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BELLATOR Bellator294 MMA MMAPLANET o サッド・ソウマ ティム・ジョンソン

【Bellator294】ソウマが右の蹴りで削るも、前に出続けたジョンソンが判定勝ちで連敗を脱する

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ジョンソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
サッド・ソウマ(米国)

ジョンソンはサウスポー、右手を伸ばして様子をうかがう。ジョンソンの左ローをかわしたソウマが、続く左ストレートに右テンカオを合わせた。ジョンソンは左の打ち下ろしから組みつき、ボディロックでソウマをケージに押し込む。右腕を差し込んだジョンソンに対し、ソウマも右を差し上げてケージづたいに移動すると、ジョンソンが離れた。ソウマの右ミドルがヒット、さらに右ミドルハイと続ける。

ジョンソンがパンチを話しながら距離を詰めていく。しかしソウマはケージ中央に戻り右ハイを当てた。ジョンソンは強引に追いかけ、ボディロックからリフトアップしてグラウンドに持ち込んだ。ソウマの左手首を抑えたジョンソンだったが、立ち上がられてしまう。左腕を差し上げたソウマはジョンソンをケージに押し込むも、優位に立つことはできず。オーソドックスへのスイッチを見せるジョンソンに対し、ソウマは右の蹴りを散らしていった。

2R、ソウマが右ハイを繰り出す。ジョンソンは左ストレートを狙いながら左ローを見せる。さらに左を繰り出しながら組み付いたジョンソンは、そのまま右腕を差し上げてソウマをケージに押し込む。押し返すソウマだが、相撲のような展開でジョンソンが押し返す。そしてダブルレッグに切り替えたジョンソンだが、グラウンドに持ち込むことはできず、ソウマが離れた。

ソウマの右ハイがヒットする。ジョンソンはソウマのパンチをかわしてボディロックで組むも、ソウマが離れた。蹴りを散らすソウマ、右ローを食らったジョンソンは一瞬動きが止まるも、すぐに押し込んでケージ際へ。離れたソウマは右ロー、右ミドルを見せる。やや動きが落ちたジョンソンに対し、ソウマは左右の前蹴りで削っていく。ジョンソンが距離を詰めるとパンチを放ちながらサークリングし、蹴りで削り続けた。

最終回、ジョンソンはローから右ジャブを突いて組みついた。ケージに背中を着けたソウマに対し、ダブルオーバーフックから相手を揺さぶるジョンソンだったが、テイクダウンすることはできず。ソウマが離れ際に右ヒジを見せた。再び組みついたジョンソンが、ボディロックでクリーンテイクダウンを奪う。サイドに回ったジョンソンだったが、ソウマが回転して立ち上がる。

スタンドに戻ると、ソウマが前蹴りで削る。ジョンソンの左ストレートは届かず。ジョンソンのパンチを捌くソウマが右ローでダメージを与えると、ジョンソンが組みついてケージへドライブする。しかしソウマが両腕を差し上げ、ボディロックでケージに押し込んだ。残り1分40秒でソウマが前に出て、パンチを当てる。左テンカオ、左ストレートのカウンターを当てるソウマを、ジョンソンはケージに押し込んだ。

そこから展開できず、離れたジョンソンがパンチから組みつくも、ソウマがカットする。残り10秒で飛び込んだものの、シングルレッグで組みつきながらテイクダウンを奪うことはできなかった。

裁定は――ダメージを与えているかに見えたソウマの蹴りよりも、ジョンソンの前に出る姿勢と3RのクリーンTDを評価したか。ジャッジ3者とも1ポイント差でジョンソンを支持した。2021年から続いていた連敗を脱する勝利となった。


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BELLATOR Bellator294 LFA MMA MMAPLANET o   アリ・ファリアス アーリーン・ブレンコウ ジョシュ・ヒル タイレル・フォーチュン ダニー・サバテーロ ティム・ジョンソン ディアナ・ベネット マルコ・ブエノ リズ・カモーシェ レヴァン・チョクヒリ 田中路教

