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AJ・マッキー BELLATOR Bellator276 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN TRIGGER03 Special UFC アダム・ボリッチ パトリシオ・フレイレ ベラトール マス・ブーネル ルイス・グスタボ 柏木信吾 矢地祐介

【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:3月:ボリッチ✖ブーネルからのグスタボ✖矢地祐介

【写真】「その実力の出し方が分からなかった。導き方が分からなかった」という印象を矢地に持っていた柏木さんだからこそ、今の矢地に期待したいこととは…… (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、柏木信吾氏が選んだ2022年3月の一番。12日に行われたBELLATOR276より、アダム・ボリッチ✖マス・ブーネル──からのRIZIN TRIGGER03のメイン=ルイス・グスタボ✖矢地祐介戦について語らおう。

<月刊、柏木信吾のこの一番:3月:アダム・ボリッチ✖マス・ブーネルPart.01はコチラから>


──柏木さんのお気に入りアダム・ボリッチがマス・ブーネルを破りました。とはいえ15日にBellatorはAJ・マッキーJrとパトリシオ・フレイレのダイレクトリマッチの世界戦を組んでいます。マッチメイカーとしての柏木さんにお伺いしますが、一本決着だったタイトル戦だったにも関わらず、ダイレクトリマッチが組まれるというのは?

「人情的に分からないでもないです。人情ですね、理屈ではなくて。やはりパトリシオ・フレイレがベラトールに果たしてきた貢献度は高いです。タイトルを失う試合までずっと勝っていて、固定ファンもついている。そういう部分も考慮すると、スコットなりのリスペクトだと僕は思います。

あとは一本負けですけど、地力で負けた試合でもなかった。言ってしまえば事故系の負け方でした。完膚なきまで負けたわけでもない。一発入ってからギロチンですしね。まぁ左ハイを一発当てたマッキーが素晴らしいのですが、あれが当たっていなかったら──どうなっていたんだろうという風に、プロモーターやマッチメイカー目線でも言える試合でした」

──マッキーのモチベーションはどうでしょうか? 一度、タップを奪っている相手です。

「マッキーもビッグネームのパトリシオともう1試合やって、ファイトマネーも高くなる。だからモチベーションは上がると思いますよ」

──それは明快で良いですね……という再戦をキーワードに、ここは16日のRIZIN TRIGGER03に関してですが、ついに国際戦が組まれます。

「あぁ、そういう流れですか(笑)。ありがとうございます。ついに来ましたね。MMAPLANETで高島さんとお話をするきっかけになったTRIGGERですが、ついに外国人選手の試合……国際戦を組めます。あの時は2人ぐらい呼びたいと言っていましたけど、色々と事情もあって今回はまずルイス・グスタボと矢地選手の再戦ですね」

──正直2試合、見たかったです。

「2人ぐらい──ですから、僕が口にして活字になったのは。グレーですけど、僕は嘘を言っていないですよ(笑)」

──アハハハ。柏木さんの口から説明していただくと、ルイス・グスタボとはどのようなファイターでしょうか。

「良い意味で昔のシュートボクセを引き継いでいる選手です。悪くいえば、まだ粗い。当時のシュートボクセの選手が、今通用するかと言えばクエスチョンじゃないですか?」

──トーマス・アルメイダをより荒くしたような。ただ、そのアルメイダも柏木さんの言われているように、UFCで序盤は4連勝したのですが、最終的に4連敗で5勝5敗となりリリースとなりました。

「でも、魅力的な部分を持っている。見ている人が楽しめる戦いをします。遠いところからパンチを振りまわし、遠近両方でヒザを使います。巧い選手は苦手ですが、その尖がっている部分が魅力的ですね。そんな魅力を最大限に生かすためにもレスリングをすれば良いなと思っていたのですが、この2年間は試合がなくずっとトレーニングを積んできたので、どこをどう強化してきたのか。そこが見ものです」

──そこで矢地選手と再戦を組んだ故というのは?

「今回、RIZIN35のカードを見てもらうと分かるようにリベンジがテーマで……ソウザ選手とジョニー・ケースもそうですし、本来は大晦日で考えていたモノが、新規ビザ申請は受け付けないという外国人選手が入国できない状況になりました。岸田首相が発表した時に、まさに米国に発つ直前で……。

『嘘でしょ!!』っていう心境でした。外国人選手も当然、大晦日に向けてコミットしていて、時間もお金も掛けてトレーニングをしてきた。その選手たちが入国できるようになったのであれば、まず同じテーマで試合を組む。『だから少し待っていて』という連絡をして、ようやく状況が整いリブッキングしたという形ですね」

