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【Nexus20】森山壱政、ピチピチとハマった時の強さを見せつけジェイク・ムラタをRNCで一蹴!!

【写真】ジェイク戦 の勝利は、森山にとってステップアップの材料ととなるはずだ (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されたNEXUS20。そのメインでZSTバンタム級王者として、Road to ONEやパンクラスで戦績を積んできたジェイク・ムラタに、森山壱政が挑んだ。

既にBRAVE CFで2度戦った経験があるものの、国内ではキャリア最強となるジェイク戦で、森山は鯖のようなピチピチ・ファイトを展開できたか。

<フェザー級/5分2R>
森山壱政(日本)
Def.1R2分42秒by RNC
ジェイク・ムラタ(日本)

左ローを蹴ったジェイク。組みついてケージ際に移動するが、逆に森山が押し込み返しバックを取ってテイクダウン。そのままマウントを奪う。背中を向けたジェイクは一度はRNCを腰をずらして防いだが、森山はもう一度バックを取りなす。フックされた左腕で、左足をリフトし、胸を合わせつつジェイクがスクランブルに持ち込んで立ち上がる。

直後にダブルレッグに出たジェイクだったが、森山がポジションを入れ替える。その後、1度ずつ態勢を変え、ボディロックに取った森山がワキを潜ってバックへ。

そのままテイクダウンし両足をフック、今度は左足を持ち上げられずに背中に乗り続けて四の字フックを完成させる。

そして──右腕を喉下に差し込んだ森山が一気にタップを奪った。

ハマった時の強さを見せた森山は「最後に試合をさせてもらってありがとうございます。ZSTのバンタムのベルトを持っている人に勝ったので、俺もネクサスのベルトをフェザーで狙っていきたいと思います。そういう機会を創ってくれたら、有難いです。これからも一生懸命練習をするので、また試合待っています」とマイクで話した。


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【Nexus20】ジェイク・ムラタと対戦する新鋭=Who is 森山壱政?? 「普通通りにやれば大丈夫」

【写真】1997年5月15年生まれの23歳。会社員をしながら格闘家生活を続けている (C)MMAPLANET

27日(日)東京都新宿のGENスポーツパレスでNEXUS SPROUT、NEXUS20、NEXUS21✖PFC24というNEXUS3部構成大会が開催される。

第2部のNEXUS20のメインでZSTバンタム級王者ジェイク・ムラタと対戦するのが、森山壱政だ。既にBRAVE CFで2度試合経験がある、23歳のファイター=森山壱政とは、どのような選手なのか、インタビューした。


──ジェイク・ムラタ戦が控えている森山選手、MMAPLANETでは初インタビューとなります。宜しくお願いします。当日計量の65.8キロということですが、森山選手にとっては1階級上の体重ではないですよね。

「そうですね。普段からフェザー級なので、当日にその体重で出る形です。ムラタ選手はバンタム級で戦っているので、通常体重だと思います」

──つまり当日計量で体重を落とす必要があるということですね。

「僕自身は65キロで試合をするための減量が厳しいわけではないので、当日に少し落とすという形ですね。水抜き有りの時は最後に2.5 キロほどドライアウトしているのですが、今回は74キロから時間をかけて8キロほど落としていきました」

──それはなかなか大変ですね。

「前回、10月に試合をして。その時も当日の65キロでやっていますし、リカバリーをほぼほぼなく戦うような感じです」

──う~ん、色々とコロナになってから試合前の準備が変わってきます。では、森山選手がどのようなMMAファイターなのか読者に知ってもらうために、いくつか質問させてください。

「ハイ」

──もともとMMAを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「大した理由はなく、友達に誘われてソニックスクワッドに通うようになりました。ただ、やるからにはプロでやっていきたかったので、志望動機には『プロになりたい』と書きました。

そして先輩の関(鉄矢)選手がZSTに出ていて、ZSTのプレステージからキャリアを始めました。アマ修斗やアマパンクラスとかも、当時は知らなかったので」

──森山選手は今注目の中東のMMA王国=BRAVE CFで2度ほど試合をしていますね。

「実はプロとして試合をしたのは、BRAVEが初めてでした」

──つまりプロデビューがサウジアラビアと!!

