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【BRAVE CF52】カザフの前にイタリア=ミラノ大会。アブゥラギモフとマカエフが揃い踏み

【写真】バンタムかフェザーか、要注目のマカエフだ (C)BAVE CF

22日(火・現地時間)、21日(月・同)にカザフスタンのマルマトゥイで8月に大会を開くことをアナウンスしたばかりのBRAVE CFが、同じ8月の1日(日・同)にイタリアはミラノでBRAVE CF52の開催を発表し、翌23日(水・同)と合わせて6人の出場選手が明らかとされている。

22日にアブドゥル・アブゥラギモフ、モチャメド・マカエフ、エンリコ・コルテーズの3選手、23日はエリアス・ブグズダム、ヴァレリウ・ミウチャ、デクラン・ダルトンの3人と計6人のファイターの参戦が確認されるなか、注目はアブゥラギモフとマカエフか。



現スーパーウェルター級王者=ヨルダンのライオンことジャラ・フセイン・アルシラウィと1勝1敗、元ウェルター級王者のアブゥラギモフはキャリア12勝1敗で唯一の敗北がエルシラウィに喫したものだ。

フランス国籍を持ち、ナント在住のダゲスタン人はレスリング&コントロールに加え、サブミッションに優れたファイターだ。

一方、マカエフはオーストリア在住のチェチェン人ファイターで、デビュー以来9連勝で上昇一途にある。ボクシング&テイクダウンを得意としたマカエフは、上背は決して高くなくフェザー級からバンタム級への転向も視野に入れている。

フェザー級はバッバ・ジェンキンス、バンタム級はスティーブン・ローマンがそれぞれPFLとONEに転出した今、マカエフは両階級のトップコンテンダーといえる。

2017年にBRAVE CFにとって初の王者(※フェザー級)となったブグズダムは、UAE Warriorsから砂漠を移動し、カムバックを果たす。

現時点でイタリア人ファイターはコルテーズ、イタリア在住のモルドバ人選手ミウチャがミラノ大会でケージに足を踏み入れるが、BRAVE CF46で期待新鋭ベルナルド・ソバイにスプリット判定勝ちの番狂わせを起こしたフランチェスコ・ヌッツィの出場はぜひ実現させてほしいところだ。

なお今大会はイタリアのザ・ゴールデン・ケージとの共催で英国、ルーマニア、スロヴェニア、スウェーデン、ロシア、そしてベラルーシに続き、欧州では7カ国目の開催となる。

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Brave CF44 other MMA アブドゥル・アブゥラギモフ アミン・アユブ クレイトン・シウバ ジョン・ブレウィン ブログ ルイス・グリスマン ロランド・ディ

【Brave CF44】11月も2連戦、第一弾でライト級タイトルマッチにウェルター、ライト級の注目株ズラリ

【写真】多彩なのは挑戦者のアユブ。それでいて勝負強さは王者クレイトン・シウバか (C)BRAVE CF

9月24日から3週連続でバーレーンはリファーのパーレーン・ナショナル・スタジアムでイベントを開催したBrave CFが11月5日(木・現地時間)と12日(木・同)に同所でBrave CF44 & 45を開催する。

現時点で45大会のカードは発表されていないが、44大会は4試合がアナウンスされておりメインでBrave CFライト級選手権試合=王者クレイトン・シウバ✖挑戦者アミン・アユブが組まれた。


昨年8月に前王者ルアン・サンチアゴとの同朋対決をRNCで勝利してベルトを巻いたシウバは、3月28日に先日のUFN180でマテウス・ガムロを下し、UFC初陣を飾ったグラム・クタテラデスと初防戦を行う予定だったが、クタテラデスが欠場となり前王者とのリマッチに変更された。しかし、同大会はコロナ・パンデミックと中止となり、シウバにとっては7カ月遅れの初防衛戦となる。

挑戦者のアユブは今では活動停止したUAEベースのデザート・フォース及びレバノンがホームのPhoenix FCからUAEW、そしてBrave CFと中東MMAプロモーションと欧州ででキャリアを積んできたフランス人選手だ。キャリアは14勝4敗で、UAEWではウェルター級王者になっている。

現在6連勝中と好調をキープしており、打撃・テイクダウン・寝技とどこでも勝負できる。そんなアユブは打撃では右オーバーハンド、ボディストレート、テイクダウンはベリー・トゥ・ベリー、寝技ではゴゴプラッタ、肩固め、RNC、腕関節と多彩な攻めを持っている。