──つまりはリベンジマッチを組みたかったけど、できなかった。そのリベンジでもあるのですね。

「そうなんです。そういうなかでTRIGGERとの連日興行を打つ。グスタボも矢地選手も前回の試合で──それぞれGPとタイトル戦という大勝負ですが、負けてしまっているので。TRIGGERで再起を図るという形でメインになりました」

──いやぁ、ありがとうございます。矢地選手の試合、ケージで見たかったので。

「これまで本能に任せて戦っていたのが、八隅さんの指導を受けるようになり、組み立ててスマートに戦えるようになった。そういう評判ですよね。もともとポテンシャルの高い選手だったけど、その実力の出し方が分からなかった。導き方が分からなかったというか……導く人がいなかったのだと思います。導くシステムになかったのでしょうね」

──矢地選手自身も、人の良さというか……ファイターとして、甘い部分もありました。

「天真爛漫ですよね。良い感じで。人として凄く良くて、このままおじいちゃんになって欲しいというか(笑)」

──ただし、彼の良さがMMAでは巧く機能していなかった。それが八隅さんのコーチングで変わってきたと。最近では、荒々しさもあると聞きます。

「ほぉ。そういう面が出てきたのですか。それは楽しみです。緩急がつけられるようになったのですね!!」

──そのような戦いを、グスタボを相手にしてデキるのか。日本人相手にデキる戦いが、外国人選手を相手にしてもデキるのか。これは永遠のテーマです。

「そうですね。変に考え込まず、思い切りの良さと爆発力がある選手なので。そこは大切にしてほしいです。贅沢な話ですけど、自分の良いところを全て出して融合して欲しいですね」

──ではグスタボ✖矢地、生か映像がどちらでファンに楽しんで欲しい試合ですか。

「この試合は生です。この試合は生でやらないと……じゃない、生で見ないと勿体ない試合です!!」

──とりあえず自発的な発言ですし、そのまま書かせていただきます(笑)。

「やるじゃないですよ。見ないと、ですよ(笑)」

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator276 MMA MMAPLANET o RIZIN Special UFC アダム・ボリッチ パトリシオ・フレイレ ベラトール マス・ブーネル 柏木信吾

【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:3月:ボリッチ✖ブーネルからのグスタボ✖矢地祐介

【写真】「その実力の出し方が分からなかった。導き方が分からなかった」という印象を矢地に持っていた柏木さんだからこそ、今の矢地に期待したいこととは…… (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、柏木信吾氏が選んだ2022年3月の一番。12日に行われたBELLATOR276より、アダム・ボリッチ✖マス・ブーネル──からのRIZIN TRIGGER03のメイン=ルイス・グスタボ✖矢地祐介戦について語らおう。

<月刊、柏木信吾のこの一番:3月:アダム・ボリッチ✖マス・ブーネルPart.01はコチラから>


──柏木さんのお気に入りアダム・ボリッチがマス・ブーネルを破りました。とはいえ15日にBellatorはAJ・マッキーJrとパトリシオ・フレイレのダイレクトリマッチの世界戦を組んでいます。マッチメイカーとしての柏木さんにお伺いしますが、一本決着だったタイトル戦だったにも関わらず、ダイレクトリマッチが組まれるというのは?

「人情的に分からないでもないです。人情ですね、理屈ではなくて。やはりパトリシオ・フレイレがベラトールに果たしてきた貢献度は高いです。タイトルを失う試合までずっと勝っていて、固定ファンもついている。そういう部分も考慮すると、スコットなりのリスペクトだと僕は思います。

あとは一本負けですけど、地力で負けた試合でもなかった。言ってしまえば事故系の負け方でした。完膚なきまで負けたわけでもない。一発入ってからギロチンですしね。まぁ左ハイを一発当てたマッキーが素晴らしいのですが、あれが当たっていなかったら──どうなっていたんだろうという風に、プロモーターやマッチメイカー目線でも言える試合でした」

──マッキーのモチベーションはどうでしょうか? 一度、タップを奪っている相手です。

「マッキーもビッグネームのパトリシオともう1試合やって、ファイトマネーも高くなる。だからモチベーションは上がると思いますよ」

──それは明快で良いですね……という再戦をキーワードに、ここは16日のRIZIN TRIGGER03に関してですが、ついに国際戦が組まれます。

「あぁ、そういう流れですか(笑)。ありがとうございます。ついに来ましたね。MMAPLANETで高島さんとお話をするきっかけになったTRIGGERですが、ついに外国人選手の試合……国際戦を組めます。あの時は2人ぐらい呼びたいと言っていましたけど、色々と事情もあって今回はまずルイス・グスタボと矢地選手の再戦ですね」

