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45 LFA LFA180 MMA MMAPLANET o キック ジェシー・マーティネリ ジョシュア・ペレイラ マット・ブラウン

【LFA180】パワフル&テクニカル、ジョシュア・ペレイラがヒザ&ヒジから腹打ちでマーティネリに圧勝

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ペレイラ(米国)
Def.2R1分43秒by TKO
ジェシー・マーティネリ(米国)

オハイオ州コロンバス在住のご当地ファイターながら、両親の出身地であるハワイの州旗を肩に掛けて入場のペレイラ。その彼を死の淵から回復したマーク・コールマンが激励する。そのペレイラは試合開始直後に右オーバーハンドを入れ、左ミドルを決める。さらに右カーフでマーティネリの姿勢を乱させ、直後にダブルレッグで尻もちをつかされたペレイラだがすぐに立ち上がると、小手投げを耐えて離れる。スイッチしたペレイラが左を当てるが、マーティネリもジャブを打ち返す。ペレイラの右の蹴りをキャッチして崩しに掛かったマーティネリだが、切られてエルボーを被弾する。ペレイラはスイッチして左インロー、オーソに戻してジャブ、組まれてもヒザ蹴りと鋭い動きを見せる。マーティネリのテイクダウン狙いを切り、ヒジとヒザを続けるペレイラが試合を圧倒的有利に進める。

さらに離れたマーティネリにスピニングホイールキックを放つと、これがテンプルを直撃する。右目尻をカットして、流血のマーティネリに左右のパンチから右ハイを繰り出すペレイラ。引き続きペライラはケージに詰まったマーティネリにパンチ、ヒザ、スピニンングバックフィストと猛攻を仕掛ける。ここで一旦離れると、組まれてケージを背負うが左腕を差し返し、右エルボーを入れてスペースを創る。と、ペレイラは右ボディから左フックを決めて初回を終えた。

2R、ジャブに右を受けたペレイラだが、右カーフからに二段蹴りで右ミドルを放つ。左フックで前に出るマーティネリに対し、打たれもペレイラは前に出て圧を掛け続ける。マーティネリはワンツー、ボディで反撃に出るも左インローを蹴れ、左フックで足がもつれて動きが止まる。その刹那、ヒザをボディに突き上げてダウンを奪ったペレイラがニーシールドのマーティネリにエルボー、パンチを落とす。ハーフから右腕を差して起き上ったマーティネリだが、ヒザ蹴りからエルボーを打たれると、ボディショットで前方に崩れ勝負は決した。

キャリア4勝目(1敗)を挙げたマット・ブラウン門下ペレイラは、ケージに上がったコールマンに祝福され記念撮影に収まってからケージを後にした。


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MMA o UFC   イアン・ギャリー カーロス・アルバーグ ジャイルトン・アルメイダ ブライアン・バトル マット・ブラウン

『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』パフォーマンスボーナス

◆丸美屋 麻婆茄子の素 こってりみそ味 180g【10個セット】


 UFCが『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ジャイルトン・アルメイダ、イアン・ギャリー、カーロス・アルバーグ、マット・ブラウン


 4選手には各5万ドルのボーナス。


 また、デイナ・ホワイトによるとブライアン・バトルにも5万ドルのボーナスが支払われるとのこと。バトルは前日計量で173ポンドと計量ミスしていましたが、ゲイブリエル・グリーンに僅か14秒でKO勝ちしたことが評価されたようです。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC04 アンソニー・スミス イアン・ギャリー イスラエル・アデサニャ イホール・ポティエリア カール・ウィリアムス カーロス・アルバーグ キック キム・ジヨン ゲイブ・グリーン ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク ジョニー・ウォーカー ダニエル・ロドリゲス ティム・ミーンズ ブライアン・バトル ボクシング マット・ブラウン

【UFC ABC04】ポティエリアと対戦、アデサニャの同門カーロス・アルバーグ「力に頼った打撃はできない」

【写真】スクショを撮る際に、この笑顔になった理由は…… (C)MMAPLANET

あと10分でスタートするUFC on ABC04「Rozenstruik vs Almeida」。ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される同大会で、カーロス・アルバーグがイホール・ポティエリアと対戦する。

