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DEEP 奈部ゆかり 渡辺華奈

【DEEP JEWELS】2022年フライ級GP開催へ 佐伯代表が示唆!

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9月4日に新宿FACEで開催されたDEEP JEWELS34。大会後の記者会見でDEEPの佐伯繁代表が2022年にフライ級のトーナメントの開催を予定している事を明らかにしました。

ゴング格闘技によると「来年はフライ級のトーナメントをやろうと思っています。ケイト・ロータス、ミッコ・ニルバーナ、杉山しずか、奈部ゆかり…賞金を懸けてベルトを作ってやろうかと思います」と語ったようです。

フライ級GPの開催は大歓迎。長らくトップ戦線に絡んでいる杉山、渡辺華奈を相手にドローの大接戦に持ち込んだ奈部、地道に勝ち星を重ねているミッコ。ここまでの人選は特に異論ありません。

でも、その中にケイトの名前があるのはどうにもこうにも違和感。だって結果出してないですよね?モデルばりの美貌から売り出したいのは重々理解しています。でも今の戦績で持ってくるのはさすがに無理がありますよ。佐伯さん、ちょっと待ってくださいと。

実力的に悪い意味で完全に浮いてるし、GP出場で心身ともにボロボロになる前に、今はまだ引っ込める、温存して長い目で育成した方が良いのでは?老婆心失礼しました。
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ARAMI DEEP JEWELS33 MMA 奈部ゆかり

【DEEP JEWELS33】ARAMIのビクトル投げ→ヒザ十字を凌ぎ、奈部ゆかりが組み勝って3-0で判定勝利

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
ARAMI(日本)

サウスポーのARAMIに対し、距離を詰めていく奈部。足を使うARAMIを奈部は右ローで止める。そして組み付いてケージ際の攻防に。ARAMIが体勢を入れ替えて離れる。ARAMIの左ストレートをバックステップでかわす奈部。ARAMIが組み付いてケージ際へ持っていくも、奈部が首投げでテイクダウンを奪う。ARAMIが立ち上がり、試合は再びスタンドへ。

互いに距離を伺うなか、前に出てきた奈部に左を振りながら組み付いたARAMI。しかし奈部が反対にARAMIをケージに押し込む。ケージ際の攻防が続くが、AMARIが一度ギロチンを狙ってく飛びつくが、これはすぐに諦めて戻る。離れてケージ中央へ。シングルレッグダイブで奈部の左足を抱えたARAMIが、ケージへ押し込んでいく。ここでも奈部が体勢を入れ替え、払い腰気味に相手を崩してグラウンドに持ち込む。

そのままバックを狙う奈部だったが、ARAMIも立ち上がり、差し合いの攻防が続く。スタンドでバックに回った奈部に対し、ARAMIは右足を取って足関節を狙ったところで1Rが終了した。

最終2R、距離を詰めた奈部が右を振るう。ARAMIは左ストレートを返しながら、組み付いて奈部に背中を着かせる。しかし立ち上がってバックに回る奈部。相手をケージに押し込み、太ももへヒザを打つ。ダブルレッグに切り替えた奈部は、リフトアップからテイクダウンし、ケージに押し込んだ。ARAMIはケージに背中を着けて立ち上がるが、奈部は構わずボデロックを維持し、足を入れてテイクダウンを狙う。

ケージ際での差し合いが続いたが、ARAMIは相手の首を抱えて飛びつくも頭を抜いた奈部がバックに回る。そして引き倒してグラウンドに持ち込んだ奈部。ARAMIは起き上がり、ビクトル投げからヒザを狙っていくが、奈部が凌ぎ切った。

判定は3者ともフルマークで奈部の勝利を支持した。


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ARAMI HIME UFC にっせー キック パク・シウ 伊澤星花 大島沙緒里 奈部ゆかり 本野美樹 村田夏南子 藤田翔子 青野ひかる

【DEEP JEWELS】速報中!DEEP JEWELS 33 ~アトム級GP 2021 FINAL~

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村田夏南子のUFCから女子繋がり。浜松町のニューピアホールではDEEP JEWELS 33 ~アトム級GP 2021 FINAL~が開催されます。アトム級GPの準決勝、決勝に加え、本野美樹(AACC)×伊澤星花(高本道場)のストロー級タイトルマッチと見どころ十分。あろう事か遅刻確定ですが、本日も電波と充電の続く限り会場から速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
×パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
(1R 腕十字)
◯大島沙緒里(AACC)
1R、大島はパンチを打ち合いって流れからタックルに行く戦術。パンチを被弾するが、しっかり打ち返す。だが肝心のタックルは切られてしまいパウンドを被弾。しかしシウは深追いしない。スタンドに戻るとシウの左フックがクリーンヒット。ダウンした大島にパウンドを仕掛ける。すると大島は下から腕十字!これがガッチリ極まってシウはタップ!大島が逆転の一本勝ち!


