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MMA MMAPLANET o UFN UFN232 キック ジェイク・マシューズ マイケル・モラレス

【UFN232】モラレスがジャブを起点にマシューズを寄せ付けず。判定勝利で無敗記録を16に伸ばす

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ジェイク・マシューズ(豪州)

モラレスがロングリーチを活かしたジャブ・左フック、右のカーフキックを蹴る。マシューズもガードを右ストレートで前に出る。モラレスは距離を取りつつワンツー、ジャブを当ててマシューズに距離を詰めさせない。

モラレスはこのジャブから右につなげるが、マシューズもしっかりガードして左フックを打ち返す。モラレスはワンツーとヒザ蹴り。マシューズはじわじわプレッシャーをかけて左フックから右ストレート。

モラレスは飛びヒザ蹴りを見せて組みつき、マシューズはそれをがぶってヒザ蹴り。終了間際、モラレスはケージを蹴ってのスーパーマンパンチを見せた。

2R、モラレスはジャブを当て、マシューズが飛び込むところに右のカーフキックを蹴る。モラレスはジャブ・右ストレートから距離を詰めて右アッパー。さらにクリンチアッパーを連打する。

距離をとったマシューズ。モラレスのワンツーをブロックして左フックを返し、ワンツーで前に出る。モラレスは右アッパーも見せつつ、距離が離れるとインローを蹴る。マシューズが歩くようにワンツーを見せ、モラレスは下がりながらケージを蹴ってのスーパーマンパンチ。

モラレスは丁寧にジャブを突いて、マシューズの動きに合わせてインローを蹴る。マシューズが右ボディストレートから左フック、モラレスが左ヒザ蹴りと左ミドル。マシューズのワンツーを受けて、モラレスはすぐにジャブから前進。ケージを背負うマシューズに左右の連打と左ミドルを打ち込んだ。

3R、右ストレートを伸ばしてパンチで前に出ていくマシューズ。モラレスはジャブを返しつつ、マシューズの攻撃をかわす。ここからモラレスは右のカーフキックを蹴り、左アッパーから右フック、ワンツーとパンチの手数を増やす。その後もモラレスがジャブで距離を支配し、マシューズはインローを返すも当たらない。

何度もパンチで前に出るマシューズだが、モラレスがバックステップでかわす。モラレスはワンツーからパンチをまとめ、ダブルレッグで組みつく。マシューズはそれを切ると離れ際にパンチをまとめる。判定はロングリーチを活かした打撃で試合を進めたモラレスの勝利。これでMMA戦績を16戦16勝とした。


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【UFN232】名門ノヴァウニオンから11勝0敗でUFC初陣、ハファエル・マカパ「世界が僕を認識する」

【写真】通訳をしてくれたのはノヴァウニオン総帥デデこと、アンドレ・ペデネイラス。ハファエル・エステヴァンのニックネームは、そのものずばりマカパだ(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN232:UFN on ESPN+90「Allen vs Craig」で名門ノヴァウニオン所属のハファエル・エステヴァンがオクタゴン・デビューを迎える。
text by Manabu Takashima

デビュー以来11連勝、巧みなポジションとパウンドを融合させた──ある意味、ノヴァウニオンらしいファイターのエステヴァンが、LFAでフライ級王者だったチャールズ・ジョンソンとのUFC初陣を前に、自信のほどを語った。


マカパは128ポンドで、計量失敗。キャッチ戦でジョンソンと戦うこととなった(C)Zuffa/UFC

──ハファエル、ついにUFCデビューを迎えます。

「5月に予定されていたデビュー戦では、減量中に体調を崩してしまって。でも、今回はバッチリだ。体重もしっかり落ちていて、いよいよUFCで戦えるから凄く嬉しい」

──そんなハファエルがMMAファイターを目指すようになったのは、なぜですか。

「ジョゼ・アルドとヘナン・バラォンがUFCのチャンピオンとして活躍しているのを見て12、13歳の時にマカパで柔術を始めた。この時からMMAファイターになりたかったけど、その過程で柔術でも世界チャンピオンになれれば良いなとは思っていた。でも第一の目標はMMAでチャンピオンになることだった。

