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Report UFC UFC ESPN22 ケルヴィン・ガステラム ブログ ロバート・ウィティカー

【UFC ESPN22】ガステラムの心の内まで見透かしたウィティカーが多彩すぎるMMAを展開、完全勝利

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ケルヴィン・ガステラム(米国)

サイドキックを繰り出すウィティカーが右ロー、ガステラムのステップインに右を当てる。ガステラムはローを入れたが、ウィティカーが右ストレートとジャブ、さらに左フックを当て、ジャブ&左フックというダブルを見せる。ガステラムも前に出てパンチを振るうが、ワンツーで距離を詰めた右ハイがガステラムを襲う。

パンチに目が行き、蹴りが見えていないガステラムはもう一度ハイを蹴られそうになり、残り半分で組まれてテイクダウンを許してしまう。パウンドを落とし、足を一本抜いたウィティカーがエルボーを入れ、冷静に試合をリードする。ガステラムはロックダウンを取っており、背中をつけて戦うということか。それでも殴られ背中を見せたガステラムは、ウィティカーが組みを続けなかったことで自由になるが、直ぐに時間を迎えた。

2R、ウィティカーが右ロー、ガステラムは左を振るって前に出る。と、シングルに出たガステラムだがウィティカーが即反応して離れ、続く前進には下がりながら左を狙う。前に出て右ジャブを当てることもあるガステラムは、目的を果たすよりもジャブを受けることが多い。そして力が入って前に出るや、ウィティカーが組んでボディロックテイクダウンを見事なタイミングで決める。

スクランブルで組みに拘らないのは初回と同じで、離れたウィティカーが右ハイを蹴っていく。シングルのフェイクに続き、ワンツーで前に出たガステラムは右ハイをブロックした直後に左フックを被弾する。左に回りながら、ローに左を当てたウィティカーは、色々な角度で打撃を入れていく。ジャブを当てられ、距離を詰めることができないガステラムは終盤にクリンチに持ち込むも、ウィティカーは体を入れ替え余裕の対応を見せた。

3R、右三日月を入れたウィティカーが鋭い右カーフローを蹴る。ワンツーからスリーで左を当てたガステラムだが、続くローが急所に入り試合が中断する。すぐに再開され、右ハイを蹴ったウィティカーは左を被弾して、間合を取り直す。蹴りが急所に入ったが、あの踏み込みとパンチの回転があればウィティカーを攻略でいるか。

しかし、あの動きを持続することも難しく、結局はウィティカーの距離になり踏み込みが届かくなくなっている。ウィティカーはステップインに右を合わせ、右ミドルに続き左ストレートを当てる。さらに左フックをテンプルに打ち込むなど、多彩な攻撃が続く。

その後も見事なタイミングで左ジャブを当て、右ジャブを被弾しても直後に右を当て返し、蹴りを上下に散らせる。さらに蹴り足を掴み、ニータップのようにパンチを繰り出して尻もちをつかせたウィティカーが、ワンツーを当てラウンド終了を迎えた。

4R、的確な攻撃と適度の省エネファイトを見せるウィティカーは、ダーティボクシングの直後に左ジャブを当て、ワンツーをブロック。近い距離でのシングルにも反応したウィティカーは、ガステラムに付け入る隙を与えない。全ての攻撃が関連しているウィティカーを前にすると、ガステラムの攻撃は余りにも単調だ。

ついには踏み込んでショートアッパーまで繰り出すようになったウィティカーは、とにかく前に出るしか打撃できないガステラムに攻撃を積み重ねていく。そのガステラムもステップジャブをヒットさせるも、あとが続かない。ローの次はニータップ、離れて右エルボーを狙うウィティカー。ここでガステラムがシングルに取り、尻もちをつかせる。すぐにスタンドに戻ったウィティカーは、間合を完全にコントロールし最後もステップインにアッパーを当ててラウンドを締めた。

最終回になると、いよいよ逆転を掛け前に出るしかないガステラムだが、ウィティカーは組んでクリンチ戦に持ち込み時間を使う。ガステラムの右ジャブを届かず、逆に右を被弾。ウィティカーの多彩な攻撃は、打たれる覚悟の上で成り立っている。よってパンチを被弾しても、怯むこともリズムが狂うこともなく距離さえ修正すれば、再び自分のペースで戦えるようになる。

