カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o UFC UFC299 キック ショーン・オマリー マルロン・ヴェラ

【UFC299】オマリーが圧倒的な手数でヴェラを圧倒。判定勝利で王座防衛&リベンジを達成

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-44
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

ヴェラが左の前蹴り、オマリーは右ローと前蹴りを返す。ヴェラが構えをスイッチしつつ、オマリーはスピニングバックキックとミドル、ロー、前蹴りと蹴りを使って、右ストレートにつなげる。ヴェラもパンチから右ミドルを蹴り、オマリーの前足に関節蹴りを見せる。

オマリーも構えをスイッチしながら前手でヴェラを触って右ストレートにつなげ、ヴェラの蹴りをキャッチして右ストレートを狙う。ここからオマリーは前蹴りと関節蹴りを見せつつ、右ストレートを顔面とボディに打ち分ける。ヴェラも細かく構えをスイッチし、サウスポーから左のスーパーマンパンチ。オマリーは右ボディ、顔面への右フックを見せた。

2R、オマリーはスピニングバックキックを続けて見せ、右の前蹴りと右ロー、右ストレートにつなげる。お互いサウスポーになるとヴェラは左ロー、オーソドックスに構えるオマリーは右ミドルを蹴って、右ストレートにつなげる。ヴェラも構えが喧嘩四つになると、左ミドルを蹴る。

オマリーはサウスポーから左ストレート、オーソドックスに構えて右ストレートと右ボディ。サウスポーのヴェラは左ストレート、そこにオマリーは右ストレートからヒザ蹴り。このヒザでヴェラの動きを止めるとパンチとハイキックで前に出て、一気にパンチをまとめる。終盤、ヴェラも左ストレートから右フック、オマリーが左ハイと右ストレート、終了間際に右ストレートのカウンターを当てた。

3R、構えをスイッチするオマリーが前手で細かくフェイントを入れる。サウスポーから左ストレート、オーソドックスからワンツー・右ボディ、前蹴りを突き刺す。ヴェラも構えを変えながらパンチで前に出るが、オマリーはバックステップして距離を取る。

離れたオマリーはジャブで間合いを作ってワンツー、左ボディ、前蹴りのフェイントから左ストレートを突き刺し、ボディにも攻撃を散らす。ヴェラも左ストレートを見せるが単発に終わる。逆にオマリーは右ストレートと右ヒザ蹴り、ヴェラが右フックから前に出て左ミドル。これをオマリーがブロックして、一瞬ヴェラがグラウンドで下になるが、お互いすぐに立ち上がる。

4R、サウスポーのヴェラがジャブ・ワンツーからボディへのヒザ蹴り。オマリーもジャブとワンツー、構えのスイッチと合わせて左右のストレートを当てる。ヴェラはワンツーで前に出て飛びヒザ蹴り。これでオマリーの動きが止まる。

手数を増やすヴェラは左アッパーを突き上げ、オマリーはジャブ、前蹴り、左ボディ。ヴェラはビッグヒットこそないものの、細かいパンチをヒットさせる。オマリーも変わらずパンチを顔とボディに打ち分け、ヴェラが左フックから右ストレート、右ミドル。オマリーはワンツーを当てるが、ヴェラの手数が増えた印象のラウンドだ。

5R、オマリーはサークリングしてジャブを突く。右ストレートを当てると、スピニングバックキック、ヴェラの左ミドルを受けてパンチを顔面とボディに打ち分ける。さらにケージを背負うヴェラにヒザ蹴りを突き上げ、左ストレートを当てる。

前に出るオマリー。ヴェラもガードを上げて前に出るが、オマリーは右ボディと右ストレート。サウスポーのヴェラは左ストレートから右フック、オマリーもサウスポーのからの左ストレートを当てて足を使う。距離が詰まるとオマリーはボディブローとヒザ蹴り。ヴェラも左フックとヒザ蹴りを返す。判定はジャッジ2名が5ポイント、1名が6ポイント差をつける形でオマリーが勝利。ヴェラへのリベンジを果たすとともに初防衛に成功した。

The post 【UFC299】オマリーが圧倒的な手数でヴェラを圧倒。判定勝利で王座防衛&リベンジを達成 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o UFC キック ピョートル・ヤン ヘンリー・セフード マルロン・ヴェラ

