カテゴリー
ABEMA EXFIGHT02 EXFIGHT03 EXFIGHT04 MMA MMAPLANET o UFC YouTube   エフェヴィガ雄志 チャンネル 中井光義 修斗 岡澤弘太 岩﨑大河 平山学 有賀大悟 水戸邉荘大 河名マスト 海外 狩野優 藤波勇飛 鈴木崇矢

【EXFIGHT04】キャリア30戦の岡澤弘太とプロ初陣、エフェヴィガ雄志「面白そうなことが始まる」

【写真】1999年10月19日、22歳。今は老人と接触する以外の部署の介護関係で働き、TRIBEでインストラクターをしながら、MMAを戦う(C)MMAPLANET

27日(日)、東京都渋谷区のEXFIGHTでEXFIGHT04が開催され、プロマッチ4試合が組まれている。そのなかの1試合に過去EXFIGHTで2勝を挙げたエフェヴィガ雄志がキャリア30戦の岡澤弘太とプロデビュー戦を戦う。

父がトーゴ人のエフェも昨日のインタビューで紹介した芳賀ビラル海と同様に、フィジカルの高さは間違いない。TRIBEで名だたる猛者に囲まれる日々、ポテンシャルの高さは街がないエフェに初インタビューを試みた。


──初めまして。今回、MMAPLANETで初インタビューとなるエフェ選手です。ルックスから想像できますが、アフリカンとのハイブリットですよね。

「ハイ、母が日本人で父が西アフリカにあるトーゴという小さな国の出身です。ガーナとかナイジェリアが近くにある国ですけど、僕は生まれも育ちも練馬です」

──そもそも論として、なぜMMAを始めたのでしょうか。

「2018年……今からほぼ4年前、高校を卒業する少し前から始めました。YouTubeとかでUFCの映像を見ていてやりたいと思ったのですが、ガッツリやってプロになるとかという気持ちはなかったです。ジムを調べるとTRIBEが近かったので入門しました。全然、所属選手とかも知らなくて、入ってからその凄さが分かりました(笑)」

──TRIBEに入門するまで、何か格闘技の経験は?

「小学校の6年間、週に1度習い事みたいに空道をやっていました。中学、高校とやっていなかったのですが、高校の部活が夏に終わって秋口からまた空道の道場に行くようになり、MMAを始めた頃はTRIBEと空道と同時に通っていました。2年前に関東大会で優勝して、名古屋で全国大会(体力別)があって。それぐらいまでですね──空道の稽古をしていたのは」

──そうなのですね。TRIBEには体力別で優勝経験もある岩﨑大河選手が練習していると思います。

「空道時代は存在として知っているというぐらいでした。僕は総本部に出稽古に行くこともなかったですし。岩﨑さんとはTRIBEで一緒になって、話すようになりました」

──岩﨑選手も参加しているであろうプロ練習に参加するようになったのは、いつ頃からでしょうか。

「去年の3月にアマ修斗のEXトーナメントで優勝してからです。しっかりとプロになりたいと思ったのは、コロナ禍が始まる直前ぐらいでした」

──プロ練習には長南さんから『参加して良いよ』という風に声を掛けられるのですか。

「いえその前からガツガツと練習するようになって、僕の方から長南さんに『プロになりたいです』と伝えました。『ハイ、練習してください』と」

──アハハハハ。長南さんらしいです。プロ練習になると、指導方針も厳しくなりましたか。

「プロ練に参加する前から、本気で練習するようになると長南さんの僕への接し方もそこを踏まえたように変わってはいました」

──とろこでエフェ選手はEXトーナメントで優勝しプロ昇格を果たしました。ただし、修斗でプロデビューしませんでした。

「修斗でデビューするつもりでした。でもウェルター級では、相手がいなくて。それで7月にNEXUSでプロデビューが決まっていたのですが、前日に陽性になってしまって……戦えなかったんです。それからも、やっぱり相手がなかなか見つからない状態が続きました」

──その結果が、10月のEXFIGHTで藤波勇飛選手とアマMMAで戦うことになったと。

「もともとジムの後輩の水戸邉(荘大)が出場予定で、長南さんから『相手もなかなか見つからないし、アマチュアだけど出るか』って言われて出ることを決めました」

──アマ修斗で優勝している実績があったからか、藤波選手との試合が組まれました。世界大会で銅メダルを獲得しているフリースタイル・レスラーです。

「決まったのは試合の前の週で。最初は経歴を知って少し焦りましたけど、MMAはそんなにやっていないことが分かって『大丈夫かな』ってなりましたね。MMAは壁もあるんで、工藤(諒司)さんも全然違うからって言ってくれて。レスリングで凄いからといって、異常な心配はしていなかったです。

ただ実際に戦ってみて、テイクダウンには全然抗えなかったです。倒されてからはパウンドもなくて、圧力はなかったですけど。倒すまでは凄かったですね」

──藤波選手にはレスリングの実績があり、修斗プロ昇格をしているエフェ選手との試合はABEMAのライブ中継もあり、アマの域を越えているという感じがしました。

「あの環境でやらせてもらったのは大きかったです。ABEMAの中継があって、たくさんの人に試合も視てもらえましたし。ただ試合はローブローで終わって、内容的にも相手のやろうとしている展開だったので、もうちょっとデキたかなと思っています」