マカパでは3年間、柔術だけの練習をして15歳の時にリオデジャネイロに移り住んだんだ──ノヴァウニオンで練習するために。アルド、バラォンがいたからね。デデの下でボクシング、レスリング、そして柔術も学ぶようになった。ノヴァウニオンで練習を積み、MMAで戦うようになった。そして11連勝し、UFCで戦えるようになったんだ。UFCでやれるだけの下地は十分にできているよ」

──過去の試合映像を見ると、素晴らしいグラウンドの攻防を繰り広げていますが、絞めや関節技よりも殴って削り、パウンドで仕留めるという試合が多かったです。

「僕はどの局面でも対応できるだけの力を持っている。サブミッションでフィニッシュできる状況なら、サブミッションでフィニッシュする。でも、それだけのスペースがなければ間違いなくパンチで削って、フィニッシュを狙う。当然、エルボーも使ってね。試合の流れと相手の反応次第だよ。サブミッションで仕留めるのか、殴って終わらせるのかは」

──なるほど。とはいえ、今のMMAはあれだけ寝技で技術の交換が見られるのはブラジルに特化した状況かと思います。寝技につき合わない、柔術は防御のために使う。そのようなスタイルのなかで戦うことをどのように思っていますか。

「15年間、ずっと倒して寝技に持ち込む練習をし続けてきたんだ。それにノヴァウニオンでは立ち上がろうとする相手を、寝技から逃れることができないようにするトレーニングには特に力を入れてやっている。チャールズ・ジョンソンが僕と寝技で戦いたがらないことは絶対だよ。でもね、どれだけそんな風に試合を組み立てようとしても、この試合はグラウンドで決着をつける」

──では、そのジョンソンの印象を教えてください。

「チャールズ・ジョンソンのことは凄く尊敬している。でも、自分が勝利することに絶対の自信を持っている。ジョンソンはとてもテクニカルなムエタイ・ファイターだ。僕はさっきも言ったように凄く順調に仕上げることができた。今の僕は手のつけられないファイターになっているよ。何より、チャールズ・ジョンソンを倒すためには、全て必要なことは何でもやってきたからね。凄く激しいトレーニングをこなしてきた。だから試合が終わった時、レフェリーが僕の手を挙げる。絶対だ。

土曜日の試合が終わった後、世界が僕を認識するようになっている。如何に僕が優れたファイターが、UFCの皆が理解するだろう」

──ところでUFCフライ級には平良達郎選手が活躍していますが、彼の印象の教えてくれませんか。

「もちろん、タイラのことは知っている。素晴しいファイターだよ。もし、彼と戦える日が来るなら大歓迎だ」

──では日本のファンにメッセージをお願いします。

「いつの日か、日本で戦いたいと思っている。ノヴァウニオンでは、多くの選手から日本の良い思い出を聞かされてばかりだから、実際に僕も日本で彼の思い出のような体験をしたい。そして、土曜日の試合でも日本のファンの声援をパワーに変えて勝ちたいと思うから、ぜひとも僕を応援してほしい」

──最後にデデ、ジョン・ホーキ、シャオリン・ヒベイロ、レオ・サントス、ホブソン・モウラと20年以上も前から日本で活躍してきた名門ノヴァウニオンを代表して、UFCで戦うことをどのように思ているのかを教えてください。

「今、名前が挙がったファイターたちは僕にとって、人生の目標のような存在だ。僕はまだ若いからシャオリン世代のファイターは既に米国に移り住んで会ったことがないけど、アカデミーでは今も伝説として色々な逸話が残っている。もちろん、ノヴァウニオンを代表して戦うことは、これ以上ない僕の誇りになっているよ」

■視聴方法(予定)
11月19日(日・日本時間)
午前4時~UFC FIGHT PASS
午前3時30分~U-NEXT

■UFN232対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
ポール・クレイグ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
マイケル・モラレス(エクアドル)

