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CJJW2021 JJ Globo Report クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ

【CJJW2021】緊張感なし、ゆるゆる。クレイグ・ジョーンズがドナルド・セラーニをRNCで仕留める

<10分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.5分14秒 by RNC
ドナルド・セラーニ(米国)

左腕を差していくセラーニ。クレイグが軽く内股を仕掛けると、簡単にセラーニが下になる。バタフライガードのセラーニに対し、それを越えようとしたクレイグは手押し車のように上方に移動し、そのまま両者がスタンドに戻る。

ここも左腕を差したセラーニが腰に手を回し、クレイグはツーオンワンを取る。ここで頭を押したセラーニが一瞬ヒザ蹴りの素振りを見せる。その直後にセラーニが小外掛けでテイクダウンに成功。クレイグは簡単にスイープを決め、足を抜いたセラーニが走って逃げる仕草で笑顔に。

ハイタッチから組んだ両者、クレイグがビクトル投げから足を──とらず、セラーニが離れる。セラーニのボディロックに、緩いカニバサミを仕掛けたクレイグは下になると2度目のフックスイープを簡単に成功させる。トップを取ったクレイグのニーリンベリー、シングルに対し、クレイグがバックを狙う。前転したセラーニだが、クレイグがトラックポジションに入る。

背中を取られたセラーニが、ペチャパチャと掌底を打って体を反転させる。とクレイグがバギーチョークへ。一瞬にしてセラーニがタップしたようにも見え、技を解いたクレイグはレフェリーが試合を止めないと見ると、もう一度セットアップする。

ここも自ら技を解いたクレイグに対し、セラーニが軽くボディに掌底をいれ両者がスタンドに戻って握手をかわす。ここでも左腕を差していくセラーニに対し、クレイグは前転──足を抜いたセラーニは、シングルへ。切ったクレイグは左腕を腰に回されると、右足を腰前に持ってきて、回転というよりここも下になって足を絡ませる。

これまでの動きと違い、切れが感じられたエントリーから50/50を取ったクレイグだが、こ簡単に足を抜かせる。パス狙いからバックに回ったクレイグはワンフック、ロールしたセラーニに対し両足をフックも場外際に。

マット中央、四の字フック&シートベルトで再開となるとクレイグがRNCをセット。セラーニが掌底のようなタップをし、勝敗は喫した。「試合前に言ったようにバギーチョークを狙った。タップがハードだったね(笑)。コンバットのルールは、殴られそうになるなかでサブミットを狙い、スクランブルも起こりやすく気にいった」とクレイグは話した


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BELLATOR CJJW2021 MMA UFC

【CJJW2021】コンバット柔術バンタム級王者アンダーソンが、掌底落とすゴイトを腕十字で下す

<バンタム級/10分1R>
エラリアス・アンダーソン(米国)
Def.3分34秒 by腕十字
エリック・ペレス(メキシコ)

コンバット柔術バンタム級王者アンダーソンがUFC~BellatorとMMAで活躍してきたゴイト・ペレスと対戦。ルチャリブレのマスクで登場したペレスにプラサ・デ・トロス・カンクンに集まったファンが大喜びしている。

まずシングルレッグに出たペレス、かわしたアンダーソンは続くダブルも切っていく。立ちレスのなかで2度目のシングルも決まらなかったペレスは、ダブルから足を取りに行くも、ここでアイポークがあり試合が中断する。すぐに試合が再開され、アンダーソンがジャンピング・トライアングル狙いを察知され、そのまま落下する。ガードの中に入ったペレスが掌底を落とし、アンダーソンはクローズドで頭を引き寄せる。

ワキの下から伸ばした手でスラップリングを見せたペレスは、腰を上げて思い切り掌底を落とす。アンダーソンはアームドラッグでバックを狙い、前方に落とされたとろで三角から腕を伸ばしに掛かる。正座をして、足のフックを外したペレスがパスを狙うが、アンダーソンは掌底後にハーガードから一気に腕十字へ。前転して逃れようとしたペレスだったが、しっかりと左腕を伸ばされタップした。


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CJJW2021 MMA クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ ライアン・エイキン ラシャド・エヴァンス

【CJJW2021】クレイグ✖セラーニに続き、ラシャド・エヴァンス出場。コンバット柔術ミドル級王者と対戦

【写真】ラシャドのコンディションはどうなのか懸念されるが、コンバット柔術が攻めまくっている (C)MMAPLANET & EBI

12月19日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州カンクンにあるプラサ・デ・トロス・カンクンで開催されるCJJW2021 Feather weightにラシャド・エヴァンスが出場することが明らかになっている。

