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【UFC ESPN28】パウラの立ち上がり際にハイキック決めたベイス妻が、マウントパンチで60秒TKO勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
シャイアン・ベイス(米国)
Def.1R1分00秒by TKO
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)

右オーバーハンドを振るうベイスが、パンチのコンビネーションから組みついてボディロックテイクダウンを奪う。パウラはクローズドガード、割ったバイスが立ち上がって離れる。続いて起き上ろうとしたパウラに左ハイを決めたベイスは、両手を挙げて勝利をアピールする。

レフェリーが試合を止めないと見ると、ベイスはレスリングアップのパウラを潰してマウントを奪取。左のパンチを連打したベイスがTKO勝ちを決め、伴侶であるJPと抱き合い、勝利を喜んだ。


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K-MMA MMA ROAD FC UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】プサン産永久電池カン・ギョンホ「ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはない」

【写真】まさにムサの面持ち、カン・ギョンホ(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催され、カン・ギョンホがハニ・ヤヒーラと対戦する。

兵役、コロナ禍と試合間隔が2度も大きく空いたUFCキャリアながらカン・ギョンホはこれまで、オクタゴンで6勝2敗と大きく勝ち越している。K-MMA界の永久電池、スクランブルで無類の強さを見せるカン・ギョンホにハニ・ヤヒーラ戦に向けて、その心境をZoomインタビューで訊いた。


──ハニ・ヤヒーラ戦が近づいてきましたが、調子はいかがですか。

「時差ボケもなく、全て上手くいっています」

──20カ月間、試合から離れていましたが、いよいよオクタゴンに戻ることができます。

「長い間試合はできなかった分、ケガもなくしっかりと体を休めることができたので、試合が決まればすぐに最高の状態で戦いに戻ることができました」

──ROAD FCが活動を再開し、Double GFCやAngel’s FCはコロナ禍でも継続的にイベントを開いてきました。チームメイトも試合があったかと思いますが、この状況にフランスとレーションは感じなかったですか。

「練習をするということにおいて、何も変りはないですから大丈夫でした。チームメイトの試合を見て、他の大会の試合をチェックしつつ、自分の練習に集中してきました。そうすることでフラストレーションも感じないですし、モチベーションを保つことができました」

──韓国のコロナの状況はソウルからの情報が多く入ってくるのですが、プサンのことはあまり伝わってきません。この試合に向けて、練習は問題なかったですか。

「プサンの感染者が多くなっている時は、練習にも少し影響が出ましたが、状況を整えてすぐにキャンプに入ることが出来ました。マスクの使用や、人数制限、練習に参加した人間を明確リスト化するなど規則はありましたが、それだけのことでした。人数は時々で違い、5人の時もあり、10人が最大という感じでしたね」

──チームMADは20人ぐらいで激しい練習をする印象が強いのですが、そういうわけにはいかないですね。

「そうはいかないですよね。でも、人数制限がなくても自分の体格を考えると、スパーリング相手は限定されてきますし、本当にそこまで困難なことはなかったです」

──ではハニ・ヤヒーラの印象を教えてください。

計量は両者揃って136ポンドでパスしている(C)Zuffa/UFC

「ベテランです。そして絶対的にグラウンドが強い。ずっと彼の試合を見てきたので、ハニ・ヤヒーラと戦えることはとても嬉しいです」

──ハニはテイクダウンから、寝技で仕留めようとする選手です。一方、カン・ギョンホ選手はスクランブルを得意としています。寝技を拒絶する自信はどれだけありますか。

「寝技になることを頭にいれて準備をしてきました。ただし、トップコントロールしようとしてきても、自分のレスリングは彼よりずっと強いので。そこは自信を持っています」

──ハニが最後まで勝負を諦めないファイターであるなら、カン・ギョンホ選手もスプリットになるような競り合いを繰り返しており、勝負強さには自信があるかと思います。その中で勝負の鍵を握ってくるのは、どういう部分になるでしょうか。

コンディションは万全か(C)Zuffa/UFC

「コンディションでは自分の方が上だと思っています。ハニ・ヤヒーラには自分のようなコンディションの良さはないです。そこが大きなアドバンテージになり、判定になっても落とすようなことはありません。