中盤にウィティカーは前蹴りを顔面に届かせ、まだ引き出しを持っていることを見せつけると、さっとシングルレッグでテイクダウンを奪う。既にガステラムの心の動きを察知して戦いを進めるウィティカー。グラウンドのトランジッションからスクランブルまでガステラムを掌の上で転がし、バックとトップを行き来する。最後はガステラムにクローズドガードを取らせ、これ以上ないドミネイトを見せたウィティカーがフルマークの判定勝ちした。


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Report UFC UFC ESPN22 アブドゥル・ラザク ジェイコブ・マルクーン ブログ

【UFC ESPN22】シングルレッグ→スクランブル→ギロチン。マルクーンが完全コントロールでラザクを完封

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アブドゥル・ラザク(米国)

右ローから左ハイを蹴ったラザクに対し、早々にシングルレッグでテイクダウンを奪ったマルクーンはスクランブルでがぶり、パンチを入れて再びシングルに入る。頭部にエルボーを落として耐えたラザクが離れると、マルクーンはすぐにシングルも倒すことはできない。左フックを当てたラザク、続く左は空振りとなりマルクーンがシングルレッグを合わせる。

ここも軸足を払ってテイクダウンをしたマルクーンが、スクランブルでバックに回り胸を合わされても、もう1度テイクダウンを決める。バックを制して殴るマルクーンが、ラザクを削る展開に。ワンフックで後方からパンチを続けるマルクーンは、立ち上がったラザクをまたも小外で倒す。立ち上がってもケージに詰められ、倒されるというスパイラルから抜け出せないラザックは、最後の30秒で間合を取ったマルクーンに蹴りからパンチを繰り出すもののクリーンヒットはなく時間となった。

2R開始直後にマルクーンがシングルレッグでテイクダウンを奪う。初回同様、立ち上がったところでボディロックテイクダウンを取り直し、ギロチンを抜けたマルクーンがハーフで抑えてパンチを入れる。つい体を起こしてきたラザックをアナコンダで捕えようとして失敗したマルクーンだが、すぐに上を取り返し続くスクランブル狙いにギロチンをセットする。

ラザックが背中をつけて防御し、マルクーンのトップコントロールは続く。ラザックはまたも正対してスクランブル、マルクーンはアナコンダから上を取り返し、またもラザックはスクランブルからギロチンに捕えられる。ここは背中をつけず立ち上がったラザックだったが、マルクーンはケージに詰めてから離れる。残り1分、左ハイ&左ミドルを蹴り、マルクーンが右を返す。さらにワンツーから組んだマルクーンが、完全にゲームを支配した。

最終回、ショートのフックを連打しクリンチに持ち込んだマルクーンは、一旦離れて右を当てテイクダウンを決める。ハーフで抑え、パンチを落とすマルクーンは、ワキを差してくるとギロチンへ。このままリフトしたラザックは、着地したマルクーンにケージに押し込まれる。離れたマルクーンは右を当て、ここもシングルレッグへ。

ケージに詰めて時間を使うマルクーンは、シングルからバックに回りヒザを顔面に狙う。離れたラザックは反撃の機会を得ることできず、シングルレッグでテイクダウンを奪われ、クローズドを取る。ほぼ、試合の行方が見え──マルクーンはスクランブルでバックへ。最後の10秒でシングルから離れ、前にラザクが出てくると引き込んだマルクーン。

ラザックのパウンドを手繰ってバックに回り、パーフェクトと表現して良いゲームで完勝した。


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Report UFC UFC ESPN22 ジャスティーン・キッシュ トレイシー・コーテズ ブログ

【UFC ESPN22】体重オーバーのコーテズが、キッシュに競り勝ち2-1の判定勝ち

<126.5ポンド契約/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ジャスティーン・キッシュ(米国)

コーテズの体重オーバーで、キャッチウェイトマッチとなった一戦。ワンツーを振るって距離を詰めたキッシュが、組んでテイクダウンを狙う。押し返したコーテズは、小外掛けを切り返してトップを奪う。ガードの中から勢いのある鉄槌を連打したコーテズは、十字狙いを防いでエルボーを打ちつける。

