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【LFA93】クラシカル、レスラー✖ストライカーの対戦はTDで疲れたペトロスキーがジェフリーのヒザに下る

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー(カナダ)
Def.2R4分19秒by TKO
アンドレ・ペトロスキー(米国)

右ジャブを伸ばしたペトロスキーが、続く左フックから組んでケージにジェフリーを押し込みシングルレッグでテイクダウンを奪う。ケージを背負って立とうとするジェフリーのバックに回ったペトロスキーだが、すぐに胸を合わされる。ジェフリーは押し込み返し、細かいアッパーを打っていく。

ペトロスキーがもう一度ポジションを入れ替えると、ジェフリーがヒザをボディに突き上げる。左右のヒザを腹に受けたペトロスキーもヒザを返すが、もう1度ヒザで腹を抉られて離れる。直後に左ストレートを打ち込み、ダブルレッグで2度目のテイクダウンを決めたペトロスキーは、足を腰まで持ち上げて立たせないようにし、ここからシングル出て尻もちをつかせる。立ち上がったジェフリーはヒザ蹴りからエルボーを入れるが、ペトロスキーが左ストレートをヒットさせる。右ジャブ&左ストレートを入れたペトロスキーだが、ボディにヒザを受けて動きが止まる。

それでもパンチを振るってくるペトロスキーに対し、ジェフリーは右ストレート、右ハイと打撃で盛り返し時間に。オープンスコアではジャッジ2人がペトロスキー、1人がジェフリーを支持した。

2R、右ミドルを決めたジェフリー、続く右ハイはガードされる。左ジャブから右アッパーのペトロスキーはテイクダウンにはいかず、ジェフリーの首相撲にエルボーを打っていく。一旦離れたジェフリーはもう1度、首相撲からヒザを纏める。ジャブを当てたペトロスキーは首相撲&ヒザ蹴りに苦しむが、ここでもダブルレッグを決める。キムラを防いでバックに回ったペトロスキーが正面に戻り、シングルレッグを狙う。これを切ったジェフリーがエルボーを打ちつける。

足を掴み、腰を上げてトップを取り切ったペトロスキーだが、すぐに起き上ったジェフリーがテイクダウン狙いを切り返して逆に上を取り切る。ペトロスキーはクローズドガードも、足を一本抜かれて右エルボーとパンチを被弾。ジェフリーは鉄槌を纏め、スクランブルでバックを取るや後方から顔面にパンチ、エルボーを頭部に入れ最後はヒザを顔面に当ててTKO勝ちを決めた。

「レスリングを見せると言っただろう?  彼がトップをとっても落ち着いて戦えたし、そこを練習してきた。とにかく勝てて良かったよ」と、戦績を9勝2敗としたジェフリーは話した。


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【LFA93】リーチの差も何のその。打撃でリードしたヒューズが、ギロチンでハインドリーを落とし快勝

<120ポンド契約/5分3R>
サム・ヒューズ(米国)
Def.1R5分00秒 by ギロチンチョーク
ダニエル・ハインドリー(米国)

ヒューズの左ローに右を合わせたハインドリーだが、左フックに左ジャブを被弾する。サイド気味の構えのハインドリーに右オーバーハンドを2発入れたヒューズは、組まれてもケージに押し込む。ハインドリーはケージを背負ったジャンピングガ―ドを見せ、ヒューズが金網に押し付けてパンチを続ける。ガードを解いて背中からキャンバスに落下したハインドリーは、ヒューズが離れスタンドに戻る。

ヒューズは的確に右ストレートをヒットし続け、ハインドリーはケージの前から離れることができない。右を当ててから左ジャブも入れるヒューズがリーチの差に関係なくワンツーを入れ、左右のローを蹴り込み。ハインドリーが前に出るとワンツー、テイクダウン狙いにはノーアームギロチンをセットアップする。ハインドリーが落ちると同時に、初回が終了となった。公式記録はギロチンによるテクニカル・サブミッションとコールされた。