──では12月のEXFIGHT03の有賀大悟選手との戦いは? 総合力という部分で完成度は藤波選手より高い選手でしたが、藤波戦で見せた打撃の圧力が落ちたかのように見えました。

「藤波選手は僕より体格的には小さくて、有賀選手は同じぐらいでムキムキだし力が強いかとイメージしていました。ただ組んでみたら、意外とそうでなくて『アレ? 力がない』と感じました。それでテイクダウンを奪えたのですが、そこからパスとかして動きを創りたかったですね。でもあの時にデキることがデキたので、12月の方が自己評価は高いです」

──きっと藤波選手との試合の圧力が凄まじかったので、打撃でいくのかと勝手に思ってしまっていたのだと思います。

「自分のスタイルが定まっていることはなくて、何が得意なのか探している最中ではあります。ただ、12月の試合は自分でも思った感じではなかったです。右ストレートを防ぐことはデキましたけど、あそこまで組みになるとは思っていなかったので。ただ打撃だけ、組みだけではなくて、打って良く、組んでも良いファイターになりたいです」

──そして、正真正銘のプロ初陣。対戦相手は岡澤弘太選手です。既に戦績は14勝11敗5分と30試合を戦っています。

「アハハハハ、結構なベテランですよね。そこは驚きましたが、EXFIGHTに2度出させてもらった結果、この試合が面白くなると組んでくれたのだからビビっているとかはないです。試練を与えてもらっている……それは期待してくれているということだから、素直に嬉しいです。戦績に差はあっても、格上の相手に挑むという心構えではなくて、同じ土俵……同じケージに立っているので、力の差を見せつけてしっかりとした勝ち方をしたいと思っています」

──この試合後は、どのようなキャリアアップを考えていますか。

「POUNDSTORMに出たいです。本当だったら修斗やネクサスで試合をしようと思っていたところで、これがあることは凄くラッキーです。面白そうなことが始まり、自分にもチャンスがあるので」

──MMAファイターとしての将来の目標は、どこに置いていますか。

「最終目標は分からないですが、海外で試合をしたいと思っています。日本ではウェルター級は層が薄いので、他を体験してみたいです。とりあえずは前日計量でもウェルター級でやっていこうと思っているので」

──では最後にMMAPLANETの読者の皆さんに、アピールをお願いします。

「前の試合から2カ月しか空いていないですけど、EXFIGHT02と03でも違う姿を見せられたと思います。なので、この2カ月でさらに進化した姿を見てほしいと思います」

──エフェ選手、今日はありがとうございました。ところで芳賀ビラル海選手が『キャラが被る』と言っていましたが(笑)。

「アハハハ。芳賀さんがそう言っていましたか。自分もそれは最初にEXFIGHTに出た時から感じていました(笑)。芳賀さんのことは意識しています」

■視聴方法(予定)
2月27日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ EXFIGHT04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
狩野優(日本)
河名マスト(日本)

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
中井光義(日本)

<ライト級/5分3R>
芳賀ビラル海(日本)
平山学(日本)

<ウェルター級/5分3R>※当日計量
エフェガヤニック雄志(日本)
岡澤弘太(日本)

<アマ・バンタム級/5分2R>※シンガード無、前日計量
鈴木崇矢(日本)
藤谷敦史(日本)

<アマ・ウェルター級/5分2R>
藤波勇翔(日本)
阿部光太(日本)

<アマ・バンタム級/5分2R>
須藤晃大(日本)
水戸邉荘大(日本)

<アマ・フェザー級/5分2R>
菊西拓馬(日本)
田村峻大(日本)

<アマ・バンタム級/3分2R>
梶田左京(日本)
梅原規祥(日本)

The post 【EXFIGHT04】キャリア30戦の岡澤弘太とプロ初陣、エフェヴィガ雄志「面白そうなことが始まる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA EXFIGHT02 EXFIGHT03 EXFIGHT04 MMA MMAPLANET o SASUKE エフェヴィガ雄志 ジェイク・ウィルキンス チャンネル 中井光義 修斗 岡澤弘太 岩﨑大河 平山学 平本蓮 水戸邉荘大 河名マスト 狩野優 鈴木崇矢 高木オーディン祥多

【EXFIGHT04】EXFIGHTプロマッチで、平山学と対戦──芳賀ビラル海「敬意をもってぶん殴ります」

【写真】さぁ、いよいよビラルがプロ初陣に。既にEXFIGHTにアママッチでポテンシャルの高さは見せている(C)MMAPLANET

27日(日)、東京都渋谷区のEXFIGHTでEXFIGHT04が開催され、初めてプロマッチ4試合が組まれる。

EXFIGHT勢のプロマッチ出場はなく、修斗、パンクラス、ネクサスで活躍してきたなかでEXFIHGTのアママッチからプロデビュー戦を迎えるのが、エフェヴィガ雄志と芳賀ビラル海の2選手だ。EXFIGHT02でMVP、EXFIGHT03ではDREAMERS=高木オーディン祥多を判定で破っているビラルは、日本拳法出身でアマ・パンを制している。

