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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report ブログ 大島沙緒里 富松恵美

【DEEP JEWELS32】ミクロ級王者・大島沙緒里が2階級制覇へ好発進、富松恵美にキムラで一本勝ち

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里(日本)
Def.1R by キムラ
富松恵美(日本)

左ジャブで距離を詰める大島、シングルで飛び込み富松をテイクダウンし、バックマウントを奪う。富松も動いて逃れようとするが、大島は逃さずサイドで抑え込み、富松の左腕を取ってキムラへ。動けない富松は両足でタップの意思表示をした。


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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report にっせー パク・シウ ブログ

【DEEP JEWELS32】唯一の海外勢パク・シウが的確なパンチで粘るにっせーを振り切り準決勝へ駒を進める

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ(韓国)
Def.5-0:20-17.20-17.20-17.20-17.20-17
にっせー(日本)

ともにオーソドックス。にっせーの左ジャブに、パク・シウは左ローを返す。プレッシャーを強めるパク・シウ。にっせーは距離を保ちながら、右ローで相手のバランスを崩させる。パク・シウは相手にケージを背負わせて、パンチの連打。顔面にもらったにっせーは相手に背中を見せながら下がり、パク・シウが追ってくるとグラウンドへ。下から足を利かせるパク・シウは、ケージを背にして立ち上がり、反対に払い腰でにっせーに尻もちをつかせる。

体勢を整えようとしたにっせーに対して、トップをキープするパク・シウ。立ち上がったニッセーへ、パク・シウはパンチを連打。グローブチェックで試合が中断され、再開後に右バックスピンキックを見せたにっせー。パク・シウは組み付き、にっせーをケージに押し込む。両脇を差しながら、足技でこかしつつ、顔面へヒザを打ち込むパク・シウ。一旦離れたにっせーに、パク・シウが組み付いたところで、にっせーが首投げを打つも、倒し切れずに1Rを終えた。

最終2R、お互いにロー。さらにパク・シウは前蹴り。下がるにっせーにパンチの連打を浴びせる。パンチを振りながら前に出るにっせー。パク・シウはバックステップからストレートをヒットさせる。そして組み付いたパク・シウは、にっせーをケージに押し込みなら上下にヒザを打ち合分ける。動きにっせーに対し、離れたパク・シウはは打撃で勝負する。

パク・シウのワンツーがクリーンヒット。にっせーも前に出るが、打撃の正確性ではパク・シウが上回っている。にっせーのテイクダウンをカットしたパク・シウは、右ストレートを当てたあと、スイッチして左ロー。再び組み付きケージ際の攻防へ。差し合いでも回すパク・シウに対して、投げを打つにっせーだが、グラウンドに持ち込むことはできない。相手をケージに押し込みながら、パンチを連打するパク・シウ。残り30秒となったところで、ボディロックからグラウンドに引きづり込み、マウントを奪ってパンチの連打。さらにバックマウントからパンチと鉄槌を連打して試合を終えた。

ジャッジ全員が20-17をつける判定で、パク・シウがアトム級GP準決勝へコマを進めた。


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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report ブログ 佐藤絵実 青野ひかる

【DEEP JEWELS32】青野ひかるがテイクダウンから佐藤を完封。判定勝利でアトム級GP準決勝へ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる(日本)
Def.5-0:20-16.20-17.20-17.20-17.20-17
佐藤絵実(日本)

開始早々、飛びついた佐藤を抱えてグラウンドに持ち込んだ青野。ハーフガードを取る佐藤を抑え込む青野が、右のパンチを佐藤の顔面に当てていく。左腕でガードする佐藤。青野はそのガードをずらしてパンチを打ち込む。佐藤はブリッジで逃れようとするが、青野はトップをキープしてパンチを上下に打ち分ける。ラウンド終了間際、青野は左肩でプレッシャーをかけるが、足を抜くことはできなかった。

最終2R、青野が右ローからダブルレッグでテイクダウンに成功。佐藤はハーフでディフェンスする。ななか足を抜けない青野。佐藤はガードに戻して下からパンチを突き上げる。立ち上がった青野は、佐藤の足をさばきながらパスを狙う。対する佐藤は、下から足を利かせる。その足をさばいてパスに成功した青野はサイドへ。そしいぇマウントへと移行し、パンチを上下に打ち合分ける。残り30秒で青野が右側へスライドして、肩固めへ。これを佐藤が耐えてラウンド終了のゴングを聞いた。


