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o UFC キック ダン・イゲ

UFC on ESPN54:第7試合・ネイト・ランドワー vs. ジャマル・エマース

フェザー級

ランドワーは31歳でUFCと契約。レスリングのキャリアがあり、パンチ・カーフキックが強いフィニッシャー。3連勝・3連続フィニッシュで3連続パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得したことで、昨年6月にランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが、2Rにパンチでダウンを喫するなど打撃で劣勢となり、3Rは逃げ切りを図ったイゲを捕まえられずに判定負けでランキング入りならず。打撃の被弾が多いが打ち合っていく激闘型ファイター。35歳。

エマースはここまで負け勝ちを繰り返して3勝3敗。こちらもバックボーンはレスリングで、188cmの長いリーチを使った遠い距離からの関節蹴り・カーフキックなどの打撃や首相撲が武器。前回は右ストレートでダウンを奪ってからの鉄槌ラッシュで秒殺KO勝ちしたが、1ポンド体重オーバーしたためボーナス獲得はならなかった。34歳。

ともにランキング未満だが、フェザー級ではもう若くない30代中盤。

エマースワンルー。さらに右をもらって膝を着いたランドワー。すぐ立った。エマースパンチでガンガン出る。左がヒット。ステップインしてジャブを入れた。ワンツー。エマースの打ち終わりにランドワーも打ち返しているが、バックステップされヒットせず。ヒット数でエマースが圧倒。ランドワー詰めてパンチを出していく。下がるエマース。ランドワーパンチで出る。飛び込んでパンチ・肘を入れるエマースだが、ランドワークリンチアッパー連打。引き剥がしたエマースだが、ランドワーすぐに詰めていく。左から右ボディを入れるエマースだが、打ち終わりにランドワーもパンチを返す。エマースのパンチがヒットしているが前に出るのはランドワー。徐々にランドワーペースの乱戦になってきた。右フックがヒット。ランドワー残り30秒でアッパー!組もうとしたエマースにクリンチからのパンチを入れるとエマースダウン!鉄槌!防御できていないエマースを見てレフェリーストップ!

不器用で序盤打撃をもらいがちのランドワーだが、得意の乱戦に持ち込んで逆転KO勝ち。

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45 AB o UFC UFC Fight Night   カルロス・プラチス ダン・イゲ ホドルフォ・ヴィエイラ

『UFC Fight Night 236: Hermansson vs. Pyfer』パフォーマンスボーナス

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 UFCが『UFC Fight Night 236: Hermansson vs. Pyfer』パフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・ダン・イゲ、ホドルフォ・ヴィエイラ、カルロス・プラチス、ボグダン・グスコフ


 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN236   アンドレ・フィーリ ダン・イゲ レローン・マーフィー

【UFN236】右クロス一閃! ダン・イゲが代役フィーリを一撃でマットに沈める

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.1R2分43秒 by KO
アンドレ・フィーリ(米国)

当初はレローン・マーフィーと対戦する予定だったイゲだが、マーフィーの負傷欠場により、フィーリとの試合に臨む。サウスポーのフィーリに対し、イゲが左ジャブを突く。下がりながらローを見せるフィーリ。スイッチして左ジャブを繰り出すフィーリだが、イゲの右カーフが当たる。イゲの右ボディストレートに、フィーリが左フックを返した。フィーリがサウスポーになると、イゲが右インローを当てる。ガードを固めるイゲは、ケージ中央で右クロス一閃! この一撃でフィーリがダウンし、イゲが追撃のパウンドを決めてKO勝ちした。


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MMA o UFC アブス・マゴメドフ ダン・イゲ

UFC on ESPN52:第7試合・プナヘレ・ソリアーノ vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

ハワイアンのソリアーノはUFC3勝3敗。ローカルでは全試合1Rフィニッシュ。コンテンダーシリーズの試合のみ判定勝ちだったが、UFCでの3勝もすべてフィニッシュ勝利(うち1RKOが2回)。しかし前戦はロシアのロマン・コプィロフに強打で攻めたものの、失速し初のKO負けを喫した。レスリングと柔道でハワイの高校州王者になっている。同じハワイ出身で現在もエクストリーム・クートゥアの同門・ダン・イゲに誘われてMMAを始めた。31歳。