対して王者シウバは、185センチ以上の長身で胴も長く、一部のブラジル人選手に見られる何もかも長いブラジリアン体形といる。リーチの長さをパウンド、そして絞めに生かし、消耗性にも強いチャンピオン。拮抗した勝負で流れを引き寄せると、パウンドから絞め一気に試合を終わらせることができる。アユブとしては攻めるチャンスは序盤からあるが、そこから一方的に支配するか、勝負を決めなければ反撃に移ってからのシウバは強さが増している。5Rの長丁場でスタミナ配分か、全開ファイトを展開するかも勝負の分かれ目となるだろう。

今大会では元ウェルター級王者アブドゥル・アブゥラギモフが80キロ契約で、7勝1敗&6連勝中のルイス・グリスマンと対戦する。

コロナ禍での活動再開後の第2ステージ=スウェーデン・ラウンドで共に一本勝ちを収めている両者、勝った方がミドル級との2冠を目指す王者ジャラ・フセイン・アルシラウィへの挑戦が近づくことは間違いない。

さらにニュージーランドのジョン・ブレウィン✖フィリピンのロランド・ディ=ライト級戦、キャリア唯一の敗北がUFCで大いに名前を挙げたカムザット・チマエフ戦という南アフリカ人選手のミズワンディレ・ハロンワが、オーストリアのドミニク・ショバーとマッチアップされたミドル級戦が現在決まっている。

現状、UFCへ選手に送り出す一方で、プロモーション内での覇権争いもブラジル、欧州・中東、アフリカ、そしてアジアにオセニアが加わり、激しさを増す一方のBrave CF。国際戦の多さはUFCに次ぎ、ONEに匹敵すると言っても過言でない中東のMMAプロモーション──11月の2連戦も見逃せない。

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Brave CF38 Other MMA Result アブドゥル・アブゥラギモフ エリン・アーベリ ブノワ・サンドニ ブログ ベルナルド・ソバイ

【Brave CF38】試合結果 アブゥラギモフ圧巻。サンドニ、アーベリ&ソパイ──気になる新鋭ゾロゾロ

【写真】クォーターネルソンでセットアップし、ダースを極めたアブゥドラギモフ(C)BRAVE CF

8日(土・現地時間)、スウェーデンのストックホルムでBrave CF3連戦の2大会目=Brave CF38が行われた。

メインで前Brave CFウェルター級王者アブドゥル・アブゥラギモフが、カール・ブースを一蹴し最近を飾った。

今大会ではフランスのブノワ・サンドニ、女子ではスウェーデンのエリン・アーベリなど、新しい力が確実に力をつけていることが確認できた。

なかでもまだまだ粗いがライオンキングの異名を取る19歳のアルバニア人ファイター=ベルナルド・ソパイなど、今後が非常に楽しみだ。

Brave CF38
<175ポンド契約/5分3R>
○アブドゥル・アブゥラギモフ(ロシア)1R4分20秒
ダースチョーク
詳細はコチラ
×カール・ブース(英国)
<ウェルター級/5分3R>
○ブノワ・サンドニ(フランス)2R1分49秒
KO
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×マリオ・サイード(英国)
<バンタム級/5分3R>
○ベルナルド・ソパイ(アルバニア)3R
判定
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×タリク・イスマイル(カナダ)
<165ポンド契約/5分3R>
○イッサ・イサコフ(ベルギー)3R
判定
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×ジャミル・チャン(オランダ)
<56キロ契約/5分3R>
○エリン・アーベリ(スウェーデン)3R
判定
詳細はコチラ
×マーリン・ヘルマンソン(スウェーデン)
<74キロ契約/5分3R>
○ダーヴィド・ヤーコブソン(スウェーデン)3R
判定
×ディルムロド・モブロノフ(スウェーデン)
<72キロ契約/5分3R>
○ロバート・ニストロム(スウェーデン)1R4分46秒
ギロチンチョーク
×ヨアキム・ヤンコビッチ(ノルウェー)
<バンタム級/5分3R>
○ジョニー・トーマ(スウェーデン)3R
判定
×モヘブ・アジジ(スウェーデン)
<68キロ契約/5分3R>
○PK・ザデー(英国)3R
判定
×ワイ・イッド(スウェーデン)
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Brave CF38 other MMA Report アブドゥル・アブゥラギモフ ブログ