イスラエル・アデサニャの同門。NZ最大の1dayキックトーナメント=King in the Ringを揃って2階級制覇したアルバーグが、先のアデサニャ✖ポアタンをどのように見ていたのか。キックとMMAの違いを熱心に話してくれた。


──イホール・ポティエリアと今週末に対戦します(※取材は10日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「良い感じだよ。ノースカロライナにやってきて、減量に向けてウオーターローディングをやっていて、まだ幾分体重を落とさないといけないけど順調だよ」

──カーロスはマオリの血が入っているようですが、マーク・ハントやレイ・セフォーというファイターと違いスリムな感じがしていたのですが、減量は厳しい方なのでしょうか。

「今回、いつものファイトキャンプよりちょっと体重が重くて。ここ3日は、水分とフルーツで過ごしてきた。計量の前日の昼からはフルーツを食べるのもやめる。でも、まぁ僕もマオリ族ってことだよ。でも今ではポリネシアンは太ってしまったけど、本来は筋肉隆々で引き締まったボディをしていたんだよ(笑)」

──なるほど(笑)。ところで4月にチームメイトのイスラエル・アデサニャが、アレックス・ポアタンを破り王座返り咲きに成功しました。両者揃ってキックの強豪、カーロスもまたイスラエルと同様にKING in The Ringの2階級王者からMMAに転じました。同じ元キックボクサーとして両者の打撃をどのように見ていましたか。

「興味深いよね。MMAとキックボクシングは距離も角度も違う。力に頼った打撃ができない。それがMMAの特徴だ。とにかくバランスを崩さないで戦う必要がある。テイクダウンがあることを、一瞬たりとも忘れてはいけない。そしてポアタンは組まれるのが嫌なまま戦っていた。僕らはそんなことはない。チームではしっかりとレスリングに取り組んでいるから。

イスラエルとポアタンの一番の違いは、MMAのバランスを理解して戦っているかどうか。そこだと思うよ。僕らもレスリングや柔術で攻めるには至っていないけど、防御に関しては十分にMMAに対応できるようになってきた。結果、100パーセントの打撃を使うことが可能になる」

──カーロスはキックボクシンググローブからMMAグローブに変わることで、パンチの意識も変わりましたか。

「そうだね。MMAグローブではしっかりと拳頭を正確に相手に当てる必要がある。グローブのどこかが当たれば良いというパンチは出せない。それにボクシンググローブではタッチできていたパンチが、小さなグローブだと届かない。僕はこの僅かな差に苦しんだ。届くと思ったパンチが、最初の頃は届かなかった。グローブの違いで、レンジが変わったんだよ。ホント、小さな違いが大きな問題だった。

大体キックボクサーとレスラーや柔術家は持っている武器が違うから、そのまま戦えるわけがないからね。防御も変わる。顔を守っていても、MMAでは隙だらけになってしまう」

(C)Zuffa/UFC

──そんななか対戦相手のポティエリアは荒いボクシングを使います。

「トリッキーなサウスポーだから、十分に警戒しないといけない。若くてハングリーなファイターは、何をやってくるのか分からないところがあるからね。あれだけのレコードを持っているということは、それだけ力があるということだし。プレリミで一番エキサイティングな試合になるだろう。ホント、メインカードに昇格してほしいよ。

これまでMMAに慣れるために色々と試しながら戦ってきたけど、もう自分の戦い方が確立できてきた。武器も増えたし、強力になった。この試合に勝って、いつでもトップ15と戦えるということを示したい。そして、大金を稼がないとね。その準備はできているよ」