もちろん、試合前なのでどのような戦いをするのか詳細を話すことはできませんが、自分も最近の試合は判定勝利が多いですが、以前は数多くの試合でフィニッシュしてきました。今回もフィニッシュを狙っています」

──では、最後に日本のファンに一言メッセージをお願いします。

「しっかりと準備をしてきました。皆さんのサポートに感謝しています。日本の皆さんもコロナ禍において、安全に過ごしてください」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

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Interview UFC UFC ESPN28 カン・ギョンホ ハニ・ヤヒーラ ブログ

【UFC ESPN28】コメイン登場ハニ・ヤヒーラ─02─「僕はファイターでも競技者でもない。愛好家なんだ」

【写真】これがハニ・ヤヒーラ・スタイル(C)Zuffa/UFC

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催される。同大会のコメインでカン・ギョンホと戦うハニ・ヤヒーラ・インタビュー後編。

UFC在籍10年を越えた寝業師は、万年プレリミ出場から3試合連続一本勝ちをし、ついにズッファ首脳の信頼を勝ち取り──今回は上から2つ目で戦う。攻め一辺倒、スタミナ切れ上等の根性ファイトを常に続けてきたヤヒーラは、金原正徳戦秘話を含め、この試合への自信の言葉を訊いた。

<ハニ・ヤヒーラ・インタビューPart.01はコチラから>


──それでもスクランブルの技術に磨きがかかったことで、トップコントロールを続けることは難しくなっていると感じることはないですか。

「それは……そうだね。でも、そうさせないための術を身につけるために相当な時間を使って自分の技術を磨いてきたからね。どういう風に重心を相手に掛けて、トップをキープできるか。

何千本というスパーリングで、常に僕の相手はスクランブルを狙い、僕の抑え込みから逃れようとして来た。そのたびに僕のトップコントロールは強固になってきたんだ。テイクダウンもそうだけど、そこからのポジションというのは無数に存在している」

──相当に疲弊しても、ハニは勝負を諦めることがありません。勝とうが負けようが、常に対戦相手よりも疲れ切っています。それでも最後まで戦い抜く姿勢が、いつも胸に残ります。

「ありがとう。そういってもらえると、本当に嬉しいよ」

──特に金原選手と戦った際には、オクタゴンを下りた直後にケージサイドで倒れこんでしまっていましたよね。

「カネハラと戦った時のことは、僕も忘れられないよ。なんせ試合後に吐いてしまったからね……。あの時は、減量後のリカバリーに初めてサプリメントを飲用したんだ。それまでサプリメントを摂ったことはなかったけど、あの時は2時間ごとに飲んでみた。

それが全く体に合わらなくて、リカバリーどころか試合前まで体調がすぐれなくなってしまって。実は試合中もずっと気持ちが悪かったんだ。体の調子がおかしなままで戦ったんだけど、試合を終えると我慢できなくなって吐いてしまった。そのまま病院に直行だったよ。だから、あの試合の動きは最悪だったんだ……」

──いやぁ、そんなことがあったのですね。逆にそのような状態であれだけの試合を金原選手とやってのけ、最後まで諦めなかったことに改めて尊敬するのみです。

「諦めることは絶対にない。でも、そこが日本の皆に伝わってくれていると嬉しいよ」

──それは絶対です。そして、今回の対戦相手のカン・ギョンホもスクランブルの強い相手ですね。

「その通りだね。グッド・スクランブル・ファイターだ。テイクダウンも強いよ。打撃をそれほど使わず、組んで戦うね。ただし、サブミッションは本当に基本的なモノしか持っていない。グラウンドに持ち込んでも、そこからの試合はごくごく並みのレベルだ。グラウンドで勝つチャンスは十分にある」

──今、ハニはどこを目標にUFCで戦い続けているのですか。

「今は、ただこの試合に勝つことだけを考えているよ。カン・ギョンホをぶっ飛ばすだけだよ」

──では36歳になったことについて、どのように捉えていますか。

「年齢は関係ないよ。今、キャリアの頂点にある。ようやくUFCの僕に対する待遇も良くなってきた。僕はね、ファイターでも競技者でないんだ。好きなことを続けているだけの愛好家なんだよ。前の試合も勝っているし、これからも勝てる。このまま突き進むよ」

