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『DEEP 117 IMPACT』&『DEEP TOKYO IMPACT 2023 7th ROUND』試合結果

100年前の東大入試数学 ディープすぎる難問・奇問100


 12月10日にニューピアホールで開催された『DEEP 117 IMPACT』の試合結果です。続きを読む・・・
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【DEEP117】三角絞めを狙った佑勢乃花をスラムでKO! 越智がDEEP暫定ストロー級王者に

【写真】石渡伸太郎、上田将勝のチーム(C)MATSUNAO KOKUBO

<DEEP暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
越智晴雄(日本)
Def.1R3分31秒 by KO
佑勢乃花(日本)

佑勢乃花がケージ中央で左ジャブを突く。越智は左右フックで押していくも、佑勢乃花のワンツーが当たり越智が下がる。越智のフックのインサイドから右ストレートを当てる佑勢乃花に対し、越智はガードを固めて下がりながら組み付きダブルレッグから自コーナー側でテイクダウンを奪った。

ハーフガードで守る佑勢乃花を、越智が左ヒジで削る。佑勢乃花の左目じりがカット。越智は立ち上がり、背中を着けたままの佑勢乃花に右サッカーボールキックを浴びせた。佑勢乃花の出血が激しくなるなか、トップに戻った越智が肩固めへ。パスできないとみるや、越智は肩固めを解いて右ヒジで削る。ここで佑勢乃花が下から三角で組むと、越智が持ち上げてマットに叩きつけた。このスラムで佑勢乃花がダウンし、試合終了となった。

ストロー級暫定のベルトを巻いた越智は「まだ正規の王者がいる。これからDEEPのベルトが日本一だよ証明したい」と意気込みを語った。


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【DEEP117】ストロー級暫定王座決定戦へ、ギロチン王=越智晴雄─02─「まずはしっかりベルトを獲る」

【写真】セットするまでのプロセス勝負というまで、完成度が上がっているギロチン(C)MMAPLANET

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP117で、佑勢乃花とのストロー級暫定王者決定戦に臨む越智晴雄のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

今年から地元の愛媛県に戻り、自身のジムをオープンしてから初めての試合となる越智。対する佑勢乃花はボトムになることも厭わず、下から極めにくるファイターだ。そんな相手と得意のギロチンについて、そして正規王者である川原波輝についても言及した。

<越智晴雄インタビューPart.01はコチラから>


――ノンストップで組んでくる本田選手との試合で疲れなかったというのは、本当に大きなな変化ですね。

「そうなんです。次の中村戦はアップの時から調子が良くて、石渡(伸太郎)さんにも『これで大丈夫だ』と言ってもらえたぐらいだったんですよ。今回もその状態に持っていけるかどうかがポイントだと思います」

――東京から愛媛に移ったことにより、同じ状態まで持って行くための練習に石渡さんがいないことは不安要素になりませんか。試合時には石渡さんもセコンドについているかもしれませんが……。

「実は僕、10月も11月も東京に行っているんですよ。月1ペースで石渡さんに確認してもらうために」

――えっ!? 東京から愛媛まで交通費も掛かりますよね。

「それはもう……(苦笑)。でも試合で勝つためには一番必要なことなので。ジムの休みに合わせて東京に2日間ほど滞在して、愛媛でやっている練習内容を伝え、動きも確認してもらっています。これが何カ月かに一度、試合直前だけだったら僕も不安になると思うんですよ。でも月も月に1回のペースで動きを見てもらっているので、そこは大丈夫です」

――それは頼もしい! 中村戦とキム・ウジェ戦は、いずれもギロチンで勝利しています。特にキム・ウジェ戦のフィニッシュについては、初回からジワリジワリと様々なパターンを仕掛けていたように感じました。

「ギロチンについては、もう動きが体に染み込んでいますよね。いろんなパターンというのは、最後はギロチンに繋げるためにポジショニングから考えているんです。ゴールはギロチンで、そのゴールための道程をつくっておくというのが僕のスタイルで」

