4戦4勝負け無しの18歳有望株
ご報告になります!
— 秋元強真 (@Kyoma_mma) March 25, 2024
この度パラエストラ柏から
JAPAN TOP TEAMに移籍する事になりました!
ここから更に強くなって必ずDEEPだけじゃなく上の団体でもチャンピオンになります!
ここまで育ててくれた鶴屋先生、パラエストラの皆さん本当にありがとうございました!
#秋元強真 #JAPANTOPTEAM pic.twitter.com/U2Oj8q7k0j
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ご報告になります!
— 秋元強真 (@Kyoma_mma) March 25, 2024
この度パラエストラ柏から
JAPAN TOP TEAMに移籍する事になりました!
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【写真】扇久保の空手クラスは、THE BLACKBELT JAPAn発足後も鶴屋道場のままなのだろうか(C)MMAPLANET
2024年が始まり、新たな1年も1/6が過ぎた。その年末年始、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、始まったばかりの1年について話してもらっていた。
Text by Manabu Takashima
J-MMA2023-2024、第二十一弾=最終回は扇久保博正に1月6日に訊いた話をお届けしたい。
元UFCファイターを下した勝利の意味、再びフライ級で戦っていく──これから。2024年の開戦前夜のRIZINフライ級戦線のキーパーソンの想いとは。
──扇久保選手、ジョン・ドッドソン戦に関して……MMAPLANETでは事前取材を行わなかったこと……すみませんでした。
「全然良いんですけどね(笑)。ドッドソンとやるのに、MMAPLANETがインタビューしてくれねぇんだっていうのはありました(笑)。もう世も末だな、腐ってんなって。アハハハハ」
──申し訳ないの一言です。これはMMAPLANETという媒体の既定路線ではなく、自分自身のなかで『ここで負けたのだから、インタビューは試合で結果を残してもらってからにしよう』という想いになることがあるのは事実なんです。
「あぁ、3連敗中だったから。僕が記者だったら、取り扱いづらいかもしれないですね。ああ、そういう風に見ていたってことですか、僕の試合を。誰かに勝ってから、ドッドソンじゃなかったからなぁ……」
──それは記者云々ではないと思います。今のPVを稼げばという状況において、勝ち負けや意義というものが重視されているとは自分は思っていないです。朝倉未来選手や平本蓮選手が3連敗していても取材はあるでしょうし。
「あぁ、確かに……」
──MMAはあくまでもスポーツで、勝ったら次のチャンスが掴める。よくあるのが国内で負けて、人間関係で海外の試合に出たり、あるいは国内でもRIZINという大舞台に出られることもある。そういう時に……結果を残してからだろう、と。
「そういうことですか。まぁ、全然構わないんですけどね」
──いえいえ……もう、それが計量を見た時に「なぜ、扇久保博正の個別取材をしなかったんだ。何をやっているんだ」と凄く自責の念にかられてしまって。ここまで積んできたことをぶつける試合なのに──と。
「アハハハハハ。39歳と36歳の試合だったからじゃないのかとか、考えて。年齢は関係ないですか?」
──これは断言させてください、全く関係ないです。話のフックとして年齢には言及しますが、選手を年齢で判断するというのはないです。逆に40歳を越えても頑張っているとか、そういう見方は失礼でしょうし。戦って大儲けにならず情熱の表れとして戦う選手は別ですが現役……、トップを目指す選手にそれはないです。
「なるほど、そういうことですね。いや。もう全然、良いんです。ホントに全然、全然」
──いや、怒られる方が楽です。
「まぁMMAPLANETも来てくれない、ゴン格も来てくれないのかっていうのありました(笑)」
──そこがまた大晦日で。扇久保ドッドソンが埋もれる。自分は拾うべき立場だというのは十分に理解しているのですが、LANDMARKだったら埋もれることは絶対にないカードですよね。
「なるほど。いや、そういう部分でも難しさは感じていました。俺とドッドソンの試合でも、取材がないのかっていうのは。まぁ、良いんですけど──勝ったんで(笑)」
──そこもまた、格闘技かと。「勝ったから良い」という感情になるのが。
「だって負けてインタビューだって言われても、断っていたかもしれないですよ(笑)」
──勝手ながらTUF24に落とし前をつけた勝利になったかという感覚になりました。
「そうッスね。俺もソレはずっとありました。その想いが今回のドッドソンとの試合では凄くありましたし。この試合で勝つか、負けるかで天と地ほど違うという気持ちでした。井上直樹戦もそうです。UFCで戦っている選手との試合は、そこは絶対にあります。自分のなかで引っ掛かっているモノは、ある──『あの時、なんで行けなかったのかな』というのは。それは常にあります。
だから他の試合もそうですけど、そういう選手と戦う時は絶対に勝つという気持ちは一層強くなります」
──そのドッドソン、組みというかテイクダウン以降は少し淡泊に感じました。
「そうですね。コディ・ギブソンとやって以降、ほとんど寝技の展開もないような感じでしたしね。あまり練習もしていないんだろうと思っていたので、寝技になったら行けるなっていうのは試合前からありました。ただ、あそこまで背中をべったりつけてブリッジだけ狙っているというのはビックリしました」
──スタンドでの勢いと対照的でしたね。
「ハイ。と同時に昔から寝技になると、攻めてこない選手だったので。ある意味、狙い通り過ぎたような感じでした」
──それ以前のテイクダウンに関しては、あそこまで決まるという読みだったのでしょうか。
「ワキを差した時に、イケると思いました。DJとやった時とか、イメージ的にはもっと腰が重かったです。だから正直、フライ級の自分ということを考えると、もう1試合やってみないと分からないです。今回はマジで調子が良かった。その調子の良さであの試合ができたのか、ドッドソンが落ちたからなのか。次の試合を戦ってみないと、分からないというのはあります」
──57キロに落とし、リカバリーをして戦うことで試合当日の体調の方は?
「合っているなと思いました。もちろん、バンタム級の時と比べると水抜きはしんどいです。でも組んだ時の感覚とか、フライ級の方が楽ですね。バンタム級だとデカさを感じるというのはありましたね。キム・スーチョル戦とかフアン・アルチュレタ戦とかは、本当にデケェなって思ったので」
──日本人はフライ級に落とせる選手が、バンタム級で戦うというケースも少なくなかったですし、それが海外勢になると違いは顕著だと。
「そうですね、RIZINの日本人選手はフライ級の選手が多かったです。僕自身、フライ級の方が動きもキレがあって。やっぱりフライ級の方が合っていると感じましたね。久しぶりにちゃんと8週間、練習ができて。スパーリングもしっかりとデキたことが大きかったです」
──負傷、そしてスクランブル出場としっかりと練習できずに臨んだ試合もありましたし。
「ちゃんと練習ができれば、俺は強いなと(笑)」
──ハハハハ。今回の試合前にはパラエストラ千葉ネットの活きの良い選手たちと触れてきたのですか。
「あまりやっていないですね。やっぱり……全体練習にずっと出ていると、正直──この年齢だとオーバーワークになってしまいます。自分の中で調節しながら、やらせてもらいました。我儘を聞いてもらって。今回の試合に向けてはドッドソンがサウスポーだったので、笹(晋久)、内藤弟(頌貴)だったり、あとは秋元強真っていう17歳の選手がいるんですけど。彼、左のパンチが上手で。彼らとやってきました」
──松井斗輝、鶴屋怜というところとは余り絡まない?
