カテゴリー
ONE Full Blast02 ONE Result ツォゴーフ・アマルサナー ブログ ユン・チャンミン

【ONE Full Blast02】試合結果 接戦が予想された一戦でユン・チャンミンがマー・ジャワンを一蹴

【写真】ユン・チャンミンが2019年12月以来、通算5勝目を挙げた(C)ONE

11日(金・現地時間)、ONE「Full Blast02」が放送された。ムエタイ、キック、MMAが2試合、計4試合のコンパクトな中継は4月29日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで収録されたものだ。

MMAではハワイのベン・ウィルヘルム✖モンゴルのツォゴーフ・アマルサナー=ライト級、中国のマー・ジャワン✖韓国のユン・チャンミン=フェザー級の2試合がマッチアップされていた。

前者はアマルサナー、後者はユン・チャンミンと日本のMMAにも関係した選手が勝利している。チャンミンとマー・ジャワンはタフファイトが予想されたが、RNCのチャンスを逃さす短時間で決着がついた。また初参戦のウィルヘルムは、特に北米MMAらしさは感じられず残念なパフォーマンスであった。

なおシンガポールがロックダウンされたため、5月28日大会が延期され、収録された試合のディレイ放送=ダークシリーズもストックが尽きようとしている。昨年4月から7月のような長期間とはならないだろうが、このタイミングで活動停止期間にはいるのもシンガポールという国の政策によるものだけにONEとしては受動的にならざるを得ないのが現状だ。

ONE「Full Blast02」(On Air)
<ムエタイ62.8キロ契約/3分3R>
○モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)3R
判定
×エリアス・マムーディ(アルジェリア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
○ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)3R
判定
詳細はコチラ
×ベン・ウィルヘルム(米国)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○ユン・チャンミン(韓国)1R1分46秒
RNC
詳細はコチラ
×マー・ジャワン(中国)
<キックボクシング・フライ級/3分3R>
○内藤大樹(日本)3R
判定
×ワン・ウェンフェン(中国)


The post 【ONE Full Blast02】試合結果 接戦が予想された一戦でユン・チャンミンがマー・ジャワンを一蹴 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ONE ONE Full Blast02 Report ツォゴーフ・アマルサナー ブログ ベン・ウィルヘルム

【ONE Full Blast02】回るアマルサナーを追いかけるウィルヘルム、追いつくと殴り負け完敗

【写真】途中からサウスポー✖オーソになっても、アマルサナーは左ハイを蹴らなくなっていった──(C)ONE

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)
Def.3-0
ベン・ウィルヘルム(米国)

打撃の間合いから組んだ両者、アマルサナーが離れ際にフックを放つ。サウスポーから左の蹴りを見せるアマルサナーに対し、ウィルヘルムは組んでバックに回る。胸を合わせて離れたアマルサナーは、左ハイを危ない形でキャッしてくるウィルヘルムを蹴っていく。ガードが低く、打撃が粗いウィルヘルムは組にみいくとアマルサナーがアッパー、左フックを打ち込む。

続いて左ハイが頭をかすめると、アマルサナーは右フックをテンプルに入れる。スイッチしたウィルヘルムが左を伸ばすが、アマルサナーは回ってかわし右を当てる。粗いフックで前に出たウィルヘルムはヒザをボディに受け、フックを被弾した。

2R、ここではオーソ同士、左リードジャブを入れるアマルサナーはクリンチにもワキを潜ってバックを狙う。許さず首相撲のウィルヘルムだが、逆にフックを連打されて離れる。ウィルヘルムはパンチを当てて組むようになるが、組んだあとでパンチを打たれることが多い。首相撲でもヒザ蹴りを1発入れる間に、フックを3発、4発と被弾してしまう。

アマルサナーも強振が多く、やや動きが落ちてきたか。それでも組み際にヒザを入れ、スイッチすると右ジャブから左フックを打っていく。ウィルヘルムは右フックを当てて前に出ると、ローから右を振るう。アマルサナーは下がりながらパンチを当て、ウィルヘルムが右ロングフックを打ってラウンド終了を迎えた。