「彼女は凄くトリッキーだった。5日前に試合を受けてくれて、凄く感謝しているわ。また試合の機会を与えてくれたLFAに感謝しているわ」とヒュー数は勝利を振り返った。


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【LFA93】体重オーバーのジョーンズに左エルボー&右フックでダウンを奪い最後はアッパーでフレムドがKO

<193 ポンド契約/5分3R>
ジョシュア・フレムド(米国)
Def.1R3分18秒by KO
アントニオ・ジョーンズ(米国)

8ポンドの体重超過のジョーンズに対し、フレムドは跳びヒザからパンチを伸ばしてケージに押し込む。ボディロックからテイクダウンを決めたフレムドは自ら離れてスタンドに戻る。ここからのパンチをかわしたジョーンズがクリンチへ。フレムドは得意の首すも追うからヒザを狙う。離れるとジョーンズが右ロー、フレムドは右ストレートから左を打ち込む。

続く跳びヒザは距離が合わず、フレムドがクリンチへ。離れ際の左エルボーから右フックでジョーンズが倒れる。亀のジョーンズにフレムドが右アッパーを打ち抜き勝負あり。ジョーンズは意識を失い、フレムドがKO勝ちを手にした。


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【LFA93】エリジャウ・ジョンズ、フォルターサックに完勝もコンテンダーシリーズなら酷評のラスト10秒

<フェザー級/5分3R>
エリジャウ・ジョンズ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ルーク・フォルターサック(米国)


サウスポーのジョンズに即組みついたフォルターサックがテイクダウンを決める。立ち上がったジョンズは押し返して離れると左ハイも、フォルターサックの右を被弾してバランスを崩す。フォルターサックはさらに右ハイ、右ストレートと積極的に攻め、再びダブルレッグへ。倒されても後方へのスイープを仕掛け即スタンドに戻り、離れたジョンズは左ミドルを決める。続いて左ハイを繰り出すが、フォルターサックが蹴りが見えていないのか踏み込んで右フックを狙う。

ジョンズは間合いを取り直し、左ストレートから左ハイ。ここもフォルターサックが右を打っていく。左を当て、スピニングバックフィストにバックを取ったジョンズに対し、フォルターサックが胸を合わせる。互いにクリンチに拘らず離れると、フォルターサックがローシングルからレッグリフト、3度目のテイクダウンを決める。ジョンズはスクランブル、首相撲からヒザ蹴りを顔面とボディに突き刺して離れる。フォルターサックも右ストレートを当て、オープンスコアの初回はジョンズが10-9で揃えた。

2R、左ストレートから右ジャブを当てたジョンズが、左ミドル。テイクダウン狙いを切って、左ハイを狙う。足がついてこない踏み込みなど、疲れが目立つフォルターサックは左ハイにテイクダウンを合わせるが失敗、直後にパンチを被弾し前蹴りで腹を抉られる。攻め手の無いフォルターサックは蹴り足をキャッチして足払い、ジョンズは倒されてもすぐに立ち上がり右ジャブを当て、左ストレートから飛びヒザへ。

フォルターサックのダブルレッグをスプロールし、ボディにヒザを突き上げたジョンズが首相撲に取りヒザ、ヒジを打ちこむ。フォルターサックは右ストレートにも左を合わされ、左ミドル、右のジャブを被弾して劣性が続く。スピニングバックフィストにも勢いのないフォルターサックは、逆にワンツーからスピニングバックフィスト、左ハイを狙われこの回も落とした。

最終回、フォルターサックはフィニッシュしか逆転はない状況で左ハイ後のワンツーを被弾し、組みに行っても切られる。ジョンズは右リードフック、左ボディを入れるとガードの上から左ハイ。フォルターサックも右足をキャッチして右ロングフックを当てる。直後にダブルからジョンズを肩に抱えてスラムしたフォルターサックが、初めてジョンズに背中をマットにつかさせる。しかし、パウンドを打ったところで立ち上がることを許し、シングルからケージ際でのクリンチへ。

