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BELLATOR Bellator252 Report パトリシオ・フレイレ ブログ ペドロ・カルバーリョ

【Bellator252】パトリシオ、ワンツーでKO勝ち。「俺のパンチをアゴに受けると人間は立っていられない」

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.1R2分10秒by KO
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

右手前のカルバーリョが左ミドルから、右ジャブを伸ばす。ローを蹴るフレイレは左フックを入れ、右を思い切り振りクリンチへ。ヒザを腹に放ったカルバーリョが離れる。続いて左ジャブを当てたカルバーリョだが、直後に右フックを被弾して腰が落ちる。ギロチンから寝技に移行しバックに回ったフレイレに対し、カルバーリョも胸を合わせて同時にスタンドに戻る。

ここで右を当てたフレイレが、直後のワンツーのワン=左フックで崩れそうになったカルバーリョにツー=右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。あっという間のKOで、フレイレがワールドGP準決勝進出とフェザー級王座4度目の防衛を決めた。

「俺のパンチでアゴを殴られると、人間は立っていることは不可能だ。エマニュエル・サンチェスがタフなことを願っているよ。前より戦い方もダイナミックになっているしね。1試合をこれまで待つのは大変だったけど、家族との時間をエンジョイした」と表情を緩めくことなく話し、次期挑戦者で準決勝の相手サンチェスと向き合った。


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BELLATOR Bellator252 Report ブログ ヤーソラフ・アモソフ ローガン・ストーレー

【Bellator252】ヤーソラフ・アモソフ、危機一髪。薄氷を踏むファイトでストーレーに勝利し25連勝達成

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ローガン・ストーレー(米国)

パンチを振るってテイクダウンの機会を伺うストーレーが、ダブルレッグへ。ケージに詰めるがテイクダウンはできず一旦は離れる。直後にシングルを仕掛けたストーレー、アモソフはここ倒れず左を当てる。パンチを受けてシングルに出たストーレーだが、アモソフはヒザをついて耐える。右フックから左ハイを見せたアモソフは、徹底してテイクダウン狙いを切り、立ちの展開を続ける。

疲れるのは自明のストーレーだが、パンチを受けながらとにかくシングルを仕掛ける。ついにはボディロックに取りバックに回ったストーレーに対し、アモソフは胸を合わせて左フックを振るう。アモソフはここで逆に組んでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックを譲っても前方にストーレーを振り落とす。右を被弾したストーレー、最後までテイクダウンを奪えないまま5分が終わった。

2R、ワンツーを入れたアモソフは左ジャブを連続で当てる。さらに右ストレートもヒットしたアモソフは、左に回りながら左フックを当てる。ストーレーはシングルからバックに回り、足を取ってロールするアモソフからバックを取る。後方からパンチを入れたストーレーだが、ここもアモソフは立ち上がって胸を合わせて離れ──左ジャブを打っていく。

シングルにはダースをセットしたアモソフは、頭を抜かれてもバックを取る。スクランブルから立ち上がったストーレーにヒザ、ワンツーを入れたアモソフだがスタミナを切らしたが、一気に動きが落ちる。アッパーを打たれ、マウスピースを吐き出したアモソフが組みにいって切られると、再びダースも力がない。立ちあがったストーレーは、ここで右を受けてヒザをつく。そのまま組んでいったストーレーをがぶったアモソフがバックに回る。後方からのパンチも力がないアモソフに対し、ストーレーも引き込むようにガードを強いられる。このまま時間となったが、耐久戦の様相を呈してきたファイトは先が読めない展開となった。

最終回、ワンツーを見せて、サークリングを駆使するアモソフがダーティーボクシングからヒザをボディに入れる。ストーレーも足が止まっておりテイクダウンも狙いも力がなく、スプロールからアモソフがパンチを連続で入れる。左リードジャブ、左ミドルを入れたアモソフは、足を払ってテイクダウン。倒れた勢いで立ち上がったストーレーは必死のシングルを切られパンチを受ける。それでも左フックに合わせて組み、バックに回ったストーレーが寝技に持ち込み、ワンフックで一気にRNCへ。

背中をつけて絞めるストーレー、絶体絶命のピンチに見えたアモソフだが顎を引いて耐える。一度絞めを解いたストーレーは、アゴの上から絞められ背中を反られても腰をずらして絞めから逃れる。最後の打ち合いに右を当てたアモソフだが、タイムアップと同時に両手を挙げて勝利をアピールするストーレーとは対照的に、憔悴しきった表情で座り込んだ。

