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【Gladiator024】上久保周哉、グラジ参戦。その意図とこれから「僕のRoad to UFC。ずっとRoad to UFC」

【写真】リアリスト。誇張も悲観もなく。それだけに言葉が突き刺さる(C)MMAPLANET

9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024に上久保周哉が出場し、韓国のシン・ジェヨンと戦う。
Text by Manabu Takashima

8月のRoad to UFCバンタム級準決勝でまさかの敗退となった上久保は、再起の場にグラジエイターを選んだ理由と、変わりないUFCへの想いを訊いた。


――8月のRoad to UFC、シャオ・ロン戦の敗北は大ショックでした。スポットライトが当たっているとはいえない、同時に『これがMMAなんだ』と上久保選手の征く道を見てきたファンも、そうだったと思います。

「ハイ……。僕も同じ気持ちでした(苦笑)」

──組んで勝つ。触れば五分五分という上久保選手のMMAが、UFCではなくRoad to UFCで崩れた点が一番ショックでした。ただ1Rはあれだけ出来ていたのに、なぜ2Rから思うように戦えなくなったのでしょうか。

「実は2Rにテイクダウンを狙った時に、左ヒザが内側に捩じれてしまって。元々、半月板が悪かったのでロッキングしてしまっていたんです。でも、試合中はアドレナリンが出ているから痛みを感じなくて。それでも、踏ん張れる感がなくて。マットを蹴っても力が入っていないし、変だなと思いながら戦っていました。

普段はロッキングをしたら痛みや緩さで気付くのですが、試合中だったからそこが気付かなくて。足が疲れたのかなとか、勝手に思っていたんです。気付いていれば、インターバルにロックしたのを直すことはできたので、それをやっていれば3Rは普通に動けたのになぁという気持ちは結構あります……。足が疲れたと自分で片づけてしまって、セコンドに言わなかったので磯野(元)さんも濱村(健)さんも、急に動きが悪くなったと感じていたと思います」

──そのようなことが起こっていたのですね。

「……ハイ。あの試合に関しては、途中から試合になっていなかったです」

──逆にケガをしたということで、ホッとしました。上久保周哉の組み技がアジアで跳ね返されたわけではないので。

「まぁ、負けた言い訳はできますからね(笑)」

──そこですか(笑)。

「1Rが本来の実力だったと思って欲しいです。切られることが前提で組んでいたので、そんなに深追いもしなかったし、切るなら切るで用意していたので。1Rは思いのほか、自分の展開になったので逆に拍子抜けした感はありました。むしろ2Rの方が『こうなるよね』という展開ではありました。ただ、あの途中から……ですね。でも、結果が全てですから」

──一旦はUFCとの契約という目標が潰えたことは、どのように感じていましたか。

「悔しかったけど、それは実力を出し切れなかったことが大きくて。だから引退するとかっていうへこみ方ではなかったです。改善点や修正しないといけない点があったけど、初回の展開は思い通りにいっていたので通用する部分は通用する。だから100回やったら、100回勝てない相手とやるまでは辞められないと思いました。準決勝の相手は100回やって100回勝てない相手ではないので、辞められないです。会場からホテルに戻るまでも、全然まだやれる。こんなんじゃ辞められないという気持ちでした」

──目指すところも変わらない?

「変わらないというか、それを目指し続けないと自分が求める相手がいない。他のどっか……国内でも出てくるかもしれないけど、そういうところを目指していないと自分のレベルも上げることができない。自分が強くなっていく過程のなかで、何回やっても絶対に勝てない相手と戦わないと意味がない。強い相手と戦っていないと弱くなります。自分が弱くなると意味がないです。だから目指すところは変わりようがないです」

──そうなると、またRoad to UFCを目指すことになりますが、Gladiator出場が決まるまで、再起の道はどのように考えていましたか。

「準決勝が終わって、まずは諸々のケガを直す時間に当てて。でもRoad toUFC決勝戦が12月9日にあるから、その時にどこかで試合をしたいと思っていました(※その後、Road to UFC決勝は延期となっている)。決勝戦のリザーバーとかの話もあったのですが、それだと試合はないだろうし。海外も考えていましたが、時間もなかったので……」

──えっ、だから12月9日のGladiator参戦なのですか!!

「もともとグラジと〇〇〇〇〇はRoad to UFCの前から声を掛けてくれていました。日本で試合をするなら、そのどっちかになると思っていたんです。で、グラジエイターは日程がRoad to UFC決勝と同じだったので『良いじゃん』と思って。この日に戦うのは禊です。自分のせいで負けたので、自分でケツを拭かないと。

やるなら強い人とやりたい。それには外国人選手と肌を合わさないと本当のところはどうだと分からないので。そういう意味で最初に名前が出た候補とか、グラジエイターは色々と考えて用意してくれていました」

──結果的にその候補がまとまらなかったわけですね。そこでシン・ジェヨンという選手と戦うことになりました。

「スパンが短かったこともあるし、自分も直近は負けているので相手にとって美味しくない。強い人に断られてしまうのはしょうがないです」

──話を伺う限り、12月に1試合を戦ってRoad to UFCから声が掛るのを待つということでしょうか。

「Road to UFCしか選択肢がないなら、Road to UFCですよね。そのRoad to UFCが5月スタートなら、その前にもう1試合する形かと。だから12月の早めに試合を戦いたかったんです。1月になると、次の試合をするとなると時間が欲しくなりますし。2月にも試合の話があって。そのタイミングで試合をする方が、何もしないで待っているより良いと思います。負けて、そのままで声が掛るほど甘くはないので」

──モンゴル勢や竹中大地選手もいるグラジですが、ベルトを狙ったり継続参戦というのは? 練習仲間の狩野優選手などは『国内で日本人選手と戦えば、どれだけ上久保選手が強いかを知ってもらえる』と言っていましたが。

「う~ん、何というですかね。もう一つの団体からは日本選手でオファーをくれました。でも、さっきいった最初の候補に〇〇・〇〇〇〇が入っていたんです。あの名前を見た時に『いいじゃん。やりたい』って。あの名前を見た時に感じた想いが、日本人選手の対戦候補には起きなかったです。やっぱりテンションの上がり方が違って。ONEでトロイ・ウォーセンとやった時も『やりたい』って最初に感じて。それが、グラジエイターが最初に出してくれた候補……複数の候補にはめっちゃあったんです。

国内の選手云々でなくて、僕が日本の選手にそういうことを感じなくなってしまっているだけかもしれないです(笑)。知らない強いヤツ、誰もが強いと思っているヤツとやりたい。そこで最初の候補は日本人との対戦もあって、ほとんど勝っている選手だったので。ときめくか、どうか。そこはありますね。あの候補を見て、グラジエイターは自分のやりたいことに乗ってくれているのを感じました。

だから日本人対決に関しては、期待してくれるのは嬉しいですけど……。竹中選手にしても、ONEに出始めた時に自分が竹中選手と並び立つなんて思っていなかったので。並ぶだけで良いと勝手に思っています。当時、竹中選手は無敗の修斗のチャンピオンだったので。そもそも、僕のなかで特定の誰かと戦いたいとかは全然なくて。理想はここで勝って、Road to UFC。あるいはUFCに通じるとこから引っ掛かるのか。UFCを目指さないと、何のために強くなろうとしているのか分からないから」

──6年2カ月振りに日本でMMAを戦うことは?