<ライト級/5分3R>
ジョーダン・ラヴィット(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ニック・アギラー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピレース(米国)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ホゼ・ジョンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ダンカン(英国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ミック・パーキン(英国)
カイオ・マチャド(ブラジル)

<148ポンド契約/5分3R>
ルカス・アレクサンデル(ブラジル)
ジャカ・サラギ(インドネシア)

<136ポンド契約/5分3R>
ルシエ・プシオワ(チェコ)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ニコラス・モタ(ブラジル)
トレイ・オグデン(米国)

<138ポンド契約/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
ハファエル・マカパ・エステヴァン(ブラジル)

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o UFC マイケル・モラレス

UFC291:第6試合・ガブリエル・ボンフィム vs. トレヴィン・ジャイルズ

ウェルター級。

ボンフィム兄弟の弟ガブリエル。兄弟一緒にコンテンダーシリーズで勝利し、仲良く今年1月の地元ブラジル大会でUFCデビュー戦勝利。兄イスマエルの2戦目は今月1日に代役で緊急出場し、UFC2勝1敗のブノワ・サン・デニにスタンドでバックを取られて逃げられず、チョークで一本負け。兄と違いガブリエル弟は無敗かつ全フィニッシュ勝利で、UFCデビュー戦でも兄より後に組まれて期待されている。デビュー戦は2勝1敗のムニール・ラズィーズに対し、タックルをギロチンに捕らえて後方回転からマウントで絞めて秒殺勝利したが、短すぎて実力が良く分からなかった。25歳。

ジャイルズはUFC7勝4敗で、ウェルター級に落として初戦は無敗のマイケル・モラレスに1RKO負けしたが、その後2連勝中。中堅からランカーを狙おうとしている位置にいる。素早いジャブが武器。本来、UFCデビュー2戦目の選手と当たるレベルではないが、オッズではボンフィムが大きくフェイバリット。30歳。

ボンフィム出てきた。ジャイルスケージに下がる。パンチがかすめて一瞬膝を着いたジャイルスだが立て直すと四つに組んだ。が、ボンフィムダブルアンダーフックから脇をくぐってバックに回ると投げてテイクダウン。サイド。体を起こしスペースを作ったボンフィム。隙間が出来たところで立とうとしたジャイルスだが、そこにギロチン!引き込んで絞める!がっちり入りタップアウト!

スペースを作って立つのを誘っておいてギロチン。今回も完勝、全フィニッシュ継続。次あたり、ランカー手前の相手と見たい。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN48 マイケル・モラレス マックス・グリフィン

【UFC ESPN48】要所を締めたファイトで、モラレスがグリフィンから判定勝ち。キャリア15連勝を達成

<ウェルター級/5分5R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
マックス・グリフィン(米国)

開始直後に右をヒットさせたグリフィン。モラレスは左を伸ばし、間合いを取る。フィジカルで上回り、リーチもあるモラレスは左ジャブの差し合いから、左インローを蹴る。グリフィンは右ボディを見せ、右ローから飛び込んでワンツーを繰り出す。左の跳びヒザを放ったモラレスだが、この際に足刀が急所に当たる。グリフィンは続行を自らアピールしてダブルレッグへ。モラレスは切り、離れたグリフィンが再度ダブルレッグからシングルでケージに押し込む。ケージを背負ったモラレスが左ヒザを顔面に届かせ、態勢を入れかえつつ離れるとスーパーマンパンチを狙った。この後も間合いの取り合い、主導権争いのスタンド戦が続いた。

2R、左を当て距離を詰めたモラレスがヒザ蹴り、さらに右をクリーンヒットする。下がったグリフィンも右フックを振るうが、モラレスのフックを被弾して下がる。モラレスは一旦間合いを取り直し、グリフィンの動きを伺う。ジャブを入れ、左ハイにも右を合わせて行くモラレスが右のロングから前に。ここはグリフィンが回ってかわした。グリンフィンはワンツーにダブルレッグも、モラレスはスイッチから離れる。ステップジャブで圧を掛けるモラレスは右を逆に被弾したが、逆にこれでエンジンに火がついたようにパンチに力のあるパンチがグリフィンを襲う。と、クリンチからのヒザがグリフィンの急所に入り試合が中断。再開後、左ハイを狙ったグリフィンに対し、モラレスは右腕を挙げて威嚇した。

