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Interview ONE ONE Inside the Matrix ONE113 タン・リー ブログ マーチン・ウェン

【ONE113】フェザー級王者マーチン・ウェンに挑戦、タン・リー─01─「ずっと研究してきた」

【写真】LFA暫定フェザー級王者だったタン・リーの挑戦は、ONE世界王者の強さを図るスケールとなる(C)MMAPLANET

30日(金・同)にONE113「Inside the Matrix」がシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催される。

4階級の世界戦が組まれている同大会。その一つに日本で最も注目度が高いといっても過言でないのが、ONE世界フェザー級選手権試合=王者マーチン・ウェン✖タン・リーの顔合わせだ。

シンガポール入国後に宿泊ホテルで、大会ガイドラインに則した隔離状態になるファイターたちは、従来のイベントと違い現地入りも早い。多くのファイターが今週の木曜日か金曜日にシンガポールへ到着するというスケジュールのなか、米国を離れる直前のタン・リーに電話取材を行った。


──来週の金曜日にマーチン・ウェンの持つONE世界フェザー級王座に挑戦します。今の調子を教えてください。

「凄く良い調子だよ。明日、シンガポールに向けて米国を出るんだけど、キャンプは完璧だった。体重も問題なく、作戦もバッチリ立てることができている。何も文句のつけようがない状態さ」

──今年は全てのMMAファイターが新型コロナウィルスの影響を受けたかと思います。タンもロックダウンを経験していると思いますが、調整という部分で問題はなかったですか。

「ロックダウンや隔離政策の影響を僕自身はそれほど受けたとは思っていない。さっきも言ったけどトレーニング・キャンプは完璧だったし、逆にいつもよりも時間があってしっかりと調整できたと思っている。ゲームプランも最高なモノを用意することができたし、同時に僕の技術力も上がっている。体に切れもあるし、より強くなれている。

トレーニングに関しては父、兄弟、義理の兄弟としっかりと詰めたから本当に何も問題なかったんだ。少人数でトレーニングすることで、マーチン・ウェンとの試合だけに絞った、僕のための練習を続けることができたからね」

──それは3月や4月のロックダウンの頃もですか。ルイジアナ州は2月に恒例のマルディグラ(謝肉祭)のカーニバルがあり、150万に近い観光客が集まっていたことで米国でも最も早く感染拡大が広まった州ですが。

「そうだね。ロックダウン中は劇場、映画館、レストランと同様にジムも閉めないといけなくなった。父が創り、僕が指導しているムーンカレッジ・テコンドーはニューオリンズ郊外のマテリーにあるんだけど、自分のジムだからいつでも使うことができたんだ。

兄弟を中心に少人数で、ロックダウンの間もトレーニングは続けていたよ。ベルトを獲るために練習をストップすることはできなかったからね」

──米国では練習をしていると警察が回ってきて、解散させられるという話を聞いたことがありました。

「そういうことは全米で起こっていたよ。でも、僕らはラッキーだった。小さなジムで、行き来が自由にできた。ムーンカレッジ・テコンドーもニューオリンズに持っているMMAジムもクローズ状態だったから、ジム・メンバーへの指導という部分ではビジネスはできなくなっていたけど、マットスペースで自分の練習は続けることができたからね」

──ジムの再開と、堂々とトレーニングができるようになったのはいつからですか。

「指導を再開したのは9月になってからだよ。クラスもほぼレギュラースケジュールで行うようになった」

──MMAやマーシャルアーツはソーシャルディスタンスが取れないですし、色々と大変な状況が続けているのではないでしょうか。

「今、一般クラスでの指導はまだストライキングに限定されているんだ。そして、皆がしっかりと他の人との距離を取って練習している。それでもフットワークとミット打ちをしていると、生徒たちも成長できるからね」

──日本ではロックダウンはなかったのですが、政府や自治体の要請のという形でジムを閉める道場が4月と5月と多かったです。ただし、プロ選手は練習を続けることもありました。その練習をしていると周辺住民から非難の電話があったり、自粛警察と呼ばれた取り締まりを行う一般の人間がジムに手紙を送ってきたりしたんです。

「そういうことは僕のジムでは起こっていないよ。でも、日本でファイターがこの間に堂々と練習をしていたということが驚きだよ」

──なるほど、そういう風に感じられるのですね。ところタンはマーチン・ウェンへの挑戦はパンデミック前に決定していました。1人の対戦相手のことを考える時間が、半年以上もあるというのはキャリアでも初めてのことではないでしょうか。

「そうだね。最初は4月17日に組まれていた試合だからね。でも、僕の調子が良いようにこれだけの時間ができたことは、本当に良かったと思っている。マーチン対策は完璧になり、僕はより強くなれた。

確かにパンデミックが起こって、こういう状況になったのは特別なことだろう。でも、僕はONEで戦うことが決まってから、ずっとマーチンのことを研究してきた。もちろん、試合前に対戦相手のことを考えて練習していたけど、常にゴールはこの階級のベストガイと戦い、勝利してベルトを巻くことだったから。

マーチンがベルトを持っているのだから、彼がベストガイだ。つまり彼と戦うことをずっと想定してきていたんだ」

<この項、続く>

■ONE 113 Inside the Matrix対戦カード

ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ライニア・デリダー(オランダ)

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者]ユーリ・ラピクス(モルドバ)

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]マーチン・ウェン(豪州)
[挑戦者]タン・リー(米国)

<ONE世界女子ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィオン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]ティファニー・テオ(シンガポール)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
アントニオ・カルーゾ(豪州)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ノウ・スレイ・ポブ(カンボジア)

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Bu et Sports de combat Interview アブドゥルラクマン・ドゥダエフ ダニエル・オリヴェイラ ブログ 岩﨑達也

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。オリヴェイラ✖ドゥダエフ「横蹴りバランス」

【写真】肉弾相打つといった消耗戦を制したオリヴェイラ、彼の勝利はドゥダエフの正面と横蹴り、2つのバランスの違いにあった(C)ACA

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑氏とともに見てみたい。

武術的観点に立って見た──ACA112におけるダニエル・オリヴェイラ✖アブドゥルラクマン・ドゥダエフとは?!