「意外と何もないです。それに大阪なので、遠征している感覚だし。海外は試合のことだけを考えていれば良いのですが、大阪でも国内の試合なのでアレコレとやらないとはいけないですけど。ただ国内で外国人と戦うので、珍しくホームになるので……ある意味、楽なところはありますね」

──負傷があったとはいえ、8月の敗北を経て練習内容など変えた部分はありましたか。

「体の負荷を減らさないといけなかったので、MMAの練習量を減らしました。そこで色々考えて、ただ練習の中身を変えたのは負けたことよりも、吉野(光)選手のセコンドでUAEWについて行ったことの方が大きいです」

──10月17日のUAEW45、リネット・ハバロフに2RでTKO負けを喫した試合ですね。そこで何を感じたのですか。

「大会全体もあるし、吉野君の相手が同階級で7勝0敗。ヌルマゴのジムに所属していた選手で。吉野君とは肌を合わせていて、強い部分を出していけば勝負どころを創れるという作戦を色々と立てていました。ただ思っていた以上に、通用しなかった。吉野君は『自分の実力不足です』とは言っていたけど、それ以上に何かちょっとこう……これまでやってきたことは間違いじゃなかったのかと結構ショックだったんです。

正直、自分が負けた時よりも……。今までやってきたことが間違っていたかもって、凄く考えました。他の試合も見て、ヌルマゴのチームと戦い、通用している選手や勝っている選手もいました。キルギス人選手とか勝っていて、彼らの試合を見て『何かを変えないとダメだろう』って思いました。

あまり良い言い方じゃないですけど、日本のMMAのレベルの話をした時に韓国、中国の次という風にいわれるようになったじゃないですか」

──はい、アジアにおいて。

「それにフィリピンも強くなっていて、正直──世界的に見ると下から数えた方が早いんじゃないかって。個々の力で突破できることはあっても──藤田大和選手が、カザフスタンの戦績の良い選手に勝ったように。そういう選手が時折り出てくるかもしれないけど、全体的な総数を見た時に日本人はどれぐらい強いのかと考えると、インドネシアの次ぐらいじゃないかって……。このままじゃ、日本人でヌルマゴのチームと10対10で試合をしましょうってなると、0勝10敗になる。そんな風に思うぐらい、ショックでした。

日本だけで練習していると、う~ん、日本人のなかでは強くなれるかもしれないけど、UFCのチャンピオンになれない。海外に練習に行くのもそうだし、根本的に練習への向き合い方、考え方から変えない限り──敵わない。ジムの設備とかあるのかもしれないけど、変えられる部分から変えていかないといけないと考えるようになりました。もう年齢的にも焦って、直ぐに変えないといけないと思った部分はあります」

──この国のMMA業界は世界的な強さを手にするという方向に向いていません。必要なのはLFAでありContender Seriesであって、KSWではない。でも、業界を変えることは一選手ではできないです。

「MMAを練って考えていたものが、UAEWで打ち砕かれて……。今、やれることはまずは自分を変えること。自分が練習で思っているテーマを変えました。本当は大人数で同じ考えでないといけないのですが、まずは身近の人たちから、と。監獄の人たちは考え方も似ているので、そこから変えて行こうかと。

だたし、自分達が今やっていることが正しいとは限らないです。正しいと思った方向に進んでいれば、変えようという考えが広がっていく。別に日本を強くしようなんて考えはないけど、自分の練習環境を良くするために回りに強くなってもらいたいという感じです」

──監獄グルグルの2分のスパーリングでは、あの速いペースで戦えるものなのかと驚かされました。

「ペースはだいぶ上げました。これまでは2分という限られたなかで丁寧に一つの山を創ろうという形だったのですが、ミスをしても良いからとにかくペースを上げること。山場を2分の間にいくつも創るのが、今のテーマです。

やっぱりリズムの違いっていうのは、大きいし。如何に早く自分の流れにもっていけるのかを大事にする。それが今、意識していることです」

──リカバリーも早くなっていないですか。練習のなかで矢継ぎ早に動くので、バックを取り切れないで落とされることも出てきた。そこからのディープハーフからスクランブルなど立て直しが目を見張る速さでした。

「本当ですか……」

──ロータス世田谷でのグラップリングとは明らかに目的が違うことも伝わってきました。

「ロータスでは5分のグラップリングを回していて。5分を2分、2分、1分と考えて、2分を2回取れば絶対にラウンドを取ることになります。なので最初の2分を如何に取れるのか。そこのアプローチを変えて……手数、種類を増やし、今までやっていなかったことを試す。当然、失敗します。でも練習で失敗するのは全然構わないので。これまでミスを少なくするためにアタックが少なかったと思います。そこも大事なのですが、練習でやっていると失敗が少ないから、自分のなかの色々な判断材料も少なくなってしまうのかなって考えて。情報収集もかねて、色々とやっています」

──新たな技術を手にすることも考えていますか。

「ハイ。色々やりたい技もあるし、体のケガも多いから同じことを今までのようにできなくなる。なら武器を増やすことが必要になってきています」

──12月の試合でも、そのペースという部分を試すことはあるのでしょうか。

「う~ん、今やっているペースを出す……ことが間に合えば良いですね。UAEW後から取り組み始めたことなので、間に合えば良いなぁ……と。ただ間に合わなくても、この間に取り組んできたことは絶対に無駄にならないので。やっているペースなり、アタックの部分とかは出せるようにしたいと思います」

──全てはUFCに辿り着くために?