――ただ、これだけギロチンを披露しているとディフェンスされることも多くはならないですか。

「もちろん対策してきている相手には、防がれることもあるとは思います。でも瞬間的な動きって対応するのは難しいじゃないですか。殴っている瞬間に首を取ったりとか、いろんな動きの中にギロチンが入ってくる――その一瞬の際が重要ですね」

――決してカウンターだけでなはない、ギロチンのためのセットアップがあるわけですね。

「相手としては、ギロチンの形に入る前に防ぐことができないといけない。でも殴られている時や、他の攻撃を受けている間にスッと首を取られたら、対応しづらいですよね。こちらとしては首を取っちゃえば、もう極めることができますから」

――なるほど。越智選手も来年で40歳になります。年齢的な部分で不安はありませんか。

「年齢を重ねるごとに怪我をしやすくはなっています。だから昔のような練習はできないですよね。でもパフォーマンスに関しては落ちていないし、むしろ今までよりも、ここ2試合のほうが自分は強いなって思います。そう思えることが、まだ現役を続けている理由でもあって。『まだまだやれる』という自信はあります」

――フライ級からストロー級に戻すことで、その自信は深まっているのではないでしょうか。

「はい。まず体重を落としていくなかで動きが軽くなっていますね。かといってパワーが落ちているわけでもなくて。ストロー級に落として、何かが落ちるっていうことはないです」

――では今回の対戦相手、佑勢乃花選手の印象を教えてください。

「タイプとしては極めが強くて、打撃もキレがある選手ですよね。もう10年以上、36戦のキャリアも強みで。僕自身も長くMMAをやっていて、その経験はすごく大きいですし。それだけのキャリアの中で勝ち越しているというのは、間違いなく強い選手だと思っています」

――確かに長いリーチやコンパスからの打撃は有効ですし、下になっても極めが強い。ただ、その間にあるテイクダウンの攻防については、まだ分からない面もあります。

「そうなんですよ! テイクダウンの攻防をしていない感じです。試合でスプロールしている印象がなくて、組んできた相手を受け入れるというか……。極めが強いから、ボトムになっても良いと考えているんでしょうね。しかもボトムになる際で三角を取ったりとか、その面では怖いですね」

――コントロールを考えることが中心になってきたMMAにおいて、珍しいタイプではあります。これまでの対戦相手の中では、渋谷カズキ選手が近いタイプでしょうか。

「あぁ、確かに渋谷選手は近いかもしれないです。もし下から極められたら――それだけ僕と佑勢乃花選手の間に寝技の実力差があるということなので、それは仕方ないです(苦笑)。でも僕が一番苦手としているタイプではないので、大丈夫だと思います」

――越智選手が一番苦手としているタイプというのは……。

「それを試合前に言うわけないじゃないですか(笑)」

――アハハハ、失礼しました。今回は暫定王者決定戦です。正規王座を賭けた試合ではないことについては、どのように思いますか。

「微妙な気持ちが、ないわけではないです。ただ、正規王座については川原波輝選手の動き次第だと思います。川原選手がやるといえば統一戦が行われるでしょうし、返上するなら次の試合の勝者がいずれ正規王者になるわけで。

でも僕の中では『ベルトはベルト、川原選手は川原選手』という気持ちなんですよね。たとえベルトが賭けられていなくても、川原選手には負けた分やり返したいという気持ちが強くて。今回は王者決定戦ですけど、もともと『ベルトは巻いている人間から獲る』という気持ちだけです。まずはしっかりベルトを獲りますので、よろしくお願いします」

■DEEP117視聴方法(予定)
12月10日(日)
午後5時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、U-NEXT、午後5分30分~サムライTV

■DEEP117 対戦カード

<DEEP暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
越智晴雄(日本)
佑勢乃花(日本)

<フェザー級/5分3R>
上迫博仁(日本)
ピナクル(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・シウ(日本)
ハーレイ・クイーン(日本)

<ライト級/5分2R>
川名 TENCHO 雄生(日本)
小金翔(日本)

