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【LFA122】堀内佑馬のターゲットは? LFAフライ級タイトル戦=チャールズ・ジョンソン×カルロス・モタ

【写真】貫禄は既にUFC級のモタとジョンソン。もちろん、両者揃って勝ってUFC行きを目指す(C) LFA

21日(金・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのザ・ファクトリー・アット・ザ・ディストリクトでLFA122「Johnson vs Mota」が開催される。

2022年UFCに先んじて2度目のイベントとなるLFAのメインはフライ級選手権試合だ。昨年7月に堀内佑馬をスプリットの僅差で下し、同級暫定王者となったチャールズ・ジョンソンが、ヴィクター・アルタミラノのUFC契約を機に正規王者となり、暫定時代から含め2度目の王座防衛戦で、カルロス・モタの挑戦を受ける。


コロナで帰国を余儀なくされたが、タイガームエタイで修得したムエタイの組みをMMAに上手く融合させ、遠い距離も近い距離も戦えるチャンピオンは、スクランブルゲームでのアナコンダやギロチンも得意としている。

暫定チャンピオンになってからも、翌月にジョアオ・カミーロの挑戦を受け2Rパウンドアウトで暫定王座を防衛。この時はショートノーティスでも戦えることをUFC首脳に見せるために防衛戦を行い、結果も内容も十分であった──にも関わらず世界最高峰との契約に至ってない。

そんなジョンソンに挑戦するモタはデビュー以来6勝0敗で土無し、LFAでも2連勝中で三日月蹴りによるセンセーショナルナルなKO勝ちもある。ワイドスタンス、背中をやや丸めた猫背のスタンスからパワフルな蹴り、接近戦での回転数の速いパンチを繰り出すのがモタの特徴だ。

とはいえ蹴りは蹴り、パンチはパンチという別個の攻撃が目立ち、上中下の散らしはそれほどない。反面、接近戦で打撃の応酬のなか、巧みに蹴り足や前足を前手でとりつつ、右のパンチを振って倒すテイクダウンは秀逸だ。

と同時に、そのエリアはジョンソンがフロント系のチョークをセットする空間でもある。打撃から組みという流れで、自分の庭で戦えると試合を有利に進めることができるだろう。ここから寝技になると、モタの柔術はチャンピオンを上回る。他方スクランブルではジョンソンが上、だ。

堀内の標的になるのは、どちらから。そういう観点でも、視ておかなければいけない選手権試合だ。

■視聴方法(予定)
1月22日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■ LFA122対戦カード

<LFAフライ級選手権試合/5分5R>
[王者]チャールズ・ジョンソン(米国)
[挑戦者]カルロス・モタ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ブレント・ムーア(米国)
アルトゥル・エストラスラス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウィリアム・スタークス(米国)
グラシコ・アエイシアリオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
フレッド・フリーマン(米国)
AJ・カニングハム(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
ダン・モーリアーティ(米国)
ジェット・シェル(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・カートライト(米国)
セレック・シールズ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ブリトニー・クラウディ(米国)
アネット・ニコルズ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
エルマル・ウマロフ(ロシア)
ターナー・ウィリアムス(米国)

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【LFA114】ジョンソン、カミーロに圧勝=暫定王座防衛。「UFCには俺のようなファイターはいない!!」

<LFA暫定フライ級選手権試合/5分5R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.2R4分07秒by TKO
ジョアオ・カミーロ(ブラジル)

UFCタレントリレーションのミック・メイナードの「もう1つ勝利が欲しい。そしてショートノーティスで戦えるところが見たい」という言葉を受け、王座獲得から2カ月弱で暫定王座の防衛戦を決意したジョンソン。

右ジャブを当てるジョンソンが、右ローでカミーロの姿勢を乱す。カミーロのジャブは届かず、ジョンソンが前蹴りやジャブで圧を高める。続いてワンツーを入れたジョンソンが右ミドルから左ローと手数でカミーロを圧倒する。パンチを受けて下がる一方のカミーロはケージに詰められると、ジョンソンが構えを変えながら右を伸ばす。

カミーロは乾坤一擲のダブルレッグで尻もちをつかせ、立ち上がってもボディロックテイクダウンを決めるが、すぐにジョンソンが立ち上がる。ケージに詰められた状態でエルボーを落とすジョンソンは背中に乗り、足首を掴んでテイクダウンを許さない。クラッチを組んでいるカミーロを崩し、スタンドに戻ったジョンソンがローを蹴っていく。試合がスタンドに戻ると、ジョンソンが左三日月を入れる。カミーロはシングルレッグを決めたが、ネルソンからマウントを許し、ギロチンで絞められながら時間となった。

