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DEEP100 J-CAGE Report ブログ 竜己 鶴屋怜

【DEEP100】父親譲りの首投げ→キーロックを見せた鶴屋怜、竜己をTDで圧倒しパンチでTKO勝利

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
Def.2R by TKO
竜己(日本)

互いにサウスポースタンスから、右ローを繰り出した竜己。対する鶴屋は前に出て竜己を追う。竜己はケージづたいにステップを使って回るも、鶴屋が相手の右足にシングルを仕掛け、テイクダウンを奪った。抑え込まれた竜己は、立ち上がるもケージに押し込まれ、右ヒジを放ったところで再び倒されてしまう。ケージ際でハイガードを展開する竜己に、パンチを落とす鶴屋。立ち上がった竜己を今度はダブルでグラウンドに持ち込んだ。トップからパンチを落とす鶴屋に対し、下から右腕を取って十字を仕掛けた竜己だったが、これは極まらず。

鶴屋は竜己の足をさばきながら、強い右を落とす。竜己のブリッジに合わせて十字を狙う鶴屋。これは外れてしまうも、バックを狙いながらパンチを当てていく。相手をケージに押し込んでパンチを浴びせる鶴屋は、竜己が立ち上がると首投げでテイクダウン。袈裟固めからキーロック(Vクロス)で相手の右腕を足で固める、父親譲りのパターンでガッチリ抑え込み1Rを終えた。

2R、開始早々、テイクダウンを狙う鶴屋。竜己が離れるも、しつこくシングルを狙い、ケージ際で倒す。ハーフガードの竜己の顔面に左の拳を振る鶴屋は、トップをキープしながらパンチの連打。1分30分を過ぎたところでマウントを奪取し、右ヒジとパンチの連打。竜己はブリッジで逃れようとするも、鶴屋はマウントをキープしながらパンチを連打したところで、レフェリーが試合を止めた。

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【DEEP100】計量終了 DJ.taiki「どの面下げて、下げなくて──」。松場貴志「モンモンしなさぁぁぁい」

【写真】DEEP100、20周年記念大会のメインで戦う元谷と昇侍(C)MMAPLANET

明日21日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されるDEEP100の計量が中野区の中野サンプラザで行われた。メガトン級で出場の関根シュレック秀樹と誠悟、レジェンドによるグラップリングタッグマッチ出場の4人以外の出場の14試合=28選手は全員が体重オーバーなく計量を終えた。

メインから順に計量、撮影、コメントという風に進んだ公式計量。そのメインで対戦する元谷友貴と昇侍、そしてセミで北岡悟と対戦する大原樹里は減量の影響か、やや声がかすれていた。

会場の笑いを一番取っていたのはDJ.taikiで、空気を読まず小芝居を延々と続け不評を買っていたのが──案の定、松場貴志だった。

第1回計量時に計量会場に到着していなかった西谷大成以外、27選手の計量後の抱負は以下の通りだ。

昇侍
「DEEPの100回記念大会にメインイベンターとして出させていただくこと、非常に光栄に思っております。メインイベントに相応しい、DEEPの100回記念大会に相応しい戦いをしたいと思うので、応援よろしくお願いします」

元谷友貴
「DEEP100のメインとして、しっかりと勝ちたいと思います」


大原樹里
「北岡選手、とても尊敬してファンだった選手ですが、それでは勝てないので尊敬と敬意をもって明日しっかりと勝ちたいと思います」

北岡悟
「えぇ、語るべき何かは明日生き残って語りたいと思います」

レッツ豪太
「この度はこのようなDEEP100回記念大会という大きな舞台に、しかも暫定王者決定戦というところに初参戦で迎えられることに感謝しつつ、さらにGLADIATORのチャンピオンなんでグラジエイターのチャンピオンとしての強さをぶつけて、明日はKOで勝ちます」

阿部大治
「明日は真っ向勝負でぶっ倒して、ベルトを獲ります」

渋谷カズキ
「今回は韓国のビョン・ジェウン選手の代役として急遽戦線となったのですが、来るべくして来た今回の戦いだと思っています。明日はしっかりと極めて次に繋げたいと思っております」

藤田大和
「今回、タイトル初挑戦ということでこういう機会を与えて下さった佐伯代表、ありとうございます。ビョン・ジェウン選手に代わって(対戦を受けてくれて)、渋谷選手ありがとうございます。明日は何が何でも獲りに行く心構えでしっかり勝ちに行きます」

中村大介
「フェザー級一発目でチャンピオンとやらせていただき、ありがとうございます。DEEPの記念すべき100大会で全選手のなかで一番楽しんで試合をしたいと思います」

