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K-1 o UFC キック ジョシュ・フレムド

UFC294:第5試合・アブー・アツァイター vs. セドリケス・ドゥマス

ミドル級。

2018年にUFCデビューしたアツァイターだが、ブランクが長く、その後は2021年3月に試合したのみで、まだ3戦目。弟のオットマンUFCファイターだが、後にデビューした弟はすでに4戦している。地元ドイツ大会でのデビュー戦は打撃で上回り判定勝ちしたが、2戦目はUFC0勝3敗1NCのマルク・アンドレ・バリオー相手に序盤は優勢だったが、アグレッシブに攻めすぎて失速。最後はマウント・バックマウントで殴られ続けて残り5秒でKO負け。キックがバックボーンで、K-1ヨーロッパ王者の肩書がある。37歳。

ドゥマスは今年UFCデビューして1勝1敗。無敗でコンテンダーシリーズに出場し、秒殺一本勝ちしたが、UFC初戦はUFC0勝2敗のジョシュ・フレムドのギロチンで一本負け。UFCの洗礼を浴びた。2戦目の前回はコーディ・ブランデージと対戦し、ギロチンで引き込み、下になると何もせず抱えるだけというブランデージの勝利放棄ムーブに助けられて判定勝ち。リーチが200cmもある。28歳。

大アブーコール。右を打ち込みながら足を取ってテイクダウン。パウンドを入れる。立って離れるドゥマスを追っていくが、ドゥマスが組み止めてテイクダウン。ハーフ。押さえ込みながらパウンド・ボディに膝を入れていく。アツァイター下で固められたまま、細かいパンチを打ち返すのみ。固めて殴り続けるドゥマス。ホーン。

1Rドゥマス。

2R。やや疲れが見えるアツァイター。リーチに勝るドゥマスが遠い間合いからロー。左右のフックを入れるアツァイター。ジャブを入れるドゥマス。アツァイター詰めて大振りのパンチ。しかし間合いが遠い。ニータップしながら右の連打を入れたアツァイター。間合いに入らないまま残り1分。しかし遠い間合いはドゥマス有利。飛び込むところを狙っているドゥマス。ドゥマスのローをキャッチしてテイクダウンしたアツァイターがバックからパウンド連打。前転して足関を狙ったドゥマスだが、つかめず立った。さらにパンチを入れるアツァイター。ホーン。

2Rアツァイター。

3R。ローを入れるドゥマス。しかしキャッチされているため、思い切って打てないか。アツァイターがローを入れる。ドゥマスのタックルを切ってパンチを入れるアツァイターだが、髪を掴んでいたということで注意が入る。再開。ドゥマスの左がヒット。一瞬効いたアツァイター。ジャブの刺し合い。また遠い間合いから打撃を入れていくドゥマス。パンチ4連打を入れたアツァイター。ドゥマス詰めるが手が出ない。両者間合いの外から手を出す。アツァイターのタックル。切ったドゥマスが右ハイをヒットさせたがタイムアップ。

3R、手数はアツァイター、しかしパンチで効かせた場面があったのはドゥマス。

三者29-28でドゥマス勝利。

2R以降は両者踏み込めないまま終わった。

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MMA MMAPLANET o UFN UFN227 キック ジョシュ・フレムド ロマン・コピロフ

【UFN227】コピロフ、左ミドルを効かせて最後は左ボディでKO勝利

<ミドル級/5分3R>
ロマン・コピロフ(ロシア)
Def.2R4分44秒by TKO
ジョシュ・フレムド(米国)

サウスポーのコピロフが右アウトのカーフキック。フレムドもインロー・右ミドルを返す。左ストレート・左フックを打つコピロフ。フレムドが右の前蹴り・インローを蹴れば、コピロフも左ミドルを蹴り、左ストレートからパンチをまとめる。

フレムドがシングルレッグに入ると、コピロフはケージを背にしてディフェンス。試合がスタンドに戻ると左ストレートから右フック、左ミドルを当てる。

再びフレムドがシングルでテイクダウンを狙うが、コピロフは倒れない。コピロフがスピニングバックフィスト、左ミドルを当ててラウンドを終えた。

2R、コピロフが左ボディストレート、右アッパーから左ストレート。フレムドは右フックからシングルに入るが距離が遠い。コピロフは右アウトロー、フレムドが2度目のシングルレッグに入るが、ここもテイクダウンできない。

スタンドの攻防ではコピロフが左ハイキック・左ストレートを当て、フレムドが前に出てくるところに右フックを合わせる。

さらにコピロフは左ストレートから右ボディ、右アッパーから左ストレート、左ミドル・左ハイと畳みかけ、最後は強烈な左ボディストレートでフレムドを悶絶させた。


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