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【Gladiator025】フライ級王座T3試合。メインは田中有✖韓国の名勝負製造機=暫定ライト級王座決定戦

【写真】この試合を乗り越えることで、マックス・ザ・ボディ戦の敗北も払拭したい田中(C)MMAPLANET

北は北海道から南は九州まで各週末でMMA大会が開かれるJ-MMA月間。3日(日)には北のMMAことPFCだけでなくアジアのフィーダーショー化を目指す活動が2年目に入るGLADIATOR本戦の2024年第1弾=Gladiator025が開催される。
Text by Manabu Takashima

16日の無観客&配信特化大会=GLADIAGOTR CHALLENGER SERIES01に続き、フライ級王座決定トーナメント準々決勝3試合が組まれた同大会、メインはGLADIATOR暫定ライト級王座決定戦=田中有✖ジョン・ハングクの一戦が組まれている。


昨年12月のGLADIATOR024で挑戦者決定戦=グスタボ・ウーリッツァー戦に勝利し、ケージの中でチャンピオン佐々木信治と握手を交わした田中だが、佐々木はRoad FC出場の話などがあり、今大会でのタイトル戦は実現しなかったという。

そこで挑戦者の資格を得ている田中が暫定王座に挑むこととなった。当初、対戦相手の一番手はKTT所属でRoad to UFCベテランのホン・ソンチャンであった。しかし、ホン・ソンチャンは今月10日のEternal MMA82で体重オーバーしたウェズ・キャッパーに判定負け。ダメージも考慮したうえで彼の出場は取りやめとなった。

その一方でジョン・ハングクはホン・ソンチャンが第一候補ということを承知のうえで、バックアップファイターとして3月3日に向けて調整を続けてきた。韓国の名勝負製造機=「信じて見るジョン」と呼ばれるアグレッシブかつ真っ向勝負が信条のファイターはキャリア10勝9敗2分ながら、Gentleman Flower FCとZEUS FCのライト級王座を持つことでタイトルを争うに相応しい実績の持ち主と認められた。

この他、プレリミながら3回戦で組まれたフェザー級のチハヤフル・ズッキーニョス×石田拓穂、ハンセン玲雄✖桑本征希戦はGLADIATORの原点といえる関西勢のサバイバルバトルだ。

なお19日に出されたプレスリリースに寄せられたタイトル戦に出場する両者のコメントは以下の通りとなっている。

田中有
「佐々木さんとのタイトル戦だと思っていましたが、誰が相手でも倒すだけです! なので何も問題ないです!

GLADIATORを背負い、LFAや世界の舞台に自分も挑戦したいです! まずは今回しっかり勝てるよう準備しています。皆さん、楽しみにしていてください」

ジョン・ハングク
「自分は韓国で”信じて見るジョン”と呼ばれるように、常に面白い試合をしています。どのような選手が相手でも、決して怯むことなく、血まみれになるような戦いを得意としています。

またそのような機会を心待ちにしていたところ、GLADIATORさんからライト級暫定タイトル戦の話を頂き、参戦を決意しました。有難いチャンスなので、既に私のことを認識している韓国のMMAファンだけでなく、日本のファンにも忘れられなくなる試合をしますので、ご期待して下さい。

田中君、お互い無傷で帰るは諦めましょう。タイトルマッチに相応しい試合しましょう。田中君の健闘を祈ります」

■視聴方法(予定)
3月3日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Gladiator025対戦カード

<GLADIATOR暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
田中有(日本)
ジョン・ハングク(韓国)

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
NavE(日本)
藤沢彰博(日本)

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
久保健太(日本)
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)

<Gladiatorフライ級王座決定T準々決勝/5分3R>
イ・スンチョル(韓国)
ツェルマー・オトゴンバヤル(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
石田拓穂(日本)

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄(日本)
桑本征希(日本)

<バンタム級/5分3R>
藤原克也(日本)
上荷大夢(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
福田泰暉(日本)

<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
土本暉弘(日本)