【第2試合 DEEP JEWELSアトム級GP準決勝】
◯青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
(1R 腕十字)
×にっせー(フリー)
1R、開始直後からタックルに行く青野。にっせーはこれを切って離れ側にパウンド。さらに青野は前に出るといなしてスタンドでバックに回る。しかし青野は向き直ってタックルでテイクダウン。マウントから肩固めを狙う。にっせーがスイープした瞬間、青野は下から腕十字!これが極まってレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 ライト級】
◯ひしぬまjujcyさやか(和術慧舟會GODS)
(2R TKO)
×ぽちゃんZ(ねわざワールド品川&パラエストラ東京)
1R、開始直後から重量級同士のぶつかり合い。重たいフックをそれぞれヒットさせる。身体が近づくと長い差し合い。ブレイクがかかる。膠着するかと思いきや、中盤からひしぬまが面白いように投げでテイクダウン。終了間際にはマウントも奪取して優位に試合を進めた。
2R、開始直後にひしぬまが投げでテイクダウン。袈裟固めの体勢からマウントに移行してパウンド連打。体勢を変えて打ち続けるとついにレフェリーが試合を止めた!


【第4試合 51kg契約】
×音波(AACC)
(判定0-3)
◯竹林エル(総斗會三村道場)
1R、DEEPJEWELS常連ストライカーの音波に一歩も引かない打撃戦を仕掛ける竹林。互角以上に打ち合う。逆に音波はタックルを交えるがテイクダウン出来ず、自らグラウンドに引き込む。すかさず腕十字!だが竹林は冷静に対処して脱出。スタンドに戻ると竹林が首相撲からの膝蹴りなどで攻勢。さらにグラウンドでもバックに回るなど優位に試合を進めた。
2R、開始直後に音波のハイキック。しかし竹林は怯まずに前に出るとパンチを打ち返す。さらには首相撲からの膝蹴り連打で攻勢。組みついた音波は首投げでテイクダウンするが竹林はするっとバックに回る。チョークを仕掛けて優勢。最後までバックをキープして試合終了。判定は竹林!


【第5試合 ストロー級】
×藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定0-3)
◯HIME(毛利道場)
藤田は計量400gオーバーのためイエローカード1枚が出た状態で試合開始。
1R、ローで試合を組み立てる藤田に対してHIMEはチャンスと見るや飛び込んでいく展開。中盤に差し合いになると藤田が崩してテイクダウン。しばらく上をキープするが、HIMEが立ち上がる瞬間に藤田のバックに回る。おんぶの体勢からチョークを狙うが決め切れずにラウンド終了。
2R、開始直後に藤田のハイがヒット。HIMEはグラつくがすぐにパンチを打ち返して立て直す。そこからスタンドでの一進一退の攻防。それが中盤になるとHIMEのパンチが冴える。ケージに追い詰めると左右の連打で藤田の動きを止める。あと1発まで追い込んだが藤田は要所で組みついて難を逃れて試合終了。判定はイエローが出ている事もあり、HIMEに軍配。


【第6試合 フライ級】
◯奈部ゆかり(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×ARAMI(フリー)
1R、序盤から重厚な差し合いが続く。奈部は開始直後に首投げ、終了間際に足払いでテイクダウンを奪うがARAMIはすぐに立ち上がる。一方のARAMIはなかなか攻め手を見出せないが終了間際にスタンドから隙を突いて足関節を狙ったがタイムアップ。
2R、やはり重たい差し合い中心。その流れでも奈部のテイクダウンは手堅い。タックルからリフトして倒したり、足を掛けて倒すなどバリエーションを見せて優位に立つ。ARAMIはギロチンや足関節を狙うなどしたが、奈部に冷静に捌かれてしまい打つ手がない。このまま試合は終了。判定は奈部に軍配。


【第7試合 セミファイナル DEEP JEWELSストロー級タイトルマッチ】
×本野美樹(AACC)
(1R 腕十字)
◯伊澤星花(高本道場)
1R、開始直後にパンチを餌に両足タックルでテイクダウンする伊澤。本野もすぐに立ち上がるが、差し合いから再び伊澤がテイクダウン。すかさず腕を狙いに行く。アームロックから腕十字を仕掛けるとこれがガッチリ極まって本野はタップ!伊澤が一本勝ちで王座を奪取!


