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【ONE FN18】ガサノフがTD&バックコントロールでフルラウンド攻め続けてホテクに判定勝利

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガサノフ(ロシア)
Def.3-0
オ・ホテク(韓国)

ガサノフが前後にステップしながら左ミドル。ホテクも右ミドル・前蹴りを返す。互いに蹴りを見せるなか、ガサノフが右フックからダブルレッグに入る。ロープを背負ってしのぐホテクだったが、ガサノフはホテクを前に振ってバックにつく。ガサノフが両足をフックしてバックコントロールすると、ホテクは腰を上げてガサノフの足を外しながら前に落とす。ガサノフは前に落ちながら腕十字へ。これを外したホテクはがぶってヒザ蹴りを入れる。

ガサノフが頭を抜くと、今度はホテクががぶってコントロールし、ガサノフがテイクダウンを狙いつつバックに回りRNCを狙う。これが極まらないとみると、がぶりからヒザ蹴り。再びバックコントロールするが、ホテクはガサノフを前に落としながらスクランブルに持ち込み、最終的に両者とも立ち上がる。

ガサノフは右のパンチを見せつつ組んでバックにつくが、スクランブルに持ち込んだホテクがグラウンドで上を取る。ここからホテクがバックについてパンチを入れる。ガサノフはシングルレッグでロープまで押し込み、ボディロックでテイクダウンを狙う。最後は互いに離れ際にパンチを放った。

2R、ホテクはジャブを見せながら前に出て左ミドル。ガサノフは左フックに合わせて組みつくと、持ち上げるようにテイクダウンしてバックへ。ホテクも腕を一本持って完全にはコントロールさせない。

ここからバックを巡る攻防が続き、ガサノフのRNCがガッチリ入ったかに見えたが、ホテクは身体をずらしてサイドに逃げるようにしてグラウンドで上を取る。ガサノフが身体を起こすとホテクががぶってヒザ蹴り。ガサノフも脇をくぐるようにバックを狙い、立ち上がったホテクに組みつく。ホテクはヒザ蹴りを突き刺す。

3R、ホテクが左ミドル。ガサノフのダブルレッグを切って右ストレートを返す。ガサノフが再びダブルレッグで組むと、ホテクも態勢を入れ替えてヒザ蹴り。ガサノフはしつこくテイクダウンを狙い、後ろに回り込む。ここでガサノフは足を入れずに細かくパンチを入れ、トップキープからマウント→バックとポジションを変える。

ガサノフのRNCやパンチを凌ぐホテクだが、ガサノフのトップキープを崩せない。終盤、1Rと同じようにガサノフがバックキープから腕十字を狙い、立ち上がったホテクが強引に投げを仕掛けるが、ガサノフが潰してがぶってからヒザ蹴りを入れる。フィニッシュこそ逃したものの、ガサノフがテイクダウン&バックコントロールでホテクに勝利した。


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【ONE FN18】ONEに適合したウォンイルと、対照的なモンゴリアン2人。一発目のONE FNはバンタムに注目

【写真】KO決着必至、あるいはシネチャグタガが削られるか。注目のバンタム級戦(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムでONE Fight Night18が開催される。
Text by Manabu Takashima

前夜のONE Friday Fights47が2024年の戦い初めとなるONE。本来、スーパーレック・ギアットムーガーオがエリアス・マムーディを相手にONEキックボクシング世界フライ級王座防衛戦を行う予定だったが、既報の通り1月28日のONE165で武尊を挑戦者に迎えるタイトル戦にリブックされたため、今回のメインはシャミル・ガサノフとオ・ホテクのMMAフェザー級戦が昇格となった。


ガサノフといえばフェザー級戦線で次期挑戦者候補と目されていたが、昨年7月にゲイリー・トノンのヒザ十字で屈し仕切り直しを強いられる。対するオ・テホクはK-MMAから中東を経て、ONEに行き着いたファイターで高橋遼伍戦の微妙な判定勝ちが印象深い選手だ。ONEでは1勝1敗、テホクはウェルラウンダーでも打撃力が秀でているわけでもなく、組み技力でガサノフに分があるマッチアップといえる。

今大会ではバンタム級の2試合、クォン・ウォンイル✖シネチャグタガ・ゾルツェツェグ、アルテム・ビュラク✖エンフオルギル・バートルフーが興味深い。勝っても負けもフィニッシュ決着、蹴りでもパンチでも倒す力を持つウォンイルは、英語も駆使しONEで最もプッシュされている韓国人ファイターといっても過言でない。