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本)
八木祐輔(日本)

<フライ級/5分2R>
澤田政輝(日本)
田中義基(日本)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
磯嶋祥蔵(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
髙橋惺哉(日本)

<フェザー級/5分1R>
向井琉綺弥(日本)
岩田虎之助(日本)

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45 Gladiator Gladiator024 K-1 MMA MMAPLANET o RIZIN Special   キック プロレス ボクシング 中村優作 木村柊也 田口翔太

【Special】J-MMA2023─2024、史上最強の日本拳法家=木村柊也「自分の人生なので自分の好きなことを」

【写真】一つの競技で日本の頂点にあるような選手は、競技特性とは別にフィジカル、勝負師としてプロ5戦ほどのレベルからのスタートでも良いのかと思ってしまう(C)MMAPLANET

2023年が終わり、新たな1年が始まるなかMMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、始まったばかりの1年について話してもらった。
Text by Shojiro Kameike

J-MMA2023-2024、第十二弾は史上最強の日本拳法家からMMAに転向、BRAVE所属の木村柊也に話を訊いた。

渡辺二郎、猪狩元秀、長島☆自演乙、中村優作などボクシング、キック、MMA界にハードパンチャーを送り出して来た日本生まれの総合武道=日本拳法の全日本最年少王者からMMAに転じた木村。明日のMMA日本代表候補に、まずは日本拳法家人生を尋ねた。

■2023年木村柊也戦績

12月9日 Gladiator024
○1R1分16秒 by KO 田口翔太(日本)


──木村選手に関して、中村優作選手から『同じ日拳出身でも、彼は僕なんかと比較にならない。ホンマの日本最強です』と聞かされたことがありました。私は日本拳法のことはほとんど理解できていないのですが、中村選手の言葉を聞いてどのように思われますか。

「嬉しいです(笑)」

──ハハハハハ。その評価という点においては?

「そこは日本拳法からボクシング、キックボクシグ、MMAに転向した選手がたくさんいますけど、そのなかでも日本拳法の実績では僕が一番だと思います」

──おぉ。木村選手が日拳をやり始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「3歳の時に父が地元の道場で趣味程度で始めて。自分も父について遊び半分で道場に通うようになりました。中学3年生まで地元の道場でやって、高校は大阪の関西福祉科学大学付属高校に推薦で入学して、3年後にまた推薦で明治大学に進んで東京で日本拳法を続けていました」

──明治大学は中央大学と並んで、拳法の強豪大学だったと芳賀ビラル選手から伺ったことがあります。

「芳賀選手は自分は入学した時に、ちょうど中央大学を卒業されて入れ違いでした。僕らの時代は明治がずっと最強でした」

──中村選手がいうホンマの日本最強というのは、木村選手のどのような実績になるのですか。  

「全日本拳法総合選手権大会という大会があって、そこに出るには地方の大会で優勝やベスト4に入るなど結果を残さないと出られない──全国大会ですが、レベル的には世界大会のようなモノです。その大会で大学1年生の時に最年少で優勝をしました。プロレスラーの拳王さんが明治大学の先輩で。拳王さんが大学1年の時に勝って以来、自分が総合選手権史上2人目の最年少優勝になりました。それが2019年で、2年と3年の時はコロナで大会がなく4年の時に再開され、優勝できました。事実上の2連覇で、学生で全日本を2連覇した選手は過去にいないと思います」

──コロナがなければ4連覇だった?