──正直2試合、見たかったです。

「2人ぐらい──ですから、僕が口にして活字になったのは。グレーですけど、僕は嘘を言っていないですよ(笑)」

──アハハハ。柏木さんの口から説明していただくと、ルイス・グスタボとはどのようなファイターでしょうか。

「良い意味で昔のシュートボクセを引き継いでいる選手です。悪くいえば、まだ粗い。当時のシュートボクセの選手が、今通用するかと言えばクエスチョンじゃないですか?」

──トーマス・アルメイダをより荒くしたような。ただ、そのアルメイダも柏木さんの言われているように、UFCで序盤は4連勝したのですが、最終的に4連敗で5勝5敗となりリリースとなりました。

「でも、魅力的な部分を持っている。見ている人が楽しめる戦いをします。遠いところからパンチを振りまわし、遠近両方でヒザを使います。巧い選手は苦手ですが、その尖がっている部分が魅力的ですね。そんな魅力を最大限に生かすためにもレスリングをすれば良いなと思っていたのですが、この2年間は試合がなくずっとトレーニングを積んできたので、どこをどう強化してきたのか。そこが見ものです」

──そこで矢地選手と再戦を組んだ故というのは?

「今回、RIZIN35のカードを見てもらうと分かるようにリベンジがテーマで……ソウザ選手とジョニー・ケースもそうですし、本来は大晦日で考えていたモノが、新規ビザ申請は受け付けないという外国人選手が入国できない状況になりました。岸田首相が発表した時に、まさに米国に発つ直前で……。

『嘘でしょ!!』っていう心境でした。外国人選手も当然、大晦日に向けてコミットしていて、時間もお金も掛けてトレーニングをしてきた。その選手たちが入国できるようになったのであれば、まず同じテーマで試合を組む。『だから少し待っていて』という連絡をして、ようやく状況が整いリブッキングしたという形ですね」

──つまりはリベンジマッチを組みたかったけど、できなかった。そのリベンジでもあるのですね。

「そうなんです。そういうなかでTRIGGERとの連日興行を打つ。グスタボも矢地選手も前回の試合で──それぞれGPとタイトル戦という大勝負ですが、負けてしまっているので。TRIGGERで再起を図るという形でメインになりました」

──いやぁ、ありがとうございます。矢地選手の試合、ケージで見たかったので。

「これまで本能に任せて戦っていたのが、八隅さんの指導を受けるようになり、組み立ててスマートに戦えるようになった。そういう評判ですよね。もともとポテンシャルの高い選手だったけど、その実力の出し方が分からなかった。導き方が分からなかったというか……導く人がいなかったのだと思います。導くシステムになかったのでしょうね」

──矢地選手自身も、人の良さというか……ファイターとして、甘い部分もありました。

「天真爛漫ですよね。良い感じで。人として凄く良くて、このままおじいちゃんになって欲しいというか(笑)」

──ただし、彼の良さがMMAでは巧く機能していなかった。それが八隅さんのコーチングで変わってきたと。最近では、荒々しさもあると聞きます。

「ほぉ。そういう面が出てきたのですか。それは楽しみです。緩急がつけられるようになったのですね!!」

──そのような戦いを、グスタボを相手にしてデキるのか。日本人相手にデキる戦いが、外国人選手を相手にしてもデキるのか。これは永遠のテーマです。

「そうですね。変に考え込まず、思い切りの良さと爆発力がある選手なので。そこは大切にしてほしいです。贅沢な話ですけど、自分の良いところを全て出して融合して欲しいですね」

──ではグスタボ✖矢地、生か映像がどちらでファンに楽しんで欲しい試合ですか。

「この試合は生です。この試合は生でやらないと……じゃない、生で見ないと勿体ない試合です!!」

──とりあえず自発的な発言ですし、そのまま書かせていただきます(笑)。

「やるじゃないですよ。見ないと、ですよ(笑)」

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ACA AJ・マッキー BELLATOR Bellator276 F1 MMA MMAPLANET o RIZIN Special   アダム・ボリッチ パトリシオ・フレイレ ボクシング マス・ブーネル 松嶋こよみ 柏木信吾

【Special】月刊、柏木信吾のこの一番:3月:アダム・ボリッチ✖マス・ブーネル「5R制」

【写真】この距離で打撃戦を続けたボリッチとブーネル (C)BELLATOR

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、柏木信吾氏が選んだ2022年3月の一番。12日に行われたBELLATOR276より、アダム・ボリッチ✖マス・ブーネル戦について語らおう。


──柏木さんが選んだ3月の一番は?