──確かにこれだけ長い間UFCで戦ってきておきながら、ずっとプレリミでの登用が続きました。

「それが今回はコメインだからね。UFCが僕の力を認めてくれたことは、感謝しているよ。3試合連続で一本勝ちできたのが大きかったと思う。そして過去4つの勝利は全て一本勝ちだし。だから、UFCもこの順番で僕の試合を組んだんだろうね。彼らが何を求めているのかは理解しているつもりだよ」

──では今回も柔術、そしてビッグハートをハニが見せてくれることを期待しています。

「僕の持つ全てのテクニックを見てほしい。ウォリアースピリッツを持って、前に出続けるところ見てほしい。そして、何よりも大切な戦略に基づいた試合を皆に見てもらうよ。戦略なしで試合は戦えないし、人生を生き抜くことはできない。

そして6度、試合をした時に数多くのことを学ぶことができた日本の皆に感謝している。日本には素晴らしい思い出しかない。僕は日本の文化に憧れてきた。そして柔術は日本のアートだ。日本のファンは僕がオクタゴンで戦っている時は、日本を代表して戦っていると思ってほしい。今も熱烈なサポートを日本のファンがしてくれることを光栄に思っているよ」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

The post 【UFC ESPN28】コメイン登場ハニ・ヤヒーラ─02─「僕はファイターでも競技者でもない。愛好家なんだ」 first appeared on MMAPLANET.

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【UFC ESPN28】10年間、UFCで戦い続ける寝業師ハニ・ヤヒーラ─01─「僕が寝技で戦うのは自然なこと」

【写真】36歳になっても童顔!! ハニ・ヤヒーラ(C)MMAPLANET

31日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN28「Hall vs Strickland」が開催される。同大会のコメインでカン・ギョンホと戦うのは、ハニ・ヤヒーラだ。

寝技にいけばブーイング、そんな世界の最高峰での活動期間は10年が過ぎた。WEC時代を含め戦績は16勝7敗1分(1NC)、特筆すべきは前述したように今も寝技の局面を嫌う北米のファンの前で、ハニはこれだけの試合をこなし──スポットを浴び続ける数は決して多くなくてもオクタゴンで戦い続けてきた。

それこそ、ハニのファイトスタイルに通じる──他に比肩するファイターがいないファイトライフだ。


──ハニ、お久しぶりです。

「久しぶり。元気でやっているかい? オレンジカウンティで会ってから、どれぐらいだろう?」

──あれは2006年だったと思います。植松直哉選手やタクミ選手とOC JJを訪れたのはもう15年も前、ハニは21歳でした(笑)。でも、今もハニのUFCでの試合を見るのが楽しみでならないです。

「ありがとう。そう言ってもらえて、凄く嬉しいよ」

──土曜日にカン・ギョンホと対戦します。今の気持ちを教えてください。

「とても良いよ。試合まで最後の週になり、順調に練習をして減量も上手くいっている。今回の試合に関しては、凄く自信があるよ」

──試合前のキャンプはATTで行ったのですか。

「そうだね。3週間ほどATTでキャンプをした。その前はブラジリアの僕のアカデミーでチームメイトと調整してきた。良いキャンプだったよ。ATTには数多くのハイレベル・ファイターが在籍しているからね」

──ハニのジムということは、もうアタイジ・ジュニオールの下ではトレーニングを行っていないということですか。

「ノー、もうアタイジとはやっていない。3年前にハニ・ヤヒーラBJJをオープンさせて、それからは自分のチームで練習してきたんだ」

──3年前ですか!! ということはアカデミーを開いて、半分はコロナ禍ということですね。さぞかし大変だったかと。

「本当にね。簡単ではなかったよ。ただし、逆を言えば自分のアカデミーを持っていたことで、僕自身の練習を続けることができたともいえるんだ。アカデミーの教え子の指導はできなくても、プロファイターとトレーニングはしてきたから。ようやく一般の会員も、ファイターも練習ができるようなったよ」