最終回、グリフィンが右フックを当てるが、モラレスが落ち着いてジャブから右を振るっていく。グリフィンもハイ、続いてダブルレッグを揺さぶるが、バランスを崩して下がったところで跳びヒザを受けそうになる。ケージを蹴ったモラレスのスーパーマンパンチのタイミングで組んだグリフィンがバックに回る。一度は尻もちをつかせたグリフィンだったが、モラレスは直ぐに立ち上がってスイッチでバックに回る。

残り2分30秒、試合は打撃の間合いに戻りグリフィンはオーバーハンドから、ダブルレッグへ。切ったモラレスは跳びヒザ、右ローでグリフィンが姿勢を乱す。息を大きく吸い込んだモラレスがワンツー、続く跳びヒザはグリフィンがサークリングでかわす。マネージメントファイトに切り替えたモラレスは、グリフィンのテイクダウン狙いをボディロックで切り返し、トップでタイムアップを迎えた。

結果、3-0 の判定勝ちを収めたモラレスはデビュー以来の連勝を15に伸ばしUFCでも3連勝とした。


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【UFC ESPN48】UFC無敗のドーソン戦へ、ダミール・イスマグロフ「距離は関係ない。打撃で圧倒する」

【写真】キャリア24勝2敗、UFCでは5勝1敗。中央アジアを代表するファイターといっても過言でない (C)MMAPLANET

1日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN48「Strickland vs Magomedov」が開催され、コメインのライト級3回戦でダミール・イスマグロフが、グラント・ドーソンと対戦する。

昨年12月にアルマン・ツァルキャンに敗れ、オクタゴン初黒星を喫して以来の復帰戦となるイスマグロフ、対戦相手のドーソンはUFCで今だ無敗=7勝1分のレコードを持つ。サブミッションでの勝利が4試合というフィニッシャーに対し、静かな口調で「彼にとって真価が問われる試合になる」と話した。


──週末にドーソン戦が控えています。今の気持ちを教えてください(※取材は6月28日に行われた)。

「最高だよ。ここまで試合前に追い込んだことはなかった。人生で最高のパフォーマンスを発揮できるはずだ」

──昨年12月にアルマン・ツァルキャンにUFC初黒星を喫しました。あの試合から、何を学べたでしょうか。

「敗北は勝利よりも学ぶことが多い。ミスをして、弱点もハッキリした。基本、僕はテイクダウンディフェンスが弱点だ。ただし、それだけでなくもっとフィジカルを強くしないといけないと感じた。この2つを克服すれば、常に安定して重いパンチを打つことができるようになる。そこを克服してきたので、今回の試合で証明するつもりだよ」

──やや遠い距離で打撃を駆使し、テイクダウンを奪うことも試合で見せてきました。そんなダミールのバックグラウンドは?

「サンボだよ」

──コンバットサンボですか。

「いや、スポーツサンボだよ。ただ、それほどサンボをやっていたわけじゃないんだ。すぐにハンド・トゥ・ハント・コンバットに転向したから。ハンド・トゥ・ハント・コンバットはヘッドギアをつけていたけど、サッカーボールキックも認められていた。結果、アマチュアMMAを戦う機会を得て、プロMMAファイターになった。金がなかったから、即プロとして活動するようになったんだ」

──ところでダミールはUFCで戦う合間にカザフスタンのMMA大会のなかでヌルベルゲン・シャリポフ、アルマン・オスパノフというトップMMAファイターとグラップリングの試合をやっていますね。