■視聴方法(予定)
5月14日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS
午前0時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC on ABC04計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャルトン・アウメイダ: 231ポンド(104.78キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジョニー・ウォーカー: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)
イホール・ポティエリア: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アレックス・モロノ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン: 170ポンド(77.11キロ)
コート・マクギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 239.5ポンド(108.63キロ)
チェイス・シャーマン: 254ポンド(115.21キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
コディ・ステーマン: 139ポンド(63.04キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 139.5ポンド(63.27キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 126ポンド(57.15キロ)
マンディ・ボーム: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゲイブ・グリーン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ブライアン・バトル: 173ポンド(78.47キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカローズ・クラーク: 135.5ポンド(61.46キロ)
タイナラ・リスボア: 134ポンド(60.78キロ)

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MMA o UFC キック マット・ブラウン ロビー・ローラー 佐藤天

UFC on ESPN41:第2試合・ジェイソン・ウィット vs. ジョシュ・クインラン

180ポンド契約。

先週組まれていた試合だが、クインランから微量の禁止薬物が検出され、ネバダ州アスレチックコミッションから許可が降りず、今週に延期となった。なぜかウェルター級から10ポンド重い180ポンド契約に変更となっている。

ウィットは2020年6月に直前の代役としてUFCと契約し佐藤天と対戦。秒殺KO負けを喫したが、その後は2勝2敗。現在3連勝中でマット・ブラウンやロビー・ローラーに買っているブライアン・バーバリーナを破ったのがキャリアで最大の勝利。キックのキャリアもあるが、UFCでは打撃で劣勢となり、タックルで攻める試合が多い。35歳。

クインランはキャリア3年の29歳でMMA6戦負けなしで全試合フィニッシュしている。昨年9月のコンテンダーシリーズで相手が欠場し、3日前に出場オファーを受けたローガン・アーバンに秒殺KO勝ちしてUFCと契約したが、試合後に禁止薬物が検出されノーコンテストに変更となっている。デビュー戦だが6戦目のウィットに対しオッズはフェイバリット。

ウィットがタックルで飛び込んだ。テイクダウン。しかし立ったクインラン。正対して離れた。スタンドでミドルを放ったウィットにクインランの左がヒット!顎にもらってウィット大の字で失神!KO!

UFCデビュー戦でインパクトのあるKO勝利を見せたクインラン。

ウィットはまたも打撃に散る…。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN40 イアン・ギャリー グンナー・ネルソン シャクハト・ラクモノフ ブライアン・バトル ベラル・モハメッド マット・ブラウン マフクアンドレ・バリユー ミッキー・ガル リー・ジンリャン 佐藤天

【UFC ESPN40】バトル戦へ、3年ぶりの2カ月のキャンプ―佐藤天―01―「イチから心も体も創っていける」

【写真】2カ月の調整期間を得た佐藤。必勝のバトル戦だ(C)TAKASHI SATO

6日(土・現地時間)のネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN40「Santos vs Hill」で、佐藤天がTUF29ミドル級ウィナーのブライアン・バトルと対戦する。

UFCと再契約も3月のグンナー・ネルソン戦で乾杯を喫した佐藤は、今回3年ぶりにフルキャンプを敢行してオクタゴンに足を踏み入れる。スクランブル発進に備えたトレーニングと、今回のように2カ月に及ぶ準備期間ではどのような違いがあるのかを佐藤に尋ねた。


──8月6日のブライアン・バトル戦に向けて、久方ぶりにフルでファイトキャンプを行うことができたのではないでしょうか。

「ベラル・モハメッド戦以来なので、もう3年ぶりぐらいですよね。ミゲール・パエザの時も2、3週間前のオファーだったので。今回は7、8週間のファイトキャンプができて、今が最後の1週です(※取材は7月25日(現地時間)に行われた)」

――いつでも準備しておけという状況と、2カ月のファイトキャンプでは調整度合いも変わってきますか。

「違いは試合に向けて、1からしっかりと心も体も創っていけることですね。もちろん、ショートノーティスで試合に挑む場合も、創ってはいました。でも、少しずつ出来上がっていく、感覚が研ぎ澄まされていくという部分では違いますよね。

緊急オファーに備えていると1年以上の間、83キロとか1週間で落ちる体重をずっとキープしていました。気持ちの部分も切らさずにやっていかないといけないのですが、試合が決まっているのとは違います。そういう意味でも、今回はしっかりとできています」