「そうですね。8週間前までの全体練習では一緒にやっていますが」
──改めて尋ねさせていただきますが、ドッドソンからの勝利でTUF24からUFCに行けなかったことは清算できましたか。
「どうなんスかね。一生、残るんじゃないですか。分からないですけど(笑)。でも、そんなに大きないですよね。『とにかくUFCに出たかった。この悔しさはどうずれば良い』という感じではないので」
──自分に負けた相手がUFCと契約し、世界チャンピオンになった選手までいます。「俺は勝っている」という想いは?
「それは、もちろんあり続けます」
──押忍。では2024年、フライ級に戻った扇久保選手ですが、チャンピオンは堀口恭司選手になりました。そこを目指すことに?
「そうですね(苦笑)。ただ堀口選手を目指すということではなく、最大の目標はRIZINのフライ級のベルトです。なので、その時のチャンピオンを倒したいだけです」
──RIZINフライ級を巡る戦いのなかで、どの辺りをライバル視していますか。
「ライバル視というのではなくて、戦っていきたいのは海外の選手です。(ラマザン)テミロフとか(メイマン)マメドフとか。マメドフはそんなに強く感じないけど、テミロフとはやっていきたいですね。UFCをリリースされた選手よりも、まだ行っていない選手。彼らのような未知の強豪と戦って勝ちたいですね」
──UFCベテランでなく、若くてポテンシャルのある選手と戦いたいと。
「特にテミロフなんか、UFCも目をつけているだろうし。そういう選手に勝ちたいです」
──日本人では?
「日本人は神龍(誠)とか、福田(龍彌)君とか。(山本)アーセンも名前があるし、やっていきたいですね。ただタイトルを争うとなる、神龍ですかね」
──フライ級王座決定戦はどのように見ましたか。
「神龍とは昔、一緒に練習をしていたので強さも知っています。堀口選手がああいう風に攻めれば、その強さが出る。『あっ、そっちで行くか』と初回に思い、そこからはあの展開になるのは予想通りです。誠のペースになるなって。でも、堀口選手が切り替えましたよね。ボクシング勝負に出て、あそこで極め切るのが堀口選手の強さです」
──出入りでなく、真っ向勝負の距離になっていましたね。
「組み技の修練度も含め、かなり以前とは違う。どこでもパウンドを打つ感じから、かなり抑えるようになっていました。相手を動かして潰す。誠はダメージだけでなく、疲れたということがあったと思います。で、寝技になっても一気に極めに行く。堀口選手の良さって、やっぱり思い切りの良さですよ。他の選手と違います。堀口選手と戦った時は、吞まれると終わりです。一気に来るので。今回も、それが出ました。アレができる日本人選手は、なかなかいないです」
──では扇久保選手が神龍選手と戦った場合、現状での力量は?
「う~ん、どうですかね。彼もかなり強くなっていますからね。でも、まだ俺の方が強いと思っています。彼の組みの強さに関して、どういうところが強いのかが分かっているので。もし戦うとなれば、そこを潰していけば普通に勝てるかなと思っています」
──神龍選手と外国人選手、戦いたいのはどちらですか。
「それはもう外国人選手です。なんだろうな……他の日本人選手との比較よりも、強い外国人選手と戦いたいですね」
──ビッグネームではないアゼルバイジャンや中央アジアの選手でも?
「全然、やりたいです。RIZINフライ級を世界一のフライ級にしたいんですよ。UFCに出られなかったことは、ずっと残るとは思います。でも、UFCにもう未練はないです。それよりも今はRIZINのフライ級を世界一の舞台にしたい。だからこそ、強い外国人選手と戦っていきたいです」
■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE
【写真】伊予はまだぁ──の17歳。凄まじい時代になってきた(C)SHOJIRO KAMEIKE
9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP118で、秋元強真が鹿志村仁之介と対戦する。
Text by Shojiro Kameike
昨年はDEEPで3試合連続1Rフィニッシュと勢いに乗っている。そんな秋元に、自分自身への勘違いから始まったというMMAキャリアについて訊いた。Where there is a will, there is a way. 意志あるところに道は開ける――。
――本日は宜しくお願いします。……今、自宅にいらっしゃるのですよね。自宅に次の大会のポスターを貼っているのですか。
「えっ、はい。毎回貼っています。試合が終わったら剥がして、次の試合が決まったら新しいのを貼っていますね」
――自宅でリモート取材を受けてくれるファイターも多いなか、ジムに自分が出る大会のポスターが貼られていることはあっても、自宅に貼っているケースは珍しいと思います。
「そうなんですか。あんまり意味はないけど――練習に行く時、このポスターを見てから自宅を出ると気合いが入るかなと思って、毎回ポスターを貼っています」
――素晴らしい心構えだと思いますし、ぜひ今後も続けてほしいです。秋元選手は現在17歳で、MMAを始める前はサッカーをやっていたのですね。
「はい。でもサッカーを始める前に、幼稚園の時に少しだけボクシングジムに通っていたんですよ」
――幼稚園の時にボクシングを!?
「ほんの少しの間だけですけどね。すぐサッカーを始めたので。家族の中で『何かスポーツやったほうが良いよね』という話になり、その時は自宅から近かったボクシングジムに行ったという流れだったと思います。でも兄がサッカーをやっていて、僕もサッカーってカッコ良いなと思ってしまって(苦笑)」
――そこからサッカーチームに入るのですか。
「地元のサッカークラブに入って、中学卒業まで8年間サッカーをやっていました。でも自分は中学に入った頃から格闘技をやりたくて……。親にも『格闘技をやりたい』と伝えたら、『このままサッカーを続けろ』って反対されました」
――親として子供に対しては殴り合うMMAよりも、世界的メジャースポーツであるサッカーを続けてほしいと願う気持ちは分かります。
「あと、当時の自分はグローブをつけて殴り合えるような感じの子ではなくて」――アハハハ。当時のお写真を見ると、それも理解できます。
「まだ所属していたサッカークラブのホームページには写真が掲載されていますよね。今とは違いすぎて早く削除してほしいです(笑)。小学校の時はサッカーが大好きで続けていたんですけど、中学に入るとRIZINを見て『やっぱり格闘技をやりたい』と思うようになりました。
特に朝倉未来選手は、MMAを始めたのがそんなに早くはなかったじゃないですか。だけどあそこまで昇り詰めていて――そんな朝倉選手を見て、自分もいけるんじゃないかと。そう思って親に『高校には進まず、MMAをやりたい』と伝えたんです。
最初は高校でもサッカーを続けようと思っていて、受験もして合格していました。でも、どうしてもMMAをやりたくなって――親に反対されても頑なに」
――ご自身の中では、『MMAで食っていく』という腹は決まっていたわけですね。
「いや、なんか……凄く自信があったんです。マジでいけるなって」
――その自信の根拠は何だったのでしょうか。
「YouTubeでいろんなMMAの動画を視ていて、『自分のほうが強いんじゃないか』と勘違いしていました(笑)」
――アハハハ!
