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【Bellator300】完全無欠=TDを切る前にパンチを当てるサイボーグ。ジンガーノに圧勝、日本での試合を熱望

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.1R4分01秒by TKO
キャット・ジンガーノ(米国)

左ハイのジンガーノに右フックを合わせたサイボーグは、テイクダウン狙いをワキを差しあげてリバーサル──そのままスタンドに戻る。ジンガーノのクリンチを簡単に切るサイボーグは組まれてもフックを振るう。サイボーグは右ストレート、テイクダウン狙いに右を合わせて切る。しゃがんだジンガーノにパンチを続け、スタンドに戻ったサイボーグは左ミドルに右ボディを返す。

打つ手がないジンガーノは右手を伸ばして首に絡みつくが、ヒザ蹴りを受けてテイクダウンはならない。離れたサイボーグは右を当て、組みをカットする。右フックに顔を背けてしまったチャレンジャー、サイボーグは右ストレートでヒザをつかせる。続くダブルレッグも殴って止めて、トップを取ったサイボーグ。鉄槌の連打に動けなくなったジンガーノを見てレフェリーが試合を止めた。

サイボーグはリア・マコートを次期挑戦者に指名し、「引退する前に日本で戦いたい」とアピールした。


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【Bellator300】世界戦3試合だけでなく、プレリミや新顔も注目。失われていないベラトールらしさ……

【写真】301大会のプレスカンファレンスにスコット・コーカーの姿は見られるのか(C) Zuffa/UFC

7日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでBellator300が開催される。
Text by Manabu Takashima

Bellator世界ライト級選手権試合&ライト級ワールドGP準決勝、同世界女子フェザー級選手権試合、さらに同世界女子フライ級選手権試と世界戦の3本立て、加えて300回のアニバーサリー大会ながら、まるで記念大会の盛り上がり感を創る空気がない。悲しいかな、それが今のBellatorだ。


承知のようにPFLに買収されたBellatorは、今後という部分において穏やに終焉を迎える状況にあり、北米MMA関係者からも間でも今大会をもってスコット・コーカー、ダニー・ブレナー、CJ・タトルという首脳は退陣し、事情通のなかで承知の事実だった実際にBellatorというプロモーションのオペレーション実行部隊であるマイク・コーガンと彼のチームは引き続き、自身の職務を全うするために301大会に向けて業務に勤しむ──という話も聞かれている。

契約下にある220名を越えるファイター達の今後は、PFLが契約を買い取るか、フリーランスになるという二択のみ(あるいは引退を含めると、3択となる)。とはいえグループ会社内のUFCによるWECの吸収&合体、同じくZuffaがStrikeforceを買収した時のように全選手の契約の移譲は現時点では考えられないというのが大筋の見方だ。

またPFLが今後、Bellatorをどこまで継続させるのかが不透明ななか、スコット・コーカーの特徴でもあるファイターへの厚遇が契約移譲のネックになることが考えられる。

15万ドル級の世界王者が多いBellatorだが、クリス・サイボーグは別格。そして上位陣は7万5000ドルや5万ドルというクラスがザラにいると思われるだけに、UFCの初戦で2万ドル超えは別にしても、シーズンウィナーの100万ドルという賞金はあっても1試合で10万ドル超えファイターは一部のPFLと比べて、Bellatorの選手の実入りは良い(※各選手のファイトマネーは、米国MMAサイトの記事を参照、ウィンボーナスを含まない)。

また今回のトリプルクラウンに出場する6選手のうち世界ライト級王者のウスマン・ヌルマゴメドフにはPFLだけでなくUFCにも顔が利くカビブ・ヌルマゴメドフという存在が控えているが、今後に関していえばサイボーグはどこまでPFLが評価するのか。15万ドルクラスのリズ・カモーシェも同様だろう。

挑戦者でいえばUFCから転じてきたキャット・ジンガーノは10万ドル越え、元世界ライト王者ブレント・プリマスは7万5000ドル、意外にも元世界王者ながらイルマレイ・マクファーレンの前回のファイトマネーは4万ドルという数字も残っている。

