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【Bellator258】計量終了 アルチュレタ「最高の動きを」✖ペティス「僕の番」。ペレスのマスクが面白い

【写真】メインの世界を筆頭に他3試合のバンタム級戦、AJのプロモーションデビュー戦、パトリッキー、MVPの登場と粒揃いのカードが揃っている(C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

メインのBellator世界バンタム級選手権試合でセルジオ・ペティスの挑戦を受ける王者フアン・アルチュレタは、リミット丁度の 135ポンドのコールを受けるとメキシコとスペイン2つ国旗とチャンピオンベルトを高々と掲げ、挑戦者ペティスは1/4アンダーの135.75ポンドだった。

先にインタビューされたペティスが「僕の順番だ。僕の番になったと信じている。ここまでやってきたことの全てを注ぎ、良い戦いをする」が話すと、アルチュレタは「いいか、ストームがやってくるんだ。これだけの才能ある連中がいるなかで、ヤツはここを通り抜けられるだけの腕がない。これまで見せたことがない、最高の動きを見せる」とコメントした。


コ・メインで組まれたライトヘビー級ワールドGP準々決勝に出場するアンソニー・ジョンソンと、急遽出場のジョゼ・アウグストも問題なく計量をクリア。

AJはバルクとカットが両立させたボディをしっかりと誇示した。

175 ポンド契約でデレック・アンダーソンと相対するマイケル・ペイジはステージ上でジャケットを脱ぐと、コブラ柄の裏地で頭を覆う。

ヴェノム(※毒液)を強調したかと思うと、フェイスオフでも首を掻っ切るポーズから、スネークヘッドといういつものポーズを披露した。

注目のプレリミ・バンタム級勢では──Bellatorのマスク着用のジョシュ・ヒルに対し、ラフェオン・スタッツMMAの計量時では珍しくKN95をつけていた。

両者は何やら言葉を交わし、握手をして別れていた。

パッチー・ミックスの再起戦の相手アルバート・モラレスは、中央アメリカ・ベリーズの国旗を掲げて登壇。

しっかりと目で威圧しあい、グータッチで別れた。

プレリミ・オープニングのバンタム級で戦うのは、エリック・ペレスとブレイン・シャットだ。

後者はケージのタトゥーがひと際目立ち、ペレスはいつものようにルチャリブレ風の口が開いたマクスながら、コロナ禍ということもあり──マスクの下では、開口部分をバンダナで覆うという、珍しいいで立ちを見せていた。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258計量結果

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]セルジオ・ペティス: 134.75ポンド(61.12キロ)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ジョゼ・アウグスト: 204.75ポンド(92.87キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ: 174.75ポンド(79.26キロ)
デレック・アンダーソン: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 185.5ポンド(84.14キロ)
ハファエル・カルバーリョ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
パッチー・ミックス: 136ポンド(61.69キロ)
アルバート・モラレス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー: 170.25ポンド(77.22キロ)
オマー・フセイン: 170.75ポンド(77.45キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)
ダニエル・マドリッド: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス: 135ポンド(61.24キロ)
ジョニー・キャンベル: 135.75ポンド(61.57キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ: 145ポンド(65.77キロ)
ジョニー・ソト: 148.5ポンド(67.35キロ)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブレイン・シャット: 135ポンド(61.24キロ)

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【Bellator258】メインの世界を含め5試合組まれたバンタム級戦。要・要注目はパッチー・ミックスの再起戦

【写真】RIZINでは元谷友貴をギロチンで斬って落としているミックス。極めの拘りこそ、彼の人間性でもある。非常に楽しみな再起をかけたモラレス戦だ (C)BELLATOR

7日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナで Bellator258「Archuleta vs Pettis」が開催される。

ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロがメディカルを通らず欠場、急遽ブラジルのジョゼ・アウグストがGPを戦うこととなった。

結果的にBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格した同大会では、プレリミでそのバンタム級の注目カードが複数見られる。


キャリア20勝3敗、前回の試合でエリック・ペレスを破ったカナダのジョシュ・ヒルと、15勝1敗で唯一の敗北がUFCバンタム級戦線で台風の目となっているマラブ・デヴァリシビリ戦というラフェオン・スタッツがプレリミメインで戦う。

そしてUFCからCombate Americas経由でBellator参戦もヒル戦を含め2連敗中のペレスが、巻き返しを賭けてブレイン・シャットを迎え撃つ。さらにフェザー級ワールドGPに続き、現王者アルチュレタに敗れ、昨年10月にブランドン・ガーツにスプリットで辛勝と、状況気流を掴みたいヘンリー・コラレスはジョニー・キャンベルとの1戦が控えている。