「その時点では勝てなくても、自分がMMAを始めれば将来は――と思っていました。あの変な勘違いは何なんでしょうね」
――その勘違いがMMAを始めるキッカケになったので、良かったのではないでしょうか。そして中学を卒業してパラエストラ柏に入るわけですね。
「友達の友達がパラエストラ柏に通っていて、いろいろ訊いて自分も入ることに決めました。でも初めて行った時は、なんか気まずかったです。『こんな中学を卒業したばかりの自分が来て良いのかな』っていう感じで(苦笑)。でも体験入会で行った時にクラスを担当していたのが神田コウヤさんで、凄く丁寧で分かりやすく教えてもらえて嬉しかったです」
――元MMAファイターの根津優太さんは高校までサッカーをやっていて、和術慧舟會に入った時すでに足さばきや体の使い方が良かったので、すぐプロ練習に参加させたという話を当時の慧舟會の方から聞いたことがあります。秋元選手の場合は、いかがでしたか。
「サッカーって体幹トレーニングが凄いので、体幹は自信がありましたね」
――なるほど。パンチのラッシュを仕掛けた時も、左を打ち込む時も姿勢が全く崩れない。デビュー間もない選手であれば、特にラッシュの時は体勢が崩れても仕方ないですが……。
「それもサッカー時代の体幹トレーニングの影響は大きいかもしれないです。でもMMAの場合――パラエストラ千葉ネットワークって、キッズレスリング出身の子たちが多いじゃないですか。自分は入って2カ月で、投げられた時に受け身も取れず骨折しました。しばらくジムに行けず、周りの人たちには『入ってすぐ心が折れて退会した』と思われていて」
――骨ではなく心が折れたと思われていたのですね。
「アハハハ! でも心は折れなかったです。骨折したことは嬉しいわけじゃないけど、MMAができる嬉しさというか。復帰してからは、もう毎日ジムで練習しました」
――現在、秋元選手はパンチを得意としています。幼稚園の頃にボクシングを習っていたとはいえ、さすがに10年も経つと覚えていなかったのではないですか。
「それが――ジムに入った時からパンチは結構できていました。自分の場合は、よくノーモーションの左ストレートを褒められるんですけど、あれも気づいたら打っていた感じで。ただ、毎日ジムに行って一人でもサンドバッグを打ち続けていました。そういうことが活きているのかなって思います」
――もともと出そうと思って出したパンチではないのでしょうか。
「いえ、左ストレートはずっと得意で。前回の試合(昨年11月、田口貴規にKO勝ち)は相手が前に出てきて射程圏内に入ったので、左を出したら綺麗にアゴに入りました。でもあれほど綺麗に入るとは思っていなかったですし、一発でダウンを奪えたのも驚きました。後ろ重心でパンチを打っていたので。どちらかといえば高柳戦(昨年2月、高柳京之介にKO勝利)のほうが、ラッシュをかけてから左ストレートでKOしたので手応えはありました」
――それとノーモーションの左一発で相手を沈めることができるということは、拳が硬いと言われませんか。
「それは言われます! でも左の拳については最近の話で、ずっと右ジャブが硬いって言われていました。自分の場合は右を広く使いながら左を真っ直ぐ出したりするので、どちらも入りやすくなっているのかもしれないです。パンチの打ち方については、那須川天心選手を参考にしています」
――一方で組み、レスリングや寝技の面も手応えを感じていますか。
「組みに関しては、技術が身についてきたのが最近という状態で、なかなか……」
――しかし朝比奈龍希戦では、シングルレッグでケージに押し込まれながら、レスリングでいうレッグホールドで返してからRNCを極めるまでの流れはスピーディでした。あれはレスリングと寝技ができない選手の動きではないと思います。特に壁際の練習が、しっかりできるのではないかと。
「それは、しっかりレスリングの練習をさせてもらっているからだと思います。柏の昼練は組みが中心ですし、まず組みを練習しない日はなくて。今は週3回、柔術の練習もやっています。
やっぱりチームメイトの人たちが強いので、今でも壁際どころか組みの練習で何もできないんですよ。それこそ最初の頃は、プロ練だと組みができなさすぎて。自分から他の選手にスパーをお願いすることもできず、プロの選手からすれば練習相手にもならないから、わざわざ自分と組もうなんて思われなかったでしょうし。それが1年ぐらい前から、ようやく練習できるレベルになった感じですね」
――この1年間は、まさに急成長だったのですか。
「17歳になってから体も出来上がってきて、ある程度は『いけるな』って思えるようになりました。最初はキツかったけど自信はあったので。『今はダメでも練習し続けて18、19歳になれば突き抜けることができる』と。自信があったというか、そう自分に言い聞かせて練習してきました。
実は、この年齢でプロ練習にガンガン参加できるようになるとは思っていませんでした。プロデビューも18か19歳ぐらいかな、って。自分が考えているよりも早く進んでいます」
――では、何歳までにどのポジションにいて、ベルトを巻きたいといったビジョンを持っているのでしょうか。
「前回の試合後にも言ったように、10代のうちにDEEPのベルトを巻きたいです。それとMMAを始める前から、20歳までにはRIZINに出たいと思っていました。でも、今は勝っているから手応えもあるんですけど、練習ではメチャクチャやられるので、どうなるか……」
――誰に一番やられるのですか。
「やっぱり鶴屋怜君が凄いです。メチャクチャ組みが強くて。Road to UFCで優勝してUFCとの契約したのも流石だなって思うし、怜君なら当然だよなと思うところもありますね」
――鶴屋選手と対戦経験のある上田将年選手も同じことを仰っていましたね。ご自身は鶴屋選手と同じ場所まで辿り着きたいと思いますか。
「もちろん今は無理ですけど、自信はあります。このまま続けていけば――と。高柳戦は自分からラッシュしていきましたけど、田口戦は相手を見ながら戦うことができて。そういう面でも試合をするごとに自分の成長を感じることはできています」
――ではベルト獲得に向けた2024年初戦、対戦する鹿志村選手の印象を教えてください。
「ここ2戦は同じ大会に出ていて、控室も同じだったんですよ。だから、凄く良い人っていうのは分かっています(笑)」
――アハハハ。選手としての印象をお願いします(笑)。
「やっぱり寝技の強さですよね。でも柔術やグラップリングではなく、MMAなら自分のほうが強いって思います。自分から寝技に付き合うことはないですね。打撃のほうが試合も盛り上がるでしょうし。自分のプランとしては、1R以内にKOします。ここで勝って、できるなら年内にベルトに挑戦したいですね」
■視聴方法(予定)
3月9日(土)
午後5時45分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV
【写真】福田が階級を変えることで予測できない局面が多く、非常に楽しみな一戦だ(C)MMAPLANET
24日(水)、DEEPより3月9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP118 Impactの追加カードを発表されている。
Text by Manabu Takashima
既にメガトン王座統一戦=ロッキー・マルチスネス酒井リョウ、フェザー級選手権試合=神田コウヤ青井人、フェザー級王者イ・ソンハ江藤公洋という3つタイトル戦を含む7試合が明らかになっていた同大会に、さらに3つのマッチアップが加わった。
その一つが、福田龍彌がバンタム級に階級を上げて雅駿介と相対するバンタム級3回戦だ。
福田は9カ月をかけて行われたフライ級GPを制し、昨年9月にはRIZINで山本アーセンにTKO勝ちを収めると、12月にはNAIZA FCでフライ級王座に挑戦。結果はジュースパワー全開のジアス・エレンガイポフのテイクダウンの猛威に判定負けを喫した。
それでも「お前なら、ステロイドを打つとUFCでチャンピオンになれるぞ」というカザフスタンのMMA関係者から声を掛けられたという話が伝わってくるほど、強さという面でも中央アジアに足跡を残していた福田。帰国後インタビューでバンタム級転向も示唆していたが、早くも実現することとなった。
対する雅は、2023年は3連勝と右肩上がりの勢いがある。国内ムエタイ三冠王はテイクダウンに圧倒的な強さを見せるようになり、TD&コントロールで3試合連続の判定勝ち──つまりドミネイト力を見せてきた。
とはいっても福田は過去に雅が戦ってきた相手と比較すると、MMAファイターとしての完成度の高さはピカ一だ。テクニシャンながら乱打戦もできる打撃、テイクダウンから寝技に関しても攻防どちらも無難以上にこなす総合力は。GPの各試合を見れば明らかだろう。
気になるフィジカルの差だが、福田の水抜き減量は過酷そのもので、バンタム級の方が無理がないという見方も成り立つ。そんな福田に対してだからこそ、雅の持つ首相撲&ヒジ、ヒザ──そして崩しというムエタイ力が生きるのではないだろうか。ムエタイに頼ることなく、MMAで勝ち続けた1年を経たからこそ、雅のムエタイがMMAで最大限に生きる。そんな時を迎えた──という期待感が確実に持てるのが、今の雅だ。
現在、ユ・スヨンが持つDEEPバンタム級のベルト、国内の情勢を見てもこの一戦の勝者が次期挑戦権を獲得することは間違いないだろう。
この他、17歳の超新星=秋元強真が鹿志村仁之介に挑む一戦と日比野”エビ中”純也木下尚祐戦というバンタム級2回戦も決定している。
また3月24日(日)に港区のニューピアホールで行われるDEEP JEWELS44では20日のBlack Combat10で物言いがつく内容ながら須田萌里を破り、Black Combat女子アトム級王座の防衛に成功したパク・シユンが、ついにDEEP JEWELSアトム級王座の防衛戦で伊澤星花の挑戦を受けることが決まっている。
指導者とともにレスリングが強いことで、絶対的に伊澤越えに自信をうかがわせるパク・シユンだが、伊澤のテイクダウンと即・極めサブミッションへの防御力はいかほどのものか──ビッグマウスの真価が問われるタイトル戦だ。
同大会では同じ韓国からパク・ジョンウンも参戦し、HIMEと49キロ契約3回戦で戦う。日韓ストライカー対決という見方もできるが、それだけにパク・ジョンウンのグラップリングに対するHIMEの受けの強さと、ストライカーと対した時の打撃の強さが問われる一戦となろう。
The post 【DEEP118&DEEP JEWELS44】バンタム級転向の福田龍彌に、雅駿介のムエタイが爆発か! そして、伊澤降臨!! first appeared on MMAPLANET.【写真】準決勝、マーク・クリマコ戦の鶴屋怜。完全にZONEに入っている (C)MMAPLANET
J-MMA 2023-2024、第五弾・鶴屋怜、後編。
Text by Manabu Takashima
2月4日、ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるRoad to UFC2023Finalでフライ級決勝に挑む鶴屋怜だが、チーニョーシーユエとの決勝の勝利はデフォルトで既にUFCでどのように戦っていくのか青写真を描いていた。
<鶴屋怜インタビューPart.01はコチラから>
──Road to UFCは自分の動きができれば、負けることはない。一貫して、その想いを持続できているようですね。
「そうですね。マーク・クリマコは自分と似ている部分もあるので、ちょっと警戒していました。それ以外はストライカーが多くて、普通にやれば一本勝ちできるかと思っています」
──UFCとの契約はデフォルトという怜選手ですが、もう契約後のことも青写真を描いているのでしょうか。
「自分、1戦目からランカーとやりたいぐらいの勢いではいます。例えば中国のスムダーチーとか、UFCがやらせてくれるのかは分からないですけど。あの選手もストライカーで寝技もそんなにできない。UFCで最初に戦うには良い相手かなって思っています。どうなるのか分からないですけど、15位とかそこぐらいのランカーと一発目から戦いたいです」
──子供の頃から「日本人初のUFC世界王者」を目標に格闘技に取り組んできました。そのなかで、UFCフライ級戦線では平良達郎選手が、5戦5勝で世界が注目する存在となっています。その辺り、どのように感じていますか。
「今、UFCフライ級ではムハマド・モカエフも5連勝していても、タイトルマッチに届いていないです。達郎君もここから2年は掛かると思います。僕は年齢も2歳下でデビューも2年半遅い分、現時点で達郎君が先を行っているのは当然です。でも、この2年の間に自分が一気に近づく、追い越すぐらい勝って行けばと思います。でも、焦っているということはないです」
──いじわるな質問ですが、自分が先にUFC世界王者になることを考えると、平良選手の試合を見ていて「負けろ」と思うこともありますか。
「それは達郎君だけでなく、チャンピオンになる力に持っていそうな選手……ライバルになる選手が試合をする時は『コイツ、負けろ』という気持ちはあります。同じ階級で同門以外の選手は、負けた方が良いというのは──。それは達郎君に限ったことじゃないです」
──なるほど、これだけ近しいパラエストラ千葉ネットワークとザ・パラエストラ沖縄であっても同門ではないと。
「ハイ。毎日、一緒に練習している選手が僕にとって同門──チームメイトです。達郎君は他のジムの選手ということでもなくて、なんていうのか……家族ではなくて、親戚のような感じですね」
──ではタイトル戦でなくても、対戦相手の一人として戦うことができる?