「これが僕のRoad to UFC──ずっとRoad to UFCです」

■【Flash】上久保周哉の対戦相手が、ペ・ジョンウに変更

6日(水)、Gladiatorより9日(土)、豊中市176BOXで開催されるGladiator024で上久保周哉と対戦予定だったシン・ジェヨンが、練習中に負傷しエキストリーム・コンバットの同門ペ・ジョンウが代役出場すること発表された。

ペ・ジョンウは1995年12月31日生まれの27歳。テコンドーとボクシングの経験があり、ブラジリアン柔術は青帯で韓国軍士官服務時代にはテコンドーとボクシングの教官を務めていたというが、今回がMMAデビュー戦となる。

同ジム所属でRoad to UFCバンタム級決勝戦を控えるイ・チャンホのトレーニングパートナーであるペ・ジョンウは、スクランブル発進&初陣にも関わらず──さらには上久保の承諾の知らせを聞く前から、自ら航空券を抑え今回の試合出場に尋常でないやる気を見せていたという。そんなペ・ジョンウのこの試合に向けた意気込みは以下の通りだ。

ペ・ジョンウ
「昨日までにもイ・チャンホのRTU決勝戦準備を一緒にしたので、4日前のオファーでも問題ないです。このところ、トレーニングキャンプで毎日のようにハードトレーニングをしてきたので、今はもう減量に集中するだけで、むしろ楽な状態です。

上久保選手のような強いファイターと試合ができることになって光栄です。上久保選手には楽しい試合をしようとお願いしたいです。本当にお願いします」

■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペ・ジョンウ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分3R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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【Road to UFC2023】未知の中国人選手にスプリット判定勝ち、上久保周哉─01─「中国は強いと思います」

【写真】しっかりと自身を試合を振り返ってくれました (C)MMAPLANET

5月27&28日の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されたRoad to UFC。日本人選手は7人が出場し、準決勝に勝ち残ったのは4名だった。

そのうちの1人、上久保周哉は今大会で最も勝ち上がりが期待される選手であったが、チィルイイースー・バールガンを相手に初回にダウンを喫し、それ以降もこれまでとは違う打撃を織り交ぜてのファイトと、全力戦を強いられた。

帰国後、Road to UFC初戦を終えての心境を上久保に尋ねた。


──まさか、上久保選手の試合であんなにヒヤヒヤするとは思わなかったです。

「アハハハハ。まぁ周囲が予想している以上に、強いだろうとは思ってはいました。体のフレームがデカいのは一目瞭然で。ただ思っていたほど大きくなかったけど、実際に組むと相当に力は強かったです」

──想定内の苦戦だったのですか。

「正直、あのヒザはしてやられたなっていう展開ではあったんですけど、組みで苦戦するのはある程度は想定していました」

──そこまでだったのですね。いや、でもONE最後の試合となったトロイ・ウォーセン戦を見ていると、やはりチィルイイースー・バールガンに苦労するのは予想外でした。

「トロイ・ウォーセンは受けて立ってくれたので。ONEで戦っていた相手は僕のことを『打撃ができない』と軽く見ていました。だから彼らは攻めてくるので、僕も組んで倒せた。ウォーセンも攻めてくるから、攻防が成り立ち自分の試合ができたんです。

拒否じゃなくて、来たモノに対して自分の持つ技術で返してくるので攻防が成立しました。向うも攻めてきますし。だから攻守の入れ替えがずっとありました。正直、自分が自分と試合をするとバールガン・チィルイイースーみたいにするわなって。組みに付き合わないことは絶対にあり得ると思っていました。

ただしバールガンも勝ってきたのは組み。そういう選手なのでどこかで組んでくるかと思っていたのですが、自分の得意な部分を防御に徹底して使ってきましたね。全力で拒否してきたので、試合の冒頭から『こうくるか!!』とは思いました」

──最初は向うも組み勝ちにくるだろうと。

「ハイ。それでも僕のやることは変えなかったです。変えないけど最初に組んで組み勝って、グラウンドに持ち込めるのが理想的なプランAだとすると、BやC──上手く行かなかったときのパターンに切り替えていかないといけないと最初に想いました」

──プランBにもプランCにも、あのヒザ蹴りは入っていなかったということですよね。

「ヒザがあるということは、自分と戦うなら下からの突き上げ──ヒザ、アッパー、それとヒジを狙われるのは絶対にあることです。ただ、あのヒザ蹴りはそこまでの組手の創り方にハメられた感はあったかと。ちょっと、自分が攻防をミスった瞬間があって、頭を下げた時にヒザが来るのが見えました。『あっ、やばっ』と思ったら、尻もちをついていました(笑)。

『あっ、当てられたな』って。でもフラッシュなので、立ち上がってケージに押し込んだ時には元に戻ってはいました。でもダウンは取られましたからね。それでもダメージは引きずっていなかったですし、自分の感覚的としてはメッチャ被弾しているのに、前に出るという展開はなかったとは思っています」

──それでも初回の最後はニーインベリーからキムラまで挽回しました。そして、30-27をつけたジャッジがいるということは、上久保選手が初回を取った風に判断したということですよね。

「30-27のコールを聞いた時は、『マジか』とは思いました。で、30-27をつける見方をするジャッジがいるなかで、自分の負けはあるのかなとか。でも、あのダウンがなくなっているのかと驚きましたね。ニアフィニッシュの方を取るのかって」

──いずれにしても他のジャッジの1人にしても、2Rと3Rを上久保選手につけた形で終われました。結果、やるべきことをやり切ったかと。

「やり切ったから、相手がバテてくれたのはあると思います(苦笑)」

──対戦相手への一方的な声援が、ジャッジの裁定に影響を当てるのではないかと怖かったです。

「あれは凄かったですね。中継でめっちゃ入っているということは、会場はとんでもない状態で。セコンドの声は聞こえないし、向うの当たったか当たっていないようなパンチもドーンと盛り上がる。最後の10秒とか会場はカウントダウンして、耐えろっていう応援のようでした」

──裁定が下るまで、どのような心境でしたか。

「まぁ3Rを取って、あわよくば2Rも取っていて。でも1Rは落とした。ただ契約書にはドローだと延長1Rと書いてあったので、それもあるかと」

──そんなレギュレーションがユニファイドでも適用できるのですね!! 驚きです。

「ハイ。契約書にそうあったので『もう1R、やろう』という気ではいました。ラウンドマストではイーブンって想像しにくいのですが、契約書に明記されているので、逆にそういう裁定もあるのかと考えてしまいましたね。『迷ったら、やれば良いじゃん』っていうスタイルなのかなって」

──DEEPのようなドロー&マスト判定だと、あの試合は落とす可能性があったかもしれないので、ドローの場合は延長がある方が良いですね。

「まぁ見る人の主観と多数決だから、難しいです」

──勝てて、素直に思ったことは?

