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【Gladiator024】テムーレンとグラジ初戦、竹中大地「世の中に自分の存在を認めてもらえるような試合を」

【写真】怪獣キラー、名田英平、竹中、瀧口脩生、山本健斗デリカット。何かのきっかけて、化けらえるはずの実力者たちとパラエストラ東大阪で腕を磨く(C)MMAPLANET

9日(土)に豊中市176BOXで開催されるGladiator024で前バンタム級王者テムーレン・アルギルマーと戦う竹中大地。
Text by Manabu Takashima

修斗環太平洋バンタム級王者からJAPANバブル到来前のONEと契約も──想ったようなキャリアを積むことはできなかった。パフォーマンス云々の前に不可抗力、竹中自身がコントロールできない部分で試合のキャンセルが続き、惜しい星の落とし方も経験した。そしてコロナ・パンデミックが起こり、サークルケイジでの日本人選手の需要は明らかに目減りした。

30歳を過ぎ、思うように試合が組まれない状況に国内に目を移した竹中。目指すところはRIZINだが、今回のGladiator出場は意外という印象しかなかった。そんな竹中にグラジ出場の経緯と、これからについて尋ねた。


――9月30日大会で、グラジエイターのケージの中から参戦表明を行いました。これまでグラジを生観戦したことはありましたか。

「いえ、会場で見たのは初めてです。YouTubeはライブ配信をチェックしていましたけど」

──では、その時にはどのような印象を持ちましたか。

「会場が華やかでケージ映えしていて。スクリーンも大きくて見やすくて良かったのですが、冷房がめっちゃきいていて(笑)。半袖で行っていたのでメインが始まる頃には本当に寒くて。その寒さと戦いながら試合を見ていました。移動して、立ち見で試合を見ているとだいぶマシになりました(笑)。

ケージの中では前田吉朗選手とNavE選手のグラップリング、あのMMA寄りのグラップリングが面白かったですね。ああいうグラップリングが盛り上がると、MMAで戦えるグラップリングも進化するんじゃないかというのは思いました」

──目の付けどころか面白いですね。

「やっぱり、やっているからですかねぇ。競技として興味深かったです」

──ところで今日はパラエストラ東大阪のプロ練習を拝見させていただいたのですが、皆が口を揃えてバック奪取能力とキープの強さに舌を巻いていました。曰く「ヘルニア製造機」だと(笑)。

「アハハハ。そうでなくて、背中を伸ばして腰痛を治しているんですよ(笑)。カイロプラクティック的な感じで」

──アハハハハ。物は言いようです。以前より、急がずにキープの時間を長くするよう意識しているようでもありました。

「パーテルバックで削る。フルバックを取る前に相手を消耗させる作業を入れる方が、一本を取れる確率がMMAスパーにおいては上がります。同時に自分の体力の消耗も抑えることができて。いきなりフルバックに行くと完成しないといけない、やり切らないといけないと後戻りができなくなってしまいます。でもパーテルバックだと、またスタンドに戻っても際の打撃を入れることもできますし、自分で選択ができるようになる。そこが強くなると、自分が戦いやすい時間が増えてペース配分もしやすくなるので意識していますね。

そうするためにバックの細かい技術的なマイナーチェンジはしてきました。バックが一番有効なポジションなので。傍から見ると同じように見えるかもしれないですが、手の位置だとか使い方、足のきかせ方も少しずつ変わっています」

──なるほど、凄く興味深いです。同時に正直、修斗からONEで戦ってきた竹中選手がグラジに着目することが意外でした。

「練習仲間が試合に出ていますし、グラジエイターからオファーを貰ったのは実は5月頃だったんです。だから6月大会とかもチェックはしていましたし。日本人が苦手な外国人、課題となる外国人を連れてきているイメージですよね。攻略しづらい……でも、ここに勝たないと海外にも行けないし、日本のトップにもなれない。そこをクリアしないといけない外国人選手たち、難敵を呼んできていますね。

ちょっと粗くてフィジカルが強い。そこが日本人選手との違いですからね。そのなかで柔らかく戦うパン・ジェヒョク選手とかには結構、面食らいました」

──そこまで見ているということは、6月にはもうグラジに出ようという気持ちが固まっていたのでしょうか。そもそも、いつONEから離れたのかも我々は把握していなかったので。

「そこは僕もなんです。あと1試合組むよ──っていうやんわりした状態が続いて。でも、それが『1週間後に試合はどう?』みたいな感じで、微妙に踏ん切りがつかない状態が続いていました。そもそも和田選手との試合の後は『1試合残っているけど、他団体と交渉しても良いよ』という状態で。そのなかでもらった話がどれも実現しない状態だったので、『修斗で試合をしよう』という形になりました。ONEの方に修斗で試合をするというのは、伝えていました」

──そこでONEからオファーがあれば、また勝ってタイトルを目指すような想いは残っていましたか。

「そういう想いが強かったのは、ONEに出るようになって1年目ぐらいですかね。まぁ、僕もケガもありONEとはハマらないことが多かったです。対戦相手のドタキャンとかも含めて。年齢もあるし、早く試合をしないといけないという焦りもありました」

──5月にグラジからオファーがあり、6月大会はそれだけの興味を持って見ていた。それながら7月は修斗で戦ったわけですね。

「修斗とも契約が残っていたので。修斗で試合をしてから、グラジに出たいと話そうという考えでした。もうオファーを頂いて時点で、次はグラジで戦おうと思って過ごしていました」

──それでも、やはり意外でした。

「やっぱり僕は関西に住んでいて、さっきも言ったように練習仲間も出ている大会なんで東京の選手が持つイメージとは違うと思います。それにハードな外国人選手を呼んでいるので、日本人選手と戦うよりも難しい試合になる可能性が高い。それと正直、僕のことを評価してくれている条件で声を掛けてくれたというのもあります。なら地元、関西で試合をしたいなって思いました」

──竹中選手の実力、ポテンシャルを買っているからこそ、いつまで燻っているんだという気持ちはありました。

「そうっスね。試合をしていないので、評価のしようがないと思うんです。だから、どんどん試合をして評価を勝ち取る必要がある。それが今の僕の状況だと思っています」

──では7月の藤井伸樹選手との試合、追い上げを食らい厳しい試合となりましたが、実戦のブランクを感じることは?

「明確な反省点は自分のなかであります。何個もあるんですけど、一つ挙げるとすると2Rの終わりですね。バックコントロールしていて、最後の10秒ぐらいに際で起き上がられて殴られたんですけど、スクランブルで立つ必要はなかったです。あれだけコントロールしていて、スクランブルで上を取ってももう向き合うだけの時間帯だったので。

それなら普通にクローズドガードとかに入れて、休憩すれば良かった。でも普段の練習の癖で、際は妥協しないという気持ちになって立ち上がってしまいました。それで打撃を貰ってしまって。

落ち着いて下を選んでいたら、あのパンチは貰っていなかった。そこの判断は間違えたなと思います。藤井選手もスクランブル、組みの頭になりがちになるなかで、あのアッパーを打てるのですから、アッパレです。これまでも藤井選手の試合を見て、格好良いなと思っていたのですが、そのまんま格好良い選手でした」

──北米MMAレギュレーションに戻ってきて、水抜き減量の久方ぶりに経験しました。

「結構しんどかったですね(笑)。3キロぐらいで軽めにやったんですけど、それでも最後の1キロぐらいは喉が渇いて。でも早めに落ちたし、そこは順調やったんです。水抜きはいくらやっても慣れることはないやろうし、次もしんどいと思います」

──とはいえ藤井選手に勝って、修斗バンタム級戦線で頂点を目指すという気持ちには?