「UFCならしょうがないです。日本の団体とかで達郎君と戦えと言われると違うかなって思うけど、UFCなら一発目で平良戦が組まれても……。別にランカーが相手になるわけだし、それはそれで自分的にはオイシイんで、やって勝ちたいです」
──平良選手が勝ち星を重ねる間にも、UFCフライ級はブラジルや中央アジアから続々とポテンシャルの高い選手が集まってきています。
「そうっすね。自分、まだ21歳でMMA的には全然完成していなくて。自分がUFCで2年ぐらい経験を積めば、今の自分とは全然違うようになっていると思います。今、こういうことを言っても信じてもらえないだろうけど、2年間UFCと絡めば中央アジアとかのヤツにも負ける気はしないです」
──日本でもフライ級は層が厚く、その日本のトップとの対戦がないことで怜選手の能力に関して、懐疑的な目が向けられることもあります。そのような意見に対して、また日本のフライ級戦線に関してどのように思っていますか。
「う~ん、これから何が起こるのかは分からないですけど……交わることは、今のところはない。そう思っています。別に神龍にライバル心はないし、そっちに行ったんだなって思っていますし」
──日本のフライ級の話題になると、対象はいきなり神龍誠選手ですか(笑)。
「神龍はUFCに行きたいって言っていて、CFFCとかで試合までしたけどUFCと契約できなかったわけじゃないですか。UFCで戦いたいなら、なぜ面倒くさがらずRoad to UFCに出なかったのか。そこに出ないで、僕からすると近道を選んで契約はできなかったからRIZINで戦っている。もう同じ道を歩いているとは思っていないです。
もちろん堀口選手は日本のトップで、世界のトップです。僕自身、堀口選手を越えないといけないことは分かっています。ただ、今の僕には堀口選手を越えるために日本で戦うという道にはいないです。だから、日本で戦うことを選ぶ選手と交わることは──今はないと思っています。
『鶴屋怜、日本で誰と戦ったんだ?』という声があっても、僕はUFCに行って、UFCでチャンピオンを目指します。UFCでチャンピオンになれば、誰も文句は言えなくなる。誰も、何も言えなくなる。僕が目指すのは、そこなんです。だから『日本で強い選手と戦っていない』と言われれば、そうです。そこを見ていないので」
──押忍。あと一点、怜選手はチームメイトのセコンドに就くことが多いですね。週末には連日で、また1日で会場を変えても怜選手が会場にいてセコンドをしているということがありました。
「なんか、頼まれるんですよ(笑)。太田忍さんとかも、毎試合のように『怜、就いてもらえる?』って感じで。KAREN、松井斗輝君、秋元強真もそうですね。チームメイトのセコンドに就くと、勝って欲しいから本当に緊張します。自分の試合であんな風になることがないのに、セコンドだとメチャクチャします。
将来的に自分の試合でも、そんな感じで緊張することもあるだろうし。皆、そこは乗り越えるしかない。そんなときに、セコンドをしていて凄く緊張し、乗り越えた経験は生きてくるのかもしれないです。とにかく、あの感覚は何とも言えない嫌な感じなので。
ただ、それはあくまでも付随してくるもので、チームメイトに勝って欲しいからセコンドをやっています。一緒に練習している仲間だし。それに圧勝とかすると、俺もこの勢いで行くぞって思えますし。ただ負けた時は……これが勝負なんだと、気分が落ちないように自分に言い聞かせています」
──そういえば1月28日に修斗新人王トーナメントのストロー級決勝で、麻生Leg Lock祐弘選手と戦う根井博登選手のセコンドにも就いていますね。
「あぁ、根井は中学の頃からレスリングを習いにきていて。自分がコーチをしていたんです(笑)。それで高校でレスリングをやるとかでなく、MMAをやるようになって」
──2006年6月生まれ。まだ17歳の根井選手ですから、そういうこともあるのでしょうね。既に次世代が育ってきている怜選手ですが、2月4日のRoad to UFC決勝に向けて、一言お願いします。
「一発目、しっかりとインパクトを残す勝ち方をして、自分はUFCでも通用するんだと思われるような試合をします。正直、4階級とも中国人選手が決勝戦で出てきます。フェザー級は2人とも中国人で、凄い勢いになっています。だから俺が中国人選手を止めないと。」
──バンタム級決勝で戦う韓国のイ・チャンホも、韓国と日本がしのぎを削り合って成長し中国に負けないようにしないといけないということを言っていました。
「ハイ。そのインタビューは自分も読みました。ここで中国を止めないと、これからどうなってしまうのかという危機感もあるし。バンタム級は韓国の選手も頑張ってもらう。ライト級で原口(伸)選手にも勝ってもらって──フライ級は絶対に俺が勝ちます」
<バンタム級/5分2R>
秋元強真(日本)
Def.1R by KO
田口貴親(日本)
サウスポーの秋元が前手(右手)で距離を取りながら左ハイ。田口も右ストレートからパンチをまとめる。プレッシャーをかける秋元が左フックでぐらつかせて左ストレート。続く左ストレートでダウンを奪うと、そのままパウンドを落とし、レフェリーが試合を止めた。17歳の秋元はこれでMMA戦績を4戦4勝(3KO)とし「これからバンタム級に上げて試合をしていきます。20歳になるまでにチャンピオンになります。バンタム級は僕に注目してください」と力強く宣言した。
The post 【DEEP116】MMA無敗&17歳の秋元強真が左ストレートで秒殺KO。「20歳までにチャンピオンになる」 first appeared on MMAPLANET.【写真】元谷選手、スミマセン。露出を間違え、北岡選手のみにピンがあたる写真となってしまいました(C)MMAPLANET
明日11日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116 IMPACTのコメインで泉武志と戦う北岡悟。
MMAPLANET恒例となった計量直後の北岡の言葉を貰おうと彼の席に近づくと、隣に座っていた元谷友貴に目を奪われ、思わず元谷に言葉を掛け、北岡インタビューに移ることとなった。そんな両者を前に、話題は自然と減量に特化していった。
──元谷選手、大丈夫ですか。意気込みを話す時も声がかすれていましたね。
元谷 大丈夫です。いつも通りです(笑)。朝の9時で〇.〇キロ残っているのもいつも通りです。
「そんなギリギリ、攻めるんだ。凄いなぁ」
──予備計量無しで、駆け込んできていました。
元谷 ハイ。一発で落とそうと思って。でもクリアをするともうリカバリーできるので。
──今はマイクで話した時とは違い、声も張りが戻りつつありますね。
元谷 ハイ。体重を落としていると、声が出なくなるんですよ。
「分かりますよ、それ」
──北岡選手も目の窪みは凄まじいです。
「あぁ、はい。でも前回より良かったです。NARIAGARIの時は事前の体重がなかなか落ちなくて、デカくなっちゃって。それで結構、大変だったス」
──今日は後ろから見ていると、いつもよりピリついている感はありました。ちょっと誰かに目をやっている目つきとかも、険しかったです。
「そうですか(笑)。特別、その辺りの微差は分からないです」
──対戦相手にイラッとしているところなど、あるのではないかと邪推してしまいました。
「あぁ……別に相手には何もないです」
──話を聞くなら、早くしてくださいというリクエストもありましたし。
「それはこの後の予定があるからです(笑)。15時から整体を受けるので。整体を受けてから、固形の食事を入れるという風になります」
──では前回より、仕上がり具合は良いという理解で良いですか。
「良いと思いますけどね……でも、やってみないと。相手も違いますし、強いし。でも大木(良太)も強かったですよ。僕と戦う前は2敗していたけど、強いと思っていました。あぁ、友達ですよね?」
元谷 えぇ? あぁ、ハイ。
──いやぁ、二人が並んでいると減量の過酷さがヒシヒシと伝わってきます。ただし、リカバリーすると影響はないわけですよね。