「ハイ。話を頂いて、凄く嬉しかったです。『こんな俺で良いのか』って、試合をさせてもらえるなら必死でやろうと思いました。大会規模も僕が国内で経験してきた場とは段違いで『こんなところに俺が出ても良いのか』と。

結果はロシア人(ウスマン・ヌルマゴメドフ)にゴリゴリにやられました──残り1分ないぐらいまでパウンドを落とされてTKO負けです。ただ、この試合に向けて相当に追い込んだ練習もして、自分も変われたと思います。」

──その後もBRAVEのルーマニア大会にも出場しています。

「そこもゴリゴリにやられましたけど(笑)。2試合とも完敗でしたね。ルーマニアはBRAVEといっても、現地のプロモーションが運営をしていてサウジアラビアの大会とはかなり違っていて、進行とかもグダグダでした。

セコンドで一緒に行ってくれた水垣(偉弥)さんが『これはヤバイな』って。その水垣さんはタクシーでボッタくられていましたし」

──アハハハ。それは人生として良い経験ですね。

「あの2つの国で試合をさせてもらったことは、本当に良い経験になっています。本当に有難いことです」

──BRAVEでの試合を除けば、ジェイク・ムラタ選手はキャリア最強の相手ではないでしょうか。

「自分は失うモノもないですし、思う存分やれば良いと思っています。対戦相手候補が3人いたのですが、僕が喰えば一番だと感じたのがジェイクだったので、『ジェイクとやらせてください』とお願いしました」

──なるほどぉ。あの粘っこい組み技に対しての自信の程を教えてください。

「これでやられるとか、特に相手が優っているという部分はないので。練習通り、普通通りにやれば大丈夫だと思っています。何かを警戒するとかはないです」

──私どもも森山選手がどのような選手が分からないのが正直なところでして、指導されている安田けん選手に『森山壱政とはどのような選手なのでしょうか』と尋ねたら、興味深い回答がありました。まず、『動きが鯖みたいな子です』と。

「さ、鯖ですか? アハハハハ。鯖……鯖ってどういう動きなのでしょうか……」

──ピチピチしていると。

「……。そうですね……練習だと、ひたすら動いている感じなので」

──さらに『組みは技術というよりも、体のバネで動いている感じですが、井上直樹選手たちとも普通にスパーリングをしていて弱くはない』──とのことです。

「アハハハ。まぁ反射的にやっているというか……。うちの関選手、井上選手、パンクラスの雑賀ヤン坊達也選手、修斗の倉本(一真)選手とか、普段から強い方と色々と練習させてもらっているので、体にしみ込んでいるかと思います。あと佐々木憂流迦選手とも少しやらせてもらいました」

──錚々たるメンバーですね。日本のトップどころと練習することで手応えを感じるということはありますか。

「いやぁ……さすがだなって感じですけど、やらせてもらって自分も成長しているとは思います」

──ではMMAファイターとして森山壱政の一番の武器は?

「武器は……できない部分がない。こういう局面になると厳しいということはあんまりないです。全て対応できるとは思っています」

──そんななか安田選手は『打撃の当て勘は今一つですが、ピチピチ当たります』と。ピチピチ当たるという意味が、分からないのですが(笑)──どういうことだと思いますか。

「う~ん、ガツンっていうのは当たらないということですかね(笑)」

──あぁ、確かに『かなり当たるのですが、倒せません』ともありました(笑)。

「アハハハハ」

──そして気になるのが『気持ちは弱いです』と、ボロンチョなことが書いてあります。

「そこは分かっています(笑)。強気に出られないんです。もう始めた当初から、ずっと色々な人にしごかれて、強い人に怒られて練習してきたので、『俺は強いんだ』という気持ちは一切ないです。

ただ相手に対しては自信がないなんて言っていられないですし、試合が始まったらやるだけです」

──最終的には『上手くハマったときは凄い良いです。そこができれば化ける、ポテンシャルはかなり高い』という言葉で締められています。

「あぁ、嬉しいです。練習でしてきたことを出し切ることが理想なのですが、いつも不完全燃焼で終わってしまいます。だから、スパーリングをやっているような感じの力を出せればと思います。そこが課題です」

──喰えば一番のジェイク選手との試合後に関しては?