UFC299:第6試合・ペドロ・ムニョス vs. カイラー・フィリップス

バンタム級。ムニョス13位。

ムニョスはランキング4位まで上がったが、直近8戦で2勝しかできず、とうとうランキングも13位まで落ちた。空手・柔術がバックボーン。昨年8月の前戦は、ヘンリー・セフードの代役としてマルロン・ヴェラと対戦。接戦で、メディアのジャッジはムニョスの支持が多い内容での判定負け。勝者は今回のメインでタイトルに挑戦するのに対し、ムニョスは今回ランク外の挑戦を受ける立場に。37歳。

フィリップスはメインカードで4位ピョートル・ヤンに挑戦するソン・ヤドンには3年前にテイクダウンから攻めて勝利しているが、次戦でハウリアン・パイバにダウンを奪われ判定負け。その後負傷や禁止薬物での出場停止があり、ここまでUFC5勝1敗ながら、いまだにランク外。レスリング・柔道・柔術がバックボーンのグラップラー。28歳。

ジャブを入れるフィリップス。ヒザ。キャッチしてテイクダウンを狙ったムニョスだが倒せず。フィリップスバックスピンキックを見せる。ステップインしてジャブ。遠い間合いからステップしながら蹴りを入れるフィリップス。ジャブ。ワンツーからミドルを出したが、ムニョスキャッチしてテイクダウン。足で阻んで立ったフィリップス。スタンド。詰めるムニョスに、ステップしながら打撃を入れるフィリップス。ローからハイ。ムニョスのタックルを切ったフィリップス。バックに回ろうとする。立ったムニョスだが、フィリップスすぐに打撃を入れていく。フィリップスがパンチとヒザで猛攻。が、攻勢の中でフィリップスのアイポークがありタイムストップ。再開。ジャブを入れるフィリップス。手数が多い。ムニョスは入ってくるところにパンチを合わせようとするが、ワンテンポ遅れてパンチが届いていない。ホーン。

1Rフィリップス。

2R。パンチを入れるフィリップスにムニョスはカーフキック。出入りしながら打撃を入れるフィリップス。飛び込みにパンチを合わせるムニョス。詰めてきた。フィリップスのハイをかわして組み付いたが、フィリップス引き剥がす。フィリップスのハイをかいくぐったムニョス。サイドキックを顔面に入れたフィリップス。フィリップス左ボディから右ストレート。ワンツーロー。最後にバックスピンキックからパンチを入れたフィリップス。ホーン。

2Rはややペースを落としたものの、フィリップスのラウンド。

3R。フィリップス右ハイ、ボディ、バックスピンキック。パンチの間合いにしたいムニョスだが距離を取られる。フィリップスは飛び込みながら打撃を入れていく。詰めたムニョスに右を入れたフィリップス。右ハイをヒット。ムニョス詰めるが左右にステップして詰めさせないフィリップス。最後にバックスピンキックを放つがムニョスかいくぐってシングルレッグ。しかしタイムアップ。

三者フルマークでフィリップス勝利。

ステップしての打撃で圧倒して勝利。

パンチの間合いで勝負したいムニョスだったが、フィリップスのステップにかわされる展開で完敗。

カテゴリー
45 AB Brave CF CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube   アザット・マクスン アス・アルマバエフ イオン・クテレバ エディ・ブラボー カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド コンバット柔術 ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー 平良達郎

【UFC299】カザフ・フライ級ツートップの1人=アス・アルマバエフ「ゴールはチャンピオンになること」

【写真】フライ級は要注目ファイターが揃っている(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」。同大会でアス・アルマバエフがCJ・ヴェルガラと戦う。
Text by Manabu Takashima

中央アジアのパワーハウス=カザフスタンから世界最高峰のフライ級に挑むアルマバエフ。同朋のアザット・マクスンはオクタゴン2戦目でキャリア初黒星を喫した。アルマバエフは今回が、2戦目となる。対戦相手のヴェルガラは一昨年の10月に平良達郎に腕十字で一本負けを喫したあとは、2連勝と波に乗っている。

そんなヴェルガラがリトマス試験紙となって、平良の実力対比もできる一戦を前にアルマバエフに初インタビューを試みた。


──今週末、CJ・ヴェルガラとオクタゴン2戦目を戦います。今の心境は?