父がガーナ人、母が日本人の彼はガーナのフィジカルに、日本の心が宿った拳の持ち主、その丁寧過ぎるインタビューの受け答えもビラルの味だ。


──プロデビュー戦となる平山学選手との試合まで1週間です。

「減量がちゃんと上手くいけば、大丈夫かなと思っています」

──これまでEXFIGHTでは当日計量のウェルター級でしたが、今回は前日計量のライト級になります。

「そうなんです。ウェルター級だと3キロぐらいの減量だったのが、10キロ近く落とすことになります。なので今までとは食事の仕方とか、食べるモノの意識が変わり……ちょっと逆に下がりすぎて。それで食べ方を変えると、グッと戻ったりしてなかなか難しいです。

日本拳法は無差別ですし、前日計量も70.3キロも初めてで。でも面倒を見てくださっている黒部(三奈)さんやSASUKE選手がアドバイスを頂いていますし、現時点で74.5キロになっています(※取材は2月21日に行われた)。計画通り、それ以上に落とせています。水抜きはあまり多くしたくないので、予定通りです」

──プロファイトということで気持ちの違いはありますか。

「勝たないといけない、勝ちたいという気持ちはアマ時代も変わらないです。アマの時に勝負を甘くみていたわけでもないですし。ただ、スポンサーの方も増えて……自分を支援してくださる方が増えたということは、良い意味でプレッシャーではあります」

──EXFIGHTでプロデビューを迎えます。ここでプロになろうと思ったのは?

「POUNDSTORMに出場したいという気持ちがあったので、そこに繋がる試合がしたかったです。EXFIGHTで戦ってきたエフェ(ヴィガ雄志)君とか、POUNDSTORMに出るためにライバルになる選手もいるので、ここで出ておかないといけないと思いました」

──エフェヴィガ選手を意識していると?

「まぁ、エフェ君とは今は階級が違うのですが、前は同じだったので意識はしていますね。しかもキャラ被りもしているんで(笑)」

──アハハハ。

「そこが一番大切な部分なので(苦笑)」

──ビラル選手、エフェ選手、そしてジェイク・ウィルキンス選手、2022年J-MMA界の台風の目になるかと。

「あぁジェイクさんも、いるんですよねぇ(笑)。ジェイクさんとは一緒に練習したことがありますし、エフェ君も会場で話したり、インスタとかでメッセージのやりとるをしているんで。仲が比較的良いので直接戦う時は、ちょっと……というのはありますけど、戦わなくてもエフェ君とは比較はされると思っています」

──エフェ選手よりインパクトを残す。そのためにはどのような試合がしたいですか。

「この試合のために特別なことをするということはないのですが、自分らしさ──ビラルの味を出したいです。タフなファイトがしたいと思っていて、日本拳法ベースでMMAを始めた頃は荒々しくて、危険な技もたくさんやりました。それが僕のスタイルに近いと思うので、身体能力の高さを生かした荒々しいファイトがしたいです」

──EXFIGHT03では高木オーディン祥多選手からダウンを奪うだけでなく、柔道家にテイクダウンを仕掛けていきました。

「日本拳法時代は投げも使っていましたので、パンチだけに頼るのではなくて要所で投げ、テイクダウンはいきたいと思います。ただ拳法をやっている時から思っていたことがあって。拳法はポイント制なので軽い突きでも当たれば一本を取られることや、逆に絶対に効いている突きでも面金があったので、効き方が弱いということがありました。面金がなかったら絶対に効くと思っていたので、それが上手くMMAでは生きています。だからMMAではパンチがメインの武器になるのは必然だと思っています」

──対戦相手は平山選手。4勝11敗1分と負け越していますが、経験豊富な選手です。デビュー戦で15戦以上のキャリアがある選手と戦うことは、ほぼなかったかと思われます。

「嬉しい限りです。良いですよね、その方が自分も力が上がると思います。そこまで経験のある選手……中途半端というか、弱い相手を当てられてもしょうがないので、敬意をもってぶん殴りたいと思っています。それと過去の平山選手の試合を見ると、クローズドガードが得意なようなので、寝技になっても気をつけてパウンドを落としたいです」

──3R制に関しては?

「それは全く問題ないです。恐らく、3R全てを戦うことはないだろうし」

──では芳賀ビラル海とは、こんな選手だとPRしてください。

「これって言うのはないのですが、黙って見てもらえると僕の良さが分かると思うので楽しみにしてほしいです」

──『黙って見ておけ』。平本蓮選手と被りましたね(笑)。

「えぇ、ホントですか。ここも被っちゃいましたか(笑)。ちょっと、違うこと考えます」

──アハハハ。その返答も含めてビラル選手なので、このまま書かせて頂きます。

「なら、ちょっと格好良い風目に書いておいてください(笑)」

■視聴方法(予定)
2月27日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ EXFIGHT04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
狩野優(日本)
河名マスト(日本)

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河(日本)
中井光義(日本)

<ライト級/5分3R>
芳賀ビラル海(日本)
平山学(日本)

<ウェルター級/5分3R>※当日計量
エフェガヤニック雄志(日本)
岡澤弘太(日本)

<アマ・バンタム級/5分2R>※シンガード無、前日計量
鈴木崇矢(日本)
藤谷敦史(日本)

