＜160ポンド契約／5分3R＞
イスラム・マメドフ（ロシア）
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
キリス・モタ（ブラジル）
モタのワンツーをステップでかわしたマメドフは、左フックを振るうがワンツーから組まれる。テイクダウン&スクランブルを2度繰り返した結果、モタがマメドフをケージに押し込む。ボディロックのマメドフは小外刈りもテイクダウンを奪えずに離れると右をヒットさせる。すかさず組んだモタが左フックを見せて距離を取り直す。左ボディショットを見せたモタに対しマメドフが、右リードアッパーを決めシングルレッグへ。尻もちをつかされても持ち直したモタが鉄槌を太腿に打ちつけ時間となった。
2R、ワンツーで右オーバーハンドを当てたモタが、左フックで前に出る。回って距離を取り直したマメドフがシングルレッグでテイクダウン。モタはバタフライガードでスイープを狙う。足を一本抜き、ボディロックでトップを取ったマメドフに残りの足も抜かれたモタが、背中を預けて立ち上がる。ケージに押し込んだマメドフは、正対されると態勢を入れ替えられ逆にケージに押し込まれる。ケージの前でポジションを2度、3度と入れ替えた両者、押し込まれたマメドフの小外を耐えたモタが押し込み返すと、残り20秒で離れて一瞬のパンチの交換も、モタが組み直してラウンドが終わった。
最終回、ワンツーで前に出たモタに対し、マメドフが右アッパーを繰り出す。打撃、テイクダウンともに決定的なシーンがない消耗戦が続き、結果としてモタがクリンチへ。マメドフはベリートゥベリーで投げてトップ奪取&コントロールへ。モタの潜りを潰して抑えるマメドフは、レッスルアップを許さない。モタはクローズドを取り、下からエルボーを放つ。マメドフは細かいヒジ打ちをいれ、ボディロックでモタを立たせずタイムアップを迎えた。結果は割れ、マメドフに凱歌が挙がった。