【Bellator294】計量失敗 体重オーバーのベネットを相手に、カモーシェがリスクだけの王座防衛戦へ

【写真】なぜ、ノンタイル戦ではないのか。王者が望めば、体重オーバー相手の挑戦を受けて負けるとベルトを失うタイトル戦が実現するのか。ちょっと理解不能だ(C)BELLATOR

21日(金・現地時間)、ハワイ州ホノルルのニールSブレイスデール・センターで開催されるBellator294「Carmouche vs Bennett 2」の計量が20日(木・同)に行われている。

Bellator恒例のハワイ2days、初日は米軍慰問大会として実施される。


そんなトゥループ大会のメインに相応しく米国海兵隊出身のリズ・カモーシェがBellator世界女子フライ級王座防衛戦をディアナ・ベネット相手に戦うワールドタイトル戦がマッチアップされていた。

2年半ぶりの再戦となったこの世界戦だが、前回同様にベネットが計量失敗。1ポンド・オーバー規約がないタイトルマッチにおいて、126.2ポンドと1.2ポンド・オーバーだったディアナは本来タイトル戦を戦う権利はない。

しかしBellatorの発表によるとカモーシェがタイトル戦を望んだため、両者の1戦はベルトが懸けられることに。カモーシェは敗れた際には王座が空位になるというリスクのある戦いを王者が望んだ理由は不明だ。

いずれにせよ、王座決定戦でこの手の変則タイトル戦が組まれたり、王者の計量失敗で挑戦者が勝った場合のみ新王者誕生というケースは珍しくはないが、防衛戦で体重オーバーの相手と戦い、負ければベルトを失う試合を王者が行うのは極めて異例といえよう。

またプレリミでもクリス・レンチオニがフェザー級戦でありながら 152.4ポンドと理解不能の体重オーバーで、1.2ポンドオーバーのブレイク・スミスとキャッチウェイト戦を戦うことも決まっている。

酷い計量失敗が目立つ今大会、バンタム級ワールドGPでワイルドカードから準決勝に進出したダニー・サバテーロが、マルコ・ブエノと戦う一戦は要注目だ。

ブエノは昨年12月大会でジョシュ・ヒルを下してBellator初陣を飾っているが、それ以前もLFAでは田中路教を下しているアリ・ファリアスを56秒でKO。ARES FC、TKO、RCCとブラジルからカナダ、フランス、米国と世界を股にかけて戦ってきた雑草ファイターだ。戦績的にも13勝2敗と米国国内で15勝2敗のレコードを積み重ねてきたサバテーロと遜色ない。

フェイスオフではサングラスを触れようとしたブエノをサバテーロがのど輪のように首をやって、突き放すというエキサイトした場面も。空前の戦国絵巻が繰り広げられているBellatorバンタム級戦線で、ブエノはここで勝つとダークホースに躍り出ることになる。

■視聴方法(予定)
4月23日(土)
午前9時00分~ U-NEXT

■ Bellator294計量結果

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)
[挑戦者] ディアナ・ベネット: 126.2ポンド(57.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ジョンソン: 262ポンド(118.84キロ)
サッド・ソウマ: 239.2ポンド(108.49キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アーリーン・ブレンコウ: 146ポンド(66.22キロ)
サラ・マクマン: 145.6ポンド(66.04キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)
マルコ・ブレノ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レヴァン・チョクヒリ: 169.6ポンド(76.92キロ)
マイケル・ロンバルド: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ライト級/5分3R>
キリズ・モタ: 156ポンド(70.76キロ)
ケネス・クロス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン: 259.6ポンド(117.75キロ)
セルゲイ・ビロシチェニ240ポンド(108.86キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・レンチオニ: 152.4ポンド(69.12キロ)
ブレイク・スミス: 146.2ポンド(66.31キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・アダムス: 185.6ポンド(84.18キロ)
シャラフ・デヴラトムロドフ: 185.4ポンド(84.09キロ)