シュトルツフスはドイツ系アメリカ人。幼少からレスリング・タンスードーなどを学び、ルタ・リーブリと柔術で黒帯を取得。大学時代にドイツに留学し、現在もドイツ在住。コンテンダーシリーズでは、現在UFC3連勝で次にランカーと対戦する女ー・パイファーを1Rに投げた際に右肘を脱臼させてのアクシデント的なTKO勝ち。が、UFC本戦ではカイル・ドーカス、ホドウフォ・ヴィエラ、ジェラルド・マーシャートに3連敗。UFC3勝4敗のドワイト・グラントにはテイクダウンからの押さえ込みで判定勝ちしたが、前戦はロシアのアブス・マゴメドフに前蹴りを効かされ、パンチ連打でダウン→パウンドでわずか19秒でのKO負け。メインカードに組まれているものの、負けて1勝5敗になったらリリースだろう。32歳。

 

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o UFC アレックス・カサレス ダン・イゲ

UFC on ESPN+90:第8試合・ジョナサン・ピアース vs. ジョアンダーソン・ブリート

フェザー級

ピアースはUFCデビューはライト級で敗れたが、2戦目からフェザーに落としてここまで5連勝。バックボーンはレスリングで、高校時代に州で2位の実績がある。昨年12月の前戦はベテランの元ランカー・エルキンスとの対戦で、パンチでダメージを与え、KOこそできなかったものの完勝。今年5月にランキング入りをかけてブライス・ミッチェルとの試合が組まれたが負傷欠場してしまいチャンスを逃した。31歳。

ブラジルのブリートはUFCデビュー戦でビル・アルジオに判定負けした後、アンドレ・フィリ、ルーカス・アレクサンダー、ウェスティン・ウィルソンに3試合連続1Rフィニッシュ勝利。ただし、直近の2戦は試合直前に相手が欠場し、代役でのUFCデビュー戦選手との対戦。試合後にダン・イゲ、アレックス・カサレスのランカー勢との対戦をアピールしたが、同じノーランカーで連勝しているピアースとの対戦に。シュートボクセ・ジョン・エミリオ所属で、15勝のうち6KO・7一本勝ちがあるフィニッシャー。28歳。

すぐにタックルに入ったピアース。ブリートギロチンに抱えたが、ケージに押し込まれる。差し返したブリートが入れ替えると逆にタックル。リフトしてテイクダウン。バックに回ったが、足のフックがなく前に落とされた。ピアースがサイドで固める。ハーフにしたブリート。ケージを使って立つとまた押し込んでテイクダウン狙い。離れ際に右をヒットさせた。詰めるブリート。ピアースケージ際をサークリングしていたがタックルに。受け止めたブリートにボディロックからテイクダウンを狙う。残り1分。押し込みながら膝を入れるピアース。投げを狙ったが潰されて引き込みに。そこから腕十字。クラッチして防いだブリートがパウンド。今度は三角。リフトして外したブリート。ピアース起き上がりレッスルアップから立つ。離れ際にパンチを入れた。ホーン。

1Rはややピアース。

2R。ピアースすぐシングルレッグに入りテイクダウン。パスを狙うがブリートはガードに戻す。ケージに頭を押し込みパウンドを入れるピアース。亀になり立とうとするブリート。立ち際にボディロックからテイクダウンを狙うピアースだが、ブリートニンジャチョーク!倒れ込んで絞めるとピアースタップ!

ピアース、フェザー級初黒星で5連勝がストップ。

ブリートは一瞬の隙をついてのフィニッシュで4連勝。

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o UFC アレックス・カサレス アーノルド・アレン キック ギガ・チカゼ ジョシュ・エメット ダン・イゲ ドン・シェイニス

UFC on ESPN+88:メインイベント・ソディック・ユサフ vs. エドソン・バルボーザ

フェザー級。ユサフ11位、バルボーザ13位。

ナイジェリア出身のユサフは初メイン。UFCデビューから4連勝し、同じくUFCデビューから7連勝しているアーノルド・アレンとのUFC無敗対決が組まれたが、1Rにアレンのパンチでぐらつき、2R以降はテイクダウンは取られなかったものの、タックルからケージに押し込まれる展開で僅差の判定負けを喫してUFC初黒星。その後、ランク外で5連勝していたアレックス・カサレスとの対戦では打撃で上回る判定勝ち。前戦はギガ・チカゼとの対戦だったが、チカゼ欠場により直前の代役としてUFCデビュー戦のドン・シェイニス戦に変更となり、1Rギロチンで楽勝。ここまでUFC6勝1敗だが、ランカー相手の勝利は当時15位のカサレス戦のみ。ナイジェリアでは一夫多妻制の家に生まれ、4人の母親と15人の兄弟がいる。30歳。