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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report ブログ ミッコ・ニルバーナ 奈部ゆかり

【DEEP JEWELS32】1Rは投げで圧倒した奈部ゆかりが、1年4カ月ぶりの試合を判定勝利で飾る

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17
ミッコ・ニルバーナ(日本)

開始早々、前に出たのはミッコ。奈部は下がりながらの右クロスでグラつかせると、組み付いてから投げてテイクダウン。すぐさまバックを狙う。上を向いたミッコに対しマウントへ。再びバックマウントへと移行したところで、ミッコに前へ落とされた。しかしすぐに体を起こすと、奈部はミッコをケージに押し込む。ケージ際で互いにヒザを打ち合う展開の中、ラウンド中盤で再びテイクダウンに成功した。

そのままパンチを落としながらマウント→バックマウントへ。ミッコも立ち上がり、奈部をケージに押し込むも、奈部が鮮やかな払い腰でグラウンドに持ち込んだ。袈裟固めの鍋に対し、ミッコは奈部の右足に両足を絡ませてパスさせない。奈部はその体勢から鉄槌を落とし、トップをキープしたまま1Rを終えた。

最終2R、ミッコが左右のローを放ちながら距離を詰める。奈部は左右に回り、ミッコが近づいてくると組み付き、ケージ際へ。奈部がバックを狙うと、奈部の左足を狙っていくミッコ。回転して足を抜いた奈部は、立ち上がったミッコをケージに押し込み、シングルからバックへ。足をかけ、奈部の左腕を取ってテイクダウンを防ぐミッコ。

奈部が左腕を抜いたところで、逆にバックを狙いながら、足に移行してテイクダウンを狙っていく。しかし切り返した奈部がダブルレッグ。これをカットしたミッコは、またもビクトルから足を取りに行くが失敗。奈部がバックをキープしながらグラウンドへ。奈部もパンチを当ててるが、ミッコを抑え込むことはできない。最後もミッコがビクトル投げを狙ったが、奈部がそれを潰したところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者とも3ポイント差で奈部に。1年4カ月ぶりの試合を勝利で飾った奈部は、「皆さん、ただいま! これからも応援よしくお願いします」と締めくくった。


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DEEP JEWELS32 Interview J-CAGE ブログ ミッコ・ニルバーナ 奈部ゆかり

【DEEP JEWELS32】1年4カ月振りの再起=ミッコ・ニルバーナ戦へ、奈部ゆかり「フライ級GPを──」

【写真】取材後に猫──ではなく恐竜ポーズを決めた奈部 (C)MMAPLANET

本日7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されDEEP JEWELS32で、奈部ゆかりがミッコ・ニルバーナと1年3カ月振りの再起戦を行う。

一昨年12月に韓国のRoad FCに参戦し、ローワン・ビルガーにケージレスリングを武器に快勝も、この時点で左ヒザを負傷し長期欠場を強いられることになった。

同時にコロナ禍となり、練習からも遠ざかっていた奈部は仕事を天職し、ケージに戻ることを決めた。再起戦前日、計量直後に聞いた奈部ゆかりインタビューをお届けしたい。


──2019年12月のROAD FCでのローワン・ビルガー戦。計量後に奈部選手はMMAPLANETのインタビューで「国内は一通り当たったので海外でやっていきたい」という話をされていましたが、あの時点で既に足を負傷していたということですよね。

「ハイ。計量の2日前に韓国の知り合いの後輩とアップをしていて、左ヒザの半月板が割れて関節に挟まっている状態で足が伸びなくなっていました」

──試合後にヒザをケガしていたと聞いていたので、靭帯だと思っていました。

「靭帯はもともとその1年ぐらい前に前十字が切れていて、そのまま放っておいたのが仇となりました」

──しかし、その状況で良く試合をしましたね。

左ヒザがしっかりとテーピングで固定され、戦っていた奈部ゆかり

「欠場するっていう選択はなかったです。山崎(剛Me,We)代表も『大丈夫だよ』って、ただポジティブな言葉を掛けてくれて」

──痛みは?

