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Brave CF BRAVE CF51 MMA Report ジニス・マーゲル. リナット・ゼジンタイ

【BRAVE CF51】ビューティフル・アッパーカット!! ジニス・マーゲルが母国でゼジンタイを完全KO

【写真】見事なアッパーが決まった(C)BRAVE CF

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーゲル(ベラルーシ)
Def.1R2分54秒by KO
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

マルセル・グラビンスキの健康上の理由で、ドクターストップがかかりメインに昇格した一戦。両者が細かいステップを踏み、間合を図る。マーゲルがローを見せ、ゼジンタイがタイミングを計る展開が90秒以上続く。マーゲルも右ローを蹴るが、拳の攻撃やステップインは見られない。とゼジンタイが大振りの左フックで前に出てマーゲルはバックステップから左ミドルを入れる。さらに左フックを当てたマーゲルが、ローから右フック、左ボディストレートと試合をリードする。

ゼジンタイの左ジャブに、マーゲルは見事なタイミングで右アッパーを合わせる。腰から崩れ落ちたゼジンタイに対し、鉄槌の追撃で試合を決めたマーゲルは「ミンクスで勝てて、本当に嬉しい。チームのみんなが一丸となって得た勝利だ。この勝ちはチーム、ベラルーシの勝利だよ。次? 今はとにかく休みたい。ただただハッピーだよ」と笑顔を見せた。


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Brave CF BRAVE CF51 Gladiator014 Interview ダニヤル・アブジバエフ ブログ ワジム・クーチ

【BRAVE CF51】BRAVE初陣、ワジム・クーチ「プライスレス!! コロナ後、パンクラチオンで世界王者目指す」

【写真】果たして、クーチはどのような戦いでベラルーシMMAの可能性をしめしてくれるか (C)BRAVE CF

本日4日(金・現地時間)に、ベラルーシの首都ミンクスはファルコンクラブ・アリーナで、BRAVE CF51が開催される。

BRAVE初のベラルーシ大会ではジニス・マーヒャルやワジム・クーチなど同国のトップレベルMMAファイターがプロモーションデビューを控えている。

MMA戦績15勝1敗、フランスの100% Fightのウェルター級王者でもあるクーチはMMAと並行してパンクラチオンの世界王者を目指すという珍しい思考の持ち主だった。ダニヤル・アブジバエフを目前に控え、東欧気質というのか──旧ソ連らしいというのか、一風変わったクーチの言葉に耳を傾けてほしい。


──アブジバエフ戦が迫ってきました。BRAVE CF初のベラルーシ大会で、同プロモーション初陣を戦います。今の気持ちを教えてください。

「凄く落ち着いている。あとは計量に向けて体重を落とすぐらいで(※インタビューは6月1日に行われた)、ゆっくりと過ごしているよ。スーパーウェルター級という初めての階級で戦うことになるけど、問題はないと思う。もう勝つ準備はできているよ。

母国、そしてミンクスでこのような大きな大会で、国を代表して戦えることはとてもハッピーだよ。今大会では僕以外にもベラルーシの選手がBRAVE CFと契約を結び、デビュー戦を迎える。そこも含めて素晴らしい機会を得たと思っている。

もちろん僕のところにはBRAVE以外にもACAをはじめとするロシアのプロモーションから契約の話はあった。でも僕は国際的な活動をする団体で試合をしたいと思い、BRAVEと契約を結んだんだ。BRAVEには色々な国のファイターが活躍しているしね。

何より、このような活動をパンデミックの期間も行えていることはBRAVEとサインした理由の1つだよ。今、世界中でこれだけの活動をしているプロモーションは本当に数えるほどしか存在していないからね」

──BRAVEを舞台にロシア人だけでなく、米国人やブラジル人、中東のファイターとも戦っていきたいということですね。

「その通りだ。それとスーパーウェルター級という階級にも魅力を感じている。実は77キロまで体重を落とすのは楽ではなくて、79キロというリミットの階級があることも大きいね」

