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F1 HEAT49 HEAT50 MMA MMAPLANET o Progress   アンディ・コング イゴール・タナベ キック コンバット柔術 ダニエル・スポーン パンクラス 岡野裕城 桜井隆多 椿飛鳥 江木伸成 濱岸正幸 生田誠 石井慧 竹浦正起 笹晋久 草MAX 鈴木万李弥

【HEAT50】計量終了 代役アンディ・コング大幅オーバー 組み技出場の竹浦正起「本戦に負けない」

【写真】MMAマッチ出場選手の集合写真(C)MMAPLANET

明日7日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT50の計量が、中区の名鉄イン名古屋金山1Fレストランで行われた。

グラップリング出場6選手

石井慧と対戦予定だったダニエル・スポーンがPCR検査で陽性となり日本便に搭乗できず、試合がキャンセルとなった同大会。

さらにイゴール・タナベも負傷欠場となり、桜井隆多はアンディ・コングとのマッチアップが決まったが、ミドル級リミットでアンディ・コングは本計量で90キロと大幅オーバーとなっている。

桜井×アンディが明日組まれるのか、まだ主催者発表はないが――ここではMMAとProgress提供のグラップリングマッチに出場する選手の明日の試合に対する意気込みをお伝えしたい。


笹晋久
「試合が急に決まったのですが、受けていただきありがとうございます。やってきたことを出すので、よろしくお願いします」

春日井たけし
「急遽試合を受けてくれた笹選手、本当にありがとうございます。僕のラストファイト、面白い試合ができるよう頑張ります」

岡野裕城
「あんまり声が出ていないのですが……全力でやって倒します」

草MAX
「ベルトは渡さないんで」

アンディ・コング
「今からちょっと瘦せようと思います」

桜井隆多
「相手が一応代わってしまって、急遽アンディさんに相手をしてもらうのですが、ちょっと今まだ問題があるみたいなんでよろしくお願いします」

秋山怜冬
「明日は僕のデビュー戦になるんで。精一杯盛り上げようと思うんでよろしくお願いします」

倉本拓也
「前回のHEAT49にも出させてもらったのですが、今回の方がコンディションが良いので明日は絶対にKOで勝ちます」

廣瀬裕斗
「急遽試合が決まったのですが、全力で頑張るのでよろしくお願いします」

ユン・テスン
「相手がコロナに罹って、試合ができないかと思っていたなかで急遽出てくれた廣瀬選手、ありがとうございます。明日は全力で頑張ります」

徳弘拓馬
「明日はやってきたことを出すだけなんで、全力で頑張ります」

小川隼也
「1年半ぐらいまではパンクラス。初めてHEATに上がるんですけど、相手とキャリアの差は全然あるので圧倒したいと思います。以上です」

レアンドロ草野
「いつも通り楽しくアグレッシブな試合を見せたいと思います。お願いします」

濱岸正幸
「グラップリングの面白さが伝わるような熱い面試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

椿飛鳥
「明日は良いケージレスリングをしようと思います。よろしくお願いします」

竹浦正起
「明日は本戦に負けないようにグラップリングでも楽しい試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

江木伸成
「コンバット柔術は初めてなので、本戦のキックに負けないよう楽しい動きのある試合をしようと思います」

生田誠
「コンバット柔術は日本ではほとんど試合がないです。こういうプロの大会でやることも多分なかったと思います。アマチュアの大会は東京で今成さんがやっていて、そっちの方がチャレンジしたのですが、なかなか難しいルールで。見る方も寝技だけだとちょっと面白くない場合があると思いますが、打撃が入ることでちょっとスリリングな動きとか見せられると思いますので、皆さん、コンバット柔術を日本で堪能してください」

■視聴方法(予定)
5月7日
午後1時30分~ TIGET LIVE

■HEAT50計量結果

<キック61キロ契約/3分3R>
皇治:60.9キロ
ダウサコンBANG BANG GYM:60.7キロ

<65キロ契約/5分3R>
春日井”寒天”たけし:65.0キロ
笹晋久:65.2キロ

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:70.1キロ
[挑戦者] ラーシーシン・ウィラサクレック:70.2キロ