ストライカーのバルボーザはライト級でランキングにまで入ったが、上位ランカー相手には分が悪く、フェザーに落とすも、当初はフェザー級にアジャストできず、ダン・イゲ、ギガ・チカゼ、ブライス・ミッチェルらに敗戦。シェイン・バーゴスにKO勝ちして一桁ランカーとなっていたが、じわじわ下がってきている。前回はランク外のビリー・クアランティーロ相手に久々に良い打撃を見せ、タックルに合わせたヒザで1RKO勝ちした。ようやく体や戦い方がフェザー級にアジャストしてきたのかもしれないが、もう37歳で、ランカーではジョシュ・エメットに次ぐ2番目の年長。

パンチで序盤から出ていくユサフ。打たれて下がるバルボーザ。右をもらった。ミドルを入れたバルボーザだが、また右をもらいダウン!すぐに立って距離を取るバルボーザだが、すぐに追っていくユサフ。右をもらいぐらついているバルボーザ。グロッキー。ふらつきながら距離を取るバルボーザだが、追っていくユサフが右を入れる。首相撲に捕らえるユサフ。肘。ユサフボディロックからテイクダウン。ガードを取るバルボーザだがインサイドから肘を入れるユサフ。下から足をすくったバルボーザだが、ユサフ上をキープ。肘。またガードに戻すバルボーザ。クローズの足を割ってハーフにしたユサフが肘・パウンド。残り1分。パウンド・鉄槌。バルボーザ足関。しかし外れて足を抜かれる。ユサフ上から鉄槌。ホーン。

1Rユサフ。10-8あってもおかしくない。

2R。バルボーザロー。しかしふらつき気味でダメージが抜けていない。また距離が近くなった。ジャブを入れるユサフ。バルボーザボディからバックスピンキック。クリンチしてケージに押し込むユサフ。離れたバルボーザ。ジャブで出るユサフ。ユサフ首相撲。ボディを入れたバルボーザだがケージに押し込んだユサフ。膝の打ち合い。引き剥がしたバルボーザ。ユサフの右フックがヒット。バルボーザ左ボディ。ユサフちょっとペースが落ちたか。手を出し続けるバルボーザ。右がヒット。ケージに詰めてきた。左ボディを入れるバルボーザ。スピードがなくなってきたユサフ。ケージまで下がらせて前蹴りを入れるバルボーザ。バルボーザ左右のボディ。左ミドル。ホーン。

2Rはややバルボーザ。ユサフスタミナ切れか、1Rにスタミナを使ったのであえて休んだのか。

3R。ユサフまた出てきた。バルボーザ左ボディ。首相撲に捕らえるユサフをケージに押し込む。離れた。左ボディ。強烈。しかしユサフ出ていく。ケージに押し込むバルボーザ。離れた。動きは落ちているバルボーザだが、まだパンチの威力は健在。左ボディ。ユサフは手数が減った。バルボーザが詰める。ケージを背負わせてワンツー。左ボディをさかんに打ち込む。そして左ミドル。手数で押されているユサフ。手数で負けているユサフ。ようやく前に出てきた。しかしバルボーザのボディをもらい止められる。バルボーザバックスピンキック。かすめるようにヒットし効いた!バックに回ったバルボーザがパウンド。立とうとしたユサフをまた寝かせて殴る。ユサフなんとか立った。スタンドバックでホーン。

3Rバルボーザ。

4R。ユサフ回復したか。ジャブで出るが、バルボーザもジャブを返す。左ミドル。ユサフのジャブをブロックしつつ、左ボディを入れたバルボーザ。ユサフ首相撲。バルボーザケージまで押し込んだ。離れる。バルボーザワンツー。ユサフタックル。切られた。バルボーザも性もうしているが、ジャブを足し続ける。そして左ミドル。ケージに詰めたバルボーザ。左アッパー。ユサフもパンチを返した。四つに組んだユサフがケージに押し込むが、バルボーザ引き剥がした。残り1分。ユサフ左右のボディ。左ミドルを入れたバルボーザ。さらに左右のパンチ。ホーン。

