カテゴリー
LFA LFA163 MMA MMAPLANET o エリック・オーウェンス 二宮城太

【LFA163】二宮城太、渾身のギロチンをオーウェンスに凌がれガスアウト。パウンドのTKO負け

<フェザー級/5分3R>
エリック・オーウェンス(米国)
Def.2R3分06秒by TKO
二宮城太(米国)

ご当地ファイターのオーウェンスに大きな声援が送られる。右ローを蹴り合う両者。テイクダウンのフェイクから右を狙ったオーウェンスは、これをかわして右を当て、右ハイから左ミドルを蹴った二宮の突進に対してダックアンダー。姿勢を乱させてバックを伺う。胸を合わせた二宮はギロチンから引き込むが、これは極まらずスクランブルに持ち込みスタンドに戻る。ジャブを被弾してもローを当て、右ハイから右ミドルの二宮はテイクダウン狙いにここもギロチンへ。

半身になって力を入れると、オーウェンスが頭を抜いて二宮は下にされる。十字狙いを察知したオーウェンスのトップコントロールが続き、二宮はエルボーを落とされ下の展開が続く。ニーシールドでスペースを創って立ち上がり際にバックを取られた二宮。スラムからRNCを仕掛けたオーウェンスだが、足のフックがなく二宮は立ち上がることに成功する。直後にオーウェンスはダブルレッグを決め、トップからパンチを落とし初回を取った。

2R、右を2度ブロックした二宮はオーウェンスのダウブルレッグでケージに押し込まれる。シングルに移行したオーウェンスだが、二宮はリフトされてもバランスをキープしテイクダウンを許さない。一旦離れてからオーウェンスはダブルレッグを仕掛け、二宮は渾身の力でギロチン。かなりタイトに入り、苦悶の表情を浮かべたオーウェンスはマウスピースを吐き出しながらもも耐えきって頭を抜く。この時点で二宮は明らかに体力を消耗しており、腕十字への仕掛けも力が感じられない。オーウェンスはここでパウンドのラッシュへ。二宮は頭を覆うばかりでパンチを連続で被弾する。さらにハーフになったオーウェンスのパンチは止まらず、パスを許しパウンドを連打された二宮はTKO負けとなった。


The post 【LFA163】二宮城太、渾身のギロチンをオーウェンスに凌がれガスアウト。パウンドのTKO負け first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA LFA138 MMA MMAPLANET o UFC アライジャ・ジョンズ ガブリエル・サントス ハビエル・ガルシア ブルーノ・ソウザ マイルズ・ジョンズ 二宮城太 河名マスト

【LFA163】河名マストに完勝したアライジャ・ジョンズが、ハビエル・ガルシアとフェザー級王座決定戦

【写真】アライジャの兄マイルズ・ジョンズはLFAバンタム級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCにステップアップ。現在4勝2敗だ(C)LFA

21日(金・現地時間)にテキサス州ベルトンのベルカントリー・エクスポセンターでLFA163「Johns vs Garcia」が開催される。

同大会のメインで現UFCファイターのガブリエル・サントスが返上したLFAフェザー級王座を賭けてアライジャ・ジョンズとハビエル・ガルシアが戦う。

ジョンズは昨年8月のLFA138で河名マストに完勝したことが強く印象に残るファイターだ。今年2月にマリオン・サントスと戦う予定だったが試合が流れ、実に11カ月振りのファイトが王座決定戦となる。


対するガルシアはこれが2度目のベルトを賭けた戦い。前回は2021年8月にシンゾー・マチダの弟子ブルーノ・ソウザとの王座決定戦に判定負けを喫している。実はソウザはガルシアとのタイトル戦前にジョンズをスプリットながら判定で下している。

言わば今回のタイトル戦はソウザに敗れた者同士の一戦となる。そのソウザは今、テイクダウンやパウンド有りのカラテ・コンバットを主戦場しているが、UFCは0勝2敗でリリースされている。

ソウザのUFCでのパフォーマンスが目を曇らせ、ジョンズは河名にとって安パイと見られていた。しかし、蓋を開けてみれば河名のテイクダウン狙いを防ぎ、倒されても必ずといって良いほどスクランブルで立ち上がるか、スイッチでリバーサルに成功するなど、レスリング力を見せつけた。