<HEATライト級選手権試合/5分5R>
[王者] 草MAX:70.2キロ
[挑戦者] 岡野裕城:70.1キロ

<キック62キロ契約/3分3R>
安川侑己:62.0キロ
モンダム・ウィラサクレック:62.0キロ

<ミドル級/5分3R>
桜井隆多:83.8キロ
アンディ・コング:90.0キロ

<キック53キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥:53.3キロ
小澤聡子:53.1キロ

<キック57.5キロ契約/3分3R>
内藤凌太:57.5キロ
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.8キロ
秋山怜冬:65.5キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.7キロ
廣瀬裕斗:56.8キロ

<キック63キロ/3分3R>
伊藤勇大:62.7キロ
SOUL:62.8キロ

<バンタム級/5分3R>
小川隼也:61.4キロ
徳弘拓馬:61.1キロ

<フォークスタイルグラップリング85キロ契約/5分2R>
濱岸正幸:84.4キロ
レアンドロ草野:84.5キロ

<フォークスタイルグラップリング・ライト級/5分2R>
竹浦正起:69.3キロ
椿飛鳥:70.0キロ

<コンバット柔術66キロ契約/5分2R>
生田誠:65.3キロ
江木伸成:61.1キロ

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HEAT49 MMA MMAPLANET o ONE Ring Girl Special 中井りん

【Monday Ring Girl】HEAT49

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第407弾は2021年10月17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されたHEAT49のリングガールです。

<関連レポート>
【HEAT49】非公式戦のMIXルールは中井りんがMMAルールのラウンドで即テイクダウン、パンチで仕留める

(C)MMAPLANET

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HEAT49 MMA キック ボクシング 中井りん 鈴木万李弥

【HEAT49】非公式戦のMIXルールは中井りんがMMAルールのラウンドで即テイクダウン、パンチで仕留める

【写真】試合は中井がテイクダウンからパンチでレフェリーストップを呼び込んだが、公式記録は勝敗なし(C)MMAPLANET

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
勝敗なし
鈴木万李弥(日本)

今回のMIXルールの1Rは、オープンフィンガーグローブを着けてのキックルールで行われる。クラウチングスタイルの中井に対し、パンチを繰り出していった鈴木。その鈴木に対して左右フックを当てた中井は、さらに相手の蹴り足をキャッチする。さらに距離が近くなると組み付いてから離れる。鈴木は右の前蹴りを当てる。中井は組んでから倒してしまう。首相撲からヒザ蹴りを当てていく中井、鈴木が回転技を繰り出すと、中井はバックから組み付く動きを見せてしまう。

至近距離でアッパーを突き上げる中井は、鈴木の右ミドルをキャッチするも、ここはブレイクに。残り30秒で右ロー、ダーティボクシングからの右アッパー、さらに右クロスを当てた。鈴木も右をヒットさせるが、中井はパンチの回転で上回った。

2RはMMAルール。開始早々、中井がテイクダウンからバックマウントへ。鈴木の体を伸ばしてパンチを連打する。鈴木の動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。

今回の試合は非公式戦のMIXルールとして、公式結果は勝敗なしとなっている。


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HEAT49 MMA イゴール・タナベ 清水洸視

【HEAT49】イゴール・タナベが清水洸視を三角絞めで絞め落とし、MMA初陣を秒殺勝利で飾る

【写真】テイクダウンしてからフィニッシュまでは、さすがのスピードだった(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
Def.1R by 三角絞め
清水洸視(日本)

左手を伸ばしながら前に出たイゴールが右ロー。相手にケージを背負わせてから組み付き、ボディロックでテイクダウンを奪う。そしてトップから三角絞めの体勢に入り、下になって清水を絞め落とした。

MMA初陣を秒殺勝利で飾ったイゴールは、次回HEAT50への出場をアピールした。


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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 修斗 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】1年11カ月振りのファイト=菅原和政と対戦、岡野裕城「知らないところで戦う感じで良い」

【写真】初参戦のHEATは、日本でないようだと言う岡野のフレームはやはり大きい (C)EMILIO INAFUKU

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、岡野裕城が菅原和政とHEATライト級挑戦者決定戦を戦う。

