＜56.7キロ契約／5分2R＞
旭那拳（日本）
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
九州力（日本）
この試合の前に6月20日の大阪大会で、平良達郎が福田龍彌の持つ修斗世界フライ級王座に挑戦することが発表される。
試合は九州が右を振って前に出ると、旭那がショートのコンビから組んでダブルレッグを決める。すぐにパスを決めた旭那は、ハーフに戻されネルソンのスイープに対し、頭を抜いて一気にマウントを奪取する。九州が左腕を差しあげてスクランブルへ。下を選択した旭那は三角絞めをセットする。右手を引いて耐える九州に対し、旭那は下からエルボーを入れる。
残り2分、下からのパンチを続けヒジ打ちへ。十字への移行も試みた旭那だが、九州は腕を流されないようタイムアップまで粘った。
2R、九州の跳びヒザをかわし、即テイクダウンを決めた旭那がハーフで抑える。初回と同じようにパスを決め、サイドで抑えると九州もブリッジから足を戻す。旭那は左足を抜き、肩固めを狙いつつもう1度パス。九州も足を戻してハーフバタフライを取るが、旭那は時間を掛けずに潰して足を抜いていく。
九州は足を戻す対処に追われ、反撃に移ることはできないまま時間は1分を切る。蹴り上げから立ち上がろうとした九州のバックを取った旭那が、両足をフックさせRNCへ。アゴの上からの絞めを九州が最後まで耐え、極め切れなかった旭那は視線を落としたが──文句なしの判定勝ちを手にした。
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