に右を伸ばす。直後にダブルレッグでケージに叩きつけ、豪快にスラムでテイクダウンを奪ったケイラがサイドで抑える。マウントを狙いつつ上四方で頭を跨いだがケイラは、背中を見せたヤングをワンフックに。

引き込んだヤングはハーフの形で殴られ、下を向く。そのままケイラがパンチを連打すると、レフェリーが試合をストップしアッいう間に勝敗は決した。

結果、女子ライト級は10月のプレーオフでは12P獲得で首位通過のラリッサ・パチェコがオレナ・コレスニクと。ケイラは9Pで第2シード、マルティナ・インドロヴァと戦うことが決まった。初めて五輪で金メダルを獲得したロンドンの地でのプレーオフに対して尋ねられたケイラは「過去のことは話したくない。未来のことを話したい」と話すと、カイラちゃんからバースデーケーキを贈られ満面の笑みを浮かべた。


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【PFL2022#06】計量終了 最終決戦へ。ウェルター級でカード変更。余裕? ケイラは親権を持つ子供と登壇

【写真】セレモニアル計量に2人のキッズと登壇したケイラ。明日は気合い満々のエメリー君でなく、カイラちゃんだけが試合を観戦するそうだ(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2022#06の計量が6月30日(木・同)に行われた。

メインで3連覇を狙うケイラ・ハリソンがケイトリン・ヤングと戦う女子ライト級と、同じく3連覇を目指すレイ・クーパー3世が初戦の計量失敗で窮地に追い込まれているウェルター級のレギュラーシーズン最終マッチが実施される今大会。


そのブラダボーイは、170.4ポンドでパスしており胸を撫で下ろしたことだろう。

ケイラは親権を持つ姪のカイラちゃん、甥のエメリー君とセレモニアル計量に登壇した。

試合に向けて心境の変化があるのかを尋ねられると「ついてきたそうだったから、来る?って尋ねたらエメリーが『うん』って答えたの」と話し、ジュリア・バッドから対戦相手がヤングに変わったことに関しては、「何も変わることはない。やることをやるだけ。ドミネイト、KO、TKO、サブミッション、勝てる形で勝つ。パチェコが再戦を望んでいる? 私は誰とでも戦う。相手のことは気にしていない。彼女は良い勝ち方をしていたけど、そのまま頑張って欲しいわ。私は全てのコンペティターの幸運を願っているから」とインタビューで応えた。

滞りなく計量を終えた女子ライト級に対し、ウェルター級ではマゴメド・マゴメドカリモフと対戦予定だったジョアオ・セフェリーノが欠場し、持ち点3Pのディラノ・テイラーがシーズン復帰を果たしてマゴメドカリモフと戦うことに。

また計量を終えていたニコライ・アレクサヒンも欠場、彼の場合は不戦敗となりカルロス・レアルは戦わずして3Pを加点することとなった。とはいえ現状2勝0敗で6P獲得となったレアルだが、試合がなくなったことでボーナス獲得のチャンスも失われたことが、プレーオフ進出に影響を及ぼすことになるかもしれない。

なお今大会ロシア勢は国籍が「International」と表記され、国旗の代わりにPFLのロゴにある王冠がデザインされた旗を使用。ロシア人アスリートは国の代表でなく、国旗の掲揚をしないことを条件に中立の立場なら参加できるFIA(世界自動車連盟)などと同様の措置をPFLは採った模様だ。

マゴメド・マゴメドカリモフ、マゴメド・ウマラトフ、マリーナ・モフナトキナの3選手は国籍ではなくフロリダ州ココナッツクリークからの出場とコールされていた。

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ケイトリン・ヤング: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド: 170.8ポンド(77.47キロ)
サディボウ・シ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 170.4ポンド(77.29キロ)
ブレット・クーパー: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ディラノ・テイラー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ジャナ・ファビアン: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 170.4ポンド(77.29キロ)
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン: 170.2ポンド(77.2キロ)
カルロス・レアル: 170ポンド(77.11キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ: 154ポンド(69.85キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.8ポンド(70.21キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ザマザグル・フェイザァラノワ: 155ポンド(70.31キロ)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク: 155.6ポンド(70.57キロ)
ヴァネッサ・メーロ: 154.4ポンド(70.03キロ)

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【PFL2022#06】崖っぷちのブラダボーイ、盤石のロリマク&ケイラ。カギ握るマゴメドカリモフ&ウマラトフ

【写真】判定勝ちでは3連覇の夢は途絶えるレイ・クーパー3世(C)PFL

1日(金・現地時間)、ジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFL2021#06が開催される。レギュラーシーズン最終戦はウェルター級と女子ライト級のバンプアウト・ナイトとなる。

そんな最終決戦を前にしてウェルター級では現在3位のディラノ・テイラーとグレイソン・チバウ、女子ライト級5位のジュリア・バッドが欠場となり、チバウのプレーオフ進出はなくなった。

