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【UFC258】テイクダウン&スクランブルでハイニッチを支配したガステラムが、フルマークの判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
イアン・ハイニッチ(米国)

まず右ローを蹴ったハイニッチが、レベルチェンジから組んでハイクロッチテイクダウンへ。バックを許したガステラムは前転してスクランブルに持ち込むも、直後にハイニッチがキムラを仕掛ける。極めきれずクラッチが解けると、ガステラムがハイニッチのバックへ。ボディロックから持ち上げる。腹ばいで落とされた、すぐに起き上ってハイニッチはキムラを取りながら引き込む。マウントを取っているガステラムが防いで、エルボーを落とす。ケージキックからスクランブルに持ち込んだハイニッチに対し、ガステラムが左ローを入れる。

ガステラムのシングルを切ったハイニッチだが、ケージに押し込まれる。アンクルピックで崩し、バックに回ったガステラムはボディロックテイクダウンを決める。抑えることはなく、スクランブルに任せたガステラムが離れて右ジャブを当てる。右を当て合った両者、初回が終わった。

2R、左ローを2発入れたガステラムが右フックを被弾する。ハイニッチはダブルレッグを切られ、跳びヒザにダブルレッグを合わされてガードを強いられる。ハーフでエルボーを落とすガステラムが足を抜きに掛かり、スクランブルでバックへ。立ち上がったハイニッチは背中を取られた状態が続き、胸を合わせたところで軽くヒジ打ちを打たれる。

離れて右ミドルを蹴ったハイニッチだが、すぐにケージレスリングで後手に回る。組みのフェイクも逆に組まれたハイニッチは、我慢の時間が続く。逸って前に出るところで左ストレートを受けそうになったハイニッチは、右ミドルを入れる。しかし、攻撃に一貫性がなくバラバラにされており、最後もバックコントロールを許したタイムアップのホーンを聞いた。

最終回、ガステラムが左ロー、ハイニッチは右エルボー放つ。直後にダブルレッグでテイクダウンも、ガステラムがスクランブルでバックすら許さず逆にハイニッチをケージに押し込みバックに回る。クラッチを解いて後方からフックを入れたガステラムは、離れて蹴り足をキャッチしてもテイクダウンへ行かず、ヒザを蹴っていく。

左アッパー、左ハイ、ワンツーと前に出るガステラム。ハイニッチは跳びヒザも着地したところで、ボディロックで捕えられスラムでテイクダウンを許す。背中を譲り継ぐ、後方回転から反転するという複雑な動きでバックに回ったハイニッチが、両足をフックする。

残り2分を切り、ハイニッチはパンチから絞めを狙う。マウントに移行したハイニッチは、背中を譲ったガステラムに前方に落とされ逆転の芽を摘まれる。その後もハイニッチはバックを取られ側転するように離れたが、打撃でも逆転の一発は入れることはできず、残り10秒でダブルレッグでテイクダウンから殴るが、立ち上がったガステラムが逆にテイクダウンを決めタイムアップに。

ガステラムがレスリングでハイニッチを破り、2年9カ月振りの勝利にエモーショナルな表情を浮かべた。


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【UFN182】計量終了 両者陽性で2度流れたマヘタ✖テイシェイラ。バルセロス、シャオナンも注目

【写真】マヘタは現王者のブラボヴィッチにKO勝ちしているだけに、ここで勝ってタイトル挑戦に近づきたい (C)Zuffa/UFC

7日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN182:UFN on ESPN+40「Santos vs Teixeira」の計量が行われた。

今大会のメインはチアゴ・マヘタ✖グローバー・テイシェイラのライトヘビー級ブラジリアン対決が組まれており、両者揃って問題なく計量を終えている。


ヤン・ブラボヴィッチ政権が発足したばかりのUFCライトヘビー級戦線で、マヘタは昨年7月にジョン・ジョーンズの持つ世界王座に挑戦しスプリットで判定負けを喫して以来、1年4カ月振りの再起戦となる。マヘタとテイシェイラとのマッチアップは9月と10月に2度組まれていたが、9月はテイシェイラが新型コロナウィルスのテストで陽性となり、10月は逆にマヘタが陽性で延期されてきた。

3度目の正直、アンチボディを持つ者同士のメインとなる。この他メインカードではRFAフェザー級王者からUFCに昇格し4連勝中のハオーニ・バルセロス✖カリッド・タハ、女子ストロー級では同朋世界戦を狙える位置に来ているオクタゴン5連勝のイェン・シャオナンが、ランク4位のクラウジア・ガデーリャと相対する今大会。

さらにミドル級ではイアン・ハイニッチ✖ブレンダン・アレンというLFAミドル級王者対決など、何気に気になるカードが並んでいるUFN182の計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
11月8日(日・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■UFN182計量結果

<ライトヘビー級/5分5R>
チアゴ・マヘタ: 205.5ポンド(93.21キロ)
グローバー・テイシェイラ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー: 244.5ポンド(110.9キロ)
タナー・ボーザー: 232.5ポンド(105.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カリッド・タハ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ブレンダン・アレン: 185ポンド(83.91キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ: 115.5ポンド(52.38キロ)
イェン・シャオナン: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
トレヴィン・ジレス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ベヴォン・ルイス: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 145ポンド(65.77キロ)
ジェイミー・シモンズ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ: 258ポンド(117.02キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 266ポンド: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ルイス・エドゥアルド・ガラゴヒ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マックス・グリフィン: 170ポンド(77.11キロ)
ラミズ・ブラヒメジ: 170ポンド(77.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
グスタヴォ・ロペス: 135.75ポンド(61.57キロ)
アンソニー・バーチャク: 136ポンド(61.69キロ)

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