<アマ・ウェルター級/5分2R>
藤波勇翔(日本)
阿部光太(日本)

<アマ・バンタム級/5分2R>
須藤晃大(日本)
水戸邉荘大(日本)

<アマ・フェザー級/5分2R>
菊西拓馬(日本)
田村峻大(日本)

<アマ・バンタム級/3分2R>
梶田左京(日本)
梅原規祥(日本)

The post 【EXFIGHT04】EXFIGHTプロマッチで、平山学と対戦──芳賀ビラル海「敬意をもってぶん殴ります」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA EXFIGHT03 IRE05 IRE06 MMA MMAPLANET   タツノスケ ロベルト・ヒメネス 倉本一真 寒河江寿泰 杉本孝

お蔵入り厳禁!!【IRE05】10日のコンバット柔術イベントのガイドラインに――寒河江寿泰✖杉本孝─02─

【写真】会津藩お留流――御式内?! こんな間合い、格闘技にあるのか? グラップラー同士のコンバット柔術創世記に見られた史実(C)MMAPLANET

10日(日・祝)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオでIRE06 が開催される。そこで倉本一真とコンバット柔術で対戦することが発表された寒河江寿泰が昨年7月のIRE05 =コンバット柔術70キロ級Tで優勝した直後に準決勝で対戦した盟友・杉本孝とともにコンバット柔術の魅力と課題について語り合った対談後編。

お蔵入り厳禁――6日後の日本初といっても過言でないコンバット柔術ワンマッチ大会を前にして、ガイドブックとなる両者の話をお届けしたい。

<寒河江寿泰×杉本孝対談Part.01はコチラから>


――グラップリングとレスリングの違いは、立ち技が続くとグラップリングはアクションが少ない。コンバット柔術も同様でした。

杉本 ハイ。立ち膠着が起こるぐらいなら、どちらかが下になって極めを狙う。それがこの競技の本質だと思います。

寒河江 立ち技が60秒続いた結果がじゃんけんでサドルだと、勝っても……有利すぎるだろうと思います。

ここはヒザ立ちから仕切り直しとかでも良いので、違う形になってほしいですね。じゃんけんで有利・不利があそこまでハッキリしてしまうのは……やはり気になります。

杉本 それまで攻勢だった方をレフェリーが選び、下か上かを選択させて寝技で再開とか。

寒河江 ただ同時にサドルや50/50を普段からやっている選手なら、そこまで危ういポジションでもないんですけどね。

――MMAとグラップリングの接点ということを考えると、あまりにもグラップリング側が有利で。しかも、その決定がジャンケンだと博打的になってしまいます。

寒河江 MMAの選手は、そこの練習に時間を割いていないでしょうしね。

杉本 柔術家もやっていないですよ。

寒河江 今成柔術が優位になりますね(苦笑)。

――今大会の雰囲気としては掌底が見られると、笑い声が挙がっていたのは気になりました。

寒河江 危ないんですけどね。痛いし、笑いごとじゃないって。

杉本 それがパンチと掌底の差なのでしょうか。掌底は音がパーンっていう感じで出て。効いているのか効いていないのか分からないけど、音は凄い。そういう空気が笑いを誘っていたのかもしれないですね。

――それは杉本選手がお尻とか太ももをパチパチと叩くからですよ(笑)。

杉本 完全にヒールですね(笑)。でも、こればっかりは経験がないので、掌底の距離感も分かっていなかったので、やってみないとどうなるのか想像がつかなかったです。

寒河江 自分の手も痛いことが分かりました。

杉本 顔と腹は効くかもしれないですけど、足とかはダメージを与えることはできないですよね。ただ掌底を使って意識を散らすとか、そういうことができるのかと思ってトライしてみました。

――今回は今成柔術、もしくはトイカツ東中野周辺の選手の出場が多かったですが、本場のコンバット柔術ではロベルト・ヒメネスとういIBJJF柔術の猛者が優勝したりもしています。IBJJFルールで戦っている柔術家の出場は期待できるでしょうか。

寒河江 どうですかね……見ていると笑い声が起こっていましたが、やると怖いですからね。

杉本 やはり練習で掌底を試すのと、試合になると感覚が全く違っていました。痛いし、それだけ怖い。

寒河江 長野(将大)選手の掌底なんて、本当にやばいですよ。あとカルペ芦屋のタツノスケ選手の掌底も……村田(卓実)さんが相当に効かされていました。

杉本 タツノスケ選手は途中で打つのを止めてスタミナ・セーブをしたように見えましたけど、セコンドがいれば打たせ続けてTKO勝ちしていたかもしれないです。

寒河江 生田(誠)さんも、相当に長野選手の掌底で頭を揺れていましたし。

――生田選手は掌底を効かされて取った手段がデラヒーバだったのは、本当に素敵でした。

杉本 ニーシールドでなく、デラヒーバ!! 