加えてプレリミ出場選手にしてもムハメド・ベルハモフで3万ドル超、グラント・ニールは驚きの75K、プリマスと同額だ。

これだけの面々が未来を掴むために終活中のプロモーションのなかで戦う。3つの世界タイトル戦は当然として、プレリミでもリア・マコート✖サラ・マクマンの女子フェザー級戦、フェザー級のヘンリー・コラレス✖カイ・カマカ3世、ヘビー級ではダヴィオン・フランクリン✖スリム・トラベルシ、ライトヘビー級のドブレジャン・ヤギュシュムラドフ✖マチェイ・ロザンスキーと見所の多いラインナップが揃っている。

さらには米国ノーギ柔術界で活躍してきたジェナ・ビショップがMMAデビュー以来の連勝を6に伸ばそうと挑む、イララ・ジョアニ戦。33歳、キャリア35戦目(25勝8敗1分)のメジャーデビューを迎えるセルヒオ・コッシオ──風貌は渋い職人ボクサー的だが、柔術+キックボクシングの典型的なメキシカンMMAファイターなど、長きに渡りMMAファンにとって欠かせなない存在だったBellatorらしさは、今大会も健在だ。

■視聴方法(予定)
10月8日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator300対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合&ライト級ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
[挑戦者]ブレント・プリマス(米国)

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] クリス・サイボーグ(ブラジル)
[挑戦者]キャット・ジンガーノ(米国)

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] リズ・カモーシェ(米国)
[挑戦者]イリマレイ・マクファーレン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ロハニー・サントス(ブラジル)
ジャッキー・キャタライン(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)
ジャスティン・モンタルヴォ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス(米国)
ミゲール・ペイムバート(米国)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世(米国)
アルバート・ガルシア(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート(英国)
サラ・マクマン(米国)

<ライト級/5分3R>
セルヒオ・コッシオ(メキシコ)
ジェシー・ロバーツ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
カイ・カマカ3世(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダヴィオン・フランクリン(米国)
スリム・トラベルシ(チュニジア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)
マチェイ・ロザンスキー(ポーランド)

<175ポンド契約/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
ハーマン・トラド(グアム)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン(米国)
グラント・ニール(米国)

<女子フライ級/5分3R>
イララ・ジョアニ(ブラジル)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョシュ・ホキット(米国)
スペンサー・スミス(米国)

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ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#08 UFC アンバー・レイブロック オレナ・コレスニク キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ クリス・ミクサン ダニーロ・マルケス デニス・ゴルソフ マリーナ・モフナトキナ ラリッサ・パチェコ 東よう子 東陽子 石井慧

【PFL2023#08】女子F級準決へ、モフナトキナ「レギュラーSとプレーオフは戦いのアプローチが違う」

【写真】アスリートとして一流然とした空気を纏っているモフナトキナ (C)PFL

18日(金・現地時間)にニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデン内ザ・シアターでPFL2023#08が開催される。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フェア―級の準決勝が行われる今大会、その女子フェザー級セミファイナルでマリーナ・モフナトキナがアンバー・レイブロックと対戦する。レギュラーシーズン初戦で東よう子に勝利したモフナトキナは、スポーツサンボの世界王者からMMAに転向し、強くなるなめに単身渡米。コロナ期間にATTに入門ならず、女子禁制のサンフォードMMA(現キルクリフFC)に唯一例外として在籍が認めらた。

そのモフナトキナ、レイブロック戦を前に取材すると、この1年で大きく人生が変わっていた。


──昨年8月にキルクリフFCでマリーナにインタビューを受けてもらったのですが、あれから随分と練習、そして生活環境にも変化があったようですね。

「PFLの去年のシーズンが終わってロシアに戻り、今年のシーズン前に米国に戻ってきたの。でも、今はキルクリフFCでなくてラスベガスのシンジゲートMMAで練習しているわ。そう、本当に色々とあって。この間にUFCを契約したミハイル・モクナトキンと結婚をして……」

──それはおめでとうございます。

「ありがとう(笑)。彼の試合も9月のにあるのよ。そう、あなたとフロリダで会ってから本当に色々なことが起こったわ(笑)」

──キルクリフFC唯一の女子ファイターでしたが、シンジゲートでは同性の練習相手もたくさんできたのではないですか。

「正直、男の選手だけと練習をしていたから、フロリダにいる時はケガが絶えなかったわ。なんせ、体が違うから。でもベガスではたくさん女子選手がいて、練習環境が良くなっているのは確かね」