──今回は日本や北米なく、ロシアからブラジル人とロシア人ファイターの対戦です。

「まず、この試合は最近のUFCの5分✖5R戦で見られる燃費合戦とは違い面白かったですね。ドゥダエフって、チェチェン人ですよね。チェチェン……カフカスという地域は、僕らにはまだ幻想を抱かせる響きを持っています。ドゥダエフなんて、ソ連崩壊時の極真のチェチェン支部長の名前ですからね(笑)」

──アハハハハ。

「まぁ、こういう選手は強いですよ。ただしドゥダエフはパンチが打ちたくてしょうがない構えなのに、良いのは蹴りという一風変わった選手でした。横蹴りバランスと私は呼んでいるのですが、サイドキックを出せるような構えで。最初はガードが高くて、小さな構えだったのでフック系の選手かと思いましたが……。

そういうフック系の選手かと思っている間は、オリヴェイラの間でした。あまり良いパンチを打っていないから。オリヴェイラは圧力とか余り感じていなかったと思います。それが、いきなり後ろ蹴りをスコンと入れて。その途端に間がドゥダエフになりました。そうすると、オリヴェイラが急にガクンとなって。

その時に気付いたのですが、ボクシングの構えだとあんな風にスムーズに蹴りを出すことはできないんです。前蹴りにしても、回し蹴りにしても。特に彼が器用に使っていた後ろ蹴りなんかは。後ろ回し蹴りも使うし、直線的な後ろ蹴りをよく使っていました。これは横蹴りバランスだと。横蹴りバランスは、骨盤の動きがスムーズになって上手く蹴ることができるんです。フルコンタクト空手とか散打が盛んだからなのか、ロシアにはこういう選手は多いですね」

──確かに北米系の選手では、そういう傾倒の選手は極端なサイドキックを使う選手ぐらいで、あまり見ないです。

「それは逆に横蹴りバランスだと、MMAでも見られる勢いのあるフックとか打てないからでしょうね。横蹴りバランスは……ジョン・ジョーンズぐらいですかね、米国では。TJ・ディラショーなんかは正面バランスでパンチから蹴り、蹴りからパンチをしています。そういう上下の攻撃をどちらも見せることができる選手は、米国ではまだとても少ないです。どうしてもMMAは蹴りが得意、パンチが得意という風に分かれる傾向にありますから」

──そしてドゥダエフは蹴りの選手だったと。

「そうですね。ドゥダエフはパンチから蹴り、蹴りからパンチという風に連係されておらず、完全に蹴りとパンチがバラバラです。そして後ろ蹴りや回転系の蹴りを出すときは横蹴りバランスになっています。

横蹴りバランスは先を取るのに適しています。よって横蹴りバランスの時は自分の間だったのに、彼はパンチを打ちたがっていた。パンチの時は正面バランスになり、そのまま左のハイキックを出した時に、右ストレートを合わされてダウンを喫しました。横蹴りバランスで回転系の蹴りを出している時はドゥダエフの質量が高いですが、正面を向くとオリヴェイラになっていました。結果、ここぞという時にドゥダエフが正面バランスになるので、逆にオリヴェイラが要所を抑えるような試合という風になっていきましたね」

──オリヴェイラの攻撃は、遠くからオーバーハンドを放り込むようなことが多くなかったでしょうか。

「後ろ蹴りを被弾してから、間合が遠くなりました。それからもオリヴェイラのスピニングバックブローの直後に、ドゥダエフが後ろ回し蹴りを狙うなどフルコンタクト空手のような間合で戦う場面もありましたが、徐々にドゥダエフが下がるようになっていったんです。

ダウンもあってバックを取られ、RNCを狙われた。スクランブルの攻防が入ると、オリヴェイラの方が上でした。それもシングルレッグで倒されたときは、ドゥダエフは正面バランスなっていて、オリヴェイラの間だったんです。ドゥダエフは横蹴りバランスから二段蹴りを使うなど入りは良かったのですが、すぐに正面バランスを取ってしまう。そこで勝つなら組みだっていう勢いで、オリヴェイラが飛び込んでいました」

──それでいて、オリヴェイラの腹へのヒザ蹴りで勝負は決しました。

「最後のヒザは完全に顔面だと思ったところで、腹に入りましたね。ただし、チェチェン人なら腹で倒れちゃダメですよ(笑)。お前、そこは耐えろよと。まぁ、あの構えは腹が弱いです。少し前傾、お腹を引いてガードを固める。猫背になっていて、距離は遠く感じるのですが、あの構えは間が完全に蹴りになってしまいます。

それとドゥダエフは正面になった時の技がなかったように見えました。正面になるとテイクダウン、右ストレート、そして最後のヒザ蹴りと、攻撃を受けていました。横蹴りバランスの時と比較して先が取れなくなっている。正面バランスでは武器がなかったからだと思います。

しかしACAは面白いですね。と同時に米国で練習しているロシア人と比べて、ロシアがベースのロシア人選手は強いからこそ、試合の組み立てがない。もう自分の強さを100パーセント信頼している。こういうところでブラジルや米国人選手に遅れを取っているかと感じました──MMAとしては。ただ、元々の強さはロシア人です」

──ACAはUFCに次ぐレベルにあるといっても過言でないです。軽量級のチャンピオン達がUFCに進出し、ピョートル・ヤン、ザビット・マゴメドシャリポフ、アスカル・アスカロフと完全にトップですし。

「日本人選手には、ACAは出るなって言いたいですね(苦笑)。青木選手も以前、ロシアは掘るなと言っていましたけど、本当にそういうプロモーションです。危ない。でも、ここに挑もうとした日本人選手は覚悟決まっていますね。

それと横蹴りバランスなんですが、MMAで相当に使えるはずです。やれることが、かなりあるんです。私たちは70年代、80年代の極真空手だったから正面バランスだったけど、フランシスコ・フィリョやブラジル人は横蹴りバランスでした。

そしてK-1にいってからも、横蹴りバランスからの突きでアンディ・フグをKOしたのですが、キックボクシングを習うようになって正面バランスになると、フィリョのパンチの威力は落ちしてしまって。本当に面白いモノです。股関節の固い人っていうのは蹴りがなかなか難しいのですが、骨盤の使い方で足は上がります。だから回し蹴りだと難しくても、横蹴りバランスにすると色々なことができるようになるんです。で、横蹴りバランスというのはナイファンチなんです」

──そこは非常に興味深いです。是非また、教えてください。

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Interview ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 ブログ ミャオ・リータオ 澤田龍人

【ONE112 II】ミャオ・リータオと対戦、澤田龍人─02─「苦手なタイプです、正直なことをいえば」

【写真】苦手な相手だからこそ、自分を貫く必要がある澤田だ(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に配信されるONE112「Reign of Dynasties II」でミャオ・リータオと対戦する澤田龍人インタビュー後編。

半年以上も組み技のスパーリングがなく、ファイトウィークになってようやく対人練習を行うことができたという衝撃の告白があったが、だからこそ澤田のこれまでが問われる試合となることを本人も十分に理解している。

ストロー級は日本人が5人もいる。序列でいえば、一番下にある澤田が存在意義を示す勝ち方をミャオ・リータオ戦で魅せることができるか、その意気込みを訊いた。

<澤田龍人インタビューPart.01はコチラから>


──これまでやってきたことを出して勝つ。そんな澤田選手ですが、ミャオ・リータオの印象は?