「次も試合ができるな──ということでしたね。反省点がたくさんあるので、これからの練習のテーマも見えました。それも久しぶりのユニファイドのバンタム級で、水抜きもして動けたことには安心しました。リカバリーまで込みで、コンディションを創れて試合をして意外とちゃんと動けたなと。

フルラウンドはやりたいと思っていました、せっかくなんで。同時に、相手もよく研究していましたね。PIの選手はちゃんとしたコーチがついていて、しっかりとチームも研究してやってきているのを結果的には正面突破することができました」

──しかし、この試合を見て改めて中国を軽視することは絶対にできないと思いました。

「UFC PIの設備を見て、コーチが何をやっているのかという説明も聞きました。なんかああいうのを見ていたら、これは直ぐに追い越してくるだろうな。日本が上という感覚は持てないです。ばかりか、あれだけ選手にお金と技術を注ぎ込んでいたら、そう遠くない未来で中国は世界のトップに上がって来る。結果としては選手次第、意識や考え方次第ですけど一定水準は上がってくる。

中国は強いと思います。やっぱりそれを頭では分かっていたつもりでも、実際に戦って思い知った感じです」

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【ONE→???】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(11)上久保周哉「もう7月いっぱいは大人しくして」

【写真】飄飄とこれからについて語る。この辺りも上久保の強さ。そして──強さに人は巻き込まれていく (C)MMAPLANET

1月14日にトロイ・ウォーセンとのスクランブル戦を制し、最後は一方通行に動きを制限させたうえでのRNCでの一本勝ち、上久保周哉の2022年に過去最高の期待が募った。

あれから半年、上久保は国内で組み技戦に出場しただけで、MMAでは一切戦っていない。聞こえてきたのはONEとの契約をしないと判断したということ。3年半で6勝0敗、サークルケージを離れる決意をした上久保に、現状とこれからについて尋ねた。

2022年、春(※既に梅雨明けだが)~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第11弾は上久保周哉の言葉をお伝えしたい。


──1月にONEでトロイ・ウォーセンにRNCで一本勝ちをして以来、音無しの状態でした。上久保周哉は何をしているのか、ということでインタビューをお願いしようと思った次第です。

「今は……えぇと、1月の試合後にONEから契約更新の話はありました。次のタームの初戦がタイトル挑戦というモノでしたが、更新しないことを決めました」

──タイトルに挑戦できるという話があって、なおフリーランスを選んだのは?

「その話は1月の試合後から、けっこうすぐのタイミングであって。まだビビアーノ・フェルナンデスとジョン・リネケルの世界戦が行われる前でした。つまり、その2人の世界戦の勝者が了承するまで、僕には試合機会がないということが頭にありました」

──ビビアーノかリネケルに挑戦できるという評価を得たことは関しては、どのように思っていたのでしょうか。

「それはやってみたい試合です。特にリネケルはUFCでトップでやっていたので、その強さを体感したという気持ちは凄くありました」

──ただし、結果的に3月に世界戦が行われたので、下手をすると8カ月や9カ月ぐらいは試合ができないかもしれないという状況を嫌ったと。

「ハイ。そんな風に試合ができないという予測を立てました。そこに加えて、契約試合数と契約年数が今の僕には最適でないと思ったからです」

──プロモーションからすれば、マルチイヤーとマルチファイト期間がプロモーションとしての防衛手段でもありますが、合意できなかったということですね。

「契約期間が長いと感じました」

──つまりは上久保選手がONEを安住の地として捉えていなかったということですね。

「ハイ、そうですね。ONEにも強い人はいます。ただ、これ以上残ると一周してしまうと思いました。新しい選手が多く契約している状況でもないですし。そうなると、契約を更新しても僕の中でもう少し強い選手と戦いたいという気持ちが芽生えてくると感じました」

──とはいえONEのなかでもスティーブン・ローマンやファブリシオ・アンドラジのような顔を合わせていない強い選手も在籍しています。

「ハイ。ただし、それほど食指が動くことはないです。昔から第1希望はUFCではあったので。ONEと契約したのはUFCにステップアップを図るうえで最適だと思ったからです。6勝1敗1分だった僕と契約してくれて、3年半の間に東南アジアの選手から韓国人選手、ノーギワールドの優勝者(※ブルーノ・プッチ)やNCAAの強豪であるウォーセンと戦わせてくれたONEには感謝しています。

日本では戦えない相手との試合で、キャリアを創らせてもらったと思っています。対戦相手のクオリティがあって、そこに向けての準備で自分が強くなれるのでONEにいる間に強くなれたと思っています。日本で6試合やっているのと、ONEでの6試合では得られる経験は全然違っていたはずだし。でも、ここからはUFCに繋がる道を進んでいきたいと思っています」

──では契約を更新しないと決めてからUFCを目指し、どのように動いてきたのですか。

「今はマッチング期間で、他との契約に関して交渉は実際には行っていないです」

──松嶋こよみ選手もそうでしたが、契約が切れて半年間は他のプロモーションで戦うのにONEの了解がいるという理解で良いでしょうか。

「そういうものです。だから試合のオファーがあっても、具体的な話はONEを通す必要がある。なら、まぁ交渉も進まないだろうし、僕の方から積極的に動くことはなかったです」

──試合の話というのは具体的には?

「話があったのはBRAVE CFですけど、ONEとのマッチング期間だと伝えると簡単に引き下がっていました。ショーン・シェルビーからも『ONEとの契約はクリアになっているのか』とは、やはり聞かれました」

──ショーン・シェルビー!! それはUFCからも話があったということですか。

「そこは売り込んでもらったからです。その時に『すぐにオファーを出すとすればRoad to UFCか、コンテンダーシリーズだけど』という話でした」

──それでONEに話を通した?

「いえ。マッチング期間はもう大人しくしていようと。特に辞めていく選手にリアクションが良いわけじゃないですし。なら7月いっぱいは、このまま音無しの構えで大人しくしていこうかなという風でやってきました」

──まぁ、そうなると他人事というのは冷たいようで世の常というか。とにかくフリーになるのを待っている状況だということですね。この間、Road to UFCがあっても出ることができなかった。それは忸怩たる想いだったのでは?

「アジア・トーナメントの話はしてもらっていましたし、面倒くさいことを避けたから出られなかったと捉えています。対戦相手のことは聞かされていなかったですけど、直前に代役を探している時もまた話は来ましたし(笑)」

──ズバリ、マッチング期間でなければRoad to UFCに出ていましたか。

「出ていたと思います」

──では実際に出場しているメンバーを見て、仮に出場していたとして優勝できる自信はどれだけありますか。

「まぁ世の中100パーセントはないですけど、100パーセントの自信はあります」

──中村倫也選手の勢いを見てなお、そう断言できるのですね。

「大事なのは勢いじゃないから。だからキム・ミンウとやりたいなっていう気持ちが大きいです。トーナメントは優勝云々ではなくて、キム・ミンウと戦ってみたい。あのトーナメントを見ていると、そう思います。正直、日本人選手と戦ったキム・ミンウ以外の外国人選手は正直、雑魚だったじゃないですか。UFCレベルじゃない。ああいうのを見ていたら、キム・ミンウが一番興味あります」

<この項、続く>

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【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:1月:ケイター✖チカゼからの上久保周哉×ウォーセン

【写真】結果で期待値を上げてきた。立派なプロフェッショナルだ (C) ONE

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年1月の一番は15日に行われたカルヴィン・ケイター×ギガ・チカゼ戦からの──14日のONE125「で行われた上久保周哉×トロイ・ウォーセンについて語らおう。