その間にサウスポーの構えからストレート、左ハイを幾度となくクリーンヒットさせ、米国MMAのレベルの高さを河名を通してJ-MMA界に再確認させたジョンズ。彼と同様に、ガルシアもソウザに負けているからといって過小評価はできない。

キャリア10勝(※5敗)中、一本勝ちが6度のガルシアはディープハーフを厭わず使う柔術ベースのファイターだ。レスリングも駆使するが、組んでからは自ら背中をつけてバックに回る動きや、引き込んでハーフでワキを差してリバーサルと、テイクダウンよりも一度下になる技術が軸にある。

とはいえ打撃とテイクダウンの防御力の強さを誇るジョンズのフィジカルを制する技術&体力がガルシアにあるのか。3つの一本勝ちはバックを制してのRNC、残り3つは下になってから三角絞めが2度と肩抜き後転式腕十字が1度。

スタミナが十分にあり、汗を掻く前だとガルシアの一本勝ちもあり得るが、試合が進むほどジョズが優位に立つことが予想されるフェザー級王座決定戦だ。

また今大会のプレリミでは二宮城太がMMA3戦目に挑む。二宮城光――円心会館・館長を父に持ち、MMAのなかで父の空手の代名詞といえるサバキを実践しようという二宮は、LFA138 でRNCで下って以来の再起戦となる。

まずは組みへの対応から、サバキMMAがどれだけ体現できるようになっているか。リアルな浪漫をMMAに持ち込む二宮だ。

なお20日(木・同)の計量では第6試合からコメインの3試合でジョニー・フーパー、マテウス・ペヘイラ、アンヘル・アルバレスの3選手が体重オーバーとなり、キャッチウェイト戦に変更されている。

■視聴方法(予定)
7月22日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■LFA163対戦カード

<LFAフェザー級王座決定/5分5R>
アライジャ・ジョンズ(米国)
ハビエル・ガルシア(米国)

<157ポンド契約/5分3R>
ウィリアム・スタークス(米国)
ジョニー・フーパー(米国)

<147.8ポンド契約/5分3R>
ランドリー・ワード(米国)
マテウス・ペヘイラ(ブラジル)

<160ポンド契約/5分3R>
アンヘル・アルバレス(キューバ)
ミルコ・トクト(ペルー)

<フライ級/5分3R>
ケヴィン・フェルナンデス(米国)
ハビエル・セペダ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カイラー・フェアチャイルド(米国)
アリク・ロペス(米国)

<フェザー級/5分3R>
エリック・オーウェンス(米国)
二宮城太(米国)

<ミドル級/5分3R>
ズマラー・アーチャー(米国)
オセイオモン・オイイェムホンラン(米国)

<バンタム級/5分3R>
イアン・エングブロック(米国)
ジョン・ベケット(米国)

The post 【LFA163】河名マストに完勝したアライジャ・ジョンズが、ハビエル・ガルシアとフェザー級王座決定戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA LFA LFA138 MMA MMAPLANET o UFC   アスカル・アスカル アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス アンドレ・ガルバォン ニック・タラヴェラ 二宮城太 河名マスト 田中路教

【LFA138】田中路教と対戦、天然柔術家アリ・ファリアス「僕はMMAのために柔術の練習はしない」

【写真】満面の笑みを浮かべるファリアス。インタビュー中は、通訳がいても不慣れな英語を懸命に駆使し続けた。そこに彼の意志力、なりふり構わない強さが見られた(C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138で田中路教と、アリ・ファリアスが戦う。

競技柔術では間違いなく世界の最高峰の1人だったファリアスは、全く別競技のMMAとの両立をしてきた。そこには愛すべき天然キャラと強い自我とともに、柔術とMMAを同一線上に置かないというファリアスのアイデンティティが見受けられた。


――アリには以前から聞きたいことがありました。2012年のムンジアル、勝ち名乗りを受ける前に喜びを爆発させマットの外に出て、金メダルを失いました。

「IBJJFのレフェリーは、全く僕のことを尊重しなかったよね。ガブリエル・モラエスは敗者だ。僕が彼の立場だったら、金メダルは受け取らない。ブラジルに戻っても、両親、友人に『お前は勝っていない』って言われるよ。あんな試合で勝利を宣言されて、よくメダルを首に掛けられたなって思っている。僕は性格的にも、そんなことはできない。

あれから僕は柔術から暫く離れた。でもアンドレ・ガルバォンが、またやろうと言ってくれて2016年に戻った(決勝でパウロ・ミヤオに敗れるも、禁止薬物使用で失格となり金メダルを獲得)。僕はガブリエル・モラエスのことを尊敬できない」

――あの時、場外に出たことは後悔していない?