「そうですね。自分のなかで数年、試行錯誤したことができ上ってより良くなっています」
──ハイパーダイエット、ハイパーリカバリーと言われていた時代より、相当に減量方法も進化しました。そういうなかで北岡選手の減量とリカバリーも進化していると。
「ハイ。僕はNOTEで公開しているんですけど、温浴施設に行きまくってサウナ慣れしまくっていて」
──つまり普段からサウナに入って、落とすことを習慣づけてやってきたということですか。てっきり温泉愛好家なのだという理解でした。
「いえ、元々は疲労回復だったりコンディショニングのためだったんですけど」
──元谷選手もしっかりと聞き入っていますね。
元谷 ハイ(笑)。
「それが、減量とミックスされて昇華した感じです」
──ではウォーターローディングだけでなく、ドライアウトも習慣づけていると。
「ウォーターローディングにもなっていますしね。そういう風に辻褄があってきて。コンディショニングかつ減量にも関係しているような形ですね。勿論、温浴施設に行くと気持ち良さもあるし、勝手に行き着いて合わせ技なったような感じです」
──こういうポジティブな話をしていると、表情にも精気が戻ってくるのですね。いやぁ、人体は神秘です。
「アハハハハ」
元谷 自分も参考になりました。しっかりと自分も落とします。
──春日井選手が「しんどいことを忘れちゃうんですよ」と苦笑いしていましたが。
元谷 だいたいは覚えているんですけど、本当につらい時のことはどっかに忘れちゃうんです(笑)。でも今回も落ちましたし、なんとかギリギリを攻めていきたいですね。
「下ごしらえが大切なんだよ。最後の調理の前に」
──セコンドと駆け込む姿など、北岡選手は横目で見ているといかがでしたか。
「まぁ、僕は所属選手がいて。彼らがミスることもあるから。もう落ちない時はどうしようもないじゃないですか。『大丈夫か』って声を掛けても、どうなるものじゃない。だから、減量に関してはもう他の人のことはどうしようもないッスよ」
──そういえば北岡選手は計量には、映像を常に撮って追われている方を除けば、誰か選手やトレイナーと来るということがないですね。
「僕は1人できます。デカい大会の時もそうでした。でも、これからRIZINに出る時は奥さんも一緒です。連れて行ってあげます」
──では今回の試合に関しましては、ごちそう様でしめさせていただきます。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
CORO:61.5キロ
<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
泉武志:70.65キロ
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ:43.65キロ
ちびさい KYOKA:42.8キロ
<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
谷岡祐樹:61.65キロ
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ:61.7キロ
鹿志村仁之助:61.4キロ
<メガトン級/5分3R>
誠悟:121.2キロ
ヨコヤ・マクレガー:96.35キロ
<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.75キロ
太田将吾:70.25キロ
<バンタム級/5分2R>
秋元強真:61.55キロ
田口貴親:61.4キロ
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星:67.75キロ
小柴亮太:67.15キロ
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟:65.3キロ
横内おにぎり君:64.65キロ
【写真】あの小走りは計量時間に遅れるという焦りからの行動だったかもしれない(C)MMAPLANET
明日11日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116 IMPACTの計量が、10日(金)に新宿区ホテルローズガーデンのオークルームで行われた。
午後1時の本計量を開始前に、続々と選手が仮計量を済ますなかメインでCOROと戦う元谷友貴とヨコヤ・マクレガーの姿は会場に見られない。メガトン級のヨコヤ・マクレガーはともかく、元谷の姿がないことで緊張した空気も流れていた。
計量開始と同時に元谷はセコンドの春日井たけし、上田貴央とともに現れると小走りで席に着くこともなく、計量台に向う。結果100グラム・アンダーで計量をパスした元谷はCOROと並んで写真に収まると、「DEEPのメインの試合をしたいと思います。頑張ります」とかすれた声でコメントを残した。
10月末に帰国し、計量前日に名古屋から東京に入った元谷は計量当日に3時間ほどの水抜きでリミットまで落とし、宿泊先からタクシーで直行。予備計量をせずにパスというスリリングな計量を終えると、コメインで泉武志と戦う北岡悟の隣に用意された席で即リカバリーに入っていた。
ヨコヤ・マクレガーも計量時間内に会場入りし、22選手が問題なく計量を終えた。そんなDEEPの計量だが、司会者からマイクを受け取りコメントを話すことが多いJ-MMAの計量にあって、赤コーナーと青コーナーにそれぞれスタンドとマイクが用意されており、手渡しする場面がなくなっている。またフェイスオフもないために握手やハグなど、対戦相手と触れるシーンもほぼ見らないようになっていた。
なお上記にあるように全選手がパスした本日の計量だが、オープニングファイトに出場するアマ選手の横内おにぎり君の計量結果はおにぎり一個分が含まれている。
ここで気になる──MMAファイターは計量時にカルバン・クラインを着用する問題。
今回はアンダーウェアで計量台に乗った選手10選手のみカルバン・クラインを履いていたのは泉武志と窪田泰斗の2選手だけだった。MMAPLANETでは引き続き、この問題に向き合っていきたい。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116計量結果
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.6キロ
CORO:61.5キロ
<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
泉武志:70.65キロ
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗:61.7キロ
雅駿介:61.65キロ
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ:43.65キロ
ちびさい KYOKA:42.8キロ
<バンタム級/5分2R>
力也:61.65キロ
谷岡祐樹:61.65キロ
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ:61.7キロ
鹿志村仁之助:61.4キロ
<メガトン級/5分3R>
誠悟:121.2キロ
ヨコヤ・マクレガー:96.35キロ
<ライト級/5分2R>
佐々木大:70.75キロ
太田将吾:70.25キロ
<バンタム級/5分2R>
秋元強真:61.55キロ
田口貴親:61.4キロ
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星:67.75キロ
小柴亮太:67.15キロ
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟:65.3キロ
横内おにぎり君:64.65キロ
【写真】46戦目直前──写真は今日の昼過ぎにしなし本人が送ってくれたモノ。体重は43.5キロだそうだ(C)SATOKO SHINASHI
11日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP116で、しなしさとこがちびさいKYOKAと対戦する。