「見た目も試合もフィジカルが強いです。勢いで攻める選手ですね。だからああいう勝ち方をするけど、跳びヒザで負けたりしているんだと思います」

──チームメイトのデェダムロンが既に対戦経験がありますが、何かアドバイスはありましたか。

「パンチが大振りで、そこだけ気をつけろと言われています。打ち終わりも、しっかりとガードを上げないとダメだ。近いともらうので、すぐに距離を取るべきだとアドバイスをくれました」

──パンチはほぼフックという印象があります。

「そうですね。歩いてフックを出す」

──歩くという表現を使ったということは、それほど鋭い踏み込みでなく、前に出てくるということですか。

「その場というか歩きながら打ってきます。喧嘩屋みたいな打撃です。でも大振りだけなので、コンパクトな打撃を当てていけば嫌がって下がると思います。

僕からすると苦手なタイプです、正直なことをいえば。前に出てくるフィジカルが強い相手は。でも、だからこそどういう風に戦い、勝てるようにするのか。ここは勝負だと思っています」

──そういう意味では昨年12月のボカン戦は悔いが残る試合になってしまったのではないでしょうか。

「これまで戦ってきたなかで、一番悔しい試合でした。自分がやるべきことを何もできなかったです。だからこそ、今回の相手も強いですけど、これまでやってきた空手、レスリング、全てを出せる試合にしたいです」

──しかし、その空手に関しては余りコーチ陣にも分かってもらえないところはあるのではないでしょうか。

「それでもシアー(バハドゥルサダ)はよく僕の話を聞いてくれますし、あの距離で戦うことも理解してくれます。威力があるのでパンチの打ち方も、空手で身につけたままでやらせてもらっています。ただ、どうしてもガードを上げろとは言われます。

ガードもそうですし、Evolveで習っているムエタイとかも自分のなかで考えて出すようにしています」

──ところで9月にはRoad to ONE02で猿田洋祐選手と内藤のび太選手が戦い、猿田選手が判定勝ちを収めました。

「あの試合は視ました。一言でいえば凄かったです。僕がされると嫌な試合でしたね。あれが3R続くのはキツイという戦いでした。あんな試合を猿田選手とのび太選手にされたことは、正直悔しかったです。差をつけられているとも感じています」

──さらに箕輪ひろば選手も修斗世界ストロー級王者の肩書を持ってONEにやってきましたし、フライ級KOPの仙三選手もストロー級に落としました。

「日本人が多いのは嬉しいです。日本人選手と戦うことは難しいですけど、日本人がこの階級を引っ張っていくという状況は良いことですし。でも、僕がそこに加わるには今回の相手にどういう風に勝てるのか。そこが重要になってくると思います」

──MMAPLANETではかつての空手の師匠である岩崎達也氏に組み技の練習ができない状況で試合をする澤田選手に対して、言葉をもらっています。

「本当ですか!」

──岩﨑氏は「顔が八つ裂きにされても、組み続けろ。組み技の練習ができないで試合をすることをチャンスだと思え。絶対に負けないという意識でいけ。死んでも負けるな」とのことでした。

「押忍。凄く、岩﨑先生が言われそうな言葉ですね。ありがたいです。そのつもりで戦います。やるしかないです」

──では日本で応援してくれるファンに一言お願いします。

「前回から試合間隔が空いてしまって、色々なことがあり大変でしたが、試合が決まりました。次に繋がる勝ち方をしたいと思っています。頑張ります!!」

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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Interview ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 ブログ 岩﨑達也 澤田龍人

【ONE112 II】半年間、グラップリング無し──澤田龍人に旧師からエール「顔を八つ裂きにされようが」

【写真】レスラー、そしてMMAファイターの澤田。会話の端々で聞かれる言葉は『押忍』だ(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に配信されるONE112「Reign of Dynasties II」でミャオ・リータオと対戦する澤田龍人。

その澤田がコロナ禍の影響で3月の終わりから組み技の対人練習をしないで、今回の試合に臨むことをインタビューで明かした。

このような前代未聞の状態で戦う澤田に、かつての師である剛毅會の岩﨑達也氏からエールを送ってもらった。そこには連綿を受け継がれる──「千日を以って初心とし、万日を以って極とす」の精神が宿る言葉が澤田に届くか。


──かつての教え子、澤田龍人選手が半年間グラップリングの対人練習ができなくて、試合に挑むことになりました。こういう状況で元師匠として、澤田選手にどのようなアドバイスを送ることができますか。

「まぁ、MMA選手が組み技の練習ができなくて試合をするってなると、本来は私なら出場させません。でも、龍人はもうEvolve MMAの所属選手で給料をもらって練習し、試合をしている。そういう環境を彼は手に入れたんです。だから、言われればやるしかない。

そして、そのやるしかないという状況が彼にとってチャンスだと思います。龍人に欠けていたのは『絶対に負けない』っていう意識でした。気持ちじゃないです。意識です。ずっとMMAをやってきたんだから、組み技で勝負するんだ。半年間やってなくても、組んだら絶対に離さないんだ。そういう気持ちではなく、Evolve MMAの一員として意識としてそういう風になれるのか。なるしかないんだから、もうそういう意識で戦うだけです。

相手の中国人選手より、テイクダウンは強いだろう。なら5分3R、ずっとテイクダウンして抑える。立たれても倒して抑える。テイクダウンの評価が低いといっても、倒して抑えて、殴らせない。とにかくガムシャラに組みついて。もちろん、その前に打撃を見せる必要がありますけど、ガキの頃からやっているレスリングで死んでも負けねぇって、そうやって戦えば良いんです。顔を八つ裂きにされようが、組みつく。それでも組みに行って負ければしょうがないです。それが勝負です。