「そうですね、試合間隔を空けずにコツコツと組んでもらった試合を全て勝っていって、名前を知ってもらいたいです。最終的にはRIZINとかで試合をしたり、それとBRAVEでリベンジしたいという気持ちは、とてもあるので──。まずはNEXUSのフェザー級トーナメントで優勝した人と戦いたい。本来は、日曜日の試合に勝たないと言えないことですが、そういう気持ちでいます」

──では最後にMMAPLANETの読者に、ジェイク・ムラタ戦を通してどのようなところを見てほしいか一言お願いします。

「まだまだこの先、上を目指してやってくので。打撃が凄く強い選手、寝技の選手、どのような選手が相手であってもしっかりと倒していける──全てが武器になるようなファイターになるので、宜しくお願いします」

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【NEXUS20 & NEXUS21xPFC24】タイガー石井✖田中智也は、田中が出場辞退。クラファンも実施中

【写真】ベテラン、タイガー石井が決勝を戦わずしてPFCフライ級チャンピオンに (C)PFC

1日(火)、27日(日)に東京都新宿のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS 20及び、NEXUS21XPFC24の追加カード、カード変更がFighting Nexusより発表されている。

NEXUS SPROUT、NEXUS20、NEXUS21xPFC24という3部構成の今大会、NEXUS21xPFC24のメインで予定されていたPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也だが、田中が出場を辞退し中止に。トーナメントはタイガー石井の優勝となり、ベルトも保持することとなった。


また寺田隆✖渡部修斗、遠藤来生✖拳勇、村田純也✖亀松寛都のNEXUS✖PFC対抗戦、さらにNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦が予定されている同大会。鈴木と駿太の間で1回戦の再戦が組まれていたが、後者のトーナメント辞退の申し出があり、鈴木が2回戦に進んだという説明が今回のリリースでなされた。

なお同様にトーナメントを勝ち残っている韓国のバン・ジェヒョクは新型コロナウィルス感染拡大の影響で来日を見合わせ、初代王者への挑戦権が与えられることとなった。

またNEXUS20では宮國要✖小林了平、松本峰周✖天間の2試合、NEXUS21xPFC24ではキックで餅瓶太✖倉田鉄平、MMAで谷口軍曹✖新井拓己が組まれることも決まった。

そんな今大会では、クラウドファンディングも初めて行われている。

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【NEXUS21xPFC24】ネクサスとPFCの対抗戦、大将戦に渡部修斗出場。寺田隆と対戦決定

【写真】凱旋&再起戦となる渡部修斗 (C)MMAPLANET

8日(日)にFighting NEXUSより12月27日(日)東京都新宿のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS21XPFC24の追加カードが発表された。

NEXUS SPROUT、NEXUS20と3部構成の締めとなるNENUS21xPFC24ではPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也をメインに、遠藤来生✖拳勇及び村田純也✖亀松寛都のNEXUS✖PFC対抗戦が2試合、コロナで中断していたNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦という5試合が明らかとなっていた。


これらのラインナップに対抗戦の大将戦=当日計量65.8キロ契約で渡部修斗✖寺田隆が加わった。NEXUSバンタム級王者の渡部にとって同大会の出場は今年2月のグラップリングマッチ以来10カ月、MMAでは昨年11月のタイトル初防衛戦後は初めてで1年1カ月ぶりとなる。