「ムンジアルで戦うには、本当にハードな練習が必要だ。そして、その環境を整えることは簡単じゃない。ムンジアルの前にガルバォンが金銭面のサポートをしてくれて、アカデミーで寝起きしていたんだ。何よりも、僕はガルバォンに感謝の言葉を送りたかった。それで失格だって? UFCでもケージを乗り越えたらダメだ。でも、勝った選手がそれで勝利を奪われることはないよ」

――毎年、十数人のムンジアル王者が誕生しますが、数人を除いて記憶に残ることはありません。でも、2012年のアリ・ファリアスのことは誰も忘れないです。

「その通りだね。ありがとう」

――そんなアリが柔術のトップでありながら、MMAを戦うようになったのはなぜでしょうか。柔術とMMAはあまりにも違う競技になったというのに。

「確かに2つの競技で、どちらもトップを取るなんて不可能だ。MMAを戦い始めた時、そう思った。どれだけ柔術で優秀でも、同時にMMAでトップになるなんてありえない。でも、そんな考えはやめたんだ。柔術で勝ってもMMAで負ける。MMAで勝っても、柔術で負ける。そんなもんだって。

そして、柔術の技術とMMAの技術も別物。ケージの中と畳の上は違う。MMAには柔術で使えるような多くのポジションはない。だからって、僕は柔術を止めることはない。MMAで戦っていても、僕は常に道着の練習をしているんだ。

でも、それはMMAのためじゃない。MMAのために柔術の練習はしない。柔術は柔術の試合で勝つために練習するんだ。それを多くの柔術家が、MMAを戦うようになるとノーギばかりで練習するようになる。違うんだよ。柔術は柔術のために、強い柔術家と練習しないと。僕の柔術は今はそんなハイレベルにある」

――なるほど、そこまで明確に分けて考えているのですね。では柔術では世界を制したアリは、MMAでの目標は何でしょうか。

「UFCチャンピオンだ。大金を稼いで、家族や色々な人をサポートしたい。ブラジルだけじゃない、世界中で貧困にあえぐ人々を助けたい。それが僕のゴールだ。ただチャンピオンになりたいわけじゃない。チャンピオンになって世界を変えたい。僕は神に救われた。そんな僕が、なぜ困っている人を助けないでいられるか。その理由が見つからない。マナウスで過ごした子供時代、僕には何もなかった。でも色んな人が僕を助けてくれて、今、ここにいることができる。次は僕の番だ。誰かが貧しさ故に諦めないといけない夢を実現させる手伝いをしたい」

――そのゴールに辿りつくために、UFCファイターになることが絶対です。

「違う。UFCファイターじゃない。UFCチャンピオンだ。UFCで戦うことと、チャンピオンになることは同じじゃない。きっと何年後かに『あのカジノでアリはそう話していたな』って思い出す日が来るよ」

――そのために田中選手との試合は凄く大切になります。田中選手の印象を教えてください。

「まず、僕は日本の人たちのことを凄く尊敬しているんだ。そもそも、僕らは日本のマーシャルアーツ、侍の精神を持つ皆のことを尊敬しているから。

タナカはどの局面でも、とても危険な相手だ。柔道と柔術が上手い。彼のことも凄く尊敬している。元UFCファイターだしね。でも、マイ・タイムだ。レッツゴー、ここには自分の戦いをするために来たんだ」

――明日、何をケージの中から見せたいですか。

「いつも通り。僕は僕だから。ジョークを言って人生を楽しみたい。だから、これまで通り戦うだけだよ」

■視聴方法(予定)
8月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass
午前10時~ABEMA格闘CH

