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MMA SUG26 アンディ・ヴェレラ ケビン・ケイシー

【SUG26】案の定のOT、ケイシーの腕十字を短時間でエスケープし続けたヴェレラが勝利

<5分1R>
アンディ・ヴェレラ(米国)
Def.OT by Total Escaping time
ケビン・ケイシー(米国)

ケージを背負ったケイシーは、いなされて簡単にバックを許しグラウンドに持ち込まれる。ワンフックでRNCをセットアップしたヴェレラは、これで試合が決まってもおかしくない形を作っているが、ケイシーが右腕を喉下に差し込んでエスケープに成功する。ワンフックからツイスターに移行しようとヴェレラが動くと、ケイシーは胸を合わせて立ち上がる。

残り2分強、支えつり込み足でテイクダウンしたケイシーに対し、ヴェレラはバタフライガードを取る。スイープ狙いを耐え、足は抜いていかないケイシーを浮かせたヴェレラはレッスルアップからダブルレッグでケージに詰める。そのままケージ際を離れ立ちレスとなり、予想通りこの一戦はOTを迎えた。

結果、5秒で腕十字を逃れたヴェレラがバックを58秒キープして先行する。OT2Rでケイシーは再びスパイダーウェブもヴェレラが再び5秒でエスケープに成功する。再びシートベルトを選択したヴェレラは極めよりもホールドを選択も今度は40秒でケイシーが防御した。

OT3Rもヴェレラは腕十字を6秒で防ぎ、最後はスパイダーウェブでタップ狙いへ。30秒でエスケープされ、勝利が決まったヴェレラが再びスパイダーウェブを取らせようとしたが、レフェリーが勝利を伝えた。


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MMA SUG29 UFC アンディ・ヴェレラ ガブリエル・チェッコ ケイトリン・チューケイギアン ケビン・ケイシー ジリアン・ロバートソン ダニーロ・マルケス デミアン・マイア メイソン・ファウラー

【SUG29】初出場、UFC女子ストロー級=ケイトリン・チューケイギアンはヘンゾ・グレイシーの茶帯柔術家

【写真】このジャブの持ち主が、どのようなグラップリングを見せるか(C)Zuffa/UFC

15 日(日・現地時間)にオレゴン州ポートランドのローズモンド・シアターでSubmission Underground29が開催される。

米国の経済活動再開の波はケージ・ノーポイント&サブオンリー大会にまで波及。SUGは昨年4月から会場名を公開せずに無観客で実施されてきたが、今回からはローズモンド・シアターで客入れをも行われることとなった。


記念すべき有観客再開大会で一番の注目はUFC女子フライ級ファイター同士のマッチアップとなる。SUG4戦目、1勝2敗のジリアン・ロバートソンは、今回がケージグラップリング初陣となるケイトリン・チューケイギアンと5分1Rの短期勝負を行う。

本職といえるMMAでは既にUFC世界王座に挑戦経験があり、直近の試合でもパンクラスで活躍したヴィヴィアニ・アロージョに勝利しているチューケイギアンは、身長の高さとリーチの長さを武器に打撃で相手を突き放すファイトを得意としている。

これまで15勝を挙げたMMAに於いて、今から6年前にローカル大会で腕十字での勝利が唯一の一本勝ちではあるものの、チューケイギアンは実はヘンゾ・グレイシーの門下生でもある。しかもヘンゾがから茶帯を巻かれており、グラップリングではMMAでは見せない一面を見せそうだ。

この他、UFCからはライトヘビー級で2勝1敗と勝ち越しているデミアン・マイアの同門ダニーロ・マルケスが、SUGで8戦目となる同朋のガブリエル・チェッコと戦う。

また石井慧を下し、メイソン・ファウラーの持つSUG無差別級王座挑戦経験もある10thPlanet所属のアンディ・ヴェレラも出場。元はヒクソン・グレイシーの教え子で、クロン・グレイシーの盟友ケビン・ケイシーとOT必至の対戦も組まれている。

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JJ Globo Report SUG19 ガブリエル・チェッコ ケビン・ケイシー ブログ

【SUG19】本戦で小内刈りを決めたケビン・ケイシーが、OT3Rに腕十字を決めチェッコに勝利

<5分1R>
ケビン・ケイシー(米国)
Def.OT3R0分23秒by 腕十字
ガブリエル・チェッコ(ブラジル)

引き込んで座ったチェコ、ヒザ立ちのケイシーが頭の後ろを掴む。スイープ狙いを切られたチェッコが立ち上がると、ケイシーは小内刈りを決めてトップに。座ったチェッコに対し、ケイシーは背中をつかせてハーフへ。レフェリーの指示でなく、阿吽の呼吸でケージ中央に両者が戻る。