「常にグラップリングの技術力を上げたいと思っている。それには実戦経験を積むことが一番だから、グラップリングの試合に出ているんだ」

──では土曜日に戦うドーソンの印象を教えてください。

「良い選手で、タフな相手だよ。ただし、ドーソンは僕が戦ってきたような強い選手と戦った経験がない。だから、彼にとってもこの試合は真価が問われるはずだけど、僕が打撃で圧倒する。その自信はあるよ」

──ドーソンはダミールと比べると近距離で戦い、打撃からテイクダウンという流れでグラウンドに持ち込みます。

「距離がどうであろうが関係ない。スタンドで戦うと彼に勝ち目はない。ライト級で今も僕はトップ5で戦える力があることを土曜日の試合で証明する」

■視聴方法(予定)
7月4日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFC ESPN48対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ショーン・ストリックランド(米国)
アブス・マゴメドフ(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)
グラント・ドーソン(米国)

<ウェルター級/5分5R>
マックス・グリフィン(米国)
マイケル・モラレス(エクアドル)

<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ(ブラジル)
メリッサ・ガト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ブノワ・サンドニ(フランス)
イスマエル・ボンフィム(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
ヌルスタン・ルジボエフ(ウズベキスタン)
ブルーノ・フェヘイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ケビン・リー(米国)
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
ウェスティン・ウィルソン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ヤナ・サントス・クニツカヤ(ロシア)
カロル・ホサ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
グラム・クタテラデス(ジョージア)
エルヴィス・ブレネル(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
イワナ・ペトロビッチ(クロアチア)
フアナ・キャロリーナ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)

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ABEMA LFA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN on ESPN+76 UFN218 アダム・ヒューギット アブドゥル・ラザク イ・ジョンヨン イー・チャア キム・ジヨン ジェカ・サラギ セルゲイ・スピヴァク ダナ・ホワイト チェ・スングク チェ・ドゥホ チョン・ダウン デリック・ルイス パク・ヒョンソン ブラゴイ・イワノフ ボクシング マイケル・モラレス 中村倫也 平良達郎 木下憂朔 風間敏臣

【UFN218】木下憂朔と戦うアダム・ヒューギット「試合で、僕の言っていることの意味が分かるはず」

【写真】スターのオーラなんてない。それでもコツコツ、コツコツとやってきてUFCファイターの称号を得た(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」。プレリミでRoad to UFC決勝、そして平良達郎のオクタゴン3戦目が組まれた同大会のメインカードで、UFC初陣となる木下憂朔の相手をアダム・ヒューギットが務める。

22歳、ダナ・ホワイトがネクスト・サクラバ候補に挙げた木下とは対照的に、ヒューギットは33歳7カ月でUFCと契約を果たした雑草ファイターだ。オレゴンの無名ジムからローカル大会、LFAの秒殺KO後にショートノーティスで世界最高峰に辿り着いたヒューギットにとっても、UFCは人生を賭けた夢の舞台であり、その夢はトップ戦線で戦うという次なる夢に昇華した。

国籍、年齢、バックボーン、習慣が違ってもオクタゴンで戦う選手たちの想いは同じ。勝って、先に進むためにヒューギットも木下と相対する。


──木下選手と今週末に戦います。今の調子はいかがですか。

「最高だよ。過去一番のキャンプで培ったモノ、どれだけしっかりと準備してきたかをオクタゴンのなかで見せたいと思う」

──今大会の準備はどこで?

「オレゴン州ユージーンにあるアート・オブ・ウォーMMAだよ。MMAの練習を始めてから、ずっとこのジムでやってきた」

──木下選手は日本のMMAファンの期待を一身に背負った22歳の新鋭です。対して34歳になったアダムのプロMMAデビューは7年前、26歳の時です。

「MMA自体、トレーニングは2012年、23歳の時に始めていたんだ。アマチュアで3年間戦い、それ以前もレスリングをやってきた。だからずっと長い間、トレーニングに明け暮れる日々を送ってきている。

確かに今はとても若い時期からMMAを始めることが多くなっている。とはいってもMMAはまだ新しいスポーツだ。他に仕事をしながら戦っていくという状況は今も続いている。でも、僕はこのスポーツを愛し、全てを捧げてきた。今は仕事も辞めて110パーセント、トレーニングに集中するようにしたんだ」