──15勝1敗、素晴らしいレコードのワジムですが、日本のファンはあなたのことを本当に知らないです。これまでのMMAや格闘技キャリアについて教えてもらえますか。

「8年前、大学2年の時にMMAを始めた。それまでは国内トップレベルのフリースタイルレスラーだった。でもレスリングにパンチやキックを混ぜた戦いがしたいと思っていたんだ」

──それまでにキックやムエタイなど打撃系格闘技の経験はあったのですか。

「なかったよ。MMAと同時にコンバットサンボやパンクラチオンの練習もするようになり、そこで打撃もやるようになったよ。パンクラチオンではベラルーシ代表として、欧州選手権や世界大会に出場しているんだ。欧州王者には3度なり、世界大会では銀メダルを獲得している」

──パンクラチオンは道着着用で顔面パンチはなく、投げや関節技、ボディへのパウンドが認められたポイント制の競技ですよね。

「そうだよ。僕はずっとMMAと並行してパンクラチオンを戦ってきた。パンクラチオンを戦うことで、MMAキャリアに悪い影響は全くない。ただパンデミックが起こりパンクラチオンのトーナメントが開催できない状況になっているから、今はMMAに力を入れる時だと思っているんだ。

でもコロナが終われば、MMAの試合に制約を受けない程度でパンクラチオンのトーナメントにも出場していく。今でもパンクラチオンの世界王者になることが夢なんだ。やっぱり2位じゃ終われない。人生を賭けて、パンクラチオンの世界チャンピオンになりたいと思っている」

──パンクラチオンはアマチュアで、生活の糧にはならないですよね。

「パンクラチオンは純粋なアマチュア・スポーツだよ。優勝してもお金にはならない。でも、誰だって自分が心血を注いでいるスポーツの世界チャンピオンになりたいだろう? 子供の頃から世界一になることが夢で。その夢が半ば現実になっている。それこそプライスレスだよ、そのために練習してきて……MMAにも役立っているんだし」

──それをMMAで果たそうとは思わないのですか。それともベラルーシではMMAで成功しても、生きていくことはできないでしょうか。

「ベラルーシのMMAはまだ歴史が浅い。そしてノールールというだけで、ちょっと間違った試合も行われてきた。BRAVEがベラルーシで国際基準にある大会を開くことで、しっかりとしたMMAが根づくことを期待しているよ。ベラルーシ人ファイターが、MMAで活躍できる力があることは他の大会でも証明されているからね。

今大会では同じスーパーウェルター級で戦うジニス・マーヒャルも本当に良い選手だよ。この国のMMAの未来は明るいよ」

──とはいえ、マーヒャルは同じ階級ですしライバルになりますね。

「確かにね。でも、同じ国の人間だしBRAVEという舞台でジニスと戦いたいとは思わない。他の国の選手と戦ってきたいし、彼と戦うとすればベルトを賭けた試合になるだろうね」

──では金曜日の夜は、ベラルーシMMAの可能性が確認できる試合を期待しています。

「正直言えばどんな試合をしたいとかは、余り考えていない。まずは自分の力を出し切ること。打撃でも、サブミッションでも僕がBRAVEという舞台でチャンピオンを目指す力をあることを証明したい」

■視聴方法(予定)
6月5日(金・日本時間)、
午前1時30分~ FITE
午前1時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF51対戦カード

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーヒャル(ベラルーシ)
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
イリエ・ジホウン(フランス)
サム・パターソン(英国)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ワジム・クーチ(ベラルーシ)
ダニヤル・アブジバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
アブドゥルムタリプ・ギエルベコフ(ウクライナ)

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
イブラジム・ナブルゾフ(ジョージア)

<バンタム級/5分3R>
ヴラディスラフ・ノヴィツキー(ベラルーシ)
ヤニス・ゲムモーリ(フランス)