「Bellatorフェザー級のアダム・ボリッチ✖マス・ブーネル戦です。これは良い試合でしたねぇ。面白かったです。ただ、この試合は生より映像で視た方が面白いのかなって思いました」

──まさに洋モノですね(笑)。実際だと躊躇してしまいそうで、でも映像なら大丈夫というか……。

「何を言っているんですか!! 水垣さんにはF1が出てきて、なんで僕にはエロ方向へ、振るんですか(笑)」

──いやいやいや……我々の過去の10年の付き合いでMMAに次ぐ話題がそうだったので(笑)。

「僕、今ではそういうキャラじゃないので(笑)。でも、すぐにボロがでるでしょうし。まぁ、生では……」

──野獣みたいで怖いじゃないですか……。

「それよりボリッチ✖ブーネルの話をしましょうよ」

──そういう意味では個人的に両者揃って野獣的ではなかったかと。

「えぇ? そうですか。凄くハイレベルで面白かったと僕は思いました。この試合は日本では見ることはできない。あの内容は……。それが正直な感想です。ここまでの試合、日本で見ることができますか?

あれを5Rやり抜く、凄まじいです。5Rを意識した戦い方、あれを25分やり切るのは本当に凄いと思いました。MMAグローブで、あの距離で殴り合うなんて」

──私は正直、これなら怖くないと思ったんです。2人とも強くて、上手くて、タフです。ただぶっ殺してやるという怖さのある殴りではなかった。このボリッチなら朝倉未来選手、松嶋こよみ選手らは臆することなく戦えると。

「あぁ5Rを考えて、僕が上手く戦ったというところが、そういう風に見られたわけですね。クリーンヒットの数は凄く多かったですけど、試合が終わる空気はなかったです。それも確かです」

──当てるけど、終わらせる意識が少ない。それは疲れないため。5Rを想定してそうなったのかと自分は感じました。勝てる、負けるは別にして──なら朝倉未来、松嶋こよみなら対抗できると。あれぐらいの気迫指数なら。

「なるほどぉ。それとグラップリングをしていないですよね。組みに行かないし、組んでも長続きしない。5Rを戦い抜くためにセーブしている部分があったのは確かです。疲れることをせずに、離れてリセットしていたようで」

──柏木さんはそこも踏まえて両者が巧くて、素晴らしかったと。

「そうなんです。いやぁ、面白いですね。一つの試合で、両者の強さを認めたうえで意見が相反してくる。これが3Rだと彼らも違う戦い方をしていたでしょうね。それが5Rだと殺気が薄れた、野獣のようではなかったということですね。そこは分かります。綺麗に戦って、イカレた部分がなかったですから」

──ハイ。なら日本人選手も立ち会える。ボクシングなら12R戦って、勝てますし。それとブーネルに関しては、もっと組むと思っていました。あれだけ近距離でボクシングができるとは露知らず、ジョン・フィッチのコントロールにパウンドが加わるようなファイトをするのだと。

「まぁジョン・フィッチになるとプロモーター側は、それが良い戦い方だとは言い辛いですけど(苦笑)」

──アハハハ。結果、テイクダウンを奪ったり、クリーンヒットの数が多いという判断でしょうか。ボリッチが3-0で判定勝ちを収めました。ただ……。

「50-45はないですよね(笑)」

──あり得ないと思います。

「2Rもブーネルが失って48-47もあるかと思いましたけど、49-46が2人いましたね。とはいえ3Rがボリッチというのはないです」

──あの3Rがボリッチなら、どういう風に戦えば攻勢と判断されるのか分からないですね。

「本当にそうだと思います。ボリッチの勝ちで良いかと思いますけど、あの試合で50-45は……。にしてもボリッチの良さが出ましたね。打撃の選手は数多くいても、ボリッチのように遠距離、中距離、近距離の全てで武器を持っているファイターはそんなにいないと思います。どの距離でも攻撃できて、25分間やりきった。アレをやられると、ブーネルは全ての距離がボリッチになるので難しいだろうなと思いました」

──下がって誘うことができるのもボリッチの強味ですね。その一方で、接近戦ではブーネルの左ボディが相当に効いていたようにも見えました。

「あれ、なぜブーネルが打つのを止めたのか。腹を意識させて、テイクダウンを狙うとか行って欲しかったです。そうすればボリッチが受け身になる展開もあったかと思います。優勢の間に組まない。逆にテイクダウンを取られましたからね。やっぱり5R制という部分が影響したのでしょうかね。

あのハイペースで組みから寝技をなるとヘトヘトになるから、あえてしなかったのか。ボリッチの苦手な部分で勝負しなかったのはそういうことなのかもしれないですね」

──5R、テイクダウンとスクランブル、寝技もあって殴り合いもある。それって今やACAだけではないかと。もう、どういうことなのか明白ですよね。

「……そうですよね(笑)。凄く分かりやすいです」

──サムシング・スペシャルのない人間の戦い。凄くリアルなボリッチ✖ブーネルだったかと思います。加えて15日のAJ・マッキー✖パトリシオ・フレイレの再戦、その勝者への挑戦はほぼ決定でしょうし、ボリッチは5Rを試したのか。