4Rもバルボーザ。

5R。ジャブの刺し合い。ヒットするのはバルボーザ。右がヒット。首相撲にt五ラ得たユサフに左右のパンチを入れる。離れた。右ボディから左フック。ジャブ。バックスピンキックをボディに入れた。右ボディから左フック。手数で押す。常に先手を取るバルボーザ。ユサフも返しているが手数では負けている。右ボディから左、さらに左ボディ。バルボーザ四つからテイクダウン。ユサフケージまで移動して立ったが消耗している。ケージに押し込むバルボーザ。押し込みながら膝を入れるとまた外掛けテイクダウン。ユサフ立ったがスタンドバック。最後にまたテイクダウン。タイムアップ。

バルボーザ、最後は組みの引き出しも開けて総力戦で戦いきった。

49-46、48-46、48-46の3-0でバルボーザ勝利!

1RはKO寸前だったが、そこから良く蘇った。

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MMA MMAPLANET o UFN UFN228 キック ダン・イゲ ブライス・ミッチェル

【UFN228】イゲのパンチで流血も、ミッチェルがTD&コントロールで3-0判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
ダン・イゲ(米国)

サウスポーのミッチェルが距離を詰める。イゲは左ジャブ、ミッチェルが右サイドキックを繰り出す。イゲが右ストレートで飛び込み、さらに左フックがミッチェルの顔面を捕えた。フェイントからワンツー、左フック、スイッチして左ストレートとイゲがパンチで攻める。ミッチェルのシングルレッグを切ったイゲが足を抜いてスタンドに戻った。イゲのパンチを受けてミッチェルの鼻の辺りから出血が見られる。ミッチェルは前後のステップから左ストレートを見せたあと、シングルレッグで入った。ダブルレッグに切り替えてドライブするも、バックを狙われたイゲが立ち上がって離れる。

ミッチェルがイゲの左フックをかわし、再びシングルレッグで組みつく。そしてバックを狙いながらボディロックでイゲに背中を着かせた。マウントを奪ったミッチェルは右腕を差し入れて肩固めを狙うかと思われたが、反転して逃れようとするイゲにパウンドを落としていった。

2R、イゲがプレスをかける。ガードを固めながら左ジャブを当てたイゲが、左右フックを振りながら前に出た。ここでもカウンターで組みついたミッチェルがダブルレッグでケージに押し込んでいくも、イゲが体勢を入れ替えて来ると、ミッチェルが離れる。イゲはサウスポーにスイッチして左スイングをミッチェルの顔面に叩き込む。ミッチェルの右目が大きく腫れあがり、ドクターチェックが入った。再開後、イゲがボディロックからグラウンドに持ち込む。ミッチェルはハーフガードから戻し、さらに亀になりながら立ち上がる。

スタンドに戻るとイゲのプレスが続く。ミッチェルもシングルレッグで飛び込むも、テイクダウンを奪うことができない。しかしここでイゲが左を放ったところにボディロックで組みつき、小外刈りでクリーンテイクダウンに成功する。起き上がるイゲのバックを奪ったミッチェルが、右足を差し入れつつ右手を首に回していく。さらにバックマウントを奪取し、イゲの体を伸ばした。仰向けになったイゲに対し、ミッチェルが肩固めで絞め上げていくも、極まりは浅いか。ミッチェルはクラッチを解いてパンチを浴びせた。

最終回、開始直前にドクターチェックは入る。ミッチェルの右目は完全にふさがっている―――。ラウンドが始まると、ミッチェルが左ミドルからニータップで組みつき、逃げるイゲのバックへ。イゲがトップに回るもミッチェルは足を離さず、四の字フックで固めた。クラッチを外そうとするイゲからマウントを奪ったミッチェルに対し、イゲは背中を見せて立ち上がる。しかし付いていったミッチェルはバックをキープし、左右の足をかけて揺さぶる。イゲがスイッチしようとすると、ミッチェルがリフトしてグラウンドに持ち込む。イゲはスクランブルへ。ミッチェルはイゲの左腕をキムラで抱えている。腕を抜いたイゲがミッチェルの両足を畳んでマウントを狙い、ミッチェルが背中を向けたところで試合終了のホーンが鳴った。

