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【LFA182】キルクリフの注目株マッキー&ブロックフースら出場──も、体重超過連続

【写真】全12試合中4試合で計量失敗。メインカードは3試合がキャッチ戦で、メインもヘルナンデス(右)の体重オーバーで137契約に(C)MMAPLANET

26日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで既に開催中のLFA182「McKee vs Hernandez」。メインカード開始まで1時間となった同大会は、北米#01フィーダーショーのこれから、ステップアップ前の助走に入っている注目選手たちが多く出場している。
Text by Manabu Takashima

今大会が実施されているサンフォード・ペンタゴンは、その名が示す通りキルクリフFCの以前にヘンリー・フーフト率いるMMAプロ集団のネイミングライツを有してた米国トップ医療企業=サンフォードが有する会場だ。

今もフーフトとサンフォードは親密な真柄で、メインに出場するミッチェル・マッキー、メインカードオープニング出場のマイケル・ブロックフースらのように同ジム所属の若い選手に試合機会を与える場にもなっている。


今回がMMA二戦目のブロックフースはミネソタ大レスリング部時代の2023年にオールアメリカンに輝いたレスラーで、昨年8月のプロ初陣はBellator298のプレリミでエリ・メフォードを初回でパウンドアウトしている。

一方のマッキーはプロ5戦中4試合をLFAで戦っており、LFAでは1敗のホセ・ヘルナンデスを相手にインパクトのある勝ち方をしてタイトル戦線に名乗り出たいファイトとなる。

彼ら以外でもブラジルのミシェル・リマと対戦するハセイン・シェイカモフ、セドリック・ガニソンと相対するニキータ・クルシンなどロシア勢にも注目だ。ACAから転じてきたジェイカモフ、既にLFAで2勝を挙げているクルシン──彼らの狙いはコンテンダーシリーズか。

そのコンテンダーシリーズに出場経験があるフライ級のネイト・スミスは、CSでジミー・フリックスに敗れ、再起戦がLFAフライ級王座決定戦でも現UFCファイターのビクター・アルタミラノに下るなど、悪夢の4連敗を乗り越えLFAに戻ってきた。最高峰に向けてウィニングトラックを再び走る出すことができるのか。スミスにとって試金石となるクリスチャン・イナストリア戦だ。

日本では当然、名の知られたファイターとはいえないからこそ、北米の現実が見えてくる──そんなLFA182だが、前日計量でミスをした選手が連続してしまった。

まずメインで出場のヘルナンデスが2ポンド・オーバー、シェイカモフは何と4.4ポンドも体重超過、さらにスミスも1.6ポンド・オーバーしており、メインカードだけでも3試合がキャッチウエイト戦となっている。

■視聴方法(予定)
4月27日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ LFA182メイン対戦カード

<137ポンド契約/5分3R>
ミッチェル・マッキー(米国)
ホセ・ヘルナンデス(米国)

<144.4ポンド契約/5分3R>
ハセイン・シェイカモフ(ロシア)
ミシェル・リマ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ニキータ・クルシン(ロシア)
セドリック・ガニソン(米国)

<126.6 ポンド契約/5分3R>
ネイト・スミス(米国)
クリスチャン・イナストリア(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハリス・タルンジッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)
ケース・ドーソン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ブロックフース(米国)
ジョナサン・グリフィン(米国)

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45 AB ABEMA BELLATOR MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN46 UFC イスラム・マカチェフ ウスマン・ヌルマゴメドフ ブラックパンサー・ベイノア ブログ 井上雄策

【RIZIN46】井上雄策と対戦、ヌルマゴ精神注入のベイノア「押忍のMMAを楽しみにしてください!」

【写真】 ヌルマゴに教えられた強さの神髄を戦いのなかで魅せることができるか(C)TAKUMI NAKAMURA

29日(月・祝)、東京都江東区の有明アリーナで開催されるRIZIN46で、“ブラックパンサー”ベイノアが井上雄策と対戦する。
Text by Takmumi Nakamura

2022年大晦日の宇佐美正パトリック戦でKO負けを喫したベイノアは単身渡米し、約1年間AKAで武者修行を行った。AKAではカビブ・ヌルマゴメドフ、イスラム・マカチェフ、ウスマン・ヌルマゴメドフらとも練習を共にし、積極的に柔術の試合にもチャレンジした。RIZIN神戸大会でのカード発表時には、失笑に終わった「格闘技は押忍です」という言葉。そこには深い意味があることをこのインタビューを通して知っていただきたい。


――まずはベイノア選手、米国武者修行おつかれさまでした。今回のインタビューでは米国での練習について聞かせていただきたいと思います。改めてこのタイミングで長期的な米国武者修行を行った理由を聞かせてもらえますか。