■LFA138計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリ・ファリアス: 135.8ポンド(61.59キロ)
田中路教: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル: 136ポンド(61.69キロ)
ディエゴ・シウバ: 137.2ポンド(62.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)
河名マスト: 145ポンド(65.77キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
AJ・カニンガム: 147.4ポンド(66.85キロ)
シェイ・コンリー: 147.6ポンド(66.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
二宮城太: 145.6ポンド(66.04キロ)
ニック・タラヴェラ: 143ポンド(64.86キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ムタズ・アスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
クリス・マカーテ: 149.8ポンド(67.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
アシュトン・カービー: 146.2ポンド(66.31キロ)→: 146ポンド(66.22キロ)
カラム・パーカー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ブラウン: 147.8ポンド(67.04キロ)
ライアン・フーバー: 145.6ポンド(66.04キロ)

The post 【LFA138】田中路教と対戦、天然柔術家アリ・ファリアス「僕はMMAのために柔術の練習はしない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA K-1 LFA LFA138 MMA MMAPLANET o PRIDE RIZIN UFC アスカル・アスカル アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス ニック・タラヴェラ 二宮城太 河名マスト 田中路教

【LFA138】「空手は日本の誇り」。地上最強のカラテのDNAを持つ、サバキ・チャレンジの雄=二宮城太

【写真】現在29歳の二宮城太、アマで5勝2敗。うち1敗は反則の蹴り――つまりRIZINルールでは反則ではない。プロ2戦目で、どのような空手――そしてMMAを見せるのか(C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138で二宮城太が、ニック・タラヴェラとプロMMA二戦目を戦う。

捌きで著名な二宮城光――円心会館・館長を父に持つ、二宮はMMAを始め北米MMA界の登竜門といえるLFAでアマからキャリアをスタートさせた。なぜMMAなのか。そこにサバキという父の空手の代名詞を何でもありの場で実践する、浪漫溢れる想いが存在した。

日本ではなく、米国で動き始めた現代の地上最強のカラテ。二宮城太に初インタビューを試み、空手と日本への想いを訊いた。


――日系米国人選手が出場しているんだと思っていたら、LFA関係者から二宮城光さんの息子だと聞いて本当に驚いてしまいました。生まれもデンバーなのですか。

「違います。日本で生まれて、何カ月か経って米国に渡って……道場で育った形です」

――つまり円心会館で空手をして成長したということですね。

「MMAを始める前まで、ずっと空手だけでした。試合も出ていました」

――それはサバキ・チャレンジですか。

「ハイ、3回出て3回優勝しました」

――なぜ空手界の一つの流派の創始者、その血族である二宮選手がMMAを戦うようになったのでしょうか。

「MMAが一番ポピュラーで、一番格好良いからです。そして、メッセージを伝えることができる一番の場所だと思ったからです」

――サバキをMMAを通して、知らしめるということですか。

「MMA選手として成功することと、サバキを伝えることを分けて考えていないです。サバキは空手でも使えるし、MMAでも使えるから。空手もMMAも同一線上に見ることで、未来が開けてくると思っています」

――もともとお父さんがされていた極真空手は、地上最強のカラテと謳っていました。MMAで戦うことは、その遺伝子を持っているということでしょうか。

「う~ん、持っているんでしょうね(笑)。極真とか色々なスタイルがあるのですが、空手は日本の誇り。そういう部分で、その想いがあります」

――サバキは空手だと道着を掴んで、投げが含まれた空手。相手の動きを利した、攻撃のような印象を得るのですが、実はサバキのことが分かりません。そのサバキがMMAで生きることがあるのでしょうか。

「あると思います。自分もまだ若いし、サバキの意味を全て理解しているわけではないです。そして米国の人にサバキを伝えるのは凄く難しいです。MMAというニュートラルな戦いで僕がやってきたサバキを使えて、初めて深い意味でサバキが分かってきたかと思います」

――MMAを戦う上で、どのような練習を?