とはいえアマソフは初回と2Rを取っていてもおかしくないが──結果、スプリットに割れた判定で25連勝を達成し、勝利の雄叫びを挙げた。


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BELLATOR Bellator252 Report エマニュエル・サンチェス ダニエル・ヴェイケル ブログ

【Bellator252】2Rに腹、3Rは左足を攻め込みヴェイケルに快勝したサンチェスが準決勝進出&挑戦権獲得

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
Def.3-0:49-45.49-46.48-46.
ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)

サンチェスの跳びヒザをかわしたヴェイケルが、蹴り足を掴んでテイクダウンを奪う。寝技に拘らず、スタンドで待ったヴェイケルに対してサンチェスが左フックから、右フックを当てる。さらに頭を振って左を入れたサンチェスは、右ストレートの打ち終わりに右ハイを受けそうになる。サンチェスが圧力をかけるなか、ヴェイケルも右を当てる。さらに左右のフックを見せたヴェイケルに対し、サンチェスは右ハイから右ローを蹴り込む。

左ミドルを決めたサンチェスはローからワンツー、下がったヴェイケルにアッパーを繰り出す。ヴェイケルも打ち返し、蹴り足を掴んでバランスを崩させると、左ジャブをカウンターで当てサンチェスの動きが一瞬止まる場面も。

サンチェスはそれでも前に出るが、右を被弾してしまう。ボディから右を当てたヴェイケルに対し、サンチェスは左フック、右ハイ&右ローを繰り出す。組んできたサンチェスにヒザを突き上げたヴェイケル。両者揃って、5Rを戦うつもりはないようなアグレッシブな初回だった。

2R、初回同様に積極的に動く両者。ハイから腹を狙ったヴェイケルに対し、サンチェスが右ローを続ける。前に出てヒザ、エルボーから左ボディを決めたサンチェスは、明らかに効いたヴェイケルにラッシュをかける。もう一度レバーショットを入れ、右フック、さらに左フックを腹に入れるとヴェイケルが倒れる。トップからボディを殴り、バックコントロールで顔面を殴るサンチェスは、立ち上がろうとするヴェイケルをケージに押し込みパンチ、エルボーを入れる。

ヴェイケルは亀になると、サンチェスは離れて左ボディ、ヴェイケルも左フックを返すが、左右のボディを打たれる。ヒザをボディ、顔面にエルボーを入れたサンチェスは首相撲&ヒザを顔面に突き刺し、一旦離れてからケージに追い込みヒザ蹴り、顔面へのパンチを振るっていく。ヴェイケルも粘りを見せてパンチを打ち返すも、サンチェスは右ハイ、ワンツー、右から左フック、ローと攻め込む。そのローでヴェイケルはバランスを崩し、立ちあがったところに左右のボディ、ヒザと腹を攻めたてられたがラウンド終了まで凌ぎきった。

3R、右ハイ、右ロー、右ストレートと攻勢のサンチェスは、左を被弾しても前に出てローを決める。間合いを外したヴェイケルを追いかけてローを続けるサンチェスだが、逆にローを蹴られバランスを崩す。直ぐに立ち上がったサンチェスはジャブからローを蹴り込む。体がよろけたヴェイケルは、ローをチェックしても苦し気な表情を浮かべている。

2Rのボディに続き、左足を集中的に攻めるサンチェスは、そこから左ジャブを伸ばし、右ストレート、そして右ローを蹴る。ヴェイケルもダブルでジャブを返すが、ローで体が固まってしまう。パンチの交換で右を当てたヴェイケル、サンチェスはローをカットして逆に左足を蹴っていく。左フックを当てた直後にローを蹴られリズムに乗れないヴェイケル、最後はケージに詰められタイムとなった。

4R、即組みついたヴェイケルがバックに回る。クラッチを剥がし、胸を合わせたサンチェスがヒザを入れて離れる。サンチェスはジャブを差しこみ、左ミドルハイ。ヴェイケルは右を当てて組みつき、ここもワキを潜ってバックに回る。サンチェスはキムラロックを防がれると同時に胸を合わせてポジションを入れ替えて離れる。

ここで左ボディを入れたサンチェスは、ダブルレッグを切り左フックを当てる。右ローを蹴られ一瞬スイッチしたヴェイケルは、すぐにオーソに戻し右に回る。その後も右ローを効かせたサンチェスは後ろ回し蹴りを見せ、手堅く4Rを取った。