「一昨年の大晦日に宇佐美(正パトリック)選手にKO負けして『このままやっていても変わらない』という感じがあって、一度しっかり自分のMMAを作りこみたいと思って、米国で練習しようと思いました。米国でも色々な選択肢もあったんですけど、同じ階級で一番強い選手たちがいるところに行こうと思ってAKAを選んで、どうせ行くなら1~2カ月とかじゃなくてどっぷり入り浸ってやろうと思いました」

――ここ数戦は外からベイノア選手の試合を見ていて、なかなか自分を作り込めないままリングに上がっていたように感じていました。試合をするうえで迷いもあったのですか。

「ありましたね。当時の発言を見てもそうなんですけど『寝技がいい感じになってきた』と言ったり『空手ばっかりやっています』と言ったり、自分自身がブレていました。結局僕のバックボーンは空手で、それが強みであることには変わりないですし、今の競技化されたMMAの中で生きていくためには、もっともっと知っておかなければいけないことがある。自分のMMAのスタイルを確立させるためにもAKAで武者修行しようと思いましたね」

――改めてMMAを一から学ばなければいけないということですか。

「そうですね。もちろん日本でもちゃんとMMAを指導してもらえるジムは沢山あると思いますが、僕の場合は練習だけに集中したくて。だったら日本を離れて米国までいっちゃえば、練習せざるをえないじゃないですか。そういう環境に自分の身を置きたいという考えもありました」

――AKAはレスリングベースの選手が多い印象ですが、あえてそういったジムを選んだのですか。

「あまりジムのスタイルは気にしていませんでしたが、やっぱりAKAの選手はレスリングや組みが強いですよね。で、レスリング上がりの選手でも打撃が強いんですよ。ケイン・ヴェラスケス、ダニエル・コーミエ、ダゲスタン勢もそうですけど…みんなレスリング上がりとは思えない打撃スキルを持っているし、全てにおいて(AKAが)いいなと思いました」

――現地での大まかなトレーニングスケジュールを教えてもらえますか。

「朝9時から11時までプロ練をやって、一度帰宅して、夕方から3~4時間練習して、1日2回ですね。プロ練は日によってメニューが違っていて、火がレスリング、水金が打撃、木がグラップリング、試合前の選手はケージがある場所に移動してスパーリングですね。夕方からの練習は選手それぞれ自由にやっていて、僕は一般会員もいるクラスに参加させてもらったりしていました。

道場あるあるだと思うんですけど、プロじゃないのにやたら組み技だけ強い一般のおじさんとかいるんですよ(笑)。そういう人と練習したり、コーチにミットを持ってもらったり、仲間と集まってドリルをやったり、試合前の選手がいたら息上げ系のメニューもやったりしていました」

――練習メニューについてはいかがでしょうか。

「やっぱりドリルが多いですね。日本ではスパー中心で勢いでやっちゃっていたところがあったのですが、ドリルで技術を教えてもらうと、こんなにMMAは幅広いものなんだなと思い知らされました。打撃の練習もMMAを意識したものなので純粋な打撃とは違いましたね」

――全てがMMAを意識したものになっているんですね。

「そうです。しかも色んな形のドリルをやるので『試合になったらこういうシチュエーションあるな』みたいなことがたくさんあるんです。AKAには10年近く在籍して、今でもMMAを学び続けている選手もいるので、MMAは永遠にやることがあるんだなと思います」

――AKAではどういうメンバーが中心で練習を行っていたのですか。

「ハビア・メンデスがいるときはハビアが中心で、ハビアの息子が柔術のコーチなんですよ。あとはケインがずっとジムにいて、たまにコーミエが来て…という感じですね」

――そうそうたる面々にMMAのイロハを教わったのですね。

「あとはトップ選手の練習姿勢ですよね。カビブ・ヌルマゴメドフ、イスラム・マカチェフ(UFC世界ライト級王者)、ウスマン・ヌルマゴメドフ(Bellator世界ライト級王者)…彼らと一緒に練習していると、練習への取り組み方が刺激になって勉強になりました」

――SNSでカビブが若い選手たちに「プロで成功したかったら練習を休むな」と説教する動画が話題になりましたが、実際にそういう雰囲気なのですか。

「思いっきりそうですね。ある意味日本的というか、けっこう押忍系なんですよ」

――自由に練習するイメージの米国人とは違いますね。

「まさにタゲスタン勢はアメリカン・スタイルと押忍スタイルを融合していて、両方の良いところを取り入れている感じです。本当にカビブがいるとジムの空気が変わるんですよ。しかもハビブ自身、周りを煽りながら自分も動いて追い込むんですよ」

――カビブがそれだけやっていたら選手たちは休めないですよね。

「強さの神髄はエネルギッシュにどん欲に格闘技のことだけを考える。カビブも『練習に来るときは試合と同じように体調を整えてこい。練習以外の時間は寝て休んでコンディションを整えろ。それが出来ないなら練習に来るな』って言うんです。だから格闘技ってこういうこと、押忍だよなというのを思い出しました。RIZIN神戸大会と『格闘技は押忍です』と挨拶して、会場は『何言ってんだ?こいつ』みたいになっていましたが、そういうことなんですよ」

――なるほど。「格闘技は押忍です」の深い意味があることが分かりました。でも……ここまで説明しないと伝わらないですよ(笑)!