──2週間後にはPFL準決勝でアンバー・レイブロックと戦います(※取材は3日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じよ。MMAの戦績的には似通っているけど、彼女と比べると私の格闘技経験の方が厳しい環境にあっった。サンボ、MMAをこれまでの生涯をかけてやってきたから。その違いを彼女は知ることになると思う。これまでの戦ってきた相手も違うし、そういう点においても私の方が彼女をリードしているわね」

──PFLはポイント制を敷いていて、彼女は初戦のクイックシックスが効いてプレーオフ進出を果たした感があります。2戦目のパチェコ戦は逆に初回、僅か45秒でKO負けを喫しましたし。レイブロックの実力をどのように評価していますか。

「レギュラーシーズンとプレーオフでは、戦いのアプローチの仕方が違ってくるわ。ファイナル進出に向けて、前の2試合のように勝負を急ぐ必要がない。レギュラーシーズは2試合で少しでもボーナスが必要だから、皆ミスをしようがラッシュして戦う。対して今回の試合は時間を掛けることができるし、レスリングやグラップリングのテクニックを十分に駆使することができるはず。そしてミスを減らして、しっかりと勝利を目指すわ。そういう戦いができるように練習をしてきたし、グッドシェイプを保ってきたから」

──ところで今年は日本の東陽子選手、そしてPFLからの期待が高かった。エヴリン・マルチンスを下しての準決勝になります。

「どちらの試合も凄く良い経験になったわ。PFLは短期間で集中して試合があるから、試合と試合の合間も気を抜くことはできないし。そうやって勝ち続ける必要がある状況が、私を成長させてくれた。ヨーコとエブリンと戦うことでは、私はさらに強くなれた」

──では、もう一つの準決勝ラリッサ・パチェコ×オレナ・コレスニクの予想と、ファイナルでどちらと戦いたいかを教えてもらえますか。

「ラリッサの方が経験豊かで、彼女がファイナルに上がってくると思うわ。過去に2度もオレナに勝っているし。オレナ・コレスニクは細かい戦術を持ってラリッサに挑むだろうけど、単にラリッサの方が実力が上で。だから彼女はチャンピオンなわけだし、いずれにしても私はラリッサ・パチェコと決勝で戦うことになるはずよ」

──もちろん準決勝に集中しないといけないですが、100万ドルを手にする自信のほどは?

「私のモチベーションは100万ドルの獲得が第一。それは全ての選手にも共通することのはず。多くの努力と犠牲の上に、戦うことができているから。賞金を手にするために、努力を続けているわけだしね。100万ドルを得られるだけのことはやってきたわ」

──ところでPFLがBellatorを買収したという話が、半ば事実のように伝わっています。そのようにモノゴトが進展した場合、Bellatorがどうなるのかは分からないですが、仮に女子フェザー級戦線にはクリス・サイボーグ、キャット・ジンガーノら強豪選手が所属しています。彼女達がPFL女子フェザー級のロースターに加わると、一気に戦局は変化するかと。

「そういうことは気にしないようにしているから、あまりどういう状況かは分かっていないの。でも、キャリアのためにも試合機会が継続して訪れ、その間も集中してトレーニングできることは絶対にポジティブなことで。それだけ成長できるから。試合が私を強くしてくれるので」

──マリーナ、今日はありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「ありがとう。PFLがアジア、日本で大会を開く日が来ることを願っているわ。その時は絶対に日本に行きたいと思っている。ずっとTVで日本の美しいところを視てきたから」

■視聴方法(予定)
8月19 日(土・日本時間)
午前8 時00分~DAZN

■ PFL2023#08対戦カード

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)
モーリス・グリーン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)

<女子フェザー級準決勝/5分3R>
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)
アンバー・レイブロック(米国)

<フェザー級/5分3R>
ネイト・ケリー(米国)
デイモン・ネルソン(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ミクサン(米国)
エディ・ジョージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダニーロ・マルケス(ブラジル)
石井慧(クロアチア)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・ニール(米国)
マイラ・マザール(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
ダイクワン・バックリー(米国)

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BELLATOR Bellator300 MMA MMAPLANET o PFL UFC   イリマレイ・マクファーレン ウスマン・ヌルマゴメドフ キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ ブレント・プリマス ベラトール マイケル・チャンドラー ライアン・ベイダー リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル

【Bellator300】10/7 ベラトールが活動14年で、初の4階級のタイトル戦をサンディエゴで実施!!

