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【PFL vs Bellator】ボクシング五輪金メダリストのシールズ、MMA3戦目はスプリット判定勝利

<165ポンド契約/5分3R>
クラレッサ・シールズ(米国)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ケルシー・デサントス(米国)

デサントスが右ロー、シールズがジャブを突いて右フックを当てる。デサントスの右にシールズが右を合わせると、デサントスが組みつく。シールズがケージに押し込み、デサントスは右手で首を抱えつつ、足をかけてテイクダウンする。デサントスがハーフガードでトップキープすると、シールズは足を引っかけるだけで動きがない。デサントスはマウントに移行してシールズの左腕を取って腕十字へ。腕が伸びるシールズだがタップはしない。

2R、シールズが右ストレートから左、ジャブでプレッシャーをかけてデサントスのダブルレッグを切る。シールズがパンチで前に出ると顔をそむけるデサントス。シールズが強烈な左ボディを打つと、デサントスの右のガードが下がる。デサントスも左ミドルを蹴るが、シールズは右ストレートから顔面とボディにパンチを打ち分ける。デサントスは距離が詰まると首相撲からヒザ蹴り。

シールズは右フックを放ち、左ボディからパンチをまとめる。デサントスも右ストレートから組んでバックにつくが、シールズが正対してヒザ蹴りを突き刺す。さらにシールズはボディにパンチを放ち、デサントスが首相撲につかめると顔とボディにパンチを連打し、右フックを強振した。

3R、シールズがジャブを見せて右フック、ワンツー。デサントスはサイドキックでシールズの前進を止める。シールズはジャブから右のロングフック、デサントスの右打ち終わりに右フックを当てると、再び右フックから連打をまとめる。デサントスも必死にダブルレッグで組みついて、スタンドでバックへ。首に手を巻くようにしてテイクダウンすると、一気にマウントポジションをとってパンチを落とすが正確性に欠ける。

判定はスプリットでシールズの勝利。シールズは「このスポーツを尊敬しているから、凄く練習をしてきたけど簡単じゃなかった。ジムで練習を続けてきたのに腕を取られて、最後までしっかりと試合を組み立てることができなかった。初回は力強く戦えて、2Rは痛めつけた。最終回も最初は良かった。この試合を受けてくれたケルシーに感謝している」と試合を振り返った。

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【PFL】PFL vs Bellator計量終了 二転三転──残念、怒り心頭パトリシオ・フレイレのカードは消滅

【写真】アリの孫について話してほしかった……マイク・タイソンの登壇(C)PFL

24 日(土・日本時間)にサウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナで開催されるPFL Champions vs Bellator Championsの計量が23日(金・同)に行われている。
Text by Manabu Takashima

実況&インタビュアーも完全にPFL ✖ Bellatorの様相を呈していたセレモニアル計量。

コメイン計量の前にマイク・タイソンが登場し「テクニカルファイト、多くのノックアウトを期待している」と話すと、メインイベントの勝者がPFL PPV第2弾でガヌーと戦うことに関して「ベストガイが戦うことになる」とコメントした。


そのコメインのミドル級でチャンプ対決に挑むPFL2023ライトヘビー級ウィナーのインパ・カサンガネイは、エブレンは無敗、最強のミドル級ファイターという評価を得ているとインタビュアーに振られると「皆が何を言おうが関係ない。自分のやるべきことをやるだけ。なら勝ってタイトルを保持し、この階級で戦い続ける」と答えた。

対してBellator世界ミドル級王者のエブレンは「俺はファッ〇ンなパンチ力があり、スタミナも十分だ。フィニッシュする。マイク・タイソンにベルトを巻かれることが待ち切れない」と非常にリラックスした受け答えをしていた。

なおオフィシャル計量結果のリリース、セレモニアル配信からフェザー級のガブリエル・ブラガ×パトリシオ・フレイレの一戦が抜け落ちていたが、日本時間の昨日午後には米国のメディアはこの試合がキャンセルされたことを伝えている。