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BELLATOR Bellator295 F1 LFA MMA o ONE PANCRASE YUKI   アーロン・ピコ イリマレイ・マクファーレン オットー・ホドリゲス ジェレミー・ケネディ ジョシュ・ヒル ダニー・サバテーロ ティム・ジョンソン ディアナ・ベネット パッチー・ミックス パンクラス マーク・レミンガー ライカ リズ・カモーシェ ローマン・ファラルド 堀口恭司 手塚裕之 村山暁洋 渡辺華奈 菊入正行

堀口恭司、渡辺華奈出場の4.22『Bellator 295: Stots vs. Mix』でアーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲス、菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が追加発表

Bellatorが第14代ウェルター級キングオブパンクラシスト菊入正行と契約(2022年09月15日)

Bellatorがハワイで2連戦を開催、4.21『Bellator 294』はリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネット、4.22『Bellator 295』はラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックス、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈 etc.(2023年02月16日)

4.22『Bellator 295』で堀口恭司とレイ・ボーグが対戦(2023年03月09日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが4月21日と22日にハワイ州ホノルルで開催する『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』と『Bellator 295: Stots vs. Mix』の追加カードを発表。

 『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』のメインカードはリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネットの女子フライ級タイトルマッチ、ティム・ジョンソン vs. サイド・ソウマのヘビー級マッチ、アーリン・ブレンカウ vs. サラ・マクマンの女子フェザー級マッチが既報でしたが、今回ダニー・サバテーロ vs. マルコス・ブレノのバンタム級マッチ、レヴァン・チョケリ vs. マイケル・ロンバルドのウェルター級マッチが追加発表されています。

 ダニー・サバテーロは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』で行われたバンタム級グランプリ準決勝でラウフェオン・ストッツに判定負けして以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング5位。マルコス・ブレノは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』で行われたBellatorデビュー戦でジョシュ・ヒルに判定勝ちして以来の試合。

 レヴァン・チョケリは昨年11月の『Bellator 288: Nemkov vs. Anderson 2』でローマン・ファラルドに判定勝ちして以来の試合。マイケル・ロンバルドは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』でマーク・レミンガーに1R KO勝ちして以来の試合。





 そして、『Bellator 295: Stots vs. Mix』のメインカードはラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックスのバンタム級ワールドグランプリ決勝戦&暫定王座戦、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈の女子フライ級マッチ、堀口恭司 vs. レイ・ボーグのフライ級マッチが既報ですが、アーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲスのフェザー級マッチが追加発表。さらにプレリミナリーカードに菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が発表されています。

Otto Rodrigues(Sherdog)

 アーロン・ピコは昨年10月の『Bellator 286: Pitbull vs. Borics』でジェレミー・ケネディに1R TKO負けして以来の試合。試合中に左肩を脱臼しインターバル中に入れ直して2Rに挑もうとしましたがドクターストップで終了しています。現在Bellatorフェザー級ランキング3位。オットー・ホドリゲスは現在34歳(試合時は35歳)のブラジル人でMMA戦績13勝1敗。2021年7月の『LFA 112』でカルロス・アウグスト・サントス・ダ・シウバに判定勝ちして以来の試合で今回がBellatorデビュー戦。

Masayuki Kikuiri(Sherdog)

Alexey Shurkevich(Sherdog)

 菊入正行は現在27歳で千葉県出身。MMA戦績8勝2敗1引き分け。全てパンクラスでの試合。昨年10月の『PANCRASE 324』で行われたウェルター級暫定王者決定戦で村山暁洋に判定勝ちし王座獲得。その後、手塚裕之がタイトル返上したことから正規王者になっています。昨年9月にBellatorと契約したことが確認されていましたが、この度ようやくデビュー戦です。アレクセイ・シュルケヴィッチは現在30歳のロシア人でMMA戦績13勝5敗。2021年10月の『Bellator 269: Fedor vs. Johnson』で行われたBellatorデビュー戦でグラチック・ボジンヤンに1R KO勝ちした後、昨年2月にロシアで開催された『SFC 3』でヘナート・ゴメス・ガブリエルに2R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator294 Bellator295 ISAO MMA MMAPLANET o RIZIN アーリーン・ブレンコウ イリマレイ・マクファーレン ジャスティン・キッシュ スミコ・イナバ ティム・ジョンソン ディアナ・ベネット デニス・キルホルツ パッチー・ミックス パンクラス ベラトール ボビー・キング ラフェオン・スタッツ リズ・カモーシェ 渡辺華奈 菊入正行