【第8試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級GP決勝】
◯大島沙緒里(AACC)
(判定3-0)
×青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
1R、開始直後に青野がフックからのコンビネーションでタックルを決めてテイクダウンに成功。ここから上下が激しく入れ替わる寝技の展開がスタート。大島はしつこくアームロック、腕十字、足関節を仕掛けるが青野は寸前で回避。終了間際には大島が仕掛けてきた足関節合戦に付き合うが互いに決められずにラウンドを終えた。
2R、開始直後に青野がタックルでテイクダウン。しかし大島は果敢に下から足関節を仕掛ける。青野は対応して上をキープしていたが、大島はするすると上になると腕十字であわやの場面を作り攻勢。終盤は大島が上のポジションをキープして試合終了。判定は大島に軍配。2回級制覇を成し遂げた。
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CORO DEEP JEWELS33 DEEP101 J-CAGE KINGレイナ News ブログ 伊澤星花 住村竜市朗 奈部ゆかり 東陽子 石司晃一

【DEEP101&DEEP JEWELS33】21年目のDEEP──5月5日のDEEPとJEWELSの対戦カードを9試合発表

【写真】雅、関原、石谷、鶴屋。これからのDEEPをリードするファイター候補の競演(C)MMAPLANET

19日(金)、DEEPより5月5日(水・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP101 IMPACTとDEEP JEWELS33の対戦カードが発表されている。

正午開始のJEWELS33と午後6時スタートのDEEP101。二部制イベントは2試合+アトム級GP準決勝+決勝の5試合、DEEP101は7試合が明らかとなった。


JEWELSでは既報の通り、3月7日に組まれていたDEEP JEWELSストロー級選手権がリスケされている。チャンピオン本野美樹の負傷で次回大会に延期されたタイトルマッチ。チャレンジャーの伊澤星花は7日大会で本野の同門、杉本恵とグラップリングマッチを行いRNCで一蹴している。

またヒザの負傷から1年3カ月振りの再起を果たした奈部ゆかりは、ARAMIと2大会連続の出場となった。大島沙緒里、村上彩、パク・シウ、青野ひかるが勝ち上がっているアトム級GPの準決勝の組み合わせは、近日中に抽選会で決まるとのこと。再び、佐伯繁代表の「じゃーんけーん、ぽん」という声が響き渡るか。

DEEP101はウェルター級正規王者の住村竜市朗と米田奈央の試合がノンタイトル戦、さらにKINGレイナは1年3カ月振りのMMAマッチをパンクラスでキャリアを積んできた東陽子と行う。バンタム級の東にとって64キロという契約体重が、どのように作用するか。

またTDCホール大会で東修平をギロチンで下したCOROが、2019年10月に米山千隼に敗れて以来、1年7カ月振りにバンタム級戦線に復帰の石司晃一と戦うことも決まった。

国内ムエタイ三冠ながら、一からMMAファイターとして取り組んでいる雅駿介がプロ2戦目で平松翔と対戦する一戦を始め、関原翔×ヒロヤ、山本歩夢✖石谷大成や畠山祐輔✖佐藤拳駿戦、さらに鶴屋怜のプロ2戦目も決定している。

2月の20周年記念大会を経て、これからのDEEPの潮流になるかというマッチアップが多く見られる後楽園ホール大会だ。

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DEEP JEWELS32 J-CAGE Report ブログ ミッコ・ニルバーナ 奈部ゆかり

【DEEP JEWELS32】1Rは投げで圧倒した奈部ゆかりが、1年4カ月ぶりの試合を判定勝利で飾る

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17
ミッコ・ニルバーナ(日本)

開始早々、前に出たのはミッコ。奈部は下がりながらの右クロスでグラつかせると、組み付いてから投げてテイクダウン。すぐさまバックを狙う。上を向いたミッコに対しマウントへ。再びバックマウントへと移行したところで、ミッコに前へ落とされた。しかしすぐに体を起こすと、奈部はミッコをケージに押し込む。ケージ際で互いにヒザを打ち合う展開の中、ラウンド中盤で再びテイクダウンに成功した。

そのままパンチを落としながらマウント→バックマウントへ。ミッコも立ち上がり、奈部をケージに押し込むも、奈部が鮮やかな払い腰でグラウンドに持ち込んだ。袈裟固めの鍋に対し、ミッコは奈部の右足に両足を絡ませてパスさせない。奈部はその体勢から鉄槌を落とし、トップをキープしたまま1Rを終えた。