1年11カ月振りのファイトは、結婚をして生活環境が変わった今の自分をどれだけ出せるか──そこだけだと岡野は言い切った。

計量後に尋ねた、岡野のこの試合への想いをお伝えしたい。


岡野裕城
「初めてHEATで戦うのですが、会場で試合を見たことも無くて。今日の計量でも、しっかりと演出とかされていて豪華でした。凄く独特ですよね。ファンが見ているわけではないのですが、音楽とかも流れてこれまでにない経験でした。
 キックの選手も多くて、MMAの選手も知っている人が少なくて──名古屋っていうこともあり、知らないところで戦うっていう感じで良かったです。こういう雰囲気は好きで、良かったです。日本人ばかりですけど、日本で試合をしているような感じがしていないです(笑)。
計量自体はいつもより、落とし幅が少なくて楽でした。あんまり練習ができていなくて、筋肉量が落ちていましたかね(笑)。それでも最後の方は体も戻ってきましたね。試合が1年11カ月振りで──別にコロナが要因でなく、結婚して仕事も変えて、忙しかったので練習が出来ていなかったです。8月以降なら練習できるかなと考えている時に、HEATからたまたまオファーを貰って。修斗も何度かオファーをくれて、HEATもこの前に1度話をくれましたけど、全く練習できていなかったので断っていたんです。
今回の試合も最初は9月26日の予定だったのが、3週間延びて僕には都合が良かったです。
ただ、この試合が挑戦者決定戦とかそういうことは関係ないです。一つの試合として、今創れる自分の強さを試合で試したい、それだけです。菅原選手の試合も映像で見ました。強いと思います。弱くはないです、絶対に。自分を試すには凄く良い相手です。勝ってタイトルに挑戦できれば良いですけど、本当にその流れは見ていないです。明日の試合しか考えていなくて、このタイミングで試合をしておかないとずっとやらないと思ったので受けました。
自分への期待? とにかく、ここでちゃんと勝って自分への期待を高めたいですね。2年も試合をしていなくて、選手は試合で出せることが全てですから。じゃあ、今の俺はどうなんだろうと。8月から練習をしてきて、良い自分は創れているとは思っています。それが正解だというのを試合で出したいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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ABEMA HEAT49 MMA NØRI PANCRASE Pancrase324 Pancrse324   ジェイク・ムラタ 上田将竜 井村塁 内村洋次郎 小川徹 山北渓人 村山暁洋 狩野優 端貴代 菊入正行 透暉鷹 野田遼介

【Pancrase324】計量終了 タイトルマッチ3試合を始め、出場全選手が一回目の計量でパス

【写真】トリプルクラウンが揃って暫定王座というのは、過去に例があるのだろうか (C)PANCRASE

明日、17日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrse324の計量が行われた。

フライ級暫定KOPC=チャンピオン小川徹✖上田将竜、暫定女子フライ級王座決定戦=NØRI✖端貴代、暫定ウェルター級王座決定戦=菊入正行✖村山暁洋ら3階級のタイトル戦に出場する6選手を始め、メインカード出場の22選手の全員が1度目の計量でパスした。

メインカードの出場選手の計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後1時00分~ TIGET LIVE
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase324計量結果

<フライ級暫定KOPC/5分5R>
[王者]小川徹:56.5キロ
[挑戦者]上田将竜:56.7キロ

<暫定女子フライ級王座決定戦/5分5R>
NØRI:55.7キロ
端貴代:56.3キロ

<暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
菊入正行:76.5キロ
村山暁洋:76.85キロ

<ストロー級/5分3R>
野田遼介:54.2キロ
山北渓人:52.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
内村洋次郎:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.95キロ
ジェイク・ムラタ:61.45キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.05キロ
狩野優:65.25キロ

<ライト級/5分3R>
高橋“Bancho”良明:70.2キロ
平信一:70.5キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.55キロ
新谷琴美:52.1キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.35キロ
リトル:52.3キロ

<フライ級/5分3R>
井島裕彰:56.85キロ
谷村泰嘉:56.35キロ

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HEAT49 MMA   イゴール・タナベ キック 中井りん 土肥潤 堺龍平 岡野裕城 清水洸志 菅原和政 野瀬翔平 鈴木万李弥

【HEAT49】計量終了 ファット忍者ならぬスキニー忍者、イゴール・タナベ83.4キロでパス

【写真】プレ50回記念大会を連想されるボリュームのHEAT49はいよいよ明日開催される(C)EMILIO INAFUKU

明日、17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49の計量が、東区のメルパルク名古屋で行われた。