最終回、左を当てて組んでいったヴェイケルを突き放すサンチェス。直後に組み直したヴェイケルだが、逆にケージに押し込んだサンチェスが離れ際に右ハイを繰り出す。徹底して組みに行くヴェイケルに対し、離れたサンチェスが右ローを蹴り込む。ヴェイケルは右を当てるが、腰が高くなっており逆にテイクダウンを許してしまう。蹴り上げをさばいてハーフで上になったサンチェス、足を戻したヴェイケルはバタフライスイープを仕掛ける。

バランスをキープしたサンチェスは、立ち上がってきたヴェイケルに右フックをヒットさせる。ここでジャブを当てるなど冷静なサンチェスは、組んでヒザ蹴り、右を打ち込む。ヴェイケルは必死に前に出るが、サンチェスはカウンターを狙いで上手く時間を使いタイムアップに。決定的なラウンドを創り、優位な状況で最後は流したサンチェスが文句なしの判定勝ちで、準決勝進出&タイトル挑戦を決めた。


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BELLATOR Bellator252 Report アーロン・ピコ ブログ

【Bellator252】TD&パウンドで圧倒したピコ。最後はデ・ジーザスのテンカオに右を合わせてKO勝ち!!

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.2R4分12秒by KO
ジョン・デ・ジーサス(米国)

サウスポーのデ・ジーサスが飛び込んで前蹴りを繰り出す。ピコは右オーバーハンドを見せ、プレッシャーを掛けると右ハイキック。これは空振りになったが、右を当てて即ダブルレッグを決める。クローズドガードのデ・ジーサスに左のエルボーを落としたピコは、立ち上がって左足を抜くと、ハーフからパウンドを続ける。

デ・ジーサスはスクランブルからスタンドに戻るが、すぐにテイクダウンを取られエルボーで目尻をカット。ピコはガードの中から鉄槌を入れ、左足を抜いてハーフに。左を差してきたデ・ジーサスのバックに回ると、後方から右で殴りつける。引き込んで上を向いたデ・ジーサスを殴り、サイドを取ったピコはパンチとエルボーを続ける。デ・ジーサスは残り30秒で立ち上がるが、右を被弾してダブルでケージに押し込まれ時間となった。

2R、デ・ジーサスが左ハイ。ピコは右を伸ばす。左ハイを放ったデ・ジーサスにボディフックを打ち込んだピコが、即ダブルレッグでテイクダウン。ケージを背負って座るデ・ジーサスの足を引いて背中をつかせる。抑えて勢いのあるパンチを振り下ろすピコに対し、デ・ジーサスが必死にクローズドガードへ。ならばとピコはガードの中から強烈な勢いで左エルボーを落とし、左足を抜く。

殴られながら、立ち上がったデ・ジーサスは一度蹴りを見せたが、腹を殴られダウン気味に引き込む。ここからのスクランブルでバックに回ったピコが左のパンチを入れ、デ・ジーサスの前転を許さずバックコントロールを続ける。頭を抱えて殴れるデ・ジーサスは、一気に立ち上がると左を当てる。さらに蹴りも見せたデ・ジーサスだが、続くヒザ蹴りにピコは思い切り右オーバーハンドを打ち込む。ブリッジするように後方にのけ反って倒れたデ・ジーサスに、パウンドを追撃したピコがKO勝ちした。


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BELLATOR Bellator252 Report ケリー・メレンデス ブログ

【Bellator252】ギルバート・メレンデス夫人=テイラーメレンデスがキングを寄せ付けず、圧勝RNC葬

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス(米国)
Def.1R3分02秒by RNC
エミリー・キング(米国)

試合開始早々にサウスポーのキングの右の蹴りをキャッチして、右を連連打したテイラーメレンデス。さらに左ミドルに右ストレートを合わせ、カウンターの右を打ち込む、既に力の差は明白であることが分かると、テイラーメレンデスはワンツーを入れ、右ストレートをヒットさせるなど一方的に攻める。引き続きボディフック、ローと攻め込まれたキングは右を被弾し、動きが止まりそうになる。それでもキングは必死で前に出るが、その分だけ攻撃を受け続けてしまう。パンチをかわしてバックに回ったテイラーメレンデスに対し、キングは前転してガードを取るが鉄槌を連打される。

スタンドに戻らされたキングは、右フックを打たれ、ワンツーは空振りに。それでも前に出てサイドキックもボディを殴られたキングが、再び前転からガードを取る。一旦抑えて殴ったテイラーメレンデスは、キングの立ち上がり際には顔面にヒザを突き刺す。

スタンドに戻ったキングは、ハイキックを受けようになり引き込むが、手をついて起き上ろうとしたところでテイラーメレンデスが右を振り下ろす。テイラーメレンデスはスタンドで待ち受けると、キングの左ハイをかわして右ボディを入れる。腹を効かされたキングは、直後の右ヒザに被弾しキャンバスに座り込む。バックに回ったテイラーメレンデスは両足をフックしてRNCでタップを奪い、ギルバート・メレンデスと勝利を喜んだ。