「ドゥエイン・ラドウィック先生のムエタイジム、矢飼伸夫先生のWay of Jiu Jitsuで練習しています」

――矢飼伸夫さんはヒーガン・マシャドの黒帯柔術家の方ですね(※IBJJF黒帯3段、円心空手黒帯2段、講道館柔道黒帯)。

「この2つのジムでの練習では、色々なMMA選手たちもやってくるので皆とスパーリングもできています。MMAの練習は午前中で、夜は道場で空手の指導と稽古をしています」

――お父様はMMAを戦うことに関して、どのような意見を持たれているのでしょうか。

「『やって良い』と言ってくれました。小さい頃からマーシャルアーツが大好きだったので、K-1とかPRIDEを内弟子さんとかと視ていました。だからMMAを戦うようになると、思っていたんじゃないでしょうか」

――なるほど。LFAは米国最大のフィーダーショーですが、MMAファイターとしての目標を教えてください。

「自分はUFCよりも……。お父さんは試合をして有名になった日本を離れて、米国に来ました。二宮の名前を日本で知らしめたいという気持ちが強いです。だからRIZINとかで試合をしたいです」

――その言葉が伝われば、すぐにでも声が掛かるかと思います。その前に明日の試合が、日本でもABEMAで中継されます。どのような試合を日本のファンに見せたいですか。

「日本には自分のお父さんのファンがたくさんいました。父の何が良かったのか、自分でもはっきり分かっていないです。ただ強くて、格好良かったです。父はトータル的にサバキを生かした試合をしていました。自分もサバキを進化させる試合をしたいです」

■視聴方法(予定)
8月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass
午前10時~ABEMA格闘CH

■LFA138計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリ・ファリアス: 135.8ポンド(61.59キロ)
田中路教: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル: 136ポンド(61.69キロ)
ディエゴ・シウバ: 137.2ポンド(62.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)
河名マスト: 145ポンド(65.77キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
AJ・カニンガム: 147.4ポンド(66.85キロ)
シェイ・コンリー: 147.6ポンド(66.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
二宮城太: 145.6ポンド(66.04キロ)
ニック・タラヴェラ: 143ポンド(64.86キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ムタズ・アスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
クリス・マカーテ: 149.8ポンド(67.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
アシュトン・カービー: 146.2ポンド(66.31キロ)→: 146ポンド(66.22キロ)
カラム・パーカー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ブラウン: 147.8ポンド(67.04キロ)
ライアン・フーバー: 145.6ポンド(66.04キロ)

The post 【LFA138】「空手は日本の誇り」。地上最強のカラテのDNAを持つ、サバキ・チャレンジの雄=二宮城太 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA BELLATOR LFA LFA138 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship PFL UFC アスカル・アスカル アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス ブルーノ・ソウザ 二宮城太 河名マスト 田中路教

【LFA138】河名マストと対戦、アライジャ・ジョンズ「レスリング部分以外の部分を見せていないけど」

【写真】UFCを目指すことが、特別でないこと。改めて感じ入ることが多い――日本では全く無名のジョンズの言葉だった(C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138で、河名マストと戦うアライジャ・ジョンズ。

26歳、8勝2敗のジョンズに河名戦への意気込みを尋ねた。そこで聞かれたジョンズの言葉からは、LFAで戦うことが特別でないアメリカンMMAファイターの志が、日本では特別視されるようになったことに気づかされた。


――試合が明日に迫ってきましたが、体調の方はいかがですか。

「体調は最高だよ。最高の減量ができたと思う。体重を落とすことはいつだって大変だけど、リカバリーが凄く上手くいった。もう戦う状態になっているよ」

――河名選手の印象を教えてもらえますか。

「若くて才能のあるレスラーだね。軽く見るつもりは一切ないよ。彼も僕をホールドする準備ができているだろうから、どれだけスタミナが持つのかテストになるだろうね」

――MMAは始めて1年で、この場に来たことをどのように思っていますか。

「最高だ。MMAをやりたいといっても、彼のように飛びこめるもんじゃない。そして、たくさん試合をして凄くアクティブな1年を過ごしてきた、夢に向かってね。凄く尊敬しているよ。ただし、僕は彼がこれまで戦ってきた相手とは違う。僕は16歳からずっとレスリングをやってきた。でも彼がこうやって海を越えて、最高のプロモーションの一つであるLFAに挑戦してきたこと。そのためにハードな練習もしてきているだろうから、彼のことをリスペクトしているんだ。カワナにとって、僕はタフな……本当にタフなテストになるよ」

――河名選手のレスリングに対抗する術は?