「痛かったです。足が伸びないですし。でも山崎さんは『こういうのはよくあるよね』とか、ネガティブにならないよう導いてくれました。でもアップ中にヒザが痛くて、『この動きはやりたくないです』って伝えると、『お前、試合が始まって同じことを言うつもりか』って怒られたんです」

──あの山崎さんが、怒った?!

「ハイ。あんな風に怒られて、ビックリしたんですけどやるしかないって気持ちが固まりました。そうしたら、試合後には『良くやった』と言ってもらえて……」

──結果的に試合をしたことで、ケガが酷くなったというのは?

「う~ん、そもそも試合が終わったら手術だっていう気持ちでいたので。手術後はコロナになって、務めていた会社から練習を禁じられて、秋ぐらいまでジムに行くことができなかったんです。そこで転職して、練習に戻ることにしたんです」

──ここにもMMAバカがいたということですね。

「格闘技関係者以外の人とは、相談したら反対されると思って誰にも話さずに決めました。山崎さんには『優先順位を考えて、選べ』って言われ格闘技を選びました。コロナで練習していなくて、テレビを見たり外をウロウロ歩いたり、最初は楽しかったです。でも練習していないと不安になってきて、皆のインスタが気になるようになって。つまり、私はやりたいんだなって分かったんです。

この間に何人かの知り合いも引退しちゃいましたし、(前澤)智ちゃんとかも。でも、フライ級も選手が増えてきて、戦ってみたいなって思いました」

──練習再開はいつ頃だったのですか。

「10月の終わりぐらいですね」

──ほぼほぼ11カ月間、MMAから離れていたわけでね。

「コテンパにやられました。レスリングの選手にもグラップリングで関節技を極められたり……もう涙がでてしまっていたんですけど、その時に山崎代表から『奈部ちゃんが休んでいた間も皆、練習していたんだから』と言われた時は、ズカーンと来ましたね……。いつも優しい山崎さんから、ガツンと言われたことは響きましたけど、あれでやろうって思いました」

──ケガの影響はなかったですか。

「それより練習していなくて、太っていたので……。体重が軽くなると、負担は少なくなって今は全く気にしていないです」

──いよいよ明日再起戦になりましたが、今の心境というのは?

「自分ではあまり意識しないようにしているのですが、凄く緊張しています。若い選手がたくさん出ているので、やっぱりやっていきたいという想いも改めて強くなっています」

──この後というのは、考えていますか。

「これは海外に出たいというのは、変わっていないです。状況が許されるようになるとONEやROAD FCで戦いたいです。渡部華奈選手がBELLAOTORに行って、再戦をしたいと思っていたので羨ましいです。

それとJEWELSにはフライ級王座がないので、選手が増えてきているしフライ級GPもしてほしいです。皆、20代ばかりですけど、杉山しずか選手という凄い人がいますし、同じチームですけどそういう機会があれば戦いたいです」

──女子選手はいくらでも練習仲間と戦うという感じがします。

「柔道時代もそうですし、プライベートはプライベート。試合は試合だと考えています。ミッコ・ニルバーナ選手とも試合が決まる2日前に新年会をやっていて、『もしかしたらあるんじゃない』って話していたんです。でも、今からするとあの時点でもう決まっていたと思います。ミッコ選手は『そうかもしれないですね』って笑っていたんですよ」

──そうであるなら、怖いです(笑)。

「アハハハ」

──ところで今回は計量後のポーズで、あの猫のような格好をしなかったです。

「アッ、アレ……恐竜なんです」

──恐竜だったのですか……スミマセン。あのポーズをとらなかったのは、心機一転ということなのでしょうか。

「いえ、忘れていました。1年4カ月振りだったので、ただ単に頭から抜けていました(笑)。普通にしていましたね」

──アハハハ。では再起戦に向けて、一言決意のほどをお願いします。

「新しいことをやってきたというより、自分がやってきたことの精度を上げてきました。劇的に進化しているということではなく、これまでの延長線上で圧倒して、まだまだ若い子には負けないぞというのを見せつけたいです」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ

<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ

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DEEP JEWELS32 Interview J-CAGE にっせー パク・シウ ブログ