牛久絢太郎
「DEEP100回記念大会で中村選手と戦えることを光栄に思います。明日はインパクトの残る試合をします」

神田コウヤ
「意気込みは扇チャンネルを見てください」

DJ.taiki
「自分は前回のタイトルマッチで凄い情けない試合をして負けてしまって、悔やんでも悔やみきれない、死んでも死にきれない、これはもう死んでも成仏できないんじゃないかと。もしかして俺は既に死んでいて、タイトルマッチでも成仏できない地縛霊なんじゃいかと思うぐらい悔しくて。そんなことを考えたりで……もしかして俺はチャンピオンになれないと成仏できないんじゃないかと。

皆よく対戦相手に対して、引導を渡してやるとか言いますけど、俺は自分自身、自分に対して引導渡してやるつもりで、チャンピオンになって引導を渡すつもりでやいたいと思います。

そして来る2月27日は田村ゆかり姫の45回目のバースデーです。こんなね、試合に負けてどの面下げてバースデーイベントに行くんだって話ですけど、今回はオンラインになってしまったので、どの面は下げないんですけど──勝って無事にオンライン・イベントを視られるように頑張ります」

栗山葵
「ええと年数とか年上とか関係ないと思っているので、今回は大きい大会なんでもっと大きく行こうと思っているんでお願いしまぁす」

杉山しずか
「良いところを出させないのが私の仕事かと思いますし、自分のやりたいことを全部出させてもらおうかと思っています。ホントはこれから伸び盛りの選手にこれからドンドン活躍してもらいたいというのがありますし、私の役目はそういう人たちに引き継いでいくというか──そういう気持ちもなくはないのですが、まぁ乗り越えられるなら乗り越えてみろという試合をしたいと思います」

東修平
「えぇ、CORO選手──明日は宜しくお願いします」

CORO
「記念すべき大会に出られて光栄です。こちらこそよろしくお願いします」

雅駿介
「ムエタイの世界からベルトも全て捨ててこの世界にやってきました。MMAでどの局面でも勝負して勝てるよう準備してきたので、明日は圧倒して勝ちます」

ヒロヤ
「明日は必ずぶち壊します」

松場貴志
「Grachanから来ました。DEEP100参戦させていただき、誠にありがとうございます。そして対戦相手のアニヤ選手、今までの試合映像全て見てきました。そして今日、確信に変わりました。その左のお尻、魚の目できていますね。大きな大きな魚の目できていますね。その大きな大きな見たことないような大きな魚の目、もうそれは魚の目じゃない。

魚だ。目じゃない。そんな相手に僕は本気を出せない。ただ私もフェアに戦いたい。そこでこれを塗ってあげます(天花粉と書かれた瓶を取り出す)。私が塗ってあげます。さぁ、アニヤ!! こっちを向いてモンモンしなさぁぁぁぁぁぁぁい」

安谷屋智弘
「アニヤじゃなくて、安谷屋です。明日はしっかりと勝って、次につなげたいと思います。松場選手、明日は宜しくお願いします」

関原翔
「DEEPは初参戦になりますが、第1試合で会場を盛り上げて他の選手につなげたいと思います」

力也
「明日は自分らしい試合をして盛り上げて、応援よろしくお願いします」

山本歩夢
「対戦相手が急遽代わったんですけど、高塩選手受けていただきありがとうございます。MMAを始めて半年でこんな大きな大会にオープニングファイトではありますが、出場させていただけることを光栄に思います。オープニングファイト一番手、鶴屋怜から良いバトンが回ってくると思いますので、僕もしっかりと勝ってジムの先輩の神田コウヤ選手に良いバトンをつなぎたいと思います」

高塩竜司
「代打出場ということで、自分は代打出場は得意で3回目なんですけど、あとオープニングファイトも自分が覚えているなかでは5試合ぐらいやらせていただいているんですけど、今回でプロの試合としては16戦目になります。ある程度、結果も求められるようになるので、反則以外のどのような手段を使っても絶対に勝ちます。勝ち方に拘らず絶対に勝ちます」

西谷大成──本計量時に間に合わずコメント無し

井上雄斗
「本戦に負けないように頑張ります」

竜己
「明日は一発目の試合なので盛り上げます」

鶴屋怜
「竜己選手、明日は良い試合しましょう」

■視聴方法(予定)
2月21日(日)
午後1時45分~PPV SPWN
午後3時~サムライTV

■DEEP100計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
昇侍:61.7キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
大原樹里:70.6キロ

<DEEP暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
阿部大治:76.8キロ
レッツ豪太:76.85キロ

<DEEP暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
藤田大和:56.65キロ
渋谷カズキ:56.25キロ