Text by Shojiro Kameike
しなしは今年2月、約3年振りの復帰戦で古林礼名に勝利した。古林戦前には復帰の理由を語ってくれたが、今回のインタビューは「戦い続ける方法」を訊く。しなしさとこ、46歳9カ月の挑戦――試合1週間前の取材で、すでに体はバッキバキだ。
――前回の試合から9カ月振りの試合を控えています。現在のしなし選手にとっては、もっと試合がしたいですか。それとも、これぐらいのペースで試合をするほうが良いのでしょうか。
「もう年齢的に、これぐらいのペースでないと試合できないです(笑)。やっぱりちゃんと準備して試合に臨みたくて。実は前回の試合って、1カ月ぐらいしか練習していなかったんですよ」
――1カ月では十分な準備ができない、ということですか。
「もともと前回の試合が、約3年ぶりの復帰戦だったじゃないですか。その3年の間は週に一度横浜グランドスラムでの練習と、週に一度のフィジカルトレーニングぐらいで。要は3年間、週2回しかトレーニングしていない状態から、まるまる一カ月を練習に充てて試合に出たんです。だから私としては、あまり練習ができていない状態だったといいますか。でも前回の練習期間も含めて10カ月、しっかり練習することができました」
――試合間隔が2~3カ月となったら厳しいですか。
「もう体がもたないです(苦笑)。最近は44キロで試合をする選手も増えてきたみたいで」
――44キロ=DEEPミクロ級ですね。確かにミクロ級の試合も増えてきました。
「佐伯(繁DEEP代表)さんからも『選手が増えてきたから、いつでも試合できるよ』と言われていますけど、私のほうが難しいですね。今は試合間隔を空けて、しっかり練習してから臨みたいので。だから今が一番良いペースですね。もう体重もアンダー、44キロを切っていますから」
――SNSにアップされている写真を見ると、すでに体もバッキバキです。
「私は減量なしで、通常体重が44キロなんですね。今回の対戦相手も減量なしで44キロだと聞いています」
――ちびさいKYOKA選手は公式プロフィールによると身長146センチで、しなし選手は148センチです。しなし選手が体格で上回る試合は、今回が初めてではないでしょうか。
「ビックリしますよね! 今まで私より身長が低い相手はいました。でもその場合は通常体重が重かったり。前回対戦した古林礼名選手も、身長は私より高いうえ通常体重はかなり上で。試合当日はすごく大きかった。私の場合は練習でも、同じぐらいの体格の子と一緒になったことがなくて(笑)」
――しなし選手の場合、そもそも男子選手と練習していることが多いです。
「アハハハ、そうですね。ただ、最近は山崎桃子ちゃんもスパーリングパートナーになってくれて。桃ちゃんとはグランドスラムで一緒に練習していたけど、彼女がグランドスラムを離れてからは、あまり連絡を取っていなかったんです。でも今回の試合が決まる少し前から、彼女とまた練習するようになりました。桃ちゃんも減量なしの44キロですし。もちろん瀧本美咲ちゃんもずっと一緒に練習してくれていて、女子と練習する機会がまた増えましたね」
――そういえば意外といえば意外ですが、山崎選手とは対戦経験がありません。それは練習仲間だったことも理由なのでしょうか。
「そうです。実は今回も対戦相手のリストに桃ちゃんの名前があったんですけど、その前からスパーリングパートナーになっていたので。今は桃ちゃんが所属している坂口道場一族さんへ行かせてもらい、週に一度マンツーマンでスパーリングしています。……日曜日に(笑)」
――アハハハ。他のベテラン女子ファイターに聞いても、格闘技しかない生活を送っているのは素晴らしいことだと思います。
「そうですよねぇ。試合をするのは大変だけど、やっぱり格闘技が好きで。好きだからこそ、皆さんも続けることができているんでしょうし」
――しなし選手の場合、今も食欲旺盛であることが戦い続けていることとリンクしているような気がします。日常生活の中で食欲が落ちることはないですか。
「今も焼肉に行ったら、サシが入ったお肉ばかり食べていますからね。もちろん試合が決まると練習がキツくなるので、食べる量を抑えることはあります。でも食欲が落ちたわけではなくて」
――食べることと戦うことがリンクしている場合、『同じ量を食べられなくなったら戦えなくなる』という怖さのようなものはないですか。
「怖さというか――やっぱり私の場合は、食べていないと44キロにも届かないですからね(笑)。6年ぶりに復帰した時があるじゃないですか。あの時って42キロしかなかったんですよ」
――えっ!? 2014年10月のジ・イェジ戦ですよね。
「はい。食べることもそうですけど、試合ができなくなる怖さ――『あと何試合できるんだろう?』という気持ちは、ずっとあります。もしかしたら次の試合で終わりかもしれないし、逆にあと2~3年は続けられるかもしれない。年齢的なこともあって、それは分からないです。でも急に『今回の試合でおしまい』となっちゃうのは嫌だから、常に1試合1試合を大事にしていきたいという気持ちは強いですね」
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116対戦カード
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
CORO(韓国)
<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
泉武志(韓国)
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
雅駿介(韓国)
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ちびさい KYOKA(韓国)
<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
谷岡祐樹(日本)
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ(日本)
鹿志村仁之助(韓国)
<メガトン級/5分3R>
誠悟(日本)
ヨコヤ・マクレガー(韓国)
<ライト級/5分2R>
佐々木大(日本)
太田将吾(日本)
<バンタム級/5分2R>
秋元強真(日本)
田口貴親(日本)
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星(日本)
小柴亮太(日本
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟(日本)
横内おにぎり君(日本)
【写真】43歳の北岡悟のMMA観、そして人生観(C)DEEP
9月18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP vs BLACK COMBATの対抗戦を北岡悟が振り返るインタビュー最終回。
Text by Manabu Takashima
対抗戦という意識よりも、個と個の戦い。そして、自らが率いるパンクラスイズム勢と自身の取り組みに、対抗戦の結果を投影させる北岡に──11月11日のDEEP116における泉武志戦について尋ねると、一気に口数は減ってしまった。ならばと、思い切って話題のあの事に振ることとした──。
<北岡悟のDEEP vs BLACK COMBAT対抗戦振り返り、Part.02はhttps://mmaplanet.jp/156472から>
──Black Combat勢は現地での注目度も高く、キャリア的にもここでの1敗のダメージが大きいのかという気もしました。あるいは、やはり国民感情で負けられないというのは韓国の方が大きいのか。
「あぁ、なるほど。あれだけの応援団がいるわけですからね。まぁ、日本のファンがそうならないのはしょうがないかとは思います(苦笑)」
──北岡選手が対抗戦という風に見ていないと言われていたのとは対照的に、Black Combat勢は思い切り対抗戦を意識していた。負けられない、と。
