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MMA UFN192 アンソニー・スミス ライアン・スポーン

【UFN192】左フックでダウンを奪ったスミスが、最後はRNCでスポーンからタップを奪う

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.1R3分47秒by RNC
ライアン・スポーン(米国)

ステアダウンで目を合わせなかったが、タッチグローブはしたスポーンに対し、スミスはまず右カーフを蹴る。スポーンは右前蹴りからジャブ、右を狙う。しっかりと見るスミスは再び右カーフを入れ左オーバーハンドへ。前蹴りに左フックを入れ、バックに回ったスポーンがリフトするが、着地して胸を合わせたスミスは、離れて左フックを打ち込みダウンを奪う。

ハーフのスポーンが立ち上がろうとし、バックに回ったスミスは前方に落とされ腕十字へ。腕を抜いたスポーンはヒザを胸に蹴り込む。試合がスタンド戻ると、スポーンが左ジャブを入れ右ストレートへ。左フックをテンプルに受けて足が泳いだスポーンは、右で倒れてシングルへ。潰してバックに回ったスミスはワンフックから両足を入れて背中を伸ばす。すぐにヒザ立ちになったスポーンは、必死に背中が伸びないように耐えるがスミスはRNCをセットアップしタップを奪った。

試合後も興奮し、スポーンに詰め寄るスミス。ケージに10人以上のセキュリティが駆け上がり騒然とする。直後に互いに健闘を称え合い、スミスはウィナーコールを受けた。


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News Preview UFC UFN ESPN+50 UFN192 インパ・カサンガネイ カールストン・ハリス ネイサン・メネス ブログ

【UFN192】計量終了 気が付けばウェルラウンダー=ネイサン・メネス、ルタドール=ハリスに注目

【写真】ライト級を経験しているメネス、ランク外のファイターにはそうそう圧力負けをしないだろう(C)Zuffa/UFC

17日(金・現地時間)、18日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN192:UFN on ESPN+50「Smith vs Spann」の計量が行われた。

メインとコ・メインにライトヘビー級マッチ=アンソニー・スミス✖ライアン・スポーン、イオン・クテレバ✖デヴィン・クラークが用意された今大会。メインカードのバンタム級でトニー・グレイブリーと対戦するネイサン・メネスに注目したい。


UFCで2連勝中のメネスは、キャリア全体でも13勝1敗という戦績を残している。デビュー直後はライト級で戦っており、その後はバンタム級とフェザー級の行き来してきた。ライト級でWarrior FCのベルトを巻くと、カナダ国内メジャーのTKOでバンタム級王座獲得&陥落、直後にHardrockフェザー級王者となりUFCにステップアップしてきた。

ベースはレスリング、ブラジリアン柔術を青帯のメネスは、スイッチヒッターで左右の構えからカウンターショットでKO勝ちできる打撃も持っている。ウェルラウンダーのメネスは、実戦経験を重ねるほどにMMAファイターとして進化してきたといえる。

キャリアの序盤はテイクダウンから寝技というレスリングと柔術をミックスして勝利を重ね、続いてクリンチでヒザ蹴りを磨くと、スクランブルのなかでテイクダウン、距離を取っての打撃と、どのエリアも選択できる完成度の高さを誇っている。

今回のUFCトップ戦線との対戦はないが、今回の試合でも完成度の高さと、その武器を生かしたうえでインパクトを残すことができれば、上位勢に割って入ることも可能だろう。パンチの打ち合いになると、若干視線を下げ気味になる点だけは気をつけたい。

またプレリミで見逃せないのは、ウェルター級マッチに出場する──ガイアナ出身のルタドール=カールストン・ハリスだ。

ハリスはマーシオ・クロマド率いるヘナヴァソン・ファイトチーム所属のルタリーブリ戦士で、5月のUFC初陣ではクリスチャン・アギレラをアナコンダチョークで破り、UFC行きを決めた1月のダナ・ホワイトが視察したUAEWではダースチョークを一本勝ちをしている。

このフロント系チョークはバリエーションの多さこそ、ノーギのブラジリアン土着格闘技であるルタリーブリの特徴だ。ハリスの師クロマドは、盟友アレッシャンドリ・フランサ・ノゲイラとギロチンを駆使し、修斗を席巻していた。

対戦相手のインパ・カサンガネイは、ジョアキン・バックリー戦でのKO負けが、歴史残るハイライトリールとなったため、彼が倒されるシーンばかり印象に残っているが、あの一瞬の変則的な蹴りを敗れた試合が、彼にとって唯一の敗北だ。フィジカルに優れ、手堅く勝ちにいけるカサンガネイを相手に得意の形に持っていけるのであれば、ハリスはトップ10とやりあえる力を持っていると周囲にアピールできる一戦となる。