キッシュが足をきかせようとするが、強いポスチャーからパンチを落とすコーテズが試合をリードする。立ち上がり、蹴り足を捌いたコーテズはシングルにはすかさすバックに回りワンフックへ。続けて両足をフックすると、手首を掴んで防御するティッシュに対し、コーテズはパンチを入れたが絞めの態勢に入ることはなく時間となった。

2R、ローに右を合わせたキッシュだが、コーテズもすぐに右フックを打ち返す。さらに飛び込んでワンツーを入れたコーテズは、足を使いスイッチするキッシュに右を見せて組みつき、ケージに押し込む。ワキを潜ってバックについたコーテズは、簡単に寝技に持ち込み四の字フックに取る。キッシュはブリッジから胸を合わせ、スクランブルでバックへ。離れて後方から殴り、前を向いたコーテズのボディにストレートを入れる。

キッシュは右ストレート、ボディストレートから左ミドルを決める。ペースが落ちたコーテズはローを蹴るが、パンチのクリーンヒットはない後半となった。

最終回、ローに右を合わせらキッシュだが、前に出ると左を被弾する。それでもジャブを2発入れたキッシュに対し、組んでいったコーテズが小外掛けでテイクダウンを決める。大きな振りのパウンドに、スクランブルに移行しようとしたキッシュだったが、コーテズがすかさずバックに取ってパンチを纏める。

腹ばいになりシングルのキッシュは、ギロチンを逃れて離れることに成功する。と、コーテズの右ミドルに右フックを当てて尻もちをつかせたキッシュは、バックを取るも組みを続けず打撃勝負に。残り1分、今度は左ハイに右ストレートを合わせたキッシュは、ダブルレッグを切って左から右を当てる。

スラッピーな打撃の応酬だが、気持ちが入った殴り&蹴り足は、そのままタイムアップに。この試合も割れたが、コーテズが判定勝ちを収めている。


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Report UFC UFC ESPN22 アレックス・ムニョス ブログ ルイス・ペーニャ

【UFC ESPN22】初回はムニョスのBOX&レスリングに圧されたペーニャが逆転スプリット勝利

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
アレックス・ムニョス(米国)

サウスポー同士の対戦、タッチグローブなしにジャブを出し合う両者だが、ムニョスがまず組みを見せる。直ぐに離れたムニョスは続くトライで、テイクダウンに成功する。スクランブルからバックに回ったムニョスは前方に崩し、スタンドに戻ってもバックコントロールを続ける。胸を合わせたペーニャは離れると、間合を図って左ミドルを入れる。

ムニョスは左ストレートを当て、ボディ、ローと攻撃を散らす。ペーニャは跳びヒザも、キャッチしたムニョスがケージに押し込んでいく。アンダーフックを取られ、離れたムニョスがショートでのコンビ、蹴り足を掴んで倒し、さらに左を当てるなど試合をリードした。

2R、飛び込んでパンチを当てるムニョスに対し、ペーニャが出足に左を当てる。ワンツー、左クロス、飛込にヒザと反撃に出るペーニャは、カーフを蹴られステップインからのワンツーを被弾。直後にダブルレッグでテイクダウンを取られる。バックに回ったムニョスは、胸を合わさると離れて左ローを蹴る。ここに右アッパーを合わせたペーニャは、攻め急がずワンツーからハイ、ローと正確な攻撃を続ける。ムニョスに疲れが見えるなか、ペーニャが自分の距離で戦えるラウンドとなった。

最終回、ペースを抑え気味としたのか、動きが落ちたのか、手数が少ないなかでペーニャが跳びヒザを当てる。ここから動きが増えた両者、ペーニャがジャブを入れ、ワンツー、ムニョスも前に出て右ジャブを差す。ムニョスはボディを殴り、ペーニャが前蹴り。リズウはペーニャか。

と右ジャブを当て、前進を拒むペーニャが蹴り足をキャッチされテイクダウンを許す。しかし、ムニョスにコントロールを続ける力は残っておらず、不利は承知の打撃戦からのテイクダウンでスコアリングを狙う。