【Bellator294&295】今年も4月にハワイ2連戦。渡辺華奈がマクファーレンと対戦。菊入&ISAOの出場あるか

【写真】渡辺は嬉しいビッグマッチ出場、そして日系人の多いハワイだがアウェイでのマクファーレン戦が決まった(C)BELLATOR

15日(水・現地時間)、Bellatorが今年も4月にハワイ2daysイベントとなるBellator294とBellator295の開催を発表している。

そして295大会には渡辺華奈が出場し、地元のヒロイン=イリマレイ・マクファーレンと対戦することも明らかとなった。


ハワイはオアフ島ホノルル、同地のMMAのメッカといえるニール・ブレイズデールセンターで行われるBellatorの2日連続興行は、コロナを経て12月から4月にシーズンこそ変わったが健在だ。

今回の発表では、まずこれも恒例の軍慰問の性格上、一般客にチケットが販売されない金曜日の294大会で米国海兵隊出身のリズ・カモーシェが自らの持つBellator世界フライ級王座防衛戦をディアナ・ベネットと戦うことがアナウンスされている。

両者は2020年9月に対戦経験があり、この時はベネットの体重オーバーで131.7ポンド契約戦となった試合でカモーシェがRNCで一本勝ちを収めている。その後、ベネットは3連勝でタイトル挑戦権を掴んではいえるが、うち2度が体重オーバーで、まずはしっかりとウェイトを創ることを願いたい。

同大会ではコメインでティム・ジョンソン✖サッド・ソウマのヘビー級戦、そしてサークルケージ初陣となるサラ・マクマン✖アーリーン・ブレンコウの女子フェザー級戦も決まっている。

土曜日=Bellator295はメインでバンタム級GPファイナル&暫定世界バンタム級選手権試合=王者ラフェオン・スタッツ✖挑戦者パッチー・ミックス戦が決定した。1年を費やして実施されたワールドGP、ハワイで始まりハワイで幕を下ろすこととなる。

Bellator✖RIZINの対抗戦出場が期待されたが実現しなかった渡辺は、昨年5月のデニス・キルホルツ戦以来の実戦でランク的には下だが、実績的には格上といって良いマクファーレンに臨むこととなった。

元女子フライ級王者のマクファーレンはサンディエゴ在住だが、生まれも育ちもハワイのホノルル。熱烈なファンの声援をバックに戦うことになる。昨年のホノルル大会でジャスティン・キッシュに判定負けを喫したマクファーレンも、ホームで2年連続の敗北は許されない。

渡辺としてはベラトールに転じて以来、いやMMAデビューから始めて遭遇する打撃を使いこなす──本格的な柔術家との対戦。その柔術もマクファーレンの場合は10thPlanet系の技術を習得しており、トップを取ってからのフィジカル&柔道の寝技を発展させてきた渡辺にとって未知の領域となる。

トップを取ることを前提として、足を越すことができるのか。また下になった場合の対処方など、渡辺のポテンシャルが試される大切な一戦だ。

また295大会ではカイ・カマカ3世、ボビー・キング、スミコ・イナバらローカルヒーローの登場など6試合のプレリミとメイン計8試合が現時点で発表されており、294大会はメインカードの3試合のみ。

昨年の実績でいえば金曜日大会は8試合、土曜日は13試合が組まれていた。このままの試合数が今年も実現するのであればまだ10試合=20名の選手に出場枠が残されている。米本土の日本の中間、日系人も多い土地柄だけに菊入正行&ISAOのパンクラス王者コンビの登場にも期待したい──が、果たして。

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BELLATOR MMA o アーリーン・ブレンコウ イルマレイ・マクファーレン ティム・ジョンソン パッチー・ミックス 渡辺華奈