エディ・ブラボー主催のCJJW、既にスーパーファイトでドナルド・セラーニ✖クレイグ・ジョーンズというとんでもないマッチアップが決まっていたが、MMA界のレジェンドが掌底有りの柔術マッチに挑むことになった。


TUFシーズン2ウィナーから元UFC世界ライトヘビー級王者に登り詰め、MMAを米国の主流スポーツに押し上げたレジェンドは業界への寄与が認められ、2019年にUFCの殿堂入りを果たしている。

そんなラシャドが、最後のUFC出場となった2018年7月以来の実戦に挑む。NCAA D-1レスラーでホーレス・グレイシーの黒帯でもあるラシャドだが、コンバット柔術ルールで勝つ手立ては、テイクダウンもしくは引き込んだ相手への掌底攻撃であることは確かだ。

そんなラシャドと対戦するのは、10thPlanetアトランタ所属のライアン・エイキンだ。エディ・ブラボー門下、茶帯のエイキンは10月に開催されたCJJW2021 Middle weightで優勝、185ポンドのワールドチャンピオンに輝いている。

3日後のADCC北米トライアルではポイントで敗れており、ノーポイント&サブオンリーに長じていることは明白だ。CJJWでは初戦でニック・グリーンを外ヒール& RNグリップで下し、それ以外の3試合は全てオーバータイムで勝ち上がった。

特に準決勝では10thPlanetの実働部隊といっても過言でないFreaks(10thPlanetサンディエゴ)のカイル・チェンバースをエスケープタイムで下しており、エイキンは名実ともに10thPlanet最強のミドル級グラップラーということができる。

ラシャドが勝つために掌底を落とすには、エイキンの庭に飛び込んで殴る必要がある。もちろん、エイトキンとしてはサブミットするチャンスだが、ラシャドの掌底がそこを如何に切り崩すか。エイキンの秒殺、ラシャドのTKO勝ち、いずれも有り得るスーパーファイトだ。

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CJJW2021 MMA ONE UFC クレイグ・ジョーンズ ドナルド・セラーニ ブログ

【CJJW2021】メキシコの闘牛場で、ドナルド・セラーニとクレイグ・ジョーンズがコンバット柔術で対戦!!

【写真】10月9日に英国のポラリスでミドル級王座の防衛を果たしたクレイグ・ジョーンズ。次はメキシコでセラーニとコンバット柔術で戦う。文字通り、世界を股にかけてグラップルしている(C)SUG & POLARIS

エディ・ブラボー主催のCombat Jiu-Jitsu World 2021のスーパーファイトで、ドナルド・セラーニ✖クレイグ・ジョーンズが組まれることが発表されている。

12月19日(日・現地時間)にメキシコはキンタナ・ロー州カンクンにあるプラサ・デ・トロス・カンクンで開催されるCJJW2021 Feather weightで、コンバット柔術史上最高のスーパーファイトが決まった。


プラサ・デ・トロス──Plaza de Toros、カンクンにある客席数5000を数える屋根有りの闘牛場で行われる同大会。両者はミドル級で相対することとなった。

今年の5月にアレックス・モロズに敗れて以来、UFCから遠ざかっているセラーニがまさかのクレイグ・ジョーンズ戦、しかもコンバット柔術で再起戦に挑む。セラーニとグラップリングといえば、昨年12月にケージグラップリングのSUGのハファエル・ドスアンジョス戦が思い出される。

5分間のサブオンリーの戦いでは劣勢だったが、OTで腕十字を極めて勝利している。対して、グラップリング界の重鎮といえるクレイグが、エディ・ブラボー主催のイベントに出場するのは2017年3月のEBI 11以来、4年9カ月振りとなる。

この時、クレイグはEBIウェルター級GPに出場し、準決勝でヴァグネウ・ホシャにOTのエスケープタイムで敗れている。ちなみに同GPの優勝はゴードン・ライアン。ホシャをRNCで下した彼も、クレイグも非常にほっそりした体格だった。

クレイグは2019年1月に来日した際、1カ月後にコンバット柔術の無差別級GPで、ゴードン・ライアンとファブリシオ・ヴェウドゥムが対戦することに関して(※ライアンがヒザの負傷で欠場し、ベウドゥムも出場を取りやめた)、「一つ言えることは、僕はルールによってトレーニングを変えることはないということだよ。自分がすべきことに専念している。MMAファイターはMMAファイターとして戦い、グラップラーはグラップラーとして戦うだけだろう。コンバット柔術をどれだけの人が楽しんでいるのか僕には分からない。確かに次のEBIは多くの人が見るだろう。それはコンバット柔術だからでなく、スター選手が出場するからだ。あの顔合わせならグラップリングでもファンは見るはずだ」と語っていた。