「そうっスね。正直、明確なプランは全くなく修斗に出て。その前の段階で、次はグラジエイターに出るんやって言う風に気持ちは傾いていました。修斗で1試合、そのあとはグラジのつもりだったので修斗バンタム級戦線における自分の姿は想像できなかったです。藤井選手との試合が決まったのも5週間ぐらい前だったので。

決めつけちゃダメなんですけど、『これは7月はないなぁ』って気持ちが途切れたこともありました。あと練習ができるのも4週間というタイミングで、藤井選手に尋ねていますという連絡が来て、正直なところ『えぇ……マジか』って思いました。でも、試合を組んでもらって戦わないわけにはいかないですから。

でも、あの試合内容では満足できない。もっとデキるぞと思っていたので、そこを次の試合で見せたいです」

──その次戦はタイトルを獲得した竹本啓哉選手でなく、前王者となったテムーレンと戦うことになりました。

「相手が決まったのは2日前なんです(※取材は10月9日に行われた)。僕としては竹本選手と戦うことになると思っていたのですが、『テムーレンと戦って欲しい』と連絡があって。あの試合はどっちが勝っていてもおかしくない試合だったし、僕としてはテムーレン選手の方が戦いづらいです」

──それはどういう部分で?

「やっぱりちょっと粗い打撃と組みの受けが強い。フィジカルの部分ですよね。神田選手とか、ちょっと跳ね返されている感じだったので。竹本選手は寝技の巧さの部分でスイープをしたり、ポジションを取っていました。じゃあ、正面から取っ組み合った時に、どういう強さを持っているのかというのは、見ているだけだと分かりづらいです」

──竹本選手は一種のスペシャリストで、王道のMMAスタイルではないです。仮に竹中選手がさらに上の舞台を目指す時に、その場での対戦相手を想定するとテムーレンこそ越えないといけない相手かと。しかも、初来日の時のモチベーションに戻ってくることが予想されます。

「戦績以上に戦いづらい、クリアしづらい相手です。でもクリアしないと、この先はない相手やと思います。しっかりと仕上げて外国人選手のフィジカルと粗さに負けないようにして、仕留めることが重要なんかなと。自分の動きができればクリアできる相手です」

──UFCを目標とし、ONEで経験を積むというプランを持っていました。ただし、この間に33歳になった。実力云々でなくハードルが上がり現実的にUFCを考えられなくなったかと思います。そのなかで、今後の目標をどこに置いているのでしょうか。

「グラジをクリアしてRIZINに出たいです。毎年、春ぐらいに大阪でやっているので。そこで使ってもらって……RIZINに出たいというか、勝負したいです」

──RIZINも金原正徳選手、佐藤将光選手という竹中選手に近いカラーの選手が実力で脚光を浴びるようにもなりつつあります。そのRIZINのバンタム級戦線でやっていける自信のほどは?

「やってみないと分からない部分はありますけど、自信は当然あります。グラジエイターでしっかりと勝って、オファーを貰わないといけないですが、RIZINのトップ戦線とやり合える力はあると思っています……出たい、トップと勝負したいッスね。どんな形でも出られたら爪痕を残す自信はあるので、チャンスがもらえるとモノにするって感じですね」

──危ない橋を渡らず、大阪枠でRIZINに出たい。そういう選手もいるのが現状です。

「それも手ですよね。でも僕はしっかりとテムーレンを倒して、資格を得られるようにします。そのためにも、フィニッシュです。打撃でも寝技でもフィニッシュすることが重要なんかと思います」

──決して国内ではスポットが当たっていたわけではないですが、竹中選手の周囲の人はその強さに絶対の信頼を置いています。そんな人々を含め、次戦への意気込みのほどを最後にお願いします。

「ハイ。33歳になったんですけど、全然自分のキャリアに満足できていないです。体も気持ちもめっちゃ元気なんですよ。でも『そろそろ引退』とか『まだ格闘技をやっているんですか』とか言われたりするようになりました。『昔、格闘技をやっていたんですか』とか──今もやってんねんけどなぁって(笑)。俺も世間からしたら辞めていく人間に見えることに歯がゆさ、悔しさはあります。

なんで、ここからRIZINとか出ると認知もされるし、自分の実力を証明する格好の舞台になります。グラジエイターは、そのための足掛かりになるフィーダーショー的な大会なので、しっかりと勝って世の中に自分の存在を認めてもらえるような試合をどんどんしていきたいと思います」


■視聴方法(予定)
12月9日(土)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator024対戦カード

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
宮川日向(日本)

<フェザー級/5分2R>
袖裂雄貴(日本)
福山佳祐(日本)

<フェザー級/5分2R>
水野翔(日本)
今村滉(日本)

<GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
田中有(日本)
グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
河名マスト(日本)

<バンタム級/5分3R>
竹中大地(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
上久保周哉(日本)
ペン・ジョウン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
チェ・ドンフン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
じゅん(日本)
高橋孝徳(日本)

<フライ級/5分3R>
澤田政輝(日本)
イ・スンチョル(韓国)

<フライ級/5分3R>
和田教良(日本)
シン・ジェヒョク(韓国)

<バンタム級/5分3R>
南友之輔(日本)
健太エスペランサ(日本)

<バンタム級/5分3R>
吉田開威(日本)
フェルナンド(ブラジル)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
スモーキー(日本)

<フェザー級/5分2R>
田口翔太(日本)
木村柊也(日本)

<アマ・フライ級/3分2R>
伊藤琥太郎(日本)
辻本涼太(日本)

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o RIZIN YouTube 修斗 山本健斗デリカット 山本琢也 山本空良 横山武司

【RIZIN】山本琢也1.6kg体重超過 試合は条件付きで実施


5月6日に有明アリーナで開催されるRIZIN.42の前日計量が行われました。続々とクリアする中、第3試合で横山武司(Swells柔術ジム)と対戦する山本琢也(パラエストラ千葉)がフェザー級の66.0kgの契約体重を1.6kgオーバー。協議の結果、試合は条件付きで行われる事が発表されました。ゴング格闘技に掲載されたRIZINのプレスリリースは次の通り。

試合実施の条件
1. 山本琢也の勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。
(1)横山武司が勝った場合、その結果を公式記録とする。
(2)横山武司が負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。

2. 山本琢也に減点を課した上で、試合を開始する。
本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード:50%減)とする。

修斗で山本健斗デリカットをTKOで下し、復調ムードだった山本。それだけにこの大舞台での計量失敗は残念です。しかも1.6kgの大幅超過。この差で試合を行う事自体は条件があるとはいえ、フェアではないしリスクもある。でも山本空良を寝技で圧倒した横山のRIZINでの試合が流れるのは残念すぎる。。。という複雑な心境で観戦します。大きな事故が起きませんように。
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RIZIN.42:オッズ/予想と展望

いつも通りMMAの試合のみ。

ラマザン・テミロフ 1.25
浜本“キャット”雄大 3.75

征矢の代役で出場が決まった浜本。相手の初参戦テミロフはウズベキスタンカザフスタンでキャリアを積んだ未知の強豪。戦績だけでは判断できない部分もあるものの、NEXUSで王者浜本が対戦してきた相手とはレベルが違う。