Bellator294&295:4月21日・22日にBellatorがハワイ大会開催。22日Bellator295でバンタム級GP決勝戦ストッツ vs. ミックス、渡辺華奈が地元のマクファーレンと対戦。

www.bellator.com

Bellatorが4月21日・22日(日本時間22日土曜日・23日日曜日)のハワイ大会の開催を発表。

21日のBellator294のメインではフライ級王者リズ・カムーシェがランキング4位のディアナ・ベネット相手に防衛戦を行う。セミではヘビー級6位ティム・ジョンソンとサイード・ソーマの対戦、また女子フェザー級2位アーリーン・ブレンコウと、Bellatorデビュー戦となるサラ・マクマンの対戦も組まれている。

22日のBellator295で、開催中のBellatorバンタム級GP決勝戦・ラフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックスが行われる。また、セミでは地元ハワイの元王者でランキング3位のイルマレイ・マクファーレンが、ランキング2位の渡辺華奈と対戦する。

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BELLATOR Bellator280 MMA MMAPLANET o UFC   キック セルゲイ・ハリトーノフ チーク・カンゴ ティム・ジョンソン デヴィ・ギャロン ペドロ・カルバーリョ ヨエル・ロメロ ライアン・ベイダー ワジム・ネムコフ 奇天烈

【Bellator280】計量終了 投げっぱなし首投げ&浴びせ蹴り、フランスの奇天烈ファイター=ギャロンに注目

【写真】ギャロンのド派手なKOを見るなら、今のうちだ(C)BELLATOR

6日(金・現地時間)、フランスはパリのアコー・アリーナで開催されるBellator280「Bader vs Kongo 2」の計量が行われている。

メインは2019年9月の再戦=世界ヘビー級選手権試合、王者ライアン・ベイダー×チーク・カンゴ戦だ。前回の対戦ではテイクダウンからコントロール&パウンドとベイダーが圧倒していたが、指が目に入ってしまいカンゴが続行不能となりノーコンテストに終わっている。


この後、ベイダーはもう一つのベルト=世界ライトヘビー級王座をワジム・ネムコフに明け渡し、ライトヘビー級ワールドGPでも準決勝敗退――から今年の1月にヘビー級王座を防衛しており、直近の戦績は2勝2敗だ。

対して、この試合の10日後には47歳を迎えるカンゴはティム・ジョンソン戦をスプリット判定で落とし、セルゲイ・ハリトーノフをRNCで破っている。前回の試合内容からすればベイダー優勢は否めないが、母国でのファイトとどこか計算が成り立たない力を発揮することがあるカンゴだけに、何が起こるか分からない世界戦だ。

今大会、要注目はベンジャミン・ブレンダーと戦うデヴィ・ギャロンだ。パウンド禁止時代の母国のトッププロモーション=100%FIGHTでキャリアを積み、足関節を含むサブミッションの技術を磨いた。

投げ技も現代MMAのセオリーに反し、頭を抱えて内股を得意としている。ギャロンの投げの特徴は、途中で首のロックを離すことで投げっぱなすこと。結果、バックを取らせずトップを奪取している。

そんな奇天烈ファイターのギャロンの試合で、見逃せないのはド派手は蹴り技だろう。スピニングバックフィストの回転を生かしたハイキック。ジャンピング二段蹴り、極めつけは元UFCファイターのロス・ピアソンをKOしたローリングサンダーと呼ばれる浴びせ蹴りだ。

前方回転しながら、足刀のように顔面を捕らえた技はMMA史に残るハイライトリール・フィニッシュだ。とはいえ、ギャロンの持ち味的なド派手な技はレベルが高くなると、当然のように成功率は下がる。それだけに戦線13勝9敗でBellatorでは1敗のブレンダー戦が楽しみだといえる。