■視聴方法(予定)
9月19日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN192計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ: 206ポンド(93.44キロ)
デヴィン・クラーク: 206ポンド(93.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マンディ・ブーム: 125.5ポンド(56.92キロ)
アリアネ・リプスキ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
クリストス・ギアゴス: 155.5ポンド(70.53キロ)
アルマン・ツァルキャン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ネイサン・メネス: 135ポンド(61.24キロ)
トニー・グレイブリー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョアキン・バックリー: 184.5ポンド(83.68キロ)
アントニオ・アローヨ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 204.5ポンド(92.76キロ)
マイク・ロドリゲス: 202ポンド(91.62キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135.5ポンド(61.46キロ)
ラケル・ペニントン: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ロン・チュウ: 158ポンド(71.66キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
モンテル・ジャクソン: 136ポンド(61.69キロ)
JP・ベイス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125ポンド(56.7キロ)
サラ・アルファ: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 170.5ポンド(77.34キロ)
カールストン・ハリス: 170ポンド(77.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
グスタヴォ・ロペス: 135ポンド(61.24キロ)
アラテンヘイリ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エミリー・ワイトマイヤー: 125ポンド(56.7キロ)
ハナ・ゴールディ: 125ポンド(56.7キロ)

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Interview News UFC UFN192 ブログ マリオン・ルノー ミーシャ・テイト

【UFC】復帰を決めたミーシャ・テイトがWEIGH IN SHOWに生出演「ガスタンクは満タンに」

【写真】写真は2019年5月にシンガポールのEvolve MMAで撮影したもの。UFCの番組内でONEに触れることはないが、チャトリCEOは「ミーシャはONEの一員」とSNSに書き込んでいる(C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC260「Miocic vs N’gannou」の計量を中継するUFC Fight PassのWeigh in Showに、7月17日(土)のUFN192で2016年11月以来4年8カ月振りにMMA復帰を果たすミーシャ・テイトがゲスト出演を果たした。

今回の突然の復帰に向けて、「凄くエキサイトしているよ」という司会のダン・ハリーの言葉に「私自身も凄くエキサイトしているわ」と返答したミーシャ。以下、ダニエル・コーミエー、ローラ・サンコ、アルジャメイン・ステーリングらの質問に答える形でミーシャが復帰に向けての気持ちを以下のように話した。(※要約)。


ミーシャ・テイト
「私は自分の気持ちに従ったの。心から、このスポーツを愛しているという。私が身を引いている間、ダナ・ホワイトは本当に私の気持ちを尊重し、復帰を要求するようなことはなかったわ。今回も私から電話を掛けて、でも留守電だったから『ダナ、なぜ電話に出ないの?』って(笑)。彼は色々と私に気遣ってくれたんだと思う、ファイナンシャルとか条件を調整するために。でも、私は全くファイナンシャルには問題ないから。

マリオン・ルノーのことは本当に頭になかったわ。私はヤナ(クニツヤカ)と戦ってみたいというのはあったけど。マリオンは良いファイターよ、サラ・マクマンをサブミットしているし。

引退前とカムバックを決めた今、ミーシャ・テイトは別人よ。この間、人生を満喫しガスタンクは満タンになっている。準備はできているわ。シンガポールで新しい仕事に就き、家庭もできてパーフェクトな人生だったの。でも9カ月前に息子が生まれ、パンデミックも起った。人生で何が大切なことは何なのか、凄く考えるようになったわ。本当に自分のやりたいことをしたい。今も私はコンペティターの気持ちを持ち続けているから。

引退前は戦うことにプレッシャーを感じ過ぎていて、バランスを崩していたの。でも今は精神的にもしっかりとバランスが取れている。本当に戦いたいと思っている。

私が引退している間、ダナは素晴らしい仕事をして女子MMAは凄く盛んになったし、良い選手がたくさん集まっているわ。でも、私もまだこの階級に入ってスパイスになれると思っている。ちょっとした味付けにはなるでしょうね」

シンガポールでの仕事について尋ねたのはDCだが、彼もミーシャもONE Championship、そしてチャトリ・シットヨートンという言葉は一切使わなかった。

■UFC260「Miocic vs N’gannou」視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC260計量結果

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ: 234ポンド(106.14キロ)
[挑戦者]フランシス・ガヌー: 263ポンド(119.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイロン・ウッドリー: 171ポンド(77.56キロ)
ヴィセンチ・ルケ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
トーマス・アルメイダ: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)
カーマ・ワーシー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205ポンド(92.99キロ)
ファビオ・チェラント: 206.5ポンド(93.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 171.5ポンド(77.79キロ)
アブバカル・ヌルマゴメドフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ヤング: 145.5ポンド(66.0キロ)
オマール・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アブ・アザイター: 185.5ポンド(84.14キロ)
マフクアンドレ・バリユー: 185ポンド(83.91キロ)

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