ルールによって練習方法を変えることはないと言うクレイグだが、技術変遷に則して彼の使うテクニックは変わってきている。2年前には、まだダナハー門下のトランジッションとなる足関節は普及段階で、彼らにとっては必殺技といえる技術であった。

しかし、瞬く間に世界中にこれらのテクニックは広まり、クレイグやニッキー・ライアンなどは、グラップリングで勝つためにガードから上を取るレッスルアップを多用するようになっている。

スクランブルが大切なのはMMAもグラップリングも同様になっているが、コンバット柔術といえば掌底有り。クレイグが引き込むと、セラーニは容赦なくKO可能な手首の付け根を打ちつける──スラッピングと訳すことは相応しくない、オープンハンドを打ちつけるだろう。

とはいえ、掌底を落とす距離こそクレイグが得意としてきた50/50やイリミ・アシからの内ヒールという流れに持ち込める体制だ。セラーニには今回の試合では2つの勝ち方しか存在しないといっても過言でない。そのうちの一つが掌底攻撃で、これを仕掛けると足関節のカウンターアタックのリスクがある。

もちろん、このリスクは足関節を仕掛けて殴られるという意味ではクレイグにも当てはまる。リスク承知で両者が攻めない場合、セラーニのもう1つの勝機はOTにある。

上記にあるようにEBIでOTで敗れているクレイグは過去2年間で喫した敗北は2度、いずれもSUGでOTでメイソン・ファウラーに敗れている。

もちろんファウラーとセラーニでは、OTの強さは違うだろう。しかし、OTはいわばグラップリング界のタイブレーク、いやホームラン競争のようなモノだ。強引に勝敗を決する手段であるOTを意識しない──掌底有りのグラップリングの成立を期待したい。

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CJJW2021 JJ Globo MMA Report ネイト・オーチャード ロベルト・ヒメネス

【CJJW2021】ネイト・オーチャードと異文化組み技交流ならず。ロベルト・ヒメネス、圧巻──圧勝。

<ウェルター級T決勝/10分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.1分18秒 by 腕ひしぎ腕固め
ネイト・オーチャード(米国)

まずダックアンダーを許さなかったオーチャードは、アームドラックからバックを伺う。キムラに切り替え、引き込んだオーチャードだがヒメネスは見事な反応を見せ上四方で抑え込む。ヒメネスはワキ腹に掌底を入れ、サイドに移行していく。オーチャードはシングルを仕掛けようとするや、ヒメネスはバックへ。

オーチャードの許さず、胸を合わせようと動くと既にヒメネスは三角絞めをセットへ。オーチャードは肩をしっかりと前方に突っ込んでいたが、ヒメネスは一旦足を開いて、逆側に三角を組む。腕を送られてオーチャードは我慢を続けると、ヒメネスはその腕を伸ばしに掛かる。ここでレフェリーは、試合をストップ。オーチャードが声を出したようで、バーバルタップという裁定が下った。

「ハードに練習してきたし、とても嬉しい。何よりマヤ文明の発祥の地、ユカタンで勝てて最高だ。最後は正直に言えば、サブミッションは凄くタイトだった。そうだね、いつも誰からも、勝とうが負けようが何かを学ぶことができる。170ポンド、185ポンド、190ポンド、200ポンド、カットウェイト、プットウェイトの時間をくれるなら、どの階級でも戦う準備はできている」とヒメンスは語った。


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CJJW2021 JJ Globo MMA Report デレック・レイフィールド ネイト・オーチャード

【CJJW2021】両足でネルソン? 突飛な発想。これは……もはや10thPlanet柔術でなくオーチャード術

<ウェルター級T準決勝/10分1R>
ネイト・オーチャード(米国)
Def.4分55秒by ヒザ十字
デレック・レイフィールド(米国)

初戦でジェイコブ・ボイセンを三角絞め、準々決勝ではマーティン・ゴンザレスを腕十字──ともにデッドオーチャードの仕掛けから一本勝ちしているレイフィールドが、本家に挑む。立ちレスからがぶり、10フィンガーチョークを仕掛けたオーチャードは、そのまま背中に乗ってリバーストライアングルからクルスフィックスに移行する。

さらに両足をそのままレイフィールドのワキの下に差し込み、背中に乗るとオーチャードは横に倒れる。形的にはオーチャードは背中をマットにつけ、自らの頭の前には上を向いたレイフィールドの臀部がある。そしてワキに差し入れた両足がネルソンのような役割を果たし、レイフィールドが身動きを取れなくしている。

