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【Bellator252】クォンリー・グレイシー、グッデの押し込みに苦戦し──左ヒザからパウンドアウト負け

<ウェルター級/5分3R>
トレバー・グッデ(米国)
Def.3R3分28秒by TKO
クォンリー・グレイシー(米国)

左ジャブを伸ばし、組んでいったクォンリー。グッデが逆にケージに押し込むが、クォンリーの右ヒザが急所に当たりすぐに試合が中断される。再開後、クォンリーは左を空振り。それでも身長&リーチで優るグッデに対し、クォンリーが右をヒットする。直後にグッデがクリンチからケージへ。クォンリーはボディロックで体を入れ変えるが、即押し戻される。今度は逆にグッデのヒザがクォンリーの急所に入り、2度目の中断に。

リスタート後、速攻で組みに行ったクォンリーだが切られる。グッデはハイを空振りして立ち上がると、クォンリーがボディロックで押し込む。グッデがここも体を入れ替え、時間となった。

2R、右オーバーハンドを空振りしたクォンリーは、グッデの首相撲に右を連打する。ケージにクォンリーを運び、ヒザをボディに一発入れたグッデ。クォンリーはケンケンガードでヒザを防ぐ。両足をついたクォンリーに対し、グッデがヒザを入れるケージ際での戦いが続く。左エルボーを打たれたクォンリーは押し込み返し、ダブルレッグでテイクダウンを決める。ケージを背負って座る形のグッデと胸を合わせて殴るクォンリーが、右フックから左を連打しラウンドが終わった。

最終回、左フックを当てて組んだクォンリー。ケージ際にポジションを入れ替えるなかで、グッデが押し込む形で落ち着く。クォンリーは、グッデの首相撲&ヒザにパンチを入れて離れるも、これといった攻撃はできないまま再びケージに押し込まれる。残り1分45秒で距離を取り直すと、ワンツーで前に出たグッデの左ヒザがダブルレッグを狙ったクォンリーの顔面を直撃する。後方に倒れたクォンリーは懸命に足をきかせようとしたが、パウンドを打たれる。最後はサイドからパンチを入れたグッデがTKO勝ちを決めた。


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【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」

【写真】フェイスオフからエキサイト気味だったカルバーリョは、「ドント・タッチ」と諫めるスコット・コーカーの前で、マスクを外して挑発し始めた(C)BELLATOR

12日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFight Sphereことモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator252「Pitbull vs Carvalho」の計量が行われた。

今大会のメインはBellatorがCovid19パンデミックで活動休止に突入した3月13日のBellator241で組まれていたBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準々決勝=パトリシオ・フレイレ✖ペドロ・カルバーリョの一戦だ。


8カ月の時を経て仕切り直しとなった世界戦。ライト&フェザー級のチャンプチャンプ=パトリシオにとって昨年9月以来の実戦となる。挑戦者のカルバーリョは今も珍しいポルトガル人ファイターだ。「母国でMMAの知名度が上がることに役立てるファイター人生を送りたい。僕がパトリシオに勝てばもっとポルトガルでMMAは盛んになる」という抱負を3月の時点でカルバーリョは語っている。

そんな人格者的な発言をしていたカルバーリョだが、パブリック・ファイスオフでは拳を突きつけ、マスクを外してチャンピオンを挑発する。しかし、マイクを向けられると「僕の自信はハードワークによるもの。1月から1月、月曜日から月曜日、ずっと練習を続けているから試合ごとに100倍成長している。3月から今日までの期間は、ただひたすら僕を成長させてくれた」と冷静な発言をした。

対してフレイレは「俺がチャンピオン。アイツを殺す。ただ勝つ、それだけだ」

上背やリーチで上回るカルバーリョ、パトシリオのスピードと爆発力を兼ね添えたファイトに対して、序盤は落としても我慢強く5Rの時間を使って──王者に攻め疲れをさせることが勝利には欠かせない。それには二冠王の攻めの圧力を凌ぎきることが求められる。とはいってもパトリシオはカウンターを取るのも秀でており、待ちのファイトもできる。つまりカルバーリョにとっては、攻めて守ることが必要な心身ともにタフなチャレンジが待ち受けていることになる。