注目のMMAデビュー戦を戦うイゴール・タナベはファット忍者の異名は返上、リミットを500グラム下回る83.4キロで無事パス。スキニー忍者として明日、清水洸志との対戦を迎えることとなった。


注目の公式記録とはならない非公式ミックスルールで2年振りの実戦を迎える中井りんは600グラムアンダー、鈴木万李弥は300グラムアンダーで、正面からの写真では体のフレームが鈴木の方が大きい印象を残したが、向き合うと中井の肩回りの厚みは、さすがと思わせるモノだった。

HEATライト級挑戦者決定戦に挑む、菅原和政と岡野裕城やバンタム級の新旧対決=土肥潤✖野瀬翔平ら注目カードを始め、MMA及びキックともに計量失敗はなかった。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49計量結果

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター:69.9キロ
[挑戦者] 藤村大輔:69.8キロ

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己:60.0キロ
北川裕紀:キロ
59.8
<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政:70.2キロ
岡野裕城:70.5キロ

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん:58.4キロ
鈴木万李弥:58.7キロ

<バンタム級/5分3R>
土肥潤:61.2キロ
野瀬翔平:60.6キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人:55.0キロ
片島聡志:57.8キロ

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム:57.0キロ
一仁:57.8キロ

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ:83.4キロ
清水洸志:83.8キロ

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン:56.6キロ
御代川聡志:57.0キロ

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹:60.3キロ
嶋田将典:60.0キロ

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也:65.9キロ
坂本大地:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ:56.3キロ
堺龍平:56.7キロ

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム:60.9キロ
ポッシブルK:61.1キロ

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実:69.3キロ
夜叉猿:69.5キロ

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー:96.7キロ
凡人ツチヤマン:──キロ

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DEEP HEAT49 MMA RYO   ブログ 岡野裕城 菅原和政

【HEAT49】岡野裕城とライト級挑戦権争いを前に、菅原和政「失ったキャリアを取り戻したい」

【写真】試合の5日前の時点で、この仕上がり具合!! (C)KUNIRYOSHI HIRONAKA

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、菅原和政が草MAXの持つHEATライト級王座への次期挑戦権を賭けて岡野裕城と戦う。

3年半以上のブランク──潰瘍性大腸炎を患い、この間にカナダでの生活、そして居を東京から福岡に移して失われたキャリアの挽回に燃える菅原は、実績やキャリアで上回ると捉えられている岡野に対して、絶対の自信を持っていた。失われた時間、彼の身に何が起こっていたのかを振り返ってもらい、今回の試合への意気込みを訊いた。


──HEAT初出場で岡野選手とライト級挑戦者決定戦。このオファーを受けた時は、どのような気持ちでしたか。

「棚ぼただなって。出たこともなかったのに1試合勝てばタイトルに挑戦させていただけるので……何でだろうなって思いました。3月の修斗の試合で拳をケガして、ちょうど直って練習を再開しようという時にオファーをもらってタイミングも良かったです」

──修斗の選手が他のプロモーションで試合して、結果を残さないと厳しい反応が大昔はありました。

「僕は修斗で結果を残している選手ではないので、そういう心配はないです。病気になって休んでいる期間が長かったですし、失ったキャリアを取り戻したいと思っているので、オファーを頂ければどこでも戦います」

──2015年11月から2019年6月までブランクがありました。その病気というのは?

「潰瘍性大腸炎という病気で、酷いなかでも試合をして2連敗とかしてしまって。休息前は試合の準備中にも下血をしながら練習しているような状態でした」

──そんなことをして大丈夫だったのですか。

「若くてアホでした。自分では分かっていなかったのですが、細すぎて……お化けみたいな顔をしていたと言われました。症状としてはお腹が痛いのと、トイレにいく頻度が多いというものなんです。酷い時は日常生活にも影響が凄く出てしまいます。言い訳にしたくないですけど、修斗で戦うようになったぐらいから、下血は始まっていました」

──では休息に入るまで、6試合をその状態で戦っていたことになります。

「1年ほど薬を飲んだら収まって、その間は2連勝したんです。ただ副作用で白血球の量が多くなったので、アスリート的にも良くないと思い自然療法で治そうと。その時に同じように潰瘍性大腸炎を患っていた、寒川直喜選手や鈴木信達選手の話を聞かせてもらいました。

でも薬を止めると、また少し悪化してしまって。ジャイアン貴裕選手との試合後に、しっかり休んでやり直そうと決めました。この間に海外に行ったり、東京を離れて福岡にやってきたんです」

──環境を変えることが大切だった?