でも、それもせずに平気に負けるなよって。食らいつく。修斗でできなかったことを、今、この試合でやる。Evolveの一員として、AACC時代になかったところを見せる。お前、そのためにシンガポールに行ったんだろ。やるしかないという意識でやるしかない」

──分かりました。記事を通して、澤田選手に元師匠からのエールを送らせていただきます。

「死んでも負けるな。それだけです。能力はあるんです。この状況が龍人を強くさせることを願っています。小賢しいクソの役にも立たない技術でなく、やるしかないという意識で戦ってくれということです」

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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Interview ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 ブログ ミャオ・リータオ 澤田龍人

【ONE 112 II】リアル少林KID!! 澤田龍人と対戦、ミャオ・リータオ「少林拳はMMAと切っても切れない」

【写真】決して跳んだり跳ねたりが、MMAの試合で見られるわけではない。ただし、跳んだり跳ねたりできるフィジカルとバランス感覚を持っているということか──(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に配信されるONE112「Reign of Dynasties II」で澤田龍人対戦するミャオ・リータオ。

ジェレミー・ミアドにまさかのKO負けを喫したものの、デェダムロン・ソーアミュアイシルチョークとポンシリ・ミートサティートを連覇した時の勢いは本物だ。

ストロー級トップ5入りするポテンシャルを持つミャオ・リータオの爆発力は、少林拳法で養われていた。リアル阿羅漢、ミャオ・リータオに初インタビューを試みた。


──澤田龍人選手との試合が金曜日に迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「凄く落ち着いているし、良い感じだよ。エキサイトし過ぎていないし、ここまでやってきたことをただ出すだけ。そういう普通の気持ちでいるからね」

──ミャオ選手はCOVID19の感染拡大が起こってから、常に北京にいたのですか。

「北京に戻って練習していたのは、ONEから試合のオファーが届いてからの1カ月ほどだよ。それまでは生まれ故郷のフーナン(河南省)でトレーニングをしていたんだ。

もちろんロックダウンの間はジムも何もかも閉まっていたけど、従弟と彼の家で練習は続けていたんだ。僕とその従弟は以前、一緒に少林拳法の稽古をしていた仲だから。彼はボクシングも知っているし、2人で練習をしていた」

──河南省ということは嵩山少林寺ですが……ミャオ選手が学んだ少林拳法というのは散打のことですか。それともあの集団で稽古している少林拳のことですか。

「散打の稽古もしていたけど少林拳、少林武術……ショーリン・ウーシューの稽古をやってきたんだ」

──あの稽古がMMAに生きることはあるのですか。

「凄く関係しているよ。少林武術はMMAに切っても切れない爆発力や、スピード、バランスを養うことができる。全ての技術のベースとなる要素を13歳から17歳まで5年に渡る少林武術のトレーニングで手にすることができた。他の多くのMMAファイターが経験したことがないトレーニングを僕はしてきたんだ。

あっ、でも映画みたいに寺に住み込んで生活をしながら稽古をしていたわけじゃないよ。少林武術学校で、ウーシューを学んだんだ。嵩山少林寺で指導されているウーシューをね」

──凄く興味深いです。ミャオ・リータオは少林武術を学び、MMAに生きるという発言を得られたことは。そしてパンデミック後、初めての試合を日本人選手の澤田龍人選手と戦います。さきほど言われたように、この1カ月は北京で調整をしてきたということですね。

「中国は新型コロナ感染拡大に対し、素晴らしい対応をしたと思っているよ。今や国内での行き来は自由になっていて、こうやって国境を越えてシンガポールに来ることもできた。

こっちにきてからは僕らは隔離状態で。トレーニング時間もスタッフに申し出て時間の調整が必要だし、スタッフは練習中も僕らの様子をモニタリングしているよ(笑)」

──ストレスがたまりますか。

「それはないよ。僕は1人でいることに慣れているし、そういう状況でも気持ちを平穏に保つことができるんだ。なにより、僕らが今いるホテルって最高だからね(笑)。ここにいるとフラストレーションがたまることはないよ。

パンデミックは僕の人生にそれほど影響は与えていないけど、トレーニングには大きく影響されてしまった。実は僕の柔術コーチがブラジルに里帰りし、それから中国に入国できなくなったので、この試合前もブラジリアン柔術のコーチがいない状態が続いていたんだ」

──澤田選手はグラップラーですし、その辺りはどのように考えていますか。

「彼の過去の試合をみると、確かにグラウンドのテクニックが優れている。良いグラップラーだからね。でも、僕はやるべきことをやるだけだよ」

──つまりアグレッシブで爆発力のあるファイトを心掛けるということですね。

「それが僕の戦い方だからね。ファンにエキサイティングな試合を見てほしいと思っている。と同時に、もっと落ち着いて戦う必要がある。もっと成熟した試合をする必要があるのは事実だよ」

──それは前回のジャレミー・ミアド戦のKO負けで学んだことでしょうか。

「その通りだよ。あの北京の試合でヒザ蹴りをもらったことを忘れることはない。もっと落ち着いて戦っていたら、僕はKO勝ちできたんだ。あんな負け方は初めてだったし、もっと円熟した試合をしないといけないと学んだんだ」

──ストロー級には王者ジョシュア・パシオの他にも、猿田洋祐、内藤のび太という日本のトップファイターがいます。そういう点でも、この試合は重要になるのではないでしょうか。

「この試合で勝てば、この階級の誰に挑んでも大丈夫だという自信を手にすることができるはずだよ。と同時に全てのファンに最高にエキサイティングな試合を届けたいと思っている」

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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Interview JJ Globo ブログ 岩本健汰

【Special】10月22日(木)発売のFight &Lifeで組み技観を熱弁した岩本健汰が話したIBJJFのヒール解禁

【写真】今や日本を代表するグラップラーの岩本は、IBJJFノーギのヒール解禁によってどのような変化が起こるかを鋭く予想した(C) MMAPLANET

IBJJFが2021年よりノーギの茶と黒帯でヒールフックを解禁──が、どうやら決定的なようだ。グラップリングの世界の趨勢はノーポイント&サブオンリー、それでいて世界最高峰とされるADCCは、前半はノーポイントで後半はポイント有りルールが採用されている。