テミロフKO勝ち。

山本琢也 1.91
横山武司 1.83

2021年10月にRIZINで白川に敗れてから、1年3ヶ月のブランク明けで修斗世界1位の山本健斗デリカットに2RKO勝ちした山本琢也が再登場。相手の横山はプロ4戦目となる昨年11月に山本空良のNEXUS王座に挑み、僅差の判定でタイトルを獲得した。柔術で全日本王者となり、モテるためにMMAを始めた異色のファイター。

MMAとしてのキャリアの差があり、横山は山本空良戦でも柔術の延長の技術がメインで、MMAに対応しきっていなかった。寝技に付き合わず、相手の良さを消す戦い方に専念された時に、横山にどういった引き出しがあるかに興味がある。

山本KO勝ち。

伊藤裕樹 1.22
山本アーセン 4.00

アーセンが今大会一番のアンダードッグ。最後に負けてから2年4ヶ月のブランク。ずっとトレーニングを続けてきたのだとしても(違うと思うが)、試合に出ずに強豪の伊藤に勝つレベルまで達しているとは思えない。

伊藤KO勝ち。

岸本篤史 2.40
ビクター・コレスニック 1.53

ロシアのコレスニックはロシアのM-1チャレンジで4勝2敗1分けだが、2敗の相手は今週末のUFCセミ前に出場し、ランカーのダン・イゲに挑戦するネイト・ランドワー。UFCのリサーチに引っかかる一歩手前の選手。が、本来はフェザーが主戦場で、今回は階級上のライトでの試合となる。

ボクサーの岸本とは打撃戦になるか。体格差の影響も気にかかるが。コレスニックKO勝ち。

佐々木憂流迦 1.44
ボイド・アレン 2.63

昨年10月、連敗中の矢地に塩漬けにされて敗れたアレン。本来より階級上の試合だったとはいえ、再度呼ぶほどの実力には思えなかった。安全策に徹してフィニッシュを狙わなかった矢地は勝手にも関わらず昨年末は巌流島送りとなり、ミックスルールで木村フィリップミノルにKO負けしている。

同じく連敗中の佐々木ではあるが、矢地の処遇を見ていればフィニッシュが必要なことはわかるはず。佐々木一本勝ち。

芦田崇宏 1.91
摩嶋一整 1.83

RIZIN0勝3敗の摩嶋だがフェイバリット。3敗の相手が斎藤・クレベル・金原とトップ相手というのがちゃんと評価されているか。RIZINでの試合は1Rは互角以上の内容でも、中盤失速してのフィニッシュ負け。今回はペース配分にも慎重になると思うが。

摩嶋判定勝ち。

ジョン・ドッドソン 1.95
竿本樹生 1.80

意外にも元UFCドッドソンがアンダードッグ。が、ドッドソンも所戦では圧勝したとはいえ、ピークは過ぎている。竿本が序盤に勢いで攻め込まれた時に飲み込まれず、組んでスローペースに持ち込めば、後半失速する可能性は十分ある。

竿本判定勝ち。

三浦孝太 -
YA-MAN -

この試合はオッズなし。MMAデビュー戦のYA-MANと、これが3戦目となるカズジュニア。これまでチャレンジマッチで3分3Rでしか戦ってこなかったカズジュニアだが、今回のルールは5分2Rというのが恣意的なものを感じる。3分3Rならいい勝負になると思うのだが。

三浦一本勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ 1.29
スパイク・カーライル 3.40

カーライルはUFCデビュー戦で勝利した後、2連敗でリリースされたが、そこから5連続フィニッシュ勝利(すべて一本勝ち)。武田にもレスリングで圧される展開からギロチンでの逆転勝ち。前戦はBellatorでライト級デビュー戦となるA.J.マッキーに序盤からエンジン全開で攻めたがスタミナ切れ。しかしフィニッシュは許さなかった。サトシにとっては地味にグスタボよりも嫌な相手かもしれない。

サトシ1R一本勝ち。

井上直樹 2.30
フアン・アーチュレッタ 1.57

昨年大晦日、1年ぶりの試合で瀧澤に2Rアームロックで一本勝ちした井上。アーチュレッタはRIZINとの対抗戦で、キム・スーチョルからテイクダウンを奪い続けての判定勝ち(謎に1者スーチョルのアグレッシブを取ってスプリットとなったが)。

扇久保戦同様、テイクダウンで削られると厳しいか。アーチュレッタ判定勝ち。

朝倉海 1.44
元谷友貴 2.63

拳の負傷で長期欠場となり、一昨年大晦日以来1年半ぶりの試合となる朝倉海。その間、昨年1年で4試合し4連勝して、ようやく上位と対戦する場所まで戻ってきた元谷。前戦は元UFCのホジェリオ・ボントリンをフィニッシュしている。元谷の組みを朝倉が凌ぐ展開になり、元谷にも十分勝機があると見る。ただ、元谷のフィニッシュまではない。となると、一発でも効かせる打撃を入れれば、RIZINルールではそのダメージのみで判定を持っていかれる。

朝倉判定勝ち。

第1試合開始は6日14時開始。速報します。

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Grachan MMA MMAPLANET o 修斗 山本健斗デリカット 阪本洋平

【Grachan】ピアレスウルフ、阪本洋平をつくばに訪ねて─01─「格闘技って人の内面を写す鏡」

【写真】つくば駅と常磐道を結ぶ土浦学園線から、県道19号と非常に交通量の多い好立地に駐車場も十分完備されたジムが、もうすぐに出来上がる (C)MMAPANET

茨城県つくば市に自らの城、PEELESS WOLF(ピアレスウルフ=常に群れで行動し、仲間同士助け合って生涯を過ごす唯一無二の力強さ──を意味する)のオープンが迫ってきた阪本洋平。元Grachanライト&フェザー級王者は、2019年1月27日の修斗での山本健斗デリカット戦の勝利以来、4年以上ケージに上がることなく、次の人生に踏み出そうとしている。

グラチャンで圧倒的な強さを見せる一方で、過度に体を痛めつける練習を繰り返し、常に満身創痍という印象があった阪本は、心身共にそのポテンシャル、限界点を見せることなく第一線から身を引いた。

自分が何者であったか、分からないまま──そこが心残りだという彼が第二の人生を正式に踏み出す直前、つくばのジムが創られる場所に会いに行った。


──阪本選手、最初に伺わせて欲しいのが──阪本洋平は引退をしたという理解で良いのかということなんです。

「引退とかはまだ全然言っていないですけど……ケガがヘルニアとかでなく、神経の方で。最後の試合から1年半ぐらい練習したのですが、『これはもうアカンわ。これはどれだけしんどい想いをしても、試合には出られへんわ』と手術をしたんです。『もしかしたら、行けるんちゃうか』って思って。色々と調べて、良い先生に出会えました。その先生も可能性はあるって言ってくれたんですけど、左手の麻痺がなくならかったです。右手の握力が70以上あっても、左手は55、56キロ程度で。この左右の差がデカくて。

今のところで引退とか言うてへんけど、この状態で試合に出ても……というのが続いちゃった。そういうなかで、格闘技がどうなるのか分からないですけど、僕も生きていく上で全力で取り組めるもの、モチベーションになるモノを探すようになりました。