――終着駅が見えているのと、そうでないのとでは気持ちの創り方やペース配分に違いが出来てきそうです。

「ハイ。スクランブル出場に備えていると、いつでも試合ができるコンディションではいるのですが、ピークの創り方が難しいです」

――気持ちの面でオンとオフにするのも変わってきますか。

「プレッシャーをずっと感じているというのはないです。でも試合後はしっかりとオフにできますが、緊急オファーを待っているときは思い切って3日休もうとかすると、そのタイミングでオファーが来るので(笑)。そういう部分でも、しっかりと2カ月前とかに試合が決まっている方が良い。それに越したことはないです」

――と同時にスクランブル発進の時は、短期間で気持ちを高め続けているかと思うのですが、8週間あると浮き沈みが逆にないですか。

「疲れが溜まって動きが悪くなる。体重も落ち始めた5週目、6週目に厳しい時が来ます。だからこそ、そういう時にコーチと話して2日ぐらい中休みを取ったりします。それだけボディケアもできるといことですし、疲れているときには疲れている時の調整方法がありますしね。結果、良い練習ができます」

――キャンプだと対戦相手も決まっていて、ルーチンとは違う練習が増えるということでしょうか。

「そうですね。全体練習をするのは変わらないですけど、プラスアルファで全体練習の時間外にミットを持ってもらったり、パートナーを選んで個別の時間があります。今回も次の相手はミドル級から落としてきて、リーチも少し長いのでミッキー・ガル、ミドル級のマフクアンドレ・バリユーが対策練習のためのパートナーになってくれました。自分より少し大きい選手と多くやってきました。でも相手のことを考えすぎず、そういう相手に自分をぶつけられるように、ですね」

――対戦相手のブライアン・バトルは、UFCでは一番底辺にあるファイターだと言っても過言でないと思います。つまりUFCの佐藤選手の評価がそこにあるのかと思うと、悔しくもあります。

「そこは……僕も連敗中ですし、名前のある選手と戦うチャンスを貰ってモノにできなかったので。今回はこういう新しい選手とやらないといけないです。ただマット・ブラウンとの試合のオファーもあったので……。そこはUFCが考えてやっていることで、僕がどうこう言えることではないです。当てられた相手にしっかりと勝たないといけないのは、他の試合と変わりないので」

――3月のグンナー・ネルソンは、思い通りにならない局面で試合の組み立て方などにおいても、アジャストができませんでした。

「試合でやられたことは、課題として克服していないといけないです。そこは常にやってきました。自分がやられて嫌な攻撃……例えば打撃でも嫌な距離で戦う練習もしてきたので、そういう部分をしっかりと見せることができればと思っています」

――良い距離、良い組み方、嫌な距離、嫌な組みをカリキュラムとして克服してきたのか、練習のなかで自分の考えで意識して状況を創ってきたのか。どちらでしょうか。

「どちらも、です。ドリルでそこを埋めて、スパーリングで試す。そこは自分で凄く意識してやってきました」

――ところで連敗中で落とせないというプレッシャーは?

「そういうプレッシャーはないですね(笑)。自分にプレッシャーは掛けますが、それで萎縮しないですし。崖っぷちであることは十分承知しているなかで良いメンタルでやってきています」

――イアン・ギャリー、シャクハト・ラクモノフ、リー・ジンリャンとアイルランド、カザフスタン、中国からやってきたチームメイトがUFCで堂々の勝利を挙げています。

「チームメイトが勝つのを見るのは、力になる。それだけです。一緒に練習していて、肌を合わせているメンバーですし、こっちに来た当初よりチームメイトに近づいている実感があります。彼らの豪快な勝利を見ると、そりゃあ『俺も結果を残さないとダメだろう』とは思います。やはり練習と結果につながっていかないといけないので。皆の勝利は、凄く刺激になっています」