<月刊、大沢ケンジのこの一番:1月:ケイターラ✖チカゼはコチラから>


──おお!! カルヴィン・ケイター×ギガ・チカゼ戦から急にシフトチェンジして、上久保周哉選手とトロイ・ウォーセンの試合ですか。

「ハイ。だって上久保選手、めっちゃ良くなかったですか」

──素晴らしかったです。

「上久保選手の試合を見て四の字フックの外し方とか、あとバックから足を一本フックしての片方の足を伸ばして相手の足を制する形……僕らはシングルロックと呼ぶようにしているんですけど、バックに回られて厳しい態勢になった時の解除の仕方が、もう目から鱗でした。

トロイ・ウォーセンが強かったからこそ、上久保選手の凄さが伝わってきました。解説をしていて、バックを取られてもエスケープしたところを見て、『あっ、もう行けるな。大丈夫だな』と分かりました。

それこそ上久保選手の組み技って、自分のペースでマラソンを走っているから最後まで疲れない。もう少し無理して、力を使えばポジションを明確に取れるという時も動かないです。ずっと自分のペースを守る。多少動けばいけるけど、いかずに相手を動かせる」

──まさに永久寝技地獄だと。

「そうするためにペースを守っている。途轍もないことをしていますよ。ウォーセンを相手にアレをやる。ペースを変えずにあれができるのは、本当に自信があるから。自信があるということは、度胸と同じですからね」

──大沢さんのなかで上久保選手評がグンと上がりましたね。

「リネケルだっていけるんじゃないかと。いや、分からないですよ……打撃でボコられる可能性は全然あります。だけど片足にしがみつけばなんとかなるんじゃないかと。足を止めて前に出てくる相手だと、しがみつくことはできるだろうし。

そこから上久保のやりたいところに持ち込めば……しがみつくことができればイケるんじゃないかと思って。ウォーセン相手にアレができるなら、リネケルもイケる。そう思いましたね」

──今回が契約の最終試合。契約を更新するのか、新天地を求めるのか気になる上久保選手です。

「どうなるんでしょうね。UFCのバンタム級はもう強烈な階級ですけど、上久保選手がチャレンジするのも見たいですよね」

──そこだと思うんです、プロに必要なのは。第3者に『見たい』と期待されること。上久保選手は大沢さんがUFCで戦うところを見たいと期待されるようになった、それがプロの価値ではないかと。

「片足を掴めば、あの異常な世界でも何かできるのかもしれない。そう思っちゃいますよね。僕は正直、上久保選手を軽視していたところがありました。でも、もう違います。UFC……その前にリネケルをやっつけるところが見たいですね。

上久保選手ってボスを倒さずに、次の面にいくっていうパターンだったじゃないですか(笑)。アマ、パンクラス、ONEときて。ここで更新せずにステップアップすれば、ボスを倒さずに上に行っちゃっているぞ、って」

──パンクラスからONEに戦場を移したのも色々な背景がありましたし、海外でより良い条件で戦えるなら良いじゃないですか。

「でも、ONEではしっかりとボスを倒していけよって」

──そうすると契約で縛られてしまうじゃないですか。UFCを目指しているなら、チャンスさえあればここでダイブして然りで。そうでなくてもUFCを目指すなら、契約で縛られない場所を選択するのもありかと思います。

「これは僕の感覚ですけど、人知れず戦っていると何人かにしか評価されない。そんな人生って可哀そうな気がして。上久保選手が北米のLFAとかにいったとして……やったことは凄くても、何人に評価されるんだって。それだったらONEのように評価されるところ、勝った時に皆が神輿を担いでくれるところで戦った方が今後の人生にプラスになるんじゃないかと思います」

──でも、あの試合でパフォーマンスのボーナスがもらえなかったですよ。そういう場所だと考えられないですか。

「それでも勝てばタイトル戦に手が届くし。僕はONEでタイトルを取って、次に進んで行って欲しいですけどね」

──つまり、それだけの期待される存在になったということですね。

「今回の試合は本当に皆に見てほしいし、知ってもらいたいです。グラップリングで支配する試合で、上久保選手は殴られることへの耐久性もありそうです。長所がはっきりしていて、そこをしつこく全うできる。返されても、取り返す。自分のペースでない時も粘ることができるので楽しみです。

組むなら上等だって感じで、自分の強いところをぶつけて。切られても、どんどん出て泥臭いことができます。だからこそ、リネケルは上久保選手の攻撃を切れないのではないかと。最初は力で切れそうなところまでいっても、上久保選手がチューイングガムみたいひっついて。切っても、切りきれない。それを繰り返しているうちに、下になる。そんな感じになれるんじゃないかなって……期待しています」

──ではそのリネケルがビビアーノ・フェルナンデスに挑戦する試合がどうなるのか。

「そこですよ。40歳で2年以上も試合をしていないビビアーノに対し、リネケルはコンスタントに試合をしてきてUFCで組みの強い選手とも戦ってきました。

そうやって考えると、ビビアーノの寝技は……いやぁ、やっぱり上手いですね。ただ上久保選手と違って、自分からどんどん動くから疲れる可能性もありますよね。上久保選手は穴を掘って、落ちるのを待っていますが、ビビアーノは自分から落としにいくので、自分で穴に落ちることもある。

リネケルに対しては、ビビアーノよりも上久保選手の方が組みの相性が良いかと思います。ビビアーノはスパッと切れ味の鋭い日本刀で、上久保選手は折れない棍棒で、ずっと叩きつけるような。海辺でも錆びない耐久性があるから、ずっと勝負できますからね。いや上久保選手、良いですよ」

■放送予定
2月11日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

■対戦カード

<ONE暫定キックボクシング・ヘビー級王座決定戦/3分5R>
アナトリ―・マリキン(ロシア)
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)

<ムエタイ・フライ級/5分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<53.5キロ契約/3分3R>
山口V.V芽生(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
ウ・ソンフン(韓国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ヘビー級(※65.8キロ)/5分3R>
ダスティン・ジェインソン(カナダ)
ウゴ・クーニャ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リン・ホーチン(中国)
ビー・ニューイェン(米国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
トーマス・ナルモ(ノルウェー)
オーディー・ディレイニー(米国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
スノト(タイ)
ティオル・タン(米国)

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【ONE Heavy Hitters】上久保周哉、米国レスラーに組み勝ち──最後はRNCで価値ある一本勝ち!!