MMAPLANETでは計量後にフレイレのインタビューを行う予定だったが、フレイレ陣営= ジョルジ・ギマリャエスBlack House代表から「試合はなくなった。ブラガが父親を亡くしたことで戦う状態にないと言っている。ピッチブゥは怒り狂っている。インタビューは難しい」という連絡が日本時間の午後4時45分(リヤド時間午前10時45分)に入っていた。

フレイレはもともとヘスス・ピネドと対戦予定だったが、ヘススが負傷欠場となり、ファイトウィークになってアーロン・ピコと戦うことが決まっていた──シーズン準優勝の──ブラガと戦うことが決まっていた。

ピネド戦に関しても、取材依頼に対してスペイン語の通訳がいないから難しいという解答がPFLサイドから先週にあり、「これは……」という空気は存在していたことは事実だ。そしてピネドの欠場をPFL関係者が認めると同時に、フレイレがBellatorに出場し始めた頃から彼を支えてきた人物から「去年の夏のRIZINのことがある。パトリシオは代替試合を受けないだろうし、今回は試合をしない方が良い」という話もあった。

よってブラガとの対戦を受けたもののフレイレも相当にナーバスになっていたのか、メディアデーは1日2度のインタビュー対応時間を全てキャンセルしていた。その結果、本当にブラガの欠場理由が父の死であれば──この不幸な事実はブラガ×ピコ戦が正式発表の前夜に起こっていた──フレイレが怒り心頭になるのも致し方ない。

いずれにせよ、PFL Champ vs Bellator Champというヒストリカルショーは日本から見れば、一番の人気者の試合がなくなったことになる。非常に残念だ。

■視聴方法(予定)
2月25日(日・日本時間)
午前2時00分~U-NEXT

■ PFL x Bellator計量結果

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェヘイラ: 263.2ポンド(119.38キロ)
ライアン・ベイダー: 231.1ポンド(104.82キロ)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 185.8ポンド(84.27キロ)
ジョニー・エブレン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<182ポンド契約/5分3R>
レイ・クーパー3世: 182.4ポンド(82.73キロ)
ジャイソン・ジャクソン: 182ポンド(82.55キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.2ポンド(107.13キロ)
ワジム・ネムコフ: 238.1ポンド(108.00キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ・サントス: 205.2ポンド(93.07キロ)
ヨエル・ロメロ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.5ポンド(70.53キロ)
AJ・マッキー: 154.8ポンド(70.21キロ

<ライト級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 155.7ポンド(70.62キロ)
アーロン・ピコ: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 154.4ポンド(70.03キロ)
エマニュエル・パラシオ: 152.6ポンド(69.21キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 164.4ポンド(74.57キロ)
ケルシー・デサントス: 164.6ポンド(74.66キロ)

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルカタニ: 146ポンド(66.22キロ)
デドゥコンダラ・ラオ: 145.7ポンド(66.08キロ)

<アマ・フェザー級/3分3R>
マリク・バサハル: 124.9ポンド(56.65キロ)
ヴィニシウス・ペレイラ: 129.2ポンド(58.6キロ)

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【PFL vs Bellator】PFLは4月、Bellatorは3月スタート。王者対決はワンオフでなくPPVイベントとして毎年開催

【写真】UFCとは全く違った形で、MMAコングロマリットが形成されようとしている(C)PFL

25日(水・現地時間)、フロリダ州セミノールのハードロック・ライブで2月24日(土・同)にサウジアラビア・リヤドのザ・ステート・オブ・アート・キングダム・アリーナで開催されるPFL Champions vs Bellator Championsのプレスカンファレンスが行われた。
Text by Manabu Takashima

ヒーナン・フェヘイラ、ライアン・ベイダー、インパ・カサンガネイ、ジョニー・エブレン、ジェイソン・ジャクソン、ヘスス・ピネド、パトリシオ・フレイレ、ブルーノ・カッペローザ、ワジム・ネムコフ、クレイ・コラード、AJ・マッキー、チアゴ・マヘタ・サントス、ヨエル・ロメロ、クラレッサ・シールズ、ケルシー・ディサンティスが出席した会見は、チェール・ソネンとショーン・オコネルという両プロモーションTV中継のカラーコメンターテーが司会を務めた。