「全て上手くいっている。パーフェクトだよ。グレートシェイプで、試合でそれを立証してみせる」

──カザフスタン人選手が米国で練習するケースが増えていますが、アスは今回の試合に向けてどこで練習をしてきたのでしょうか。

「練習の多くはカザフスタンのアルマトゥイでやっている。その後、ロシアのオセチアで高所トレーニングをして、キャンプの仕上げは40日間ほどキルクリフFCでやってきた」

──キルクリフFCにフライ級のトレーニングパートナーは、それほどいないかと思うのですが、なぜキルクリフFCで仕上げを?

「キルクリフFCは素晴らしいチームで、ファミリーのような人間関係がある。ファイターもそうだし、最高のコーチが揃っているからだよ。確かにフライ級のファイターは少ないから、僕は主にバンタム級の選手と練習をしてきた」

──そのキルクリフFCでは日本人選手も練習していますが、交流はありましたか。

「タカヤ・スズキ、若くて元気な日本人選手と仲が良くなったよ」

──鈴木選手が初日にKOされたという話が伝わってきたのですが、ひょっとしてアスが張本人とか?

「ノー、ノー。そんなことないよ(笑)。彼は若くて、良いヤツだ。練習を手伝ってもくれたけど、実際はそれほど一緒にトレーニングはしていないんだ。今回の対戦相手と彼はスタイルが違うからね」

──了解しました。ところでアスは、いつMMAを始めたのでしょうか。

「子供の頃から、多くのスポーツを経験してきたなかで2013年にMMAの練習を始めた。MMA以外の格闘技だとコンバット柔術をやっていたよ」

──コンバット柔術!! エディ・ブラボーが考案した掌底有りの柔術というわけではないですよね?

「違うよ。コンバット柔術は、とてもコンバットサンボに似ているスポーツだ。道着を着て、打撃も投げもある」

──実は2年前にBRAVE CFでアスの試合を見たことがあります。UFCへの道は色々と存在していますが、アスが中東のプロモーションで戦った意味は?

「凄く良い経験ができた。しっかりと、自分の戦いができたことも良かったと思っている」

──同じカザフスタンのフライ級ファイターであるアザット・マクスンが、UFC2戦目でキャリア初黒星を喫しました。彼の敗北をどのように考えていますか。

「アザットとは凄く仲が良いけど、所属ジムは違うんだ。もちろんカザフスタンのファイターだから応援しているし、前回の敗北は相手が強かった。何よりアザットは高いポテンシャルの持ち主で、これからもっと成功を収めていくと思っている」

──では対戦相手のCJ・ヴェルガラの印象を教えてください。

「良いファイターだ。ただ僕は経験値も高いし、勝負の鍵はもう把握している。レスリングが僕の長所だからね。これまで人生を賭けて練習を続け、UFCと契約した。この次の試合は、過去のファイトと同じように一つの試合でしかない。僕のゴールはチャンピオンになることだ」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

The post 【UFC299】カザフ・フライ級ツートップの1人=アス・アルマバエフ「ゴールはチャンピオンになること」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFC299 YouTube アス・アルマバエフ アンドレ・ペデネイラス イオン・クテレバ エディ・アルバレス カーティス・ブレイズ ケヴィン・ホランド ショーン・オマリー ジャイルトン・アルメイダ ジャック・デラ・マダレナ ジョアン・ウッド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー トニー・ファーガソン ハファエル・ドスアンジョス ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マテウス・ガムロ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー

【UFC299】39歳、UFC36戦目=ガムロ戦へ。ドスアンジョス「ゴールはベルトじゃない。ビクトリーだ」

【写真】300回大会に加速。豪華カードのなかで、ドスアンジョス×ガムロがプレリミという凄まじさ(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミはケイシーウア・センターで開催されるUFC 299「O’Malley vs Vera 2」で元世界ライト級王者ハファエル・どすアンジョスが、マテウス・ガムロと対戦する。
Text by Manabu Takashima

ライト級からウェルターと転向を2度繰り返してきたドスアンジョスが、39歳にして1年8カ月振りにライト級で戦う。そして、この試合がUFCで36戦目となるベテランは、6試合契約を結び上を今でも目指している。