ここから反時計回りに体をスライドさせると、そのまま両足フルネルソンでレイフィールドを圧迫していく。必死に掌底を入れるレイフィールドは、頭を引き寄せされる拷問技から頭を抜いて逃れると、オーチャードは左腕にキムラクラッチへ。レイフィールドは体を起こすが、オーチャードは右足で頭を刈ってシザーチョーク、このまま起き上ってキムラを維持する。

レイフィールドは足を差し入れ、キムラの解除に成功。立ち上がったオーチャードが、足首を掴み、左ヒザを差し込みつつ、レイフィールドの左足を取っていく。足を組んだレイフィールドだが、背中を向けたオーチャードが右足にアシガラミを創っており、両者の足が複雑に絡み合ってスタックする。

オーチャードはキムラをセットし、足ではなく腕を攻撃する。足を解いたオーチャードはキムラを支点に上四方へ。レイフィールドが足を戻して、オモプラッタを仕掛ける。と同時に、オーチャードもオモプラッタをセットしており、慌ててレイフィールドが腕を抜くが、ならばと三角のフレーミングへ。レイフィールドが頭を突っ込み防御すると、ラバーガードに切り替えたオーチャードだが、デッドオーチャードは創れず立ち上がられてしまう。

レイフィールドは飛び込んで掌底も、オーチャードは左足に絡みつつ、右足にトーホールドを仕掛ける──と見せかけ、これはフェイクで左足を左ワキの下で抱え、一瞬でヒザ十字を極めタップを奪った。結果、SUGのリベンジとコンバット柔術世界王者の座を賭けてオーチャードはロベルト・ヒメネスとの決勝に臨むことが決まった。


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CJJW2021 JJ Globo JZ・カバウカンチ Report ブログ ロベルト・ヒメネス

【CJJW2021】ダックアンダーでバック奪取、右腕の自由を奪ったヒメネスが掌底~RNCでJZから一本勝ち

<ウェルター級T準決勝/10分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.3分22秒by RNC
JZ・カバウカンチ(ブラジル)

JZの掌底とヒメネスの三角の攻防が楽しみな準決勝第1試合。ヒメネスのシングルを切ったJZが、逆にシングルへ。ヒメネスはすぐにガードを取らず、立ちレスリングを1分続ける。ここでコイントスとなり、JZが下を選択する。すぐに立ち上がったJZに対し、ヒメネスがジャンピンガードで下に。クローズドの中でボディを殴るJZは、頭をつけてワキをしめるように抑えて三角に入らせない。

それでも上体を起こして顔面に勢いのある掌底を打つと、ヒメネスが三角絞めをセットする。しかし、足をすくいに行くとクラッチがルーズになったか、JZが頭を抜いて立ち上がることに成功する。

しかし、JZは2度連続ダックアンダーからバックを狙ったヒメネスに背中を譲り、寝技に持ち込まれてしまう。四の字フック&シートベルトからバックグラブ&掌底に切り替えたヒメネスは、JZの右腕ごと足をフックする。

思い切り右の掌底を連打するヒメネスが、右腕をJZ喉下に入れワンアームで絞めあげる。既に苦しげな表情を浮かべていたJZは、RNCクラッチで組まれると観念したようにタップした。


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CJJW2021 JJ Globo MMA Report ダニー・ストルフィ ネイト・オーチャード

【CJJW2021】モダン柔術でバック&ポジション奪取のストルフィをオーチャードが外ヒールで破る

<ウェルター級T準々決勝/10分1R>
ネイト・オーチャード(米国)
Def.3分59秒by ヒールフック
ダニー・ストルフィ(米国)

1回戦でトッド・ウォーリングをヒザ十字で破ったストルフィが、すぐに座る。オーチャードが近づくと、オーチャードはインヴァーテッドからバックを伺う。トーホールドを取りつつ、胸を合わせていったオーチャードの動きに合わせて、オーチャードはマウントを奪う。ロールにリバーストライアングルを仕掛けたオーチャードが、腕十字へ。オーチャードが立ち上がると、オーチャードが技を解く。すぐに座ったオーチャードは、ここのインヴァーテッドもオーチャードが掌底を落とす。

起き上ったオーチャードはパスを仕掛け、スクランブルでバックへ。前転したオーチャードのバックを取ったオーチャードだが、胸を合わされる。下のオーチャードがラバーガードも、頭を抜いたオーチャードは一旦立ち上がる。ストルフィはここもインヴァーテッドからバックを狙い、オーチャードのトーホールドに体を起こしてバックを伺う。