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
岩倉優輝(日本)

<58キロ契約/5分2R>
RYOGA(日本)
Max(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
信原空(日本)
内藤大二(日本

<アマチュア・ライト級/3分2R>
コマネチゆうた(日本)
中谷優我(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
安井飛馬(日本)
橋本玲音夢(日本)

<アマチュア・フライ級/3分2R>
琥(日本)
秋元優志(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
荒井銀二(日本)
佐藤フミヤ(日本)

■DEEP TOKYO IMPACTO2023#07視聴方法(予定)
12月10日(木・祝)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ

■DEEP TOKYO IMPACTO2023#07対戦カード

<フライ級/5分2R>
風我(日本)
切嶋龍輝(日本)

<フライ級/5分2R>
原虎徹(日本)
三ツ塚勇介(日本)

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平(日本)
中務太陽(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
井上竜旗(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
京之介(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
相本宗耀(日本)
藤岡陸(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
森俊樹(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤瑠偉(日本)
吉田悠太郎(日本)

<54キロ契約/5分2R>
大和田光太郎(日本)
與那嶺大輝(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
Mr.サタン(日本)
TAU(日本)

<アマチュア54キロ契約/3分2R>
Sarah(日本)
横瀬友愛(日本)

<アマチュア・フライ級/3分2R>
小原トキ(日本)
矢吹圭(日本)

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【DEEP117】フェザー級で再出発、上迫博仁「もう一度勝負したくて戻すことを決めた。これは自分との闘い」

【写真】フェザー級での再出発、上迫は「また面白いやつが来たと思ってもらいたい」と語る(C)MMAPLANET

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP117で、上迫博仁が韓国のソ・ドンヒョン=ピナクルを迎え撃つ。
Text by Takumi Nakamura

上迫は今年5月に大原樹里の持つDEEPライト級王座に挑むも、判定2-3で敗れて王座獲得ならず。約7カ月ぶりの再起戦はフェザー級に階級を戻しての一戦となる。上迫は階級変更&国際戦でもある再起戦を“自分との戦い”と位置づけた。


――計量前日のインタビューありがとうございます。このあとドライアウトに入ると思いますが、今の体調やコンディションはいかがですか。

「体重調整は結構前から準備をしていて、何の問題もなくスムーズにできている状態です」

――今回は2017年12月以来のフェザー級となります。再びフェザー級での戦いを選んだ理由はなんですか。

「僕も年齢を重ねて、自分が一番勝負していた階級でもう一度勝負したいという気持ちもあったし、僕の中ではライト級に階級を上げたことで何かを諦めた感じがあって心残りがあったんです。僕がこの先どこまでやるかは分かりませんが、これからの格闘技人生の中で勝負したいという気持ちがあったので、もう一度フェザー級に戻すことを決めました」

――フェザー級時代は減量がきつかったイメージですが不安はなかったですか。

「体重調整に時間をかけたのもそうですし、キャリアを積んで知識を増やすことも出来たので(減量方法は)大分変りましたね。それこそ以前は早い段階から水分を断ったりもしていたので(苦笑)。今はそんな無茶な減量はやらないですし、試合に向けた準備も含めて、しっかり出来ました」

――知識とキャリアを重ねてフェザー級が適正だと感じたようですね。

「ライト級は僕にとって少しデカいと言えばデカいんですよ。今は色んな経験を積んで、知識も増やした中では、フェザー級が適正なのかなと思います。あと僕には自分のために格闘技をやっているという気持ちもあるので、自分と勝負するという意味でもフェザー級なのかなと思います」

――5月のDEEPライト級タイトルマッチ=大原樹理戦はスプリット判定で2-3で敗れる試合でしたが、あの試合はどう受け止めましたか。

「実はあの試合くらいからフェザー級に戻すことを考えていたんですよ。だから大原戦は結果は負けでしたけど、自分のなかでは『う~ん…』と思う部分もあったし、あの試合が終わって仕切り直しというか。フェザー級で勝負したいという気持ちもあった分(階級を変える)いい機会だったのかなと思っています」