そのテイクダウンにヒザ蹴りを合わせたペーニャが、連打でムニョスを追い込み、テイクダウンを止めてヒザを突き刺す。手は出ても足が出なくなったムニョスは、拳の届く距離まで入り切ることはできずタイムアップに。

ジャッジの裁定は割れ、ペーニャに凱歌が挙がった。


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Report UFC UFC ESPN22 アレクサンドル・ロマノフ フアン・エスピーノ ブログ

【UFC ESPN22】民族レスリング王エスピーノ、急所へのヒザ蹴りでテクニカル判定1-2でロマノフに下る

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
Def.3R1分015秒 by technical decision 2-1
フアン・エスピーノ(スペイン)

民族レスリング王エスピーノがキャリア13連勝0敗、フィニッシュ率100パーセントのロマノフと対戦。サウスポーのロマノフが右ロー、左右に回るエスピーノに左ハイを蹴る。エスピーノは右オーバーハンドを空振りし、組んだロマノフが一気にボディロックテイクダウンを決める。

背中を譲って立ち上がろうとするエスピーノが、胸を合わせてスタンドに戻る。相四つでクラッチしたロマノフをいなしはエスピーノだが、直後にロマノフがパンチを伸ばしながら組みつきケージ際へ。エスピーノは払い腰でテイクダウン、クラッシュでははロール、柔道では一本となる見事投げでロマノフを倒しサイドで抑える。

アメリカーナ狙いからマウントを取ったエスピーノは、頭を引き寄せブリッジでリバーサルを狙ったロマノフに対し、スクランブルで前方に崩していく。ロマノフも胸を合わせて立ち上がり、ケージに押し込むと最後にスピニングバックフィストも空振りに。テイクダウン2つとマウントを取った民族レスリング王が初回を取った。

2R、フックの連打から組みつくエスピーノに対し、突き放したロマノフがフックを打ち込む。下がったエスピーノはシングルレッグに、跳びヒザを狙う。さらにギロチンから引き込んだエスピーノだが、これは頭が受けてガードを強いられる。上腕で殴り、エルボー、パンチを入れたロマノフが鉄槌を連打する。

頭を覆い、ヒップエスケープからエスピーノが懸命にフルガードに戻す。蹴り上げ後に重いパンチを受けながらスクランブルに持ち込んだエスピーノはシングルに出るが潰されギロチンをセットされる。エスピーノは立ち上がり、ボディロックでロマノフをケージに押し込むと、ダブルアンダーフックへ。離れたロマノフがワンツーからシングル、ダブルに移行しつつも距離を取り直す。直後にラウンド終了となった。

最終回、エスピーノは右オーバーハンド、ロマノフが組んでいくが逆にボディロックテイクダウンを決める。立ち上がったロマノフに対し、エスピーノがヒザを狙うと急所に入る。ブレイクが掛かり、ロマノフは苦悶の表情を浮かべ倒れこむ。頭を左右に振るロマノフ──続行不可能だと、事故的な急所蹴りなのでここまでのスコアが集計される。

結果、ロマノフは戦いに戻ることができなく、テクニカル・スプリットデシジョンでキャリア14連勝を飾った。最終回はテイクダウンを取ったエスピーノだが、反則の蹴り以前でなく、そこも含めての裁定となったようだ。


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Interview UFC UFC ESPN22 アレクサンドル・ロマノフ フアン・エスピーノ ブログ

【Bu et Sports de combat】UFC ESPN22でロマノフと対戦するエスピーノ─02─「相撲に挑戦したい」

【写真】ルチャ・カナリア時代よりもスリムになっているエスピーノ。それがUFCバージョンの民族レスリング王のシェイプだ(C)Zuffa/UFC

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN22「Whittaker vs Gastelum」で、アレクサンドル・ロマノフと対戦するフアン・エスピーノ・インタビュー後編。

カナリー相撲からシルム、柔術、グラップリング、コーニッシュ・レスリング、グーレン、クラッシュ、コンバットサンボ、そしてセネガル相撲という民族レスリングで活躍してきたエスピーノは、カバディまで経験しTUFで優勝するMMAファイターとなった。