<フライ級/5分3R>
バドマシレン・ドルジエフ(ロシア)
アルマンベット・アブディバシー・ウルウ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
アイジミール・カズベコフ(ロシア)
アブドゥル・カリム・バダクシュ(アフガニスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
アナスタシア・フィアファノヴァ(ロシア)
セウデ・トゥルク(トルコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ワジム・ロリチ(ベラルーシ)
クルボンショ・ジェモロフ(タジキスタン)

<62.5キロ契約/5分3R>
アルテム・ルキャノフ(ベラルーシ)
バクトヴァル・ユヌソフ(タジキスタン)
6日(日・日本時間)

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Brave CF BRAVE CF51 Interview MMA RIZIN UFC ジニス・マーヒャル ボクシング リナット・ゼジンタイ

【BRAVE CF51】中央アジアの嵐。ジニス・マーヒャル戦へ、ボクシングレスラー=リナット・ゼジンタイ

【写真】素晴らしく精悍な表情のリナット・ゼジンタイ (C)BRAVE CF

明日4日(金・現地時間)に、ベラルーシの首都ミンクスにあるファルコンクラブ・アリーナで、BRAVE CF51が開催される。

BRAVEにとって初めてのベラルーシ大会では、現地のトップファイターと新たに契約し、同国のトップファイターが数多くBRAVE初陣を戦う。その1人、ジニス・マーヒャルの対戦相手リナット・ゼジンタイにとってもBRAVEデビュー戦となる。

最近ではACAが進出し、国内大会も数多く行われMMA人気が高まる一方のカザフスタン。ドメスティック二大イベント=OCTAGONとMergen FC のうち、前者のウェルター級王者であるゼジンタイは代役の代役として、3週間前のオファーを受けた。

今、UFCやACA、そしてBRAVEに吹き荒れつつある中央アジアの旋風──その最大勢力であるカザフスタン特有のボクシング・レスラーであるゼジンタイに初インタビューを試みた。


──ジニス・マーヒャル戦でショートノーティスながら、BRAVE CF初陣を戦います。どのような気持ちですか。

「この試合は自分へのテストになる。パワー、テクニックともぶつけて良い試合にしたい。試合に向けての準備期間は短かったけど、常日頃からいつでも戦えるように、しっかりとシムケント(カザフスタン南部にある、国内第3の都市)で練習しているから問題ない。ジニスのパワーは認めているけど、何も恐れることはないよ。

BRAVE CFのようなインターナショナル・ショーで戦うことが夢だったから、ベストを尽くす。BRAVEは現状のMMA界において世界で最も大きなプロモショーンの1つだし、そこで戦えることはとても光栄だよ」

──リナットの試合映像を視させてもらったのですが、ボクシングができるレスラーなのか、レスリングができるボクサーなのか。とにかく、どちらも優れていました。

「ハハハハ、僕はグレコローマン・レスリングを戦ってきたけど、6年前にMMAに転向したんだ。MMAに転向するにあたって、まずグラップリングのトレーニングを始めた。レスリングと共通する部分も多いしね。

柔術では帯を持っていないけど、ノーギはしっかりとやってきてトーナメントでも勝っている。だからグラップリングには自信があるよ」

──ベースはグレコだったのですか。試合を見ていると、フリースタイルの技も多く使っていました。

「レスリングを始めたのはショコーラ(日本でいえば小・中・高に相当する11学年の学校制度)の9年生の時で、大学の間と6年間続けたんだけど、最初はフリースタイル・レスリングの試合に出たいと思っていた。でも、僕は自分の階級では痩せていて身長が高かったから、コーチがフリースタイルには向いてないってグレコの試合に選抜されたんだ。

グレコでは地方大会では優勝もしたけど、フリースタイル・レスリングの練習も続けていたよ」

──それにしても、ボクシングも相当な腕前ですね。

「う~ん、ありがとう。僕はレスラーなんだけど、対戦相手からもボクサーだと思われることが多いんだ(笑)。ただし、僕にとってパンチはそれほど大切な攻撃ではないんだけどね」