この時点で右足を左ワキの下で抱えていたオーチャードはストレートフットロックへ。一旦、オーチャードの方を向いて右手で掌底を入れる。直後に外ヒールに切り替えたオーチャードが見事に一本勝ちし、10thPlanetの同門デレック・レイフィールドとセミファイナルを戦うことが決まった。


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CJJW2021 JJ Globo JZ・カバウカンチ MMA Report ヴィニシウス・デジェズス

【CJJW2021】髄所で掌底合戦が見られた組み技戦は、OTでJZ・カバウカンチがデジェズス破る

<ウェルター級T準々決勝/10分1R>
JZ・カバウカンチ(ブラジル)
Def.OT3R by RNC
ヴィニシウス・デジェズス(ブラジル)

MMAファイター同士の準々決勝。頭をつけたレスリング、ロックアップから足を触っていったJZが、ステップオーバー方式の跳びつき十字を仕掛ける。察知し腰と腕を引いて防いだデジェズスはJZの立ち上がり際に掌底を打っていく。試合はスタンドに戻ると、デジェズスがテイクダウンを狙い、JZは即座にギロチンへ。跳びついたが、頭が抜けたため自ら着地したJZ、ここでコイントスをレフェリーが命じる。

デジェズスはトップを選択して試合が再開される。すぐに試合はスタンドに移行し、動きがなく再びコイントスへ。デジェズスは今回もトップを選び、立ち上がったJZにギロチンを仕掛ける。デジェズスは頭を抜かれると、ガードを取って下から殴っていく。当然、JZも掌底を入れ、両者の掌が交錯する。足を一本抜いたJZは、枕でパスの圧力を高めるとヒザを抜き、3/4マウントで抑える。JZはデジェズスにフレームを創らせず、パスに成功する。ブリッジを許さずマウントで抑えるJZは、肩固めへ。デジェズスはブリッジから胸を合わせ立ち上がると、スタンドで掌底を見せ注意を受ける。

一瞬、マットにヒザをついて掌底を入れ、即立ち上がるという動きを見せたJZがダブルレッグへ。切ったデジェズスがギロチン&小外掛けも、切り返しトップを奪う。デジェズスはクローズドを取り、下から掌底を打っていく。JZもボディから顔面を叩くが、デジェズスはMMAファイターだけに構わずガードから打ち返す。キムラ狙いを切ったJZは立ち上がって左の掌底を連打し、ガードの中でヒザつけて右で殴る。

残り1分、JZは外掛けヒールへ。デジェズスがエスケープを図り、場外に近くなったため、マット中央でリスタートされる。直後に体を捻って足を抜いたデジェズスが立ち上がると、JZも続き、ダブルにギロチンを合わせて引き込む。デジェズスが頭を抜いてタイムアップに。

EBI OT1Rはともにシートベルトから逃れ、エスケープタイムでJZがリードする。OT2Rも両者揃って極めよりエスケープに集中しているようで、短時間で胸を合わせる。最後のOTでJZはキープに重点を置き、さらに絞めをセットアップするとタップを奪った。

逆転を賭けてスパイダーウェブを選択したデジェズスは、33秒以内でタップを奪う必要がある。とはいえ十字を極めるのは困難だ。体を起こしたJZがすぐさま腕を抜き、ロベルト・ヒメネスとの準決勝へ歩を進めた。


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CJJW2021 JJ Globo MMA Report UFC ロベルト・ヒメネス

【CJJW2021】ジャンピンガード→リバース三角&掌底→三角絞め、ヒメネスが鮮やかに一本勝ち

<ウェルターT準々決勝/10分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.2分44秒by 三角絞め
ジム・エイラーズ(米国)

初戦でボビー・エモンズをRNCで下したUFCベテランのエイラーズと相対したヒメネス。ニータップでバランスを崩されたヒメネスだが、場外際だったためブレイクが掛かる。中央で向き合うとヒメネスは、跳びつき十字を仕掛ける。腕を抜いたエイラーズも跳びつきガードを見せると着地とともにデラヒーバから、パス狙いのヒメネスにスクランブル&シングルを狙う。

ヒメンスはがぶってダース、さらにバックへ。背中をつけたエイラーズだが、トップを譲り肩固めをセットされそうに。これがマット際だったため、レフェリー2人が両者を中央に移動させてリスタート。エイラーズが下から掌底を見せるも、ヒメネスは立ち上がって逆に掌底を落としパスへ。足をきかせ立ち上がったエイラーズに対し、ヒメネスはジャンイングガード。着地と当時にリバース三角をセットして掌底を入れる。すぐさま三角に移行したヒメネスが、エイラーズからあっという間にタップを奪った。


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