「なるほど、なるほど。負けられない度合が違ってくると……。そういうことは現状、僕の中では考えが及ばないのですが、それがあるのはしんどいですね。でも、なるほどとは思います。だから負けられないのかもしれないという話は、なるほどとは思います。
今回の負けに関しては、もっと考えましょって感じじゃないでしょうか。それはこの対抗戦のことだけでなく、自分のジムの選手に対しても毎度思いはします。上手くいくと、これで良いとなるのですが……負けると、直近のパンクラスで矢澤(諒)と松岡(嵩志)と負けて、また考えないといけないとは思っています。そうじゃなくても、ここ2カ月の間は所属選手の結果が良くないので──色々なことは思います」
──とにかく考えると。
「そうですね。考えないといけないし、コツコツと取り組まないといけない。寝技に関してチョット、酒井リョウ選手と大原樹理選手に関してはDEEPで苦労をしてきた2人がチャンピオンになって、今回のメインとコメインで戦った。押しも押されぬ存在になって、こういう風にあっさりと極められてしまった。
まぁ簡単じゃないし、やっぱりチョット……そのう……基本の修練はトップに立ったとしても疎かにしてはいけないなと思います」
──ショックであり、見つめ直す機会になった。ただし、今のMMAはとにかく試合が多く、話題も次へ次へと移りがちで、このショックもすぐに流されてしまう。そのような傾向になるかと思います。
「ハイ、風化していきます。勝って、負けてを繰り返して、毎週のようにイベントが続くから受け止めきれなくなります。で、流していかないといけない。残し続けていると、ダメージが深くなることもあるし。難しいです。受け止めながら、流して。積み重ねていかないといけない。とはいえ、同じようなミスを繰り返すから、螺旋階段のようにちょっとずつ上がっていくしかない」
──対抗戦よりも、イズムの所属選手のことになっていますね。
「そうです(笑)。僕にとっては、そっちの方が大切なので……」
──というなか11月11日に試合が決まりました。
「あぁ……、ハイ」
──いや完全に声が低くなって、これまでとはトーンが違うではないですか。
「良いマッチアップですよ」
──北岡選手が望むべき場所に戻るための、最後の一戦かと。泉選手はそういう相手かと。
「ハイ、そうですね」
──泉選手、成長著しいと思います。それでもMMAにはなりきっていない。
「グラント(ボクタノフ)が、自分が戦った試合の動画を送って来てくれましたよ(笑)」
──あの頃とは……。
「まぁ、参考にはならないことは多いですよね。でも、グラントには感謝して練習をお願いしています。今年の前半、グラップリングの練習をロータスにしにきてくれて」
──泉選手はMMAファイターとして粗いところが短所だけでなく、長所にもなっているかと。
「ハイ。どうせ、俺を相手にするならストライカーになるんでしょ。リーチ差があるから、ジャブをついてって感じでしょ。テイクダウンは切れるからって。そういう感じでしょ、うん」
──MMAで、金網がある。そこで組み勝てないと……。
「ハイ。じゃあ、そういうことで。アハハハハ」
──ご自身の試合になると、本当に口が重くなりますね(苦笑)。
「フフフフフ。ハイ、そういうことでお願いします」
──ここを越えてトップ戦線に戻るという想いは?
「う~ん、まぁ、そういうことですよね。そういうことです」
──試合の2週間前でなく、40日前でも表情も険しくなって試合のことは話してくれないですか(笑)。
「そうですねぇ……。ちゃんと真面目に生きているので」
──では、もうここは話題を変えさせていただいて、7月のDEEP X NARIAGARIで天野心愛さんへの公開プロポーズのことでも尋ねさせてもらうとしましょうか(笑)。
「まぁ、話せる限りは話しますよ(笑)」
──ええ? 記事になるのですが……構いませんか。
「ハイ。そういう付き合いをさせてもらっていると思っているので」
──ありがとうございます(笑)。なかなか勇気のいる公表だったと思います。
「2回目ですしね(笑)」
──いや、それよりも年齢差が……。
「あぁ……」
──公表の前に、3月ぐらいですか……かなり固い表情で交際について教えてくれました。
「高島さんはお嬢さんが3人いて、年齢が変わらないから拒否反応があるかもしれないというのは、チョット思っていました」
──まぁ、あの時も伝えさせていただきましたが、人様の恋愛に口は挟めないです。ただし、自分の娘が43歳の男を連れてきたら拒否反応は間違いない。同時に拒否反応でなくても色々と言われることだと思います。そこをケージの中で公表するのは、ケジメだったのですか。
「違います。ただ単に僕がやりたかったから、やっただけです。皆、分かっていないですよ。僕が壊れている人間だって。僕はただ単にやりたいことをやっただけです。もちろん、メインイベントで勝つということが、今後の格闘技人生で何度やれるか分からないというのもあります。
年齢差のことは、言われてみればそういうことか──と(笑)。色々なことは考えるのに、そういうところは抜けていることがありまして。意外とそれなりにニュースになって、『なるほど、こんなに突っ込みどころがあったのか』と。『教え子に手を出して』とか『相手は学生だ』とか、色々ありましたね」
──年の差云々もありますが、大々的に公表したことは……前回のこともあり、その後の精神的ダメージがあった日々を想うと、老婆心ですが心配にはなりました。
「あぁ、ありましたね。でも逆にそういう覚悟はあります。それは経験しているから。離れられるリスクは全然あるんじゃないですか。そういう経験もしているけど、それはもうしょうがないですよ。経験しているから、どうなるもんじゃない」
──この発表は現役生活、そして実生活で頑張れる要因になるのでしょうか。
「それは勿論、言わずもがなです」
──私は家内に依存している方なので、子供ができるまでこの人のために頑張ろうとかなかった人間なので。その辺りのことが分からなくて。それで張りが生まれるのであれば……。
「張りを生むためにやったわけじゃないですけど……、ただやりたいからやっただけです。プロポーズは」
──MMAファイターとして強くなれる、ポジティブな要素になりましたか。
「あれがどうこうじゃないですけど、彼女のお陰でやれているのは確実なので。恥ずかしながら43歳の北岡悟は19歳の奥さんがあっての北岡悟なので。それが今の北岡悟で。だから、それを隠す気がないからこその発表だったかもしれません。あくまでもジムのなかではジム生だけど、皆が思っているよりは自然なカップルだと思います。
強くなれる……活力ですかね。今の自分のやりくりには必要な存在です」
──押忍。ありがとうございました。
■視聴方法(予定)
11月11日(土)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV
■ DEEP116対戦カード
<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
CORO(韓国)
<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
泉武志(韓国)
<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
雅駿介(韓国)
<女子ミクロ級/5分2R>
しなしさとこ(日本)
ちびさい KYOKA(韓国)
<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
谷岡祐樹(日本)
<バンタム級/5分2R>
橋本ユウタ(日本)
鹿志村仁之助(韓国)
<メガトン級/5分3R>
誠悟(日本)
ヨコヤ・マクレガー(韓国)
<ライト級/5分2R>
佐々木大(日本)
太田将吾(日本)
<バンタム級/5分2R>
秋元強真(日本)
田口貴親(日本)
<アマチュア68キロ契約/3分2R>
菅涼星(日本)
小柴亮太(日本
<アマチュア・フェザー級/3分2R>
鈴木大晟(日本)
横内おにぎり君(日本)