最終2R、ミッコが左右のローを放ちながら距離を詰める。奈部は左右に回り、ミッコが近づいてくると組み付き、ケージ際へ。奈部がバックを狙うと、奈部の左足を狙っていくミッコ。回転して足を抜いた奈部は、立ち上がったミッコをケージに押し込み、シングルからバックへ。足をかけ、奈部の左腕を取ってテイクダウンを防ぐミッコ。

奈部が左腕を抜いたところで、逆にバックを狙いながら、足に移行してテイクダウンを狙っていく。しかし切り返した奈部がダブルレッグ。これをカットしたミッコは、またもビクトルから足を取りに行くが失敗。奈部がバックをキープしながらグラウンドへ。奈部もパンチを当ててるが、ミッコを抑え込むことはできない。最後もミッコがビクトル投げを狙ったが、奈部がそれを潰したところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者とも3ポイント差で奈部に。1年4カ月ぶりの試合を勝利で飾った奈部は、「皆さん、ただいま! これからも応援よしくお願いします」と締めくくった。


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DEEP JEWELS32 Interview J-CAGE ブログ ミッコ・ニルバーナ 奈部ゆかり

【DEEP JEWELS32】1年4カ月振りの再起=ミッコ・ニルバーナ戦へ、奈部ゆかり「フライ級GPを──」

【写真】取材後に猫──ではなく恐竜ポーズを決めた奈部 (C)MMAPLANET

本日7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されDEEP JEWELS32で、奈部ゆかりがミッコ・ニルバーナと1年3カ月振りの再起戦を行う。

一昨年12月に韓国のRoad FCに参戦し、ローワン・ビルガーにケージレスリングを武器に快勝も、この時点で左ヒザを負傷し長期欠場を強いられることになった。

同時にコロナ禍となり、練習からも遠ざかっていた奈部は仕事を天職し、ケージに戻ることを決めた。再起戦前日、計量直後に聞いた奈部ゆかりインタビューをお届けしたい。


──2019年12月のROAD FCでのローワン・ビルガー戦。計量後に奈部選手はMMAPLANETのインタビューで「国内は一通り当たったので海外でやっていきたい」という話をされていましたが、あの時点で既に足を負傷していたということですよね。

「ハイ。計量の2日前に韓国の知り合いの後輩とアップをしていて、左ヒザの半月板が割れて関節に挟まっている状態で足が伸びなくなっていました」

──試合後にヒザをケガしていたと聞いていたので、靭帯だと思っていました。

「靭帯はもともとその1年ぐらい前に前十字が切れていて、そのまま放っておいたのが仇となりました」

──しかし、その状況で良く試合をしましたね。

左ヒザがしっかりとテーピングで固定され、戦っていた奈部ゆかり

「欠場するっていう選択はなかったです。山崎(剛Me,We)代表も『大丈夫だよ』って、ただポジティブな言葉を掛けてくれて」

──痛みは?

「痛かったです。足が伸びないですし。でも山崎さんは『こういうのはよくあるよね』とか、ネガティブにならないよう導いてくれました。でもアップ中にヒザが痛くて、『この動きはやりたくないです』って伝えると、『お前、試合が始まって同じことを言うつもりか』って怒られたんです」

──あの山崎さんが、怒った?!

「ハイ。あんな風に怒られて、ビックリしたんですけどやるしかないって気持ちが固まりました。そうしたら、試合後には『良くやった』と言ってもらえて……」

──結果的に試合をしたことで、ケガが酷くなったというのは?

「う~ん、そもそも試合が終わったら手術だっていう気持ちでいたので。手術後はコロナになって、務めていた会社から練習を禁じられて、秋ぐらいまでジムに行くことができなかったんです。そこで転職して、練習に戻ることにしたんです」

──ここにもMMAバカがいたということですね。

「格闘技関係者以外の人とは、相談したら反対されると思って誰にも話さずに決めました。山崎さんには『優先順位を考えて、選べ』って言われ格闘技を選びました。コロナで練習していなくて、テレビを見たり外をウロウロ歩いたり、最初は楽しかったです。でも練習していないと不安になってきて、皆のインスタが気になるようになって。つまり、私はやりたいんだなって分かったんです。

この間に何人かの知り合いも引退しちゃいましたし、(前澤)智ちゃんとかも。でも、フライ級も選手が増えてきて、戦ってみたいなって思いました」

──練習再開はいつ頃だったのですか。

「10月の終わりぐらいですね」

──ほぼほぼ11カ月間、MMAから離れていたわけでね。

「コテンパにやられました。レスリングの選手にもグラップリングで関節技を極められたり……もう涙がでてしまっていたんですけど、その時に山崎代表から『奈部ちゃんが休んでいた間も皆、練習していたんだから』と言われた時は、ズカーンと来ましたね……。いつも優しい山崎さんから、ガツンと言われたことは響きましたけど、あれでやろうって思いました」

──ケガの影響はなかったですか。

「それより練習していなくて、太っていたので……。体重が軽くなると、負担は少なくなって今は全く気にしていないです」

──いよいよ明日再起戦になりましたが、今の心境というのは?