「僕もずっとレスリングをやってきた。グレコローマンレスリングには、多大な敬意を表している。グレコという最高にハードなレスリングをしてきたカワナを甘く見ることはない。だけど僕も子供の頃からフォークスタイルレスリングをやってきた。レスリングを愛しているけど、これはMMAだからね。彼はレスリング部分以外の部分を見せていないけど、だからといって他のことを練習していないわけがない。この試合は一段階高い部分でのファイトになるだろう。

異国にやってきて、僕と戦うのだからベストの状態で来てほしい。彼も過去最大のチャレンジだと分かっているはずだ。でも僕が過去にどれだけタフな相手と戦ってきたか分かる試合になるはずだ。もう、誰もがっかりさせない。きっと良い試合になるに違いない」

――アライジャは既にLFAでブルーノ・ソウザとタイトル戦の経験があります。そしてスプリット判定負けでした。メジャーにステップアップを果たすうえで、LFAというフィーダーショーで2度躓くことはできません。そういう意味で、このタイミングで日本からやってきた新人選手と戦うことにプレッシャーはないでしょうか。

「そうだね……そこについては言いたいことはある。1つ、僕に勝った相手はUFCで今戦っている。2つ、凄く疑問の残る判定で彼は勝った。それが彼のベストだったんだ。でも、あの日の僕はベストから程遠かった。彼は僕より良い選手じゃない。全くデキが悪い試合だったけど、僕の方が動きが良かった。まぁ言い訳になってしまうけど、将来的に勝利を掴むための一つの試合だと捉えている。

LFAのプラットフォームは素晴らしいけど、僕は自分にとってグレートショーになるよう戦っている。僕がベストを尽くせば、それを正しく理解できる人が次なる舞台に導いてくれる。ゴールは常にUFCで、そのために戦っている。UFCでも戦えるファイターにあること。その力が自分には備わっている。

だから絶対に勝利が必要だというプレッシャーを感じることはないんだ。タイトル戦もそうだった。僕はまだ若い、26歳だ。常にやる気に満ちている。今回、またUFCを目指す選手との試合が待っている。でも、自分の力を出せれば誰と戦ってもUFCとサインできるだけの力が僕にはある。戦いの質、パフォーマンスを見ればUFCで戦えると分かるはずだ」

――そこまでUFCにこだわるのは、なぜでしょうか。UFCは世界最高峰としても、米国にはBellatorやPFLなど生活していけるプロモーションが存在しています。

「ONE Championshipも今、凄く成長しているよね。BellatorもPFLの素晴らしい組織だよ。ただし、UFCを目指して叶わなかった選手が戦う場所なんだ。UFCこそ、ベストのなかのベスト。BellatorやPFL、ONEがタフな戦いでないとは言わないよ。でも世界的に最高の中の最高になるのはただ一つ、UFCだけなんだ。

カブビ・ヌルマゴメドフ、ジョン・ジョーンズ、GPS、ベスト・オブ・ザ・ベストは常にUFCにいる。僕が常に思っていることは、ベスト中のベストと戦っていくこと。だからUFCなんだ」

――まさに今回、ここにやってきた日本人選手と同じ考えなんだと思います。では、日本のABEMAでこの試合を視聴する人たちにメッセージをお願いします。

「皆が僕の試合を視てくれて感謝している。凄くワクワクしているよ。大好きな国に神の御加護を。素晴らしいTV番組、美味しい食事……皆に僕の愛を捧げるよささげるよ」

■視聴方法(予定)
8月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass
午前10時~ABEMA格闘CH

■LFA138計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリ・ファリアス: 135.8ポンド(61.59キロ)
田中路教: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル: 136ポンド(61.69キロ)
ディエゴ・シウバ: 137.2ポンド(62.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)
河名マスト: 145ポンド(65.77キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
AJ・カニンガム: 147.4ポンド(66.85キロ)
シェイ・コンリー: 147.6ポンド(66.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
二宮城太: 145.6ポンド(66.04キロ)
ニック・タラヴェラ: 143ポンド(64.86キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ムタズ・アスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
クリス・マカーテ: 149.8ポンド(67.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
アシュトン・カービー: 146.2ポンド(66.31キロ)→: 146ポンド(66.22キロ)
カラム・パーカー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ブラウン: 147.8ポンド(67.04キロ)
ライアン・フーバー: 145.6ポンド(66.04キロ)