「その自信はあります。全日本学生は3年の時に大会が復活したので、1年と3、4年で優勝しているので」

──日本拳法は無差別ですよね。どれぐらい大きな相手と戦うことがあったのですか。

「190センチで100キロとか」

──動ける選手たちなのですか。

「ハイ。自衛官の人たちなので、大きくて動けます」

──技術があって大きな選手を相手にしに、どのようにして勝つことができたのですか。

「日本拳法のルールをしっかりと知った上で、どう戦うのかを研究していたからだと思います。ただスピードだとか、力ということでなくて。ルールに則ったうえでスピードと力、技を使い分けること。それができないと、自分より大きなヤツには勝てないです。逆を言えば、そこをしっかりとやれば勝てます」

──ルールを把握して勝つ。木村選手の勝ち筋はどういうモノだったのでしょうか。

「自分は日本拳法ではオールラウンダーだったので、これといった必勝パターンはなかったです。相手に合わせる。相手が嫌がる攻めをする。トーナメントで1日7試合ほど戦うので、誰が上がってくるのかある程度予想をして映像のチェックもしていました。大体の対策をして、向かい合うと軽く調整して戦っていました」

──何度か稽古を見学させてもらったことがあるのですが、お面をつけてガンガン殴っているのでビックリしました。

「高校の時から週に6日、防具をつけてガンガン練習していました。自分もそれが当然だと思っていたのですが、大学になると防具をつけての練習が3日になりました。それから自分の成績も上がったんです。ずっと殴り合っていても……というのは、僕のなかでも思うようになりました」

──同時に素面でなく、面で効かす突きが凄く多いようにも見えて。あれは脳みそが揺れるぞ、と……。

「試合でも、相手が遠い距離だった場合はジャブで面を引っかけて、顔が空いたところにストレートで打ち抜くとか。そういう技術もありました」

──なるほどぉ。興味深い話をありがとうございます。ところで五輪などがない日本拳法という競技の頂点にいることに関しては、どのような想いがあったのでしょうか。

「国際大会があっても、日本人が一番強く、日本での大会が一番大きいです。今、言われたように五輪もないですし、日本拳法を続けても稼げない。実業団の大会も今も続いてはいますが、会社で趣味程度でやっているような印象があります。大会自体も小さな町の体育館で開かれているようで。本当に好きな人は警察や消防に行って拳法を続けている人も多いですが、競技一本という生活ではなくなります。

だからこそプロ格闘技の世界に進む人が、日本拳法では多いのかと……。自分も大学に入った時から、日本拳法は大学までと決めていました」

──では大学に進学した時からMMAを始めようと思っていたのですか。

「いえ最初は4年間やり切って警察なり、消防に進もうと思っていました。全日本総合選手権で優勝したときからですね。拳法で日本のタイトルを取ったので、次は世界を目指したい。世界って何かと考えると、MMAで戦いたいと思うようになりました。結局、自分の人生なので自分の好きなことをやりたい。今、やれることに挑みたいと」

──もうMMAをチェックしていた?

「いえK-1を見ていました。RIZINとかは見ていましたけど、本気で見たことはなかったです。ただ、自分の父親の知人が宮田(和幸BRAVE代表)先生と知り合いで。その流れで『BRAVEで練習するのはどうですか?』という流れになり、大学1年生の終わりにMMAをやりたいと思うようになったんです」

──では他のMMAジムの所属になる可能性は、ほぼなかったわけですね。

「BRAVE一択でしたね。大学2年の11月ぐらいに無理をしない程度ですが、BRAVEの練習に加わるようになりました。軽くレスリングやグラップリングの練習を行ける時に、する。そこまでガチガチのトレーニングはしていなかったです」

<この項、続く>


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o じゅん グスタボ・ウーリッツァー 佐々木信治 田中有

【Gladiator024】田中がグスタボをドミネイトし、ベルトへの挑戦権獲得。王者の佐々木もケージイン!

【写真】グスタボの守りも固かったが、田中が攻め切った(C)MMAPLANET

<GLADIATORライト級挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

ガードを固めるグスタボに対し、田中がスイッチしながら距離を詰める。グスタボは蹴りから右ストレートで前に出るも、田中がプレスをかけてケージを背負わせる。左ハイからダブルレッグで組んだ田中が、グスタボにケージを背負わせてシングルレッグに切り替えた。さらにボディロックからグラウンドに持ち込んだ田中は、サイドからグスタボの頭をケージに押し込む。