近年ポイントの有無、ヒールの有無により柔術とグラップリングは明確な別競技として発展してきたなか、ノーギ柔術でヒールが解禁される。

日本ではブラジリアン柔術の普及以前にMMAの寝技でヒールが使用されていたこともあり、その世代の柔術家のなかには黒帯はヒールを解禁すべきという主張も聞かれてきた。ノーギとはいえIBJJFの柔術でヒールが解禁される。

10月23日(木)発売のFight & Lifeでは、岩本健汰が世界のグラップリング・シーンについて語りつくすというインタビューが掲載される。ADCC、オンリーサブ、足関節、そしてスクランブルとフォークタイルレスリングを語るうち意外なグラップリング観を熱弁し始めた岩本健汰が話したIBJJFのノーギにおけるヒール解禁とは。ここでは、この部分を抜粋してお届けしたい。


岩本健汰
「ノーギ、グラップリングしかやってない人間には嬉しい決定ですね。これまではヒール禁止だったので、サブオンリーで活躍している人はIBJJFノーギにはあまり出ていなかったですが、今後はIBJJFの大会にもサブオンリー出身の人が出やすくなりました。参加者も増えるだろうし、大会を勝つことによって得られる評価も上がると思います。

これにより柔術とノーギは競技としてより分離して、柔術しかやっていない人はますます勝てなくなるし、ノーギ専門の人はより勝ちやすくなったと思います。

ヒールフックが解禁されると、今まであまりなかった展開が増えてきます。例えば、上の人は頑張って相手のガードをパスすることに集中してきましたが、これからは上の人が下の人の足を抱えて引き込んで、ヒールを狙いやすくなりました。

上の人のサブミッションの選択肢が増えるし、下の人もよりヒールを警戒しながらガードしないといけないので、パスのチャンスも増えると思います。何より50/50の攻防が、ディフェンシブだったのが、サブミッションとスイープ両方取り合う攻めのポジションになります。

僕自身はポイントもヒールもある方がサブオンリーに比べて、より展開が早くアクションが増えると思います。ただし、選手全員がヒールフックを理解しているわけではないので、ヒールフックを一切知らない選手でも、とりあえず踵を引っかけてアドバンテージを取る──そんな人も増えるかと思います。

ヒールは相手の足がちょっとずれただけで、極められなくなってしまう難しいサブミッションなのですが、踵引っかけただけでレフェリーがアドバンテージを容易に与えてしまうと、極まらないヒールの取り合いになる可能性もありますね」

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Interview ONE ONE Reign of Dynasties II ONE112 ブログ ミャオ・リータオ 澤田龍人

【ONE Reign of Dynasties II】ミャオ・リータオと対戦、澤田龍人─01─「3月の終わりから組み技は……」

【写真】それでも戦う。He is MMA fighter !!(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に配信されるONE112「Reign of Dynasties II」でミャオ・リータオと対戦する澤田龍人。

Evolve MMA所属はドラゴンボーイは、昨年12月以来の実戦復帰を迎えるが──なんと、3月の終わりから組み技のスパーリングを行うことがなかったという。コロナ禍においても、このあり得ない状況で戦うことを彼はどうとらえているのだろうか。


──いよいよファイトウィークを迎えました。金曜日が試合でシンガポール在住でも今回はホテルで隔離状態ということでしょうか。

「ハイ。月曜日の昼からホテルにいて、PCR検査もしました。もうずっとホテルの部屋で1人ですし、マットが用意された練習場所にいくのもスタッフの付き添いがいます」

──言ってみれば、監視役までいるということです。いや、そこまで徹底しているのはさすがです。

「食事も部屋に運ばれてきたものだけだし、計量の時間も決められて1人ずつやることになるかと思います」

──計量に向けて、そのように用意された食事で問題ないのですか。

「普通の食事なので、選んで食べています。ここは考えてほしいです(笑)」

──計量が2度は変わらず、PCR検査は?

「PCRは1度です」

──だから、そこまで管理するというのもあるのですね。

「ただ、試合前だけでなく大会後もあるようです」

──なるほど。試合が終わってからも無症状の陽性者を割り出すと、それは市中感染を抑えるためにということですね。情勢がそこを必要としているのかもしれないですが、誠実さでもあるように感じます。

「そうですね、シンガポールではマスク着用は義務つけられていますが、1カ月ぐらい前からレストランとか食堂は5人までだと食べることができているので、いつも通りとは違う状況です。試合前にチームメイトと一緒にいないというのは少し不安ですね。コーチと会うことができるのも、練習スペースだけなので。でもTVを見たり、ネットをつないで過ごしています」

──この試合が決まった2週間ほど前に澤田選手からEvolve MMAではレスリングや組み技の練習ができていないという話を聞いてとても驚きました。その状態はいつまで続いたのですか。

「ずっと、です。ホテルに来るまで、組み技の対人練習はできなかったです」

──!! えぇ、ずっとないままだったのですか。

「組み技に関してはロックダウンになって以降……3月の終わりからやっていません」

──でも隠れて、コソっと組み合うことはあったのではないでしょうか。ここだけの話……。

「そうしたい気持ちもありましたけど、チャトリさんから『そういうことは絶対にするな』ということを言われてきました。警察が実際に見回りに来て、僕らが組み技の練習をしていないのかチャックしていましたし」

──何かあればジム単位でなく、ONEに影響を与えるということですね。それは怖い。しかし、寝技の練習がだめなら選手にはセックス禁止令はでなかったのですか。

「……。それは言われていないです(苦笑)」

──組み技より濃厚接触ですけどね(笑)。では真面目な話で打撃に関しては、スパーリングはOKだったのですか。

「ハイ、でも3週間前ぐらいからですね。打撃でスパーリングができるようになったのは。Evolveでは6月の中旬から練習はできるようになっていたのですが、打撃もドリルとかばかりでした。対人はドリルで、スパーリングはダメで。練習の中身としては、厳しく制限されてきました」

──うわぁ……。そのような状態で試合をするということに不安はなかったですか。対戦相手は、少なくともここ1カ月ぐらいは通常の練習を出来ているかと思われますが。

「不安がないことはなかったです。でも、ようやく巡ってきた試合の機会なので。それもシンガポールにいるから、今回のチャンスはあると思っています。それなのに組み技の練習をしていないからといって、ここを逃して試合ができない状況が続くのは、やはり勿体ないので。