「失礼しました(笑)」

――現地では柔術の大会にも出場して優勝していましたよね。

「はい。試合経験が大事だと思って、自分で大会にエントリーして、一般の人と同じように参加費を払って出ました。ハビア・メンデスも言っていましたけど『UFCと契約するような選手は別だけど、そうじゃない選手はどんどん試合に出ろ』と。カビブもUFCに出る前は自分で調べて、サンボとか組み技の大会にも散々出ていたそうなんです。組み技の試合に出ることは練習の一環ですよね。だからニュースになった大会以外にも結構出ていました」

――そうした米国修行を経て戻ってきたベイノア選手が、どう変わったのか楽しみです。

「やっと僕のMMAを見せられるかなと思います。AKAでも僕の空手を活かすような指導をしてもらったので」

――「これがベイノアのMMAだ!」というスタイルが出来てきましたか。

「出来上がってきています。だからもう迷うことはないです。押忍のMMAを楽しみにしてください!」

■視聴方法(予定)
4月29日(月・祝)
午後4時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

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AB BELLATOR o PFL RIZIN キック ドゥグラス・リマ ロレンツ・ラーキン

PFL2024#3:メインイベント・アンドレイ・コレシュコフ vs. マゴメド・ウマラトフ

ウェルター級リーグ戦。メインはロシア人ファイター対決。

元Bellator王者コレシュコフ。最終的なランキングは3位。2012年からBellatorに参戦し、ウェルター級トーナメントで優勝。当時王者のベン・アレクセンと対戦したが4RKO負け。2014年のウェルター級トーナメントでも優勝すると、翌年に当時王者のドゥグラス・リマに勝ってタイトルを獲得。しかしリマッチでKO負けすると、2018年のウェルター級GP一回戦でのリマとの3度目の対戦でもチョークで一本負け。翌年ロレンツ・ラーキンにスプリット判定負けしたが、昨年のRIZINとの合同興行で行われたラーキンとの再戦ではスプリット判定勝ちしている。33歳。

ウマラトフは2022年のPFLでは予選2戦目から参戦し、1RKOして6点で決勝トーナメントに進出したが、ロシアのウクライナ侵攻によりイギリス入国のビザが降りず、決勝トーナメントを棄権。昨年は予選から2連勝で決勝トーナメント進出を決めたが、決勝トーナメントはまたも棄権となった。そのため、優勝経験はないが、ここまで14戦全勝で無敗。14勝中、11KOのストライカー。32歳。

カーフを蹴るコレシュコフ。コレシュコフのバックスピンキックに合わせて組み付いてスタンドバックを取るウマラトフ。コレシュコフがバックのウマラトフに肘を入れてしまい注意される。テイクダウンを狙うがこらえるコレシュコフ。反転して正対した。四つからテイクダウンしたウマラトフ。寝かせた。コレシュコフラバーガード。オモプラッタ。時間がかかったが、回転して外したウマラトフ。またコレシュコフのガードに。またラバー。ウマラトフ左足を超えてハーフに。パウンド。ゴング。

1Rウマラトフ。

2R。パンチを打ち込まれ効いたコレシュコフ。膝を着く。殴るウマラトフだが、はいはいしながら組み付こうとするコレシュコフ。ケージに押し込む。立ってスタンドに。組み付いていくコレシュコフ。ウマラトフ四つから外掛けテイクダウン。サイド。ガードに戻したコレシュコフ。しかしまたサイドに出るウマラトフ。ケージ際まで移動したコレシュコフのバックを狙う。ハーフバックから再び上になりレッグマウントに。立とうとするコレシュコフを立たせない。ケージを蹴って亀になったコレシュコフ。ウマラトフバックに。立ったコレシュコフだがまた倒された。また立ってようやく正対したコレシュコフ。しかし組み勝っているのはウマラトフ。離れた。カーフを蹴るがウマラトフ飛び膝。ワンツー。コレシュコフもパンチで出る。ウマラトフが組み付いたところでゴング。