──34歳でUFCと契約というのは、ずっとUFCを目標にしてきた30歳以上の日本人選手にも希望を与えるものです。

「でも、それで満足しているわけじゃないよ。UFCと契約したことで、達成感を感じるのではなく、ここで勝ち上がって世界のトップファイターと戦う。そのために、これまでハードな練習をし続けてきたんだからね」

──とはいっても30歳を過ぎ、社会の厳しさを知った大人が夢を追い続けることは、若者たちが夢を語り、追いかけるのとは別次元の意志の強さが必要だと思います。アダムは昨年7月のマイケル・モラレス戦にショートノーティスで声が掛かり、試合には敗れはしましたがUFCと契約を果たすことができました。

「そうだね……うん、僕自身UFCからオファーを貰った時のことは忘れられないよ。あれは水曜日だった。水曜日はオフにしていて、家で愛犬と遊びランチを食べていたんだ。そしたら電話が鳴って、『おい、この試合を受けることができるか?』って言われてね。

『はっ? 何の話だ』って返答したよ。そうしたらUFCで戦えるのかと確認された。この日のために毎日、ハードな練習を続けていた。ただし、試合に向けて練習できるのは9日間っていうのは問題だったよ。でも、そういう機会が訪れることを一心に願って生きてきたんだ。『ノー』なんて選択肢はなかったよ」

──「とにかく契約するんだ。今回の試合は落としても、次からしっかりと準備期間を置いて結果を残す」。そんな気持ちにはならなかったですか。

「勘違いしちゃ困る。どの試合だって、僕にとって最大のチャレンジだった。どの対戦相手もキャリア最強の相手だと思ってチャレンジしてきた。だから、自分に厳しく生きることができた。UFCで戦うことは、長い間、人生を賭けた夢だったんだ。

さっき言ったことと矛盾しているけど、UFCで戦うことが目標だった。ずっと追いかけてきた夢だった。でも、今は違う。UFCと契約したのだから、UFCで戦うことを終着点にしていない。ここで勝ち上がって、上にいくんだ。それが今の僕の夢だよ。そして、全試合が僕にとって最大のチャレンジになる。

だから今の僕にとってはユーサク・キノシタが人生最大のファイトの相手で、全力で彼との戦いに取り組んできた。最高に集中しているよ」

──では木下選手の印象を教えてください。

「素晴らしい才能を持った選手だ。輝かしい将来が、この世界で待っているに違いない。ただし、まだ22歳だ。MMAの全ての局面においてハイレベルに戦えるだけの技量は、現時点では備わっていない。これからいくらでも成長するファイターだよ。現時点でも彼はそのボクシング力に絶対の自信を持って、僕の前に立ち塞がるはずだ。ほとんどの試合で相手をKOしているからね。ただし、僕は自分のペース、そしてスペースで戦う。キノシタにとって新しい経験になるだろう」

──アダムは常に積極的に攻める。過去の試合映像で、そういう風に感じました。

「ハイペースで戦い、対戦相手を消耗させる。そして嫌がることをする。少しぐらい自分が痛い目にあっても、相手にとって嫌がることを続けることで攻略の糸口が見つかる。見つかったら、そこに付け込むんだ。土曜日の試合で、僕の言っていることの意味が分かるはずだ」

──ハマれば、日本のファンにショックを与えることになりますね。

「そうなる自信はあるよ。キノシタは急激に注目度を高めた才能あるファイターだけど、僕は長い年月をかけて一歩一歩進んできた。そうだね、日本のファンにとって悪者になる準備はできているよ(笑)。

でもね、日本の皆にも分かって欲しいのは──キノシタとUFCで戦う僕が、こうやって存在している。なぜ、俺はUFCの目に留まらないんだって思ったことは何度でもあった。でも、ようやくこの機会を手にした。UFCファイターであること、今の状況を手放すわけにはいかない。前に進むため、努力し続けてきた。だからキノシタに負けることはできないんだよ。