──ハファエル、今週末にマテウス・ガムロと対戦します。今の気持ちを教えてもらえますか(※取材は6日に行われた)。

「最高だよ。ライト級に戻し、素晴らしいキャンプができた。土曜日への準備はできている」

──今、言われたようにライト級に戻しました。1年8カ月ぶりの155ポンドですが、39歳のファイターが階級を下げることは多くはないかと思います。

「UFCがライト級で戦うことを望んだ。それに僕自身、ウェルター級では小さいことは承知していたる。165ポンド、スーパーライト級があれば丁度良いんだけどね。でも、そんな階級はなくて、ウェルター級では小さすぎる。また上を目指すなら、ライト級の方が自分に合っているだろうしね」

──ここまで進化したMMAで1階級の差が7キロというのは、大きすぎますよね。

「その通りだと思うよ。UFCが考えを変えてくれれば、僕はスーパーライト級で戦うよ。ただし、減量は順調だ。ウェルター級で戦う時と比較すると、時間をかけて落としている。ウェルター級だとキャンプ中も、食べる量も多い。ライト級で戦う時は、そういうわけにはいかない。でも前にライト級で戦った時よりも減量は上手くいっているよ」

──対戦相手の比較ではなくて、自分の動きとしてウェルター級とライト級ではどちらが良いと思っていますか。

「ライト級は完璧だ。上手く、減量が進めばね。エディ・アルバレスやトニー・ファーガソンと戦った時は、そうじゃなかった。減量が最悪で、パフォーマンスにも影響を与えてしまった。ウェルター級でも、マイケル・キエーザ戦は減量に失敗して、完調には程遠い試合をしてしまった。今回はさっきも言ったように、順調に体重が落ちている。この調子だと、オクタゴンのなかでも100パーセントの力を発揮できるだろう」

──技術だけでなく、減量方法も進化しているように思います。

「そうだね。ノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラスの指導を受けると、以前とは全く違って上手く体重が落ちるようになった。栄養士からアドバイスを受け、しっかりと栄養を摂ることもできているしね。それに汗をかくためのアイテムも進化している。最終日、ドライアウトの日にはアルミニウムのカバーも使うし、凄く助かっているよ」

──そして、土曜日の試合はUFCで35戦目となります。

「ただただハッピーだよ。家族と幸せに生活できる基盤を築けた。まずそこが一番大切な部分で。とにかく、この人生を楽しめている。それに39歳になり、36戦目になってもUFCは僕にマテウス・ガムロのような強い選手を当ててくれる。ただキャリアを楽しむだけじゃない。今も競争力があって、ハードトレーニングを続けることができている。それをUFCも理解してくれているんだ。これだけタフな相手を用意しているということは、今も僕がコンペティティブだと評価してくれているからだ。

まぁ、あと数年したら最後はレジェンドファイトも経験してみたいけどね(笑)。ただ、どうなってもUFCにイージーファイトはないからね。常に若いファイターが虎視眈々とこの座を狙っている。それがUFCだから」

──達成感を感じることはないですか。

「自分のキャリアには満足している。でも、まだできる。終わっていない。神がこのヘルシーな体を与えてくれた。このまま前進を続け、強くなり続ける。UFCとも6試合の契約を結んだ。しっかりとボディケアをしているし、上を目指していることを週末に証明してみせる」

──おお、素晴らしいです。ではガムロの印象を教えてください。

「トップファイターだよ。レスリング、柔術、ともに優れている。ただし、彼は最高のハファエル・ドスアンジョスの強さを味わうことになるだろう。今回、僕は自分のルーツに戻ろうと思っているんだ」

──というと?

「柔術だよ。寝技に力を入れ、レスリングもやってきた。ガムロを相手にレスリングでもやり合えることを見せ、上を目指す。今はタイトルを意識することはないけど、勝ち続ければまたそういう機会が巡ってくるだろう。ただ一度は世界のベルトを巻いたから、そこに固執することはない。それよりも、可能な限り勝ち続けたいんだ。もちろん、キャリアを続けるうえで目標は必要だ。ただし僕のゴールはベルトではなくビクトリーなんだ。勝ち続ければ、自然とベルトには手が届く。とにかく勝ち続けるためのに戦い続ける」

■視聴方法(予定)
3月10日(日・日本時間)
午前8時分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC299対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ショーン・オマリー(米国)
[挑戦者] マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
マイケル・ペイジ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ソン・ヤードン(中国)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ(米国)
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・セーミナラ(米国)
メイシー・バーバー(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
ケイラ―・フィリップス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ミチェウ・ペレイラ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ロベルス・デスパイネ(キューバ)
ジョシュ・パリジアン(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
アス・アルマバエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・ウッド(キューバ)
マリナ7・モロズ(ウクライナ)