正直、修斗の試合に出る遥か前から体が限界やというのは予測していて。宇良健吾に勝った試合の前から、限界が分かっていました。あの時から格闘技以外にモチベーションになるモノを探していて、理学療法士として病院で働きながらパーソナルのスタジオに非常勤で働きに行っていました。そこから色々とお客さんを自分に取ったり2、3年ほどやってきました。

最初の事業は僕の持っている理学療法士と格闘家の経験を生かして、フィットネスとパーソナル、格闘技をやろうと。これは急に思いついたのではなくて、何年も前から──選手を続けることは限界やとは思っていたんです」

──阪本選手の度を越した練習というのは語り草になっています。

「やり過ぎましたね。止められないんですよ。牛久(絢太郎)君とか、川尻(達也)さんは止まるんですよ。牛久君も川尻さんも、とことん体をイジメているけど、休む時は休める。僕は止まらないんですよ。本当に壊れるまで止まらない。この管理の甘さが、僕の格闘家としての一番の欠点──やったという話ですね」

──事業に向き合う時も、やはり程度というものを考えないといけないとは思います。MMAで経験したことを事業でも生かさないといけないという風になりますか。

「戒めになっています。格闘技も最初から、バーンと決定的なケガがあったわけでなく、何度も小さいのを繰り返して。最後、この神経のケガが山本健斗デリカット戦の2週間前ぐらいに来ました。そういう経験を戒めにしようと思っていて、ちょっとずつは改善していっていたのに……あれは本当に甘かったです。

でも、僕は練習を休むことがマジで怖かったんです。マジで怖かった。次はワールドクラスの外国人と戦う機会が訪れる。やって負けるとは思っていなかったし、そのために100パーセント、毎日限界までやろうとしていた。そこの線引きができていなかったです。

だから、その経験は生かせています。ただ、あれだけやれる人の方が少ない、それも思っていますけどね。それでも、どこかでブレーキを踏まないと。事業の場合は、体は大丈夫でも精神的に問題が出てきてしまうと思うので」

──現在の自分の精神力、体力に関係なく、これまでの自分との比較、周囲との比較をして追い込んでしまう。これは練習量と仕事量に共通している──潰れていく現象かと。

「それは間違いないですね。そこを僕は気付けなかった。負けられないっていう恐怖感ですよね。ここで負けると、全部失うって思っていましたね。格闘技って人の内面を写す鏡、そういう競技やと思います。僕、野球も10年間やっていたけど、野球はそんなことないです。でも格闘技は一対一の神経勝負で、言い訳はない。

そりゃあ、マッチメイク……試合を受けるかどうかで、駆け引きはあるかと思います。でも金網の中に入ったら政治家の息子だろうが、どんな貴族だろうが、スラム街出身だろうが、全部いっしょ。あの場で追い詰められたとき、その選手の人間性が全て曝け出されます。

僕、試合中にわざと負けたろかなって想いになることがあったんです。これ、本当に不思議なことで。まじで苦しくて。これ腕十字取られたり、パンチ受けて負けようかなって一瞬頭によぎったことがあるです。もちろん、やらなかったですよ。そんなことは。でも、やっぱり試合の場に立つことが怖くて。試合を戦うと、自分がどんなしょうもない人間か分かるんですよ」

──だから尊敬できます。一対一で向き合って、負けるとも絶対的に言い訳も他人の責任にもできないところで戦って。

「いや、そこなんですよ。僕は負けることがなかっただけでなく、追い込まれることもなかった。試合で追い詰められたら自分がどうやったんか、しっかりと分かったと思います。戦うことが怖かった僕が、追い詰められて予想以上の力を出して頑張れたかもしれないし、簡単に折れてしまったかもしれない。でも、そういう場面に立ち会うことがなかった。最後はワールドクラスの外国人選手と戦うところまできて……もちろん、日本人でも競り合いなる人は何人かいたと思います。

でも、そこで潰し合うよりも、ロシアとかとやろうというつもりでした。別に実力で、そういう選手に負けているとは思わないです。でも、競り合う試合になった。その時に本当に頑張られる選手なのか。そこが分からないままだったので、格闘技でやり残してしまった。勿体ない……。強い相手、厳しい場面に出くわそうとしている選手、昔の練習仲間の神田(T-800周一)君、牛久君、米山(千隼)君、山本(琢也)君も皆、そうですよ。

僕は練習では追い詰められたけど、試合に関してはそういう場面はなかった。ワールドクラスの選手と戦って、そこを見極めておくべきだった……だったというか、見ておく機会がなかったのは本当に心残りです」

──でも、しょうがないわけですよね。肉体的に。

「今のところ、そうですよね。別に引退しているわけじゃないです。コンディション次第で、Grachanに協力することはあるかと思いますけど、今の時点では……何も言えないですよね。これだけは。最後に外国人のトッププロとの話はありました。でも完全にダメになっていて。そこに逃げる気持ちはあったと思います。この状態で出て、どうなるんやと。だから僕は強い選手と戦うのに、躊躇する選手の気持ちも分かるつもりです」

<この項、続く>

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ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC SASUKE Shooto Shooto2023#02 UAEW UFC   スソン チャンネル マックス・ザ・ボディ 修斗 吉野光 安芸柊斗 山本健斗デリカット 新井丈 新井拓巳 浜松ヤマト 海外 澤田龍人 竹原魁晟 菅原和政 論田愛空隆 野瀬翔平 関口祐冬 飯田健夫

【Shooto2023#02】飯田健夫の挑戦を受ける、RTU後のSASUKE。「残酷でも行動で示していくしかない」

【写真】この日から繋がり、次に繋がる一戦がいよいよ明日に迫ってきた(C)MMAPLANET

明日19日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるSHOOTO2023#02。同大会のメインで修斗世界フェザー級王者SASUKEが、ランク1位の飯田健夫の挑戦を受ける。

昨年6月にRoad to UFC1回戦で敗北を喫し、トーナメント後のUFCとの契約という路が断たれた。それでも10月の準決勝大会でワンマッチで出場し、再起戦で勝利を手にした。今もUFCへの想いは変わらない。そのためにSASUKEはどのようなキャリアの積み方を考え、そして修斗の防衛戦に臨むのか。崖っぷちが続く、SASUKEに話を訊いた。


――試合まで1週間を切りました(※取材は14日に行われた)。今、どのような調子でしょうか。

「いつもと変わらず、試合前という感じです。全然悪くなくて、むしろ良いぐらいです」

──Road to UFCに挑戦した時点で、修斗の防衛戦はない方が良かった。ここに向けて、色々と乗り越えないといけないことがあったかと思います。

「Road to UFCで負けちゃっていますからね。10月にワンマッチのチャンスを貰えたけど、それがどう次につながるか分からない。あの時に進路を考えて、試合間隔が空くことが一番嫌でした。一昨年、試合がしたくてもできない状態が続いてモヤモヤしていたので。もうあんな風になはなりたくなかったです。なので防衛戦はベルトが掛かった大切な試合ですけど、僕の心境としては試合ができるならどこででも戦うというモノでした。そこで修斗からオファーがあり、すぐに戦うと返事しました」

──Road to UFCフェザー級の決勝に日本人がいなかった。我々にとっても信じられない展開でした。あそこで勝ち上がることができなった時、SASUKE選手的には今後のキャリアについてどのように考えていましたか。