――今回の試合に向けてどんなことを意識して練習してきましたか。

「そこまで変わったことはしてないんですけど、今回は走りやランニングを結構やりました。自分のファイトスタイル的に足を使いたいというのがあるので、足の強化というか、そのためにたくさん走りましたね」

――上迫選手はNICE BAD GYMの代表でもありますが、選手活動とのバランスは問題ないですか。

「もうジムを出して2年になりましたし、選手とジム運営を並行するうえでのルーティンも出来てきたので、どちらも両立できていると思います」

――対戦相手のピナクルはMMA戦績は5勝2敗1分、これまでTop FC、Angel’s FC、さらにDoubleG FCと韓国MMA団体を渡り歩き、今年4月にはAngel’s FCの代表としてHEATとの対抗戦に出場しています。どんな印象を持っていますか。

「試合映像を幾つか見させてもらって、印象としては気持ちが強い選手なのかなと思います。韓国の選手はそういうイメージがあるし、戦績はともかく油断はできない相手だと思います」

――DoubleG FCをはじめ過去の試合を見ても一発で倒す攻撃力があるので、そこは警戒すべきポイントですよね。

「まさにその通りですね。倒す一発はある選手なので、そういう事故が起きない戦い方をしたいと思います」

――これから再びフェザー級で戦っていく上で、どんな目標を持っていますか。

「正直、具体的な今後の目標はそこまでないんですよ。例えばフェザー級で勝って行ってRIZINに出て…とか、そういうことは考えてないです。自分の力を出せば自然とそこまでいけるじゃないですけど、強い選手と試合を組んでもらったりできるのかなと思います。今の僕は久しぶりのフェザー級ですし、言ってしまえばフェザー級の見習いみたいなものだと思うんですよ。ここから上の選手と試合していけるように頑張っていくという感覚です」

――これまでとは試合に対する向き合い方も変わりましたか。

「昔からそうなんですけど、そこまで相手のことを考えるタイプじゃないんですね。だから本当に自分との戦いだと思います。自分との戦いに勝てば、自ずといいパフォーマンスが出て結果にもつながる。それができればチャンスが来るという気持ちでいます」

――それでは2023年を締める一戦に向けて、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「5月のタイトルマッチでは負けちゃって、1年を締める試合が新しいスタートになります。来年いい試合・いいカードを組んでもらえるように、今回はそのきっかけになる試合をしたいです。しっかりKOを狙って、またフェザー級に面白いやつが来たと思ってもらいたいです」

■DEEP 117 Impact視聴方法(予定)
12月10日(日)
午後5時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT
午後5分30分~サムライTV

■ DEEP 117 Impact対戦カード

<DEEP暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
越智晴雄(日本)
佑勢乃花(日本)

<フェザー級/5分3R>
上迫博仁(日本)
ピナクル(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・シウ(日本)
ハーレイ・クイーン(日本)

<ライト級/5分2R>
川名 TENCHO 雄生(日本)
小金翔(日本)

<フライ級/5分2R>
安谷屋智弘(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
岩倉優輝(日本)

<58キロ契約/5分2R>
RYOGA(日本)
Max(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
信原空(日本)
内藤大二(日本

<アマチュア・ライト級/3分2R>
コマネチゆうた(日本)
中谷優我(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
安井飛馬(日本)
橋本玲音夢(日本)

<アマチュア・フライ級/3分2R>
琥(日本)
秋元優志(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
荒井銀二(日本)
佐藤フミヤ(日本)

■DEEP TOKYO IMPACTO2023#07視聴方法(予定)
12月10日(木・祝)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ

■ DEEP TOKYO IMPACTO2023#07対戦カード

<フライ級/5分2R>
風我(日本)
切嶋龍輝(日本)

<フライ級/5分2R>
原虎徹(日本)
三ツ塚勇介(日本)

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平(日本)
中務太陽(日本)