【写真】このタイミングでのチャンピオンの結集がサンディエゴで実現する(C)BELLATOR

9日(水・現地時間)、Bellatorより10月7日(土・同)にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでBellator300を開催、4階級の世界タイトル戦が組まれることが発表された。
Text by Manabu Takashima

「来月」、「いや今週中に」PFLがビッグアナウンスを行うという噂が、まことしやかに流れているMMAワールドにあって今週末11日(金・同)にサウスダコタのスーフォールズでBellator298を控えているBellatorが、9月23日のダブリン大会=Bellatorから2週間後に記念すべき300回大会を開くことを公式発表した。


一部で中東が舞台になるのではないか――そんな話も聞かれたBellator300回は、サンディエゴ・スポーツアリーナ、バレービューカジノ・センターの名前で親しまれた名物会場で実施されることとなった。

そしてプロモーション史上初の4階級の世界タイトルが組まれることとなった同大会。その世界戦はヘビー級選手権試合=王者ライアン・ベイダー×挑戦者リントン・ヴァッセル、女子フェザー級選手権試合=王者クリス・サイボーグ×挑戦者キャット・ジンガーノ、ライト級ワールドGP準決勝兼ライト級選手権試合=王者ウスマン・ヌルマゴメドフ×挑戦者ブレント・プリマス、女子フライ級選手権試合=王者リズ・カモーシェ×挑戦者イリマレイ・マクファーレンという男女4試合だ。

ベイダーにとっては4度目の防衛戦で、挑戦者のヴァッセルとはライトヘビー級王座防衛戦で戦っており、2RでTKO勝ちを収めている。

そのベイダーの3度の防衛記録を上回る4度のタイトルディフェンス、今回が5度目の防衛戦となるのがサイボーグだ。またチャレンジャーのジンガーノにとってタイトル挑戦は、2015年2月に時のUFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーに挑戦して以来8年振りとなる。

現在進行形のワールドGPの準決勝を兼ねたライト級選手権試合は、王者ウスマン・ヌルマゴメドフにとって2度目の防衛戦となる。挑戦者プリマスにとって、このベルトは2018年12月にマイケル・チャンドラーに手渡したベルトであり、以来3人目の持ち主となったウスマンへのチャレンジとなる。

女子フライ級はチャンピオンのカモーシェ、元王者で挑戦者のマクファーレン、両者揃って開催地であるサンディエゴ在住ファイターでホーム×ホームのタイトルマッチとなる。加えて海軍、海軍航空、さらにトップガンでも有名なミラマー海兵隊基地と米軍にとって太平洋防衛の拠点といえる都市サンディエゴ、チャンピオンは海兵隊出身で絶大な人気を誇ることは見落とすことができないファクターだ。

ともあれPFLへの売却の噂が飛び交うなかでの史上初の4階級のタイトルマッチ。今回頂点が争われる4つの世界王座、他の5つの階級とベルトと共に同プロモーションの行方に、大きな影響を受けることになる。

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BELLATOR MMA o PFL UFC イルマレイ・マクファーレン ウスマン・ヌルマゴメドフ キャット・ジンガーノ クリス・サイボーグ スコット・コーカー ライアン・ベイダー リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル

Bellator300:10月7日の300回記念大会でベイダー vs. ヴァッセル、サイボーグ vs. ジンガーノ、ヌルマゴメドフ vs. プリムス、カムーシェ vs. マクファーレンの4大タイトル戦。

mmajunkie.usatoday.com

・ヘビー級タイトルマッチ:ライアン・ベイダー vs. リントン・ヴァッセル

・女子フェザー級タイトルマッチ:クリス・サイボーグ vs. キャット・ジンガーノ

・ライト級タイトルマッチ&GP準決勝:ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. ブレント・プリムス

・女子フライ級タイトルマッチ:リズ・カモーシェ vs. イルマレイ・マクファーレン

10月7日のサンディエゴ大会で、Bellatorが過去最大のタイトルマッチ4試合を実施。スコット・コーカーは「Bellator史上最大のイベント」とコメントしているが、PFLへの売却が内定しているという噂で、これが現体制の最後のイベントになるとも噂されている。