当然、3Pを持っているテイラーとバッドにしても加点が見込まれないことから、トップ4入りは厳しい。元Bellator世界フェザー級王者のバッドは、ケイラ・ハリソンと対戦予定だっただけにランキングを考慮しなくても楽しみな一戦が消滅したのは残念でならない。


その女子ライト級でケイラは現在3Pで2位、レギュラーシーズンに当初から参加していたメンバーではない代役ケイトリン・ヤングとのマッチアップとなった。

PFLでは2021年シーズンに参戦してプレーオフを欠場、シーズン最終戦のワンマッチでバッドに敗れており、ケイラを相手に最高のリザルトは判定負けというのが現実的な予測か。

ジャナ・ファビアン

つまりケイラには9~6Pでレギュラーシーズン終了が見込まれている。

現在トップのラリッサ・パチェコは初戦でジュリア・バッドを判定で下しながら、計量失敗の-1Pのジャナ・ファビアン戦うが、ここは勝負論がありつつ後者のフィニッシュする姿は想像しづらい試合でもある。

一方、ウェルター級でも初戦を体重超過で-1P、試合自体もカルロス・レアルに判定負けを喫した2度の世界王者レイ・クーパー3世がどこまで巻き返せるかに注目が集まる。

対戦相手のブレット・クーパーは、第1戦で現在首位のローリー・マクドナルドに初回RNCで敗れており、PFL首脳としてもブラダ・ボーイに最大6点、計5P獲得のお膳立てをしたマッチメイクといえる。

そのレアルは第1戦でサディボウ・シにまさかのスプリット判定負けを喫したニコライ・アレクサヒンを相手に、加点できるか。

そんなウェルター級では初戦を欠場した2018年度ウイナーのマゴメド・マゴメドカリモフが、ジョアオ・セフェリーノと戦う一戦もプレーオフ進出を賭けた戦いに影響を及ぼすことは間違いない。

現状0点のジョアオ・セフェリーノもボーナス獲得を目指しフィニッシュを狙ってくるのであれば、マゴメドカリモフのボーナス獲得とトップ4の可能性は広がるといえる。

さらには4月にグレイソン・チバウを破ったヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィも初戦欠場のロシアン=マゴメド・ウマラトフと対戦する。

キャリア11勝0敗の猛者を相手に砂漠のチャンピオンは如何に戦うのか。

ウマラトフはテイクダウンを織り交ぜつつも、狙いは短時間でのKOからという戦略を立ててくることが予想され、砂漠のチャンピオンの防御力とカウンターの打撃で注視したい。

【ウェルター級ランキング】
1位 6p ローリー・マクドナルド(カナダ)
2位 3p カルロス・レアル(ブラジル)
3位 3p ディラノ・テイラー(米国)
4位 3pジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
5位 3p サディボウ・シ(スウェーデン)
6位 0p ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
7位 0p グレイソン・チバウ(ブラジル)
8位 0p ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル) 
9位 0p ブレット・クーパー(米国)
10位 -1p レイ・クーパー3世(米国)
─ ─p マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
─ ─p マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

【女子ライト級ランキング】
1位 6p ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
2位 3p ケイラ・ハリソン(米国)
3位 3p マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
4位 3p オレナ・コレスニク(ウクライナ)
5位 3p ジュリア・バッド(カナダ)
6位 0p アビゲイル・モンテス(メキシコ)
7位 0p ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
8位 0p マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
9位 0p ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)
10位-1p ジャナ・ファビアン(ニューランド)
─ ─p ケイトリン・ヤング(米国)

■視聴方法(予定)
7月2日(土・日本時間)
午前6時30分~DAZN

■PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ジャナ・ファビアン(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)

グレイソン・チバウ(ブラジル)
ディラノ・テイラー(米国)
ジュリア・バッド(カナダ)

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BELLATOR MMA PFL PFL2021#10 ケイトリン・ヤング ジュリア・バッド ブログ

【PFL2021#10】元Bellator女子フェザー級王者バッドがヤングをドミネイト&フルマークの判定勝ち

【写真】テイクダウンを織り交ぜ、トップ支配でバッドがヤングを下した (C)PFL

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ケイトリン・ヤング(米国)

まずバッドが左前蹴りを繰り出し、クリンチの攻防でヤングがヒザを入れる。ボディにヒザを返したバッドが離れ、ヤングが左ローを蹴っていく。さらに左ジャブを当てたヤングに対し、バッドが右を伸ばす。ローに左ジャブを当てていくバッドは、首相撲からダーティボクシング、ヤングはヒザを見せる。離れて両者、バッドがワンツーを2度見せ、ローをチェックする。