右目が腫れながらもテイクダウン&グラウンドコントロールで優位に立ったミッチェルが、ユナニマス判定勝利を収めた。


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MMA o ONE UFC UFC Fight Night YouTube   ダン・イゲ ブライアン・バトル ブライス・ミッチェル マテウス・ガムロ

『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』前日計量動画

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MAIN CARD (ESPN+, 7 p.m. ET)

・Rafael Fiziev (156) vs. Mateusz Gamrot (156)
・Dan Ige (146) vs. Bryce Mitchell (146)
・Marina Rodriguez (116) vs. Michelle Waterson-Gomez (115.5)
・Bryan Battle (171) vs. A.J. Fletcher (170.5)
・Charles Jourdain (145.5) vs. Ricardo Ramos (146)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 4 p.m. ET)

・Dan Argueta (136) vs. Miles Johns (136)
・Andre Fialho (171) vs. Tim Means (171)
・Cody Brundage (185) vs. Jacob Malkoun (186)
・Jake Collier (256.5) vs. Mohammed Usman (237)
・Hannah Goldy (115.5) vs. Mizuki Inoue (115.5)
・Montserrat Rendon (135) vs. Tamires Vidal (134)

 『UFC Fight Night 228: Fiziev vs. Gamrot』前日計量結果。全員パスしています。






 前日計量&フェイスオフ動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ハファエル・フィジエフ vs. マテウス・ガムロはフィジエフ支持9人、ガムロ支持2人。

・ブライス・ミッチェル vs. ダン・イゲはミッチェル支持9人、イゲ支持2人。

・マリーナ・ロドリゲス vs. ミッシェル・ウォーターソンは11人全員ロドリゲス支持、

・ブライアン・バトル vs. A.J.フレッチャーは11人全員バトル支持。

・ヒカルド・ハモス vs. チャールズ・ジョーデインはハモス支持6人、ジョーデイン支持5人。続きを読む・・・
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AJ・フレッチャー MMA MMAPLANET o ROAD FC UFC UFN UFN228   アンドレ・フィアーリョ キック クレベル・コイケ ゲイリー・トノン シャルル・ジョーダン ジェイリン・ターナー ジャスティン・ゲイジー ダニエル・アルゲータ ダン・イゲ ティム・ミーンズ ハナ・ゴールディ ブライアン・バトル ブライス・ミッチェル ベニール・ダリューシュ ボクシング マテウス・ガムロ マンスール・ベルナウイ ミッシェレ・ウォーターソン モハメド・ウスマン ライカ ラファエル・フィジエフ ルンピニー 魅津希

【UFN228】展望──世界最高峰の異種格闘技戦。打=ラファエル・フィジエフ✖組=マテウス・ガムロ

【写真】UFCで戦うストライカー、そしてグラップラーがどういうストライカーであり、グラップラーなのか堪能して震えたい (C) Zuffa/UFC

23日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC ApexにてUFN228:UFN on ESPN+86「Fiziev vs Gamrot」が行われる。
Text by Isamu Horiuchi

その名称の通り、本大会のメインはライト級6位のラファエル・フィジエフと7位のマテウス・ガムロによるサバイバル戦だ。


フィジエフはカザフスタン生まれで、育ちはキルギス。現在は父親の地であるアゼルバイジャン国籍を有すストライカーだ。そのキルギスで11歳の頃からはじめたムエタイで国際的な活躍を見せ、2017年にはバンコクのムエタイエクストリーム大会にて、当時ルンピニースタジアムスーパーウェルター級王座を返上したばかりのヨドパヤック・シッソンピーノンからKO勝利を収めるなどの実績を挙げている。

同時に韓国のRoad FCなどMMAでも活躍し、プロ5戦全勝の戦績をもって2019年からUFC参戦。初戦は敗れたもののその後連勝を重ね、昨年9月には元ライト級王者のハファエル・ドス・アンジョスと5R戦で対決、最終Rに左フックをスマッシュヒットさせてKO勝利を挙げた。

続いて今年3月には当時ランキング3位のジャスティン・ゲイジーと3R戦で激突。事前の期待を裏切らないMMA最高レベルの打撃戦にて序盤は互角以上に渡り合ったものの、最終Rに失速してジャブやアッパーを被弾、0-2で惜敗している。

対するガムロはポーランド出身のグラップラー。10歳の頃に始めたレスリングではポーランドのジュニアナショナルチームの一員として国際的に活躍し、2012年にMMAデビュー。2016年5月にはフランスの寝技師マンスール・ベルナウイを倒してプロ11戦無敗のままKSWライト級王座に就いた。