「自分ではあまり意識しないようにしているのですが、凄く緊張しています。若い選手がたくさん出ているので、やっぱりやっていきたいという想いも改めて強くなっています」

──この後というのは、考えていますか。

「これは海外に出たいというのは、変わっていないです。状況が許されるようになるとONEやROAD FCで戦いたいです。渡部華奈選手がBELLAOTORに行って、再戦をしたいと思っていたので羨ましいです。

それとJEWELSにはフライ級王座がないので、選手が増えてきているしフライ級GPもしてほしいです。皆、20代ばかりですけど、杉山しずか選手という凄い人がいますし、同じチームですけどそういう機会があれば戦いたいです」

──女子選手はいくらでも練習仲間と戦うという感じがします。

「柔道時代もそうですし、プライベートはプライベート。試合は試合だと考えています。ミッコ・ニルバーナ選手とも試合が決まる2日前に新年会をやっていて、『もしかしたらあるんじゃない』って話していたんです。でも、今からするとあの時点でもう決まっていたと思います。ミッコ選手は『そうかもしれないですね』って笑っていたんですよ」

──そうであるなら、怖いです(笑)。

「アハハハ」

──ところで今回は計量後のポーズで、あの猫のような格好をしなかったです。

「アッ、アレ……恐竜なんです」

──恐竜だったのですか……スミマセン。あのポーズをとらなかったのは、心機一転ということなのでしょうか。

「いえ、忘れていました。1年4カ月振りだったので、ただ単に頭から抜けていました(笑)。普通にしていましたね」

──アハハハ。では再起戦に向けて、一言決意のほどをお願いします。

「新しいことをやってきたというより、自分がやってきたことの精度を上げてきました。劇的に進化しているということではなく、これまでの延長線上で圧倒して、まだまだ若い子には負けないぞというのを見せつけたいです」

■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP JEWELS32対戦カード

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ

<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ

<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ

<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ

<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ

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【DEEP JEWELS32】3月7日、アトムGP開幕戦。ストロー級タイトル戦=本野✖伊澤、奈部ゆかりが復帰戦

【写真】富松恵美、青野ひかる、大島沙緒里、パク・シウ ──実績的には上位4名といって良いGP参加選手。にっせー、さくら、永尾音波、村上彩らが上位の壁をいかに破るのかも楽しみだ(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

18日(月)DEEPより3月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールでDEEP JEWELS32~アトム級GP2001開幕戦~の開催とGP出場メンバー、DEEP JEWELSストロー級選手権試合を含んだ決定対戦カードの発表があった。

かねてより話に挙がったいたストロー級GP、3月の後楽園大会で1回戦が行われ、5月大会で4人制ワンナイトトーナメントで優勝者が決まる。そのトーナメント出場メンバーは以下の8人で、顔合わせは後日抽選で決定する。

【アトム級GP2001出場選手】
富松恵美
大島沙緒里
パク・シウ
青野ひかる
にっせー
さくら
永尾音波
村上彩


富松恵美は元アトム級暫定王者で、大島沙緒里は現DEEP女子ミクロ級チャンピオン。12月にその大島を破ったパク・シウが韓国から参戦する。また青野ひかるは昨年10月に前澤智の持つアトム級王座に挑戦して逆転負けを喫している。大島とのミクロ級王座決定戦に敗れた──にっせーらが出場する今回のGPトーナメント。今や海外ではトーナメントを年単位で行うようになったが、2大会の短期決戦はまさにJ-MMAスタイルといえるだろう。

なお今日の発表ではDEEP JEWELSストロー級選手権試合=チャンピオン本野美樹✖伊澤星花も明らかとなっている。このタイトル戦は昨年12月のノンタイル戦で伊澤に敗れたチャンピオンのリベンジ戦となる。

さらに一昨年12月にRoad FCに参戦し、試合前にヒザを負傷していながらローワン・ピルガーに激勝した奈部ゆかりが、実に1年4カ月振りの実戦復帰戦をミッコ・ニルバーナを相手に行うことも発表された。

DEEPとDEEP JEWELSのダブルヘッダーでなく、単独で後楽園ホールでの開催となる同大会、JEWELSの総力戦となる。

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