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
上久保周哉(日本)
Def.3R4分36秒by RNC
トロイ・ウォーセン(米国)

ウォーセンが左ハイ、上久保は右を振るってシングルレッグへ。両足でウォーセンの右足を挟み、右で顔面を殴る上久保は、キムラクラッチで崩しに来たウォーセンをケージに押し込みアンクルピッグで尻もちをつかせる。キムラを外したウォーセンはスイッチでバックを伺う。

上久保は足首をコントロールされ、サイドバックを許す。落ち着いて頭を入れ、ダブルに取った上久保はスイッチを許さずウォーセンに尻もちをつかせ、両足を挟んでいく。背中を見せたウォーセンに対し、一気にバックに乗った上久保だが、下に落とされスクランブルでバックを取られそうになる。

背中を譲った状態で、足首を掴んで頭を寄せてボディロックに取った上久保は自らの足を引いて足を挟んで殴る。ウォーセンも下になり切らず、殴っていくが──ここで上久保がしっかりと背中をつかせ、スクランブルでバックに飛び乗る。立ち上がったウォーセンを四の字ロックに捕えRNCを仕掛ける上久保は後方へのスラムにもバックを制し初回をリードした。

2R、スイッチしながら距離を詰める上久保に対し、ウォーセンは前蹴り。続く左ストレートに上久保がシングルを合わせる。がぶってバックに回ったウォーセンに後方へのエルボーからキムラを上久保が仕掛けるが、持ち上げられスラムされる。すぐにスタンドに戻った上久保は、アンクルピックでトップからバックを奪い返す。

逆側に回り、再び背中に飛び乗ろうとする上久保は、正対してレベルチェンジ。ダブルレッグでウォーセンを倒す。スイッチを許さず、両足を束ねた上久保はバックを伺うが、ウォーセンがここは許さず、シングルを切ってバックに回る。腿の裏をクラッチして、バックをキープするウォーセンを落とした上久保、ここで両者が立ち上がる。

ケージに押し込まれた上久保はヒザを打ち合い、ウォーセンがボディ打ちも離れた上久保がダブルレッグへ。最後に倒し時間となった。ほぼイコールのラウンド、トータルで争うONEジャッジだけに、上久保はリードを守っているか。

最終回、直ぐに組んでボディロックから崩していく上久保は、ウォーセンのシングルを潰して、下になりがら腕十字を狙う。腕を抜いたウォーセンは、バックを取り足をフックする。立ち上がった上久保だが、潰され腹ばいに。4の字フックのウォーセン、立ち上がった上久保は手首を掴んで絞めを許さない。

もう一度、寝技に持ち込んだウォーセンに対しスクランブルに持ち込んだ上久保が、ヒザを突き上げる。ウォーセンはシングル、キムラクラッチの上久保はバックを許すが、すぐに向き合う。離れた上久保は右を振るいシングル、ウォーセンは倒されながらギロチンへ。上久保は頭を抜いて上をしっかりと取る。ハーフのウォーセンを殴り、ヒザを入れた上久保は最後の1分でバックに回り──両足をフックする。尻をずらそうとしたウォーセンに後方からエルボーを入れ、ゲイブルクラッチでRNCを仕掛けた上久保がタップを奪い一本勝ち。組み技での選択肢を可能な限り増やす上久保が、北米系レスラーから非常に価値のある勝利を手にした。


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【ONE Heavy Hitters】ミアド戦を想い、仙三が語っていたこと─02─「この練習で自分が終わりになるかも」

【写真】相手が代わろうが、仙三の覚悟は同じだ(C)MMAPLANET

本日14日(金・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersでエリピツア・シレガーと戦う仙三。

ここでは試合の2日前に欠場が発表された当初の対戦相手だったが、ジェレミー・ミアド戦に向けて行った仙三インタビューの後編をお送りしたい。

対戦相手は変わろうが、仙三がどのような覚悟を持って、この日を迎えていたか。その日々に何も変わりはない。

<仙三インタビューPart.01はコチラから>


──一昨年の夏ごろ、パラエストラ柏で仙三選手が高校生だった鶴屋怜選手とのスパーで、肩から落とされてムッとしていたのが思い出されます。

「アハハハ。怜君とは……今回は相手がストライカーということもあってスパーはしていないです。ちょっとケガも怖いですし(笑)。怜君とかレスリングの強い人とやるのは良い練習になるので全然やりますが、対戦相手とはタイプが違うので今は控えています(笑)。そういう点で杉山君は打撃もキレーで寝技もできるので、仮想ミアドにはもってこいですね」

──サイズ的にミアドはリーチが長いでしょうか。

「デカいですね。身長は自分と同じぐらいですけど、リーチは自分より全然あります。距離が遠く、スピードがあって一発もあります。凄く良い選手です。寝技もできて、下から仕掛けてくるので。まぁ、打撃の展開になると思いますけど」

──スタンドでガンガン来る選手の方が戦いやすくないですか。日本では追いかけて戦うことが多かったと思いますが、ミアドは相性が良いかと。

「そうですね。相性は良いと思います。確実に盛り上がる試合になるはずです。どっちが勝つにしても、盛り上がる試合をします」

──水を差すようですが、盛り上がらなくても勝利が欲しいです。

「ハイ。正直、自分、いつでもいけるんで。いつでも勝負をかけることはできます。スピードがあるので、最初はしっかりと見るかと思いますが、いつでも前に出ます。そうやって一応は組み立てていくつもりですが、いざ試合が始まると……どうなるのか(笑)」

──仙三選手のディフェンス力は、ミアドより上だと思います。ミアドは当てるけど、当てられています。

「一発貰って、意識さえ飛ばなければ確実に自分が勝つと思っています。一発で失神させられない限りは。だからこそ最初ですね。手が長くスピードのある相手なので、入り方は大切になってきます。前半がポイントです。ミアドは1Rはメチャクチャ強い、2Rの前半ぐらいまで強いです。でも後半になると、自分のモノですね。前半に一発を貰って倒れないことです。そこだけを注意しています。その展開にならなければ、自分が勝ちます」

──仙三タイム、お願いします。

「ハイ。心を折ります」

──ONEストロー級は比較対象がない世界一の戦場です。遣り甲斐のある場だと思います。

「ONEのストロー級は世界一です。凄く強い選手が集まってきて、バケモノみたいな選手がいます。ジャレッド・ブルックス、ボカン・マスンヤネとか身体能力もバケモノだから、ああいう連中とやって勝ったら……世界一です。もちろん、チャンピオンのジョシュア・パシオも強いですが、自はあの2人の方がヤバイと思っているので、ああいう連中と戦っていきたいです」

──だからこそ、ここで落とすことはできないです。

「この試合に勝って、一番強いと思っている連中とやりたいです。バケモノのような連中を相手に自分がどこまでできるのか。やれるんじゃないかと、自分では思っています。今まで試合でどんなに強いヤツとやっても、『やられる』とかって、ビビッて引いたことは一度もないので。強いヤツの方が自分は力を発揮できると思うし、ああいう連中とやった方が面白いです。

直ぐに試合が組まれるよう……全力を出します。あの舞台に立つと……勝ち負けもありますが、勝ち負けよりあの舞台で試合を見てもらえるのも、もう……ないんじゃないかと思いながら練習してきました。

この練習で自分が終わりになるかもっていう覚悟を持って、1日1日をやってきました。試合当日、あの舞台に立って全てを出す……出せる確信があります。その全てを出せば、確実に盛り上がると思うので、ONEのファンの方たちや首脳陣、格闘技ファンの皆に楽しんでもらえると自分では思っています」