勝てばさらに上が狙えるスタッツ✖ヒル、あとがない状態のペレスとコラレス、そんなプレリミで実施されるバンタム級にあって、パッチー・ミックスの再起戦は見逃すことはできない。

キャリア13連勝、10試合で一本勝ちという極め技師のミックスは昨年9月にアルチュレタとの王座決定戦に敗れて以来、8カ月振りのファイトとなる。

タイトル挑戦時はジャクソン・ウィンクMMA所属だったが、ジムは閉鎖されており限られたメンバーと最低限の準備しかできなかった。そして序盤の猛攻で極め切れなかったミックスは、3R以降に失速し判定負け──ベルトを巻くことができなかった。

その後、彼はエクストリーム・クートゥアーに移籍し今回の試合に臨むことに。フィニッシャーのミックスが、同じレスリング&柔術の融合スタイルでも、よりグライディング系のジェイク・シールズの指導を受けて、どのように進化したのか非常に見ものだ。

当初はジェイムス・ギャラガーと対戦予定だったが、ギャラガーの負傷欠場で、代役のアルバート・モラレスと戦うことになったミックスは、5日(水・同)に行われたバーチャル・メディアデーで「ギャラガーは俺と戦うことなく、楽をして王座挑戦を実現させようとしているんだろう。肩の負傷で欠場とかいって、インスタでチームメイトと肩を組んでいる写真を挙げて、どういうことなんだ」と辛らつな言葉を吐いていた。

前回のタイトルマッチでの敗戦が悔しくてたまらない様子のミックスは、「ダイレクト・リマッチでないことはフラストレーションがたまるだけだった」とこの間の日々を振り返り、再び一本勝ちロードに戻ることを宣言している。

タイトル戦も含め、今回組まれた5試合でBellatorバンタム級戦線の勢力分布が、如何に変化するのか要注意が必要だ。

■視聴方法(予定)
5月8日(土・日本時間)
午前7時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator258対戦カード

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]フアン・アルチュレタ(米国)
[挑戦者]セルジオ・ペティス(米国)

<ライトヘビー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
ジョゼ・アウグスト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
ピーター・ケアリー(アイルランド)

<175ポンド契約/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
デレック・アンダーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル(カナダ)
ラフェオン・スタッツ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
パッチ―・ミックス(米国)
アルバート・モラレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
オマー・フセイン(パレスチナ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・エブレン(米国)
ダニエル・マドリッド(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
ジョニー・キャンベル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ヴェベウ・アルメイダ(ブラジル)
ジョニー・ソト(米国)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
ブレイン・シャット(米国)

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BELLATOR Bellator244 Report エリック・ぺレス ジョシュア・ヒル ブログ

【Bellator244】エリック・ペレス、要所でテイクダウンを許し──ジョシュア・ヒルに下る

<バンタム級/5分3R>
ジョシュア・ヒル(カナダ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
エレック・ペレス(メキシコ)

プレッシャーを掛けるペレスが右アッパー、ヒルのステップインに右ハイを蹴っていく。さらにローからフックを振るうペレスだが、ヒルもフックを返す。ヒルは左リードフック、ローに右を合わせる。さらに蹴り足を掴んだヒルが右を一発入れて、バックに回る。ヒルは左ヒジを入れて離れ、ペレスは左ボディを打っていく。ケージを背負っても右アッパーで前に出るなど、互角以上のファイトを見せるヒルに対し、ペレスも右ローに続き右フックを打っていく。スイッチも見せるヒルだが、ペレスは前蹴りをボディに入れダブルレッグへ。手をついて耐えるヒルは、尻をつけることなく立ち上がりヒザをボディに入れる。ペレスが間合を取り直し、最後の10秒はヒルの右カーフで時間となった。

2R、まず右を入れたペレスが右ハイへ。キャッチされてすぐに足を引き抜いたペレスに対し、ヒルがカーフを蹴る。ヒルは踏み込んで右アッパー、ローを蹴り合ってからペレスが右ミドルハイを狙うも、ややスピードに欠けているか。それでも左フックを当てたペレスは前に出ると、ヒルは跳びヒザを狙う。

右を当てて組みついたペレスだが、テイクダウンは奪えない。やや落ち着いた感のあるなかで、ヒルがバックエルボーを見せる。ペレスの右フックにダブルレッグを合わせテイクダウンを決めたヒル。ペレスはすぐに立ち上がるが、バックを許し後方に崩されるなど、ラウンドを失ったか。