「そうなりますよね。挑戦者決定戦とはいわずタイトル・イリミネーションマッチと名乗っていたので、ズルいですけど(笑)。ブーネルの脱落は決定ですよね。勝ったボリッチは、こういうこともデキたのか、と。こうやって25分戦えるボリッチの世界王座挑戦、個人的にも凄く楽しみです」

<この項、続く>

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BELLATOR Bellator276 MMA MMAPLANET o   アダム・ボリッチ キーラ・バタラ ジョニー・エブレン ジョン・ソルター ディアナ・アフサラゴワ ボクシング

『Bellator 276: Borics vs. Burnell』試合結果


MAIN CARD (Showtime, 9 p.m. ET)

・Adam Borics def. Mads Burnell via unanimous decision (49-46, 50-45, 49-46)
・Phil Davis def. Julius Anglickas via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Johnny Eblen def. John Salter via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Gadzhi Rabadanov def. Jay Jay Wilson via unanimous decision (30-27, 29-28, 29-28)

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 6 p.m. ET)

・Alex Polizzi def. Jose Augusto via submission (rear-naked choke) – Round 3, 0:49
・Romero Cotton def. Freddy Sandoval via TKO (ground-and-pound) – Round 1, 1:39
・Diana Avsaragova def. Kyra Batara via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Cody Law def. James Adcock via knockout (punches) – Round 1, 1:17
・Roman Faraldo def. Kelvin Rayford via TKO (punches) – Round 1, 0:44
・Jordan Howard def. Trevor Ward via TKO (ground-and-pound) – Round 2, 3:24


【Bellator276】猛牛=キーラ・バタラ×闘牛士=ディアナ・アフサラゴワは、闘牛士が刺しまくりの完勝(MMAPLANET)

【Bellator276】ウィルソンのアクションを右カーフで止めたラバダノフ、2R以降はTDできっちり抑える(MMAPLANET)

【Bellator276】ブーネルは左ボディを生かせず。アウトボクシング&TDで捌き続けたボリッチが判定勝ち(MMAPLANET)

 3月12日にミズーリ州セントルイスのザ・ファミリー・アリーナで開催された『Bellator 276: Borics vs. Burnell』の試合結果。メインイベントはアダム・ボリッチがマッズ・バーネルに判定勝ち。セミファイナルはフィル・デイビスがジュリアス・アングリッカスに判定勝ち。ジョニー・エブレンはジョン・ソルターに判定勝ちしています。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator276 MMA MMAPLANET o アダム・ボリッチ キック ボクシング マス・ブーネル

【Bellator276】ブーネルは左ボディを生かせず。アウトボクシング&TDで捌き続けたボリッチが判定勝ち

<フェザー級/5分5R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
Def.3-0:50-45.49-46.49-46.
マス・ブーネル(デンマーク)

ブーネルが右ロー、ボリッチは左ジャブを突く。ボリッチは下がりながら右カーフを当て、さらに右飛びヒザを繰り出した。ブーネルはこれをキャッチするも組み付くことはできず。ボリッチの右カーフをもらうブーネルは、細かいパンチを出しながらダブルレッグで組みついた。ケージに押し込まれながら離れたボリッチは右ヒジ、さらにパンチを当てながら右飛びヒザを見せる。中に入ってくるブーネルに左右からパンチを散らしながら、右カーフ。ブーネルの足が流れ始めた。

ブーネルは潜りこんで左ボディを突き刺すも、ボリッチのパンチは止まらない。組みついたブーネルがボリッチをケージに押し込む。しかしボリッチはオーバーフックでディフェンスして離れた。左右ボディを当て、さらに左右フックをボリッチの顔面に叩き込むボリッチ。ブーネルは右ヒジからヒザ、そして右カーフキックで攻め立てる。ボリッチの首相撲から離れたブーネルは、前に出て左右フックを振るう。ボリッチは右カーフキック、右前蹴り、右ハイと蹴りを散らすが、ブーネルもクラウチングスタイルから上下にパンチを打ち込んでいった。

2R、ボリッチの前蹴りにパンチを合わせるブーネル。ボリッチは右カーフからストレートで相手を中に入れさせない。左右ストレートから左フックを返すボリッチが首相撲に持ち込むも、ブーネルはボディブローとアッパーを突き上げる。離れるとブーネルも右カーフキック。ブーネルの右カーフに合わせて組みついたボリッチが、足をすくい上げてテイクダウンする。ハーフガードを取るブーネルが立ち上がった。ケージ中央で打ち合う両者、ブーネルがダブルレッグで飛び込むも、ボリッチがかわしてヒジを叩き込んだ。