グスタボは背中を着けて上半身を起こすも、田中が足を引いて再び背中を着かせた。グスタボは下から左オーバーフックで耐えるも、田中が右腕を差し込み左のパウンドを浴びせながらマウントを奪う。さらにバックからパンチの連打を打ち込むと、グスタボの動きが止まった。グスタボは立ち上がるも、田中が左足を差し込んでいる。正対したグスタボの腕を抑えつつ、ボディロックでケージに押し込み初回を終えた。

2R、田中がプレスをかけると、グスタボが右前蹴りと右ストレートで押し返す。しかしケージを背負わせた田中が右クロスを当てた。右三日月蹴りから滑り込むようにダブルレッグで組んだ田中だが、グスタボが左腕を差し上げてケージに押し込んでいく。田中は押し込まれた状態から、グスタボの右足を払ってグラウンドへ。

田中がバックコントロールからケージ際で右腕を差し上げる。足技でグスタボを崩しつつ、ボディロックからテイクダウンを奪った。田中の右腕に対しアームドラッグを狙うグスタボだが、パンチを受けてリストコントロールをキープできない。グスタボはバックに回った田中を落として立ち上がるも、すぐに田中が体勢を入れ替えてケージに押し込み、シングルレッグで組んだ。尻もちを着いたグスタボにパウンドを雨を降らせた田中だが、グスタボも耐えきった。

最終回、田中が左ジャブを突く。下がるグスタボにワンツーを浴びせた田中は、続いて右ストレートから左フックでケージを背負わせる。グスタボは田中のシングルレッグを切るも、そのままケージに押し込まれてしまう。左腕を差し上げ、頭をおっつけた田中の顔面に、グスタボが左ヒジを放つ。田中はグスタボの左足を引いて尻もちを着かせた。グスタボは下から左腕を田中の首に回し、ギロチンを狙うもすぐに首を抜かれてしまう。

グスタボは背中をケージに着けるも動けず。田中はパウンドを浴びせ、背中を見せたグスタボの顔面ににパンチを打ち込む。グスタボが田中の右腕を抱え、キムラの体勢になるが田中がすぐに腕を抜いた。田中はバックコントロールからパンチで削り続け、残り30秒から連打を強める。グスタボは前転で脱しようとしたが、返すことはできなかった。

この勝利で佐々木信治が持つライト級王座への挑戦権を獲得した田中は、「すみません、しょっぱい試合して。おもんなかったですよね。チャンピオンの佐々木さん、試合する時はもっと強くなります」と語り、竹中と同じく来年にお子さんが生まれることを明かした。ここで王者の佐々木がケージインし、「有選手、おめでとうございます。タフファイトで、しんどい試合だったと思います。じゅん君がリライアブルを立ち上げる時から知り合いで、まさかその弟と試合をすることになるとは思いませんでした。これから有君の弱点を研究して、試合では攻略して『さすがチャンピオン』と言われるような試合で勝ちます」と意気込みを伝えた。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o チハヤフル・ズッキーニョス 河名マスト

【Gladiator024】河名がチハヤフルを左フックでKO「打撃が下手とか言ってたやつ、黙れ!」

【写真】組みの強さがあるからこそ、MMAだからこそのKO勝ちだ(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
Def.1R2分35秒by KO
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)

サウスポーのチハヤフルに対し、河名が右ミドルを蹴る。河名はチハヤフルの右の前蹴りをとってバランスを崩し、プレッシャーをかけてシングルレッグから組みつく。

ボディロックからバックについた河名は、そのままトップキープし、チハヤフルが回転して逃げようとするとがぶってコントロール。チハヤフルの身体を持ち上げて会場を沸かせる。

チハヤフルもしつこくスクランブルを仕掛けて立ち上がるが、河名が左右の連打。左のヒジを効かせると、最後は左フックでチハヤフルをマットに沈めた。

テイクダウン&組みでペースを掴み、最後はパンチでKO勝ちした河名。「KOしちゃいました。打撃が下手とか言ってたやつ、黙れ!(勝利者賞のグローブを手にして)ちょうどパウンドグローブが壊れたところだったので、新しいのをもらえて最高です!」とマイクで締めた。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o RIZIN キック テムーレン・アルギルマー 竹中大地 竹本啓哉