40歳という年齢を気にすることなく、UFCで戦いたい続けたいというエスピーノには──全てを掛けているUFCファイター人生を終えてから、まだ挑戦したいことが残っていた。

<民族レスリング王フアン・エスピーノ・インタビューPart.01はコチラから>

その経験がどこまで生きるのか不明だが、TUFで優勝するまでのMMAファイターとして活躍している。土曜日の試合を前にしてZoomでエスピーノのインタビューを敢行し、民族レスリング王のルチャドール人生を振り返ってもらった。


──フアンが非常に面白いのは、民族レスリングには出場しているのにフリースタイルや、グレコローマンという五輪スタイルのレスリングの試合には出ていないことです。

「当時の僕は135キロとか136キロあって、フリースタイルやグレコは階級が120キロ級までしかなった。15キロとか減量をしたくなかったんだ。それにルチャ・カナリアを戦っている時は、月に1万ユーロほど稼ぐことができていた。きっと体重を下げて、3カ月ほどルチャ・カナリアの活動を休止したらスペインのナショナル選手権や欧州選手権ぐらいは勝てたと思う。でも、そこまでして挑戦しようとは思わなかった。

ブラジリアン柔術はグラウンドが攻防や技術が大半を占めているけど、他のレスリングと同じでチャレンジしたいと思った。明確な理由は分からない(笑)。そしてムンジアルの紫帯で優勝できてから、多くの人にMMAに合ったスタイルだからMMAを始めるべきだと言われたんだ」

──フアンがMMAを初めて戦ったのは、ムンジアルで優勝した4年後ですね。

「あの後もパンナムやヨーロピアンと柔術の試合に出ていた。そうそう僕の柔術の先生はヒカルド・デラヒーバの弟子で、一緒に東京に行ってPRIDEを見たこともあるんだ。ミノタウロが柔道家のパウエル・ナツラと戦い、ミノトゥロはショーグンとの試合だった。それとヒカルド・アロー✖カズシ・サクラバも観たよ」

──凄い記憶力ですね。きっと2005年6月のミドル級GP2回戦の時ですね。ムンジアルの1カ月前です。

「そうだ!! 確か柔術トーナメントも見に行ったよ。色んなところに行って記憶の整理が必要だよ(笑)。でも今は本気でMMAに挑戦している。他の競技に出ることはなく、体重も絞って練習して、フロリダのATTでキャンプもする。UFCでどこまでやれるか──それが今の僕のチャレンジなんだ」

──そして土曜日の夜にはモルドバのレスラー、アレクサンドル・ロマノフと戦います。

「ハードな戦いになるだろう。アグレッシブな無敗のファイターだ。当然レスリングが強いけど、倒されても立ち上がるスペースを残している。それとコンディションがそれほど良くないから、2R、3Rと進めばスタミナをロスして動きが落ちるはずだ。

なぜUFCは僕らの試合を組んだんだろうね……。ロマノフは2、3年後にはUFCのトップとして活躍できるファイターになるだろう。僕らはあと2、3試合勝ってからもっと上の試合で戦うべきだろう。きっとUFCはレスラーが嫌いなんだろうな。この試合、勝敗がどう転ぼうか僕らはトップ15に入る力がある」

──フアンは40歳です。UFCでどこまで戦えると考えていますか。

「分からないよ。50歳まで戦えるなら戦う。あと10年、8年、5年かもしれない。とにかく、しっかり練習できているし体調は抜群に良いんだ。ケガもない。練習相手は誰も僕が40歳とは思わないよ。

20代でもケガをして体調が十分じゃないファイターも少なくなく。ケガをして試合ができないなんてことはないし、歳を取っているなんて言われたくないよ。

UFCに辿り着くまで本当に長い時間が掛ったんだ。スペイン人がUFCファイターになるのは簡単じゃない。そのために声が掛かればどこでも戦った。モロッコ、ボリビア、ロシアに行って試合をした。

ロシアで負けたけど、それは驚くべきことじゃない。ロシアの試合は、ロシア人は僕らとは違うグローブをつけて戦っている(笑)。皆が経験していることだ。ヴィタリー・ミナコフは強い選手だから、そんなことをする必要はないのに。でもマネージャーが見つけてきた試合だから受けたんだ。ロシアでは大抵の外国人選手が負けるよ」