16日の発表ではウェルター級の王者対決=マゴメド・マゴメドケリモフ✖ジェイソン・ジャクソンがアナウンスされていたが、マゴメドケリモフが負傷欠場に。PFLからは2度のウェルター級世界王者で3度の決勝進出者であるレイ・クーパー3世が代役出場となり、ジャクソンと183ポンドとほぼミドル級に近い契約体重マッチが組まれることとなった。

またヘビー級のノンタイトルファイトでカッペローザと対戦するネムコフは、17日にBellatorライトヘビー級世界王座を返上しヘビー級に転向し、この一戦に挑む。

以上のようなことがアナウンスされた同会見と終了後の個別会見でピーター・マリーCEOが語ったPFLのこれからをピックアップしたい。


■今後のPFLは従来のPFL レギュラーシーズン=Global League Seasonに加え、PPV Super Fights、PFL International League、Bellator International Champions Seriesという4つの軸を持つことになる。PFL Challenger Seriesに関しては、言及されることはなかった。

■PFL International Leagueは既報の通り、昨年に続き欧州リーグが3月7日にパリでスタートを切るのに続き、今年はサウジのリヤドをベースにPFL MENAが活動を始める。MENAとは中東と北アフリカを差す略称で、つまりはムスリム圏──サウジアラビア、UAE、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコの選手の発掘&人生育成が始まることとなる。

■Bellator International Champions Seriesはアイルランド、英国、フランス、中東、アジア、米国西海岸&東海岸で行われる。3月の北アイルランド=ベルファースト大会でキックオフを迎える。

■Global League Seasonは4月開幕で、女子フェザー級でなく女子フライ級が実施される。PFL世界女子フェザー級王者のラリッサ・パチェコとBellator世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグはBellator International Champions SeriesもしくはPPV Super Fightsで戦っていく。

■PFL Champions vs Bellator ChampionsはPV Super Fightsの一環として、今大会限りでなく毎年PFLとBellatorのシーズン開幕前に開催される。

■PFL International Leagueは今後6リーグに拡大予定で、2025年はアフリカ、豪州リーグが活動を始める。

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【PFLvsBellator】PFL初のPPV大会=PFL世界王者✖Bellator世界王者がUFCの引き上げたサウジで開催決定

【写真】4階級のチャンプ・チャンプ対決。フェザー級はパトリシオ・フレイレとヘスス・ピネドのブラジル✖ペルー──南米対決だ(C)PFL & BELLATOR

16日(火・現地時間)、PFLが2月24日(土・同)にサウジアラビアはリヤドのザ・ステート・オブ・アート・キングダム・アリーナで初のPFL PPV SUPER FIGHTとして、PFL Champion vs Bellator Championを開催することを発表した。
Text by Manabu Takashima

PFLは6階級、Bellatorでは9階級のチャンピオンが君臨するなか同大会ではヘビー級、ミドル級、ウェルター級、そしてフェザー級の4階級でSuper Fight Championshipのベルトが賭けたチャンプ対決が実施される。

なおミドル級はPFLでは世界王座が認定されていないが、ライトヘビー級王者インパ・カサンガネイがBellator世界ミドル級王者ジョニー・エブレンと相対することとなっている。


PFL王者→Bellator王者という順で書き記すと、ヘビー級はヒーナン・フェヘイラ✖ライアン・ベイダー、ミドル級が上にあるようにカサンガネイ✖エブレン、ウェルター級がマゴメド・マゴメドケリモフ✖ジェイソン・ジャクソン、フェザー級はヘスス・ピネド✖パトリシオ・フレイレという顔合わせだ。

またPPVカードで組まれた3回戦はヘビー級のブルーノ・カッペローザ✖Bellator世界ライトヘビー級王者ワジム・ネムコフ。ライトヘビー級はチアゴ・サントス✖ヨエル・ロメロ、そしてPFL2023年シーズンウィナーのオリヴィエ・オバメルシェが引退したため王座が空位のライト級でクレイ・コラード✖AJ・マッキーJrのマッチアップが決まった。

またプレリミではビアッジョ・アリ・ウォルシュがデビュー戦で、同じくプロ初陣のクリス・モーリスと。フェザー級では15日(月・同)に父ディエゴ・ブラガが、ファベイラに盗まれたバイクを探しにいった際に民兵隊員と勘違いしたギャング=コマンド・ヴェルメーリョに殺害されたガブリエル・ブラガがアーロン・ピコと戦うこともアナウンスされている。