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BELLATOR Bellator252 Report ブログ ルーカス・ブレナン

【Bellator252】ルーカス・ブレナンがポジションでサラスを圧倒も仕留め切れず、3-0の判定勝ち

<148ポンド契約/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
アンドリュー・サラス(米国)

3ポンドオーバーだったクリス・ブレナンの息子、ルーカス・ブレナン。1階級小さく見えるサラスに左ローから左ミドルを放ち、即ダブルレッグでテイクダウンを決める。倒しながらサイドを取ったブレナンはスクランブルでダースを取り、背中をつけ直したサラスを上四方で抑える。足を戻したサラスだが、すぐにパスガードを決めたブレナンがサイドからエルボーを連打する。ブレナンは自らハーフに戻り、エルボー&鉄槌を落とすと逆側にパス。スクランブルでダブルに出たサラスが、ブレナンを持ちあげようとするが横三角に捕らえられる。

そのまま殴られるサラスは、頭を抜くがニーインベリーからマウントを許す。足を戻されそうになると一旦サイドに戻ったブレナンが、即マウントを取り直す。サラスは下で暴れ、ブレナンは再び自らサイドへ。残り15秒でマウントを取ったブレナンが初回を圧倒した。

2R、左の蹴りを見せ、右ジャブを伸ばすブレナン。さらに左を伸ばすが、サラスが左フックを当てる。距離を取り直したブレナンが、ダブルに出る。サラスはギロチンをセットしグラウンドへ。起き上りながらケージにサラスを押し込んだブレナンは頭を抜いてテイクダウン。逆にギロチンで頭を抱えたブレナンは、サラスがケージを蹴ると抑えに転じ上四方へ。ここからサイドに回ったブレナンはエルボーを落としながら、サラスの体を中央に移動させニーインベリーからパンチを連打する。

マウントに移行してエルボー、パンチを重ねたブレナンはサラスのヒップエスケープにサイドに戻り、ニーインベリーから鉄槌を連続で振り落とす。ここもサラスのエビに合わせ、サイドを取り直したブレナンだったが、ラウンド終了の合図はハーフのトップで聞いた。

最終回、左の跳びヒザを繰り出したブレナンが、ワンツーを放つ。前にジリジリと出てきたサラスはシングルを切り、ケージを背にして両ワキを差してくれる。この状態でもリーチの長さを生かしてシングルを続けたブレナンがバックを回ると、サラスは根負けして引き込むように下になる。クォーターマウントで殴ったブレナン、続いてハーフで抑えて右エルボーを振り落とす。

さらに一気にパスを決めてサイドで抑えたブレナンが、ケージキックにも抑えを続ける。防御に徹するサラスを仕留めることは難しいが、パンチから強引な絞め、下からのシングルを切って右を打ち続けたブレナンが文句なしの判定で4連勝を決めた。


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BELLATOR Bellator252 Report クォンリー・グレイシー トレバー・グッデ ブログ

【Bellator252】クォンリー・グレイシー、グッデの押し込みに苦戦し──左ヒザからパウンドアウト負け

<ウェルター級/5分3R>
トレバー・グッデ(米国)
Def.3R3分28秒by TKO
クォンリー・グレイシー(米国)

左ジャブを伸ばし、組んでいったクォンリー。グッデが逆にケージに押し込むが、クォンリーの右ヒザが急所に当たりすぐに試合が中断される。再開後、クォンリーは左を空振り。それでも身長&リーチで優るグッデに対し、クォンリーが右をヒットする。直後にグッデがクリンチからケージへ。クォンリーはボディロックで体を入れ変えるが、即押し戻される。今度は逆にグッデのヒザがクォンリーの急所に入り、2度目の中断に。

リスタート後、速攻で組みに行ったクォンリーだが切られる。グッデはハイを空振りして立ち上がると、クォンリーがボディロックで押し込む。グッデがここも体を入れ替え、時間となった。

2R、右オーバーハンドを空振りしたクォンリーは、グッデの首相撲に右を連打する。ケージにクォンリーを運び、ヒザをボディに一発入れたグッデ。クォンリーはケンケンガードでヒザを防ぐ。両足をついたクォンリーに対し、グッデがヒザを入れるケージ際での戦いが続く。左エルボーを打たれたクォンリーは押し込み返し、ダブルレッグでテイクダウンを決める。ケージを背負って座る形のグッデと胸を合わせて殴るクォンリーが、右フックから左を連打しラウンドが終わった。