──それでもTUFを経てUFCに辿り着きました。

「ホント、1人だけだった。TUFに出れるようになってもスペインで僕を応援してくれる人はいなかった。年を取り過ぎているし、英語を話せないから成功は望めないって言われて。

だから僕は1人で米国に行ったんだ。今、僕はUFCで戦っている。体が持つ限り、戦い続けるつもりだ。でもUFCでの活動を終えたら、また民族レスリングに出たいと思っている。最低でも3、4カ国に行ってね」

──是非とも日本で相撲を経験してください。

「日本に行った時、スモウの練習がしたくて相撲部屋にコンタクトをとったけど閉まっていた。試合もしていない両国国技館へ行って写真を撮りまくったよ。それにATTではキョージさんに、相撲関係者に連絡を取って欲しいと頼んでいる。試合には出られなくても、練習だけでもしたいんだ」

──大相撲に出ることは難しいですが、アマチュア相撲なら世界大会もありますし、コロナが収まったらぜひ日本で相撲を経験してください。

「今はUFCに集中しているけど、ここでのキャリアが終わればスモウ・レスリングに絶対にチャレンジするよ」

■視聴方法(予定)
4月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN22計量結果

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー: 185.5ポンド(84.14キロ)
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 156ポンド(70.76キロ)
ジャレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー: 250.5ポンド(113.62キロ)
チェイス・シャーマン: 251ポンド(113.85キロ)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ: 155ポンド(70.31キロ)
アレックス・ムニョス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 126.5ポンド(57.37キロ)
ジャスティーン・キッシュ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)
フアン・エスピーノ: 257ポンド(116.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
フアン・エスピーノ(スペイン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 116ポンド(52.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
バルトス・ファビンスキ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート: 156ポンド(70.76キロ)
ダコタ・ブッシュ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ザラ・フェアン: 147ポンド(66.67キロ)
ジョシアニ・ヌネス: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレイブリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
アンソニー・バーチャク: 135.5ポンド(61.46キロ)

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News UFC UFC ESPN22 ケルヴィン・ガステラム ジャスティーン・キッシュ トレイシー・コーテズ ブログ ロバート・ウィティカー

【UFC ESPN22】計量終了 女子バンタム級のザラ・フェアンがフェザー級より重くヌネス戦が中止

【写真】この身長差、リーチ差は5センチだがガステラムが肩幅が広く、腕の長さはもっと差があるだろう (C)Zuffa/UFC

16日(金・現地時間)、17日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN22「Whittaker vs Gastelum」の計量が行われた。

第2試合の女子バンタム級でジョシアニ・ヌネスと対戦予定だったザラ・フェアンが 147ポンドとフェザー級より体重が重く、当然のように試合は中止に。フェアンはフェザー級で連続フィニッシュ負けをしており、起死回生のバンタム級転向で大チョンボを犯したことで、リリースされる可能性すら出てきそうだ。


さらに女子フライ級のトレイシー・コーテズも126.5ポンドと1ポンド・オーバー規約から0.5ポンド重く、ファイトマネーの20パーセントを没収されて、キャッチウェイトでジャスティーン・キッシュと戦うことに。

女子3試合中2試合で計量オーバーが見られた今大会のメインは元UFC世界ミドル級王者ロバート・ウィティカーと、ケルヴィン・ガステラムの一戦だ。過去に対戦経験がないのが不思議なほど、ミドル級でトップを張ってきた両者。ウィティカーは王座転落後は渋い試合で2連勝中、対してガステラムは前回のイアン・ハイニッシュ戦こそ勝利収めているが、それ以前は3連敗と苦しい時を過ごした。

サウスポーで出だしが分かりづらいパンチを得意としていたがガステラムだが、その後のテイクダウンという流れがあることで的を捉えていたパンチが、最近は不発だ。テイクダウン防御の上達と倒されてもスクランブルという流れにより、惑わさない相手が増えてきたことで、上背とリーチのなさが彼を苦境に追い込んでいる。

距離感とタイミングに置いて、今もトップレベルにあるウィティカーを相手に、何が違う手があるのかが気になるガステラムだ。

■視聴方法(予定)
4月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN22計量結果

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー: 185.5ポンド(84.14キロ)
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)