【Gladiator024】グラジ初陣の竹中がテムーレンに左ミドルを効かせ、RNCで仕留めてRIZIN出場アピール

【写真】やはり強かった竹中(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
Def.1R4分27秒 by RNC
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

共にサウスポー。距離を詰めてくるテムーレンに、竹中が左ローを見せる。竹中が左インローでテムーレンの左足を弾き飛ばした。さらに右インローを当てた竹中に、テムーレンは左ストレートを当ててからスイッチする。サウスポーにに戻したテムーレンの左カーフキックがクリーンヒット。距離を詰めた竹中を首相撲で捕え、右ヒザを突き上げてダウンを奪った。

立ち上がった竹中は距離を取り、左ミドルをテムーレンのボディに突き刺す。さらに組みついてドライブした竹中は、テムーレンをケージに押し込むも逃げられた。竹中はパンチから左ミドルを放つと、テムーレンが体をくの字に曲げ、一瞬動きが止まる。

グラウンドに持ち込んだ竹中に対し、テムーレンはニーシールドから反転するも竹中はバックへ。ケージキックでグラウンドに持ち込んだ竹中は、バックマウントから左腕を首に回し、RNCで絞め上げる。ここはテムーレンが耐えたが、再度RNCで絞め上げタップを奪った。

グラジ初陣で前バンタム級王者のテムーレンを下した竹中は「来年1月に娘が生まれる予定です。試合が終わったので、次は僕がサポートします」と家族へメッセージを送った。さらに「来年はRIZINで勝負したいと思っています。RIZINさん、オファーお待ちしています」とアピールし、解説席の竹本啓哉は「(竹中、上久保と)やるつもりでいる」と語っている。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o UFC ペン・ジョウン 上久保周哉

【Gladiator024】約6年2カ月ぶりの国内復帰戦、上久保が代打出場のジョウンに貫録の一本勝ち

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
Def.1R3分48秒by RNC
ペン・ジョウン(韓国)

サウスポーに構えるジョウン。上久保は右ストレートを見せながら、じりじりとプレッシャーをかけていく。ジョウンは下がりながら左ストレートを見せるが、ここでアイポークがあり、上久保にインターバルが与えられる。

再開後、上久保は右ストレートを見せて、ジョウンの右足に2度シングルレッグに入り、左足へのシングルレッグで入ってボディロックでケージに押し込む。ここから上久保はジョウンの右足にシングルレッグに入ってバックへ。ケージを蹴ってグラウンドに持ち込むと、両足を4の字フックし、RNCを極めてタップを奪った。

試合後、上久保は「日本での試合が6年ぶりぐらいで、色々と気負っている感じがあったんですけど、僕がUFCしか見ていないことを理解してもらったうえで、直前で相手が変更になっても試合ができるように努力していただいて、関係者のみなさんに感謝しています。僕は穴がたくさんあるんですけど、UFCを目指さないと強くなれないから、これからも頑張りたいと思います」とコメントした。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o バットオチル・バットサイハン ブログ 中川皓貴

【Gladiator024】中川が初回を制するも、2R以降はバットオチルのトップキープを返せず判定で敗れる

【写真】大会前夜、モンゴル勢はトップキープを再三にわたり確認していた(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

サウスポーのバットオチルに対し、中川が両手を挙げてフェイントをかける。バットオチルは右カーフキックから距離を詰めていく。中川が右ミドルを見せた。バットオチルの左ハイをかわした中川が、飛び込んでドライブからグラウンドに持ち込む。立ち上がるバットオチルをケージに押し込んだ中川が、右腕を差し入れて頭をおっつけている。ウィザーで耐えるバットオチルが、内股で中川に背中を着かせた。下から相手の両足を畳んだ中川が、リバーサルに成功。立ち上がろうとするバットオチルにパウンドを浴びせる。

