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【Double GCF】Angel’s FCと友好関係終了? Double GFCは3階級の王座決定戦

【写真】パク・ジョンミンはキャリア7連勝で、K-MMAの実力派プロモーションのベルトを巻くことになるか(C)DOUBLE GFC

5日(土・現地時間)、韓国ソウルはシンドリム・テクノマート11階特設ケージでDOUBLE G12が開催される。
Text by Choi Woo Suk

3階級の王座決定戦が組まれた今大会。メインはキム・ハンスルのUFC契約により返上したウェルター級王座決定戦が、パク・ジョンミンとジュン・ユンジェの間で行われる。


パク・ジョンミンはキャリア6戦6勝の新鋭でデビュー戦はAngel’s FCだったが、以降はDouble GFCで4勝、Top FCで1勝と3団体で負け知らずの成績を残している。打撃、レスリング、サブミッションと三拍子そろったチームMAD産のウェルラウンダーだ。

対してジュン・ユンジェはパク・ジョンミンの盟友コ・ソクヒョンにAngel’s FCウェルター級王座に挑戦し一方的な判定負けを喫したことがあるレスラーだ。チームMAD勢は既に研究していることもあり、ジュン・ユンジェはベースのレスリング以外の部分で成長がないと厳しいタイトル戦と予想される。

コメインのDouble GFCバンタム級王座決定戦は、元ROAD FCミドル級王者でチャンピオンメイカーでもあるチャ・ジョンファンの教え子パク・サンヒョンが、元Top FC王者でコリアンゾンビのトレーニングパートナーであるファン・ヨンジンと対戦する。

テイクダウンが強いファン・ヨンジンに対し、パク・サンヒョンの持ち味はスピードのある打撃と柔術だ。対照的な両者、上下がはっきりするスクランブルMMAと対局の攻防が見られるか。

3つのタイトル戦はチェ・ドンフンとイ・ジュンヨンが相対するDouble GFC暫定フライ級王座決定戦だ。チェ・ドンフンはTOP FCで台頭した元海軍士官ファイター。テコンドーベースでディスタンスコントロールに長じており、テイクダウンも強い。

対するイ・ジュンヨンは1月のRoad to BRAVE KoreaでKO勝ちを収めているストライカーだ。蹴りのあるチェ・ドンフンに対し、イ・ジュニョンはボクサー。ここは距離、間合が鍵を握るか。

またDouble GFCでは本計量でパスしなかった選手はラウンド毎に1Pのマイナスで、判定勝ちをしても引き分けとなり、フィニッシュした場合のみ白星を得ることができるという規定がある。今大会の計量はすでに終了しており、ライト級でジョン・ジェイルと戦うチェ・ウヒョック、女子ストロー級でキム・ナヒと対戦するチェ・ジュンユンがその対象だ。

またミドル級でイ・イサックと対戦するチェ・ジェヒョンは計量に失敗し500グラム・オーバー規定より450グラム重く、84.95キロ契約で試合は実施されることとなった。

なおDouble GFCでは王座統一戦を行うなど、Angel’s FCと協力体制が敷かれていたが、選手のやり取りなどで関係にヒビが入り両プロモーションの交流は終焉を迎えそうだ。選手にとっても活躍の場が限定されることになるだけに残念は話だ。

■視聴方法(予定)
5月13日(金・日本時間)
午後6時00分~ YouTube Double GFC Official Channel

■Double GFC12対戦カード

<Double GFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
パク・ジョンミン(韓国)
ジュン・ユンジェ(韓国)

<Double GFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
パク・サンヒョン(韓国)
ファン・ヨンジン(韓国)

<Double GFC暫定フライ級王座決定戦/5分3R>
チェ・ドンフン(韓国)
イ・ジュンヨン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
パク・チェンス(韓国)
ユン・ダウォン(韓国)

<ライト級/5分3R>
チェ・ウヒョック(韓国)
ジョン・ジェイル(韓国)

<ミドル級/5分3R>
イ・イサック(韓国)
チェ・ジェヒョン(韓国)

<女子58キロ契約/5分3R>
キム・スヨン(韓国)
キム・ナムヒ(韓国)

<女子ストロー級/5分3R>
キム・ナヒ(韓国)
チェ・ジュンユン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
イ・スンジュン(韓国)
ジン・イクテ(韓国)

<ライト級/5分3R>
チェ・ジョンミン(韓国)
ジン・ジェヨン(韓国)

<フライ級/5分3R>
パク・シンウ(韓国)
キム・ジュンソク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
キム・ジングック(韓国)
ジョ・ミンギュ(韓国)

<ライト級/5分3R>
キム・ミンヒョン(韓国)
ウィ・ジョンウォン(韓

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Angel's FC17 MMA キム・ハンソル コ・ソクヒョン ジュン・ユンジェ ブログ

【Angel’s FC17】仕留めない王者コ・ソクヒョンが王座防衛。Double GFC王者キム・ハンソルと統一戦へ

<Angel’s FCウェルター級選手権試合>
コ・ソクヒョン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-28
ジュン・ユンジェ(韓国)