The post 【UFC299】39歳、UFC36戦目=ガムロ戦へ。ドスアンジョス「ゴールはベルトじゃない。ビクトリーだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB F1 MMA News o SAINT UFC YouTube   ケビン・ホランド ショーン・オマリー ソン・ヤードン ダスティン・ポイエー ピョートル・ヤン マイケル・ペイジ マルロン・ヴェラ 体組成

『UFC 299: O’Malley vs. Vera 2』前日計量動画

\53%offスーパーセール限定/【最大3年保証】 ※楽天1位※AI× 体重計 体組織計 【トレーナー監修】体組成計Bluetoothでスマホ連動 体脂肪計 高精度 (4.58獲得) 体重 体脂肪率 水分率 基礎代謝 薄型 体脂肪 体重計 ヘルスメーター 軽量


MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Sean O’Malley (135) vs. Marlon Vera (135) – for bantamweight title
・Dustin Poirier (156) vs. Benoit Saint-Denis (155) – five rounds
・Kevin Holland (170) vs. Michael Page (170)
・Gilbert Burns (171) vs. Jack Della Maddalena (170)
・Yadong Song (136) vs. Petr Yan (135)

PRELIMINARY CARD (ESPNews/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Jailton Almeida (261) vs. Curtis Blaydes (257)
・Maycee Barber (125) vs. Katlyn Cerminara (125)
・Rafael dos Anjos (156) vs. Mateusz Gamrot (156)
・Pedro Munhoz (135) vs. Kyler Phillips (135)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Ion Cutelaba (205) vs. Philipe Lins (206)
・Michal Oleksiejczuk (185) vs. Michel Pereira (186)
・Robelis Despaigne (261) vs. Josh Parisian (266)
・Asu Almabaev (126) vs. CJ Vergara (127)*
・Maryna Moroz (126) vs. Joanne Wood (125)

 『UFC 299: O'Malley vs. Vera 2』前日計量結果。メインカードは全員パス。アーリープレリミナリーカードでC.J.ヴェルガラが127ポンドと1ポンドオーバー。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。イオン・クテラバが凄いです。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ショーン・オマリー vs. マルロン・ヴェラはオマリー支持8人、ヴェラ支持3人。

・ダスティン・ポイエー vs. ベノワ・サンデニはポイエー支持6人、サンデニ支持5人。

・ケビン・ホランド vs. マイケル・ペイジはホランド支持5人、ペイジ支持6人。

・ギルバート・バーンズ vs. ジャック・デラ・マッダレーナはバーンズ支持8人、マッダレーナ支持3人。

・ピョートル・ヤン vs. ソン・ヤードンはヤン支持3人、ソン支持8人。続きを読む・・・
カテゴリー
AB MMA o UFC YouTube カイラー・フィリップス カーティス・ブレイズ キック ショーン・オマリー ジャック・デラ・マダレナ ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マイケル・ペイジ マリナ・モロズ マルロン・ヴェラ メイシー・バーバー

UFC299:オッズ/予想と展望

ショーン・オマリー 1.35
マルロン・ヴェラ 3.30
ダスティン・ポワリエ 2.80
ブノワ・サン・デニ 1.46
ケビン・ホランド 1.74
マイケル・ペイジ 2.14
ギルバート・バーンズ 2.24
ジャック・デラ・マダレナ 1.68
ピョートル・ヤン 1.85
ソン・ヤドン 1.98
カーティス・ブレイズ 1.87
ジャイルトン・アウメイダ 1.95
ケイトリン・サーミナラ 2.64
メイシー・バーバー 1.51
マテウス・ガムロット 1.24
ハファエル・ドス・アンジョス 4.10
ペドロ・ムニョス 3.05
カイラー・フィリップス 1.40
ミシェウペレイラ 1.60
ミハル・オレクシェイチュク 2.40
ロベリス・デスパイネ 1.29
ジョシュ・パリジアン 3.50
C.J.ベルガラ 4.30
アスー・アルマバイエフ 1.24
ジョアン・ウッド 2.85
マリナ・モロズ 1.44
イオン・クテラバ 1.77
フィリペ・リンス 2.10