ヤングのステップジャブ、さらに左リードフックを受けたバッドはさらにワンツーを貰う。自らのローでバランスを崩したヤングがすぐに立ち上がり、右を伸ばす。間合いの取り合いのなかでバッドは残り50秒になるとダブルレッグでテイクダウンを決める。1度はハーフになったヤングが足を戻してクローズトを取り時間となった。

2R、近い距離での打撃の交換からクリンチの展開になり、ヤングがワキを潜ってバックに回りバッドを押し離す。右フックを空振りしたバッドは、再びクリンチ戦になり組み勝てない。離れた直後に右ローを蹴り、首相撲&ヒザ蹴りを見せたバッドがもう1度ローを蹴り込む。前足を効かされた感のあるヤングだが、ここでワンツーにニータップを合わせてテイクダウンを奪う。

ブリッジ、腕十字を取らさず最後はシングルレッグでリバーサルを決めたバッドがトップへ、ケージにヤングを押し込んだバッドの抑え込みが続く。そのままハーフでラウンドを終えたバッドだが、倒してからの効果的なパウンドは見られなかった。

最終回、ワンツーで前出でるヤング、ダブルレッグをスプロールしきれずテイクダウンを取られる。ヤングのクローズドが相手も足を絡ませていたバッドは、腕十字を潰して担ぎパスを決める。サイドで抑えられたヤングは、マウント狙いに足を戻す。バッドはパンチを落としながらガードの中に収まる。

左足を抜き、ハーフのバッドが抑えて左右のパンチ。ヤングは足を戻すが、スクランブルに持ち込めない。バッドはハーフ&枕で絞めていき肩固めに移行する。

時間まで耐えたバッドが最終回を完全にドミネイトした。

結果的に3Rともトップでラウンド終了を迎えたバッドが、PFL独自のパフォーマスレーティングでも全ラウンドを取っており、フルマークでバッドがPFL初勝利を挙げランス・ギブソンJr&Srと勝利を喜んだ。


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Invicta FC41 other MMA Report ケイトリン・ヤング ブログ

【Invicta FC41】ボクシングだけのウォーカーを蹴り、ヒザ、ヒジ&パンチで攻めたヤングが快勝

<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング(米国)
Def.3-0:30-26.30-26,30-27
ラトヤ・ウォーカー(米国)

左ジャブを伸ばすヤングが、左ミドルを入れる。ウォーカーもボディストレートを放つが、左ミドルからジャブを受ける。右フックを当てたヤングは右でもミドルを蹴る。直後にウォーカーの右ボディストレートがヤングの腹を捕らえる。エルボーからロー、右ストレートで攻めたヤングは首相撲&ヒザを繰り出す。

ヤングはボクシングに特化した動きを見せ、ローで体が持っていかれそうになる場面も。引き続き顔面とボディ、パンチと蹴りを散らすヤングはジャブを当てられても左右のローを蹴っていく。さらにヤングは左ミドル、右ローを入れ試合を支配する。ウォーカーは前足を削られテレフォンパンチ気味になり、腹を蹴られて明らかに動きが落ちる。それでも左ジャブを返したウォーカーだが、オープンスコアでヤングの3票獲得が明らかとなった。

2R、サウスポーに構えるようになったウォーカーが、すぐにオーソに戻す。ならばと右ローを蹴ったヤングがパンチを纏めて前に出て、離れると左ミドルを蹴り込む。ワンツー、右ローを受けたウォーカーは再びサウスポーにスイッチ。距離を詰めたヤングは首相撲からヒザをボディに突き刺し、テイクダウンを奪う。

寝技に拘らなかったヤングはスタン戦にも戻ると、オーソになったウォーカーの左足を削る。またもサウスポーに構えたウォーカーは、ロー、ジャブを被弾し続ける。構えに関係なく足、腹、顔を攻めるヤングが右ハイ。ウォーカーのワンツーにも右を合わせ、左ミドルを決めたヤングが余裕の試合展開で、この回もジャッジ3者の支持を集めた。

最終回、ヤングの首相撲狙いにパンチをまとめたウォーカーだが、ローを受けて苦し気な表情を浮かべる。クリンチからヒジ、エルボー、右ストレート、再びヒザで攻めたてるヤングが左エルボーを入れる。首相撲から逃れられないウォーカーは腹へのヒザ蹴りに対抗できない。

右ショート、エルボー、ヒザをケージに詰まったウォーカーに続けるヤング。ウォーカーもヒザ、ボディを返すが、ヤングのヒザとヒジは止まらない。ヤングの崩しからの右ハイは目測を誤るも、ここで間ができてもウォーカーはケージから逃れることができない。殴られ顔を背けるようになったウォーカーはバックを譲り、ヤングが後方からのパンチ&エルボーを打ち込む。最後は胸を合わせてパンチを振るったウォーカーは、試合終了までたち続けたが判定で勝ち目はなかった。