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【Unrivaled00】アドバンス65キロ級トーナメントは、トップゲームのケオン寿大が優勝

【写真】古巣? ゴールドジムでテイクダウンゲームから一本勝ちでトーナメントを制したケオン (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都大田区のゴールドジム・サウス東京ANEXでUNRIVALED00が開催された。

グラップリングで世界に通じる日本人選手の育成と、底辺を広げる大会という目標を掲げグランドスラムとイグルー柔術が手を取り合って行う同大会。ここではプレ旗揚げ大会ともいえる今大会で唯一組まれたトーナメント、アドバンス65キロ級決勝の模様をお届けしたい。

1回戦で大嶋聡承をストレートフットロックで秒殺した橋本敦貴と、開始直後に清水健之助をテイクダウンし、その後は9分近くをハーフのトップで守り切ったケオン寿大が決勝で対戦することとなった。

<アドバンス65キロT決勝/10分1R>
ケオン寿大(日本)
Def.by 腕ひしぎ腕固め
橋本敦貴(日本)

一瞬の引き込みから足絡ませようとする橋本に対し、足を抜いて距離を取るケオン。下で作ることなくスタンドに戻ったため橋本がマイナス2Pになることはない。立ちレスが続き。ケオンがボディロックテイクダウンを決める。

ケオンはパスができずに、立ち上がると橋本もスタンドに戻る。

他の試合では下になった選手がスタンドに戻ることなく、上攻めを続けさせると終盤にスクランブルからバックマウントで2Pを取り返すドローに持ち込むという、アンライバルド特有のポイントを使った試合を見せたこともあったが、橋本はマイナス覚悟の引き込みから足関節を狙い、ケオンがエスケープしてもハーフで下から揺さぶっていく。

結果、頭を抱えてトップからギロチンにケオンが転じ、橋本が防いで試合がここも立ち戻る。アームドラッグからトップを取る。直ぐに立ちになり、橋本は内股を防がれバックを取られ前方に崩れる。ポイントはケオンが4、橋本が-2でさらにボディロックテイクダウンを許す。

ケオンは寝技に付き合うことなく、その後もテイクダウンから橋本の足関節を防いでテイクダウンやパスで加算するとハーフから肩固めへ。

そのままマウントと肩固めの連係で16点を獲得、最後は三角マウントから腕ひしぎ腕固めを極め一本勝ちで優勝を決めた。


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