メインは昨年8月にバンタム級王者になったオマリーの初防衛戦。相手はエクアドル初のUFCタイトル挑戦者となるマルロン・ヴェラ。王者オマリーが過去唯一敗れているヴェラにリベンジしたいという希望があり組まれた。

オマリー自身が語るように、過去にヴェラがオマリーに勝っていなかったら、このタイミングでのタイトル挑戦はありえなかった。ヴェラは1年前にコーリー・サンドヘイゲンに敗れた後、昨年8月の前戦で、当時ランキング10位のペドロ・ムニョスに勝っただけ。1位ドバリシビリ、3位サンドヘイゲンの方が挑戦者としてふさわしかったし、仮に組まれていたら、オマリーがアンダードッグになっていたかもしれない。

前回のオマリー vs. ヴェラは4年前で、1Rにオマリーが右足を負傷してダウンしたところにパウンドをもらってのKO負け。アクシデント的ではあったが、2Rにヴェラのカーフキックをもらってスイッチしてから右足の動きがおかしかったので、ただの事故とも言えない。

そこまでの打撃戦はほぼ五分だったが、オマリーにとって相性はいい相手。ヴェラは前回敗れたサンドヘイゲン戦はスプリット判定だったが、終始打撃で圧される展開で、メディアのジャッジは7割がフルマークでサンドヘイゲン、2割が49-46でサンドヘイゲンを支持する内容だった。

オマリーKO勝ちと予想。

セミ前ではMVPことマイケル・ペイジがついにUFCデビュー。相手はランキング13位のケビン・ホランド。ランク上のギルバート・バーンズ vs. ジャック・デラ・マダレナより後に組まれている好待遇。

ホランドはミドル級時代に5連勝してメインイベンターとなったが、テイクダウンされるとザルという弱点を露呈。ウェルターでの試合ではここまで4勝2敗で、敗れた相手はスティーブン・トンプソンとマダレナ。レベルが上のストライカー相手に星を落としている。

ペイジは「インパクトがある勝利をする能力」については全MMAファイターの中でも屈指だが、格下にも凡戦をすることもあり、UFCウェルター級でどこまで上がっていけるかは未知数。グラップラー相手だと勝ったとしても持ち味を出せない場合が多く、今回の相手ホランドはランカーの中でもっとも手が合う相手となる。しかしあくまで下位ランカー。UFCとしても、このあたりには勝ってもらわないと困るというマッチメイクだろう。

他団体の大物がUFCで力を出せないUFCジッターの影響もあるのか、オッズはペイジがアンダードッグ。ホランドに勝てないようだと、今後ランク外レベルの相手としか当てていけなくなるし、最低でも今回くらいは勝ってもらいたい。

第1試合開始は10日8時。速報します。

カテゴリー
45 AB F1 MMA o UFC YouTube   ショーン・オマリー ヘンリー・セフード マルロン・ヴェラ

『UFC 298』メラブ・ドヴァリシュヴィリに負けたら引退を公言していたヘンリー・セフードが早くも引退撤回「このままでは終われないと思った」

勝つまでやめない!勝利の方程式 (中公文庫)


ヘンリー・セフード「メラブ・ドヴァリシュヴィリに負けたら2度目の引退をする」「この試合はオール・オア・ナッシングだ」(2024年02月16日)

 こちらの続報。『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』でメラブ・ドヴァリシュヴィリに判定負けしたヘンリー・セフードですが、




 自身の公式YouTubeで以下のコメント。

「このままでは終われない。どうしても無理だ。確かに俺は負けた。だが、あんな負け方は納得できない。負けたこと自体は気にしていない。多分、自分のやったこと、つまり疲れたから相手をノックアウトしようとしなかったとか、そういうことが本当に気になってる。今日は、引退発表の準備をしていたんだ。数日前、俺は文字通り引退についてのビデオを作り、家族、友人、みんなへの感謝のメッセージを言っていた」

「しかし、そこからダニエル・コーミエやクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンといったリスペクトするレジェンドたちと話をした。そこで、お前は世界ナンバー1の男(アルジャメイン・スターリング)にスプリットデシジョンで負けて、ほぼ世界最強の男(メラブ・ドヴァリシュヴィリ)と戦った。これがショーン・オマリーやマルロン・ヴェラと戦う機会があれば、イージーファイトになるだろうと言われた」