「原因は色々とあって、環境からくる無意識のストレスというものもそうで。小さなストレスが重なっていたと思います。人が多い、待ち時間が多い。それだけでも良くなかったらしくて。カナダに行って広くて、人が少ないという生活をして、自然に癒されていました。帰国後も福岡にやってくると、同じで。便が答えを出してくれました。東京で生まれ育ったのに、東京が合っていなかったんです」

──でも博多も大都会じゃないですか。

「それが鹿児島本線で博多駅から一駅離れると、もう都会の喧騒はなくて。自然もありますし、田舎過ぎないのがまたストレスにならないことに通じていると思います。福岡は本当に良いところです。まだトイレに行く頻度は多いですけど、血は出なくなりました。血が出ていないと、練習もいっぱいして、試合に出たいです。今は弘中先生の下でMMAをやり直している最中です」

弘中 菅原はカナダ時代にトライスタージムでも練習していて、GSPとか顔なじみなんですよ。

──おお!!

「バンクーバーとトロントに7、8カ月住んでいて。トロントに住んでいる時に赤沢(幸則)選手と知り合って、モントリオールのトライスターで練習させてもらったんです。GSPに気に入ってもらって、彼が倉庫を改造したプライベートの凄い設備が整ったジムを持っていて。そこにも呼んでもらえるようになって。トロントとモントリオールは、東京と大阪ぐらいしか離れていなくて、夜行バスで行くという感じだから5、6回ほどトライスターやGSPのジムで練習するという凄く贅沢な時間を過ごさせてもらいました」

──それは素晴らしい経験ですね。話をHEATの試合に戻しますが、岡野選手はDEEPと修斗でタイトル挑戦経験のある格上といえば格上の相手です。

「あんまり昔からスタイルが変わっていないですよね。僕は進化しているので、やってみたらどうなるのかなって」

──ライト級では大きなフレームの持ち主ですが、その辺りは?

「う~ん、でもそんなに気にならないです。小さな選手にもテイクダウンされていますし。組み力はあんまり強くないと思っています。基本で組む練習をマスタージャパンは、しっかりとやっているので。

それに組み技だけじゃなくて、全局面で勝てる自信があります。打撃なら打撃で行きますし。組めるなら組む。組まれても、それを返す練習は十分にしてきたので、どんなシチュエーションでも問題ないです。もちろん寝技になっても、柔術もしっかりやっているので最悪上を取られても、返して極めにいき、パウンドも落とします。打・投・極を出して、修斗らしく攻めようと思います」

──HEATの王座を掛けて戦うファイトを、修斗でもステップアップのきっかけとしたいと考えていますか。

「ベルトを獲っておけば、それだけでオファーも増えると思います。せっかくチャンスをもらったので、福岡にまだベルトがないので第1号でベルトを持って帰りたいと思います。どのような舞台でも、ベストパフォーマンスで戦えるよう試合をさせていただきます。KOか一本、勝ちにいく試合をしようと思っているので注目してほしいです」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
[挑戦者] 藤村大輔(日本)

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己(日本)
北川裕紀(日本)

<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政(日本)
岡野裕城(日本)

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
鈴木万李弥(日本)

<バンタム級/5分3R>
土肥潤(日本)
野瀬翔平(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人(日本)
片島聡志(日本)

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム(タイ)
一仁(日本)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
清水洸視(日本)

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
御代川聡志(日本)

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹(日本)
嶋田将典(日本)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
坂本大地(日本)

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ(日本)
堺龍平(日本)

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム(タイ)
ポッシブルK(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実(日本)
夜叉猿(日本)

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー(日本)
凡人ツチヤマン(日本

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HEAT49 Interview J-CAGE ブログ 土肥潤 野瀬翔平