「完膚なきまでにやられたので、そりゃあ凹みました。でも、全部失って再スタートするしかない。UFCはメチャクチャ遠のいた。あの負け方では……正直、無理だと思ったこともありました。それから何の巡りあわせか、10月にアブダビで試合ができた。内容は良くなかったけど、勝利という結果は一つのクレジットになって。首の皮一枚残すことができたのかと考えています」

──UFCと交渉した前田桂さんが勝利者インタビューの通訳をしながら号泣していました。

「桂さんは本当に僕と野瀬(翔平)君のために、色々とやってくれました。ご家族があるのに正直、僕らのために仕事を犠牲にしてアブダビにまで来てくれて。感謝の気持ちしかないです。桂さんには『全部賭けています。今まで以上に賭けています』っていう話を現地でさせてもらって……負けると本当に終わるという僕の気持ちが伝わっていたのだと思います。だから、ああいう感じになったんでしょうね」

──にしても、通訳があれだけ泣きだすと周囲はもうビックリでしかないですよ」

「アハハハハハハ」

──あの1勝でUFCをまだ目指せる。MMAを続けることができるという気持ちになれましたか。

「そうですね、まぁ……MMAを続けることはできるんですよ。日本でやれば、できる。ただUFCを目指すなら、あそこで負けていたら本当に終わりだったと思います。なので、まだギリギリ、崖っぷちの状態です」

──では10月以降、UFCを目指すキャリアの積み方はどのように考えていましたか。

「今年もRoad to UFCがあるので、それを狙うのか。それか、どこでも良いから試合を重ねて連勝記録を創ってUFCにアプローチするということを考えていました。その中で修斗はタイトル戦で、どっちにも当てはまる。連勝記録の1つにできるし、日本のチャンピオンという肩書を持ち続けることができる」

──では試合を多く戦い、連勝記録を創る場に関してどういう風にSASUKE陣営では考えていたのでしょうか。

「そこ、難しいですよね。修斗もどんどん新しい選手が育ったり、入ってくれば試合を継続して戦うことができるけど、一昨年がそういう状況じゃなかった。正直、修斗だけで戦っていたら、自分が納得できるペースで試合ができる保障はない。だから、やりたいという想いはあってもどうしようもないですよね」

──国内では人知れずでも、実はUFCが近いプロモーションも海外にはあります。と同時RIZINはフェザー級が盛り上がっています、そこで実力誇示をする。そういう選択があったかと思います。

「ハイ。特に海外はありました。吉野光選手のUAEWの試合も前回、視ていましたし。あと豪州のEternal MMAとか、勝てばUFCと契約があるところは──むしろ、そっちで戦いたいという気でいました。自分のなかでは海外でやりたいという想いは強いです」

──そういうなかで修斗の防衛戦になったということですね。

「さっきも言ったようにこの先が不透明なのか一番嫌で、オファーがあったらすぐ戦う気持ちでした。試合を受けるメリットを考えているわけでなく、一つの試合。勝てば白星が増える。連勝記録の1つになる。防衛戦って負けたらベルトを失うから、基本リスキーなモノです。

だから、ここで勝って次に繋がるとかをモチベーションにするわけでもないですし。試合ができない期間が辛かった。オファーがあれば有難いからやる。そういうことです」

──では5月の終わりのRoad to UFCは頭にありますか。

「あります。でも、先のことを考え過ぎていると足下をすくわれてしまうので。目の前のことをクリアして、次を考えます」

──飯田選手とはアマ、新人王Tと2試合戦っています。そこに何か特別な想いは?

「特にないですね。ストーリー創りには因縁が必要だというのも分かりますが、彼との間に因縁はない。因縁があるとすれば、昔の弱い自分に対してです。これに打ち克つための一つの試練だと思います」

──飯田選手が修斗で勝ち続けていることは、注視していましたか。

「いえ、正直余り見ていなかったです。別に飯田選手を軽視していたのではなくて、自分のことに必死になっていたので。だから直近の試合も全然見ていなかったです」

──では、試合が決まってからチェックするという感じだったのですか。

「それが最近の試合はなくて(苦笑)。論田愛空隆戦、山本健斗デリカット戦……3連勝しているんですよね(※実際は4連勝)。でも全然試合はチェックできていないです。まぁ自分は相手の映像を見過ぎると、対策に寄ってしまうので。自分から仕掛けて勝つ。映像はトレーナーとかセコンドをチェックして、そこで指示された練習を徹底してやってきました」

──Road to UFCを経験したことで、MMAファイターとして成長した部分はあると思いますか。

「気持ちですね。絶対に負けないという。アブダビの試合がそうでした。恰好悪くても、自分からいく。気持ちは絶対に折れないぞと。格闘技は最後は気持ちです。ただ今回は日本での試合なので、応援をしてくれる人たちの存在はポジティブになります。格好悪い姿を目の前で見せられないので。折れないで5分✖5R戦い続けようと思います」

──練習仲間が同じように努力し、どれだけ志を持っていても結果がついてこない場面も見てきたと思います。その姿を見てなお、UFCへの想いは揺るぎないですか。

「練習仲間の敗北を見るのは心が苦しいし、辛くて。MMAって残酷だなって改めて思います。でも、行きたいと願わない人間にはチャンスは訪れない。どれだけ残酷でも前を向いて、自分の行動で示していくしかない。一喜一憂していると、やっていけないです」

──押忍。では、最後にこの試合に向けての意気込みをお願いします。

「思っている以上にタフファイトになるかもしれないです。でも、自分はスタミナでも気落ちでも負けないので。飯田選手はここをゴールにやっているのかもしれないけど、僕はこの先を見て行こうと思っています。なので、絶対に負けないと言っておきます」 


■視聴方法(予定)
3月19日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#02対戦カード

<修斗世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] SASUKE(日本)
[挑戦者] 飯田健夫(日本)

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
新井丈(日本)

<ストロー級/5分3R>
安芸柊斗(日本)
澤田龍人(日本)

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ(日本)
菅原和政(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
竹原魁晟(日本)
上原平(日本)

<インフィニティリーグ2023フェザー級/5分2R>
浜松ヤマト(日本)
CHAN-龍(日本)

<バンタム級/5分2R>
野瀬翔平(日本)
新井拓巳(日本)

<バンタム級/5分2R>
榎本明(日本)
スソン(日本)

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BELLATOR DEEP K-1 MMA News o ONE ONE Championship RIZIN RIZIN40 Shooto UFC YouTube   ウマル・ヌルマゴメドフ カマル・ウスマン ショーン・ストリックランド ジャスティン・ゲイジー チャンネル ニュース パンクラス フランシス・ガヌー ボクシング ラファエル・フィジエフ 修斗 山本健斗デリカット 山本琢也 榊原信行

【格闘ニュース】那須川天心がプロボクシングデビュー正式表明/フランシス・ガヌーがUFCを離脱しフリーに/RIZIN榊原代表を恐喝した疑いで男2人逮捕【RIZIN、Breakingdown、UFC】