──それは何よりです。ブラジルからは痛ましいニュースばかりが伝わって来ていたので。

「凄く状況は良くなっているよ。ブラジリアは特に良くなっていると思う。まだ、いくつかの州や都市では社会生活がオープンになっていないけど、ブラジリアンはもう大丈夫だよ。まだ皆がマスクをしているけど、ブラジリアの人間はワクチン接種を済ませているからね。少しずつだけど、ブラジル全土が社会生活を回復させているよ」

──ではブラジリアでの調整も問題なかったということですね。

「そうだね。グスタボ・ラバレダの指導の下、ローカルファイターと練習し、フッキ・コルベーリョというボクシング・コーチもいるからね。自分のアカデミーを開く前……2017年からATTでも練習するようになり、最後の仕上げはATTで行ってきたよ」

──ATTではアタイジ・ジュニオール門下時代の同門、ミキーニョ(アドリアーノ・モライシュ)も在籍していますね。

「ミキーニョは一番最初にATTに行った人間で、そして僕が続いてからヘナト・モイカノ、フランシスコ・マサランドゥ(トリナルド)もATTで練習するようになった。僕らは皆、同じアカデミーからATTに移ったんだ」

──凄い顔ぶれですね。ところでMMAはウェルラウンド化して、随分と経ちますが、ハニは常にテイクダウンから寝技で勝負を賭けていますね。

「僕はMMAファイターだよ。ファイト哲学はそう、僕はミックスマーシャルアーチストだ。どの局面でも戦える。ただし、僕のファイトはグラウンドで勝負するもの。寝技で戦うための打撃のアプローチがある。時にはグラウンドへ移行しない時もあるけど、グラウンドで戦うことはごく自然なことだから。

一度、寝技に持ち込めば楽しく戦える。そして、絶対的に僕にアドバンテージがある。だからといって、打撃を使わず戦ったことはUFCでもないはずだよ」

──そうですね。もちろん、寝技でのハニは無敵です。ただし、今やストライカーの誰もがテイクダウン防御を身につけており、寝技に持ち込むこと自体が大変です。苦労した結果、寝技に持ち込んでも多くのファイターはハニと寝技の攻防を望まず、まず第一にスクランブルから立ち上がることに専念します。ハニが日本で戦っていた頃と違い、寝技には寝技で対抗することが、とても少なくなりました。

「その通りだよね。でも、さっきも言ったようにグラウンドに持ち込むことが自然なんだよ。意識してそうしているわけじゃない。僕にとって、ファイトとはそういうものなんだ。それによってスタミナを失うこともあるけど、それが僕の戦いなんだ。スパーリングの時から、そこは変わらないよ。

試合でもスパーリングでも、相手は倒されないように戦う。でも、僕は常にテイクダウンを奪っている。それが普通のことなんだ。そのために僕の打撃がある。それは寝技に応じないで、立ち上がることを第一としている選手を相手にした時も同じさ。

彼らは僕の打撃を軽く見ている。確かに打撃でKOするわけじゃない。でも、テイクダウンするための打撃をもう、ずっと練習してきたんだ。それにテイクダウンできなければ、引き込んでスイープすれば良い。僕が寝技で戦うための入り口は、いくらでも存在しているんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN28対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ユライア・ホール(米国)
ショーン・ストリックランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
グロリア・ジ・パウラ(ブラジル)
シャイアン・バイス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニクラス・ストルツァ(ドイツ)
ジェレッド・ゴードン(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノワ(米国)
ザロック・アダシェフ(ウズベキスタン)

<ミドル級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ジェイソン・ウィット(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ニコ・モンターニョ(米国)
ウー・ヤナン(中国)

<フェザー級/5分3R>
コリン・エングラン(米国)
マルシック・バクダサリアン(アルメニア)

<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
ダニー・チャベス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アシュリー・ヨーダ―(米国)
ジン・ユ・フレイ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
ロニー・ローレンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
オリオン・コスケ(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

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