【HEAT49】HEAT初出場、土肥潤戦へ。野瀬翔平「返されることを恐れて、固めるようにはなりたくない」

【写真】凛々しいし、試合スタイルを男前。でも、喋りは超苦手の野瀬 (C)KUNIYOSHI HIRONAKA

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49で、野瀬翔平が土肥潤と戦う。

福岡から全日本アマ修斗を制し、プロ修斗とRoad to ONEで戦績を重ねてきた弘中邦佳の愛弟子は、初めてHEATという舞台に挑む。とにかく経験を積むこと、そして練習をしてきたことを試合で出すこと──ルールへの理解度が、今一つではあったが、野瀬はこれまで通り真っ直ぐ土肥に向かっていく。


──7月に齋藤翼選手に判定勝ちを収め、次の試合がHEATになるとは思いもよらなかったです。

「弘中先生から『オファーが来たよ』って言われて、『やります』と。とにかく経験を積みたいので、試合ができるならどこでも戦うつもりでいます。その後、修斗からもオファーはあったみたいですけど、HEATからのオファーが先だったので、先に頂いた話を受けたという形になります。

コロナになってなかなか試合もできない時期がありましたし、修斗のベルトが目標であることは間違いないですが、今はとにかく経験を積むことを優先しています」

──HEATに対して、どのような印象を持っていましたか。

「RIZINにバンタム級チャンピオンの春日井選手が出ていたことぐらいしか知らなかったです」

──なるほどぉ(笑)。修斗とサステインが関わっているRoad to ONEという場以外で、初めて他のプロモーションの大会で試合をすることについてはどのように思っていますか。

「特別違った気持ちはなくて、目の前にある試合に勝ちたい。それだけです。試合をするのは修斗もHEATも同じですから」

──ただルールには、違いがあります。

「でもRoad to ONEのようにグラウンドでヒザがあるとか、大きな違いはないですし。気にすることではないです」

──いや、HEATはグラウンドのヒザやサッカーボールキックは反則ですが、顔面へのストンピングは認められているルールのはずですが……。

「えっ……。アレ、ユニファイド・ルールだと聞いているんですけど。ちょっと、待ってくださいね(ルールをチェックする)。あっ、本当ですね。顔面への踏みつけOKですね。アハハハハ、今、聞いて良かったです。ただ、やることは変わらないです。ここまで練習してきたことを、相手にぶつけるだけですし。

踏まれるポジションにいること自体、既に良くない状態なので、そうならないように戦います」

──自らが踏む方にもなれますが。

「特別、そこを狙うこともないと思います。その練習はしてきていないので」

──では、対戦相手の土肥選手の印象を教えてください。

「組みの選手で、なんかネチネチとしつこい感じです。闘裸男でマスタージャパン山口宇部の同門、小田光二選手が下からのヒジでTKO勝ちしたんですけど、それまでは組み伏せられていて。基本的なことをしっかりとやっている印象があります」

──MMAでここまで組みしか使わないのか、という選手ですよね。それも真正面が組んでいくような。

「そこに付き合って、向うのペースに持ち込まれたくはないですね。ただ組みになっても何の不安もないですし、もちろん打撃も練習しているので全く不安はないです。相手のペースに合わせないよう──そこだけ気をつけます。

この試合に向けて特別なことはしていないですし、組みも打撃も練習してきました。組んでバックをとって削って、最後はバックチョークというのを弘中先生とずっと話して、練習してきました。前の試合は一本まで取れなかったので、この試合ではタップを奪いたいです」

──上を取って攻めている時に、ひっくり返されることもしばしあります。

「そこは先生から注意を受けています。ただ、ひっくり返されることを恐れて上で固めるようなスタイルにはなりたくないです。狙える時は一本を狙って、返されて下になっても柔術の技術を使って上を取り直す──そういう練習をやっています。

取りに行けるようになるためには、リカバリーにも自信が持てるように柔術の練習をしてきました。下からの練習もやってきたので、果敢に一本を取りにいく試合をします」

──野瀬選手は試合運びも一生懸命で、真正直ですよね。もっといやらしい攻撃が出来ても良いんじゃないかと。

「そういう風になれれば良いんですけど、試合になるといつもああいう風に戦ってしまっています(笑)。弘中先生からズルく戦えと言われることもないですし」

(柔術の指導中に取材の様子を見に来た)弘中邦佳 真正直……そこは本人が戦う時に判断していると思うので。それよりも失敗を恐れて固くなるところがあるので、思い切って外しても構わないっていう風に言っています」