◆動画の説明
直近で話題となった格闘技系のニュースをまとめました

◆動画のもくじ
0:00 動画のもくじ
0:29  格闘ニュース「那須川天心がプロボクシングデビュー正式表明」
2:49  格闘ニュース「朝倉未来の「K1王者級」絶賛に現役K1選手が不快感」
4:30  格闘ニュース「フランシス・ガヌーがUFCを離脱しフリーに」
7:02  格闘ニュース「アーチュレッタのファンイベントが大盛況」
8:25  格闘ニュース「RIZIN榊原代表を恐喝した疑いで男2人逮捕」
9:31  試合結果「UFC FIGHTNIGHT(ストリックランドvsイマボフ)、修斗2023開幕戦(デリカットvs山本琢也etc.)」
13:19  新規対戦カード「UFC285(ジョン・ジョーンズvsシリル・ガーヌ)、UFC286(ウスマンvsエドワーズetc.)」
16:27 エンディングムービー

◆動画の中で紹介している内容
帝拳ボクシングジム、フアンアーチュレッタ
ジョン・ジョーンズ、シリル・ガーヌ
ジャスティン・ゲイジー、ラファエル・フィジエフ
カマル・ウスマン、レオンエドワーズ
山本健斗デリカット、山本琢也
ショーン・ストリックランド、ナッソーディン・イマボフ
ウマル・ヌルマゴメドフ、ラオーニ・バルセロス
フランシスガヌー、弘輝、HIROKI

◆参考サイト







https://news.yahoo.co.jp/articles/09d7a53673ad2ba880c386f4eddb561b208b71e4
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f074fc99d0f4ca26838e06d789375588a90d42c

◆参考動画
【 音声データ 入手 】RIZIN 榊原信行 代表「反社交際音声」流出トラブル NEWSポストセブン

「まずい音声データが…」男2人逮捕 「RIZIN」代表から500万円恐喝か

薬物依存の母親を自分で通報した男の子のセンスがやば過ぎた

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【Shooto2023#01】危険な打ち合いに突入も、山本琢也が健斗デリカットを左フックからパウンドアウト

<フェザー級/5分3R>
山本琢也(日本)
2R0分27秒 by KO
山本健斗デリカット(日本)

サウスポーの健斗デリカットに対し、左右のローを散らす山本琢也。さらに左右フックを撃ち込んで組みついた。ここは離れた健斗デリカットだが、山本琢也は再び距離を詰めてからテイクダウンを奪った。ケージ際で左足を差し込み、山本琢也がバックを狙うと、健斗デリカットは立ち上がる。しかし山本琢也がバックコントロールで制し、幾度もリフトアップからグラウンドに持ち込もうと狙う。

ヒザで削ってくる山本琢也に対し、健斗デリカットはクラッチを切りにかかるも、切りきることができず。山本琢也のバックコントロールが続くなか、健斗デリカットが体勢を入れ替えて左ヒザを打ち込む。さらに健斗デリカットはパンチの打ち合いに。山本琢也も打ち合いに応じる。しかし、一度離れた山本琢也が組みついて健斗デリカットをケージに押し込む。離れた健斗デリカットの顔面に左フックを叩き込んだ山本琢也。立ち上がる健斗デリカットに連打を浴びせていく。

連打を食らってダウンした健斗デリカットにパウンドを浴びせる山本琢也だったが、ここでラウンド終了のホーンが鳴った。

2R、パンチで勝負をかける健斗デリカットに対し、山本琢也のインサイドからのパンチが当たる。健斗デリカットは左跳びヒザを胸元に当てるも、耐えた山本琢也が右フックからの返しの左フック。この一撃で健斗デリカットはダウン、山本琢也の追撃のパウンドに背を向けたところでレフェリーが試合をストップした。

試合後は家族をケージの中に招きいれた山本琢也は、2人の娘に続き3人目の赤ちゃんがいることも発表し、家族にベルトをプレゼントしたいとアピールした。


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【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦

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大晦日のRIZIN.40が遠い昔の話のような今日この頃。早くも?やっと?2023年日本のMMA戦線が動き始めました。後楽園ホールではPROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦が開催されます。メインはGRACHANから修斗に乗り込んできた山本琢也を番人・山本健斗デリカットが迎え撃つ一戦。フェザー級の勢力図が移り変わるか。今宵はABEMAで観戦しつつ電波と充電の続く限り速報します。


【オープニングファイト 68kg契約】
×ヨシ イノウエ(パラエストラTB)
(2R 横三角絞め)
◯磯部鉄心(パラエストラ松戸)
1R、割と近い距離でのスタンドの立ち上がり。お互いに打撃を出して様子を窺う。徐々にイノウエのパンチが単発ながらヒットすると、磯部は一気に組み付いてケージに押し込む。時間を掛けて倒すが、イノウエはすぐに立ち上がる。それでも磯部は組み付いて動きを封じる。イノウエもタックルを切ってバックを狙う。さらに自ら下になって下から肘とパウンドで削ってラウンドを終えた。
2R、磯部の蹴りを掴んだイノウエ。ケージに押し込んでバックに回る。そのままグラウンドに引きずり込む。イノウエは下になって三角絞めに捕らえる。さらに腕十字、横三角に移行するがやや浅いか。磯部は最後まで耐え抜いて脱出すると逆に磯部が下から横三角絞め!ギリギリでイノウエは失神!磯部が大逆転勝ち!


【第1試合 女子49kg契約】
◯渡邊富紀恵(修斗GYM神戸/大道塾)
(1R TKO)
×天天さくら(BATTLE)
1R、開始直後から至近距離での打ち合い。互いに交戦的。アグレッシブに打撃を打ち合う。すると渡邊のフックでバランスを崩した天天。すぐに立ち上がるが口から大量に出血。しかし組み付いて何とか凌ぐ。しかし少し時間が経過したところでドクターチェック。試合続行不能と判断され渡邊の勝利です。


【第2試合 2022年度新人王決定トーナメント ライト級 決勝戦】
◯安海健人(ALMA FIGHT GYM BASE)
(判定3-0)
×深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)
1R、開始直後から前に出る安海と後退する深見という展開。安海は右フックを中心にバックハンドブローをヒットさせて攻勢。終了間際には組み付いた安海が首投げでテイクダウンしてパウンドを落としてラウンドを終えた。
2R、やはり積極的に圧力を掛けるのは安海。細かいローキックを多用。内外を打ち分けて手数を稼ぐ。勝利を確信したのか大振りはしない。なかなか手数が出なかった深見だが、ラスト1分でやっとパンチを振り回して前に出るが時既に遅し。判定は安海に軍配。


【第3試合 2022年度新人王決定トーナメント フェザー級 決勝戦】
×椿飛鳥(トライデントジム)
(1R TKO)
◯CHAN-龍(MMA Zジム)
1R、序盤から間合いを詰めて組み付くCHAN-龍。ケージに押し込むと何度も足を掛けて倒しにかかる。しかし椿の腰は重い。何度も凌ぐがCHAN-龍はそれ以上にしつこい。タックルからリフトしてテイクダウンすると腕をついてディフェンスする椿。しかし肘があらぬ方向に曲がり、レフェリーが試合を止めた!衝撃的なフィニッシュシーン。


【第4試合 2022年度新人王決定トーナメント ウェルター級 決勝戦】
×クアト驎(パラエストラ小岩)
(1R TKO)
◯エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)
1R、開始直後から前に出てローを多用するエフェヴィガ。クアトの身体が流れる。エフェヴィガはさらに間合いを詰めると至近距離でのフックがヒット。ダウンしたクアトに対して怒涛のパウンド。肘も織り交ぜるとレフェリーが試合を止めた!エフェヴィガが圧勝です。


【第5試合 2022年度新人王決定トーナメント フライ級 決勝戦】
×須藤晃大(EXFIFHT)
(判定0-3)
◯片山将宏(TRIBE TOKYO MMA)
1R、打撃でプレッシャーを掛ける須藤。嫌がった片山が低空タックル。これを素早い反応で切った須藤がバックに回る。マウントも奪取したが片山はスイープ。上を取り返す。須藤は激しく動くが片山の押さえ込みが強い。終了間際に片山はバックに周るとチョークで絞めあげるがタイムアップ。須藤が逃げ切った。
2R、開始と同時に片山が低空タックル。しかし須藤は簡単に切ってバックに周る。だが片山はすぐにスイープして上をキープ。絶妙のボディバランスを見せる。しかし終盤になって須藤は脱出。バックに周ったが片山は正対して上を取り返して試合終了。判定は片山に軍配!非常にハイレベルな決勝だった。


次回大会で新井丈×関口祐冬が正式決定!さらに澤田龍人が久しぶりの修斗参戦。安芸柊斗と激突!めちゃくちゃ楽しみ!