<この項、続く>

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o UFC キック ニック・ディアス マット・ブラウン

UFC276:第9試合・ロビー・ローラー vs. ブライアン・バーバリーナ

ウェルター級。

元王者・UFC喧嘩番長ローラーは現在ランク外。4連敗した後、昨年9月に6年ぶり復帰となるニック・ディアスと対戦。明らかに仕上がっていないディアスを打撃で圧倒して、4年ぶりの勝利を挙げた。3月に40歳となっての初戦。連敗は止めたが、衰えてきているのは否めない。しかし連敗中はランカー相手の試合で、ディアス戦と今回はノーランカーとの対戦。このレベルならまだ負ける訳にはいかない。

バーバリーナはUFC8勝6敗。ハードパンチャーで、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは受賞したことがないが、ファイト・オブ・ザ・ナイトは4度受賞している激闘型。勝ち負けを繰り返していて、2016年以来連勝がなかったが、昨年12月にベテランのマット・ブラウン戦が組まれていたがブラウンが欠場となり代役のUFCデビュー戦選手に判定勝ち、今年3月にブラウンとの仕切り直しの試合でスプリット判定勝ちして6年ぶりの連勝中。

カーフキックを入れたバーバリーナだが、ローラー詰めてきた。右ボディ。圧されてケージ際まで下がるバーバリーナ。ワンツー。ローラーの左がヒットしたがバーバリーナ打ち返す。ローラーまたケージまで詰めた。バーバリーナ左がヒット。ローラーも右を当てた。また出るローラー。バーバリーナのパンチを手でサバいてアッパー。一瞬効いたバーバリーナ。至近距離でパンチを打ち込むバーバリーナ。下がらずパリーでサバくローラー。バーバリーナ出ていく。手数はバーバリーナ。常に手を出している。右ボディから左を入れたローラー。その間も手を出し続けるバーバリーナだが、ローラーのアッパーがまたヒット。ケージに貼り付けてワンツー。左ボディ。バーバリーナのハイキックはブロック。ホーン。

1R手数でバーバリーナだが、有効打でローラーという判断もあるか。

2R。今度はバーバリーナが出てきた。飛び込んで左。さらに右アッパー。しかしまたローラー出ていく。間合いに入りバーバリーナがジャブを打ち込むが、ローラーのジャブがヒットし効いた。またジャブ。バーバリーナ逆にパンチで出てきた。詰めるローラー。バーバリーナパンチで飛び込んでケージ際から脱出したが、飛び込むタイミングでカウンターのジャブをもらう。またバーバリーナが飛び込むところに右を合わせるローラー。バーバリーナ左がヒット。ガンガン打ち込んでくるがローラー打ち返す。左がヒット。ローラー守勢に。詰めながら手を出し続けるバーバリーナ。手でサバいたローラー、逆に打ち返すがパンチをもらった。バーバリーナがケージに詰めて肘。ぐらついているローラー。だが手を出す。ケージに詰めたバーバリーナ。貼り付けにしてラッシュ!打たれたローラーを見てレフェリー止めた!

激闘王同士の対戦は、期待通りの打ち合いになったが、バーバリーナが打ち勝った。ローラーは歴戦のダメージもあって効かされたか。

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Column MIKE MMA o ONE UFC   ニック・ディアス マット・ブラウン ロビー・ローラー

7.2『UFC 276』でロビー・ローラーとブライアン・バルベリーナが対戦



 UFCが7月2日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC 276』でロビー・ローラー vs. ブライアン・バルベリーナのウェルター級マッチが行われるとのこと。バルベリーナがインスタグラムで発表し、その後MMAFightingが確認しています。

 ローラーは昨年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でニック・ディアスに3R TKO勝ちして以来の試合。その前まで4連敗しており元チャンピオンとは言え崖っぷちの状況でした。

 バルベリーナは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でマット・ブラウンに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。続きを読む・・・
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o UFC   カーティス・ブレイズ クリス・グティエレス マット・ブラウン

『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』パフォーマンスボーナス



 UFCが『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・ブライアン・バルベリーナ vs. マット・ブラウン

