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【EXFIGHT03】エフェヴィガヤニックが蹴り技からテイクダウンを奪い、有賀にフルマーク判定勝ち

【写真】エフェヴィガヤニックがTDさらにグラウンド技術も見せた(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分2R>
エフェヴィガヤニック雄志(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
有賀大悟(日本)

有賀の足払いでエフェヴィガヤニックが尻もちを着いたが、エフェヴィガヤニックもすぐに立ち上がり、組んできた有賀に対して右腕を差し上げてケージに押し込んでいく。ケージづたいに逃れようとする有賀を、大外刈りで倒したエフェヴィガヤニックが、ハーフの有賀を抑え込む。有賀は体を起こすが、エフェヴィガヤニックもすぐさま左腕を差し込んでケージへ。ここでレフェリーがブレイクをかけた。

再開後、サウスポースタンスから右のサイドキックと左のローを繰り出すエフェヴィガヤニック。左のローを嫌がり始めた有賀に、エフェヴィガヤニックが左ストレートを当てる。有賀も右インローを返すが、エフェヴィガヤニックが左ロー、左ミドルハイと上下に散らす。互いにローを蹴り合うなか、エフェヴィガヤニックが組み付き、ケージ際でボディロックに捉えたが、ここでもレフェリーがブレイクをかける。直後、初回が終了した。

最終回、前に出てきた有賀にエフェヴィガヤニックが蹴りで対応。左ローと左ミドルハイで有賀を追い込んでいく。しかし有賀もエフェヴィガヤニックの左ミドルをキャッチして、そのままケージに押し込んでいく。エフェヴィガヤニックは体勢を入れ替えて、右腕を差し上げてケージに押し込みながらテイクダウンを奪った。有賀はハーフガードからブリッジで返そうと試みるも、エフェヴィガヤニックはトップをキープしながらバックを狙う。

ケージ際でシングルバックからパンチを浴びせるエフェヴィガヤニック。有賀もハーフガードまで戻す。エビを打つ有賀を抑え込みながら、ダースチョークを狙ったエフェヴィガヤニックだが、これは極まらず。そこから有賀を抑え込み続けるが、レフェリーがブレイクする。再開後、エフェヴィガヤニックは足を使いながら左右のローを放つ。有賀が右ローを返すと、エフェヴィガヤニックも左ハイ。最後は前に出てくる有賀から、足を使って距離を取り試合を終えた。

裁定はジャッジ3者ともフルマークでエフェヴィガヤニックの勝利を指示した。


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【NEXUS25】コロナ禍前も後も波瀾万丈、ジェイク・ウィルキンス─02─「つまらない試合はしたくない」

【写真】ネクサスのウィルキンス。同日開催のEXFIGHTでは芳賀ビラル海、高木オーディン祥多、エフェヴィガヤニック雄志、三上ヘンリー大智。ハイブリッドの時代がやってきた(C)MMAPLANET

19日(日)、東京都新宿区GENスポーツパレスで開催されるNEXUS25で、竹上航平と戦うジェイク・ウィルキンス・インタビュー後編。

東京育ち、MMAは米国で始めたウィルキンスは、国内でもアマ修斗の選択。大きな希望を持ってのアマ修斗制覇も、コロナ・パンデミックにより彼の計画は実行に移されなかった。紆余曲折を経てNEXUSでプロデビューしたウィルキンスのプロ2戦目直前の声──をお届けしたい。

<ジェイク・ウィルキンス・インタビューPart.01はコチラから>


──東京が恋しくなって日本に帰国したのは、いつだったのですか。

「2019年になる直前ですね。年が明けてTRIBE TOKYO MMAにまた行かせてもらうようになったのですが、3カ月ほどで離れました」

──あぁ、だから一部ではぐれTRIBEという言い方がされていたのですね。

「仕事もしていたので、どうしても練習に行けない日ができてしまって。プロを目指していたので長南さんからも『週に5日は来るように』という感じだったのですが、それができなくて。やはり生活もあるので……長南さんの期待に応えることはできなくて、TRIBEを離れました」

──アマ修斗優勝時の所属はKRAZYBEEでしたが。米国のアマMMAで優勝した実績があってなお、プロでなくアマ修斗全日本を取りに行ったのですね。

「ハイ、あの時はアマ修で優勝するとEVOLVE MMAに1年ぐらい行けるっていう話があったじゃないですか」

──あぁ、ありました。ありましたね。

「だからアマ修斗に出たんです。関東を取って、2カ月後の全日本でも優勝できました。ただ、初戦でヒザの靭帯をケガをしてしまって、何とかアドレナリン全開で乗り切って優勝はできたのですが、それから半年間ぐらい練習ができなくなってしまったんです」

