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【LFA105】ケイナン・カワイハエ、タイトルコンテンダーのチルダースを20秒でニンジャチョークで破る

<フェザー級/5分3R>
ケイナン・カワイハエ(米国)
Def.1R0分20秒by ニンジャチョーク
ジェイク・チルダース(米国)

フェザー級タイトルコンテンダーのチルダースに対し、2年間4カ月ぶりのMMAマッチとなるBellator、コンテンダーシリーズ・ベテランのカワイハエ。サウスポーの構えから左ローを蹴る。チルダースのダブルレッグからのテイクダウン狙いをニンジャチョークで受け止めたカワイハエは、そのまま背中をつかせタップを奪った。

キャリア6勝目(※1敗)を5つ目の一本勝ちで飾ったカワイハエは、「2年振りの試合だけど、ずっと父に柔術を習い、従弟に打撃の指導を受けてきた。エクストリーム・クートゥアーで皆のサポートも受けて、この試合に準備してきた。テイクダウン狙ってくるのは分かっていたから、柔術家にとって最高の絞めを使ったんだ。彼はタイトル戦で戦ったばかり、僕は20秒で勝ったんだから次は空位の王座を目指したい」と話した。


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【LFA84】えげつない腹攻撃から、ラッシュ。ゴンザレスがチルダースに圧勝し、新フェザー級王者に

<LFAフェザー級王座決定戦/5分5R>
ジャスティン・ゴンザレス(米国)
Deg.4R0分45秒by TKO
ジェイク・チルダース(米国)

サウスポーのチルダースに対し、ゴンザレスがいきなり右ヒザをボディに入れる。さらに右フックを打ち込んだゴンザレスがクリンチから小外掛けでテイクダウを奪う。バタフライガードのチルダースに対し、手をついてバランスをキープしたゴンザレスが上体を追い越してパウンドを落とす。ゴンザレスは一旦立ち上がり、殴りながらガードのなかに。腰を切り、ケージを蹴ってゴンザレスの左足を抱えたチルダースはクローズドに戻すと、重い右のパウンドを被弾する。

立ちあがり、足を捌いてパンチを打ちつけるゴンザレスに対し、チルダースは抱えて対処するもエルボーを受ける。鉄槌から立ちがあろうとしたチルダースを潰したゴンザレスは、バタフライスイープでスタンドに戻ったチルダースに首投げを狙う。すっぽ抜けて背中を許したゴンザレスが、すぐに胸を合わせる。チルダースはエルボーを打たれながら、体を入れ替えてヒザ蹴り、エルボーで離れたチルダースに右フック、右ミドルを蹴り込んだゴンザレスが初回を取った。

2R、ゴンザレスの右ミドルを効かされたチルダースは、組みに行くがヒザを腹にもらう。離れたゴンザレスは左を効かせ、右フック、右前蹴りを顔面に伸ばし、さらに組みついてダーティボクシングでチルダースを追い込む。直後に離れてダブルレッグを決め、ハーフからパウンドを落とす、チルダースはキムラからスイープ狙い、耐えるゴンザレスに対しキムラクラッチを利して、背中に乗る。RNC狙いのチルダースは、右腕を喉下へ滑り込ませる。ヒジを持ち上げて耐えたゴンザレスだが、背中を取られた展開が続く。残り2分20秒で胸を合わせたゴンザレスだが、チルダースは下からの肩固め、そのまま上を取ってマウントに移行する。

ブリッジからスクランブルに持ち込んだゴンザレスが、クリンチでゴンザレスを押し込みエルボーを打ち込む。直後のヒザ蹴りが急所に入り試合は中断。再開後、左を振って組んだチルダースだが逆に金網に押し込まれてラウンド終了を迎えた。

3R、右から左を振るって前に出るチルダースだが、右フックを2発被弾。さらに右ストレートを2発入れたゴンザレスは、ボディストレート。チルダースも右を返したが、ゴンザレスはヘッドスリップで追撃をかわし、右ストレート、右フック、さらに右ミドルと追い込んでいく。一旦離れて右ボディを決めたゴンザレスは、得意の近い距離からのボディロック狙いのフェイクから左に回って右フック、左フック、そして右ミドルというコンビネーションを決める。

ケージに下がったチルダースはアッパー、左右のフックを被弾しボディに身を屈める。攻め急がないゴンザレスは、間合を外して左右のフック、ボディへの蹴りで確実に仕留めていく。しかし、狙い過ぎたか右ロングは空振りとなり、チルダースが持ち直しに掛かる。

それでもクリンチから離れたゴンザレスが、左右のフック、ボディへの蹴り、ヒザ蹴りとチルダースを圧倒する。右フックを2発被弾し、大きく息をしたチルダースはダーティボクシングでアッパー、離れて右フック、ケージに詰められてボディにヘビーショットを被弾する。クリンチからボディにヒザ、顔面にアッパーと一方的に攻めるゴンザレスが、離れて右フックを連続で繰り出し、ヒザ蹴り、右フックを打ち抜く。攻められた続けたチルダースが、脅威のタフネスぶりを見せてラウンド終了に持ち込んだ。