果たしてブラガは、試合ができる精神状態にあるのか。本来ではれば非常に興味深い一戦だが、このタイミングで行うことは絶対ではないはずだ。また五輪金メダル獲得2度、世界8冠というオールタイムベスト女子ボクサーのクラレッサ・シールズが2年4カ月振りのMMA再起戦に臨むなど、計5試合のプレリミマッチが組まれている。

本来、同会場ではUFCが初のサウジアラビア大会を3月2日に開催予定だったが、サウジ筋からより良いカードを求められ延期、他ロケーションに移されるという事件があったばかりだ。ムハマド・モカエフ✖アレックス・ペレスのフライ級戦など十分に興味深いカードが用意されていたが、現地ではPPVクラスの試合が求められていたのだろう。

結果として、ホームスチールを決めたような奇襲でPFLがUFCに先んじて、初のPPVイベントをサウジで実施することに。今後、MMA界のパワーバランスに、何かしらの変化が起こっても不思議でないように感じられるPFL初のサウジ大会だ。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#08 UFC クラレッサ・シールズ ケイラ・ハリソン ブレンダン・ラウネーン ボクシング ローリー・マクドナルド

【PFL2022#08&09】PFLプレーオフの2/3大会は英国へ。ケイラ&シールズ、思い出のロンドンへ凱旋?!

【写真】会見にはラウネーン、シールズ、ケイラ、ロリマク、パウエルらが出席した(C)PFL

24日(火・現地時間)、PFLが2022年プレーオフ2大会=PFL2022#08&09を英国で行うことを発表した。

8月5日(金・同)にMSG内のHuluシアターでプレーオフが開始され、13日(土・同)にカーディフのカーディフ・モーターポイント・アリーナ、そして20日(土・同)にはロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催が決まった。

24日にはロンドンで会見が行われ、ケイラ・ハリソン、クラレッサ・シールズ、ローリー・マクドナルド、そして英国勢としてはブレンダン・ラウネーン、シメオン・パウウェルが出席している。


ライト級とライトヘビー級、フェザー級とヘビー級、ウエルター級と女子ライト級という区分けでイベントを実施しているPFL、つまりマンチェスター出身のラウネーンは13日のウェールズ・カーディフ大会、ケイラとロリマクはロンドン大会出王が濃厚だ。

というのも決勝進出を掛けた準決勝を戦うプレーオフ進出資格は、各クラスで上位4位になることだからだ。一方でレギュラーシーズンに参戦していないシールズとイングランド出身でロンドン郊外のタイタンファイター・ジムに所属しているパウエルのPFL初の英国遠征大会の参戦は確定といえるだろう。

そして工藤をテクニカル判定で破ったラウネーンは現在5位、ロリマクは1位、ケイラは2位となっている。

そのシールズとケイラにとってロンドンは特別な場所だ。前者は2012年ロンドン五輪ボクシング女子ミドル級、後者は柔道女子78キロ級の金メダリストで、それぞれリオ五輪と二連覇を達成している。

今回、PFLのプレーオフが開かれるカッパーボックス・アリーナは収容人員6000人、ロンドン五輪のメイン会場となった五輪スタジアムのあるクイーン・エリザベス・オリンピックパーク内にある会場で五輪ではハンドボールや射撃、近代五種競技のフェンシング等が行われた。

ケイラとシールズが出場した柔道とボクシングは、オリンピックパーク内ではなくロンドン・チューブで35分離れたエクセル・コンベンションセンターが会場として用いられていた。

いずれにせよ、両者にとってはロンドンは思い入れのある街であることは間違いない。ケイラは現地のメディアに「ロンドンは特別な場所で、凄く懐かしい街。いつだって私のエネルギーを与えてくれる」と話している。

UFC、BELLAOTRに続きPFLもロンドンに進出、今や英国ロンドンはMMAにとって最重要拠点といえる。

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【PFL2022#03】絶対女王ケイラ・ハリソン継続参戦。ウェルター級、セフェリーノ&アルシラウィに注目