組技の練習ができないのは僕だけでなく、チームの全員が同じ状況ですし。できる練習をやって盛り上げていこうという共通の意識はありました」

──声の様子からすると覚悟が決まっていますね。

「確かにこの間は新しい技術を学んだり、そういうことはできていないですが、それでも打撃の練習をやってきたことで距離だとか、細かい部分は学べたとは思っています」

──MMAで組み技の対人練習を半年もしないで試合をする選手たちは過去に例がなかったかと思います。

「そうですかね……。ダミーを使ってはやっていましたけど(苦笑)。でもレスリングを始めて21年、MMAは8年間やってきたことなので」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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Interview JJ Globo KIT01 ブログ 橋本欽也

【KIT01】KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01、橋本欽也─02─「本当に柔術が好きな人に視聴してほしい」

【写真】「柔術は視ても面白いんです」。これこそが、今後の柔術普及のキーワードだ(C)KINYA HASHIMOTO

KINYABOYZ JIU JITSU CLUBを率いて主催する柔術LOVERS橋本欽也インタビュー後編。

いよいよ開催が明日11日(日)に迫ってきたブラジリアン柔術の無観客&ライブ配信大会=KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01。

ニューノーマルを迎えた今年、国内柔術界にブラジリアン柔術の大会を根づかせる。そんな橋本氏の熱い想いを引き続き訊いた。

<橋本欽也インタビューPart.01はコチラから>


──先ほどの話にもありましたが、11月から連盟主催のトーナメントも再開されます。そうなるとKITは01とナンバリングがあるのですが、この後の展望というのは?

「ホント、その話をメンバーとも話をしていて。2回目、3回目とやる意味はねぇんじゃないかと。コロナ禍にあって柔術大会はもっと長い期間で開くことができないという想定でKITを始めたので。だから3回ぐらいして、配信大会を定着させたいという気持ちはありました。

今、観戦ができないからお金を払って配信を視るという文化ができつつあるじゃないですか。柔術もその流れに乗るべきかと思っていのたですが、トーナメントが始まるとKITで試合を組む意味が見つからないんじゃないかと」

──ただし、トーナメントが再開されると感染のリスクは高まります。特にトーナメント戦は観戦者がいなくても、出場選手に感染のリスクが絶対的に高まる。特に出場選手が検温だけでは、いつか大会でクラスターが行っても、それは社会事象だと思います。

「いきなり400人ぐらいエントリーする大会もありますし……。入れ替えなどガイドラインも存在しているので、そこと照らし合わせてやろうとしているのですが……」

──400人ですか!!

「JBJJFの全日本マスターはエントリーがまだ50人ぐらいで、会場も東京武道館だからそれほど密にならないとは思います。そういう状況と比較しても、密になる大会が出てきますしね。だから、起こって欲しくない柔術界にとってネガティブなことが起こる可能性は今の世の中だと本当にあります。

それでも10月25日から12月13日までほぼ毎週のようにどこかでトーナメントが開かれるんです。このなかで何か一つで感染が起こると、全てに影響が出てしまいます。そうなるとそれ以降の大会はどうなっていくのか……」

──さきほども言いましたが、検温だけでは防げません。大会出場者に抗体、抗原、PCRの自己負担を課すことができるのか。それも難しいでしょうし。では、ロシアンルーレットになるということです。

「その点、KITのようなワンマッチ大会だと出場選手に抗体検査をしてもらって、陽性の人はPCRを受けてもらうということまではまだできるんです。そこが僕らとしては現実路線なんです」

──そんなKITの対戦カードが、KIDSからマスター、そして色帯も組まれているのが欽ちゃんマッチメイクらしいと感じました。

「紫が組めなかったのでキッズを入れた形になったのですが、キッズからマスターまでが柔術なんです。そしてキッズに関しても、これからの成長過程を見てほしいという気持ちがあるので組みたいと思っていたんです。オープニングと第1試合はキッズの試合を組み、アダルトの茶帯、マスターの黒帯、レジェンドマッチ、そして黒帯のトップ選手対決と色々な柔術を見てほしいです」

──特にこの試合に注目してほしいというのは?

「それはやはりイゴールとハイサムです。2人とも青帯の時から知っていて、その成長過程も見てきました。そういう世界に通用するトップ選手が日本にいるんだぞっていうのを見てほしいです。

その2人が道着で初対決するというのが見ものですね。2人ともやりたいと言ってくれたから、この試合が実現したので」

──しかし、柔術界もパンデミックより本当に様変わりしました。ある意味、興行ベースのMMAより影響は大きいかと思います。

「そのなかで僕自身は毎週のように国内でも大会があったのが、なくなったことでFight to Winとか海外の試合を視聴する時間ができたのは良かったと思います。配信があって、リアルタイムで視聴できる。その良さを再確認できましたしね」

──プロスポーツはエンターテイメントであり、興行をすることで経済が回ります。参加型のアマチュアスポーツは、経済の論理に立てるのか。柔術はワンマッチ配信大会と共存する状況があるべきではないかと。私はKITの継続を願っています。

「ありがとうございます。ホント、視聴者数ですよね。今回、どれくらい視てもらえるのか。そこで赤になるのか。赤になっても、今後やっていくためにスポンサーフィーで補える額なのか。その算段は日曜日になって視聴者数が判明してから、考えていくことになるかと思います。

配信大会が文化になってくれれば──ですね。これまでは配信といえば、無料とうのが常識でしたらからね。GTFが2500円という額でやってくれて、そこに筋道を創ってくれたので3000円という視聴料を設定することができました。1000円で興味の範囲を広げるというよりも、限られようが本当に柔術が好きな人に視聴してほしい値段設定になっています。

柔術ってやって面白いのは当然として、視ても面白いんです。皆、ワイワイガヤガヤ楽しんで見てもらえるのか。そういう柔術大会にKITはしていければと思います」

※KIT01視聴方法はコチラから

■KIT01対戦カード

<黒帯無差別級/8分1R>
リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
イゴール・タナベ(IGLOO BJJ)

<茶帯ルースター級/7分1R>
吉永力(トライフォース)
イヤゴ・ウエノ(TREE BJJ)

<女子茶帯ライトフェザー級/7分1R>
ミレーナ・サクモト(TREE BJJ)
石黒遥希(CARPE DIEM)

<黒帯ライトフェザー級/8分1R>
塩田”GOZO”歩(パラエストラ八王子)
澤田真琴(DRAGON’S DEN)