昨年こそ自らのジムをオープンするなど試合数は1試合だけに留まったが、ウォンイルは2019年の3試合を筆頭にコロナ禍でも2020年から2022年まで3年連続2試合を戦っており、試合の機会が少なく厳しい時を過ごす日本人選手とは対照的に順調なキャリアを築いている。

前述したように試合内容、アピールとONEのニーズにしっかりと応えているウォンイル。今回の対戦相手であるシネチャグタガも、その良さを十分に発揮できるパンチャーだ。中原由貴とイリャ・フレイマノフに連敗を喫し、バンタム級に転向したシネチャグタガはチェン・ルイを相手にスプリット判定勝ちで、まずは結果を残した。

とはいっても最大の強味であるアグレッシブなパンチが、常に大振りとなりテイクダウン防御も甘く、フェザー級時代と比較して階級を落としたメリットよりも、デメリットが目立つファイトだった。バンタム級2戦目となるウォンイル戦で、如何にアジャストして挑むことができるか。

モンゴル人ストライカーらしい、圧と瞬発力を持った──良い時のシネチャグタガの動きを取り戻していれば、ウォンイルもプレッシャーを真正面から受け止めることはできない。しかし、修正できないでリングに上がるようだと──キックと拳の融合を含め、技術的に上回るウォンイルの打撃の的になってしまうだろう。

バンタム級注目の一番、2試合目もモンゴル人ファイター絡みだ。35歳の遅れてきたルーキー=エンフオルギルは2022年のRoad to ONE Mongoliaを制し昨年4月にONE FFでプロモーション・デビュー。アドニス・セビジェーノ、在バンコクのロッキー・バクトル、ラカイの御曹司ジャンロ・マーク・サンジャオとフィリピン勢に3連勝を果たしている。

打撃は決して上手くはない。打つために打たれる。ただし、そこから組んでテイクダウン、トップからの攻めに対しピノイ・ファイター達は太刀打ちできなかった。今回、ロシアのアルテム・ビュラクを相手にフィリピン勢と相対した時と同様のトップゲームを展開できるのであれば、ドロドロのファイトで粘ることができるエンフオルギルの価値はさらに上がるだろう。

乗れば強いシネチャグタガと、粘りのエンフオルギル。まるで性格の違うチンギス・ハンの末裔が、どのような戦いを見せるか楽しみなファイトナイトだ。断トツのキック&ムエタイの質と量、グラップリングのトップを揃えたONEにあって、最近のMMAはチャンピオンがキックやグラップリングに駆り出されるなど、興行の軸となっていない印象が強い。とはいえマーケットとしてキックよりも大きなMMAは、初進出を果たすカタールや9月と10月大会が発表された米国に定着するために欠かせない。2024年はランキング制に基づいたMMA各階級のストーリーラインが展開されるのか──注視したい。

■放送予定
1月13日(土・日本時間)
午前10時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN18対戦カード

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガサノフ(ロシア)
オ・ホテク(韓国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スーブラック・トー・プラン49(タイ)
ステファン・コロディ(アイルランド)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
シネチャグタガ・ゾルツェツェグ(モンゴル)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
シャーキル・タクレティ(イラク)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
アルテム・ビュラク(ロシア)
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
アリ・アリエフ(ロシア)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ミカイル・ジャマル・アブドゥルラティフ(オランダ)

<キックボクシング・ライトヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イスアエフ(ロシア)
ユーリ・ファーシス(ルーマニア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
マーク・アベラルド(ニュージーランド)
イブラヒム・ダウエフ(ロシア)

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F1 o ONE ONE Championship   アレックス・シウバ オ・ホテク キック ハム・ソヒ ビアンカ・バシリオ ボクシング 山北渓人 平田樹

『ONE Fight Night 8』試合結果/ハイライト動画



▼ONEキックボクシング 世界フライ級選手権試合 3分5R
〇スーパーレック・キアトモー9(タイ)王者 ※初防衛に成功
[3R 1分54秒 KO] ※右ヒザ→右ストレート
×ダニエル・ウイリアムス(豪州)挑戦者
※当初の対戦相手のロッタン・ジットムアンノンは怪我で欠場

▼ONEムエタイ 世界アトム級選手権試合 3分5R
〇アリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)王者
[判定3-0]
×ジャネット・トッド(米国)挑戦者
※ロドリゲスが王座防衛

▼ONE女子アトム級 5分3R
〇ハム・ソヒ(韓国)
[判定3-0]
×平田 樹(フリー)

▼ONEフェザー級 5分3R
〇アクバー・アブドゥラエフ(キルギス)
[1R 0分44秒 TKO]
×オ・ホテク(韓国)