しかしバットオチルもブリッジからトップに回るも、すぐに両足を畳んだままの中川が上を取り返したバックマウントに移行した中川が左腕をバットオチルの首に回す。バットオチルがケージを掴みながら立ち上がり、レフェリーから注意を受ける。RNCを解いた中川がマットに両足を着くと、バットオチルが再び内股気味に背中を着かせた。中川は下からダブルオーバーフック、さらに右腕を差し上げてボトムで耐えた。バットオチルの右目上から流血が見られる。

2R、中川がニータップから左フックを当てた。バットオチルも中川の右ミドルに左インローを合わせ、尻もちを着いた中川のトップに回る。ボトムからハーフガードで、バットオチルの首を抱える中川。バットオチルは左腕を差し上げつつ右ヒジで削るも、下から抱えられてしまう。中川はブリッジでリバーサルを試みたが、バットオチルがトップをキープする。

右腕を枕にして、左腕を差し上げたバットオチルはパスのアタックを仕掛けていく。中川がクローズドガードに戻したが、またも足を一本越えられてしまう。中川は1Rと同様、バットオチルの両足を畳んでいくも、ここは足を抜かれてしまう。トップからヒジを落とすバットオチル。右目上をカットした中川が下からバットオチルの右腕を腕十字狙ったが、立ち上がったバットオチルがバックコントロールから尻もちを着かせてラウンドを終えた。

最終回、バットオチルが距離を詰める。バットオチルは左ハイ、中川が右ミドルを繰り返した。パンチの交換から組みの展開となり、中川が首投げを試みるも倒せず。バットオチルがダブルレッグに入ると、中川が右腕でギロチンに捕え、引き込んだ。しかしハーフガードの状態で極めることができない。頭を抜いたバットオチルが抑え込む。中川が上体を起こすとバットオチルは肩固めの形で背中を着かせる。

バットオチルがパウンドを上下に散らしながら、上体を起こした中川に左ヒジを連打で浴びせていく。ケージに背中を着けた中川は、バットオチルの首を抱えつつ、立ち上がる。ケージから離れた中川をバットオチルが追う形ながら、中川もパンチを繰り出して試合が終了した。

初回は中川が取ったと思われるが、2回と最終回はバットオチルのラウンドだろう。ジャッジ3者とも29-28の判定でバットオチルが勝利した。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o チェ・ドンフン 久保健太

【Gladiator024】フライ級に韓国旋風!粘る久保をドンフンが残り29秒でKO

【写真】細かいインロー、スイッチしての左ミドルなど、ドンフンは細かい打撃の技術が光った(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
チェ・ドンフン(韓国)
Def.3R4分31秒by KO
久保健太(日本)

ドンフンがジャブとインローを伸ばして前に出る。蹴り足をキャッチしてテイクダウンすると、久保もすぐに立ち上がる。首相撲から互いにヒザを蹴り合い、ドンフンが離れ際に右フックを放つ。

距離が離れると、久保がワンツー、ドンフンがインローと右フック。ここからドンフンが前に出ていくが、久保も右ストレートを返す。ドンフンもインローと前蹴り、スイッチして関節蹴りも見せる。ドンフンはインローを細かく蹴り、久保も終盤はジャブから右ストレートとパンチで前に出ていく。

2R、ドンフンは細かく構えをスイッチして、右の飛びヒザ蹴り。久保の前足に内と外からローを集め、久保がパンチとヒジで飛び込むとバックステップでかわす。

サウスポーに構えるドンフンが左ミドルと左ストレート、距離を詰めて左フックを当てるも単発に終わる。ドンフンは変わらず久保の前足にローを集め、ジャブを突いて左ストレートにつなげる。久保の右ストレートをかわして組み付くドンフン。首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、左ストレートを打ち込んだ。