<ライト級/5分3R>
ドラッカー・クローズ: 156ポンド(70.76キロ)
ジャレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー: 250.5ポンド(113.62キロ)
チェイス・シャーマン: 251ポンド(113.85キロ)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ: 155ポンド(70.31キロ)
アレックス・ムニョス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 126.5ポンド(57.37キロ)
ジャスティーン・キッシュ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)
フアン・エスピーノ: 257ポンド(116.57キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 116ポンド(52.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
バルトス・ファビンスキ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
オースチン・ハバート: 156ポンド(70.76キロ)
ダコタ・ブッシュ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ザラ・フェアン: 147ポンド(66.67キロ)
ジョシアニ・ヌネス: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレイブリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
アンソニー・バーチャク: 135.5ポンド(61.46キロ)

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Bu et Sports de combat Interview UFC UFC ESPN22 アレクサンドル・ロマノフ シルム ルッ・セネガリア フアン・エスピーノ ブログ ルチャ・カナリア

【Bu et Sports de combat】UFC ESPN22でロマノフと対戦、民族レスリング王フアン・エスピーノ

【写真】Zoom越しではあるが、16年振りの対面となった (C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN22「Whittaker vs Gastelum」が開催される。

同大会にはTUF28ヘビー級優勝のフアン・エスピーノが出場してモルドバのアレクサンドル・ロマノフと対戦する。40歳のスペイン人ファイター、いやルチャドールは他に比肩する者がいない格闘家人生を送っている。

スペインはグラン・カナリア出身の彼は、カナリー相撲(ルチャ・カナリア)のプロチームで活躍し、韓国のシルム、ブラジリアン柔術、グラップリング、英国のコーニッシュ・レスリング、フランスのグーレン、ウズベキスタンのクラッシュ、コンバットサンボ、そしてセネガルのセネガル相撲(ルッ・セネガリア)という数々の民族レスリングで活躍してきた。

その経験がどこまで生きるのか不明だが、TUFで優勝するまでのMMAファイターとして活躍している。土曜日の試合を前にしてZoomでエスピーノのインタビューを敢行し、民族レスリング王のルチャドール人生を振り返ってもらった。


──インタビューを受けていただき、ありがとうございます。

「僕は英語がそれほど得意じゃないけど、ベストを尽くして話すよ」

──重ねてありがとうございます。実は私は2005年のムンジアルで、フアンの紫帯ペサディシモ級で優勝した時を取材しているんです。そのと際、カナリア相撲のCDをフアンからもらったことがありました。

「おぉ、そうだったのかい。実は今回、僕と以前に会ったことがある記者からインタビューの依頼があると聞いていて、てっきり韓国の誰かだと思っていたんだ。僕はムンジアルで優勝する前に、韓国を訪れたことがあったから」

──アハハ、そうったのですね。あれから15年近くが経過た時、TUF28でフアンの名前を発見して、『あのムンジアルで優勝したカナリー相撲出身の選手か!』と大興奮したんです。彼がUFCに出ているのか──と。

「ホント、クレイジーな話だよ(笑)」

──フアンは2005年の時点でカナリー相撲、シルム、そしてブラジリアン柔術の経験がありました。それからの軌跡を追ってみたのですが、驚くべきことにUWW(世界レスリング連合=旧FILA)主催のグラップリング世界選手権で優勝、それ以外にもコーニッシュレスリング、グーレン、クラッシュ、コンバットサンボ、セネガル相撲と非常に多くの民族レスリングで活躍してきました。

「僕は民族レスリングが大好きなんだ。色々な国で戦ってきた。でも、僕自身がどこで戦ってきたか正確に把握できなくなっているのに、よくそれだけ調べることができたね」

──それにしても、ここまであらゆる民族レスリングを実際に戦ってきた選手はフアン以外に存在しないのではないでしょうか。

「若い頃にルチャ・カナリアを始め、チーム戦のルチャ・カナリアのジムには柔道やサンボの経験者がいた。

サンボや柔道は僕らとは違う規律あるモノだと知った。そして、チームで最強のルタドールだったチアゴ・モラエスは、レスリングの練習のために米国を訪れたりしていたんだ。その時、色々な民族レスリングが存在するから、自分でもあらゆる試合に出てみたいと思うようになった。