セミではカビブ・ヌルマゴメドフのMMAでデビュー以来負け知らず29連勝というワールドレコードに次ぐ、24連勝中のヤーソラフ・アモソフが、ローガン・ストーレーと戦う。

フォークスタイルレスリングがベースのストーレーだが、アモソフはエド・ルースを払い腰で投げ、ダブルレッグでテイクダウンを決めており、いかにケージとスクランブルゲームでコントロールできるかがカギとなる。

メインカード・オープニングはフェザー級ワールドGP準々決勝のダニエル・ヴェイケル✖エマニュエル・サンチェス戦がマッチアップされ、プレリミにもアーロン・ピコ、ケリー・テイラーメレンデス、クリス・ブレナンの息子ルーカス、ホイスの嫡男クォンリーと気になるファイターが目白押しの今大会。

しかし、テイラーメレンデス、ブレナンは体重おーアーでキャッチ戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午前6時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator252計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.7ポンド(65.63キロ)
[挑戦者]ペドロ・カルバーリョ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ローガン・ストーレー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ダニエル・ヴェイケル: 143.8ポンド(65.22キロ)
エマニュエル・サンチェス: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス: 116.2ポンド(52.7キロ)
エミリー・キング: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
ゲイブリエル・ヴァルガ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランドン・フィリップス: 150ポンド(68.03 キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
マニー・ムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)
スカイラー・スート: 135.4ポンド(61.41キロー

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 148ポンド( 67.13キロ)
アンドリュー・サラス: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローラン・ファラルド: 170.5ポンド(77.34キロ)
パット・ケイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クォンリー・グレイシー: 168.8ポンド(76.5キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

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【Bellator】公式Facebook、YouTube等で必見ホイス・グレイシーのオンライン柔術セミナー配信!!

Royce【写真】これぞグレイシー・イン・アクション!! 今も何ら色褪せることないという技術をホイスが公開してくれた (C)MMAPLANET

3月13日(土・現地時間)に開催予定だったBellator241を中止とし、同30日(月・同)、5月に予定されていた3大会の延期を発表しているベラトール。

その後のイベント開催など、UFCとは対照的に静観の構えでオフィシャルホームページやYouTubeチャンネルで過去の大会の動画を提供している状況だ。

そんなベラトールが15日(水・同)にオフィシャルFacebook、同ツイッター、同インスタグラム、同YouTubeでホイス・グレイシーのブラジリアン柔術オンライン・セミナーをライブで1時間余り公開した。


ホイスはまず「柔術は競技だけでなく、護身術の側面がある。私の父や叔父が創造した柔術のエッセンスを見せたい」と話し、次女のカリアナを受け手に護身柔術の指導を始めた。

手首を掴まれたときの外し方、肩を掴まれた時のショルダーロック、髪の毛を掴まれた時の立ちワキ固めなどに続き、殴られそうになった時の対処方法としてボディロックテイクダウン、エルボーなどグレイシーのベースを説明して「相手を痛めつける必要はないんだ」と、その理念を話した。

三男キードンに受け手が変わると、エリオも常に解いていた首を両手で絞められた時のエルケープ方法へ。途中からライブでの質問に答える形で、恐らくは自宅のリビングからのセミナーは続き、ヘッドロックからエスケープ&マウントなどグレイシー・イン・アクションの時代──いや、恐らくは1920年代から積み上げてきた護身の術を世界にホイスは配信した。

さらにエリオに教わったガードワークから、オモプラッタからモンジバカという流れも見せると、最後はビデオを回し視聴者の質問を伝えていた──ベラトールに参戦中の長男コンリー・グレイシーとスパーリングを行いオンライン・セミナーは終了した。

なお、この動画はYouTubeでは、コチラで今も視聴可能なので是非とも、グレイシーのエッセンシャルを感じ取ってほしい。