できれば、この試合を終え再びUFCが日本でイベントを開くなら、日本で戦いたい。UFCで戦えるようになった次は、日本で戦うという夢を叶えたい。高校時代、レスリングをやっていて文化交流を目的とした交換留学生で日本に行けるというシステムがあった。当時はそうではなかったけど、今の僕なら文化交流の本当の意味が分かると思うんだ。ぜひとも、UFCと共に日本を訪れたい」

■視聴方法(予定)
2月5日(日・日本時間)
正午~ABEMA格闘Ch(プレリミのみ)
正午~UFC FIGHT PASS

■ UFN218対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(米国)
デヴィン・クラーク(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ(韓国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
アダム・ヒューギット(米国)

<ミドル級/5分3R>
アブドゥル・ラザク(米国)
クラウジオ・ヒベイロ(ブラジル)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ(インド)
ジェカ・サラギ(インドネシア)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
風間敏臣(日本)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
チェ・スングク(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン(韓国)
マンディ・ブーム(ドイツ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎(日本)
ヘスウ・サントス・アギラー(メキシコ)

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12.17『UFC Fight Night 216』でリナット・ファクレトディノフと対戦予定だったマイケル・モラレスが負傷欠場



 12月17日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』でリナット・ファクレトディノフと対戦予定だったマイケル・モラレスがツイッターに右足のつま先を骨折したレントゲン写真を公開し欠場することを発表。

Michael Morales(Sherdog)

Rinat Fakhretdinov(Sherdog)

 マイケル・モラレスは14戦無敗(UFC戦績2勝0敗)、リナット・ファクレトディノフも19勝1敗(UFC戦績1勝0敗)でした。大会まで時間がないことからファクレトディノフに代わりの対戦相手が用意されるかは不明。続きを読む・・・
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2月5日、UFCソウル大会で木下憂朔 vs. アダム・フューギット等3試合が判明


 UFCが2月5日に韓国ソウルで開催するFight Nightシリーズの大会(会場不明)で木下憂朔 vs. アダム・フューギットのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

Yusaku Kinoshita(Sherdog)

Adam Fugitt(Sherdog)

 木下憂朔は8月の『Dana White's Contender Series 52』でホセ・エンリケ・ソウザに3R TKO勝ちしてUFCとの勝ち取って以来の試合で今回がUFCデビュー戦。アダム・フューギットは7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』で行われたUFCデビュー戦でマイケル・モラレスに3R TKO負けして以来の試合。

Mandy Bohm(Sherdog)

Ji Yeon Kim(Sherdog)

Devin Clark(Sherdog)

Da Un Jung(Sherdog)

 他にも同大会ではメンディ・ベーム vs. キム・ジヨンの女子フライ級マッチとデヴィン・クラーク vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチも判明しています。

 メンディ・ベームは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でヴィクトリア・レオナルドに判定負けして以来の試合の試合で2連敗中。キム・ジヨンは7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でジョセリン・エドワーズに判定負けして以来の試合で4連敗中。

 デヴィン・クラークは8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアザマット・ムルザカノフに3R TKO負けして以来の試合。チョン・ダウンは7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』でダスティン・ジャコビーに1R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA o UFC サーシャ・パラトニコフ マイケル・モラレス

UFC on ESPN+68:第6試合・トレヴィン・ジャイルス vs. ルイス・コシ

ウェルター級。

UFC2連勝→2連敗→3連勝→2連敗と浮き沈みが激しいジャイルス。UFCデビューはライトヘビー級だったが、次戦からミドル級に階級を落とし、前戦からはウェルター級まで落とした。3連勝の後はドリカス・デュ・プレシに2RKO負け。前戦はコンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦のマイケル・モラレスとの対戦で、無敗でほとんどがフィニッシュ勝利というモラレスから、序盤パンチでダウンを奪ったものの、逆にパンチでダウンを奪われパウンドで逆転KO負けを喫した。