──それよりも、弘中さん。HEATは顔面踏みつけありですよ。

弘中 えっ、ユニファイドって言われたのに……。顔面踏みつけ有り? 顔面踏みつけ有りですね。まぁ、試合前日にはルールミーティングもありますしね。

──前日……。

弘中 大丈夫ですよ。踏みつけなんか、そんな小さなルールの違いでコイツは負けないですから(笑)。小さいことを気にするようじゃ、大成しないです。

──アハハハ。了解しました。ところでHEATには春日井たけし選手というバンタム級チャンピオンがいたのですが、先日のRIZINでの敗北で引退を決めました。土肥選手との試合の向こうに春日井戦や、HEATのベルト挑戦ということは見ていなかったですか。

「ここで勝って次とか、春日井選手とかは考えていなかったです。とにかく、土肥選手に勝つことだけ……土肥選手に勝ちたいとしか思っていないです」

──では今後もHEATで戦っていくという気持ちはありますか。

「もちろん、試合ができればどこでも戦っていきます」

──HEATも外国人を再び招聘できるようになれば、強い韓国人選手などと戦うチャンスがあるかと思います。

「とにかく強い選手と試合ができるチャンス……経験を積める機会があるのなら、本当に嬉しいですし、やらせてもらえるならやりたいです」

──ではHEAT初見参、名古屋のファンに一言お願いします。

「HEATは初参戦ですが、印象に残るようなような試合をするので、ひぜ応援宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後2時00分~ TIGET LIVE

■ HEAT49対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者]アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
[挑戦者] 藤村大輔(日本)

<HEATキック・ライト級王座決定戦/3分5R>
安川侑己(日本)
北川裕紀(日本)

<HEATライト級挑戦者決定戦/5分3R>
菅原和政(日本)
岡野裕城(日本)

<59キロMIXルール/3分2R>
中井りん(日本)
鈴木万李弥(日本)

<バンタム級/5分3R>
土肥潤(日本)
野瀬翔平(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
内藤啓人(日本)
片島聡志(日本)

<キック58キロ契約/3分3R>
ノラシン・スペチアーレジム(タイ)
一仁(日本)

<ミドル級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
清水洸視(日本)

<フライ級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
御代川聡志(日本)

<キック・ライト級/3分3R>
三輪裕樹(日本)
嶋田将典(日本)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
坂本大地(日本)

<フライ級/5分3R>
森下”塾長”コウキ(日本)
堺龍平(日本)

<キック61キロ契約/3分3R>
ワンチャルーム・スペチアーレジム(タイ)
ポッシブルK(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
堀越拓実(日本)
夜叉猿(日本)

<100キロ契約/5分3R>
ヨコヤ・マクレガー(日本)
凡人ツチヤマン(日本

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HEAT49 MMA ONE   イゴール・タナベ キック 清水洸志

【HEAT49】MMAデビュー=清水洸志戦へ、イゴール・タナベ─02─「日の丸を背負って世界で活躍します」

【写真】寝技になれば敬愛してならない師匠の住村竜市朗を、チンチンにしてしまう力を持っているイゴール。殴られるよりも、殴られる強さを持てれば──可能性は無限大だ (C)MMAPLANET

17日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT49でMMAデビュー戦を戦うイゴール・タナベ・インタビュー後編。

清水洸志戦を控えたイゴールは、MMAで戦うことへの本気度。そして日本を代表するファイターになるという熱い想い、信頼する師匠と仲間について熱弁をふるった。

<イゴール・タナベ・インタビューPart.01はコチラから>


──ではMMAデビューに向けて、どのような準備をしてきたのでしょうか。

「IGLOOにも近いのですが、RISEのチャンピオンの左右田泰臣選手のリベルタと、皇治さんのTEAM ONEで打撃をやり、MMAやグラップリングの練習はIGLOOとロータス世田谷で練習させてもらっています」

──青木選手が体重を落としてきたイゴールとは、組みの練習ができるようになったと言っていました。

住村 青木さんとイゴールはバチバチの練習をしていますね(笑)。

「青木さんはもともとIGLOOで水曜日にやっていましたし、今はロータスでも練習させてもらっています。あとは今日のようにIGLOOにグラント(ボクダノフ)に来てもらってやっています。グラントとは協力しあっています」