■視聴方法(予定)
5月7日(土)
午前1時30分~ U-NEXT

■Bellator280計量結果

<Bellator世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー: 232.8ポンド(105.59キロ)
[挑戦者] チーク・カンゴ: 241.4ポンド(109.49キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヨエル・ロメロ: 204.6ポンド(92.8キロ)
アレックス・ポリジィ: 202.8ポンド(91.98キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィ・ギャロン: 155ポンド(70.31キロ)
ベンジャミン・ブレンダー: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 185.6ポンド(84.18キロ)
カイル・スチュアート: 185.6ポンド(84.18キロ)

<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン: 185.8ポンド(84.27キロ)
グレゴリー・バベン: 185.6ポンド(84.18キロ)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ: 145ポンド(65.77キロ)
ピオトル・ニジェルスキー: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ルイス・ロング: 170.8ポンド(77.47キロ)
チボー・グッチ: 170.8ポンド(77.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
ファブカリ・ジェッタ(フランス)
ジョーダン・バートン(英国)

<160ポンド契約/5分3R>
ソーレン・バク: 159 ポンド(72.12キロ)
チャーリー・レアリー: 160ポンド(72.57キロ)

<ライト級/5分3R>
イーブ・ランジュ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ギャビン・ヒューズ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ルーシー・ベルトー: 125.2 ポンド(56.78キロ)
カタジナ・サドゥラ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ミドル級/5分3R>
ユセフ・ウワバッス: 185.2ポンド(84.0キロ)
マチュー・ジュクロ: 185.8ポンド(84.27キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィクトー・ヴェフシェー: 169.2ポンド(76.74キロ)
ブハマ・キャマハ: 170.4ポンド(77.29キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator277 MMA MMAPLANET o アーロン・ピコ コーリー・アンダーソン ジェレミー・ケネディ スコット・コーカー スティーブ・モウリー ティム・ジョンソン ティレル・フォーチュン ハーラン・グレイシー パトリシオ・フレイレ リントン・ヴァッセル ワジム・ネムコフ

【Bellator277】計量終了 AJ×フレイレ&ネムコフ×アンダーソン問題なし。勝ち方で査定=ピコ&フォーチュン

【写真】良い雰囲気のマッキー。フレイレは落ち着き払っていた(C)BELLATOR

15日(金・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator277「Mckee vs Pitbull 2」の計量が、14日(木・同)に行われた。

メインは昨年7月と立場を変えてダイレクトリマッチとなったBellator世界フェザー級選手権試合=王者AJ・マッキー✖挑戦者パトリシオ・フレイレ、コメインがライトヘビー級ワールドGP決勝を兼ねた世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖コーリー・アンダーソンだ。


ネムコフの肩にベルトが賭けられ、GPのベルトをスコット・コーカーが手にしたフェイスオフを終え、どうすれば勝てるのかと尋ねられたアンダーソンは「マーク・ヘンリーの見立て通り」と返答。そのアンダーソンはこれまでの相手とは違うのかと聞かれたチャンピオンは「ただ1人の対戦相手でしかない。良い試合をして勝つ」と話した。

セレモニアル計量最後に登壇したマッキーは、ルイヴィトンのパロディーブランドのマスク(※それでも日本では1万2000円で取引されている)着用でフレイレと向き合う。チャレンジャーのフレイレは過去にリマッチで6勝1敗という好成績を残しているが、「その経験について考えることはない。ただ、今回も勝ちたいと思っているだけだ」とコメントした。

一方チャンピオンとGPウィナー2つのベルトを両肩に下げたマッキーは──前回は1Rで勝利しながら、明日の防衛戦は2Rまで試合が進むと発言したことを尋ねられ「今回は少し落ち着いて我慢が必要かと思う。ただし、結局のところは同じファイト。僕のモノになる」と返答した。

今回、メインカードではフェザー級でアーロン・ピコがジェレミー・ケネディ、プレリミではヘビー級でティレル・フォーチュンがスティーブ・モウリーと対戦するという注目カードが組まれていたが、ケネディとモウリーが欠場に。