【写真】ともに2019年&2021年シーズンを制したケイラ・ハリソン&レイ・クーパー3世(C)PFL

5日(水・現地時間)、PFLが5月6日(金・同)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開催するPFL2022年シーズン第3週のラインナップを発表した。

全6階級、1週で2階級ずつ消化されるレギュラーシーズンの第3順は女子ライト級とウェルター級の戦いの火蓋が切って落とされる。


Bellatorでクリス・サイボーグ戦実現か──そんな声もあった2度の世界女子ライト級王者ケイラ・ハリソンは結局PFLに残った。3度目の100万ドル獲得を目指す一歩はBellatorで1勝1敗、昨年のPFLに転じたマリーナ・モフナトキナだ。

ハリソンの対抗馬として期待が集まる元Bellator世界女子フェザー級王者ジュリア・バッドはジャナ・ファビアンと対戦。まだまだ層が薄い女子ライト級だが、過去2度のシーズンよりもMMAをこなしてきた選手が今シーズンはニューカマーとしては参入してくる。

カザフスタンの柔道ナショナルチームからMMAに転じたザマザグル・フェイザァラノワのキャリアは7勝1敗──ラリッサ・パチェコと相対する。

UFCで1勝3敗だったヴァネッサ・メーロもPFLに転じ、チャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったマルティナ・インドロヴァと戦う。また五輪金✖2、ボクシングでは世界8冠のクラレッサ・シールズのMMA転向2戦目で、判定勝ちを収めたアビゲイル・モンテスも2022年シーズンを戦うことが決まった。

とはいえキャリア4戦目のモンテスやバンタム級から2階級アップのメーロはハリソン相手では荷が重いだろう。バッド、フェイザァラノワの両者が過去のシリーズに参加していた初戦の相手にどのような勝ちっぷりを見せることができるか。その辺りが絶対王者ハリソンが君臨する女子ライト級を活性化させる鍵となるだろう。

フリーエージェントになる可能性もあった2019年&2021年ウィナーのブラダボーイ=レイ・クーパー3世。準決勝でブラダボーイ、シーズン2戦目でグレイソン・チバウに敗れた──悩めるビッグネーム=ローリー・マクドナルド。

昨年準優勝のマゴメド・マゴメドケリモフと、トップどころに目新しさがないウェルター級で注目は、BRAVE CFウェルター級&スーパーウェルター級王者からチャレンジャーシリーズを経て、PFL入りしたジャラ・フセイン・アルシラウィか。

初戦のチバウ戦を如何にクリアするか。この試合の結果、内容如何でヨルダンのライオンがシーズンの台風の目になることもありうるだろう。

また過去3シーズン無敗ながら負傷でドロップアウトが続いているジョアォン・セフェリーノが、第1戦では3度目の正直=マゴマドケリモフ戦が決まっているが、この1戦もシーズンの行方を占ううえでカギを握るファイトとなりそうだ。

昨年のロリマク敗退のようなアップセットやジャイアント・キリングが起こるのか。3強とアルシラウィ、セフェリーノに注目のウェルター級だ。

また2022年シーズン第1週に出場予定だったアンソニー・ペティスと、その対戦相手マイルス・プライスのマッチアップがこの週にスライドされている。その理由はリリースに見られなかったが、注目ファイター救済の特別措置であるならスポーツとしては認めがたい──が、それもPFLに残るWSOF臭といえるか。

■視聴方法(予定)
5月7日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#03対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マリーナ・モフナトキナ(ロシア)

<ウェルター級/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
ジョアオ・セフェリーノ(ブラジル)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ジュリア・バッド(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
ニコライ・アレクサヒン(ロシア)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
ザマザグル・フェイザァラノワ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
グレイソン・チバウ(ブラジル)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ(ヨルダン)

<女子ライト級/5分3R>
オレナ・コレスニク(ウクライナ)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<女子ライト級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

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MMA PFL PFL2021#10 アビゲイル・モンテス クラレッサ・シールズ

【PFL2021#10】クラレッサ・シールズ、MMAに対応もTDを防ぎきれずプロ2戦目でモンテスに判定負け

<女子ライト級/5分3R>
アビゲイル・モンテス(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
クラレッサ・シールズ(米国)