現地時間土曜日開催のため、同日はUFCとバッティングしている(APEX大会)。

 

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BELLATOR Bellator293 MMA MMAPLANET o キック キャット・ジンガーノ リア・マコート

【Bellator293】投げられ、バックを取られても常にリバーサル。ジンガーノがマコートに競り勝つ

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
リア・マコート(英国)

左右の蹴りを見せるジンガーノ、マコートは右をローに合わせる。左ハイから右、ダブルレッグでテイクダウンを決めたジンガーノがバックへ。マコートが体を入れ替え、頭を抱えてきたジンガーノにヒザを入れる。ウィザーにもヒザを突き上げるマコートは投げを防いでバックに回る。

後方へのエルボーを放つジンガーノ、マコートが離れて右を入れる。ワンツーのコンビで距離を詰めたマコートがケージにジンガーノを押し込み小外を切り返して、トップを取る。ジンガーノは巧みにバックに回り足をフックしつつ絞めを狙う。両足をフックしたジンガーノだが、チョークを完成させる時間はなかった。

2R、蹴り足をキャッチして思い切り払ってテイクダウンを奪ったマコートがバックへ。前方に落としたジンガーノが、逆にバックもハイキックで姿勢を乱して再び下になる。サイドで抑えたマコートはブリッジを潰して抑えこみ、マウントへ移行する。必死の3/4ガードのジンガーノだが、抜かれてマウントを取られると下を向いてしまう。マコートはパンチを連打するが、RNCに移行した際に乗り過ぎ、またも落とされる。

ジンガーノは逆にハーフからエルボーを打ちつけ、マコートの左目が青たん状態に。スクランブルでバックに回ったジンガーノはワンフックから両足をフックすると、マコートのブリッジにマウントに移行する。背中を譲ったマコートは、ジンガーノのネルソンで前に落とすことはできず劣勢のままラウンド終了を迎えた。

最終回、両手を伸ばし押すようにテイクダウンを奪ったマコートが、サイドから鉄槌を落とす。向き返り、ハーフで潜ろうとしたジンガーノ対し、マコートが頭部へエルボーを落としブレイクを命じられる。試合はスタンドで再開となり、組んだジンガーノがケージに押し込む。マコートは払い腰で投げて、上を取りハーフで抑える。振りかぶってヒジを落としたマコートがパスを狙いつつパンチを打ちつける。

立ち上がったマコートは、シングルに出たジンガーノのバックを狙うが、またも前に落とされる。クローズドのマコートを殴り、スクランブルでバックを制したジンガーノは、ここでも払い腰で殴られバックマウントを取られる。額をカットし鮮血のマコートがボディトライアングルでも、ジンガーノが胸を合わせタイムアップとなった。

一進一退、上下を入れ替え続けた攻防は3-0でジンガーノに凱歌が挙がった。


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BELLATOR Bellator256 Report キャット・ジンガーノ ブログ

【Bellator256】一方的。キャット・ジンガーノがキャリア6戦目のオリヴィア・パーカーを腕十字で一蹴

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ(米国)
Def.1R2分15秒by 腕十字
オリヴィア・パーカー(米国)

キャリア4勝1敗、インヴィクタで敗れているパーカーが、試合直後にジンガーノに組まれるが体を入れ替えてケージに押し込む。ジンガーノはボディロック&大内刈りでテイクダウンを決めると、足を一本抜いて枕で圧力をかける。パーカーはブリッジも、ジンガーノは3/4マウントからマウント、バックに回り、さらにマウントに戻る。背中を見せたパーカーを殴ったジンガーノだが、胸を合わされて下に。

それでも慌てず腕十字を極めたジンガーノが、ベラトール2勝目を挙げた。


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BELLATOR Bellator245 Report キャット・ジンガーノ ブログ

【Bellator245】キャット・ジンガーノはまさかのアップセット&逆転負けを許さず、大差の判定勝ち

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.29-27
ギャビー・ホロウェイ(米国)

ローに右をいきなり合わされたホロウェイがバランスを崩す。すかさず組みついたジンガーノがボディロック、ヒザをボディに突き上げて胸を合わせると大外刈りでテイクダウンを奪う。ジンガーノはサイドで抑え、ホロウェイはケージキックも足を戻すことはできない。ジンガーノはニーインベリーから腕十字狙いも、強引過ぎホロウェイが起き上って腕を抜く。