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎:66.2キロ
中村大介:66.1キロ

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki:66.15キロ
神田コウヤ:65.75キロ

<女子フライ級/5分2R>
杉山しずか:56.8キロ
栗山葵:56.45キロ

<メガトン級/5分2R>
関根シュレック秀樹:──キロ
誠悟:──キロ

<バンタム級/5分2R>
CORO:61.45キロ
東修平:61.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ヒロヤ:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘:57.05キロ
松場貴志:57.05キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
関原翔:61.1キロ

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司:66.05キロ
山本歩夢:66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.3キロ
井上雄斗:66.05キロ

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜:56.5キロ
竜己:56.2キロ

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DEEP100 Interview J-CAGE ブログ 竜己 鶴屋怜

【DEEP100】ついにプロMMA初陣=竜己戦へ。ウルトラノヴァ鶴屋怜「緊張よりもワクワクが勝っています」

【写真】さぁ、どんな未来を連想させてくれるのか。鶴屋怜がMMAデビューに挑む(C)THE

21日(日)、東京都文京区のTDCホールでDEEP20周年記念大会=DEEP100が開催される。

そんなJ-MMA界のマイルストーンとなる大会のオープニングファイト第1試合で鶴屋怜がMMAデビュー戦=竜己戦を迎える。パラエストラ千葉ネットワーク鶴屋浩代表の次男の怜は、幼少期よりレスリング、柔術、修斗とプロMMAファイターになるべき英才教育を受けてきた。

日本を代表する実力者が属するジムで、コロナ禍の高校3年生はMMAの練習にいち早く合流し、最後のレスリング大会の出場を終えると、一気にプロデビューに舵を切った。

J-MMAの将来の担い手──となる可能性を持つ怜に、デビュー前の心境を尋ねた。


──1週間後にいよいよMMAデビュー戦が控えています。今の気持ちを教えてください。

「ワクワクしています。1RからKOをするつもりでいます。レスリングの最後の試合が11月だったので、それが終わるともうMMAの試合に出ていくと父と話をしていて。ようやくMMAを戦えます」

──アマのMMAを出るつもりはなかったですか。

「なるべく早くプロとしてデビューしたいと思っていました。自分の性格的にもプロの方が向いていますし」

──お父さんにお伺いしたのですが、鶴屋さん自身は他競技からアマ修斗を経てプロMMAファイターになりました。怜選手にアマ修斗を経験させようという考えはなかったですか。

鶴屋浩 もちろん、私自身は修斗からという気持ちはありました。ただアマ修斗全日本に出るにはまずは関東選手権に出ないといけないです。それがコロナの影響で出場選手は1階級で8名に限定されてしまったんです。

その大会に間に合わなくて、全日本選手権に出ることは不可能で。ましてや3月に延期されていた全日本も中止が決まり、プロ昇格選手は関東、北日本、中国・四国、九州・沖縄大会が対象となりました。

つまりアマ修斗全日本に出るには1年待たないといけないという状態だったんです。私自身はアマ修斗を経験することは大切だと思っています。ただ息子には待てないという気持ちが強く、そこは2人でよく話をしました。

試合と練習は違いますし、実戦でのスタミナという問題も残っているかと思います。ただ技術的にはプロのルールで戦っても良いかと判断し、今回のDEEPでデビューさせてもらうという形になりました。

──怜選手としては、もうガンガンとパウンドを落としたいと?

「そうですね(笑)。中学の時から、プロのMMAで戦うことを決めてずっとやってきたので。ようやくその時が迎えることができて──緊張よりもワクワクが勝っています」

──修斗では怜選手がレスリングを戦ってきた高校生の間にアマ修斗からプロになるというケースも見られます。レスリングに向き合ってきた高校生生活をどのように捉えていますか。

「正直、同じような歳の人がプロデビューをしているのを見ると、自分も早くデビューしたいという気持ちはありました。でも高校の3年間はレスリングをやる。レスリングをやりこんでからMMAを戦うと決めていました。早く出たいという想いはありましたけど、高校生活でレスリングに取り組んだ日々は1年や2年早くプロMMAで戦うことよりも、将来のためになると思っています。

僕の場合は中学を卒業をしてMMAをやっていても、中途半端になるかもしれなかったです。この3年間はめちゃくちゃ濃密で、MMAで勝つために必要な時間でした」

──対戦相手の竜己選手はすでに6戦を経験しています。

「デビュー戦同士で勝って当然と思われるよりも、それぐらい経験のある選手と戦う方が面白いです。僕は扇久保(博正)さんや岡田(遼)さんにボコられていますから。扇久保さんや岡田さんより、対戦相手が強いことは絶対にないです。