──今回の試合はスーパーウェルター級というBRAVE CF特有の階級で行われます。

「普段は90キロぐらいあるから、80キロというリミットはありがたいよ。77キロに落とすより、減量は厳しくない。かといって84キロで戦うと、バカでかい相手ばかりになってしまうからね。初めての階級だから、楽しみしている。

マーヒャルはパワー溢れるストライカーだけど、打撃でも十分にやり合える。もちろん、組み技でも僕が上だ。ケージの中は何が起こるか分からない。でも準備はできているよ。皆に楽しんでもらえる試合をしたい。

そして、この試合をきっかけBRAVEに継続参戦して、ウェルター級のベルトを目指すんだ。2022年の間にチャンピオンになりたいと思っている」

──リナット、今日はありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。僕は子供の頃にノブヒコ・タカダの武士道(Uインター)をDVDで見ていたんだ。ゲーリー・オブライトが大好きだった。そこからPRIDEをチェックするようになった。日本のMMAはユニークで、面白い試合が多い。今もRIZINをチェックしている。だから、日本のメディアに取材してもらって嬉しかったよ」

■視聴方法(予定)
6月5日(金・日本時間)、
午前2時30分~ FITE
午前2時30分~ BRAVE TV

■ BRAVE CF51対戦カード

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
マルセル・グラビンスキ(ドイツ)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ジニス・マーヒャル(ベラルーシ)
リナット・ゼジンタイ(カザフスタン)

<ライト級/5分3R>
イリエ・ジホウン(フランス)
サム・パターソン(英国)

<スーパーウェルター級/5分3R>
ワジム・クーチ(ベラルーシ)
ダニヤル・アブジバエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ロマン・ボガトフ(ロシア)
アブドゥルムタリプ・ギエルベコフ(ウクライナ)

<59キロ契約/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
イブラジム・ナブルゾフ(ジョージア)

<バンタム級/5分3R>
ヴラディスラフ・ノヴィツキー(ベラルーシ)
ヤニス・ゲムモーリ(フランス)

<フライ級/5分3R>
バドマシレン・ドルジエフ(ロシア)
アルマンベット・アブディバシー・ウルウ(キルギスタン)

<バンタム級/5分3R>
アイジミール・カズベコフ(ロシア)
アブドゥル・カリム・バダクシュ(アフガニスタン)

<女子ストロー級/5分3R>
アナスタシア・フィアファノヴァ(ロシア)
セウデ・トゥルク(トルコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ワジム・ロリチ(ベラルーシ)
クルボンショ・ジェモロフ(タジキスタン)

<62.5キロ契約/5分3R>
アルテム・ルキャノフ(ベラルーシ)
バクトヴァル・ユヌソフ(タジキスタン)
6日(日・日本時間)

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【BRAVE CF51】大会まで2週間で、超新星モカエフの出場決定。注目、クーチ&マーヒャルのベラルーシ勢

【写真】まだ20歳、実はあどけなさが多分に残っているモカエフ (C)BRAVE CF

18日(月・現地時間)、BRAVE CFより6月4日(金・同)にベラルーシはミンスクのファルコンクラブ・アリーナで開催されるBRAVE CF51にムハメド・モカエフが出場し、ジョージアのイブラジム・ナブルゾフと対戦すること発表された。

BRAVE CF初のベラルーシ大会まで3週間を切っての出場決定のフライ級の超新星は59キロ契約で戦うこととなった。モカエフは昨年8月のプロデビューからキャリア4連勝で、2連覇したIMMAFの世界大会を含め、アマチュアから数えて通算27試合連続で勝利を挙げている。

対するナブルゾフは5勝1敗1分、最近UFCでも少数精鋭振りを発揮しているジョージア人選手だ。母国ジョージア、ロシア、イタリア、そして中国で戦ってきた。レスリングと回転系の蹴りも含めたキックボクシングを得意とするナブルゾフはモカエフにとって過去最強の相手といえるだろう。


今大会のメインは元BRAVE CFライト級王者ルカス・マルチンスと、4月のバーレーン大会でイッサ・イサコフに勝利したマルセル・グラビンスキのライト級戦だが、現地のRukhスポーツ・マネージメントと共同開催ということもあり、ベラルーシ期待の新鋭がBRAVEデビュー戦を戦うのも興味深い。