2Rウマラトフ。

3R。距離を取るウマラトフ。コレシュコフの飛び膝。しかしパンチで止めたウマラトフががぶるとバックに回る。コレシュコフ立った。スクランブルでガードに戻した。三角・腕十字を狙ったが防がれた。またハーフにしたウマラトフ。パウンド。コツコツ鉄槌&パウンド。立とうとしたコレシュコフ。バックに回るウマラトフ。正対したコレシュコフだがまた下に。消耗しているウマラトフ、もはや判定勝ち狙い。コレシュコフも下から殴る。密着コツコツ合戦でタイムアップ。

三者29-28でウマラトフ勝利。3点獲得。

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AB BELLATOR o PFL UFC アダム・ボリッチ アーロン・ピコ ガブリエル・ブラガ ヘスス・ピネド マルロン・モラエス

PFL2024#3:セミファイナル・ブレンダン・ラウネーン vs. ペドロ・カルヴァーリョ

フェザー級リーグ戦。

ラウネーンは一昨年トーナメントを制して100万ドルを獲得。昨年も出場し、初戦マルロン・モラエスに2RKO勝ちで5点獲得し暫定1位となったが、2戦目でヘスス・ピネドにまさかの1RKO負けで予選敗退。ピネドはその勢いで昨年優勝している。2012年のTUF Smashesに出場したが、優勝したノーマン・パークに敗れ敗退。TUF後にUFCで行われたワンマッチでも敗れてUFCとの契約はならなかった。34歳。

ポルトガルカルバーリョはBellatorで6勝5敗。最終ランキングは6位。昨年は先月パトリシオのタイトルに挑戦したジェレミーケネディに判定負け、9月にアーロン・ピコに1RKO負けで連敗中。28歳。

オッズでは大差でラウネーンがフェイバリット。

右を入れたラウネーン。お互いスイッチ。左ミドルを入れたカルヴァーリョ。ラウネーンの右がヒットしカルヴァーリョ一瞬動きが止まる。また右が入りカルヴァーリョ尻もちダウン!ラウネーンパウンド!膝を着いて立とうとするカルヴァーリョだが動きが鈍い。そこにパンチを入れる。下から足首を掴んで倒したカルヴァーリョだが、カルヴァーリョの動きを見てレフェリーストップ。

カルヴァーリョがアンクルピックで倒そうとしたところで止めたので、ストップのタイミングとしては疑問符がつく。会場もブーイング。ラウネーン本人にはなんの責任もないが。

ラウネーン1RKOで6点獲得。

  1. ラウネーン・6点
  2. ガブリエル・ブラガ・6点
  3. ティムール・シズリエフ・3点
  4. アダム・ボリッチ・3点
  5. カイ・カマカ3世・3点
  6. バッバ・ジェンキンス・0点
  7. エンリケ・バルゾラ・0点
  8. ブレット・ジョーンズ・0点
  9. ジャスティン・ゴンザレス・0点
  10. ペドロ・カルヴァーリョ・0点

1位ラウネーン、2位ブラガとPFLファイナリスト2名がいずれも1Rフィニッシュで現時点でトップ。3~5位のBellator勢はいずれも判定勝ち。

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BELLATOR MMA o PFL UFC アレクセイ・クンチェンコ キック マイケル・ペイジ

PFL2024#3:第10試合・ローガン・ストーリー vs. シャミル・ムサエフ

ウェルター級リーグ戦。

元Bellator暫定王者のストーリー。最終ランキングは2位で、PFL出場ウェルター級選手では最上位。レスリングではNCAAディヴィジョン1で3位。Bellatorで育成されたが、ヤロスラフ・アモソフに判定負けでMMA初黒星。その後王者となったアモソフがロシアのウクライナ侵攻に伴い活動休止すると、22年5月にマイケル・ペイジと暫定王座決定戦で対戦。ペイジをテイクダウンで封じ込んで判定勝ちし、暫定王座を獲得した。しかし昨年2月のアモソフとの統一戦では判定負けしている。17勝中9KOで一本勝ちはなし。31歳。

ロシアのムサエフは今年のレギュラーシーズンで数少ない新規契約組。M-1チャレンジで5戦全勝すると、ポーランドのKSWに主戦場を移し、そこでも3勝0敗1分け。前戦はロシアのRCCで、UFCで岡見にも勝っているアレクセイ・クンチェンコと対戦し、1RKOしている。16勝0敗1分けで、16勝中9KO勝ち。30歳。