再びハーフで抑えたケイシーは枕でプレッシャーを掛けてパスに成功する。残り1分、サイドで抑えたケイシーは、腕が取れないとみると上四方へ。体捻り、一旦背中を預けてからチェッコが足を戻したところでタイムアップに。

OTは先攻のケイシーがスパイダーウェブを選択する。腹ばいなり頭を越えていこうとしたチェッコに対し、下になったケイシーは腕を抜かれ41秒でエスケープされた。後攻のチェッコもスパイダーウェブを選ぶが、ケイシーは23秒で腕を抜く。

OT2Rもケイシーは腕十字を選択、チェッコは16秒でエスケープしシートベルトを選択する。ここは一本ではなくポジションの維持を狙ったと思われるチェッコは1分08秒守り切った。

OT3R、当然ケイシーはスパイダーウェブを取り、24秒でタップを奪った。こうなると一本が必要なチェッコもスパイダーウェブを選んだが、エスケープを許しケイシーが勝利した。


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JJ Globo Report SUG16 ケビン・ケイシー ブログ リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG16】リッチー・ブギーマン・マルチネス、ヒクソンの黒帯ケイシーをOT腕十字で破る

<5分1R>
リッチー・マルチネス(米国)
Def.OT1R
ケビン・ケイシー(米国)

立ちレスから足払いでテイクダウンを決めたケイシーに対し、ブギーマンはハーフガードの状態で抑え込まれる。ケイシーは足を抜いてパスから即マウントに移行する。首を抱えてブリッジもエビを許さないケイシーは、ワキをこじ開けにいく。腰を押して足を戻そうとしたブギーマンだが、ケイシーはサイドに戻ることでガードのなかに入ることを阻止する。

しかし、極めにいかないと試合はオーバータイムに移行する。枕でプレッシャーを掛けるケイシーだがサブミッションには移行できず時間を迎えた。先攻のケイシーはスパイダーウェブを選択し、足を抱えてまずは固定し腕を伸ばしに掛かる。下になったケイシーは腹ばいなるがブギーマンが腕を抜いてエスケープに成功した。ブギーマンもスパイダーウェウを選択し、ケイシーは8秒で脱出する。

OTは2Rへ。ここも腕十字狙いのケイシーに対しマルチネスはヒザを臀部に当ててエスケープに掛るが、そのまま前方に崩されてタップを強いられた。しかし、ケイシーは2秒で腕十字を後攻めのブギーマンに許し敗れた。


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JJ Globo News SUG16 UFC アマンダ・ローウェン クレイグ・ジョーンズ ケビン・ケイシー ジェイク・エレンバーガー ジリアン・ロバートソン ブログ メイソン・ファウラー リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG16】5分で極めることができるか!! クレイグ✖ファウラー。ロバートソンがUFCより出場

【写真】マイク・ブラウンから陽性反応が出たATTからの参戦となる──キックを繰り出すロバートソン。彼女はATTの中でもディン・トーマス組だが、無事出場できるのか(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にチェール・ソネンがホストのSubmission Underground16が開催され、UFC Fight Passでライブ中継させる。

今回もSUGアイランドと名付けられたスタジオで収録される大会は、前回大会の1万ドル争奪の8人トーナメントでコンバット柔術世界王者コディ・スティーグや、IBJJF柔術の新鋭ロベルト・ヒメネスを破ったメイソン・ファウラーが、クレイグ・ジョーンズとメインで戦う。


セミでは同じく前回大会でUFCファイターのジェシカ・アイを破ったアマンダ・ローウェンが、ジリアン・ロバートソンと対戦。ロバートソンもまた6月20日のUFC ESPN11でコートニー・ケイシーをRNCで破ったばかりのUFCと契約下にある選手だ。前回、ロバートソンより格上のアイをオーバータイムでアイに腕十字を極めてローウエンは、道着でも活躍していたように守りの堅さも5分✖1R&OTのSUGのレギュレーションに適している。その一方で、打撃を効かせず極める術をロバートソンが持っているのかが鍵となる。

この他、ジェイク・エレンバーガー✖マイカー・ブレイクフィールドというMMAからグラップリングに活躍の場を移しながら、なかなか結果が出せない者同士の崖っぷち対決、10thPLANET柔術のリッチー・ブギーマン・マルチネス✖ヒクソン・グレイシー柔術のケビン・ケイシーと戦う一番も組まれている。

5分✖1Rは守りに入ると、なかなか極め切ることが難しいフォーマットだけに、OTに勝負を掛ける出場者も増えてきた感があるSUGだが、サブオンリーの醍醐味がOTより印象に残る大会となるか、注目だ。