右に回るモンテスにローを蹴り、ジャブを伸ばすシールズ。モンテスもローを返して、右回りを続ける。蹴りの距離で右を見せたシールズは、素早いジャブを伸ばすが前足を蹴られる。踏み込んでパンチの連打を繰り出したシールズ。ややテレフォン気味のパンチから試合はクリンチの展開に。押し込むシールズがボディロックでポジションを入れ替えられる。

頭を押して懸命に離れようとするシールズに対して、モンテスは必死に頭をつけていく。シングルレッグもウィザーで耐え、シールズはテイクダウンを許さないまま終盤に右を被弾してラウンド終了となった。

2R、ジャブのシールズに対し、ローのモンテス。シールズは飛び込んで右を振るうが、完全に力が入ってしまっており、モンテスが組んでケージに押し込む。ボディや顔に駒かいパンチを入れたシールズは、バックを許すもすぐに胸を合わせる。回って離れたシールズは、右を当てる。さらに右から左というコンビを見せるが、右オーバーハンドにダブルレッグを合わされガードを強いられる。

ケージに押し込まれ、クローズドを解いたシールズはパンチを打たれながら懸命に立ち上がろうとする。腰を抱えて許さないモンテスに対し、首を押して立ち上がったシールズだったがケージに押し込まれた展開のまま時間を迎え、ラウンドを失った。

最終回、シールズはローを蹴り、ワンツーへ。蹴りで上体を反らさせようとしたモンテスだが、ここで右を被弾する。懸命に組んできたモンテスを、小手で崩そうとしたシールズだが、ここもケージに押し込まれてしまう。差し上げテイクダウンを防ぎ、逆にボディロックからテイクダウンを狙ったシールズは、ケージに押し込んだ状態から間合を取り直す。

右オーバーハンド、左ジャブも右ストレートが大振りとなり、モンテスがダブルレッグを決める。残り2分、ハーフガードのシールズは下が続くと厳しい。ひたすら抑え、左のパンチを打っていくモンテスが状態を起こしてパンチから、対にマウントを奪取する。

左右のパンチを連打したモンテスが、このまま3Rを戦い切り健闘を称え合った直後にシールズはFワードを叫んだ。なんとジャッジ1人はシールズを支持という考えられない裁定を下したが、他の2人の票を得たモンテスが無事判定勝ちを手にした。シールズはコール後には、敗北を受け入れたように悔しい表情こそ浮かべたが、笑顔でモンテスを讃えた。


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【PFL2021#10】計量終了 2021年決勝。ウェード✖ハイブラエフ、クーバー✖マゴメドカリモフ。新顔も

【写真】短髪にしたことで、父レイ・クーパーに風貌がそっくりになったブラダボーイ(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#10 「Championships 」の計量が26日(火・同)に行われた。

2021年PFLのシーズンファイナル=チャンピオンシップスは5階級のシーズン決勝=世界選手権試合と3試合のフューチャーバウトが組まれている。


優勝賞金100万ドルを前に、誰一人として体重オーバーは見られなかった。そしてライト級とライトヘビー級ファイナルをアンダーカードに追いやった──ロンドン&リオ五輪女子ボクシング金メダリストで、ボクシング世界8冠のクラレッサ・シールズはMMA2戦目の計量を 155.8ポンドで終えている。

メインカード第1試合のフェザー級ファイナル=モヴィッド・ハイブラエフとクリス・ウェードはともに145ポンドでパスし、フェイスオフ後にはしっかりとハグをして健闘を称え合った。

コメインのウェルター級ファイナル、レイ・クーパー3世は父親ブラダを短髪で登壇し、頭一つ大きなマゴメド・マゴメドカリモフを見上げるようにフェイスオフ。

「3年前と変わっていない。同じ相手、同じ試合、結果も同じだ。サブミッションでまた勝てる? そこについては何もいえない。打撃もグラップリングも、レスリングも交えたスペクタルな試合になるだろう」とマゴメドカリモフが話すと、ブラダボーイは「ただケージに入って、顔を殴りつける。シンプルに戦う」とコメントした。