前に出ていくストーリー。ムサエフサークリングで距離を取る。ケージに詰めてタックルに入るストーリー。ボディロック。ケージでこらえるムサエフ。外掛けでテイクダウンを狙うが倒せず。ムサエフ腰が重い。差し返して押し返す。離れたストーリー。すぐに詰めていくが、ジャブをヒットさせるムサエフ。またケージに詰めてパンチを入れるストーリー。右を打ちながら出る。ケージを背負い続けているムサエフ。右フックを出したストーリーにジャブを入れるムサエフ。なおも詰めるストーリー。左をヒット。ムサエフバックスピンキック。ボディに入りスリップダウンしたストーリー。距離を詰めるムサエフにタックル。切られた。ムサエフボディ。パンチをヒットさせる。ストーリーちょっと打撃をもらっていたがまた出ていく。が、ジャブをもらい止まった。下がったところにワンツーを入れるムサエフ。ケージを背負って止まったストーリーにパンチのラッシュからヒザ!なんとかガードしてしのぐストーリー。パンチをもらって片膝を着いたストーリーだがゴング。

1Rムサエフ。ヤロスラフ・アモソフにしか負けていないストーリーを1R終盤は圧倒。

2R。あえて前に出てきたストーリーだがムサエフのパンチを貰いダウン!ムサエフパウンド!背中を向けて立とうとしたストーリーの脇の下からアッパーを打ち込むと意識が飛んでKO!

メジャーデビュー戦となるムサエフ、元Bellator暫定王者を2RKOし5点獲得。一気に今大会台風の目に。

Bellatorサイドのトップ選手だったストーリーだがまさかのKO負け。決勝進出以前に、まず2ヶ月後の2戦目に出場できるのかどうか。

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BELLATOR o PFL アーロン・ピコ

PFL2024#3:第9試合・ガブリエル・ブラガ vs. ジャスティン・ゴンザレス

フェザー級リーグ戦。

ブラガは昨年の準優勝。昨年チャレンジャーシリーズに出場して勝利し本戦出場。予選で連勝して勝ち上がると、決勝は予選で判定勝ちしたピネドとの再戦となり、3Rにパンチのラッシュを浴びてKO負け。Bellatorとの対抗戦では、代役として父の元チームメイトで幼少期より面識のあるパトリシオとの対戦が発表となったが、1月にコーチでもある父がブラジルで殺害されたショックから立ち直り試合に向かおうとするも、練習や減量すべてで亡き父のことを思い出さずにはいられず、パトリシオ戦発表前の時点ですでに引退を表明していたとのこと。結局試合は消滅となったが、なぜか引退せずPFL本戦に出場する。25歳。

ゴンザレスはBellator3勝3敗。最終ランキングは8位。同じリーグ戦に出るカイ・カマカ3世には判定勝ちしたが、アーロン・ピコ、マッズ・バーネル、ティムール・シズリエフには判定負け。32歳。

前蹴りで牽制するブラガ。距離を取り様子見しているゴンザレス。詰めたブラガにゴンザレスタックル。受け止めて引き剥がしたブラガ。ジャブから右フックを出したゴンザレス。右ボディ。ゴンザレスパンチからタックルへ。ボディロック。膝をついたブラガ。ケージ際でパンチを入れるゴンザレス。投げて寝かせようとする。バックキープしながらヒザを入れるゴンザレス。耐えているブラガだが時間が過ぎていく。立とうとしたが、すぐ投げで膝を着くブラガ。残り50秒で立って離れた。詰めるブラガ。パンチを出していくブラガがワンツー。ケージに詰めて左フックがヒット!頭からマットに崩れたゴンザレス。レフェリー即ストップ!

ブラガ打撃の距離が合わない様子でずっと劣勢だったが、終盤の左フック一発でKO勝ち。フェザー級で初フィニッシュし、6ポイント獲得で現時点で1位に。現在の得点状況だと、この1勝で決勝トーナメント進出が濃厚に。

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック バッバ・ジェンキンス

【PFL2024#03】PFL初参戦の元Bellator勢、カマカ3世がジェンキンスをパンチで削りユナニマス判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バッバ・ジェンキンス(米国)

サウスポーのジェンキンスが左ハイ、左ストレートを放つ。オーソドックスにスイッチしてシングルレッグで組むも、これはカマカがカットした。スタンドに戻ったジェンキンスはサウスポーに戻す。カマカが右ローを散らすと、ジェンキンスはまたもシングルレッグで入るも倒せず。左ミドルを打ち込んで下がったジェンキンスに対し、カマカが右を入れる。ジェンキンスの左がカマカの顔面を捕らえた。ローの打ち合いからジェンキンスは左ミドル、左ボディストレートへ。組んだジェンキンスは、離れ際に左ヒザを突き上げる。ケージ中央でカマカが右ハイを見せた。