▼ストロー級 キックボクシング 3分3R
〇ジャン・ペイメン(中国)
[判定3-0]
×トレペチ・ドンガク(ロシア)

▼128ポンド ムエタイ 3分3R
〇アスランベック・ジクレーブ(ロシア)
[判定2-1]
×ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

▼ONEストロー級 5分3R
〇山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)
[判定3-0]
×アレックス・シウバ(ブラジル)

▼158ポンド ムエタイ 3分3R
〇エディ・アバソロ(米国)※計量ミスで158ポンド契約に
[2R 2分14秒 KO]
×ニコラス・ラーセン(デンマーク)

▼ストロー級 ムエタイ 3分3R
〇イマン・バーロウ(英国)
[判定3-0]
×エカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ)

▼ストロー級 サブミッション・グラップリング
〇タミ・ムスメシ(米国)
[判定3-0]
×ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

 3月25日にシンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE Fight Night 8』の試合結果。ハム・ソヒは平田樹に判定勝ち。山北渓人はアレックス・シウバに判定勝ちしています。


 スーパーレック・キアトモー9 vs. ダニエル・ウイリアムス ハイライト動画。




 ハム・ソヒ vs. 平田樹ハイライト動画。


 山北渓人 vs. アレックス・シウバ ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE FN08 アクバル・アブデュラエフ オ・ホテク

【ONE FN08】右アッパー一閃。アクバル・アブデュラエフ、衝撃のONE初陣&オ・ホテクをKO

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アクバル・アブデュラエフ(キルギス)
Def.1R0分44秒by TKO
オ・ホテク(韓国)

間合いを測る両者、オがワンツーから前蹴りを見せる。アブデュラエフは右ボディストレートを2つ入れ、オ・ホテクの踏み込みにはステップバック。直後に組みの姿勢に入ったところで、アブデュラエフが右アッパーを突き上げる。この一発で、ヒザをついたオ・ホテクのバックを取ったアブデュラエフが追撃を入れて衝撃のTKO勝ちを手にした。

「すぐにベルトを獲る。インシャラー。全ての武器を用意していたけど、右アッパーで決めたんだ。次? 今は何も考えられない」と勝者は話した。


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Angel's Fighting14 News other MMA オ・ホテク キム・ジェヨン チャ・インホ. ユ・サンフン ブログ

【AFC14】Angel’s Fighting14が新型コロナウィルス感染者急増を受けて、午前7時スタートに変更!!!

【写真】前代未聞の時間変更といえる決定を下したAngel’s Fighting (C)AFC

17日(月・現地時間)に韓国はキョンギ道パジュ市のAngel’s Fightingオフィシャルジムで午後7時から開始予定だったAFC14が、午前7時からのスタートに変更されるという情報が入ってきた。

韓国では15日の感染者数が279人に及び急増しており、そのうち首都圏が244名と圧倒的に多く、ソウルの146人とパジュ市のあるキョンギ道は98人だ。この事態を受け、韓国政府はソウル市とキョンギ道のソーシャルディスタンスのレベルを第2段階引き上げることを決定。今日の午前0時からの実施を発表していたが、さらに15日の感染者が増え、3月8日の366人に次ぐ数字になっている。


もともとAFC14は無観客で開催されることで大会開催に関しては影響はないかという見方もあったが、パジュ市では明日の午前10時からさらになる強制力が高まる措置を取る話もあり、AFCは午前10時にイベントが終了するよう──午前7時スタートに踏み切ったという。

そんな同大会ではAFC暫定ミドル級王者決定戦としてキム・ジェヨン✖チャ・インホ戦など8試合が組まれている。セミでアン・ギョンジュンと対戦するユ・サンフンは昨年のコンテンダーシリーズに出場経験がある選手。6試合でキム・サンウクと相対するオ・ホテクはライト級の次期タイトル挑戦者候補で、この両者は注目だ。

午前7時からMMA、その決定が前日の夕刻──ダブルブランドではないが、まさに緊急事態といえよう。

■AFC14対戦カード

<AFC暫定ミドル級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェヨン(韓国)
チャ・インホ(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
ユ・サンフン(韓国)
アン・ギョンジュン(韓国)

<キック・ライト級/3分3R>
ハ・ウンピョ(韓国)
キム・ハンギョル(韓国)

<ライト級/5分3R>
オ・ホテク(韓国)
キム・サンウク(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
コ・ソクヒョン(韓国)
パク・ムンホ(韓国)

<女子アトム級/5分3R>
チョ・ウンビ(韓国)
チェ・ジェイ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
キム・ジョンギュン(韓国)
パク・ジョンミン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
チョ・ハラン(韓国)
チャ・ビュンクォン(韓国)