ジンガーノは右ハイからシングルレッグ、クリンチでケージにホロウェイを押し込む。このまま時間が過ぎ、残り70秒でジンガーノがボディロックテイクダウンを決める。右腕でワキを差したジンガーノは頭を跨ぎにいく。サイドに戻り、再び上四方に移動したところで初回が終わった。

2R、右ローを入れたジンガーノが、右を見せてからボディロックテイクダウン。バックに回ろうとしたホロウェイを前方に振り落とす。足を一本抜いて殴り、マウントを取ったジンガーノがエルボーを打ちつける。ケージキックで足を戻そうとしたホロウェイにすかさず担ぎパスを決めたジンガーノは、パスを嫌がって背中を見せたホロウェイを後方から殴り、ヒザをワキ腹に入れるなど全く隙を見せないファイトを展開した。

最終回、すぐに組んで首をひねるようにテイクダウンしたジンガーノ。そのまま背中をつかせると、足を一歩抜き、スクランブルでヒザを入れる。と、ここでホロウェイが首投げからマウントを奪う。まさかの展開にエルボー、パンチを打たれるジンガーノは密着するが、ホロウェイがエルボーを落とす。ケージを蹴ろうとして、体が伸びたジンガーノがさらにエルボーを連打される。

体を起こして、しがみつくジンガーノにパンチ、エルボーをホロウェイが連続で振り落とす。残り2分、ブリッジでリバーサルしたジンガーノはスクランブルでバックを取り、後方にテイクダウン。バックコントロールから両足をフックし、背中を伸ばせつつパンチとヒジを入れタイムアップに。

まさかのピンチを逃れたジンガーノが、大差の判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator245 News エド・ルース キャット・ジンガーノ フィル・デイヴィス ブログ リョート・マチダ レイモンド・ダニエルズ

【Bellator245】計量終了 メインはドラゴンがミスターワンダフルへのリベンジ戦。ルースはミドルに

【写真】立ち姿が完全にレイモンド・ダニエルズなレイモンド・ダニエルズ (左下、左側)。ジンガーノは、どうした?という感じだ(C)BELLATOR

10日(木・現地時間)、11日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator245「Davis vs Machida 2」の計量が行われた。

2日連続大会の初日のメインはドラゴン、リョート・マチダが7年1カ月前に敗れているフィル・デイヴィスとの再戦に臨むライトヘビー級戦だ。


セミでは1年10カ月振りの実戦&ベラトール初陣となるキャット・ジンガーノだったが、対戦相手のギャビ―・ホロウェイが5ポンド以上の体重オーバーで、キャッチ戦を戦うこととなった。

エド・ルースはミドル級に階級を上げ、プレリミでもハファエル・カルバーリョとレスリー・スミスが共に2戦目となるが、全盛期より階級が重くなっている選手が多くなってきたベラトールだ。

■視聴方法(予定)
9月12日(土・日本時間)
午前9時15分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時00分~DAZN

■Bellator245計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイヴィス: 205.7ポンド(93.3キロ)
リョート・マチダ: 205.3ポンド(93.12キロ))

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.9ポンド(66.17キロ)
ギャビ―・ホロウェイ: 150.7ポンド(68.35キロ)

<ミドル級/5分3R>
エド・ルース: 185.1ポンド(83.95キロ)
テイラー・ジョンソン: 185.7ポンド(84.23キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイモンド・ダニエルズ: 169.7ポンド(76.97キロ)
ピーター・スタノニック: 166.6ポンド(75.56キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ハファエル・カルバーリョ: 205.8ポンド(93.34キロ)
アレックス・ポリジィ: 203.6ポンド(92.35キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン: 251.1ポンド(113.89キロ)
ジャック・メイ: 259.8ポンド(117.84キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
レスリー・スミス: 145.7ポンド(66.08キロ)
アマンダ・ベル: 149ポンド(57.59キロ)

<144ポンド契約/5分3R>
キース・リー: 140.7ポンド(63.82キロ)
ヴィニシウス・サニ: 143.2ポンド(64.95キロ)