【DEEP JEWELS32】アトム級GP初戦でパク・シウと対戦、にっせー「5月のことは全く考えていないです」

【写真】打撃の師、にっせーが神様とまでいう池田浩二氏と(C)MMAPLANET

明日7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されDEEP JEWELS32。同大会で開幕するDEEP JEWELSアトム級GPでパク・シウと対戦する、にっせー。

DEEPミクロ級王座決定戦で大島沙緒里に敗れ、再起戦がその大島に勝利するなど現状のJEWELSで最強といっても過言でないパク・シウをにっせーは自ら、トーナメント抽選で指名した。

トーナメント優勝、ベルト奪取は二の次、打倒パク・シウに専念するにっせーに、明日の試合への意気込みを尋ねた。


──明日、試合を控えるにっせー選手ですが、チームメイトの安谷屋智弘選手のDEEP100での勝利について印象を聞かせてください。

「勝ったので、それは良かったというのはあります(笑)。でも、いつもの安谷屋さんらしくなかったです」

──池田浩二さんの池田メソッドが見られる試合を個人的には期待していたのですが。

「いつもはフェイントを入れたり、ちゃんと組み立てたりしているんですけど、全くなかったですね(笑)。全部フックでした。アハハハ」

──でも試合ってそういうことだと思うのですが、身近な安谷屋選手の試合からこの試合に生かせることは見つかりましたか。

「そうですね。同じことをしないように、熱くならずに冷静に戦いたいと思っています。と同時に引かない根性、殴り倒すという気持ちは見習いたいです。それに顔にはもらっていなかったみたいなので。安谷屋さん自身も勝てたけど、倒せていないので満足していなかったみたいです。それでも前回、自分が負けているのでしっかりと勝ってつないでくれて嬉しかったです」

──今日、計量がありアトム級だとやはり小柄かという風に見えました。

「そうですね。身長も小さいですし、足も短いので。アハハハハ。手も短いし、距離を取りながら前回の試合でできなかったことをしたいですね。

距離を取って当てて、動く。でもジャブを当ててすぐに組まれ、一度は切ったのに──落ち着いてしまって。倒されたら危ないと分かっているのに、付き合ってしまいました」

──打撃戦でバチバチと言いつつも、今回も組まれてテイクダウンされることがあるのがMMAです。

「ハイ。マイク・ケイツさんという米国人の方に柔術を週3で習ってきたので、少しは下も成長したと思っています。でも、試合でやっていないから分からないです。相手はウェルラウンダーなので、MMAをしないといけないと思っています」

──新しく身につけたもの。これまでやってきたことを全てぶつけて戦うしかない、優勝候補筆頭のパク・シウ選手を選択したのは、にっせー選手です。

「本当にぶっ飛ばしたいです。5月のことは全く考えていないですし。パク・シウ選手とやることしか。もうケガをしてでも、勝ちたいと思っています。なんなら準決勝や決勝に出られなくても、パク・シウ選手に勝ちたい。でも、自分が勝つんで。勝って、次に繋げます。それと同時に楽しんで戦いたいです」

──ところで池田さんの空手、打撃は他の打撃と何が違うのでしょうか。

「……。私には説明できないです。教わっていないこともたくさんあるはずだし、それでも安谷屋さんよりは……アハハハ。でも、曹(竜也)さんの良くなり具合を見ていると、きっと私も成長しているはずです。曹さんは『今が一番強い』と言っています。

そうですね……、私にとって池田さんは打撃の神様なんです。強くなるために沖縄から出ようと考えたこともありました。でも、東京には池田さんがいない。だから沖縄にいます。それぐらい信頼している先生なんです」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ

<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ

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【DEEP JEWELS32】計量終了 2選手が体重落とせず。うち1人はアトム級GP出場の──さくら

【写真】上位2試合出場の大島、富松、パク・シウ、にっせーは問題なくパス(C)MMAPLANET

明日7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32の計量が、6日(土)に中野区の中野サンプラザで行われた。

またアトムGP1回戦で村上彩と対戦予定のさくらとアミバが、規定の時間以内に体重が落とせず体調不良に陥っているという連絡が、佐伯繁代表からあった。コロナ禍における医療現場の状況を鑑みると、減量に関して選手だけでなく指導者、ジム関係者も今一度考える機会となるのではないだろうか。