ジムでの練習が、僕の方が技術面でも絶対に上だと自信を与えてくれています」

──率直にどういう試合をしたいですか。

「僕はレスラーだから打撃ができないと思われているかもしれないですけど、何ならパンチで仕留めようかと思っています。楽しみでしょうがないです」

──では改めて一生に一度のプロデビュー戦への意気込みをお願いします。

「自分はレスラーではなくて、プロ格闘家としてデビューします。1RでKOします。そしてDEEPにとって100回記念大会という大切なイベントで、自分のデビュー戦を組んでくださったこと……この環境を整えてくれた関係者の方々に本当に感謝しています」

■視聴方法(予定)
2月21日(日)
午後1時45分~PPV SPWN
午後3時~サムライV

■DEEP100対戦カード

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
昇侍(日本)

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
大原樹里(日本)

<DEEP暫定ウェルター級王座決定戦/5分3R>
阿部大治(日本)
レッツ豪太(日本)

<DEEP暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
藤田大和(日本)
渋谷カズキ(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
中村大介(日本)

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
神田コウヤ(日本)

<女子フライ級/5分2R>
杉山しずか(日本)
栗山葵(日本)

<メガトン級/5分2R>
関根シュレック秀樹(日本)
誠悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
東修平(日本)

<バンタム級/5分2R>
ヒロヤ(日本)
雅駿介(日本)

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘(日本)
松場貴志(日本)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
関原翔(日本)

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司(日本)
山本歩夢(日本)

<フェザー級/5分2R>
西谷大成(日本)
井上雄斗(日本)

<フライ級/5分2R>
鶴屋怜(日本)
竜己(日本)

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DEEP100 J-CAGE News ブログ 竜己 鶴屋玲

【DEEP100】J-MMA、これからの20年へ。パラ千葉総裁・鶴屋浩の次男・怜がオープニングファイト出場

【写真】仙三とのスパーリングで、肩に抱えげて後方に落とした鶴屋怜 (C)t.SAKUMA

7日(木)、DEEP事務局より2月21日(日)に東京都文京区のTDCホールにて開催されるDEEP100 IMPACT~20th Anniversary~のオープニングカードの発表があり、鶴屋怜のプロデビュー戦が組まれることが決まった。

フェザー級の畠山祐輔✖山本歩夢、同じくフェザー級の西谷大成✖井上雄斗の2試合ともに開場時間中の組まれるオープニングカード・フライ級で鶴屋怜が竜己と対戦する。


修斗世界フライ級王者=扇久保博正、同バンタム級王者=岡田遼、フライ級キング・オブ・パンクラシスト仙三、グラチャン・ライト&フェザー級チャンピオン山本琢也、現役王者以外にも元ONE世界&修斗世界ストロー級チャンピオン内藤のび太や浅倉カンナらが在籍する日本最強MMAジムといっても過言でないパラエストラ千葉ネットワーク。

その総裁、鶴屋浩氏の次男──高校3年生の鶴屋怜がMMAファイター人生の一歩を踏み出す。

兄・健人君と、父・鶴屋浩と共に(C)t.SAKUMA

いや幼稚園の年少の時にレスリングを始めた怜は、以来MMAファイターになるべく成長してきたといっても過言でいないだろう。

小学生4年と6年の時にレスリング全国大会で優勝し、4年生では柔術のアブダビ・プロ優勝。そのブラジリア柔術では全日本を6度制している。さらに全日本サンボ中学の部優勝、昨年はジュニアの世界レスリングに出場し、所属する日体大柏高校レスリング部は1年、2年とインハイ団体戦で優勝し、コロナの影響で中止となった昨年は風間杯全国高校選抜大会・学校対戦を制しており、事実上──在籍中全国3連覇を果たしている。

MMAでも4年前にプロ修斗興行内でジュニア修斗で勝利するなど、アマMMAでも6戦6勝という結果を残しているJ-MMA界の麒麟児だ。

昨年はコロナの影響もあり、大学生ボクサーの長男・健人君とともにMMAの練習に参加する日々を送っていた怜が、ヘッドギアなし、MMAグローブを着用してケージに足を踏み入れる。

そんな怜に対し、父は「必要なことは全てやらせる。米国でフォークスタイルレスリングの練習が必要なら行かせます。ムエタイはタイで、柔術でATOSに行くのも良いと思います」とフルサポートの構えだ。

対戦相手の竜己は既にパンクラスやDEEPで3勝3敗の戦績を残せいている24歳のファイターだが、日頃からパラ千葉のプロ練習に参加しトップファイターを相手にガツガツ仕掛ける怜が、どのような戦いを見せることができるか。日本MMA界のこれからの20年の第一歩が記される──かもしれない。

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