──練習できる頃になると、世界がコロナ・パンデミックの影響を受けていたと。

「ハイ。緊急事態宣言が発出されて4月、5月と多くのジムが閉鎖されました。ただ3月に修斗の方から『夏にEVOLVEに行ける』という連絡があったんです。それもコロナになって、話がストップしてしまいましたけど……」

──シンガポールはそれこそMMAの練習ができる状況ではない、厳格なロックダウン政策を実行しましたからね。

「それ以降はうやむやになったのか……可能なら、コロナが終息すると実施して欲しいですけどね……チャトリさんに直接、尋ねてみようかな……。でもホント、コロナで計画が変わってしまいました」

──そしてジェイク選手もフリーになっています。

「去年、KRAZYBEEの選手が抜けた時期があったじゃないですか。僕は関係なかったのですが、単純に通うのが遠かったのと、プロ練習が午前中だとやっぱり仕事があって参加できなかった。そういう理由で僕は辞めたんです」

──なるほど。所属先を決めなかったのは?

「そこは米国風というのか。ジムに所属して、練習はしていても向うは帰属意識がないというか。縛りがないじゃないですか。団結力も強いのは、日本の良いところでもあるのですが、僕はフリーの方が良いかなって。今は高田馬場のトイカツ道場や土曜日にリバーサルジムに出稽古に行かせてもらっています。

それで5月にトイカツ道場に出稽古に来ていた渡部修斗さん経由で、山田代表にお願いしてネクサスに出させてもらったんです。最近ではCAVEに2度ほど行かせてもらって、石渡さんとも話をさせてもらいました。来年に向けて、いろいろと考えていこうと思っています」

──12月19日に竹上航平選手との試合が控えていますが、今後どのようなMMAファイター人生を歩んでいきたいと考えていますか。

「まずは今回の試合でしっかりと勝って、タイトル戦線に名乗りをあげたいです」

──前日計量の北米階級で考えると、フェザー級王座ですか。

「いえ、体が大きくなっているのでライト級を考えています。ネクサスはライト級王座が認定されていないのですが、今後トーナメントを開くという話も聞きます。だから、次の試合ではトーナメントに入れてもらえるようアピールできる勝ち方をしたいと思っています」

──そのためにはどのような試合を見せる必要がありますか。

「フィニッシュですね。KOかサブミッションで取りたいです。判定にはならないように。前回の河名戦では初回で倒すつもりでしたが、ちょっと苦戦しちゃって(苦笑)。彼の方から僕を指名してきたと聞いていたので、『この野郎、上等だ。絶対に沈めてやろう』って思って受けたのですが──河名選手は組むと強かったです。

でも3RにTKO勝ちできましたし、次の試合はもっと上手く体重を落として、しっかりと倒したいです。アグレッシブに前に出て、絶対につまらない試合はしたくない。ガンガンと前に出て、倒します」

■ NEXUS25対戦カード

<ウェルター級/5分2R+ExR>
カタナマン二世(日本)
前田啓伍(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
田口滉人(日本)
道端正司(日本)

<ウェルター級/5分2R+ExR>
木村裕斗(日本)
西尾真輔(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
北野一声(日本)
古賀優兵(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
中桐涼輔(日本)
長谷川寛人(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
ジミー西(日本)
西岡裕(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
村井和道(日本)
大谷啓元(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
高杉遼介(日本)
井上皓平(日本)

<フライ級/5分2R+ExR>
小林了平(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
諏訪部哲平(日本)
ファビオ ハラダ(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
唐沢タツヤ(日本)
寿希也(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
森山壱政(日本)
須藤拓真(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
山口力(日本)
十河卓児(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
ジェイク・ウィルキンス(日本)
竹上航平(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
小森真誉(日本)
島村裕(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
藤原俊樹(日本)
アオキング一輝(日本)

<ライト級/5分2R+ExR>
森崇純(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分2R+ExR>
勅使河原稜太(日本)
高岡宏気(日本)

<フェザー級/5分2R+ExR>
谷育磨(日本)
森永ユキト(日本)

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【EXFIGHT03】芳賀ピラウ、高木オーディン、エフェヴィガヤニック雄志、三上ヘンリー。真っ新の刻

【写真】 鋭い踏み込みと、待ち構えて打てるカウンター。その両方を日本拳法出身の芳賀は併せ持つ(C)MMAPLANET

19日(日・現地時間)に東京都渋谷区のEXFIGHTで開催されるEXFIGHT03の対戦カードが発表されている。

16歳以上、プロ戦績3戦以内(4戦以上の出場は主催者側との協議によって決定)の格闘家に出場資格があるEXFIGHT。それでいてアマチュアの域を越えたアマチュアMMA大会として既にJ-MMA界で確かな存在感を醸し出しつつある。

その第3弾は、上位カードではプロとして戦う力が十分にある選手たちの名前が確認される──5分2R制が7試合、3分2R制のプレリミナリークラスが2試合、計9試合が組まれている。