カマカの右ストレートをかわしたジェンキンスはカカトへのシングルレッグに入るも、これはカマカがすぐに足を抜く。カマカは右ミドルをブロックされたあと、細かく右ローを打つ。ジェンキンスの右フックも当たる。カマカは左ジャブを突き刺し、右インロー。カマカの右ボディストレートの打ち終わりに、ジェンキンスが左ストレートを合わせる。カマカの左フックをかわしてバランスを崩したジェンキンスがマットに手を着く。残り10秒でジェンキンスが距離を詰めていった。

2R、ジェンキンスが頭を下げて右ジャブを突く。左ミドル、左カーフキックと蹴りを散らすジェンキンスに対し、カマカもパンチで捌いて距離を取る。カマカが右ミドル、ジェンキンスが左インローを見せる。ジェンキンスがカマカの打ち終わりに左ミドル、左ストレートを合わせていく。しかしカマカもジェンキンスの右ジャブに対して、右ショートを当てた。ジェンキンスはシングルレッグからドライブし、ケージ際でバックへ。ここはカマカが離れた。ケージ中央の接近戦でヒザを突き上げる両者。距離ができるとカマカのショートパンチが当たる。

シングルレッグを切られたカマカはワンツーを伸ばす。このラウンドは前に出続けるジェンキンス。カマカが足を滑らせると、ジェンキンスがシングルレッグからバックに回る。バックマウントを奪われたカマカが立ち上がり、RNCを狙うジェンキンスを振り落とした。パンチを受けるジェンキンスがスクランブルに持ち込もうとしたが、カマカが立ち上がって離れる。ケージ中央で組み合った両者は、残り10秒を打ち合いで終えた。

最終回、打撃の交換からケージ中央でジェンキンスが飛び込み、ボディロックでグラウンドに持ち込む。しかしカマカがすぐに立ち上がった。スタンドに戻ると打ち合いでジェンキンスの右フック、カマカの右ストレートがクリーンヒットする。ジェンキンスはテイクダウンを狙うが、カマカがカットした。なおもテイクダウンを仕掛けるジェンキンスが、ケージ際でシングルレッグで組むもカマカが差し返してケージに押し込む。離れるとカマカの右ストレートがヒットする。さらにカマカの左フックを受けたジェンキンスが足を滑らせてしまう。

明らかに動きが落ちたジェンキンスの顔面を、カマカの右ストレートが捕らえる。距離を取ってサークリングするカマカに、ジェンキンスが組みつくも潰されてる。ジェンキンスは引き込みからシングルレッグで組む。さらにアンクルピックに切り替えてカマカに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けたカマカは、両足を挟まれながらタイムアップまで凌いだ。

PFLがBellatorを買収したことで、カイ・カマカ3世も2024年シーズンに参加。元Bellatorファイターであり、PFL上位常連のジェンキンスを下して3Pを獲得した。


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BELLATOR MMA o PFL キック マイケル・ペイジ

PFL2024#3:第8試合・ゴイチ・ヤマウチ vs. ネイマン・グレイシー

ウェルター級リーグ戦。Bellator時代の2022年に対戦した両者のリマッチがなぜかPFLで組まれた。

当初フェザー級だったゴイチは減量が厳しくなりライト→ウェルターと転向。しかし178cmはウェルター級では相当小柄で、ウェルターだと体も絞りきれていないように見える。ウェルターで2連勝後、昨年3月にマイケル・ペイジと対戦したが、ローキック一発でゴイチの膝が外れTKO負け。多分にアクシデント的な決着ではあったが。今回はそれ以来の試合。31歳。

ネイマンはエリオの兄カーロスの息子・ホブソンの娘カーラ・グレイシー柔術8段のマーシオ・スタンボウスキーの間に生まれた子で、物心付く前から柔術を始めた。柔術の実績は茶帯で世界選手権3位、黒帯ではノーギ世界選手権で3位。柔術MMAは叔父ヘンゾ・グレイシーの元で学んでいる。WSOFでデビュー後はBellatorで育成されるが、デビューから8戦まではプロテクトされており、明らかに格下相手との対戦のみ。9戦目のウェルター級GP一回戦からの戦績は4勝4敗。典型的柔術家で、テイクダウンできれば強いが、テイクダウンを奪えないレスラー相手だとタックルを切られてジリ貧になる。35歳。

1度目の対戦は、序盤からゴイチがパンチを効かせる展開で、寝技には付き合わず、ネイマンがパンチで出ようとしたところにアッパーを打ち込み、ダウン後のパウンドでゴイチがKO勝ちした。ネイマンにとってはキャリア唯一のフィニッシュ負けとなる。