最終回、ジャブを差し合う両者。ウィルヘルムが左ローから右フックを放つ。ステップインに左フックを合わせるアマルサナーが、首相撲でヒザを纏め右フックをヒットさせる。両手を広げて大丈夫だとアピールするウィルヘルムは、アマルサナーのサークリングに距離を詰めることができない。下がりながら構えを変えるアマルサナーは、とにかくウィルヘルムの前進に右手のフックを当てに行く。ローからフックを連打し、ミドルを蹴ったウィルヘルムが組み行くが、ここもアマルサナーがヒザを突き刺す。

残り1分、回るアマルサナーを捕えられないウィルヘルムは、左フックを被弾し大声を出す。ミドルからフックのウィルヘルムは、拳が届く距離では打ち負けて万事休す。結果は、当然のように3-0でアマルサナーが勝利した。


The post 【ONE Full Blast02】回るアマルサナーを追いかけるウィルヘルム、追いつくと殴り負け完敗 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ONE ONE Full Blast02 Preview ツォゴーフ・アマルサナー ブログ ベン・ウィルヘルム マー・ジャワン ユン・チャンミン

【ONE Full Blast02】ユン・チャンミンが、マーと韓中戦。モンゴル✖ハワイ、アマルサナーも出場

【写真】K-MMA界で育った実力者のONE参戦が増えてきた中で、格闘代理戦争で注目を集めたチャンミンは踏ん張りどころだ(C) MMAPLANET

11日(金・現地時間)にONE「Full Blast02」が放送される。

日本から内藤大樹がキックボクシングマッチに出場し、メインはムエタイ契約体重戦、ライト級とフェザー級のMMAファイト2試合──今回放送される4試合は4月29日に収録されたモノだ。


恐らくは延期された5月28日大会で収録予定だったダークシリーズと組み合わせて放送が予定されていたかと思われるFull Blast02だが、同大会での収録分がなく4試合というコンパクトな放送になる。

とはいえONE、アジアのMMAを見続けてファンにとっては興味深いMMAマッチが組まれている。ユン・チャンミン✖マー・ジャワンのフェザー級戦が興味深い。ONEデビュー後、破竹の4連勝=4フィニッシュ勝利していたチャンミンだが、今回は高橋遼伍にTKO負けを喫して以来の再起戦となる。

アグレッシブ&ウェルラウンダーのチャンミンが、初めての敗戦を経てどのように成長しているか。対戦相手のマー・ジャワンは昨年1月にシネチャグタガ・ゾルツェツェグの右オーバーハンドに殴り負けて以来、1年4カ月振りの実戦復帰を迎える。

打撃に対するテイクダウンという局面で強味を発揮するマー・ジャワンに対し、チャンミンへの期待は柔らかい動きで反応できるか。

充実のフィジカルを誇るチャンミンだけにネクストレベルに向かうには、剛だけでなく柔のMMAも不可欠。力でねじ伏せる戦いのなかで、相手の力を利用する。そんな戦いを見せることができれば、打撃、組みの両面においてチャンピンのMMAの幅は広がり見せることができるだろう。

もう1試合のMMAマッチは韓国、中国に続きモンゴルからツォゴーフ・アマルサナーの登場だ。

アマルサナーは一昨年11月にエドゥアルド・フォラヤン戦で、アクシデント的な頭突きでテクニカル判定負けを喫して以来の試合出場になる。

(C)BELLATOR

対戦相手のベン・ウィルヘルムは、ハワイのグレイシーテクニックス所属、ベラトールのホノルル大会にも出場しており戦績は4勝0敗。

ウィルヘルムもマー・ジャワン、アマルサナーと同様にパンデミックの影響でキャリアが途絶えていたが、アジアに戦場を選択しての第1戦が今回のアマルサナー戦になる。北米MMAの流れにある選手のONE参入は、今後を考えても楽しみだ。

■視聴方法(予定)
6月11日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Full Blast02
<ムエタイ62.8キロ契約/3分3R>
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ベン・ウィルヘルム(米国)
ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マー・ジャワン(中国)
ユン・チャンミン(韓国)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
ワン・ウェンフェン(中国)
内藤大樹(日本)

The post 【ONE Full Blast02】ユン・チャンミンが、マーと韓中戦。モンゴル✖ハワイ、アマルサナーも出場 first appeared on MMAPLANET.