【第6試合 女子スーパーアトム級】
×黒部三奈(マスタージャパン東京)
(2R TKO)
◯渡辺彩華(AACC)
1R、開始直後からプレッシャーを掛ける渡辺。至近距離でパンチを振り回す。黒部もこれに応戦して一触即発の展開。渡辺はバックハンドブローからフックを畳み掛けて黒部がグラつく場面も。しかし打たれ強い黒部は最後で打ち合いに応じてラウンドを終えた。
2R、逆に前に出てきた黒部。ケージまで追い詰めるが渡辺は素早いサークリングで間合いを外す。すると精度では渡辺が上手。パンチを蓄積させると、黒部が前に出てきたところにカウンターのアッパーがクリーンヒット!前のめりにダウンした黒部を見てレフェリーが試合を止めた!渡辺がアップセットをやってのけた!


【第7試合 バンタム級】
×野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)
(1R TKO)
◯齋藤奨司(FIGHT FARM)
1R、打ち合う素振りを見せた野尻だが流れの中からタックルで組み付く。しかし齋藤の腰は重い。身体が離れるとパンチの交差から齋藤のアッパーがヒット。野尻はダウン。立ち上がるが色濃くダメージが残る。野尻はごまかすように左右のフックを振り回すが不発。逆に齋藤は打撃で追い込むと前に出てきた野尻に対して右のアッパーがクリーンヒット!前のめりに倒れた野尻を見てレフェリーが試合を止めた!
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【Shooto2023#01】「パンクラス、DEEPに続いて修斗でも」山本健斗デリカット戦へ、山本琢也─02─

【写真】熱くなることを抑えることができるか── (C)MMAPLANET

15日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#01で、山本健斗デリカットと対戦する山本琢也のインタビュー後編。

グラチャンで2階級制覇を果たしたあと、RIZINで敗れながら、家族のために復帰を果たす山本。その舞台に修斗を選んだ理由と現在の目標とは。それは鶴屋怜のパンクラス王座奪取から始まる、パラエストラ千葉ネットワークの野望だった。

<山本琢也インタビューPart.01はコチラから>


――山本選手がMMAを続けるモチベーションは、やはりご家族なのですね。

「自分の場合は、そうですね。子供が自慢できるようなものを見せてあげたい。僕は勉強の成績が良いわけでもなくて。そんな僕が子供に見せられるものは何かなって考えた時に、このMMAしかないのかなって思います。格闘技をやっていると、いつ最後が来るか分からないじゃないですか。

だから今は毎試合、良いところを見せられるように頑張りたい。そう思っています。あと、自分自身、RIZINで負けた時は恥ずかしくて、1カ月ぐらい外に出られなかったんですよ。誰かから連絡をもらっても、返事もせずに」

――……。

「すると、ネバークイットで一緒に練習しているISAOさんから『また練習においでよ』と誘っていただいたんです。そこからまた少しずつ練習に参加するようになりました。ISAOさんに声をかけていただく前は練習していなかったから、また体重が戻ってしまって」

――そこで体重の話に戻るのですね(笑)。

「さすがに100キロまではいかなかったですが、太りやすい体質なんでしょうね……たぶん」

――果たして体質なのか何なのか、ご自身で調べたことはないのですか。

「僕と一緒に生活していたら、太る理由は分かると思います(苦笑)。1日中食べ続けていたり――特にご飯が大好きだし、ジュースもメチャクチャ飲むので、やりたい放題ですよ」

――それを自分で言ってはいけないかと……(苦笑)。試合の話に戻すと、前回の試合から1年空いた理由は何だったのでしょうか。

「去年もRIZINからオファーは頂いていました。でも僕が体重を落とせそうになかったり、大会自体が無くなったりで。ただ、1年も試合をしないのはマズイなと思って、鶴屋さんに相談したんです。そこで修斗の試合が決まりそうだったのに、今度は僕が怪我をしてしまいました」

――ということは、今回の試合は負傷明けということになるのですね。

「はい。1月の大会までには治すので――と伝えて、今回試合を組んでいただきました」

――復帰戦の舞台が修斗になったのは理由も教えていただけますか。

「まずパンクラスのフェザー級には、練習仲間のISAOさんがいます。DEEPでも、神田コウヤ君が活躍していて、今度はタイトルマッチですよね(2月11日、五明宏人と暫定王座を争う)。簡単に言うと、フェザー級のランカーに練習仲間がいない修斗を選びました。やっぱりベルトが欲しいので」

――いわゆるスポットではなく、修斗のベルトを巻くために参戦するということですね。

「もともとアマ修斗全日本で優勝して、プロでも新人王トーナメントにエントリーしていて、諸事情で出場を辞退しました。そのあとはグラチャンに出ていて、修斗の会場に行くことも少なかったんです。でも修斗については、パラ千葉ネットワークからは扇久保(博正)さんや岡田(遼)さんが出ていて、その誇りを胸に戦っているという印象があります。……すみません、ただ個人的にはそのあたりのことは何も考えていなくて(苦笑)」

――対戦相手である山本健斗デリカット選手についても、あまりご存じないですか。

「いえっ、試合が決まってから映像は見ました。どちらかというと打撃が強いファイターで、僕との試合でも前に出て来るのかな、という感じです」

――その試合映像を見て研究するタイプでは……なさそうですね。

「アハハハ。試合でどう体が動くか。試合してみないと分からないタイプです。でもRIZINで負けて、そういった対策も大事だなと思いました。今回は相手をイメージしながら、対策もやってきています。

鶴屋さんから『また熱くなったら打ち合いに行くだろ?』と聞かれて、僕も冗談で『そうだと思います』と答えたんですよ。『それで良いわけないだろう!』と怒られました(笑)。どうしても打撃をもらったら熱くなってしまうところがあるので、同じ失敗は繰り返したくないです」

――では、この2年で練習環境が変わったなかで、最も成長していると実感する部分は何でしょうか。

「それが、実感できているものがないんです(苦笑)」

――えっ……。

「一緒に練習している選手について、『この人は強くなったなぁ』と思うことはあります。でも自分の試合スタイルは変わらないし、他の部分がどう変わったかは分からないんですよね。それは次の試合で、僕がどう変わったかを皆さんに見てほしいです」