4R、右ボディを2発、前蹴りから顔面に右フック、ついには左ミドルをまで決めたゴンザレスが右ストレート、ワンツー、スリー、前蹴りを2発ボディに突き刺す。腹に攻撃を集中され、顔面へのヒザからアッパー、右フックに背中を見せるように動きが止まったチルダースを見て、ついにレフェリーが試合を止めた。

全く危なげなく、無敗対決を制しフェザー級チャンピオンに輝いたゴンザレスはインタビュースペースで「タフな相手と戦って、無敗を維持できて嬉しいよ。2Rは攻められたけど、肩固めは特にタイトだった。でも、そういう練習をしてきてからね。ペースを守って戦えば、追い込むことができると思っていた。『打撃戦に自信を持て、心を折れる』とセコンドに言われて、3Rに向かった。今日は17ポンドぐらい戻せたしフィジカル的にも僕の方が上だった。LFAで戦えて光栄だよ。凄く良くしてくれた。でも次のステップへ進み、大金を稼ぎたい。世界を掴みたい」と話した。


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【LFA84】計量終了 タイラー・レイは……? ゴンザレス✖チルダース=フェザー級王座決定戦は激闘必至

【写真】両者合わせて19勝0敗という、LFAでも珍しいキャリアが10戦前後で無敗同士のタイトル戦だ (C)LFA

10日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA84「Gonzales vs Childers」の計量が9日(木・同)に行われた。

ベン・ルゴと対戦予定だったイスラエルの期待の新鋭ナタン・ルヴィは、セコンドが新型コロナウィルス検査で陽性となったため欠場となっていたが、ルヴィ同様に注目が集まっていたタイラー・レイと対戦相手のマイコン・メンドーサも揃って計量会場に姿を見せず、体重を測ったファイターは僅か8人だった。

LFAから、もちろん計量中の体調不良の可能性もあるが、レイがサンフォードMMA所属ファイターということを踏まえると本人やセコンドが新たにポジティブであってもおかしくない。。

そんななかLFAではSNSでメインのLFAフェザー級王座決定戦に出場するジャスティン・ゴンザレスとジェイク・チルダースのみ計量結果を発表──ゴンザレスが144.4ポンド(65.49キロ)、チルダースが145ポンド(66.22キロ)でパスしている。


キャリア8勝0敗のゴンザレスと10勝0敗のチルダースの王座決定戦は、間違いなくUFCとの契約が掛った選手権試合といえる。ジャスティン・ゲイジーと北コロラド大レスリング部の同期だったゴンザレスは、コロラドのスパルタ・コンバット・リーグ=SFLでフェザー級王者に君臨し、4度の防衛に成功している。その勢いをかって昨年のコンテンダーシリーズでも勝利したもののUFCとの契約はならなかった。

アグレッシブではあるがゲイジーほどクレイジーではない、こちらのジャスティンはトップコントロールというよりも、ライディング=上をキープするのに長けたレスラーだ。

打撃の距離が近く、ダブルレッグやシングルで飛び込むよりも、パンチの打ち合いのなかでボディロックテイクダウンを決め、強烈な勢いのパウンドを振り下ろす。

がぶってサイドバックを取るとスペースを取って殴り、胸を合わされるとまたがぶってバックという無限ループを有しており、背中を取り続けるよりもパンチを入れるのがゴンザレスのスタイルだ。対するチルダースは、ルックスは冴えない(失礼)が試合で魅せることができる選手。

打撃は足が揃い気味で、頭を突っ込んで手打ち、テクニカルではない。

ただし、チルダースはサウスポーの構えからロングのオーバーハンド──と、思いきやヒジを巧みに使い分け、拳とエルボーでレンジを瞬く間に変えることができる技巧派だ。グラップリングやサブミッションでも強みを発揮し、過去に肩固め、腕十字、RNCで一本勝ちしている。ライド派のゴンザレスに対し、流れるような下からの仕掛けが見物だ。

加えてクリンチの攻防になれば、チルダースはヒジという武器を備えており、そのうえボディロック・スラムでKOや勝ち、組みつき際のヒザ蹴りでも勝利するなど、風貌に似合わず(失礼)、多彩な武器を持っている。

フィニッシャーでありながら、エンデュランス・ファイトでも勝てるスタイルの両者、心身ともに削り合いになる可能性は十分にある。

■ LFA84対戦カード

<LFAフェザー級王座決定戦/5分5R>
ジャスティン・ゴンザレス(米国)
ジェイク・チルダース(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カシアス・ケイン(米国)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<150ポンド契約/5分3R>
ショーン・ウェスト(米国)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
カムエラ・カーク(米国)
ブルーノ・ソウサ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイコン・メンドーサ(ブラジル)
タイラー・レイ(米国)