寒河江 そういうあたりもコンバット柔術が普及することで、Zガードを取るとかに変わってくるのでしょうね。近い距離のガードよりも、遠い距離を取るガードが増えるとか。

杉本 僕もクローズドに入れてしまうと思います。でも、そこから頭を引き寄せるとか柔術やグラップリングとは違う対処が必要になってきますね。

――そういう変化が起こる前が、また違った意味で醍醐味もありますし、コンバット柔術は誰もができるモノでない柔術として根付けば非常に面白そうです。

寒河江 マットでもやってみたいですね。ただ、広いから攻防が起こるかというのも実際のところは、それも試合が行われないと分からないでしょうね。

杉本 MMAの人はケージのほうが良いだろうし。マットとケージは絶対に違います。足関節にしても、ロールして逃げ続けることはできないですしね。

――今後もコンバット柔術に出場し続けたいという気になりましたか。

寒河江 顔を叩くのは得意じゃないとは、本当に思いました。スラップリングにグラップリングがあるのではなく、グラップリングをするためにスラッピングを使うぐらいでないと私は向いていないというのが正直なところです。

杉本 僕は知っている人間でも叩けるんだって分かりました(笑)。練習では一切叩けなかったのに、試合になると逆にできたので驚いています。掌底がないと取られるという心理状態が、叩くことを可能にしたんだと思います。だから初戦は叩いていないんですよね。倒せる……極めることができるという感覚で戦っていたので。

――それでも寒河江選手も決勝の村田選手との試合はかなり叩いていました。

寒河江 試合前に『殺しにいくからね』って卓実さんに言われ、これはいかないとやられると思って。でも10分を3試合はきついです(苦笑)。

杉本 柔術は止まることができますが、その態勢がコンバット柔術だと殴られるので体力も気持ちも休めるところがなくて……僕は2試合ですけど、しんどかったです。

寒河江 本場のコンバット柔術は優勝するまで4試合。こうやってトーナメントを戦って、あの過酷さが理解できました。尊敬します。

杉本 だからラバーなんでしょうね。完全に止まることできるので。

寒河江 それと今日のほうが本場より、掌底が多かったですよね。

杉本 柔術家、グラップラーよりもMMAの人とやってみたいです。コンバット柔術なら組み勝てるかとも思いますし。

寒河江 掌底をかい潜ってサブミッションにつなげるのが一番面白いので、次に出るときはそういう試合をしたいです。

杉本 ワンマッチでグラップラー×MMAファイター、レスラー×グラップラーとかの方が、グラップラー同士よりもコンバット柔術はもっと面白くなると思います。

The post お蔵入り厳禁!!【IRE05】10日のコンバット柔術イベントのガイドラインに――寒河江寿泰✖杉本孝─02─ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
EXFIGHT03 MMA

【EXFIGHT03】アンディ・コングこと安藤切人、試合時間9秒でTKO勝利

457568

126: 実況厳禁@名無しの格闘家 2021/12/19(日) 19:48:46.46 ID:+gOXABNp0
安藤強いやん



続きを読む
カテゴリー
EXFIGHT03 MMA ONE キック 芳賀ピラル海 高木オーディン祥多

【EXFIGHT03】1Rにダウンを奪った芳賀ピラルが高木オーディンの反撃を振り切りフルマーク判定勝ち

【写真】芳賀はEXFIGHT 2連勝。高木の浮上はあるのか……(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分2R>
芳賀ピラル海(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17.
高木オーディン祥多(日本)

高木の左ローでスタート、芳賀は左ジャブを突く。さらに右ローを繰り出す高木の顔面に、芳賀の連続ワンツーが当たる。前蹴りを繰り出してきた高木に、芳賀の左フックがクリーンヒット。ダウンした高木に、芳賀がパウンドの連打を浴びせる。凌いだ高木も立ち上がるが、芳賀は笑顔を浮かべながら相手の様子を見ている。ガードを下げ、左ジャブを突く芳賀に対し、高木も右クロスを合わせるが届かない。右ストレートから右ローで高木を下がらせる芳賀。高木も右ローを返すが、レッグガードが外れて試合は中断される。

再開後、高木は右のロングフック。芳賀のローの打ち終わりに合わせてダブルレッグを仕掛けるが、芳賀にスプロールされてしまう。スタンドでは芳賀の右フックが頭部をかすめ、高木がバランスを崩した。ケージ中央で両者が見合うなか、高木の右縦蹴りが芳賀のアゴを捉えた。しかし残り30秒、芳賀がやや遠い距離じからダブルレッグで飛び込み、テイクダウンを奪う。ケージ際で芳賀がパウンドを連打し、初回を終えた。


最終回、高木の右カーフキックがヒット。芳賀は左ジャブから右ローを放つ。高木の右ローに対し、足を使う芳賀。高木の右カーフキックを当てると、芳賀の足が流れる。パンチとローで攻める両者、高木の右カーフのヒット率が高い。ここで芳賀も右クロスを高木の顔面に当てる。芳賀の右をかわして組み付こうとした高木だが、これは芳賀にかわされる。反対に芳賀は左ストレートをクリーンヒットさせた。


それでも高木の右カーフキックが当たる。芳賀も右ローを連打しながらパンチを繰り出す。常に芳賀の顔面を見ながら右カーフキックを放ち、ヒットさせる高木。芳賀の左ジャブが当たるも、高木の右フックと右カーフキックがヒット。芳賀のダブルレッグを切った高木だったが、続く打ち合いの中で芳賀の左ストレートも当たった。