メインではケイラ・ハリソンとテイラー・ゴールダードが女子ライト級決勝を戦うが、賭け率は驚異の+3500とハリソンが圧倒的に優位と予想されている。

ゴールダードはインタビュアーのショーン・オコネルの「誰も勝利を期待していない」という問いかけにも、「とても落ち着いている。あとはやるだけ。私の好きなことをして、良い時間にしたい」と返答するのみで、最後まで勝つという言葉を発しなかった。

対してケイラは余裕の表情で「ベストを尽くして、殺やられる前に殺るだけ。ライオンでも、虎でも、熊が相手でも私が殺す」と話した。

また今大会ではアンダーの3試合で2022年の展望が見える3人の選手が出場する。

ライトヘビー級ではUFCミドル級で9勝5敗1分だったオマリ・アクメドフ、女子ライト級には元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッド、そしてライト級では南アフリカン・ショータイム──ドン・マッジがPFL初戦を迎える。

3者は2020年シーズンを睨んでのお披露目的なファイトでありながら、気の抜けない対戦相手が用意され査定試合のようになっている。

また同大会にはフェザー級で日本のプロモーションでベルトを持つファイターへオファーもあったが、契約締結には時間が足らなかったという話も伝わってくる。

来るべき022年シーズンに3年振りの日本人ファイターの出場はあるのか──という期待も募るが、まずは2022年シーズンウィナーが誰になるのか──特にフェザー級&ウェルター級の行方──を楽しみたい。

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ 対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 153.8ポンド(69.76キロ)
テイラー・ゴールダード: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
レイ・クーパー3世: 169.8ポンド(77.01キロ)

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.4ポンド(107.22キロ)
アンテ・デリア: 243ポンド(110.22キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 204.4ポンド(92.7キロ)
マールシン・ハムレット: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ: 155ポンド(70.31キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド: 154.6ポンド(70.12キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイサン・ウィリアムス: 155.4ポンド(70.48キロ)

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【PFL2021#04】試合結果 ライト級でシュルチ、ヘルドが脱落濃厚。ペティスは2週間後に仕切り直し

【写真】2度の五輪金メダリスト、ボクシングで成功を収めているがまるで気取ったところがなく、MMAソサイエティに溶け込んでいたシールズ。次戦が楽しみになる(C)PFL

10日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティ
オーシャン・カジノリゾートのPFL2021#04で開催された。

メインで五輪金メダル2度獲得、ボクシング世界8冠のクラレッサ・シールズが、ブリトニー・エルキンにマウントを奪われ寝技の洗礼をうけながら、逆転のTKO勝ちを収めた今大会はライト級とフェザー級でシーズン最終戦が組まれた。

しかし、アンソニー・ペティスが直前に欠場となり、不戦敗ではなく2週間後のPFL2021#06で、対戦相手をハウシュ・ウマンフィオに変更され組まれることに。またフェザー級ではランス・パーマーとモヴィッド・ハイブラエフもシャッフルされて、2週間後に対戦することが決まった。

このため今大会でプレーオフ進出4名は確定せず、現時点で獲得ポイントがOPのペティスとパーマーにも、チャンスは残されている。ちなみにPFLのオフィシャルサイトでは、ライト級でクレイ・コラードが2試合連続判定勝ちながら9Pで1位となっているが、ここではESPN発表ランキングに倣い、6Pの2位とした。

また太字の選手がプレーオフ進出決定。実線で名前が消されたファイターはシーズン敗退が決まっている。

【フェザー級ランキング】
1位 9P ブレンダン・ラウネーン
2位 8P クリス・ウェード
3位 6P バッバ・ジェンキンス
4位 5P シェイモン・モラエス
5位 3P モヴィッド・ハイブラエフ
6位 3P タイラー・ダイヤモンド
7位 0P ランス・パーマー
8位 0P ボビー・モフェット
9位 0P アルマン・オスパノフ
10位 0P ジェシー・スターン