<ライト級/5分3R>
ベン・ルゴ(米国)
ナタン・ルヴィ(イスラエル)

<140ポンド契約/5分3R>
キャメロン・ジョーダン(米国)
クリスチャン・ロドリゲス(米国)

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【LFA84】対戦カード UFC&Bellatorへの登竜門LFA、活動再開はフェザー級王座決定戦から

【写真】メインでチルダースとベルトを賭けて戦うジャスティン・ゴンザレスはノーザン・コロラド大レスリング部のチームメイト──何となく、顔も似ている?(C)LFA

7月10日(金・現地時間)
LFA84「Gonzales vs Childers」
サウスダコタ州スーフォールズ
サンフォード・ペンタゴン

■視聴方法(予定)
3月11日(土・日本時間)、午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAフェザー級王座決定戦/5分5R>
ジャスティン・ゴンザレス(米国)
ジェイク・チルダース(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カシアス・ケイン(米国)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<150ポンド契約/5分3R>
ショーン・ウェスト(米国)
ボストン・サルモン(米国)

<フェザー級/5分3R>
カムエラ・カーク(米国)
ブルーノ・ソウサ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マイコン・メンドーサ(ブラジル)
タイラー・レイ(米国)

<ライト級/5分3R>
ベン・ルゴ(米国)
ナタン・ルヴィ(イスラエル)

<140ポンド契約/5分3R>
キャメロン・ジョーダン(米国)
クリスチャン・ロドリゲス(米国)

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【LFA84,85,86&87】コロナ後のLFAは、サウスダコタ州スーフォールズで4週連続開催&4週連続王座決定戦!!

【写真】活動再開=4連戦、一発目のメインでフェザー級王座を賭けてジャスティン・ゴンザレスと戦うジェイク・チルダース(C)LFA

17日(水・現地時間)、FLAが7月10日(金・同)から4週連続でサウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンでイベントを開き、毎大会でタイトル戦を組むことを発表した。

1週間前に7月10日の活動再開を発表したLFAだが、想像を上回る形でリスタートを切ることとなった。


サウスダコタ州スーフォールズはLFAのエド・ソアレス代表が、6年前のRFA時代に同州で初めてサンクションされたMMA大会を開催した思い出の地で、会場となるサンフォード・ペンタゴンはHardknocks365を買収したサンフォード・ヘルスが所有する会場だ。サンフォード・ヘルスはゴルフの全米男子ツアーのシニア大会の冠スポンサーであり、また男子ツアーのウィルス検査体勢をバックアップすることが報じられている。

LFA4連戦も無観客で行われ、ソアレス代表は「選手、セコンド、大会スタッフには厳格なCovid19の検査が行われる」と話しており、サンフォード・ヘルスが関係していても不思議でない。

4大会連続のタイトル戦は、全て王座決定戦となっている。まず10日=LFA84では昨年4月にデイモン・ジャクソンがPFLと契約したデイモン・ジャクソンが返上したフェザー級のベルトを賭けて、ジャスティン・ゴンザレスとジェイク・チルダースが戦う。

ゴンザレスはキャリア10勝0敗で、これがLFA初出場だ。既に昨年のコンテンダーシリーズに出場経験があり、延期となった4月3日大会で試合が決まっていた。対するチルダースは8勝0敗、LFAで既に2勝しており──うち1試合はスラムでKOとインパクトを残している。

17日=LFA85では初代LFA女子ストロー級王座決定戦がサム・ヒューズとヴァネッサ・デモパウロスの間で行われる。

LFAでは過去にバンタム級とフライ級でチャンピオンとなった3選手が揃ってUFCにステップアップを果たしている。今回はヒューズが4勝0敗、デモパウロスは4勝1敗と経験は決して多くない選手の一騎打ちとなる。

ジミー・フリック

24日=LFA86のメインでフライ級のベルトが争われる。ブランドン・ロイヴァルがUFCへ行き返上したベルトをShogun Fightsバンタム級王者グレッグ・フィッシャー=10勝1敗と、FCFバンタム級王者でLFAでは1年9カ月振りのファイトとなるジミー・フリックの間で争われる。

4連戦オーラス、31日のLFA87では前王者ハーベイ・バクが負傷&返上したライト級王座を狙うブライス・ローガンとジェイコブ・ロサレスの試合が組まれた。既にBellatorで勝利した経験もあるローガンはLFAで3勝0敗、満を持してコンテンダーシリーズの敗北からLFAに転じ1勝を挙げているロサレスと相対することとなった。

まだ他のカードの発表がないが、既にイベントを再開しているTitan FCに倣いコンパクトな試合数になることも十分に考えられる。とはいえ世界一のMMA市場を誇り、世界の頂点=UFCが存在する米国では、フィーダーショーやアマチュア大会が再び動き始めている。選手の絶対数が多いとはいえ、ここでの大会開催数の多さは米国人ファイターの成長をさらに後押しすることになる。