サウスポー同士、左を振って前に出たジュンがクリンチも王者コが右腕を差してテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったジュンに対し、コがヒザをボディに入れる。ジュンはダブルアンダーフックも、オーバーフックで投げを決めたコがパンチを打ち下ろす。

左の勢いのあるパンチを打ち込んだコだが、やはりしっかりと抑えることはなく試合はスタンドに戻る。左を当てられ組んでいくジュンだが、がぶったチャンピオンがヒザを顔面、ボディに突き上げる。離れたコはローに左を合わされる。ジュンが左カーフ、続いて左フックを見せてステップインするとダブルレッグでテイクダウンを奪う。コがケージを背負って立ち上がり、ジュンがシングルからクリンチに出たところで時間となった。

2R、右を伸ばしたコだが、ジュンもワンツーで前に出る。ダブルを切ったコは、真正面から自身もダブルを仕掛け切られる。直後にジュンがダブルレッグでテイクダウンを決めるも、コはすぐに立ち上がる。クリンチから再びダブルのジュンは、抱えにきたコを倒せず離れる。

王者のローに左を当てた挑戦者ジュンが、右ボディ、左アッパーを入れる。続くテイクダウン狙いを切ったコは、クリンチで肩パンチを貰いながらケージへ押し込む。ジュンは体を入れ替えて離れると、右に左を合わされる。続くテイクダウン狙いに右オーバーハンドが入り、ふらつくジュンにコは左右のフックでダウンを奪う。

左右のパウントを打ちながらハーフで抑え、左のパンチを打ちつけるコは、ジュンに潜らせずパンチを続ける。残り1分、マウント狙いに反応したジュンに左右のパンチをコが打ちつけ、スクランブルでバックへ。ここでフィニッシュがないコは、胸を合わされケージに押し込まれるとダブルレッグで担がれ、逆にテイクダウンを取られる。

最終回、圧倒しながら仕留めることができないコは、ケージに押し込まれるとヒザを2発顔面に突き上げる。頭をあげたジュンをギロチンで抱えヒザを続けるチャンピオンは、離れてワンツーフックを繰り出す。ジュンは左ストレートからのダブルレッグを切られ、バックを許す。

引き込むように下になったジュンは、ハーフからシングルレッグでレッスルアップして距離を取り直す。コはダブルを切られてクリンチの展開で、アッパーを打って離れる。ジュンは左を当て、右を振るいつつ組みへ。ここでクリンチでは逆転はなく、離れたジュンは右を空振り。組んだ王者がケージへ移動する。

ジュンは体を入れ替えるも、押し返したチャンピオンが離れて左フックを当てる。続く左を被弾しながら、左を返したジュンはジャブを連続で被弾し、ステップインに左を合わされる。最後はジャブでジュンを突き放したコは、タイムアップと共に勝利を確信、笑顔を浮かべた。

結果、3-0でコ・ソクヒョンが王座初防衛戦し、ケージサイドで視察するDouble GFCウェルター級王者キム・ハンソルと統一戦を戦うことが決まった。


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【Angel’s FC17】グラジ経験者ジュン・ユンジェが、Double GFC経由でAngel’s FCウェルター級王座に挑戦

【写真】倒せるが抑えに課題がある王者コ・ソクヒョン。挑戦者ジュン・ユンジェは打撃を当ててからのテイクダウンも上手い (C)AFC & MMAPLANET

15日(金・現地時間)、韓国はソウルのシンドリム・テクノマート11階特設ケージでAngel’s FC17「War of Monsters」が開催される。

Road FCも活動再開し、Angel’s FCとDouble GFCも引き続き大会を開き、なぜか同じ週末などイベントのバッティングが目立つK-MMAワールド。

今大会のメインはコ・ソクヒョンの持つAFCウェルター級王座にジュン・ユンジェが挑戦する一戦だ。


チャンピオンのコ・ソクヒョンはコンバットサンボで2度世界を制しているファイターで、5月にアン・ジェヨンを下し、ミドル級王者のキム・ジェヨンとチャンプチャンプ対決を要求、一度は両者の対戦が決定かと思われたかが、今回は実現しなかった。

挑戦者のジュン・ユンジェは元ROAD FCバンタム級王者イ・ギルウのチームメイトだ。2019年4月にGladiatorに来日し、レッツ豪太とノンタイトルで戦い優勢のドローだった。その後、Road FCで2試合を戦った後、コロナに突入し今年の9月にDouble GFCのキム・ジュンギョ戦で1年10カ月振りの実戦復帰を果たし、RNCで一本勝ち。同大会を視察していたAFCのバク・ホジュン代表が挑戦者に抜擢した。

打撃のレンジコントロールに優れたジュン・ユンジェと、絶対的なテイクダウン能力を持つコ・ソクヒョン──王者が空回りする展開も十分にあり得る。

■視聴方法(予定)
10月15日(金・日本時間)、
午後5時00分~YouTube

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