メインでは10月の第2回大会で田村正斗をKOしMVPとなった芳賀ピラウ海が、同じく前回大会で吉村天弥を相手に根性の判定勝ちを収めた高木オーディン祥多と対戦するウェルター級マッチが組まれた。

柔道出身、格闘DREMAERSシーズン1出場もLDHmartialartsとの契約はならず、EXFIGHT所属として今後の契約やプロ選手としての活動を目指すオーディンに対し、芳賀はアマチュア・パンクラス優勝で、プロとして戦う資格を持っている選手だ。

愛知県豊橋にある日本拳法の強豪校=桜丘高等学校から中央大に進学した芳賀は、そのOB会である白門拳法会所属時代の2019年に日本拳法競技連盟の全日本大会で準優勝を果たしている。

日本拳法といえば柔道家であり、糸東流の開祖・摩文仁賢和(まぶにけんわ)に師事したこともある澤山宗海(むねおみ)により、昭和7年に創られた──元祖・日本生まれの総合格闘技だ。

防具をつけ、直接打撃、特に直突きの威力は日本拳法出身の格闘家に共通している。加えて横打(フック)や外打ち(裏拳)、斜打(オーバーハンド)、揚打(アッパー)とパンチは多岐にわたり、鋭い踏み込みや防具があるうえに待ち構えて強振できるという強みを持つ。

その拳の威力を如何なくEXFIGHT02で発揮した芳賀に対し、オーディンは柔道出身、打撃が課題なのはDREAMERS時代から明白だ。とはいえ、前戦ではストライカーの吉村を相手に何か振り切ったように勢いのあるパンチを終盤に決め、スタンドでも戦えることを示した。

その一方で、得意なはずの寝技で異様に動きが固くなってしまったオーディン。芳賀を相手に勝利を掴むには、やはり組み伏せてコントロールをすることが一番だ。そのコントールが勝ちに行ける動きに連動することこそ、オーディンのMMAファイターとして極めないといけない道といえよう。

さらに前回大会のメインに出場し、EXFIGHT所属のワールドクラスレスラー=藤波勇飛を相手に、負傷判定ながら勝利を収めているエフェヴィガヤニック雄志が、有賀大吾とセミで対戦する。

アマ修斗EXトーナメントのウェルター級で優勝、2019年北斗旗体力別全日本-260級でベスト4のエフェヴィガヤニックの打撃の圧力は、既に藤波戦で証明済みだ。2019年IMMAF世界選手権日本代表だった有賀に対し、エフェヴィガヤニックがいずれ世界に通じると期待できるような迫力あるファイトをやってのけるか──見ものだ。

またボス・ジム所属として2度目のEXFIGHTに臨む三上ヘンリー大智にも注目したい。剣道の全日本強化選手だった三上は、キックを学び始めるとシュートボクシング、RISE、K-1のアマ大会で優勝、SBでプロデビュー後も無敗の快進撃を続けていた。

EXFIGHT01では顔面へのヒザ蹴り禁止の変則ルール出場も、古谷宗太郎を2分で右ストレートを決めてKO勝ちしている。冒頭にあるようにプロとして戦う力のみならず、魅力を持つ選手たちの──MMAファイターとして真っ新な刻、そのファイトをEXFIGHTで愉しみたい。

■視聴方法(予定)
12月19日(日)
午後6時00分~ABEMA格闘ch

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EXFIGHT02 MMA エフェヴィガヤニック雄志 藤波勇飛

【EXFIGHT02】負傷判定決着も--組んだが削れない藤波をエフェヴィガヤニック雄志がMMAで上回る

【写真】ローブローによる負傷判定決着となったが、相手の組みをかわして打撃を当てたエフェヴィガヤニックが勝利した(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
エフェヴィガヤニック雄志(日本)
Def.負傷判定3-0:20-19.20-19.20-19.
藤波勇飛(日本)
※2R0分12秒までの採点

エフェヴィガヤニックが左ジャブから右ロー。藤波が右ローを返したところに、エフェヴィガヤニックは左ジャブを当てる。藤波がダブルレッグを仕掛けるも、エフェヴィガヤニックはスプロールしてワンツーから左フックにつなげる。藤波は右ローから組み付いていくが、エフェヴィガヤニックは右腕を差し上げてディフェンス。判定に藤波をケージに押し込み、左ヒザをボディに突き刺した。そして細かいパンチを当てながら、ケージから離れる。

エフェヴィガヤニックの左ジャブが藤波の顔面を捉える。藤波は左フックから組み付き、ケージ際で左足へのシングルレッグを仕掛けるが、エフェヴィガヤニックは倒れない。エフェヴィガヤニックがパンチを出したところで足を払い、尻もちをつかせた藤井。すぐに立ち上がるエフェヴィガヤニックのバックに回るながら、切り返してテイクダウンを奪う。