スタンドではボリッチの首相撲を突き放し、左右ボディから顔面へパンチをつなげるブーネル。ニータップで組みつき、ボリッチをケージに押し込むが、テイクダウンすることはできない。右縦ヒジから右飛びヒザを見せたボリッチは、右カーフキックと左の前蹴り。しかしブーネルの左ボディを食らったボリッチが、体勢を崩し始めた。明らかにボディをガードして下がるボリッチ。ブーネルは距離を詰めていくが、ここで突き放されて尻もちを着いてしまう。そのままボリッチがトップを奪ってラウンドを終えた。

3R、左ジャブを突くボリッチに対して、ブーネルの右カーフが当たる。さらに左フックがボリッチの顔面を捉える。ケージを背にしてパンチを返すボリッチ。しかしブーネルの右カーフが効き始めたか、動きの落ちたボリッチにブーネルの左ボディが突き刺さる。左ヒジを空振りしたボリッチは、首相撲からヒザを突き上げるがキレはない。抱えられながらブーネルがボディブローを返す。ボディを受けたボリッチはサウスポーにスイッチ。オーソドックスに戻したところでブーネルの右クロスがクリーンヒットした。ボリッチは右カーフを返すも、ブーネルが距離を詰め続ける。

ケージ際でボリッチのヒザ蹴りをキャッチしたブーネルだが、無理にテイクダウンには行かない。ボリッチにケージを背負わせて右カーフを蹴り続けるブーネル。右フックからの左ボディがクリーンヒット。ボリッチは左右のローを当てるも、ブーネルの前進が止まらない。上下にパンチを散らすボリッチ、ブーネルはサークリングしながらパンチを顔面に集め、さらにヒザを突き上げる。しかしブーネルが前進してボリッチにケージを背負わせる。ボリッチはケージから離れて右バックスピンキックを見せて相手を離した。

4R、クラウチングスタイルで前に出るブーネル。ボリッチはブーネルの蹴り足を掴むが、そのまま打撃戦を選択する。右バックスピンキックをブーネルのボディに突き刺しボリッチ、ブーネルは相手の攻撃を受けながら前に出るも3Rほどの攻勢はない。ストレートのボリッチと、フックのブーネル。クラウチングスタイルのブーネルのアゴを、ボリッチの下からのヒザが跳ね上げさせる。サークリングしながらボリッチがブーネルの右ストレートに右ローを合わせた。ブーネルも右ショートを当てるも、ブーネルが細かいパンチを使って手数では上回る。

ややボリッチがアウトボクシングでペースを握り始めたか。右ストレートから左フックでブーネルのアゴを跳ね上げる。さらに飛びヒザから右ヒジ。ブーネルは中に潜り込むことができない。ボリッチの左右パンチを受けて、謎のダンスを見せたブーネル。本当に謎だ。ラスト10秒でボリッチがシングルレッグでブーネルに背中を着かせた。

最終回、ブーネルの右目が大きく腫れている。ブーネルの前蹴りを捌いたボリッチが左右上下とパンチを散らす。ブーネルは右ローを効かされたか、足のダンスを見せる。しかしブーネルも右カーフを当てていく。ステップワークでブーネルの前進を捌くボリッチ。ブーネルは前に出るも右ロー以外の攻撃は少ない。距離が近くなるとボリッチが飛びヒザから首相撲に持ち込み、離れる。ここでようやくブーネルが手を出し始めた。左右フックを繰り出すも、ボリッチはブロックで防ぐ。ならばとブーネルはアッパーを突き上げた。

ボリッチにケージを背負わせるも、飛びヒザからの首相撲で距離を取られてしまうブーネル。左フックがボリッチの顔面を捉えるも、ボリッチのクリンチにごまかされる。足を使って左右ストレートで自分の距離を保ち続けるボリッチは、完全に逃げ切り体勢か。ブーネルは右ストレートをクリーンヒットするも、後が続かない。打ち合いに持ち込もうとしたブーネルに対し、ボリッチはダブルレッグから組み付いた。切り返したブーネルはリフトアップを試みるも、離れたボリッチが足を使いながら試合終了のゴングを聞いた。


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BELLATOR Bellator276 MMA MMAPLANET o ガジヒ・ラバダノフ キック ジェイジェイ・ウィルソン

【Bellator276】ウィルソンのアクションを右カーフで止めたラバダノフ、2R以降はTDできっちり抑える

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ガジヒ・ラバダノフ(ロシア)

開始早々、右スピニングバックフィストを見せたウィルソン。下がるラバダノフを右ミドルハイで攻め立てる。ガードを固めて様子を見るラバダノフが右カーフキック、ウィルソンも蹴りで相手との距離を保つ。ラバダノフの左フックがヒット、ウィルソンの打撃は空を切らせ、コツコツと右ローを蹴っていく。さらにインサイドから左フックを当てたラバダノフ、対するウィルソンもプレッシャーをかけ続け、右ローをヒットさせる。左ジャブを突ラバダノフ、ウィルソンは距離が詰まると右を打ち下ろす。ラバダノフは右カーフキックを効かせ、さらに左ジャブを顔面に突き刺す。