――なるほどっ! 対戦するデリカット選手は現在、修斗世界フェザー級2位です。王者のSASUKE選手がRTUのワンマッチに出場しているなかで、山本選手に勝てば暫定王座決定戦――あるいは正規王座挑戦に近づくことができるマッチメイクではないでしょうか。

「そこは意識しています。修斗に出るからには、やっぱりベルトを目指さないといけないと思っています。もちろんベルトを獲る自信もあります。

パラ千葉ネットワークの中でも鶴屋怜君がパンクラスのベルトを獲って、次はコウヤ君がDEEPのベルトに挑みます。さらに僕が修斗のベルトを巻けるように、とチームメイトからも応援してもらっています。だから、ここが僕の頑張りどころですよね。格闘技人生ってチャンスが多いわけではないので、ここで頑張って修斗のベルトを獲りたいです」

■視聴方法(予定)
1月15日(日)
午後6時00分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■Shooto2023#01対戦カード

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット(日本)
山本琢也(日本)

<63キロ契約/5分3R>
加藤ケンジ(日本)
ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト(ブラジル)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
黒部三奈(日本)
渡辺彩華(日本)

<バンタム級/5分3R>
野尻定由(日本)
齋藤奨司(日本)

<2022年度新人王決定Tフライ級決勝戦/5分2R>
須藤晃大(日本)
片山将宏(日本)

<2022年度新人王決定Tフェザー級決勝戦/5分2R>
椿飛鳥(日本)
CHAN-龍(日本)

<2022年度新人王決定Tライト級決勝戦/5分2R>
安海健人(日本)
深見弦汰(日本)

<2022年度新人王決定Tウェルター級決勝戦/5分2R>
クアト驎(日本)
エフェヴィガ雄志(日本)

<68キロ契約/5分2R>
ヨシ・イノウエ(日本)
磯部鉄心(日本)

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【Shooto2023#01】プロ修斗初陣、山本琢也─01─「2部練も良いところと悪いところがある……」

【写真】インタビューで体重が思ったように落とせていないことを露呈してしまった山本。変わらなきゃも変わらなきゃ (C)SHOJIRO KAMEIKE

15日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2023#01で、山本琢也が修斗初参戦で山本健斗デリカットと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2013年に全日本アマ修斗を制した山本、プロでの活躍の舞台は修斗でなくグラチャンを選択しライト級&フェザー級の2冠王者に輝いた。

試合は基本的に年に1回か2回――家族を養うために仕事をしながらMMAを続ける。それが山本の選択だった。ところが、この2年間で山本の生活環境は大きく変わったという。試合直前、山本に現在の練習環境と、そのモチベーションについて訊いた。


――試合を1週間後に控えた山本琢也選手です(※取材は1月7日に行われた)。山本選手のインタビューといえば、これまで練習環境と体重について触れられることが多かったのですが、それはお仕事の関係でなかなか練習できる状態ではなかったことが要因でした。

「そうでしたね(苦笑)。今は試合が決まって気持ちも入り、練習スケジュールの都合もついたので、パラエストラ松戸と柏に行くことができています。以前と比べたら今は練習できる環境になっていて、門前仲町のネバー・クイットさんでもお世話になっています。あと年末年始はT-ブラッドさんにもお世話になりました」

――それだけ練習できる状態に変わったのは、いつ頃のことなのでしょうか。

「2年前ですね。実は当時働いていた会社を退職して、僕を応援してくれるスポンサーさんの会社に勤めることになったんです。だから仕事が半分、格闘技が半分という生活になりました」

――スポンサーさんの会社に勤務するということは、それだけ練習や試合の際も融通を利いてもらえるのですか。

「普通に会社に勤めているよりは融通が利くと思います。本当にありがたい環境で仕事をさせてもらっているんです。以前は試合が決まってから1カ月~1カ月半の間、有給を使って練習するという感じでした。それが今は、普段から週6で練習できています。それも午前に仕事をして、午後から練習に行かせてもらったりとか。ネバー・クイットさんだと15時から選手の練習がありますから」

――いわゆるプロ練や選手練習は午前中やお昼、つまり夜の一般会員クラスの前に行われることが多くなりましたね。

「そうなんですよ。良い練習ができるのは朝や昼が多くて。その練習を終えたあと、夜はパラエストラ千葉ネットワークに行っています」

――ということは、1日2部練ができる環境になったのですか。

「2部練できる日もあります。ただ、それも良いところと悪いところがありますよね。練習時間が増えた分、それだけ疲労も溜まっていって……。昔よりも怪我が増えたし、ケアしないといけないって実感しています」

――現在はどのようなケアを行っているのでしょうか。

「それが……ケアできていないんです」

――えっ!?

「ちょっと良くないですよね(苦笑)。自分が無口なほうで、コミュニケーションが得意なほうではないので……」

――ではこの機会にアピールしておきましょう。鶴屋浩代表、山本選手はケアの方法を求めています!

「アハハハ、お願いします」

――練習環境が変わった2年前というと、2020年12月にグラチャンで鍵山雄介選手を下し、ライト級に続きフェザー級のベルトを巻いた頃です。翌年10月には希望していたRIZINに出場したものの、白川陸斗選手にKO負けを喫してしまいました。

「やっぱりコンディショニングの問題が大きかったです。練習環境が変わってから大舞台に出ることになり、どうなるんだろうと自分でも考えていました。結果、自分のコンディショニングがヘタクソで……。もっと勉強しないといけないなと思いました。

以前もインタビューで言っていたとおり、ずっと1年に1回体重を落として試合に出る状態でした。体重を落とすための練習というか。それが普段から練習できるようになってから、いろいろ考えるようになったんですね。でも考えすぎて、うまくいかなかったり……。だから、何も考えないほうがうまくいっていたんですかね(苦笑)」

――アハハハ。白川戦で実感したコンディショニングの難しさについては、この1年で改善されていないのですか。

「学習したようで学習していないというか、そのままです(苦笑)。やっぱり難しいですよね。でも、もう試合まで1週間ですし、あとは思いっきりやるしかないかなと思います。もう気持ちは吹っ切れて練習していますね」

――そこで練習環境ともう一つの問題である、現在の体重というのは……。

「エヘヘへ」

――エヘヘへ、ではありません(笑)。

「思ったようには落ちていないです。そこも周りに聞いていかないといけないですね。パラエストラ千葉ネットワークやネバー・クイットには、経験のある先輩方も多いですし」

――それだけ生活が変わり、練習環境も変わりました。以前は家族との生活を最優先にしていた山本選手です。スポンサーさんの会社に就職し、家族との生活を維持しながらMMAを続けたいと思った理由は何だったのでしょうか。

「前回の試合でKO負けした時、それを見て娘が泣いちゃったんですよ。僕は娘が生まれてから負けたことがなくて。娘にとっては父親が負けた姿を見るのは初めてだから、怖くて泣いちゃったんだと思います」

――……。

「娘に父親のカッコ良い姿を見せられるのって、今の時期ぐらいじゃないですか。それとお嫁さんからも『アナタはこんなもんじゃないから。早く次の試合をして、みんなを見返してほしい』って言われたんです」

――とても強い言葉ですし、すごく励みになる言葉ですね。

「MMAをやっているのは自分のためですよ。でも、家族のためっていうところもあります。お嫁さんと娘に、もっと良いところを見せたい。だから、お嫁さんにそう言われると――やるしかないです」

<この項、続く>

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