<黒帯無差別級/8分1R>
毛利部慎祐(JUMP FIGHT CLUB)
白木”アマゾン”大輔(CARPE DIEM HOPE)

<黒帯ライトフェザー級/8分1R>
塩田”GOZO”歩(パラエストラ八王子)
澤田真琴(DRAGON’S DEN)

<マスター黒帯ライト級/5分1R>
村田良蔵(オーバーリミット札幌)
荒牧誠(マスタージャパン福岡&香港柔術)

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Interview UFC UFN ESPN+37 UFN179 エジソン・バルボーサ ブログ マクワン・アミルカーニ

【UFN179】バルボーサと対戦──マクワン・アミルカーニに尋ねた、アナコンダ「バックから移行? 安全だ」

【写真】かつてはスピニングチョークと呼ばれたアナコンダチョーク。日本ではミノタウロ・ノゲイラが有名にした技だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのヤス島=フUFCァイトアイランズで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vsSandhagen」。

大会名にあるようにメインでバンタム級トッププロスペクト対決=マルロン・モラエスがコリー・サンドハーゲンと対戦する同大会には元KSWウェルター級王者の南アフリカ人選手=ドリキュス・デュプレシー、日本を拠点にHEATでヘビー級とライトヘビー級の2階級王者だったアラン・ボドゥ、さらにRIZINでKINGレイナに勝利しているステファニー・エッガーらが出場する。

そんななかセミでエジソン・バルボーサと対戦するマクワン・アミルカーニに注目したい。

ニヒルな笑みを浮かべていたアミルカーニ(C)Zuffa/UFC

7日に行われたバーチャル会見で、ショートノーティス出場にも「もともと、次の試合が決まっていたから問題じゃなかった」というアミルカーニ。

対戦相手のバルボーサのフェザー級初戦で敗れた微妙な判定については尋ねられると「あの試合はチェックしたよ。そうだね、僕が言えることはあのレフェリーは今回の試合には必要ないということだよ」という茶目っ気のある言葉を残した。

さらにバルボーサに関しては「経験豊富なファイターだ。きっとカウンターでKOを狙ってくるだろう。でも、それが大きな間違いだと分かるだろう」と話したアミルカーニに対して、MMAPLANETではアナコンダチョークという得意技に関して尋ねた。


過去5戦で3勝2敗、そしてアナコンダチョークでの勝利が2度もある彼は、この得意技に関してどれほど自信を持っているのであろうか。

──マクワン、アナコンダチョークが最大の武器であることは皆が知っていますが、前回にダニー・ヘンリー戦のようにバックコントロールに入っている相手に対して、両足をフックしてバックキープでなくわざわざ正対してアナコンダチョークを仕掛けるという場面をMMAで見ることは本当にレアです。

「僕はあの形からアナコンダチョークを極める自信が100%あるんだ(微笑)。ただし、多くの人がアナコンダは50種類に及ぶチョークの一つだと捉えているだけなんだけどね」

──バックという有利なポジションにいて、がぶりにやスクランブルでないのにアナコンダチョークという選択はリスキーではないですか。

「そんなことはないよ。ちゃんとセットアップできるのであればね。それにバックコントロールやフックから、ポジションを失うことはいくらでもある。僕も実際にそういうことがあった。バックを制して落とされることを考えると、アナコンダに移行することはずっと安全だと思っている。

でも、何もあの位置からの攻撃はアナコンダチョークだけじゃないから、違う技を……プランBを見せることもあるだろう。期待しておくれよ(微笑)」

──現状では腕を差してくる相手に対してダースチョークを選択する選手が多いと思いますが、マクワンにとってアナコンダチョークの利点とはどこになるのでしょうか。

「僕はブラボーチョーク……ダースチョークも好きだよ。ただ歳月をかけてアナコンダを磨いていると、アナコンダの方が深く入ることができるんだ。それを理解してから、アナコンダの極め方を見極めることができるようになった。だから僕にとってはアナコンダが使い勝手の良い技であり、他の選手は違うんだろう」

ニヤリとニヒルな笑みを浮かべるアミルカーニに、その自信の程が伺えるが、アナコンダチョークだけでなくプランBを見ることができるのか。マクワン・アミルカーニがバックに回った際、どのような虎ジッションがあるのか要注目だ。

■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN179対戦カード

<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
コリー・サンドハーゲン(米国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス(ブラジル)
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル(英国)
アラン・ボドゥ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
イリャ・トピーラ(ドイツ)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ(英国)
KB・ブラール(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ホアキン・バックリー(米国)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ(ヨルダン)
トニー・ケリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ(ジョージア)
オマル・モラレス(ベネズエラ)

<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
ステファニー・エッガー(スイス)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ(ロシア)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

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Interview JJ Globo KIT01 ブログ 橋本欽也

【KIT01】KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01直前、橋本欽也インタビュー─01─「正道があっての邪道」

【写真】KITの開催が迫ってきた橋本欽也氏、全ての言葉に柔術愛が詰まっている(C)KINYA HASHIMOTO

11日(日)にブラジリアン柔術の無観客&ライブ配信大会=KINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01をKINYABOYZ JIU JITSU CLUBを率いて主催する柔術ライターの橋本欽也氏。

なぜ、ブラジリアン柔術のワンマッチ大会なのか。なぜ、ノーポイント・サブオンリー&延長ポイント先取制を敷いたのか。全てにおいて柔術愛に溢れまくっている橋本氏に話を訊いた。


──いよいよ日曜日にKINYABOYZ INVITATIONAL TOKYO 01の開催が迫ってきました。敢えて欽ちゃんと呼ばせていただきますが、もう欽ちゃんの柔術愛が詰まった大会です。改めてKIT01を開こうと思った、その想いを語ってください。

「コロナで柔術大会がない時に、ハイサムとイゴールがGTFにエントリーしました。あの時にハイサムはともかく、なんでイゴールがノーギなんだって思ったんです。それは柔術の大会がないから。なら柔術の配信大会をやろうと。

ハイサムなんてプロと同じでファイトマネーを貰って試合ができる選手です。そういう選手が条件とか関係なくて、試合に出たい。試合に飢えている。他にもそういう柔術家がいるはずです。