ラバダノフの左ミドルの打ち終わりで足を払ったウィルソン。右スピニングバックフィストを見せ、さらに左右のストレートでラバダノフをケージ際まで追い込む。ラバダノフはペースを返す、ジャブとローで攻めるも手数が減る。しかし残り10秒で一気に距離を詰めて右ストレートを打ち込む。ウィルソンは首相撲からヒザ蹴りを当てた。

2R、ラバダノフの右カーフをかわしたウィルソン。ラバダノフがローから、ジャブを上下に打ち分ける。右カーフを打ち続けるラバダノフ、ウィルソンはカットしながら組みつきボディロックでグラウンドに持ち込む。すぐに立ち上がったラバダノフ、ケージに押し込まれながら右ヒザをボディに突き刺す。スクランブルからラバダノフがウィルソンをケージに押し込む。離れるとラバダノフは右ハーフキックを当てる。ウィルソンは左右フックから左ハイへ。しかしラバダノフはバックステップでかわした。ウィルソンもラバダノフの右ショートに右ストレートを合わせた。

ラバダノフが左ジャブ、さらにニータップでクリーンテイクダウンを奪った。下から自分の足を使ってラバダノフの腕を抑えるウィルソンが、どんどん足を上げていく。ラバダノフは相手を抑え込みにかかる。ラバダノフが下からラバダノフの左腕を狙うも、振りほどいたラバダノフがパウンドを落とし、トップをキープした。

最終回、いきなり前に出たウィルソンだが、ガードを固めるラバダノフに攻め込むことはできず。左ジャブを伸ばし、左ハイと左ミドルを見せる。ラバダノフは右カーフ、ウィルソンの動きが止まる。ラバダノフはダブルレッグでグラウンドに持ち込むと、サイドバックからバックマウントへ。しかしウィルソンが前に振り落として立ち上がった。すぐさまパンチを放つウィルソン、左ボディから右クロスへとつなげる。対するラバダノフはコツコツと右カーフキックを打ち続ける。そしてウィルソンの足が止まったところにダブルレッグで飛び込み、テイクダウンを奪う。

ラバダノフは足がうるさいウィルソンに対し、一度立ち上がってからガードイン。サイドバックからバックコントロールを見せ、トップに戻る。パスされかけると亀になるウィルソンだが、ラバダノフに腕を殺されている。前転から足を抱えるウィルソン、ラバダノフはしっかりとトップをキープして試合終了のゴングを聞いた。

裁定は右カーフを効かせて、クリーンテイクダウンを奪ったラバダノフに凱歌が上がった。


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【Bellator276】猛牛=キーラ・バタラ×闘牛士=ディアナ・アフサラゴワは、闘牛士が刺しまくりの完勝

<女子フライ級/5分3R>
ディアナ・アフサラゴワ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
キーラ・バタラ(米国)

バタラがタッチグローブから走り込むようにパンチを放って前に出る。回りながらパンチを入れるアフサラゴワは、組まれてダブルレッグを切って離れる。それでも足にしがみつくバタラは、足を抜かれても大振りの左右のパンチを振るう。ここから試合を落ち着き、40秒ほど経過し、またもバタラが左右のフックからドタバタ前に進み組んでいく。

これもテイクダウンができず、疲れること必至のバタラに対し、アフサラゴワは前蹴り、前進にワンツーを入れる。左ロー、左リードフック、形が悪いがそこにしか活路がないという判断なのだろう――バタラはアフサラゴワにカウンターを打たれても、この動きを続ける。そして右を打ち込まれ、ワンツーを被弾してついに下がり始める。アフサラゴワはワンツーから蹴りとラッシュをかけて初回を取った。

2R、バタラは頭を下げフックでステップインも勢いは初回ほどない。そしてワンツーのカウンターを受ける。アフサラゴワは待っていれば当たるが、バタラは姿勢を乱したとこで組み付く。強引な後方へテイクダウンを潰して上を取ったアフサラゴワに対し、バタラはバックを許さずスクランブルでスタンドへ。

踏み込みはなくても、ハンドスピードは速いバタラ……は知らない方が良いボクシングができそうだが、目的はテイクダウン。なら倒しきりたいところだ。その勢いを全く引かず、正確なカウンターで迎え撃つアフサラゴワはアッパーが欲しい。いずれにせよ、バタラは自分の動きでセルフグライディングといえるほど、削られて2R終了を迎えた。