The post 【LFA138】河名マストと対戦、アライジャ・ジョンズ「レスリング部分以外の部分を見せていないけど」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA LFA LFA138 MMA MMAPLANET o PFL UFC   アスカル・アスカル アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス 二宮城太 河名マスト 田中路教

【LFA138】計量終了 田中路教、河名マスト問題なし。サバキ・チャレンジ、二宮城光Jr=城太見参

【写真】川名、二宮、田中。日本人選手がオクラホマ・ショーニーの地で集結。(C)PFL

5日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138「Farias vs Tanaka」の計量が、4日(木・同)に同地で行われた。

メインに田中路教、コメイン前に河名マスト、そしてメインカード2試合目にデンバー在住、米国籍を持つ二宮城太と3人の日本人ファイターが出場する同大会の計量は、オフィシャル2時間、その後にフェイスオフという流れで進んだ。


アリ・ファリアスと対戦する田中は、計量前夜の午後9時を過ぎて現地入り、そこでバスタブがあると伝えられていたホテルにシャワーしかないことを聞かされる。

それでも旧師匠がかつて話していたシャワーで、スチームサウナ状態を創るという方法で、このピンチを回避し水抜きを無事完了させ、0.6ポンド・アンダーで計量を終えた。

対戦相手のファリアスも、革ジャン着用という謎の姿で現れ――バキバキの筋肉ボディを披露し、パスしている。

前日で既に1.8キロ・オーバーまで整えていた河名は、米国初陣の相手アライジャ・ジョンズと同様に問題なくクリア。そして今大会にもう1人、日本人選手が戦う。それがニック・タラヴェラと戦う二宮だ。

二宮は第10回全日本選手権優勝――その後、渡米しNYを経てデンバーに極真支部を開き、師・芦原英幸ともに極真を離れると、芦原空手の米国代表を経て円心会館空手を創設した二宮城光の実の息子だ。

二宮空手といえばサバキ、現地でサバキ・チャレンジという大会を長年に渡り主催し、ロッキー山脈の麓で確固たる地位を築いている。城太もサバキ・チャレンジ優勝経験があり、サバキ理論をMMAで生かすという壮大な浪漫に挑んでおり、今回がMMA二戦目となる。

二宮も問題なく計量を終え、ABEMAでライブ中継のある今大会で日本のファンにベールを脱ぐ――注目のタラヴェラ戦に臨む。

■視聴方法(予定)
8月6日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass
午前10時~ABEMA格闘CH

■LFA138計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリ・ファリアス: 135.8ポンド(61.59キロ)
田中路教: 135.4ポンド(61.41キロ)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル: 136ポンド(61.69キロ)
ディエゴ・シウバ: 137.2ポンド(62.23キロ)

<フェザー級/5分3R>
アライジャ・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)
河名マスト: 145ポンド(65.77キロ)

<148ポンド契約/5分3R>
AJ・カニンガム: 147.4ポンド(66.85キロ)
シェイ・コンリー: 147.6ポンド(66.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
二宮城太: 145.6ポンド(66.04キロ)
ニック・タラヴェラ: 143ポンド(64.86キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ムタズ・アスカル: 150ポンド(68.03 キロ)
クリス・マカーテ: 149.8ポンド(67.94キロ)

<フェザー級/5分3R>
アシュトン・カービー: 146.2ポンド(66.31キロ)→: 146ポンド(66.22キロ)
カラム・パーカー: 145.6ポンド(66.04キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ブラウン: 147.8ポンド(67.04キロ)
ライアン・フーバー: 145.6ポンド(66.04キロ)

The post 【LFA138】計量終了 田中路教、河名マスト問題なし。サバキ・チャレンジ、二宮城光Jr=城太見参 first appeared on MMAPLANET.