「メラブ・ドヴァリシュヴィリは必ずしもノックアウトのパワーや精度があるわけではないが、彼の敷居の高さ、ペースを上げ続ける能力、自分の力を出し切らないペースを保つ能力にやられた。だが、このままでは終われない」

「復帰しないのがベストだった。なぜならトップのまま引退したからだ。そもそもなぜ引退したのか? 俺は全てを成し遂げたし、モチベーションがなかった。残りの人生、ファイターとしてトップに立ちたい。ハビブ・ヌルマゴメドフと同じようにできたら最高だ。これだけは言っておくが、実際に挑戦したことのない選手には常に『もしも』がつきまとうということだ。俺の立場で言えることは、ショーは続くということだ」

「デイナ・ホワイトの言う通り、俺は3年間を棒に振った。全盛期の3年間? ああ、彼に言わせておくよ。今となっては、土曜日に感じたこと、すでに起きたこと、そして心理的に『くそっ、こいつらの言ってたことは正しいのか? 他に方法はないのか?』と思ってしまう。もし全てを変えることができたら、俺は多分復帰しなかっただろう。だが戻って来てしまった。だからこそ、このままで終わるわけにはいかない」

「だから俺は今日ここで前言を撤回し、ファンのみんな、家族、友人、俺を嫌っている人たちに、このままでは終われないと言っている。そしてみんな、控えめに言っても、トリプルCはまだ終わっていない」
続きを読む・・・
カテゴリー
45 AB F1 MMA o UFC YouTube   コリー・サンドハーゲン ショーン・オマリー ヘンリー・セフード マルロン・ヴェラ

ヘンリー・セフード「メラブ・ドヴァリシュヴィリに負けたら2度目の引退をする」「この試合はオール・オア・ナッシングだ」

令和の虎 人生はAll or Nothing




 『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』でメラブ・ドヴァリシュヴィリと対戦するヘンリー・セフードが以下のコメント。

「この試合はオール・オア・ナッシングだ。チームのみんなと話し合った時に『ゴールドか、破滅かだ』と言った。全てを勝ち取るか、全く勝ち取れずに出て行くかだ。そこで辞める」

「俺はこのスポーツに真剣に取り組んでいるから、そのタイムラインとプレッシャーを自分に課している。みんなから『お前は以前も引退したじゃないか』って言わそうだが、あの時はやるべきことは全てやった気がしたし、これ以上何を証明すればいいんだ? と思った。今は、ちょっとした怒りがモチベーションになっている」

「(負けたら)100%引退する。大きなプレッシャーだよ。戦わなきゃいけないからな。こういう条件を自分に課さなきゃいけない。ただ戦うためだけに戦い続けるつもりはない。俺は闘争心が強すぎるんだ。世界一になりたい。ベルトが欲しいし、もうひとつのベルト(フェザー級)も本当に欲しい。そこが俺のいる場所だ。それが手に入らないなら、何もいらない。一度引退したのは、お金の問題だけではなかった。モチベーションの問題も合った。デイナ・ホワイトには、2つのベルトを防衛した後にファイトマネーを少しでもアップしてもらいたかったが、それが現実だ。彼のことは尊敬している」

「僕とメラブの試合は135ポンドで最高の試合だ。こっちが真のタイトルマッチだ。ショーン・オマリーは(ランキング)6位の相手を選び、コリー・サンドハーゲンに50-45で負けた男を選ぶだろう。そんなんでどうしてタイトルに挑戦できるんだ? ナンセンスだが、理由は分かる。この世界は演劇やエンターテインメント的な部分があるし、ショーンはそれを作り出すことができたチャンピオンになればそういう影響力を持つことができる。俺の中では、この試合の方が世界最強を決める試合だ」

「俺の目標は、言ったら多くのの誹謗中傷を受けそうだが、今でも145ポンドだ。俺はすでに135ポンドを征服し、防衛している。前回の試合はスプリットデシジョンで負けたけど、上の階級に行くという目標は揺らいでいない。メラブに勝って、ショーン・オマリー vs. マルロン・ヴェラの勝者に勝って、145ポンドのベルトは誰が持っていても欲しい。俺がコンバット・スポーツで積み重ねてきた栄誉と功績を考えれば、否定することはできないと思う」