最終回、圧を掛け始めたアフサラゴワに対して、ついに右腕を差すことができたバタラがケージに押し込む。しかし、テイクダウンができなかったバタラは完全に落ちる。それでも声を出し、前に出るバタラがジャブを前進を止められる。残り1分、アフサラゴワは足を使い、ジャブ&右を繰り返すが、最後の20秒でバタラが組んでダブルレッグへ。スプロールしたアフサラゴワに、最後はダックアンダーからバックを伺い、後方に崩そうとしたバタラだったが、最後まで背中をつかさせることができず15分が終わった。

結果は当然、アフサラゴワが3‐0の判定勝ちを手にした。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator276 Cage Warriors MMA MMAPLANET o PFL UFC   アダム・ボリッチ エマニュエル・サンチェス エンリケ・バルゾラ ガジヒ・ラバダノフ ジェイジェイ・ウィルソン ジェレミー・ケネディ ジュリアス・アンリカス ジョニー・エブレン ジョン・ソルター ソウル・ロジャース フィル・デイヴィス ベラトール マス・ブーネル

【Bellator276】計量終了 ベラトールの威信を賭けて。ボリッチはどこまで我儘なヒザ神となれるか

【写真】ブーネルがどうこうでなく、どこまでボリッチを貫けるか(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのザ・ファミリー・アリーナで開催されるBellator276「Borics vs Burnell」の計量が行われた。

メインはAJ・マッキー時代のフェザー級戦線サバイバルマッチ=アダム・ボリッチ×マス・ブーネルの一戦だ。


UFCで1勝2敗、英国Cage Warriorsで4連勝からベラトールと契約したブーネルは、ここまで3連勝中。同じ欧州勢のソウル・ロジャース、エマニュエル・サンチェスといったフェザー級ワールドGP出場組を連破してのボリッチ戦となった。

対して、ワールドGPではその負け方しかない――というテイクダウンからバック&チョークでダリオン・コールドに敗れ、準々決勝敗退に終わるも、その後は3連勝中のボリッチにとって、今回の一戦はベラトールの生え抜きの威信を賭けた戦いといえる。

直近の試合――昨年4月には、UFCとPFLで実力者ぶりを発揮してきたジェレミー・ケネディを下しており、2試合連続で外敵を迎え撃つこととなった。打撃と組み、寝技が回転し始めると厄介なボーネルとの3連勝対決は、ボリッチにとって同世代のチャンピオンに挑戦するために絶対に落とせない試合だ。

もちろん個人差もあるが、UFCで結果を残してきたわけでなくベラトールを選択したファイターは、バンタム級のエンリケ・バルゾラもそうだが、動きに波ができても気持ちが途切れることが少ない。乱暴な言い方をすると、ここがUFCファイターとベラトール生え抜きファイターから感じられるタフさんの違いとも思える。

とはいえハンガリーから、勤め先の仲間やお客のカンパでフロリダにやってきて運命を切り開いたボリッチが、気持ちでブーネルに遅れを取ることはないだろう。しかし、一瞬でも間が空くとそこをついてくるのがブーネルだ。気を抜くというよりも、迷いが生じた時こそ危ない。ヒザ神がどれだけ我儘なファイトをやりきるか。そこが勝負のカギとなる。

またライト級転向のマオリキッド=ジェイジェイ・ウィルソンは、ガジヒ・ラバダノフというガチな相手が与えられた。

裸の柔道とVT時代&モダン柔術の融合体ジェイジェイが、パンチがテイクダウンの一部と化したコントロール軍団のラバダノフと下にならずに戦うことができるか。

下になれば攻撃でなく、守り。それがVT柔術といっても過言なく――デビュー以来最強の相手に対し、どのようなアプローチでジェイジェイが9連勝を目指すか見ものだ。

■視聴方法(予定)
3月13日(日)
午前8時00分~ U-NEXT

■Bellator276計量結果

<フェザー級/5分5R>
アダム・ボリッチ: 145.8ポンド(66.13キロ)
マス・ブーネル: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)
ジュリアス・アンリカス: 206ポンド(93.44キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185.8ポンド(84.27キロ)
ジョン・ソルター: 185.8ポンド(84.27キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン: 156ポンド(70.76キロ)
ガジヒ・ラバダノフ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジ: 204.4ポンド(92.7キロ)
ジョゼ・アウグスト・アゼヴェド: 206ポンド(93.44キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン: 185.2ポンド(84.0キロ)
フレディ・サンドヴァル: 185.2ポンド(84.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジアナ・アフサラゴワ: 125.8ポンド(57.06キロ)
キーラ・バタラ: 124.6ポンド(56.51キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャムス・アドコック: 145.4ポンド(65.95キロ)
コディ・ロー: 145.6ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド: 171ポンド(77.56キロ)
ケルヴィン・レイフォード: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーダン・ハワード: 135.8ポンド(61.59キロ)
トレヴァー・ワード: 136ポンド(61.69キロ

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