なお第1回目の計量に姿がなかったアミバ、再計量でパスした対戦相手の藤田翔子以外のコメントは以下の通りだ。


富松恵美
「久しぶりの47.6キロの試合で、いつもは大分違う体重でやってきたので禁酒がきつかったんですけど、2日ぐらい前にやっと禁酒できて良かったです。今回アトム級トーナメントでいうことで、私が辞めたいのに辞められない理由が正規チャンピオンになることで。そのチャンスが来たということで、しかも初戦がDEEPのチャンピオンの大島選手ということで。チャンピオンになるからには、強い人を倒して誰にも文句を言われないチャンピオンになりたいと思いますので、しっかり大島選手を倒します。ウチのジムの朝倉カンナとRIZINとJEWELSのベルトを2人で獲って、チャンピオンになるという目標を掲げていますので、必ずソレをクリアして。私もベルトを獲って──まずは強敵、大島さんを倒したいと思います」

大島沙緒里
「富松選手が強いことは十分に分かっているのですけど、これから勝ち上がっていくためにこの試合は絶対に落とせないので、しっかりと勝ちに行きたいと思います」

にっせー
「明日は優勝候補と言われているパク・シウ選手と戦えて嬉しいです。明日はバチバチ殴り合いましょう」

パク・シウ
(※日本語で)「明日、試合楽しくしたいです。宜しくお願いします」

村上彩
「今回はアトム級トーナメントにプロ2戦目なんですけど、参加させてもらえることとても嬉しく思います。練習してきたことを出せるように、自分のペースで頑張りたいと思います」

さくら
「4時までに落としてきます。すみませんでした」

佐藤絵実
「トーナメントに出られることになって凄く嬉しく思います。40歳になった今の私を全てぶつけたいと思います」

青野ひかる
「3年振りの再戦、デビュー戦以来の再戦になるんですけど、3年間で成長したところをしっかり見せて勝ちます」

杉本恵
「急遽参戦になったんですけど、久しぶりのJEWELSで出られてとても嬉しいです。グラプリングではありますが、楽しい試合ができるように頑張ります。勝って美樹に繋げられるように絶対に一本で勝ちたいと思います」

伊澤星花
「急な試合になってしまったんですけど、受けていただきありがとうございます。明日は絶対に一本で勝ちますので応援よろしくお願いします」

ミッコ・ニルバーナ
「プロ3戦目になりますが、バックボーンとか経験とか関係なく強い人間が勝つと思っているので、明日は全てひっくり返します」

奈部ゆかり
「自分は昨年ケガをしてしまって、1年半ぶりぐらいの国内戦となりますが、プライベートでも仲の良いミッコ・ニルバーナ選手が、しかも『倒します』と言ってくれたので凄く嬉しい気持ちになっています。自分と戦ってくれてありがとうございます。でも、明日はしっかり自分の強さを見せたいと思います」

HIME
「プロ1戦目ということで、第1試合からバチバチの試合をして盛り上げていきたいと思います」

ケイト・ロータス
「コロナ禍で大変ななかで試合ができるように動いてくださったDEEP関係者の皆さまに本当に感謝しています。ありがとうございます。明日は一発目ということで、その後に出る選手に負けないぐらい会場を沸かせたいと思うので、応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ

<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ

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DEEP JEWELS32 Interview J-CAGE にっせー パク・シウ ブログ

【DEEP JEWELS32】アトム級GP出場、パク・シウが話した──韓国のライバル、平田樹✖ハム・ソヒ

【写真】パク・シウin大久保。明日が計量、明後日にファイトとなる (C)MMAPLANET

7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されDEEP JEWELS32。同大会で開幕するDEEP JEWELSアトム級GPに海外から唯一の参加となるのが、韓国のパク・シウだ。

2月24日(水)に発売されたFight&Life#83には、昨年12月から東京に滞在し同トーナメントに備えてきたパク・シウのインタビューが掲載されている。

ここでは同インタビューに掲載しきれなかった韓国でのライバルについて、どう思っているのか。そして東京での練習仲間である平田樹が、師匠筋にあたるハム・ソヒとの対戦を熱望していることについて尋ねた際のパク・シウの回答をお届けしたい。