試合は判定へ。1Rのダウンが大きかったか、ジャッジ3者が3ポイント差をつける裁定で、芳賀が勝利を収めた。


The post 【EXFIGHT03】1Rにダウンを奪った芳賀ピラルが高木オーディンの反撃を振り切りフルマーク判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
EXFIGHT03 MMA ONE エフェヴィガヤニック雄志 キック 有賀大悟

【EXFIGHT03】エフェヴィガヤニックが蹴り技からテイクダウンを奪い、有賀にフルマーク判定勝ち

【写真】エフェヴィガヤニックがTDさらにグラウンド技術も見せた(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分2R>
エフェヴィガヤニック雄志(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
有賀大悟(日本)

有賀の足払いでエフェヴィガヤニックが尻もちを着いたが、エフェヴィガヤニックもすぐに立ち上がり、組んできた有賀に対して右腕を差し上げてケージに押し込んでいく。ケージづたいに逃れようとする有賀を、大外刈りで倒したエフェヴィガヤニックが、ハーフの有賀を抑え込む。有賀は体を起こすが、エフェヴィガヤニックもすぐさま左腕を差し込んでケージへ。ここでレフェリーがブレイクをかけた。

再開後、サウスポースタンスから右のサイドキックと左のローを繰り出すエフェヴィガヤニック。左のローを嫌がり始めた有賀に、エフェヴィガヤニックが左ストレートを当てる。有賀も右インローを返すが、エフェヴィガヤニックが左ロー、左ミドルハイと上下に散らす。互いにローを蹴り合うなか、エフェヴィガヤニックが組み付き、ケージ際でボディロックに捉えたが、ここでもレフェリーがブレイクをかける。直後、初回が終了した。

最終回、前に出てきた有賀にエフェヴィガヤニックが蹴りで対応。左ローと左ミドルハイで有賀を追い込んでいく。しかし有賀もエフェヴィガヤニックの左ミドルをキャッチして、そのままケージに押し込んでいく。エフェヴィガヤニックは体勢を入れ替えて、右腕を差し上げてケージに押し込みながらテイクダウンを奪った。有賀はハーフガードからブリッジで返そうと試みるも、エフェヴィガヤニックはトップをキープしながらバックを狙う。

ケージ際でシングルバックからパンチを浴びせるエフェヴィガヤニック。有賀もハーフガードまで戻す。エビを打つ有賀を抑え込みながら、ダースチョークを狙ったエフェヴィガヤニックだが、これは極まらず。そこから有賀を抑え込み続けるが、レフェリーがブレイクする。再開後、エフェヴィガヤニックは足を使いながら左右のローを放つ。有賀が右ローを返すと、エフェヴィガヤニックも左ハイ。最後は前に出てくる有賀から、足を使って距離を取り試合を終えた。

裁定はジャッジ3者ともフルマークでエフェヴィガヤニックの勝利を指示した。


The post 【EXFIGHT03】エフェヴィガヤニックが蹴り技からテイクダウンを奪い、有賀にフルマーク判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
EXFIGHT03 MMA ONE 三上ヘンリー大智 安藤切人

【EXFIGHT03】試合時間わずか9秒、アンディ・コングが三上をマットに沈めて大会MVPを獲得

【写真】衝撃のKOを見せたアンディ・コングこと安藤切人(C)MMAPLANET

<ライトヘビー級/5分2R>
アンディ・コング(日本)
Def.1R0分09秒 by TKO
三上ヘンリー大智(日本)





開始早々、コングの右スピニングバックフィストからの返しの左フックがヒットする。ダウンした三上にコングが鉄槌の連打を浴びせると、レフェリーが試合をストップ。試合時間わずか9秒のKO劇だった。


The post 【EXFIGHT03】試合時間わずか9秒、アンディ・コングが三上をマットに沈めて大会MVPを獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA EXFIGHT03 MMA Pound Storm01 中村倫也 修斗 宇佐美正パトリック 岡見勇信 海外 髙谷裕之

【POUND STORM01】2022年4月24日。両国国技館でLDHが格闘技✖LIVEイベント=POUND STORM開催!!

【写真】ついにLDH格闘技イベントの日時が明らかとなった。選手の育成、マッチアップで完全ガチ路線のLDH martial artsが手掛けるMMAイベントはどのような大会となるのか (C)MMAPLANET

15日(木)に千葉県美浜区の幕張メッセで行われたTHE RAMPAGEのLIVEツアーfinalにおいて、LDH martial artsが4月24日(日)に墨田区の両国国技館において格闘技✖LIVEを融合させたイベント「POUND STORM」の開催と、FIGHTER BATTLE AUDTION=「格闘家DREMERS 2ndシーズン」がABEMAで放送スタートすることが発表されている。

LDH martial arts発足時より、選手の育成と世界に通用する格闘技イベントを開く──髙谷裕之代表が語っていてプランが、作戦の格闘家オーディションと選手契約=中村倫也、宇佐美正パトリック、アマの域を越えたアマ大会=EXFIGHTシリーズと実行され、ついにPOUND STORMというプロ&エンターテイメント・イベントの実現に至った。