でもハイサムもイゴールも道着の選手です。道着の専門の人たちが、グラップリングに出る。それは柔術の試合がないからです。

それに海外では4月の半ばからFight to WinやKUMITEっていう柔術の配信大会が開かれてきました。日本もMMAでRoad to ONE、修斗、そしてグラップリングでGTFと無観客でも配信をしてきたじゃないですか。そこで柔術の配信大会をするなら、出場できるのかってイゴールに尋ねたら『ぜひ出たい』と。ハイサムも同じように言ってくれたんです」

──でも柔術の試合がないなら、自分で開こうと。

「その通りなんです。国内には柔術がなかった。僕が毎日更新しているブラジル・ブログもニュースがなくなりました。でも、自分で大会を開くことで話題も創れるじゃないですか。そういう気持ちも少なからずありました。日本の柔術が停滞していたので、何かをやりたいっていう気持ちですね。

ハイサムやイゴールにとってグラップリングはプライオリティじゃない。でも、試合をしている。ただ純粋に試合がしたい。練習の成果を出したいからグラップリングでも出た。なら柔術の試合を創ってあげないと。ホントにそこからです」

──つまりは柔術家がグラップリングに流れているじゃないかと。

「そうです。だってGTFのメンバーを見たら、柔術家が多くいたじゃないですか。ムンジアル、パン、アジア、全日本、そういう大会があったらグラップリングに出ていない。でもトーナメントがなくて柔術の試合に出られないから、グラップリングの試合に出ている。GTFは柔術家ありきで、優勝者は全員IGLOOの柔術家でした。MMAファイターじゃないです。

つまりは柔術家のグラップリングへの流出です。柔術家がグラップリングで活躍することは本来、僕は全然良いことだと思っています。でも、それは本職があってこそなんです。柔術ありきでグラップリングに出るのではなく。柔術がないからグラップリングに出るのは本末転倒だなって。そこが一番大きいです」

──でも日本の柔術界はムンジアルより、クインテットの方が盛り上がるじゃないですか。ルール云々でなく、フィロソフィーが違うのに。

「僕は見る人に合わせてまで、敷居を下げる必要はないと思っています。GTFでコンバット柔術をして、本来の柔術がない。それはナンセンスで。柔術本来の試合があれば良いけど、アレだけっていうのは違う。それはクインテットも同じかと。クインテットもコンバット柔術もあるのは良いけど、本来の柔術がないとダメなんです。

新日本プロレスがあってのFMWじゃないですか。FMWだけが目立っちゃうと、新日本プロレスがないモノになってしまいます。正道があっての邪道で、邪道ばかりじゃなりたたないですよ」

──なるほど、言わんとしていることは分かります。

「でも実際にクインテットは柔術より盛り上がっているんだから、僕が間違っているのかもしれないし。それにKITが有料配信してハイサムやイゴールの試合を視聴してもらえる数よりも、UFC Fight Passのクインテットの方がずっと彼らの試合を見る人は多い。それで彼らが有名になって、少しでも多くのファイトマネーを手にできるなら、それでも良いかって思うようになったんです。

クインテットには柔術が必要で。柔術家もクインテットが必要ならそれで良いかなかって」

──偉いっ!! もう真の柔術愛ですよ、欽ちゃん。その一方でJBJJFもSJJJFもワンマッチ大会は開けないモノだったのですか。

「やはり連盟という形があると、そこからはみ出るモノをやりにくいのではないかと。だから浜島さんはIF PROJECTを安井君にやってもらっていたんだろうし。そういうことだと思います」

──そこで欽ちゃんがKITを開く。では、なぜノーポイントにしたのでしょうか。そこまでポイントのある柔術が本流だという主義を持っているのに。

「それは11月になるとアジア大会や、全日本選手権が普通に行われるようになるからです。JBJJFが全日本選手を開くならイゴールもハイサムも出て、シュレック関根選手も出場するでしょう。なら、そっちの方が皆が見たくなりますよね。

これから連盟がトーナメントを開いていけるなら、通常のルールはそこにあれば良いと思ったんです。こっちはワンマッチ大会だし、同じルールにする必要はないですから。トーナメントが再開されなければ、通常のポイントルールにしたかもしれないですけど」

──ノーポイントになると、スイープという柔術特有のポイントがなくなってしまって、皆がスイープに耐えないというのがあるかと思うんです。

「そうですよね。ノーポイントだと、簡単に下になることは今回も出てくると思います。それに極めがなくても勝てるのが、柔術ですよね。だから時間切れの時は延長で最初にポイントを取った選手が勝つというルールにしたんです。

と同時に出場選手は皆、IBJJFルールの柔術で結果を残している選手ばかりです。サブオンリーに特化しているのではなくて。そういう選手がサブオンリーでどういう試合をするのか、そこも楽しみなんです。リマッチが多いのも相手のことが分かっていて、様子見なんてすることなく攻めていく。そういう動きのある試合になると思います。究極にやりたいのはノータイムリミットのオンリーサブミッションですけど(笑)。それが究極の柔術ルールだと思っています」

──自分は15分のポイント有り、グレイシーチャレンジのルールが実は柔術としては好きです。あそこでブシェシャに勝ったホジャー・グレイシーこそザ・柔術家。柔術家のなかの柔術家ではないかと。

「しっかりとポイントをとって、ポイントを取れられず、最後は一本勝ちする。普通の柔術をやり切る。ホジャー・グレイシーが柔術を一番体現していると思います。グレイシー柔術であり、ブラジリアン柔術を」

<この項、続く>

※KIT01視聴方法はコチラから

■KIT01対戦カード

<黒帯無差別級/8分1R>
リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
イゴール・タナベ(IGLOO BJJ)

<茶帯ルースター級/7分1R>
吉永力(トライフォース)
イヤゴ・ウエノ(TREE BJJ)

<女子茶帯ライトフェザー級/7分1R>
ミレーナ・サクモト(TREE BJJ)
石黒遥希(CARPE DIEM)

<黒帯ライトフェザー級/8分1R>
塩田”GOZO”歩(パラエストラ八王子)
澤田真琴(DRAGON’S DEN)

<黒帯無差別級/8分1R>
毛利部慎祐(JUMP FIGHT CLUB)
白木”アマゾン”大輔(CARPE DIEM HOPE)

<黒帯ライトフェザー級/8分1R>
塩田”GOZO”歩(パラエストラ八王子)
澤田真琴(DRAGON’S DEN)

<マスター黒帯ライト級/5分1R>
村田良蔵(オーバーリミット札幌)
荒牧誠(マスタージャパン福岡&香港柔術)

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