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・カーティス・ブレイズ、クリス・グティエレス

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFN204 ブライアン・バルベレナ マット・ブラウン

【UFN204】ブラウン、ホームタウンで大激闘もバルベレナにスプリット判定で下る

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
マット・ブラウン(米国)

ホームタウン・ファイターのブラウンに大声援が集まるなか、試合がスタート。ワンツーを振るうバルベレナに対し、ブラウンが右を振るう。バルベレナが左をヒット、前に出たブラウンが組んでムエタイ流の崩しで尻餅をつかせる。すぐに立ち上がったバルベレナをケージに詰めたブラウンは、右を差された状態でボディロックテイクダウンを奪いサイドで抑える。

クルスフィックス狙いを逃れ、背中を譲って立ち上がろうとしたバルベレナはケージを使って真後ろは取らせない。バルベレナは掌底を打ちながら正対し、打撃の間合いに。ブラウンは右ミドルを蹴り、ワンツーを入れる。エルボーは空振りに終わるも、ボディを打たれても圧を掛けなおす。バルベレナが左ストレート、続いてボディも殴るがまたもムエタイ流の崩しで倒される。今度は立ち上がり際にパンチを入れたブラウンが、最後にクリンチでエルボーを打ち込んだ。

2R、ローから右を入れたバルベレナが、急所に蹴りが当たったと一旦間を取る。リスタート直後、ブラウンが右ミドルを蹴り込む。ブラウンはボディを2度殴り、組むと同時にボディロックテイクダウンを決める。半身のバルベレナを抑え、立ち上がり際にバックを回ったブラウンだが、すぐに正対される。ブラウンはエルボーを当て、離れたところで右フック、カウンターの左を当てる。さらにクリンチで左エルボーを入れたブラウンは、テイクダウンを決め、スクランブル狙いの腕を取る。

ここは腕を抜いたバルベレナがトップを取り、パウンド。立ち上がってもエルボーからパンチで、動きの止まったブラウンを攻めて立てる。飛び込むように左を打ったバルベレナが、前に出てきた流血のブラウンにパンチをまとめてラウンド終了を迎えた。

3R、右ミドルを2度蹴ったブラウンがジャブを伸ばす。バルベレナはボディを殴られ、ジャブを返す。右クロスを入れるバルベレナに対し、距離を詰めるブラウンだがショートエルボーを被弾する。3度目のムエタイ流の崩しを決めたブラウンが、がぶりから立ち上がったバルベレナにエルボーを決め、バックに回る。

腰骨の当たりヒザを蹴り込むブラウンは正対されると、距離を取り直しハイを狙う。41歳、殴られても距離を詰めて首相撲のブラウンが、突き放された直後にダブルレッグでテイクダウンを奪う。すぐにバルベレナが立ち上がり、アッパーや左右のフックもブラウンも左を当てる。足を止めての打ち合いのなかで、ボディを効かせたバルベレナが、スピニングバックフィストに背中を取り、後方から殴る。

ラスト30秒、足を止めて殴りあう両者。バルベレナがラッシュをかけ、ブラウンは防戦一方の状態で試合終了を迎えた。スプリット判定勝ちを収めたバルベレナが両手を高々と掲げて勝利を喜んだ。

この激闘を戦い抜いたバルベレナにブーイングを送るコロンバスのファンに対し、「ブーイングされているけど、皆のことを愛している」と話した。


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Preview UFC UFC ABC01 カーロス・コンディット ブログ マット・ブラウン

【UFC ABC01】UAEで開始、UFC2021。カーロス・コンディット✖マット・ブラウンを目に焼き付けたい

【写真】コンディット✖ブラウン、既に万感の想い (C)Zuffa/UFC

16日(土・現地時間)にUAEはアブダビのUFC Fight IslandでUFC on ABC01「Holloway vs Kattar」が開催される。UFCの2021年の活動開始はUAEから。

1993年に活動を始めたUFCが年頭のイベントを米国本土以外で行うのは、1996年のプエルトリコ=UFC08から数えて7度しかない。直近では2014年のシンガポール大会で、今回が実に7年振りとなる。