(C)KSW

2018年12月にはクレベル・コイケとのフェザー級王座決定戦に臨み、クレベルの下からの仕掛けを完封して判定勝利して二冠王に輝いている。

ちなみにグラップリングにおいてもADCCヨーロッパ大会では複数回優勝を果たし、2019年にはADCC世界大会にも出場するも、初戦で3位入賞したゲイリー・トノンにチョークで敗れている。

KSWでノーマン・パークとの因縁に蹴りをつけ、コロナ禍の2020年10月からUFCに参戦開始。フィジエフと初戦は惜敗したもののその後連勝を重ねてランキング入りし、昨年10月の6位のベニール・ダリューシュ戦に臨んだ。1Rはポジションが目まぐるしく入れ替わるハイレベルグラップリング戦にて優位に立ったガムロだが、2Rから戦法を変えたダリーシュにテイクダウンを切られ、3Rに左ストレートでダウンを奪われ判定0-3で敗れた。

ガムロはその後、今年3月には僅か10日前のオファーを受けてランキング10位のジェイリン・ターナー戦に望んだ。ライト級屈指の長身ストライカーの繰り出す打撃を捌いてテイクダウンを何度も決め、2-1と判定は割れはしたもの実質完勝した。

現在ちょうど似たような立場にある──ともにランキングを上げてきたところで、上位勢の壁に跳ね返されてからの復活を狙う──両者の対決のきっかけは、実はSNS上で生まれている。5月末にフィジエフがツイッター(現X)上にて「8月に俺のダンスパートナーになるやつはいないか?」と英語で投稿したところ、それに真っ先に反応して「9月に5Rでやろう」と書いたのがガムロだったのだ。

フィジエフも早速応じて「9月でもいいぞ、兄弟よ。でも俺は3Rで疲れてしまうんだ。なぜ5Rを望む? 俺たちは友人だろ?」とユーモアある返答を返す。そこでガムロは「俺たち2人はメインイベント(=5R制)に出る資格があるし、ファンも25分間テクニカルヴァイオレンスを楽しむ資格があるじゃないか」と返し、熱心なファンたちが喜ぶ中で両者の対戦の機運が盛り上がり、実現に至ったのだ。

中央アジアと東欧出身の両者が、SNSで互いに母国語ではない英語を用いて対戦の契機を作ってしまうところに、21世紀のMMAの現実がある。ちなみにフィジエフの投稿に対して、実は以前フィジエフに敗れたヘナート・モイカノも「ぜひリマッチをやりたい」と反応をしたのだが、フィジエフがこちらに興味を示すことはなかった……。

そんな両者の対決は、誰もが考えるように典型的な「ストライカー対グラップラー」の構図となるのか。つまり、重心が低く腰の重いストライカー、フィジエフの強烈な打撃をガムロがいかにかいくぐってテイクダウンに入るか、逆に強力なレスリング系グラップラー、ガムロの多彩かつ執拗なテイクダウンをフィジエフがいかに凌いでスタンド戦に持ち込むかが鍵となる。

実際フィジエフも「この試合で、ガムロのようなエリートレスラーのテイクダウンを自分が止められるのかどうか、ぜひ知りたいと思う。今回のキャンプの焦点もそこに置いたよ。さらに、もし100回倒されても、101回立ち上がることをテーマとしてやってきたよ」と、──よく考えると立ち上がる回数は1回余計に多いのだが──力強いコメントをしている。

その際特に注目したいのは、フィジエフの蹴りの使い方だ。卓越したスピードを活かし左右からの強力な打撃を繰り出すフィジエフだが、特にオーソドックスからの右足の蹴りはミドル、ハイ、前蹴りとどれも抜群のキレを誇り予測が困難だ。これを警戒してガードが下がり気味となった相手に放つ左フックの威力は凄まじく、モイカノやドス・アンジョスを1発で沈めている。

前回のターナー戦では蹴りのタイミングを見切ってのテイクダウンを見事に決めたガムロ。パンチからテイクダウンにつなげる動きも得意としており、「フィジエフとの打撃の交換も恐れない」と自信をのぞかせている。