ピコはアドリィ・エドワーズ、フォーチュンはラキム・クリーブランドと対戦することになった。

ウェルラウンダー、9勝1敗のエドワーズはレコードも良いがスピードはない。持ち味のスクランブル&柔術がピコに通じるか。フォーチュンが戦うクリーブランドはモウリーに初回にキムラで下っている。勝てばタイトル・コンテンダーとなるべき一戦で、対戦相手が変わった今、ピコもフォーチュンも勝ち方が問われるファイトとなった。

■視聴方法(予定)
4 月16日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator277計量結果

<Bellaotr世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]AJ・マッキーJr: 144.9ポンド(65.72キロ)
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ: 144.6ポンド(65.58キロ)

<Bellaotr世界ライトフェザー級選手権試合& 同級ワールドGP決勝/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ: 204.4ポンド(92.7キロ)
[挑戦者]コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
アーロン・ピコ: 149.4ポンド( 67.76キロ)
アドリィ・エドワーズ: 149.6ポンド(67.85キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・ジョンソン: 260ポンド(117.93キロ)
リントン・ヴァッセル: 239.6ポンド(108.68キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 258ポンド(117.02キロ)
ラキム・クリーブランド: 238ポンド(107.95キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205.4ポンド(93.16キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガストン・ボラニョス: 144.4ポンド(65.49キロ)
ダニエル・カーリー: 144.8ポンド(65.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイケル・ロンバート: 170.3ポンド(77.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ3世: 135.8ポンド(61.59キロ)
ケウロブ・ラミレス: 135.7ポンド(61.55キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイソン・ミラー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ハーラン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)

<フライ級/5分3R>
エドウィン・デ・ロス・サントス: 124.8ポンド(56.6キロ)
アルバート・メンデス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<フェザー級/5分3R>
ソクラテス・ヘルナンデス: 145.4ポンド(65.95キロ)
ロジェリオ・ルナ: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
レアード・アンダーソン: 145ポンド(65.77キロ)
JT・ドナルドソン: 144.6ポンド(65.58キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
テオ・ヘイグ: 201.5ポンド(91.39キロ)
アラン・ベンソン: 203.4ポンド(92.26キロ)

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BELLATOR DEEP YouTube エメリヤーエンコ・ヒョードル ティム・ジョンソン

【べラトール】Bellator 269: Fedor vs. Johnson試合結果


昨夜のDEEP 104 IMAPCTは語り甲斐のあるいい大会でしたが、続いてはロシアのモスクワで開催されるBELLATOR 269: Fedor vs. Johnson。大会名にもある通りロシアの英雄エメリヤーエンコ・ヒョードルがメインに登場。べラトールのヘビー級暫定王座決定戦に挑戦した経験を持つティム・ジョンソンと対戦しました。

45歳となるヒョードルの動きの重たさ、反応の悪さが気になる中で試合は進んでいきます。ジョンソンのパンチをワンテンポ遅れてかわす姿にヒヤヒヤした矢先。前に出てくるジョンソンに対してヒョードルの右左右のパンチがクリーンヒット。ダウンしたジョンソンを見てレフェリーが試合を止めました。

地元の英雄の勝利に当然ながら会場は大歓声。全盛期の動きとは言えないものの、コンゴやミトリオンに勝っているジョンソンをKOしたのはアッパレというべきでしょう。トップクラスに通用するかどうかはさておき、早朝のレジェンドのド派手なKO勝ちに拍手。
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BELLATOR Bellator269 MMA エメリヤーエンコ・ヒョードル ティム・ジョンソン

【Bellator269】倒す気満々のヒョードルが、ワンツーを打ち抜いたティム・ジョンソンを106秒でKO

<ヘビー級/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
Def.1R1分46秒by KO
ティム・ジョンソン(米国)

サウスポーのジョンソン、前手を制して左ストレートを狙う。ヒョードルも右を振るって前進する。さらに右フックから左フックを勝負を賭けたような前進のヒョードルに対し、ジョンソンがアッパーを打っていく。間合いを外したヒョードルに対し、右を入れ左を伸ばすジョンソンだが、正面で右を伸ばしたところでヒョードルがワンツーをヒットさせる。