【Brave CF38】アブドゥル・アブゥラギモフ、ダースチョークでブースから一本勝ち=復活V

<175ポンド契約/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ(ロシア)
Def.1R4分20秒by ダースチョーク
カール・ブース(英国)

関節蹴りを繰り返すアブゥラギモフが、右ハイを蹴っていく。さらにサイドキックのフェイクから一気に距離を詰めてダブルレッグ、スラムでテイクダウンを奪う。ハーフから足を抜き、サイドで抑えたアブゥラギモフが右の細かいパンチを顔面に入れる。アブゥラギモフはクルスフィックスに移行しパンチを連打すると、ブリッジでエスケープを図ったブースからマウントを奪う。

馬乗りでもパンチを落とすアブゥラギモフだったが、ブースが肩ブリッジでリバーサル。腕狙いを察知してポスチャー、ここからガードを抜いていこうとしたブースに対し、アブゥラギモフは下からの肩固め&ロール、ヘッドロックで上を取り返す。足を戻したブースが左腕を差すと、アブゥラギモフがダースチョークで一気にタップを奪った。

「試合前の方がストレスがあったけど、試合が始まるとリラックスできた。次の試合? チームで話し合って決める。今は今日の勝利を喜んでいたい。ちょっと時間を取って家族と過ごしたい」とアブゥラギモフは話した。


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Brave CF38 other MMA Preview アブドゥル・アブゥラギモフ イッサ・イサコフ ジャミル・チャン ブログ

【Brave CF38】本戦開始まで5時間。ファイトアイランド出場へのベルト奪回へ、アブゥラギモフ出場

【写真】上段左がメインで戦うブース(左)とアブゥラギモフ 。右セミのブノワ・サンドニ(右)✖マリオ・スピード。下段は左の写真がイッサ・イサコフ(右)でジャミル・チャン、右側が女子戦出場のマーリン・ヘルマンソン(右)とエリン・アーベリの計量時のフェイスオフと正面写真だ(C)ACA

8日(土・現地時間)、Brave CFのスウェーデン・ストックホルム3連戦の中日= Brave CF38が行われる。


地元のブルドック・ファイトナイトと共同プロモーションでアマチュア・マッチと、メインのプロファイト5試合で構成された今大会。Braveの仕切りとなる5試合に出場するスウェーデン人ファイターは僅か2人──女子マッチのマーリン・ヘルマンソン✖エリン・アーベリのみだ。彼女以外の4試合で戦う8名はロシア、英国✖2、フランス、ベルギー、オランダとカナダ、そしてストックホルム在住のアルバニア人ファイターだ。

オランダから参戦するジャミル・チャンはTUF22出演もUFCと契約ならず、その後はBellatorのイタリア大会と米本土のテキサスで2戦し、白星はなくブレイブに新天地を求めた。しかし、現状は1勝3敗──3連敗中ながら、コロナ禍で復活のチャンスを得たことになる。

対するイッサ・イサコフはIMMAFで長らく戦い、アマで15勝5敗の戦績を残しプロデビュー。モンテネグロとドイツのローカルショーを経てブレイブと契約し2戦目を迎える。

メインでカール・ブースと対戦するアブドゥル・アブゥラギモフは前Brave CFウェルター級王者。ジャラ・フセイン・アルシラウィに挑戦してチャンピオンベルトを巻いたが、ダイレクトリマッチとなった初防衛戦でプロ初黒星を喫して、王座を失った。余談だが、王者アルシラウィは4月に今やUFCで大いに注目を浴びているカムザット・チマエフの挑戦を受ける予定だった。

その前王者アブゥラギモフはロシア人ながらブルガリアン・トップチーム所属でテイクダウンを最大の武器としているファイターだ。打撃では回転系を含めた蹴りも見せるが、それほど高い圧力を持つものではないが、今やUFCファイトアイランド大会へのチケットとなりうるブレイブのベルトを取り戻すために負けられないブース戦となる。

■Brave CF38対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ(ロシア)
カール・ブース(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ブノワ・サンドニ(フランス)
マリオ・スピード(英国)

<165ポンド契約/5分3R>
イッサ・イサコフ(ベルギー)
ジャミル・チャン(オランダ)

<女子フライ級/5分3R>
マーリン・ヘルマンソン(スウェーデン)
エリン・アーベリ(スウェーデン)

<バンタム級/5分3R>
ベルナルド・ソパイ(アルバニア)
タリク・イスマイル(カナダ)