首相撲&ヒザで攻めたジョンズが肩パンチ、そしてヒザのコンビネーションでケージにフォルターサックをケージに釘付けにし──離れて左ストレートからハイキックへ。スピニングバックフィストに続くダブルレッグをすかされ、目標を失ったように手をついたフォルターサックは、残り10秒近くあるが勝負を諦め、動きを止める。ジョンズもそのままタイムアップを待ち試合は終わった。

判定は当然ジョンズだが、これがコンテンダーシリーズならダナは最後の10秒の2人を酷評しただろう。

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【LFA93】計量終了 メインはレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー。サム・ヒューズが再起

【写真】テイクダウンに優れたレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー (C)LFA

16日(金・現地時間)にカンザス州パークシティのハートマン・アリーナで開催されるLFA93「Petroski vs Jeffery」の計量が、15日(木・同)に行われた。

10月は2週毎に同地で3大会が行われるLFA、その2大会目のプレリミはアマMMAを含め2試合、メインカードが7試合組まれ、メインはミドル級のアンドレ・ペトロスキー✖アーロン・ジェフリーというマッチアップだ。


ペトロスキーはMMA戦績5勝0敗で全試合がフィニッシュというレスリングベースのファイターだ。ハイスクール時代にペンシルバニア州でメダリストに3度輝き、カレッジではD1とD2で活躍──自身もテイクダウンには絶対の自信を持っている。

対するジェフリーはカナダのストライカーで8勝2敗、カナダ人初のコンテンダーシリーズ出場選手で、判定勝ちは1試合だけで高いKO率を誇っているフィニシャーだ。「アイツはレスリング能力が欠けている」というペトロスキーに対し、ジェフリーは「打撃に自信がないから、そういうことを言うんだ。テイクダウンを切って殴ることはずっとやってきた」と反論している。レスラー✖ストライカー、得意分野から不得意分野を引き算したときに、残った数字が大きな方が勝利に近づく。

セミでは7月に初代LFA女子ストロー級王座決定戦で敗れたサム・ヒューズが再起戦をダニエル・ヒンドリーと戦う。打撃とクリンチ戦でヴァネッサ・デモパウロスをリードしながらリバーストライアングルで逆転負けを喫したヒューズだが、これは10度戦って1度あるかというホームランを打たれたと捉えることができる。

パワフルなキックボクシングの使い手ヒューズは、コンテンダーシリーズで敗れLFAに戻ってくる王者(※30日にルピタ・ゴディネスの挑戦を受ける)へのリベンジを果たすために、勝ち方も問われる一戦となる。

なお8月のLFA89でヒザからパンチで86秒KO勝ちでプロモーションデビュー戦を飾ったジョシュア・フレムドとミドル級で戦う──Bellatorリリースから再生を試みるアントニオ・ジョーンズは、8ポンドの大幅計量オーバーとなっている。

■視聴方法(予定)
10月17 日(土・日本時間)、
午前10時~UFC Fight Pass

■ LFA93計量結果

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
サム・ヒューズ: 119.2ポンド(54.06キロ)
ダニエル・ヒンドリー: 119.6ポンド(54.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョシュア・フレムド: 185.2ポンド(84.0キロ)
アントニオ・ジョーンズ: 193ポンド(87.54キロ)

<フェザー級/5分3R>
エリジャウ・ジョンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ルーク・フォルターサック: 145.6ポンド(66.04キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ジャスティン・ウェッツェル: 139.8ポンド(63.41キロ)
テシェイ・ゴウスロー: 139.6ポンド(63.32キロ)

<フライ級/5分3R>
トレバー・ウェルズ: 125.8ポンド(57.06キロ)
カーロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・ダシルヴェイラ: 203.4ポンド(92.26キロ)
フェルナンド・アルヴァラド: 204.8ポンド(92.89キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・ファム: 140ポンド(63.5キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 139.4ポンド(63.23キロ)

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