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【LFA97】序盤はもたついたスタックが、地力の差を見せつけマパをパウンドアウト

<フェザー級/5分3R>
マイケル・スタック(米国)
Def.2R4分00秒by TKO
ジョーダン・マパ(米国)

スタックの左前蹴りにワンツーを合わせたマパは大外のローを受けても、フックを打っていく。蹴りからパンチよりも、パンチ&テイクダウンの方がスムーズなスタックがダブルレッグからアンクルピックで尻もちをつかせる。肩口にエルボーを打ちつけるマパも、背中をつけずに粘ってスタンドへ。スタックはヒザ蹴りからダブル、ワキを潜ってバックに回る。マパはここでも胸を合わせて右エルボーを打っていく。

戦前の予想では圧倒的に不利だったマパの健闘に、スタックは打撃でなくレスリング勝負に。ダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックに回ったスタックだが、ここもマパが胸を合わせ、逆にシングルレッグを仕掛ける。がぶってヒザを入れたスタックは、跳びヒザにテイクダウンを合わせてついにトップを奪取、右のパウンドを落として初回を取った。

2R、ジャブを当てるマパに対し、スタックは右アッパーを入れてダブルレッグに成功する。腰をコントロールされ立てないマパがクローズドガードを取る。スタックはガードの中からエルボーを落とし、ついには力の差が出てくる。左の鉄槌を連打し、バックに回ったスタックはワンフックで殴り、背中を伸ばしていく。上を向いてハーフのマパから、マウントを取ったスタックは、バックマウントに移行して殴り、もう一度上を向いてきたところで肩固めへ。

自ら技を解いて、パンチに移行したスタックが最後はバックマウントからのパンチでTKO勝ちを手にした。


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【LFA97】LFAの2021年はライト級王座決定戦ブラウン✖エストラズラスから。スタックの再起戦も要注目

【写真】LFAの2021年はブラウン✖エストラズラスでスタート!!(C)LFA

15日(金・現地時間)、北米ナンバーワンフィーダーショー=LFAが、カンザス州パークシティのハートマン・アリーナで戦い初めとなるLFA97「Browne vs Estrazulas」を開催する。

メインはニック・ブラウン✖アルトゥル・エストラズラス=LFAライト級王座決定戦が組まれている。もともと両者は11月20日のLFA95で前王者ブライス・ローガンがBellatorへステップアップし、返上したベルトを賭けて戦う予定だったが、新型コロナウィルス感染で試合がキャンセルされていた。


どちらの選手、あるいはチームに陽性者が出たのかは明らかにされなかったが、2カ月のインターバルを置いて仕切り直しとなった。

ブラウンのMMA戦績は10勝1敗でLFAではトレイ・オグデン、ベン・エグリを破り2連勝中。レスリングと柔術を融合させた鉄板のテイクダウン&コントロールという強さを持つ。

一方、既にACB、Bellator、PFLで戦ってきたエストラズラスもLFAで2連勝し、王座決定戦出場権を得た。KING MMA所属のブラジリアン・ムエタイ戦士は、ブラウンのテイクダウンを切ることができるのか。ケージを使ってのテイクダウン防御は、MMAストライカーとして当然のように修得しており、逆にボディロックを大腰で投げてRNCでタップを奪うという多能振りも見せている。

いずれにせよ、自らのやるべきことをやり、相手の庭に引きずり込まれないよう戦うことが最重要視されるが、5Rの長丁場はやはり組んで削るブラウンと、凌いで削るエストラズラスの我慢合戦となりそうだ。

また昨年7月に現UFCファイターのカイ・カマカ3世にプロ初黒星を喫したマイケル・スタックの再起戦も注目だ。

打ち合い上等、上半身を揺らして近距離でフック、アッパー、そしてエルボーと近距離で続けるタフさで、メインのライト級タイトル戦出場の2人と同様に11月20日にコロナで流れたジョーダン・マパを相手に、再出発を図る。メインでタイトルを賭けて戦う両者以上に将来性があるスタック、組まれた時に気持ちを切らさないことが再浮上の条件だ。

■視聴方法(予定)
1月16 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass

■ LFA97対戦カード

<LFAライト級王座決定戦/5分5R>
ニック・ブラウン(米国)
アルトゥル・エストラズラス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロサレス(米国)
ホセ・マルチネス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ラヴィス・ヤング(米国)
ケリー・デアンジェロ(米国)

<フェザー級/5分3R>
マイケル・スタック(米国)
ジョーダン・マパ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トーマス・ピーターソン(米国)
リチャード・ルイス(米国)

<フェザー級/5分3R>
カムエラ・カーク(米国)
ギルヘルミ・サントス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・キリアン(米国)
ジョー・ボーシグ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
クレア・ガスリー(米国)
ナジン・モンジュー(ベルギー)

<ライト級/5分3R>
シェーン・シェピロ(米国)
キャム・アンセル(米国)

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