最終回、ヒルが左フックを入れ、ペレスは右フックに続きダブルレッグへ。切ったヒルは離れたペレスに右ロー、右フックをヒットさせる。ボディからフックと右のパンチを決めたペレスは左フックを被弾するが、続くダブルレッグはしっかりと切る。前蹴り、ボディショットで腹を攻め、右ローでヒルの体を流れさせたペレスだったが、直後にダブルレッグで倒されバックを取られる。両足をフックしたヒルは襷掛け。胸を合わせてきたペレスの背中を取り続ける。ペレスは立ち上がろうとしたところでRNCに入られ、ヒジを押し上げて耐える。

それでもバックグラブの状態が続き、勢いのある右を顔面に2発受けたペレスは、腕十字に耐えるという劣性のなかでタイムアップを迎えた。結果、ヒルが3-0で勝利──アップセットとは記せない快勝だった。


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BELLATOR Bellator244 News ウラディスラフ・パルブチェンコ エリック・ぺレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ライアン・ベイダー ワジム・ネムコフ

【Bellator244】計量終了 ベイダー✖ネムコフ、前座のアモソフ、ペレス、パルブチェンコも見逃せない

【写真】やはりライトヘビー級の方が適正体重と思えるライアン・ベイダーだ (C)BELLATOR

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される Bellator244「Barder vs Nemkov」の計量が行われた。

今大会のメインはBellator世界ヘビー&ライトヘビー級王者ライアン・ベイダーが、ライトヘビー級王座防衛戦をワジム・ネムコフ相手に行う一戦だ。


ベイダーは2018年5月からヘビー級で戦ってきており、ライトヘビー級で戦うのは実に2年9カ月振りとなる。レスリング&ボクシングの強さでベラトール移籍後は無敗の5連勝中のベイダーだが、昨年9月のヘビー級王座防衛戦はチーク・カンゴを圧倒しておきながらアイポークがありNCとなってしまった。

対するネムコフは、サークルケージで4連勝中でうち3試合がフィニッシュと強さを見せてきた。上記にあるようにベラトールに来て無敗の快進撃を続けるベイダーだが、ヘビー級ワールドGPにおける対戦相手──エメリヤーエンコ・ヒョードル、マット・ミトリオン、キング・モー、そしてカンゴにしてもピークから下り坂の選手であることは間違いない。対してネムコフは、ピークに向かっているファイターだ。

そんな勢いのある選手との戦いが、3年に渡りなかったことがどのように影響するのか。ウェルラウンドなネムコフの攻撃の回転数が上がるファイトを寸断できない場合は、大いに王座交代劇もありうるタイトル戦だ。

活動再開後のベラトールの特徴として、プレリミの充実ぶりは今回も見られる。

口が開いているルチャリブレのマスクはつけなかったゴイト(C)BELLATOR

試合間隔が延びているファイターに対し、チューンナップ目的であるかもしれないが、キャリア23連勝中のヤーソラフ・アモソフは24勝目を、転向初戦を6ポンドの体重オーバーだったトビー・ミセッチに敗れたエリック・ペレスはベラトール初勝利を狙い、プレリミマッチで戦う。

さらに日本のファンにとってはアモソフの同朋、ウクライナからウラディスラフ・パルブチェンコの初参戦も気になるところだろう。

元REALフェザー級王者はREAL&Arzaletから、母国のローカルショーとRussian Cagefighting Championshipを経て北米に辿り着いた。中村ジュニア、芦田崇宏からしっかりと一本勝ちを収めているパルブチェンコのメジャー挑戦、非常に楽しみだ。

■Bellator244計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ライアン・ベイダー: 204ポンド(92.53キロ)
[挑戦者] ワジム・ネムコフ: 203.9ポンド(92.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド: 145.8ポンド(66.13キロ)
ジェシー・ミーリー: 147ポンド(66.67キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン: 264.9ポンド(120.15キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 234.6ポンド(106.41キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 186ポンド(84.37キロ)
アンドリュー・カペル: 185.1ポンド(83.95キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 174.4ポンド(79.1キロ)
マーク・レミンガー: 174.6ポンド(79.19キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 155.3ポンド(70.44キロ)
シドニー・アウトロー: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
エレック・ペレス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ジョシュア・ヒル: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.8ポンド(66.13キロ)
ウィル・スミス: 143.7ポンド(65.18キロ)

<ライト級/5分3R>
ウラディミール・トコフ: 155.3ポンド(70.44キロ)
クリス・ゴンザレス: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ウラディスラフ・パルブチェンコ: 147.5ポンド: 149.6ポンド(67.85キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 147.8ポンド: 149.1ポンド(67.63キロ)

<147ポンド契約/5分3R>
ヴェベル・アルメイダ: 147.5ポンド(66.9キロ)
サリム・ムハイジノフ: 147.8ポンド(67.04キロ)