最終回、左フックを当てて組んだクォンリー。ケージ際にポジションを入れ替えるなかで、グッデが押し込む形で落ち着く。クォンリーは、グッデの首相撲&ヒザにパンチを入れて離れるも、これといった攻撃はできないまま再びケージに押し込まれる。残り1分45秒で距離を取り直すと、ワンツーで前に出たグッデの左ヒザがダブルレッグを狙ったクォンリーの顔面を直撃する。後方に倒れたクォンリーは懸命に足をきかせようとしたが、パウンドを打たれる。最後はサイドからパンチを入れたグッデがTKO勝ちを決めた。


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BELLATOR Bellator252 News アーロン・ピコ クォンリー・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ ペドロ・カルバーリョ ヤーソラフ・アモソフ ルーカス・ブレナン ローガン・ストーレー

【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」

【写真】フェイスオフからエキサイト気味だったカルバーリョは、「ドント・タッチ」と諫めるスコット・コーカーの前で、マスクを外して挑発し始めた(C)BELLATOR

12日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFight Sphereことモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator252「Pitbull vs Carvalho」の計量が行われた。

今大会のメインはBellatorがCovid19パンデミックで活動休止に突入した3月13日のBellator241で組まれていたBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準々決勝=パトリシオ・フレイレ✖ペドロ・カルバーリョの一戦だ。


8カ月の時を経て仕切り直しとなった世界戦。ライト&フェザー級のチャンプチャンプ=パトリシオにとって昨年9月以来の実戦となる。挑戦者のカルバーリョは今も珍しいポルトガル人ファイターだ。「母国でMMAの知名度が上がることに役立てるファイター人生を送りたい。僕がパトリシオに勝てばもっとポルトガルでMMAは盛んになる」という抱負を3月の時点でカルバーリョは語っている。

そんな人格者的な発言をしていたカルバーリョだが、パブリック・ファイスオフでは拳を突きつけ、マスクを外してチャンピオンを挑発する。しかし、マイクを向けられると「僕の自信はハードワークによるもの。1月から1月、月曜日から月曜日、ずっと練習を続けているから試合ごとに100倍成長している。3月から今日までの期間は、ただひたすら僕を成長させてくれた」と冷静な発言をした。

対してフレイレは「俺がチャンピオン。アイツを殺す。ただ勝つ、それだけだ」

上背やリーチで上回るカルバーリョ、パトシリオのスピードと爆発力を兼ね添えたファイトに対して、序盤は落としても我慢強く5Rの時間を使って──王者に攻め疲れをさせることが勝利には欠かせない。それには二冠王の攻めの圧力を凌ぎきることが求められる。とはいってもパトリシオはカウンターを取るのも秀でており、待ちのファイトもできる。つまりカルバーリョにとっては、攻めて守ることが必要な心身ともにタフなチャレンジが待ち受けていることになる。

セミではカビブ・ヌルマゴメドフのMMAでデビュー以来負け知らず29連勝というワールドレコードに次ぐ、24連勝中のヤーソラフ・アモソフが、ローガン・ストーレーと戦う。

フォークスタイルレスリングがベースのストーレーだが、アモソフはエド・ルースを払い腰で投げ、ダブルレッグでテイクダウンを決めており、いかにケージとスクランブルゲームでコントロールできるかがカギとなる。

メインカード・オープニングはフェザー級ワールドGP準々決勝のダニエル・ヴェイケル✖エマニュエル・サンチェス戦がマッチアップされ、プレリミにもアーロン・ピコ、ケリー・テイラーメレンデス、クリス・ブレナンの息子ルーカス、ホイスの嫡男クォンリーと気になるファイターが目白押しの今大会。

しかし、テイラーメレンデス、ブレナンは体重おーアーでキャッチ戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午前6時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator252計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.7ポンド(65.63キロ)
[挑戦者]ペドロ・カルバーリョ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ローガン・ストーレー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ダニエル・ヴェイケル: 143.8ポンド(65.22キロ)
エマニュエル・サンチェス: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス: 116.2ポンド(52.7キロ)
エミリー・キング: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
ゲイブリエル・ヴァルガ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランドン・フィリップス: 150ポンド(68.03 キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
マニー・ムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)
スカイラー・スート: 135.4ポンド(61.41キロー

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 148ポンド( 67.13キロ)
アンドリュー・サラス: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローラン・ファラルド: 170.5ポンド(77.34キロ)
パット・ケイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クォンリー・グレイシー: 168.8ポンド(76.5キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

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