グラップリングMMAから、KSW後期にはジャブを多用するタッチキックボクシング的なMMAにスタイルチェンジをし、UFCでは原点回帰といえるグラップル勝負に戻ったガムロは、組むと見せて間合いを外す術も有している。とはいえ、フィジエフの蹴りはこれまで戦ってきたどの相手によりもはるかに速く鋭く強烈だ。そんなフィジエフの蹴りにいかに対処するのか、着目したい。

もう一つのポイントは、上述のSNSでのやりとりでも触れられていた通りフィジエフのスタミナだ。瞬発系ストライカーのフィジエフは、はじめての5R戦となったドス・アンジョス戦では4Rに動きが落ち、それまでは許さなかったテイクダウンを取られる場面があった。

5R早々に凄まじい爆発力を発揮して圧巻のKO勝利を収めたものの、もし最終R中盤まで試合がもつれ込んだ時、同じ動きができたかは分からない。そして前戦でのゲイジー戦でも、フィジエフは最終3Rに失速。それまでもらわなかったパンチを被弾し、最後は焦って前に出て強引に振った左フックをゲイジーに見切られてテイクダウンを許したことで、──実際にはきわめて接戦だったものの──「完敗」という印象を大きくしてしまった。

対するガムロはスタミナに絶対の自信を持ち、そのテイクダウン力は試合後半においても簡単には落ちないと見ていいだろう。切られても執拗に手を変え、品を変えテイクダウンを試み、組み伏せるのがその真骨頂だ。試合が長引いてフィジエフのスピードが落ちてくれば、それだけガムロが自分の得意なフィールド=グラウンドに試合を持ち込むチャンスは大きくなる。

また、フィジエフが蹴りを警戒させてのパンチを得意とするように、ガムロもテイクダウンを警戒させての強烈な右の一撃を持っている。

もっともフィジエフもそのへんは百も承知のはず。「前回のゲイジー戦では、自分の感情をコントロールすることを学んだよ。あの試合では、ファンをもっと沸かせたいという気持ちに任せて戦ってしまった」と語るフィジエフは、より冷静かつ計算づくに、そしてスタミナにも留意してガムロを攻略しにかかることだろう。

極上のストライカーとグラップラーの両者によるMMAならではの──最高峰のせめぎ合いを堪能したい。

■視聴方法(予定)
9月24日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN228対戦カード

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(アゼルバイジャン)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル(米国)
ダン・イゲ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ロドリゲス(ブラジル)
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル(米国)
AJ・フレッチャー(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ヒカルド・ラモス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マイルス・ジョンズ(米国)
ダニエル・アルゲータ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
コディ・ブランデージ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・コレアー(米国)
モハメド・ウスマン(ナイジェリア)

<女子ストロー級/5分3R>
井上魅津希(日本)
ハナ・ゴールディ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
モンセラート・レンドン(メキシコ)
タミレス・ヴィダウ(ブラジル)

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o UFC アイリーン・アルダナ ダン・イゲ モフサル・エフロエフ ライアン・ホール

UFC on ESPN50:第9試合・ディエゴ・ロペス vs. ギャビン・タッカー

フェザー級

ロペスのUFC2戦目。今年5月に直前の代役でUFCとの契約を果たし、いきなりランキング10位のモフサル・エフロエフ相手に1R腕十字を極めかけ、3R終了間際には膝十字でこれもほぼ完全な形に入り追い込んだことで評価が上がった。メキシコ在住のブラジル人で、自身が経営するジムには6月にやはり代役で女子バンタム級タイトルに挑戦することになったアイリーン・アルダナもいる。28歳。

迎え撃つカナダのタッカーはUFC4勝2敗。柔術黒帯のグラップラーで、UFCでもチョークで2度勝利している。3連勝中だった前戦は、ライアン・ホールの代役としてランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが、わずか22秒でKO負けしてしまった。その後2度組まれた試合をいずれも欠場し、2年5ヶ月ぶりの試合となる。37歳。

ローを入れたタッカーだがローブローに。タイムストップ。再開。タッカーシングルレッグ。ロペス飛びつき三角で引き込んだ!肘を極めに行く。首を抜こうとするタッカーだががっちりクラッチして極めるロペス。そのまま後方に回転しつつ腕を逆向きに反らせるとタッカータップ!

久々の復帰戦とはいえ、4勝2敗のグラップラーから瞬時に極めてみせた。前戦の高評価に応える快勝。