【ライト級ランキング】
1位 6P ロイック・ラジャポフ
2位 6P クレイ・コラード
3位 3P ハウシュ・マンフィオ
4位 3P アレックス・マルチネス
5位 3P ナタン・シュルチ
6位 3P マーチン・ヘルド
7位 3P アクメト・アリエフ
8位 2P オリヴィエ・オバメルシェ
9位 0P アンソニー・ペティス
10位 0P ジョイルトン・ラターバッバ

PFL2021#04
<女子ライト級/5分3R>
○クラレッサ・シールズ(米国)3R1分44秒
TKO
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×ブリトニー・エルキン(米国)
<159.4ポンド契約/5分3R>
○カシアス・クレイ・コラード(米国)3R
判定
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×ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
<フェザー級/5分3R>
○バッバ・ジェンキンス(米国)3R
判定
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×ボビー・モフェット(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブレンダン・ラウネーン(英国)3R
判定
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×タイラー・ダイヤモンド(米国)
<ライト級/5分3R>
○ナタン・シュルチ(ブラジル)3R
判定
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×アレックス・マルチネス(ペルー)
<ライト級/5分3R>
○オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)3R
判定
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×マーチン・ヘルド(ポーランド)
<ライト級/5分3R>
○ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)1R0分27秒
KO
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×アクメト・アリエフ(ロシア)
<146.8ポンド契約/5分3R>
○シェイモン・モラエス(ブラジル)2R4分59秒
キムラ・アームロック
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×ジェシー・スターン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○クリス・ウェード(米国)2R2分18秒
TKO
詳細はコチラ
×アルマン・オスパノフ(カザフスタン)

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【PFL2021#04】「絶対に諦めるつもりはなかった」。五輪金✖2&BOX8冠シールズ、初陣は大逆転TKO勝ち

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ(米国)
Def.3R1分44秒by TKO
ブリトニー・エルキン(米国)

じっくり構えるシールズ。ローを見せたエルキンに、スピードの乗ったストレートや右オーバーハンドを繰り出す。エルキンは組みついてテイクダウン、胸を合わせて立ち上がったシールズが腕を差して、リバーサルに成功しパウンドを連打する。しかし、しっかりとキープできず逆にエルキンが上を取り返し、マウントに取る。

ブリッジできないシールズが、時折りパンチを打つエルキンスに目線をやる。エルキンは腕十字に移行しようとし、反応したシールズにパンチを連打。下からパンチを見せたシールズは、ラウンド終了まで耐えきった。

2R、エルキンはローを蹴り、シールズが掴まれない距離で鋭すぎるパンチのコンビネーションを見せる。ダブルレッグを切ったシールズだったが、上からの仕掛けにすぐに両足を取ったエルキンがリバーサルを決めて、ニーインベリーからマウントへ。足を絡ませたローマウントでブリッジを潰し、ハイガードに移行しつつ殴るエルキン。シールズは体を捻るが、態勢を入れ変えることはできずパウンドを連打される。ボディから側頭部を殴り、ハイマウントで連打したエルキンが腕十字へ。シールズは腕を引きよせて抜くと、エルキンのソレとは質の違うパウンドを最後に打ちこんだ。

最終回、サイドキックに右ストレートを打ち込んだシールズは、シングルレッグをスプロールして離れることに成功する。引き込んでハーフ、足にしがみつくエルキンをシールズが殴りつける。尻を上げて、バックを伺うエルキンを潰して重いパンチを落とすシールズ。ついにエルキンが頭を抱えるようになり、シールズのパンチについにレフェリーが試合を止めた。

歓喜の雄叫びを挙げるシールズは「クレイジーよ。1Rを落とし、2Rも落とした。でも何もダメージは受けていなかった。腕十字も私を傷つけることはできなかった。全く。3Rになり、もうやるだけだった。ラウンドを失っても、私は負けていなかったす。そして3Rがやってきたの。ボーイフレンドに4週間会わなかったわ。マムとはほとんど2カ月、顔を合わしていなかったの。それだけ練習してきたから。ちゃんと腰を落として、パンチを打ったわ。ボクシングの試合で自分を疑ったことは人生で1度もなかった。でも、この試合は違った。私は負けるかもしれない。でもトライした。1Rと2Rで心が折れることはなかった。腕十字が来ても、三角絞めが来ても絶対に諦めるつもりはなかった」と話し満面の笑みを浮かべた。


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