左腕をエフェヴィガヤニックの首に回してバックを狙う藤波。正対したエフェヴィガヤニックをサイドから抑え込むが、パンチがなく相手を削ることができない。エフェヴィガヤニックは立ち上がり、ケージに押し込まれながら右のオーバーフックで倒れない。藤波は狙いを左足に切り替え、一瞬エフェヴィガヤニックに手を着かせるが、立ち上がったエフェヴィガヤニックがスプロールしながら鉄槌を落とす。ラスト30秒は、藤波がエフェヴィガヤニックの右足を抱えて押し込んだ。


最終回、サウスポーに構えるエフェヴィガヤニックは、組み付いてくる藤波にパンチを合わせる。構わず組んでくる藤波の下腹部をエフェヴィガヤニックの左ヒザ蹴りが捉え、試合は一時中断される。

藤波は立ち上がることができず、ここで試合終了。ローブローが起こった2R0分12秒時点までの負傷判定に。
裁定はジャッジ3者とも20-19でエフェヴィガヤニックの勝利を支持した。


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ABEMA EXFIGHT02 MMA エフェヴィガヤニック雄志 キック 中村倫也 修斗 吉村天弥 吉村海飛 海飛 藤波勇飛 鈴木崇矢 長野将大 高木オーディン祥多

【EXFIGHT02】鈴木崇矢、連続出場。藤波勇飛は北斗旗で活躍したエフェヴィガヤニックと対戦

【写真】9月と10月の2カ月で、どれだけ伸びているか (C)MMAPLANET

30日(土・現地時間)に東京都渋谷区のEXFIGHTで開催されるEXFIGHT02の対戦カードが発表されている。

16歳以上、プロ戦績3戦以内(4戦以上の出場は主催者側との協議によって決定)の格闘家に出場資格があるEXFIGHTの第2回大会。プロ顔負けの舞台で戦うことができるアマMMAイベントは3分2R制のプレリミナリークラスが6試合、5分2R制が7試合の計13試合が組まれる。


第1回大会で格上の長野将大を衝撃の左ストレートでKOした──夢と希望しかない鈴木崇矢は、今大会も出場しセミでTRIBE所属、NEXUS SPROUT出場経験のある水戸邊荘大と対戦する。

その第1回大会をフリーという名目で出場し、高木オーディン祥多と戦う予定だったが、欠場となった藤波勇飛は改めてEXFIGHTと所属ファイターとして、これもTRIBEからの出場となるエフェヴィガヤニック雄志と戦うことも決まった。

藤波は2018年全日本選手権フリースタイル74キロ級優勝、世界カデット、ジュニア五輪で共に準優勝、世界ジュニア2位、全日本学生優勝、2017年の世界選手権の70キロ級で3位という実績を残しているワールドクラスのレスラーだ。

対戦相手のエフェヴィガヤニックは今年4月のアマ修斗EXトーナメントのウェルター級で優勝しており、プロ昇格が認められている選手だ。2019年北斗旗体力別全日本-260級でベスト4という結果を残しており、打撃と組みの融合という部分では藤波よりも経験豊富だ。

EXFIGHTのレスラーといえば、中村倫也がプロ初陣で左ハイキックによりKO勝ちを収めているが、中村は幼少期からMMAファイターになることを目標とし、そのために始めたレスリングで成功を収めたという別格のファイターだ。

藤波もEXFIGHTで打撃の練習を当然のようにこなしてきているだろうが、言ってみれば殺しに来るパンチを被弾した経験はないはず。アマの育成マッチながら、髙谷イズム爆発のガチンコファイトといえる。

さらに『格闘DREAMERS』シーズン01組からは、高木が出場。前出したように前回大会で無情の同門大会が組まれていた高木は、HEARTSの吉村天弥と戦う。

吉村海飛の実弟・天弥は前回大会で宇土冬真のテイクダウン&コントロールに苦しみ、バックマウントからパウンドという危機を迎えながら、スタンドの打撃で反撃し2-1の判定勝ちを収めている。

高木は柔道出身、DREAMERS出演時から分かるように組みの強さは定評がある一方で、打撃が課題だった。互いに長所と短所が明らかなだけに、弱点を克服率の高い選手が勝利に近づくことは間違いない。

なおEXFIGHTではヒジや前腕、掌での打撃、跳び関節、ヒールフック、頭部や頸部を垂直に落とす行為、ヒザを正面から蹴る関節蹴り、脊髄に圧力を掛けるツイスターやネッククランクは全面的に禁止。またプレリミクラスの試合はスタンドでの顔面へのヒザ攻撃、跳びついてのクローズドガード、立ち関節、スラムは反則となっている。

■視聴方法(予定)
10月30日(日・日本時間)
午後6時00分~ABEMA格闘ch

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