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE X】チャトリが明言。3月26日=ONE Xは2部制イベント。パート2は『アジア向け』PPV大会に

【写真】アンジェラは出産休暇前最後の試合も2部制、第1部のメインだった。果たしてスタンプとの世界戦は、どの位置で組まれるのか(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ONEのチャトリ・シットヨートンが自らのSNCで昨日、3月26日(土・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムでの開催を公表したONE Xに関して、イベント形式等を追加発表した。

ONE世界女子アトム級選手権試合=王者アンジェラ・リー×挑戦者スタンプ・フェアテックス、ONE世界フライ級選手権試合=王者アドリアーノ・モライシュ×チャレンジャー若松佑弥という2つの世界戦と、デメトリウス・ジョンソン×ロッタン・ジットムアンノンのミックスルールファイトの3試合がアナウンスされているONE10周年記念大会は、2部制になる。


チャトリの投稿によると、ONE Xは2019年10月19日に東京・両国国技館で開かれたONE100「Century」以来、ライブ中継として2度目の二本立てイベントとなる。

Part.01は世界150カ国以上へのライブ中継大会、Part02はアジア向けPPVライブイベントとチャトリは書き込んでいる。パート2をアジア向けと限定している点からも、パート1はアジア時間での土曜日の午前スタート、北米における金曜日の夜に実施されることが濃厚だ。

ここまで発表された世界戦とDJ出場は世界に向けたカードになることが予想されるが、アジア向けマッチアップには昨年10月にマイク合戦がRoad to ONEで視られた”あのカード”が組み込まれることは十分にあるだろう。

いずれにせよ、18試合=36人の出場枠は決して多くない。当然立ち技も組まれるであろう──MMAの残りのカードがどうなるのか引き続き正式発表を待ちたい。

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※56.7キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE Heavy Hitters】世界女子ストロー級王者ヂィンナンに挑戦、三浦彩佳「ドロドロの試合を」

【写真】両者の表情が、まるで違うリモート・インタビュー (C)ONE

14日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersで、三浦彩佳がシィオン・ヂィンナンの持つONE世界女子ストロー級王座に挑戦する。

メインイベンターの責務か、ファイトウィークに入ってもハードなプロモーションが続く三浦は、メディアデーの思わぬトラッシュトーク対談を乗り切り、忙しくイベントデーを迎えようとしている。

絶対不利の予想のなかで、三浦は自身を──そして仲間の教えを信じ、ヂィンナンに挑む。


──ファイトウィークにインタビュー、申し訳ありません。長南さんに伺うとメディアデーが終わっても、まだ忙しいそうですね(取材は1月12日の朝に行われた)。

「メインだからなのか分からないのですが、撮影がずっと入っています。今日も午後はホテルの外に出て撮影があるみたいで」

──試合以外でバブルから出られるのですね。

「それは撮影だからで。それでもアプリのバーコードを読み込んで許可を取る形のようです。その撮影が予定では午後全部だったんですけど、長南さんが交渉してくれて……それでも4時間ぐらい掛かります。今回は日本にいるときも、ずっと撮影がありました」

──三浦選手はカメラが回ると、しっかりとやってしまうだろうし。それは大変です。

「こっちにきてからも、『こうしてほしい』とか『ああしてください』っていうのは続いています。それと昨日もヂィンナンが隣の部屋にいて、ZOOMで司会の人と同時にインタビューを受けたのですが、なんか煽り合いというか……煽られっぱなしでした」

──メディアに動画が配られるヤツですね。なんかONEがトラッシュトークに目覚めたような変わりようですよね。司会者も完全にそっちモードですし。

「ですよねぇ(笑)。日本にいる時からトラッシュトークを求められている感じでした。なんかいきなり煽られても、ビックリするだけだし。私はやったことがないから、素のままでやりました。パンダはオラオラしていて、なんか『KILL YOU』とか言ってましたけど……」

──演じていますよね。普段のインタビューでは言いそうにない。

「煽られっぱなしでしたけど……『あなたが強いのは知ってますよ』って(笑)」

──しまいには三浦選手は『トラッシュトークは苦手です』と言ってしまっていたじゃないですか(笑)。まぁ、やるのが好きな選手がやっておけば良いと思います。

「でも、終ってからたまたまヂィンナンと鉢合わせしてしまって。しかも澤田(龍人)君が一緒で。私がティファニー・テオと試合をした時、澤田君がサポートをしてくれていたので気まずくなりたくなくて、あえて『うわぁ、日本語が分かるセコンドがいるわ』って話しかけたんです。そうしたら澤田君がニヤニヤしながら『押忍、スイマセン』とかって応えてくれて。ヂィンナンも一緒だったけど、雰囲気が会見の時と違って悪くなくて。『テメェ、殺しやる』って風ではなかったです」

──それは良かったです。それでも、ハードですね。

「減量もないので練習時間だけは確保してくれればプロモーションはもちろんしますけど、もう少し休みたいというのはあります」

──そうでなくても隔離措置下で制約だらけですが、それでも11カ月振りの試合です。

「ハイ。2月に試合をして……」

──放送は5月で(苦笑)。

「でしたね。で、その5月の大会でのオファーは来ていたんです。ジェリー・オルシムからウォリアーに出ていた韓国の選手とか3度ぐらい相手が代わり、結果的に大会が流れました。9月には10月にヂィンナンとの試合のオファーがあり、それが12月になり……そこもなくなって3月に、と。そうしたら1月末になり、そのつもりで準備していたら最後に2週間、早くなりました(笑)。

こんな大変な状況でイベントを開いてくれるし、選手もコロナにいくらでもなる状況とはいえ、気持ちをずっと創るのは大変でした。でも受け入れるしかないですし、いつでも行ける態勢を創り、試合モードで常に体が仕上がっていました。最初は試合が流れると、気持ちも沈みましたけど、もう笑って済ませることができるようになりました。とにかく今の時代は、ファイターは常にコンディションを創っておくものなんだと思います」

──改めてヂィンナンですが、先ほども『強いことは知っている』という発言がありました。

「半年間あったので、ヂィンナンの動きをずっと見てきました。寝技に持ち込めるチャンスがどこにあるのか、タイミングとか繰り返し練習してきました。首投げで勝ってきたのを、違うパターンも増やしました。TRIBEの(後藤)丈治君とか(若松)佑弥君、小川(徹)さんから色々なアドバイスをしてもらって。

皆が青木さんに習ったことをかみ砕いて指導してくれました。本当に色々とプラスになることが多かったので、そこを試合に出したいです」

──ヂィンナンも組み技、寝技を強化してきたようです。

「他の記者さんにヂィンナンの寝技は10段階でどれぐらいの評価ですか?って尋ねられたことが3回ぐらいあって……」

──下らねぇ(笑)。

「それで7点ぐらいって、答えました。ニコリニ対策が凄くしっかりしていて、ディフェンスがデキるということは基礎ができている。だから、試合に出していなくても寝技はできると思っています」