コンバットサンボ・ワールドカップ優勝のライト級ファイター=ラスラン・ティディエフこそ契約を果たしたものの今大会の出場は見送られることとなったが、パウンド解禁なったフランスの100%Fightミドル級王者ワジム・クーチ、ベラルシアンFCミドル級王者ジニス・マーヒャルが揃ってスーパーウェルター級戦でBRAVE CF初勝利を目指す。

29歳のクーチは2014年のMMAデビューで、戦績は15勝1敗。その勝ち星のうち7試合が一本勝ちで、4試合がTKO勝ちというフィニッシャーだ。関節で仕留める以前のパウンドは無慈悲など強力で、立っても右オーバーハンドはKOパワーを有している。

クーチの対戦相手はキルギス人ファイターのダニヤル・アブジバエフは戦績8勝2敗で母国WEF、カザフスタンのAlash PRIDEからACBで戦ってきた。クラウチングのボクシング・レスラーであるアブジバエフに対し、打撃はカウンター狙いのクーチだけに組まれて組み技勝負も望むところだろう。

一方、デビュー以来7連勝のマーヒャルは190センチの長身ウェルラウンダー。スタンドはキックボクシング、下になっても基本に充実な柔術技術を持っている。

プロになる前にロシアに本部を置くアマMMA組織=WMMAAで7勝2敗、その相手が現在ACAウェルター級トップのガムザット・キラマゴメドフ、そしてPFL参戦中のマゴメド・ウマラトフと、マーヒャルはアマ時代からえげつない生存競争を繰り広げていた。

そのマーヒャルは当初、スウェーデン在住のギリシャ人選手ヤニス・バハールと対戦予定だったのが、スウェーデン人のフェルナンド・ゴンザレスに代わり、さらに大会まで2週間強となりリナット・セジンタイに再度変更されている。

結果、デビュー戦はアップどころか、より厳しいマッチアップになっているのがBRAVEのガチさだ。マーヒャルを上回るデビュー以来のレコードが9勝0敗のカザフスタ人ファイターのセジンタイ。中央アジアに多いリーチが長くテイクダウンの受けが強い、レスリング・ボクサーだ。

上記のアブジバエフがレスリングのスタンスで、剛腕を振るうのに対し、セジンタイはボクシングのスタンスでパンチの圧力を掛け、テイクダウン狙いをがぶって防ぐ。そして上をとってはパンチやエルボーで削っていくという中央アジアに多い戦い方をする。

クーチとマーヒャルというベラルーシ勢がBRAVE CFの新興勢力と成りうるのか。揃って中央アジア勢を相手に、試金石のファイトとなる。

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【BRAVE CF51】4週連続バーレーン大会を終え6月4日に22番目の開催国となるベラルーシに初進出決定

【写真】旧ソ連での開催は今年1月のBRAVE CF46以来だ (C)BRAVE CF

11日(日・現地時間)、BRAVE CFより6月4日(金・同)にベラルーシはミンスクのファルコンクラブ・アリーナでBRAVE CF51を開催することを発表した。

3月から4月にかけて本拠地バーレーンで4週連続イベントを開催し、活動開始から5年でイベント開催数が50回に達した同プロモーションにとって、国外での大会は1月のロシア・ソチ大会以来5カ月ぶりとなる。


今大会は現地のRukhスポーツ・マネージメントと共同開催に4月9日にACAが大会を行ったのと同じ会場=ファルコンクラブ・アリーナが舞台となった。

ルーマニアやフィンランドでも共催大会の経験があるBRAVE CFだが、ミンスクでは6試合がBRAVE CFが用意した試合となる予定だ。ロシア系の強豪との契約も多いだけに、どのようなラインナップとなるのか楽しみだ。またベラルーシは大陸間を移動してイベントが開かれているBRAVE CFにとって、22番目の開催国&地域となる。

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