──ハム・ソヒ選手、UFCフライ級で活躍しているキム・ジヨン選手がリードする韓国の女子MMAですが、デビューが近かった世代ではイ・イェジ選手がいます。高校生ファイターとして注目されたイ・イェジ選手については、どのような印象を持っていますか。

「イ・イェジ選手のああいう女子高生だっていう売り出し方は私ができるモノではないですし、特に思うところはないですね」

──ではデビュー戦の相手だったパク・ジョンウン選手の存在はどのように考えていますか。

「ハイ、デビュー戦で負けてしまいましたが、あの時と今のパク・シウは別人です。だからパク・ジョンウン選手がライバルだとは思っていないです。これから、それぞれがキャリアを積んでいくことになると思うのですが、特別パク・ジョンウン選手にデビュー戦の時の借りを返したいだとか、リベンジをしたいという気持ちはないです」

──単刀直入にお伺いしますが、今は自分の方が強いと思っているということでしょうか。

(※ただ頷く)

──ではクレイジービーで練習パートナーである平田樹選手が「今の自分の力を知りたいので、ハム・ソヒ選手と戦いたい」と強く言っていたことがあります。両者と練習しているパク・シウ選手は今、2人が戦うとどういう風になると思いますか。

「今は……無理なんじゃないかと思います」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里(日本)
富松恵美(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ(韓国)
にっせー(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩(日本)
さくら(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる(日本)
佐藤絵実(日本)

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花(日本)
杉本恵(日本)

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

<ストロー級/5分2R>
アミバ(日本)
藤田翔子(日本)

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス(日本)
HIME(日本)

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【DEEP JEWELS32】じゃんけんぽん!! 牧歌的な抽選会が、にっせーのパク・シウ戦選択で空気変わる

【写真】左から一回戦の顔合わせで並んだ6選手とリモート参加の2選手 (C) DEEP

31日(日)、東京都中野区中野サンプラザにおいて3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32~アトム級GP2021開幕戦~のトーナメント抽選会が行われた。

前澤智の現役引退に伴い返上されたDEEP JEWELSアトム級王座および優勝賞金100万円という副賞も懸けられた今回のトーナメントは、富松恵美、大島沙緒里、パク・シウ、青野ひかる、にっせー、さくら、佐藤絵実、村上彩の8人で争われる。

冒頭の佐伯繁代表の挨拶で、3月の1回戦と5月に行われる準決勝&決勝も5分2Rで行われることが明らかとなった今回のトーナメント、その抽選会は山口県周南市からリモート参加の佐藤絵実と映像が繋がらないというアクシデントでスタートが切られた。


佐藤と同様に沖縄からは、にっせーもリモート参加となった今回のトーナメント抽選会は、8人同時のジャンケンで1~8番という数字が書かれた封筒を選ぶ順番が決められ、少ない数を引いた選手から出場枠が埋められるという方法が採られた。

出場選手はマスク姿でかなり牧歌的な雰囲気のなかジャンケンが始まるが、8人もいると──当然のようにあいこが続く……。結果、14度連続で勝ち抜けは決らず、佐伯代表に勝った選手から抜けるように変更された。

佐伯代表のパーに対し、チョキを出した富松、青野、村上が勝ち残り3者で改めてジャンケン。富松が一抜けし、村上、青野と続いた。続いて再びパーを出した佐伯代表に勝ったさくらが4番目の選択権を得ると、ここから残った4選手によるジャンケン大会に。

本命パク・シウとにっせーが負け、勝ち残った佐藤と大島は大島が勝ちとなり、5番手に。6番、佐藤。パク・シウとにっせーは前者が勝ち7番目の選択権を手にし、にっせーが最後となった。

続いて上に決まった通り富松、村上、青野、さくら、大島、佐藤、パク・シウ、にっせーという順序で封筒を手にすると、1番を引いたパク・シウが第3試合を選択する。2番を引いたにっせーがパク・シウも第3試合=パク・シウの枠に入るとことを告げるや、佐伯代表が「本当ですか? 合っていますか?」と思わず確認する一幕が見られ、他の出場選手からもどよめきが起こった。

引き続き村上が第2試合を選び、さくらも村上の横に立つ。5番手の大島は第4試合、ここでも6番を引いた富松は大島の横に並び立ち、結果──青野と佐藤が第1試合に決まった。