2R、遠い距離からテイクダウンを狙うカミーロ。切って殴るジョンソンは、組みながら下を選ぶカミーロに付き合わず、スタンドで待ち受ける。徹底してテイクダウン狙いのカミーロは、シングルから潜ろうとするがジョンソンは頭を押して許さない。スタンドに戻ったジョンソンは右ジャブからテイクダウン狙いに右アッパーを入れ、続く左ヒザでカミーロが倒れる。懸命に立ち上がったカミーロは、シングルからハーフも立ち上がったジョンソンが強烈なエルボーからパンチを落とす。

徹底してガードを取るカミーロは、パンチ受けてついに背中を見せてしまう。顔面にパンチを入れ、ワキ腹にヒザを突き刺したジョンソンが左右の鉄槌連打によりレフェリーストップで圧勝──暫定王座の防衛に成功した。

ホームタウンでの完勝に喜ぶジョンソンは「セントチャールズMMAはベスト柔術アカデミーで、レスリングを交えて戦うから全く柔術黒帯は問題じゃない。俺は飢えているんだ。UFCの誰とでも戦う、UFCには俺のようなファイターは1人もいない」と話した。


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【LFA114】マチダ空手の伝承者=ソウザがフェザー級王座挑戦。堀内のライバル=ジョンソンは初防衛戦

【写真】松濤館空手、JKAでも結果を残しているソウザがLFAを制すか(C)LFA

27日(金・現地時間)、ミズーリ州セントルイス郊外チェスターフィールドのライブ会場ザ・ファクトリーでLFA114「Souza vs Garcia」が行われる。

今大会のメインではジャスティン・ゴンザレスのBellatorへのステップアップに際して、空位となったLFAフェザー級のベルトを賭けてブルーノ・ソウザとジョアオ・カミーロが相対する。


ソウザはシンゾー・マチダの内弟子といって良い存在で、マチダ空手の伝承者だ。ワイドスタンス、前蹴りとボディへの中段突きに伝統派空手らしさが伺えるソウザだが、ローや顔面へのパンチはキックキックボクシングだ。

ノーガード、遠い位置からステップインするソウザの打撃は、接近戦ではスウェイやヘッドムーブが使う──からこそ、自らがパンチを放つタイミングで相手の攻撃受ける場面もある。

ガルシアはエリック・パーソン率いるCSW所属の打撃中心のオールラウンダーだ。レスリングでテイクダウン、トップからポジション奪取、下になってもサブミッションを持つガルシアとソウザの対戦は、マチダ空手につきものの接近戦と組み対策が最重要視される。

さらに今大会では7月に日本堀内佑馬に辛勝し、暫定フライ級王者となったジョンソンが王座初防衛戦を行う。

正規王者ヴィクター・アルタミラノがコンテンダーシリーズと契約しており、UFCと契約できればタイトル返上。そうでければと正規王者として、今回の暫定選手権試合の勝者と統一戦ということになるだろう。

挑戦者のカミーロは正規王者のアルタミラノに敗れて以来、2年振りのLFA出場で、この間はCombate AmericasとCombate Globaで2勝1敗だった。パンチ力は強いが、ディフェンスとキックの連動にやや難のあるカミーロは、打撃よりもねちっこい組技が持ち味だ。

ジョンソンとしてはジャブで突き放し、ストレートを打ち込みたい。打撃で削って勝負を決めるために、カミーロのテイクダウンに狙いにタイガームエタイで磨いたヒザ、そして首相撲からの攻撃を効果的だろう。

■視聴方法(予定)
8月28日(土・日本時間)
午前10時00分~UFC Fight Pass

■LFA114対戦カード

<LFAフェザー級王座決定戦/5分5R>
ブルーノ・ソウザ(ブラジル)
ハビエル・ガルシア(米国)

<LFA暫定フライ級選手権試合/5分3R>
[王者]チャールズ・ジョンソン(米国)
[挑戦者]ジョアオ・カミーロ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アンソニー・ギャレット(米国)
ジミー・ローソン(米国)

<200ポンド契約/5分3R>
ドゥエイン・ディッグス米国)
ジョセフ・ホームズ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
エルマル・ウマロフ(ロシア)
ベンジャミン・ベネット(米国)

<163ポンド契約/5分3R>
イルファン・ムラビティノビッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ウィリアム・スタークス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コリン・パー(米国)
ラヒーム・フォレスト(米国)

<フライ級/5分3R>
ダン・モーリアーティ(米国)
ジョーイ・スキャンラン(米国)

<バンタム級/5分3R>
アイラ・ルコウスキー(米国)
アレックス・マチアス(米国)

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