8月にRIZIN出場も井上直樹の前に完敗を喫した渡部がホームで、PFCフェザー級3位の寺田を迎え撃ち再起をかける。

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【NEXUS20 & NEXUS21✖PFC24】ネクサスが9カ月振りプロファイト。北のMMA=PFCとの対抗戦も

【写真】ジェイク・ムラタ、唐澤、遠藤、山本らが年の瀬大会に出場 (C)MMAPLANET

3日(火)にFighting NEXUSより12月27日(日)東京都新宿のGENスポーツパレスでNEXUS SPROUT、NEXUS20及びNEXUS21XPFC24を開催することを発表している。

8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市の動向もあり中止、同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラス317への出場が決まっていたが、既報の通り当日中止に。その後、アマ大会を開いたNEXUSのプロファイトが9カ月振りに行われることが決まった。


今大会はコロナ対策として座席数を減らした有観客大会として行われ、出場選手は免疫低下を避けるために当日計量で通常階級よりも1階級上という、コロナ・スタンダード・フォーマットが採用される。

また山田峻平代表によると、出場選手の検査体制は開催まで2カ月以上あることで、この間に方向性を決定するということだ。

3時開始のNEXUS20ではパンクラス出場組のジェイク・ムラタ、関原翔がそれぞれ森山壱政、澤田良と対戦。また大石真丈越えを含め現在3連勝中の唐澤タツヤが、福島啓太と5勝1敗対決も決まっている。

そして午後6時から、北のMMAことPFCとの対抗戦となるNEXUS21xPFC24ではPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也をメインに、遠藤来生✖拳勇などNEXUS✖PFC対抗戦が2試合、コロナで中断していたNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦などがマッチアップされている。

そのフェザー級Tだが、初戦で鈴木は駿太と戦いグラウンド状態での蹴りで反則勝ちとなったが、所属ジムからのプロテストがあり、両者に過失のないノーコンテストと裁定が変更されていたが、今回の発表となっている。

なお、この合同イベントに際して、PFCの山本喧一代表はリリース上で「コロナ禍の中で、社会全体が閉塞感漂う暗い雰囲気を年末最後に吹き飛ばせるよう、今尚頑張っている選手達と共に我々は前進します。今回を機にこの両団体の対抗戦が加熱し、毎年年末恒例と成れるようなきっかけになれば幸いです。やるからには、PFCファイター達は総力上げてNEXUSファイター達を潰しにかかりますよ。NEXUS vs PFC、12月27日、イザ、開戦!!」というコメントを寄せている。

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【NEXUS20】ネクサス20とGAMES03がそれぞれ、5月17日→8月29日&5月31日→8月30日にスライド

NEXUS【写真】選手には減量を含めた準備が必要。緊急事態宣言ではジムの閉鎖もより進むことも予想されるだけに……(C) MMAPLANET

7日(火)、Fighting Nexusより5月17日(日)に東京都新宿のGEN Sports Palace で開催予定だったNEXUS20~初代フェザー級王者決定トーナメント2回戦~と同31日に大田区のゴールドジム・サウス東京アネックスで予定されていたNEXUS GAME03の延期を発表した。

両大会はそれぞれ、8月29日(土)の新宿FACEと同30日(日)に同じくゴールドジム・サウス東京アネックスでスライド開催することとなった。

「無観客での開催も考えましたが弊社イベントでは試合数が多いこともあり、無観客だとしても選手、関係者、スタッフで100人を超える人が集まってしまうので今回は選択肢から外しました」という団体の方針がリリースで説明されていた。

その言葉にあるように、プロ大会でもセミプロ、アマチュアの試合を組み試合数が多いのがネクサスのカラーでもあり、無観客大会を選択しないのは十分に理解できる。また今回の変更により、フェザー級王座決定戦トーナメント2回戦は、初戦のケージからリングを使用して行われることになりそうだ。

なお大会のスライド発表直後になされた改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく緊急事態宣言の期間は5月6日となっているが、選手の試合の準備等を鑑みての決定というのは想像に難くない。