今回の相手コシは、全試合1R勝利でコンテンダーシリーズを勝ち上がりUFCデビュー。同じデビュー戦のサーシャ・パラトニコフ相手に1Rダウンを奪ったものの仕留めきれず、ラッシュでスタミナを消耗してしまって2Rになると失速。3Rにパンチを貰ってダウンしたところにパウンド連打をもらってKO負けでMMA初黒星を喫した。それから1年10ヶ月ぶりの再起戦。なお、コンテンダーシリーズでは同日に兄のオリオン・コシもキャリア全フィニッシュ勝利でUFC契約を決め、同じように初戦KO負けでMMA初黒星を喫したが、今年7月の2戦目で勝利している。

両者様子見で見合いが続く。詰めるジャイルスだが、コシが出る素振りを見せると下がる。両者牽制程度の打撃を出すのみ。コシが飛び込んでパンチを放ったがかわされる。残り1分。右をヒットさせたジャイルス。ホーン。

1R手数でジャイルス。手数でも負けているコシは、最後にポイントを取り返そうという動きもなかった。

2R。ようやく出てきたコシだが、間合いに入ろうとしたところでジャブをもらう。ジャイルスはまだ様子見。ミドルを入れるコシ。ジャイルスは手数を増やしてきた。しかし自分からは出ずに待ちの態勢。間合いに入るとミドル。コシ詰めては行っているが手が出ない。ジャイルスがパンチを放つと右フックを当てるコシ。手を出せなくなるジャイルス。コシも自分からは手を出さないため、またお見合いに。蹴りを入れていくジャイルス。大振りのパンチで出たコシだが、ジャイルスはかわして組みつきバックに回る。スタンドバック。ホーン。

2Rジャイルス。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC277 アダム・ヒューギット ボクシング マイケル・モラレス

【UFC277】仕留めにかかってからの精度が抜群。モラレスがピューギットをKO

<ウェルター級/5分3R>
マイケル・モラレス(エクアドル)
Def.3R1分09秒by TKO
アダム・ヒューギット(米国)

サウスポーのヒューギットが左ミドルを蹴り、モラレスは左ジャブを伸ばして軸足へローを蹴る。左の蹴りを多用するヒューギットに対し、モラレスは蹴り足を捌いて距離を詰めようとする。ヒューギットは右カーフ、左ミドルから右を伸ばす。モラレスも右を返し、ヒューギットの蹴りにも、右オーバーハンドを伸ばす。ヒューギットは組み付くと一気に大内刈りでテイクダウンを奪い、立ち上がってパウンドを落とす。

モラレスはバタフライガードからスイープを狙うが、ヒューギットが潰してハーフを取る。モレラスは潜ってレッスルアップ、スタンドに戻ると左オーバーハンドに右を打っていく。ジャブを当てても、ガードが下がったところで左を被弾したモラレスが、ペースを上げて手数を増やすと、組みながら右を当て、離れたヒューギットに左ジャブを当てて時間となった。

2R、左フックからスピニングバックエルボーを狙ったヒューギットに対し、モラレスが右ストレートまら左ジャブを当てる。ヒューギットは蹴り足を取られ、バックを許すが即向き合って離れる。右をヒットさせたヒューギットに対し、モラレスはジャブを2発入れてパンチを伸ばす。さらに右ヒザを当てたモラレスは左ハイを寸でのところでかわし、右アッパーを決めた。

姿勢が乱れてきたヒューギットは右ストレート、ジャブを被弾する。前進に左を当てられたモラレスが右ストレートをヒットさせ、シングル狙いを切って右を当てる。両者もとも、一発狙いのボクシングマッチとなった。

3R、左に回るモラレスにパンチを見せたヒューギットが組んでいく。切ったモラレスは右オーバーハンドに組まれ、シングルからバックを許す。胸を合わせたモラレスは、右のショートでヒューギットがダウンを奪うと。立ち上がり際&立ち上がってからも適格にパンチを打ち込んむと、最後は正確な右をテンプルを打ち抜き勝利を決めた。


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