やはり腹周りが太めのヤマウチ。パンチからネイマンの蹴りをキャッチしたが放した。ネイマンが組みに行くが、ヤマウチケージに押し込む。パンチを入れて離れたヤマウチ。プレスするヤマウチ。ヒザを入れたネイマンがテイクダウンしたが、グラウンドには行かず立たせた。ワンツーを入れるヤマウチ。ネイマンもらった。ケージ際をサークリング。タックルを受け止めるヤマウチ。ネイマンまたタックルに入るが距離が遠く切られた。ヤマウチクリンチアッパー。ネイマン飛びつき腕十字。しかし肘を抜いて離れたヤマウチ。左が入るネイマンダウン気味に倒れた。残り1分。ヤマウチまたグラウンドに付き合わず立たせた。パンチで出たネイマンだがヤマウチの左フックがヒット。タックルを切る。ゴング。

1Rヤマウチ。前回同様、打撃のレベルに差がある。

2R。詰めていくヤマウチ。ネイマン下がってサークリング。打撃もタックルも防がれて手詰まりになってきた。詰めてパンチを入れるヤマウチ。ネイマンが組もうとすると引き剥がす。バックキックを見せたネイマン。ヤマウチもバックキックを出したがキャッチされた。テイクダウンしてグラウンドに持ち込もうとしたネイマンだが、ヤマウチすぐに立って離れた。スタンド。カーフキック。ジャブ。ネイマンもカーフ。ネイマンクリンチアッパー。強いパンチを入れたが、ヤマウチが出るとまたサークリングして下がる。残り1分。右を一発当てたネイマン。詰めてきたヤマウチ。ワンツーがヒット。距離を取り離れるネイマン。ゴング。

2Rヒット数の差はそこまでないが、ヤマウチのラウンドか。

3R。また詰めるヤマウチ。ネイマンのタックルを首を抱えてがぶるが放す。ヤマウチ詰めてパンチの連打をヒット。ネイマンの蹴り足をキャッチ。振りほどいたネイマン。詰めていくヤマウチ。ネイマンタックルも切られる。ネイマン右をヒット。前蹴り。キャッチしてそのまま右を入れたヤマウチ。飛び込んだところで組もうとしたネイマンだが組めず。タックルに入ったネイマン。受け止めたヤマウチだが引き込んだネイマン。ヤマウチハーフで枕を取って押さえ込む。パウンドを入れるヤマウチ。ハーフで固めた。会場はブーイング。ネイマン下で動かず。勝っていると思っているわけではないだろうが…。タイムアップ。

29-28×3でヤマウチ勝利。2Rはネイマンだったが、基本的にはヤマウチペースのまま判定勝ち。3ポイント獲得。

本人が望んだかどうかわからないリベンジ戦だったが、前回と同じように打撃で押されてグラウンドに付き合ってもらえない展開で判定負け。

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PFL2024#3:第7試合・バッバ・ジェンキンス vs. カイ・カマカ3世

フェザー級リーグ戦。

ジェンキンスは2021年からPFLに参戦し、ベスト4→準優勝→ベスト4と、予選リーグでは6戦全勝で毎年決勝トーナメントに進んでいるものの、100万ドルは獲得出来ていない。エリートレスラーで、もともとBellatorの育成マッチでキャリアを積んでいた。Bellatorでは8勝3敗で、ジョージ・カラカニヤンには2度対戦しどちらも1Rフィニッシュ負け。フェザー級時代のゴイチ・ヤマウチに勝ったこともある。36歳。

ハワイのカマカはBellator最終ランキング9位。PFLウェルター級で2度優勝しているレイ・クーパー3世のいとこ。レスリングがバックボーン。Bellatorハワイ大会の前座で2勝した後UFCと契約したが、初戦KO勝ちの後2連敗し、契約最終戦となる4戦目はドロー。再契約せずFAとなり、2021年から再びBellatorに出場している。再契約後のBellatorではジャスティン・ゴンザレスに敗れたのみで4勝1敗。29歳。

ジェンキンス左ミドル。パンチからタックル。シングルレッグを狙ったが切ったカマカ。また左ミドルを入れるジェンキンス。またタックルに入るが切ったカマカ。また左ミドルを入れるジェンキンス。ジャブから左を入れたジェンキンス。左ハイ。左ボディ。ギリギリの距離でプレッシャーをかけ、カマカのパンチの打ち終わりに打ち返していくジェンキンス。左がヒット。カマカも打ち返す。ジェンキンスタックル。切ったカマカ。ワンツーを入れたジェンキンス。釜かもミドルを返す。残り1分。飛び込んだジェンキンスだがスリップ?バランスを崩した。ゴング。

1R打撃のヒット数は互角。ややジェンキンスのラウンドか。リプレイで見ると終盤ジェンキンスがバランスを崩した際にカマカのパンチがヒットしており、ダウンと見ればカマカのラウンドになるかもしれない。