POUND STORMのホームページには「LDHが仕掛ける新たな格闘エンターテイメント。格闘技✖LIVE」という文字が踊り、パトリックの修斗デビュー戦、FIGHTER BATTLE AUDITONの模様に続きGENERATIONS from EXILE TRIBE及びTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEという格闘DREMERSにも関係のあった面々が紹介され──「そして夢を追いかける男達による新たなエンターテイメントが生まれる。LDHによる格闘技の新たな歴史のはじまりを目撃せよ」と結ばれている。

LIVEとMMA戦の融合──そこに中村や宇佐美らの契約選手や、放送日時がアナウンスされた格闘DREAMERSシーズン02からの新規契約ファイターが出場することはまず間違いないだろう。

そしてLDH martial arts所属のファイターといえば忘れてならないのが岡見勇信、さらには直系のEXFIGHT所属選手たちの登用、プロで戦う力がありながらEXFIGHTに出場している将来性の高い他ジム所属選手たちの参戦はあるのか。加えて関係他プロモーション出場選手、海外からファイターの招聘など、今後の発表を待ちたい。

The post 【POUND STORM01】2022年4月24日。両国国技館でLDHが格闘技✖LIVEイベント=POUND STORM開催!! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA EXFIGHT03 MMA WJJC2021 ジョアオ・ペドロ ブラジリアン柔術 マルセリーニョ・ガウッシア 嶋田裕太

【WJJC2021】レポート受けの強さを見せて、嶋田裕太がアドバン勝利で初戦突破

【写真】柔術はコンバットスポーツで例を見ない防御力が評価される競技。アドバン勝利で勝てる能力が欠かせない(C)NARITA SATOSHI

8日(水・現地時間)から12日(日・同)まで、カリフォルニア州はアナハイムのアナハイム・コンベンションセンターにて、IBJJF主催の世界ブラジリアン柔術選手権が行われた。
Text Isamu Horiuchi

2年半ぶりに開催された、道着着用柔術の世界最高峰の大舞台。レポート第3弾はNYのMGからライトフェザー級に挑んだ嶋田裕太の初戦の模様をレポートしたい。

LA入りしていた師マルセリーニョ・ガウッシアが体調不良で会場を訪れることが難しいという状況から一転、体調回復した師のバックアップを得て嶋田は初戦に臨んだ。


<ライトフェザー級2回戦/10分1R>
嶋田裕太(日本)
0-0 アドバンテージ1-0
ジョアオ・ペドロ(ブラジル)

NYのマルセリーニョ道場で練習を積んできた嶋田の初戦の相手は、本人も事前に「メッチャ強い」と警戒していたジョアオ・ペドロ。これまでは一階級上で戦い、19年のヨーロピアンでも3位入賞を果たしている強豪だ。

試合開始後、ペドロはすぐに近づいて引き込もうとするが、嶋田に伸ばした手を払われて失敗。ペドロは再び引き込み狙い。今回は、嶋田は同時に腰を落としてからペドロのクローズドガードの中へ。これで上を選択した形になり、嶋田がアドバンテージを先行した。

ペドロは嶋田の両手首を掴んでガードを開くと、両側でスパイダーに。そこから素早く三角を狙うが、嶋田は背筋を伸ばして対処。再びペドロは長い手足でスパイダーの形を作ろうとするが、嶋田はヒジと肩を使って上腕に足を当てさせない。時折り嶋田はペドロのグリップを切ろうとするが、ペドロはそこは許さず、また三角を狙う。

やがてペドロは嶋田の右足にデラヒーバで絡んでの崩しへ。が、嶋田が体勢を戻すとクローズドガードを取った。ここからペドロは襟を取り、再びガードを開いて前に嶋田を崩すが、嶋田はバランスを保つ。ここまで4分。強烈なペドロの崩しに対し、嶋田はやや守勢に回りながらも、上半身の動きで足の絡みを巧みに切り、また機敏なフットワークを用いて確実に対処している。

その後もペドロは嶋田を前に崩してからのシットアップや、スパイダーからの仕掛けを狙う。が、嶋田もバランスを保ちつつ逆にグリップを切ってプレッシャーをかけにゆく。両者譲らない攻防が続き、試合終了まで行けば嶋田は最初に得たアドバンテージを守り切っての勝利となる。

残り2分。ペドロは素早く小手絞りを仕掛けるが、嶋田もすぐに抜く。レフェリーを見るペドロだが、アドバンテージは与えられない。嶋田はヒジと肩を使ってスパイダーを作らせずにプレッシャーをかけてペドロを押してゆき、両者の体は場外に出た。

中央からのスタンド再開後、再び引き込んだペドロは一度立ってから勢いをつけての引き込みスイープ狙いや、片襟を引いての仕掛けを見せるが、嶋田のバランスは崩れない。

いよいよ残り時間が少なくなり、立ち上がったペドロは嶋田の奥襟を掴んで足を飛ばしてのテイクダウン狙い。嶋田は腰を引いて堪える。最後、ペドロは再び立ち上がってからの引き込み返しを狙うがこれも通じず、試合終了に。

ペドロの下攻めを上から受けて立った嶋田が、その仕掛けをことごとく凌いで初戦を突破した。確かに攻勢より守勢に回る場面が多かったのは事実だが、ガードを取る側が有利なことが圧倒的に多い軽量級最高峰の舞台にて、相手の下からの仕掛けの全てに対応、ポイントもアドバンテージも失わなかったのは見事だ。