もろに左フック&右フックをアゴに被弾したジョンソンは、そのまま大の字でキャンバスに沈んだ。

「皆のサポートに感謝している。そしてロシア人ファイターが、良く戦って皆もハッピーだろう。チームの皆も勝利したり、ここからまたチャンピオンが誕生する準備はできている。ロシアでの勝利は意味は大きい。成功に導けたことはハッピーだ」と静かに話した。


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BELLATOR Bellator269 MMA YouTube   アナトリー・トコフ ウスマン・ヌルマゴメドフ エメリヤーエンコ・ヒョードル キリル・シデリニコフ スコット・コーカー ティム・ジョンソン ニキータ・ミハイロフ ヴィタリー・ミナコフ 海外

【Bellator269】計量終了 ジョンソンより14キロ軽いヒョードル。ウスマン・ヌルマゴメドフが存在感示すか

【写真】いつ、どのような状況でもヒョードルのクールな眼つきは変わらない(C)MMAPLANET

23日(土・現地時間)、ロシアはモスクワのVTBアリーナで開催されるBellator269「Fedor vs Johnson」の計量が行われた。

「Legend comes home」とコールされティム・ジョンソンに続き計量台に乗ったエメリヤーエンコ・ヒョードルは、233.5ポンドと14キロ近く重い対戦相手とマスク装着でフェイスオフ。静かに視線を交錯させ、ハグをして離れた。


ラストエンペラーの凱旋大会はまさにBellatorロシアンナイト=ロシア✖ワールド、10試合の全てがロシア勢と海外勢のマッチアップとなっている。

アブドゥルマナプ・ヌルマゴメフのTシャツを着用してセレモニアル計量に臨んだウスマン・ヌルマゴメドフ(C)BELLATOR

皇帝のワキを固めるロシア人選手たちのなかで、やはり注目はウスマン・ヌルマゴメドフか。

キャリア13連勝中のウスマンは、Fight Nights GlobalとGFCの合同イベントが組まれた昨年9月以来のモスクワでのファイトとなる。

アナトリー・トコフ、キリス・シデルニコフ、ニキータ・ミハイロフらヒョードル軍団を中心に、スラブ系ロシアンの後継者たちが勢ぞろいするなかで、国際的にはスラブ系よりも高い評価を受け、存在感を示しているダゲスタンやチェチェンのコーカサス系ロシアンとして、ヌルマゴメドフはヒョードルが去るBellatorでのモスクワ侵攻でもある。

なお同大会の共同会見の席でスコット・コーカーは「COVID19がヒットした観客のいない会場では、ヒョードルの引退ツアーを行いたくなかった。だから2019年12月の日本での試合から、彼には待ってもらっていたんだ。そして今、我々はここにいる。これからのことはこの試合が終わってから話しあうよ」とラストエンペラーのラストファイトについて語っている。

■視聴方法(予定)
10月24日(日・日本時間)
午前1時25分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前3時55分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator269計量結果

<ヘビー級/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル: 233.5ポンド(105.91キロ)
ティム・ジョンソン: 264 ポンド(119.74キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴィタリー・ミナコフ: 265 ポンド(120.2キロ)
サッド・ソウマ: 243ポンド(110.22キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 160ポンド(72.57キロ)
パトリック・ピエティラ: 158.5ポンド(71.89キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 185ポンド(83.91キロ)
シャラフ・ダヴラトムロドフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
キリル・シデリニコフ: 264 ポンド(119.74キロ)
ラブ・トゥルースデール: 247ポンド(112.03キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ダリナ・マズデュク: 125ポンド(56.7キロ)
カタジナ・サドラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<130ポンド契約/5分3R>
イリナ・アレクシーヴァ: 129.9ポンド(58.92キロ)
ステファニー・パージ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 136ポンド(61.69キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
グレチキ・ボジニアン: 170ポンド(77.11キロ)
アレクセイ・シュルケヴィッチ: 171ポンド(77.56キロ)

<147ポンド契約/5分3R>
エイデン・リー: 147.5ポンド(66.9キロ)
アレクサンドル・オセトロフ: 146ポンド(66.22キロ)

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