「それを手にすることができないのであれば、俺はそれを望んでいなかったということだ。なぜ復帰戻したかというと、もう一度やれると思ったからだ。だが今は自分次第だ。戻って、全てを手に入れるか、全く欲しくなくなるかだ。世界で一番になるか、そうでないかだけだ」
続きを読む・・・
カテゴリー
AB MMA o ONE UFC   ショーン・オマリー ペドロ・ムニョス マルロン・ヴェラ

3.9『UFC 299』でショーン・オマリー vs. マルロン・ヴェラのバンタム級タイトルマッチ/前回(3年7ヶ月前)はヴェラ勝利

リベンジ・マッチ [Blu-ray]


 デイナ・ホワイトが3月の『UFC 299』でショーン・オマリー vs. マルロン・ヴェラのバンタム級タイトルマッチを行うことを発表。日付も会場も未定ですが、日付は3月9日になると言われています。

 オマリーは8月の『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でアルジャメイン・スターリングの王座に挑戦し2R TKO勝ちし新チャンピオンになって以来の試合で1つの無効試合を挟んで5連勝中。今回が初防衛戦。

 ヴェラは同じく8月の『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でペドロ・ムニョスに判定勝ちして以来の試合。現在UFCバンタム級ランキング6位。

 両者は2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』で対戦して以来3年7ヶ月ぶりの再戦で、この時はヴェラが1R TKO勝ち。今のところオマリー唯一の黒星です。続きを読む・・・
カテゴリー
o マルロン・ヴェラ

UFC292:メインイベント・アルジャメイン・スターリング vs. ショーン・オマリー

バンタム級タイトルマッチ5分5R。

王者スターリングは減量苦を理由に、この試合を最後にフェザー級転向が噂されており、バンタム級は同門のランキング1位・メラブ・ドバリシビリに譲る意向。その最後の相手がオマリーに。話題性ではかと一番だが、スターリングにとってはオッズで過去のタイトル戦でもっとも大差でフェイバリット。とはいえ、やる前から勝負が見えているというほどのオッズ差ではない。過去3度の防衛戦のうち、ディラショーが負傷で自滅した試合以外はいずれもスプリット判定になる接戦。五輪金メダリストセフード相手に互角以上に渡り合ったスタンドレスリング、バックを取ると逃さないキープ力が武器。34歳。

オマリーも前戦でヤンと対戦。ランカー相手の勝利がない二桁ランカーが、いきなりランキング1位と対戦するというマッチメイクで、圧倒的不利を予想されていたが、スプリット判定勝ちでアップセット勝利。ただ、メディアのジャッジ全員がヤンを支持する疑問の判定だったが。ヤンのテイクダウンを切って打撃を効かせる場面もあり、予想以上の実力を見せたことも確か。長身・長いリーチを活かした打撃が武器。組まれた時、スターリングのテイクダウンをどこまで凌ぐことが出来るか。28歳。

入場する王者スターリングにけっこうブーイング。オマリー人気もあるが、スターリングをまだ王者として認めていない層がいるのか。

距離を取るオマリー。前蹴りで牽制しつつ詰めていくスターリング。ロー。飛び込むフェイントを見せるオマリー。ボディを打ち込んだオマリー。前蹴りヒット。オマリーが前に出てきて、スターリングが距離を取る展開に。また出てきたスターリング。サークリングしつつジャブを一発ヒットさせたオマリー。またオマリーが詰める展開。前蹴り。スターリングはロー。オマリーもローを返す。ケージ際をサークリングするスターリング。オマリー牽制しつつ手は出さない。残り1分。残り30秒でスターリングが出てきた。初めてタックルに。左腕で片足をホールドしつつケージに押し込みなが右でパンチを入れる。ホーン。

1R最後の攻防でスターリングか。両者まだ自分の武器を隠したまま様子見。スターリングは組み、オマリーはストレート。

2R。オマリー蹴りを出したがスリップダウン。すぐ立つがスターリングそこにタックル。しかしオマリーケージでこらえて離れた。スターリング詰める。パンチで飛び込むスターリングだが、そこにオマリーの右!もらってスターリングダウン!効いている!オマリー鉄槌。スターリング足でディフェンスしようとするが顔面にもらっている。そのまま横について鉄槌を入れる。レフェリー止めた!

オマリーがバンタム級タイトル獲得。新時代到来。

パンチで飛び込んできたスターリングにバックステップしながらの右。マクレガーがアルドをKOしたパンチを彷彿させる一撃。試合後にはかつて唯一敗れているマルロン・ヴェラに「12月戦おう」とアピール。