にっせーがパク・シウ戦を望んだことで、トーナメント枠に1人が入ると次の選手は対戦相手の隣の枠をチョイスするという──彼女達の気の強さが如実に表れた抽選会となった。なお準決勝&決勝はシャッフルされる。全8選手の抱負は以下の通りだ。

青野ひかる
「デビュー戦で佐藤選手と対戦して負けたので、やっとリベンジができるのが嬉しいです。まずが3月の試合をしっかり勝ちます」

佐藤絵実
「せっかくチャンスを頂けたので挑戦者という気持ちを持って、後悔のないように戦いたいと思います。40歳の主婦、応援よろしくお願いします。

村上彩
「前回デビュー戦で勝てたので、アグレッシブに攻めて勝ちたいと思います」

さくら
「3月の試合で女子高生として出るのが最後になるので、最後に相応しいアグレッシブな試合をしたいと思います」

パク・シウ
「今まで日本でグラップリングの選手と試合をしてきていたのですが、私もにっせー選手と試合がしたかったです。ストライカー同士なので面白い試合になると思います」

にっせー
「一番強い選手と戦いたいと思い、パク・シウ選手とやりたかったので戦えることになり良かったです」

大島沙緒里
「まさか初戦で富松さんと試合をするとは予想していなかったです。試合をする以上はしっかりと準備して戦いたいと思います」

富松恵美
「ちょっと若者ばかりが出ていて不安だったのですが……。佐藤さんが今日、誕生日ということで40歳、おめでとうございます。正直、出るのは迷ったのですが、これまでやってきた技術をもっと出したいという気持ちもあります。ベルトも暫定チャンピオンで終わっているのがネックになっているので、しっかりと正規チャンピオンになって堂々とJEWELSの王者だぞと言って──その先はどうなるか分かりませんが、まずは階級は違いますけどベルトを持っている大島さんの強さを体感したくて、選ばさせていただきました。もちろんチャンピオンを倒すつもりで、1回戦から戦いますのでチケットを買って後楽園ホールに来てください」

■ DEEP JEWELSアトム級GP1回戦対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる(日本)
佐藤絵実(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩(日本)
さくら(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ(韓国)
にっせー(日本)

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里(日本)
富松恵美(日本)

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【DEEP JEWELS32】負傷欠場の永尾音羽に代わり、佐藤絵美がアトム級GP2021に出場決定

【写真】他にない経験値を生かすことができるか(C)

29日(金)、DEEPより3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS32~アトム級GP2021開幕戦~でGP1回戦に出場予定だった永尾音波に代わり、佐藤絵美の参戦することが発表されている。

【アトム級GP2021出場選手】
富松恵美
大島沙緒里
パク・シウ
青野ひかる
にっせー
さくら
佐藤絵美
村上彩


永尾の負傷欠場により代替出場のチャンスを得た─既にママさんだった─佐藤は2014年にRoad FCのソン・ガヨン戦でMMAデビュー戦を戦い、しなしさとこが2戦目の相手という破天荒なキャリアのスタートを切った。

海外参戦&国内トップとの対戦後、2015年9月の全日本アマ修斗で優勝しMMAファイター人生を仕切り直し、妊娠&出産を経てプロ修斗、闘裸男、DEEP JEWELSへ。

青野ひかるや古瀬美月に勝利。再デビュー後は4連勝としてからは、アム・ザ・ロケットと2試合、パク・ジョンウンというタイと韓国の強豪に完敗を喫している。

佐藤は積極的な打撃と、下からの極めも持つファイターだが、元来のポジティブ思考からが真っ向勝負が多く、ディスタンスコントロールに課題が見られた。とはいっても、それは対戦相手の圧力が異様に高いケースで、代役出場とはいえ佐藤がこれまで戦ってきた強度の高い相手との経験値を持っているGP出場選手は富松恵美ぐらいだろう。

この経験値を生かした戦いができれば、初戦突破は射程圏内。キャリアの集大成という意気込みで3月7日に照準を絞ってくることだろう。彼女を含め、初戦の生き残りがまずカギとなる今回のGP──1回戦の組み合わせ抽選会は、明日31日(日)の午後8時より、YouTube DEEPチャンネルでライブ配信される。

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