そして地球の反対側の韓国にはルチャ・カナリアにめちゃくちゃ似た、シルムというレスリングが存在することを知ったんだ。

あの時、韓国に行かないといけないと感じた。それまでもルチャ・カナリアだけでなく、柔道や柔術のトレーニングをしたことはあった。でも、現地に行って練習や試合をしたのは韓国とシルムが初めてだった。そこからだね、僕の長い旅が始まったのは(笑)。

2カ月間、韓国でシルムのトレーニングをした。その時、風土や食事、習慣の違いを知った。カナリーでの練習は1日に1回、月曜日から水曜日まで。金曜日に試合があるから、木曜日は休むんだ。

それが韓国のシルム・レスラーは、1日に3度か4度も練習する。全く別世界だったよ。僕らのように毎週試合をするということではなかったけど、それにしもこんなに練習するのかって驚かされた。でも、全てが新鮮で気に入ったよ。シルムを経験し、次は柔術だって思ったんだ。でも、柔術の前に何かやっていたかもしれないな……。もう覚えていなんだ(笑)」

──アハハハ。

「とにかく目新しいレスリングを経験して、知識を得たかった。そうだ、韓国にいる時にモンゴル相撲(ブフ)の関係者にコンタクトを取ったんだ。でも試合に出ることはできなかった。トルコのオイルレスリング(ヤールギュレシ)も出たかったけど、叶わなかった。

今はUFCに集中しているから、民族レスリングに出ることは控えるようになったけど、英国やフランス、そしてウズベキスタンやセネガルで民族レスリングを経験してきた」

──セネガル相撲はパンチ有りで興味深いです。しかもレオ・ブロンという名称を得て、プロとして活躍していたと聞いています。パンチ有りの民族レスリングはMMAに役立つモノでしたか。

「レスリングだけをやってきた人間が、MMAを戦うようになるとまず打撃に慣れる必要があり、同時にそこが大きな問題になる。でも僕には皆無だった。それはルッ・セネガリアに出ていたからだ。

ルッ・セネガリアはまるで別物だぞって言われ、ならトライしてやろうと思ったんだ。確かにルッ・セネガリアが他のレスリングとは別物だった。

セネガルでのルッ・セネガリアの人気は絶大で。TVの視聴率は90パーセントや95パーセントにもなって、フットボール以上だ。セネガルの人にとって、欠かせない重要なモノだった。宗教も関係していて、呪術のような伝統的なお祈りの歌が歌われ、試合前には儀式もある。

ルッ・セネガリアはMMAに転じて成功するのに、凄く良い経験になった。ルッ・セネガリアからMMAに転向すると、その多くが成功するだろう。何といっても、あの注目の高さだよ。プロとして戦うことにも、慣れた」

──UFCで戦うために、そこも良い経験になっているのですね。

「確かにUFCファイターはラスベガスにやってくると、多くの人が認識している。

それでも、普通は半分やそこらだろう。セネガルではルッ・セネガリアの試合になると国の動きが止まるんだ。

あらゆるメディアが試合を報じ、街を歩けば誰もが僕の18ことを知っていた。本格的にMMAに転向するために、ルッ・セネガリアのキャリアを終えたけど、白人で活躍した唯一の選手だったし、宗教、呪術、ボクシング、凄く色々と学べた。ファイトとして違うだけでなく、存在感がまるで違っていたんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月18日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN22対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
ケルヴィン・ガステラム(米国)

<フェザー級/5分3R>
ドラッカー・クローズ(米国)
ジャレミー・スティーブンス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
チェイス・シャーマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
アレックス・ムニョス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
ビル・アレジオ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
ジャスティーン・キッシュ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
フアン・エスピーノ(スペイン)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
フアン・エスピーノ(スペイン)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレイブリー(米国)
アンソニー・バーチャク(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ザラ・フェアン(フランス)
ジョシアニ・ヌネス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・ペネ(米国)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<155ポンド契約/5分3R>
オースチン・ハバート(米国)
ダコタ・ブッシュ(米国)

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