2R。圧を強めるジェンキンス。カマカも打撃を入れていく。ジェンキンスのジャブにワンツーを返す。ジェンキンスタックル。初めてテイクダウン成功。すぐ立つカマカのバックに回る。クラッチを切って離れたカマカ。ジャブから組み付いたカマカ。ヒザの打ち合い。ジェンキンスのパンチの打ち終わりに右をヒット。さらにボディを入れたカマカ。打撃でややカマカが圧し気味に。右。ヒザがヒット。ジェンキンス被弾が増えてきた。しかし詰めるジェンキンス。アンクルピックで倒したバックに回る。残り1分半。ハーフバック。背負って立つカマカ。反転して落としたカマカ。パウンド。離れてスタンドに戻した。ジェンキンス打撃で出る。四つに組んだカマカ。ヒザを入れるジェンキンス。ゴング。

2R打撃でやや押したカマカのラウンド。

3R。ボディを打つカマカ。ジェンキンスタックルで飛び込みテイクダウン。しかしカマカ立って放した。ジェンキンス強打で出るが、カマカもパンチを返す。カマカの右がヒット。さらに左が入りジェンキンス膝を着いた。タックルにつなげてごまかしたジェンキンス。カマカ切って離れた。右を上げるカマカ。ジェンキンス効いた。カマカ飛び膝。しかしキャッチして組み付いたジェンキンス。カマカ右を差して防ぐとアッパーを入れて離れた。ジェンキンスふらつき気味だがパンチで出る。タックルに入るが切られた。消耗しているジェンキンス。カマカのパンチがヒット。ジェンキンスも打ち合うがちょっと力がない。ジェンキンスタックル。シングルレッグ。足首にしがみついてテイクダウンを狙う。そのままバックに回る。レッグマウントでホールドするが、しがみついているだけ。カマカ殴っていく。時間がない。残りわずかでコツコツパウンドを入れるジェンキンス。タイムアップ。

AIスコアは1Rジェンキンス、2R・3Rカマカ。

判定29-28×3でカマカ勝利!3点獲得。

フェザー級は3戦連続の3ポイント。

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RIZIN.47:6月9日代々木大会で堀口vsセルジオ・ペティスがバンタム級で対決。クレベルvsアーチュレッタ、ダウトベックvs関鉄矢も決定。

堀口 vs. ペティスは21年12月にBellatorで当時バンタム級王者だったペティスに堀口が挑んだ試合の再戦。前回は4Rにペティスがハイキック空振りからのバックブローで逆転KO勝ちした。

バンタム級なのは、堀口自身が「無理してフライ級に落とさせてペティスとやるくらいなら、負けたバンタム級でどうせならやった方がいいじゃないか」と考えていたからとのこと。とはいえ、前回はペティスのホームであるアメリカで、5分5Rで、ケージでユニファイドルール。ペティスはこれまでアメリカと自身のルーツであるメキシコでしか戦っておらず、初の海外での試合となる。ルールもRIZINルール・リング開催ですべてペティスにとって初。何から何まで条件が違うので、体重についてもこだわらなくて良かったのでは。とはいえペティスは以前のインタビューでは今はもうフライ級に落とすことができるかわからないとも言っており、フライ級では試合がまとまらないので階級については譲ったのかもしれない。

気になるのは堀口が希望しているUFCとの契約について。堀口の実績・実力については申し分なく、UFCが今さら「ペティスにリベンジしないと契約しない」とは言わないだろう。かといって、年齢的にもペティスに連敗したらUFC復帰は絶望的になるのでは。UFC復帰という点から見たらリスクしかない試合。ベストウェイトのフライ級での負けなら諦めもつくが、相手に合わせたバンタムで負けて夢が潰えるのは悔やみきれない。逆に考えると、この時期にリスクしかない試合を組むということは、UFCとストレートに再契約するのは難しいということなのかもしれない。

クレベルと対戦するアーチュレッタは、前回体重オーバーした理由を「腸に菌が感染して体調が悪かったため」と語っていたが、今回から階級転向。これまでフィジカルの優位を活かしてきた部分があったが、階級を上げてどこまで通用するか。また、アーチュレッタはBellatorとの契約ではなく、RIZINと直接契約とのこと。どの程度独占的なものかはわからないが(BellatorやPFLで急遽代役オファーが来た場合、RIZINとの契約を破棄できるのかどうか、とか)、PFLに買収されBellatorのイベント開催数が少ない現在では、RIZINの方が試合の機会は多いかもしれない。

また、1月のTOPBRIGHTSで松嶋こよみをKOしたカルシャガ・ダウトベック5年半ぶりにRIZIN参戦。関鉄矢と対戦するカードも発表されている。