そんなUFC2021年のスタートは、米国での中継局はABC──そう四大ネットワークでの放送となる。この地上波放送がさほど大きな話題にならず、カード的にもメインはマックス・ホロウェイ✖カルヴィン・ケイターというフェザー級のワンマッチ、さりげなくABCでライブ中継されるだけUFCは米国の日常に溶け込んでいる。

そんなUFC ABC01ではカーロス・コンディット✖マット・ブラウンというベテラン対決がコ・メインで組まれた。


暫定王者に就いた時のコンディット(C)DAVE MANDEL

コンディットはこの試合がキャリア45戦目(31勝13敗)で、UFCでも既に13勝9敗と20戦以上を経験してきた。

WEC世界ウェルター級チャンピオンからUFCに契約が移管され、3年後の2012年2月にニック・ディアスを破りUFC暫定世界ウェルター級王座にも輝いた。

正規王者GSPとの統一戦で敗れたものの、UFCトップファイターとして活躍していたが、2016年から2018年にかけて5連敗も経験。1年10カ月のブランクを経て昨年10月にコート・マクギーを破り、5年7カ月振りの勝利を手にしている。

対してコンディットより4歳上で40歳になったブラウンは、この試合が40戦目(22勝17敗)でUFCでは15勝11敗、26試合をコツコツと積み重ねてきた。体重オーバーで資格を失ったものの2014年7月にはロビー・ローラーとタイトル挑戦権を賭けて戦い、渋い職人的なファイトで、中堅トップの座を守り続けてきた。

そんなベテラン対決、実は2013年と2018年に対戦が決まりながら、2度ともブラウンの負傷で流れた過去がある。8年前と3年前の対戦時と比較し、コンディットが「自分の持つ技術を全面的な見直すようなことはない。でも、常にリフレッシュを心掛けている」と語れば、ブラウンは「特に当時の準備がどうだったのかは覚えていない。しっかりと自分の戦いをするだけ」と13日(水・同)のメディアデーで語っていた。

そのメディアデーでは、コンディットの今後について質問が集中していた。というのも彼にとって今回のブラウン戦はUFCとの契約最終戦になるからだ。露骨に引退という言葉が使われる場面こそなかったが、婉曲的に今後の去就について尋ねられる場面が目立った。

それらの質問に対して「とにかく土曜日に危険でブラッディなフィニッシュを見せる。それだけだよ。グローブを置くかどうかまで、考えは及んでいない。それに僕にファイトマネーを支払ってくれるところがあれば、他の団体でも戦っていく。今もファンの皆に喜んでもらえる試合ができるから。もう終わったとか全く思っていない。マット・ブラウンを叩きのめしてからだよ、これからの事を考えるのは」という主旨の返答をしていた。

TUFシーズン7当時から渋さ全開のブラウン(C)Zuffa/UFC

両者揃ってウェルラウンダー、防御能力も高い。

それでいて皮を切らせて骨を断つファイトも辞さない。とはいえ世の中で唯一、万人とって平等であるのとは時は流れるという事実だ。

前述したようにWEC世界王者からUFCに転じて11年のコンディット、ブラウンはTUF07から12年間オクタゴンで激闘を繰り広げてきた。

この両者の試合、今後がどうであれ──目に焼き付けたい。

■視聴方法(予定)
1月17日(日・日本時間)
午前2時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
カルヴィン・ケイター(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット(米国)
マット・ブラウン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
サンチアゴ・ポンジニビョ(アルゼンチン)
リー・ジンリャン(中国)

<ミドル級/5分3R>
ホアキン・バックリー(米国)
アレッシオ・デキリコ(イタリア)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

<ミドル級/5分3R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
フィル・ホーズ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ウー・ヤナン(中国)
ホセリン・エドワルツ(パナマ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(豪州)
カルロス・フィリッピ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダービッド・ザワダ(ドイツ)
ラマザン・エメエフ(ロシア)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・モラス(カナダ)
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジェイコブ・キルバン(米国)
オースティン・リンゴ(米国)

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