世界レベルの実力を改めて証明した嶋田は、さらなる大物にして優勝候補筆頭ジエゴ・オリヴェイラが待ち受ける準々決勝に駒を進めた。

The post 【WJJC2021】レポート<03>受けの強さを見せて、嶋田裕太がアドバン勝利で初戦突破 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA EXFIGHT01 EXFIGHT02 EXFIGHT03 K-1 MMA エフェヴィガヤニック雄志 キック ボクシング 三上ヘンリー大智 修斗 古谷宗太郎 吉村天弥 芳賀ピラウ海 藤波勇飛 高木オーディン祥多

【EXFIGHT03】芳賀ピラウ、高木オーディン、エフェヴィガヤニック雄志、三上ヘンリー。真っ新の刻

【写真】 鋭い踏み込みと、待ち構えて打てるカウンター。その両方を日本拳法出身の芳賀は併せ持つ(C)MMAPLANET

19日(日・現地時間)に東京都渋谷区のEXFIGHTで開催されるEXFIGHT03の対戦カードが発表されている。

16歳以上、プロ戦績3戦以内(4戦以上の出場は主催者側との協議によって決定)の格闘家に出場資格があるEXFIGHT。それでいてアマチュアの域を越えたアマチュアMMA大会として既にJ-MMA界で確かな存在感を醸し出しつつある。

その第3弾は、上位カードではプロとして戦う力が十分にある選手たちの名前が確認される──5分2R制が7試合、3分2R制のプレリミナリークラスが2試合、計9試合が組まれている。


メインでは10月の第2回大会で田村正斗をKOしMVPとなった芳賀ピラウ海が、同じく前回大会で吉村天弥を相手に根性の判定勝ちを収めた高木オーディン祥多と対戦するウェルター級マッチが組まれた。

柔道出身、格闘DREMAERSシーズン1出場もLDHmartialartsとの契約はならず、EXFIGHT所属として今後の契約やプロ選手としての活動を目指すオーディンに対し、芳賀はアマチュア・パンクラス優勝で、プロとして戦う資格を持っている選手だ。

愛知県豊橋にある日本拳法の強豪校=桜丘高等学校から中央大に進学した芳賀は、そのOB会である白門拳法会所属時代の2019年に日本拳法競技連盟の全日本大会で準優勝を果たしている。

日本拳法といえば柔道家であり、糸東流の開祖・摩文仁賢和(まぶにけんわ)に師事したこともある澤山宗海(むねおみ)により、昭和7年に創られた──元祖・日本生まれの総合格闘技だ。

防具をつけ、直接打撃、特に直突きの威力は日本拳法出身の格闘家に共通している。加えて横打(フック)や外打ち(裏拳)、斜打(オーバーハンド)、揚打(アッパー)とパンチは多岐にわたり、鋭い踏み込みや防具があるうえに待ち構えて強振できるという強みを持つ。

その拳の威力を如何なくEXFIGHT02で発揮した芳賀に対し、オーディンは柔道出身、打撃が課題なのはDREAMERS時代から明白だ。とはいえ、前戦ではストライカーの吉村を相手に何か振り切ったように勢いのあるパンチを終盤に決め、スタンドでも戦えることを示した。

その一方で、得意なはずの寝技で異様に動きが固くなってしまったオーディン。芳賀を相手に勝利を掴むには、やはり組み伏せてコントロールをすることが一番だ。そのコントールが勝ちに行ける動きに連動することこそ、オーディンのMMAファイターとして極めないといけない道といえよう。

さらに前回大会のメインに出場し、EXFIGHT所属のワールドクラスレスラー=藤波勇飛を相手に、負傷判定ながら勝利を収めているエフェヴィガヤニック雄志が、有賀大吾とセミで対戦する。

アマ修斗EXトーナメントのウェルター級で優勝、2019年北斗旗体力別全日本-260級でベスト4のエフェヴィガヤニックの打撃の圧力は、既に藤波戦で証明済みだ。2019年IMMAF世界選手権日本代表だった有賀に対し、エフェヴィガヤニックがいずれ世界に通じると期待できるような迫力あるファイトをやってのけるか──見ものだ。

またボス・ジム所属として2度目のEXFIGHTに臨む三上ヘンリー大智にも注目したい。剣道の全日本強化選手だった三上は、キックを学び始めるとシュートボクシング、RISE、K-1のアマ大会で優勝、SBでプロデビュー後も無敗の快進撃を続けていた。

EXFIGHT01では顔面へのヒザ蹴り禁止の変則ルール出場も、古谷宗太郎を2分で右ストレートを決めてKO勝ちしている。冒頭にあるようにプロとして戦う力のみならず、魅力を持つ選手たちの──MMAファイターとして真っ新な刻、そのファイトをEXFIGHTで愉しみたい。

■視聴方法(予定)
12月19日(日)
午後6時00分~ABEMA格闘ch

The post 【EXFIGHT03】芳賀ピラウ、高木オーディン、エフェヴィガヤニック雄志、三上ヘンリー。真っ新の刻 first appeared on MMAPLANET.