──対戦相手の清水洸志選手はアマ修斗全日本覇者ということです。

「デビュー戦同士ですから、2人ともめちゃくちゃやる気になる試合になると思います」

──イゴールとしては、どのような試合をしてみたいですか。

「グラントのようにすぐに終わらせるような試合をしたいです。バックをとって、直ぐに極める。自分に自信があるんじゃなくて、自分のやっている練習に自信があります。これまでに一番練習しました。柔術ではここまで練習したことないっていうぐらいやってきたので」

──デビュー戦後のキャリアアップの仕方に関しては、どのように考えていますか。

「そこはもうマネージャーさんに任せます。僕は決まった人と戦っていくだけです。MMAをやるからにはトップを目指しますし、一番強い人とやりたいと思っています」

──国内のミドル級は岩﨑大河選手、内藤由良選手、まだアマですが三上ヘンリー大智選手と、楽しみな選手が多いですし、そこにイゴールが加わると楽しみ倍増になります。

「もう今は対戦相手とか考えていなくて。マネージャーさんが持ってきた試合を住村さんと相談して、住村さんがやれといえばやります」

──住村選手がヘッドコーチですか。

「俺の師匠です」

住村 僕も終わりが近づいているし、ちょうど入れ替わりでイゴールのような選手が出てきてくれて。

「住村さんは23日に自分の試合があるのに、日帰りで名古屋まで来てセコンドをしてくれるんです。僕も試合まで1週間前だし、『大丈夫です。自分の試合に集中してください』って言ったんですけど、来てくれるって……。僕のキャリアが終わるまで、住村さんが師匠です。僕が世界のトップになった時もずっとそれは変わりません。僕は海外で練習するつもりもないんで。ずっと住村さんとやっていきます」

──そこまで、もう決めているのですか。

「日本を代表して戦いたい。海外で練習していたら、日本代表とは言えないですよ。日本でしっかりと強くなります。柔術では海外で練習もしました。でも結局は日本でしっかりと練習すれば強くなれると思っています。それこそ、青木さんを見れば分かるように。自分の仲間を信じて、信頼できる人と練習するのが一番です。

MMAでは俺はまだ経験もないし、そんな偉そうなことは言えないんですけど、柔術時代の経験でそう思っています。一番良い環境というのは、空気や雰囲気だと思っています。リラックスして、楽しみながらどれだけ練習できるか。セコンドも自分が一番信頼できる人についてほしくて」

住村 ここまで言ってくれるから、自分の試合より緊張しますよ(苦笑)。もうね、自分もね──大人としてね、彼のことを考えてあげたいし。これまで好き勝手やってきましたからね。

──アハハハ。否定できないです。では最後にファンに向けて、この試合への意気込みとMMAへ賭ける気持ちを話してもらえますか。

「そうですね……まず柔術界の人たちに伝えたいのは、MMAで戦っても柔術は辞めないということです。人生の最後は、柔術をやって迎えたいです。ただし、今は自分の将来、家族のことを考えてMMAを戦っていくことにしました。

柔術はタイミングを見て戦うことになるので、申し訳ない気持ちもあります。それでも、柔術の人達もこれまで通り僕のことを応援してくれると嬉しいです。MMAを戦うことで、僕と疎遠になる人もいるかもしれないですが、自分の人生を生きる上で全ての人に理解してもらえるとは思っていないです。僕にとってはやはり、家族が喜んでくれることが一番なんです。家族の幸せが一番大切です。

そこを考えた上での選択が、コレなんで。変わらす応援していただけたら、嬉しいです。4月にHEATでグラップリングの試合をした時、MMAとキックのあるHEATという大会のなかで柔術の楽しさを見せていきたいと思っていました。MMAで戦うことで、僕は柔術の楽しさではなくて、強さを見せていきたいです。そして日本を代表して戦い、世界に出ていく選手になりたいと思っています。

国籍はまだブラジルなんですけど、そこもしっかり日本国籍を取得して日の丸を背負って世界で活躍します」

──イゴールの肩書は柔術家ではなくて、MMAファイターになるということでしょうか。

「今は柔術家です。将来的には柔術家であり、MMAファイターだと胸を張って言えるようになります。普通に考えて、打撃だって10年もやればストライカーになれるじゃないですか。僕はまだ21歳、10年経っても31歳です。しっかりと世界で活躍できるMMAファイターになるので、その一歩を次のHEATで見せたいと思っています」

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