──ではヂィンナンに対し、三浦彩佳の打撃は10段階で何点ですか(笑)。

「アハハハハ。私は2とか3じゃないかと……。昨日の煽り合いのなかでも『ヂィンナンの打撃に対抗できますか』って尋ねられて、長南さんが笑いながら『できないだろう』って言って。私もつられて笑うと注意されちゃいました(笑)」

──アハハハハ。もちろん打撃で勝つ必要はないですが、打撃を避けても勝てません。

「そのために対応ではなくて、ボコボコにされない練習をしてきました。ちゃんと見て、行き過ぎない。アヤカ・ロックにいけなくても削って戦う。自分のデキることをペース配分して出していきたいです。

それしかできないのかって言われても、やはり首投げとアヤカ・ロックがあって今の私があります。その強味を持ったまま、他の手段で削って意識を逸らせればと思います。そこが今回の鍵になると思うので、頑張って削りたいです」

──首投げで投げられる選手が悪くて、投げる方は勝つために使い続ければ良いと思います。それだけでは勝てないから、色々と備えてきたのでしょうし。では最後にタイトル奪取へ向け、意気込みのほどをお願いします。

「ヂィンナンは間違いなく強いです。色々な人から無理なんじゃないかとか、コイツで良いのかって煽られることも多々あります。そう言われることは私自身、凄く分かっています。でもこの試合に向けて凄く真剣に取り組んできたし、自分を信じてねちっこく戦います。面白い試合にならないかもしれないですけど、勝ちにこだわってドロドロの試合をしたいです」

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時00分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリープトゥア・シレガール(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE X】仕切り直しのONE X=3月26日、ついに若松佑弥がONE世界フライ級王者モライシュに挑戦!!

【写真】カイラット・アクメトフに挑戦権を奪われることなく、いよいよその時を迎えることとなった若松 (C)MMAPLANET

13日(木・現地時間)、ONE Championshipが公式Twitterで3月26日(土・同)にONE Xの開催、そして3つの対戦カードのグラフィックをアップしている。

ONE Xは元々、昨年12月5日に予定されていた10周年記念のPPV大会だったが、シンガポールの新型コロナ感染の状況悪化により、2022年に延期が決定されていた。


オリジナル日程のONE XではONE世界バンタム級選手権試合=ビビアーノ・フェルナンデス×ジョン・リネケル、ONE世界フェザー級選手権試合=タン・リー×ゲイリー・トノン、デメトリウス・ジョンソン×ロッタン・ジットムアンノンのミックスルールファイト、女子アトム級ワールドGP決勝に加えて2階級の世界戦が組まれる予定だった。

今回発表されたグラフィックには、DJ×ロッタンのミックスルールファイトは残っているが、ビビアーノ×リネケル、タン・リー×トノンは見当たらない。

そして新たに加わった2つのカードはONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リーが、同ワールドGP優勝のスタンプ・フェアテックスの挑戦を受ける一戦と、ONE世界フライ級選手権試合=アドリアーノ・モライシュ×若松佑弥の2試合だ。

もともと若松は12月5日のONE Xで挑戦も予定されていたが、イベントが流れる以外にもモライシュ陣営の了承を待っている状態だったという話も伝わってくる。その若松は12月3日のONE Winter Warriorsで中国のフー・ヨンをTD&コントロールで下し、新しい一面を見せていた。

ついに世界挑戦が決まった若松、そしてアンジェラとスタンプの女王争いと、DJ×ロッタンのお祭りファイト──PPVという文字が見当たらない今回の発表だが、他の対戦カードの発表が待たれるONE Xだ。

■ ONE Heavy Hitters 視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ ONE Heavy Hitters 対戦カード

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※56.7キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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【ONE Heavy Hitters】大会2日前、岡見勇信×アタイジ消滅……仙三の対戦相手は変更と$5万ボーナス開始

【写真】仙三の対戦相手はシレガーに変わった。キャリア4勝1敗、しっかりと勝ちたい (C)MMAPLANET

12日(水・現地時間)、ONE Championshipより14日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Heavy Hittersのカードが改めてホームページやオフィシャルSNSで発表され、岡見勇信×レアンドロ・アタイジが消滅、仙三の相手がジェレミー・ミアドからエリピツア・シレガーに変更されることが明らかとなった。

試合数は12試合から8試合に減少、そのなかに岡見の試合が含まれるというショッキングなアナウンスがイベント2日前になされたが、現時点でプレスリリースやオフィシャルの公式見解はなされていない。


MMAPLANETでは先週末からアタイジに取材を申し込んでいたが、一度は決まった時間がキャンセルになり、そのまま確定しないという状況にあった。取材キャンセルの理由はアタイジの欠場により、理由が理解できた次第だ。

加えて仙三の対戦相手であったミアドは、タイを離れる前夜に取材を終えていたが、シンガポールに入ってから事態が急変した模様だ。結果、第1試合でロビン・カタランと対戦予定だったシレガーと仙三は拳を交えることになる。

現状、出国の48時間以内、空港、現地入りが日曜日でその日と、月曜日にもPCR検査が行われており、機内で濃厚接触者になるケースも存在することを考えると、ファイトウィークに入ってもこのような事態に陥ることは十分にあり得るという見方ができる。

この他、ONEキックボクシング世界ヘビー級選手権試合=ロマン・クリキア×ムラット・アイグン、ムエタイ・フライ級のエリアス・マムーディ×ヴァウテウ・ゴンカウベスもキャンセルされている。ブラジル勢が揃って欠場となったのは、コロナかビザの問題か……オフィシャルの発表がないため不明だ。

いずれによせ、岡見の2年3カ月振りのファイトがなくなったのは残念というしかない。

その一方でONEは昨年12月のWinter Warriors大会から5万ドルのパフォーマンス・ボーナス制を開始しており、同大会ではダギ・アサラナリエフとティモフィー・ナシューヒンの両者がボーナスを獲得した。

今大会から全イベントで最低1名、最大5人までボーナスが支払われることをチャトリ・シットヨートンが明言しており、そういう意味では12試合=24名から、8試合=16名となった今週の大会では日本人選手にも、ボーナス獲得のチャンスは広まったといえる。

■視聴方法(予定)
1月14日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

<ONE世界女子ストロー級(※キロ) 選手権試合/5分5R>
[王者] シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジェイムス・ナカシマ(米国)
ザイード・イサガクマエフ(ロシア)

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<ストロー級 (※キロ)/5分3R>
仙三(日本)
エリピツア・シレガー(インドネシア)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イサエフ(ロシア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
トロイ・ウォーセン(米国)
上久保周哉(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
モン・ボー(中国)

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