3R、ドンフンが首相撲からヒザ蹴りを見せ、左右のフックとインロー。久保は右を振って前に出ていく。

ドンフンが距離を取りながらジャブを突くと、久保はそこに右アッパーを当てる。ドンフンもジャブから右アッパーを当て、ジャブとインロー、かぶせるような右フックを当てる。前には出るものの手数が少ない久保。逆にドンフンがワンツー、右アッパー、左ミドルで久保の動きを止める。

ここで久保も右ストレートを当てて反撃するが、ドンフンがサウスポーに構えて左ミドルを効かせる。

ここから久保にケージを背負わせてヒザ蹴り。右アッパーから左ストレートを打ち込むと、久保が崩れ落ちて試合終了。粘り強く戦った久保だが、最後はドンフンのパンチのコンビネーションに散った。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o じゅん キック 高橋孝徳

【Gladiator024】ムエタイスタイル&グラップリングへ。高橋がじゅんをRNCで絞め落とす

【写真】じゅんにとって4年8カ月振りのチャレンジは、チームメイトの目にはどのように映ったか(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
高橋孝徳(日本)
Def.2R4分50秒 by RNC
じゅん(日本)

じゅんが左のガードを下げて距離を詰める。ムエタイスタイルで構える高橋が左インローを放つと、じゅんは左右フックをまとめていく。ワンツーから組みついたじゅんが、高橋をケージに押し込んだ。高橋は首相撲で捕え、左腕を差し上げて体勢を入れ替える。じゅんが左腕を差し上げてヒザを返した。ここでブレイクが入る。互いの前蹴りが交錯した時、じゅんの蹴りが高橋の下腹部を捕らえる。一旦中断されて、すぐに試合が再開された。

高橋が左インロー、じゅんはワンツーから右アッパー、左インローを見せる。高橋はじゅんにケージを背負わせ、シングルレッグからアンクルピックで崩していく。パンチを落としながらパスを狙う高橋は、じゅんのガードを利用して前転していく。ケージ中央に向いた高橋は、シングルバックからパンチをコツコツと当てる。じゅんがスクランブルに持ち込もうとしたところで高橋が立ち上がる。じゅんは、そのままケージに押し込んでいき初回を終えた。

じゅんが右目上を大きくカットして迎えた2R、じゅんは左右のパンチを上下に散らす。高橋はローから崩しにいく。ガードを下げ、スイッチしながら誘うじゅんに対し、高橋は右カーフキックを当てた。左ジャブからダブルレッグで飛び込む高橋、じゅんはテイクダウンを防いでスタンドでパンチを浴びせる。右カーフを受けた高橋は、じゅんの右をもらってバランスを崩す。

じゅんの右前蹴りをキャッチした高橋が、そのままグラウンドに持ち込んだ。高橋はパスしてマット・ヒューズ・ポジションから右のパンチとヒジを連打する。じゅんは高橋の頭に足をかけにいくも、高橋のポジションは動かず。そのまま連打を続ける高橋は、じゅんが足を上げるとバックへ。右腕を首に回し、RNCで絞め落とした。


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Gladiator Gladiator024 MMA MMAPLANET o イ・スンチョル 澤田政輝

【Gladiator024】フライ級の台風の目!?韓国のスンチョルが右一発で澤田をKO

【写真】フィニッシュの右はもちろん、スクランブルとバックコントロールまでの動きも見事だった(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
イ・スンチョル(韓国)
Def.1R3分46秒by KO
澤田政輝(日本)

サウスポーの澤田。スンチョルが鋭いステップからワンツーを打つ。澤田は首投げ気味にテイクダウンして正対するが、スンチョルもダブルレッグで澤田をケージに押し込み、両足を束ねるように寝かせる。

澤田がギロチンを狙うと、スンチョルがマウントを取りつつバックへ。足を4の字フックして、パンチを入れながらRNCを狙う。澤田も腕を一本持って立ち上がり、スンチョルをケージに押し込む形で足を外して距離を取る。

スンチョルは右ストレートを当てると、左アッパーから右ストレート、そして右ストレートを叩き込むと、澤田の身体が崩れ落ち、スンチョルが衝撃的なKO勝利を収めた。


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