<ライト級/5分2R>
倉本大悟(日本)
井上竜旗(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
京之介(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
梶本保希(日本)

<フェザー級/5分2R>
相本宗耀(日本)
藤岡陸(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
森俊樹(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤瑠偉(日本)
吉田悠太郎(日本)

<54キロ契約/5分2R>
大和田光太郎(日本)
與那嶺大輝(日本)

<アマチュア・フェザー級/3分2R>
Mr.サタン(日本)
TAU(日本)

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【DEEP117】佑勢乃花とのストロー級暫定王者決定戦、越智晴雄─01─「愛媛から東京での試合は初めて」

【写真】故郷でジムを開き、生徒に背中を見せるタイトル戦となる越智(C)SHOJIRO KAMEIKE

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP117で、越智晴雄が佑勢乃花とのストロー級暫定王者決定戦に臨む。
Text by Shojiro Kameike

越智は2017年9月にDEEPストロー級王座を獲得し、2度の防衛に成功した。しかし2020年8月、川原波輝に敗れてベルトを失い、以降はフライ級で戦っていた。フライ級GP以降はストロー級復帰を視野に入れ、キャッチウェイト戦で2連勝し、今回の暫定王座決定戦に挑むこととなった。今年7月には地元の愛媛県でジムをオープンした越智に、愛媛での練習環境について訊いた。


――MMAPLANETで前回インタビューさせていただいたのは、DEEPフライ級GPの本田良介戦の時でした。やはりストロー級に落とすと、目に見えて絞り具合も違いますね。

「あぁ、痩せていますか。フライ級の時よりも3~4キロ違いますからね」

――フライ級で試合をする時と今回では、練習時の体重も違いますか。

「試合直前になると体重も違いますが、普段の練習時はそんなに変わらないと思います。ただ、僕もストロー級で戦っていたのが3~4年前なので、記憶も定かではなくて(笑)。もともと試合当日の体重は、ストロー級でもフライ級でも同じぐらいでした。今回はちょっと怖いので、早めに減量しているんですよ。だから今回は、試合当日もそこまで体重は戻っていないかもしれませんね」

――「今回はちょっと怖い」というのは?

「単純に計量失敗が怖いです(苦笑)。去年12月の中村真人戦は55キロ契約で、今年5月のキム・ウジェ戦も56キロ契約でしたから、フライ級と変わらない体重だったんですよ。完全にストロー級まで落とすのは、川原波輝選手に負けて(2020年8月)以来で」

――フライ級で試合をする時は、それほど減量もなかったのですね。

「体重については試合直前に微調整するぐらいで、減量とは呼べない程度のものでした。でも今回、減量はあってもコンディションは良いですね」

――なるほど。越智選手は現在、地元の愛媛県でご自身のジム「Little Giant Gym(リトル・ジャイアント・ジム)」を運営されています。まずはジムについて教えてください。

「今年7月1日、愛媛県松山市にジムをオープンしました。3月中旬に愛媛県に戻って、5月末に試合をしてからまた愛媛でジムのオープン準備があり――という感じで。前回は、試合前の1カ月間は東京で練習していたんですよ。だから愛媛から行って東京で試合をするというのは、今回が初めてになりますね」

――東京と愛媛では、練習環境も大きく変わりましたか。

「やっぱり大きく変わりますね。ジムを始めたばかりで、プロ選手もいないですし。今はパラエストラ愛媛所属の矢野武蔵君という修斗に出ている選手や、愛媛で柔術をやっている友人と一緒に練習させてもらっています。あとは自分自身でコンディションを落とさないように、走ったり筋トレしたり。昼間は自分のトレーニング、夕方からジムの指導というスケジュールを過ごしています」

――……ひとつ気づいたことを言っていいですか。

「はい。何でしょう?」

――本田戦の前にインタビューさせていただいた時より、表情が柔らかくなっていますね。

「えっ、そうですか。アハハハ」

――フライ級GPの時は、それだけ気持ちも張り詰めていたのか。あるいは地元に戻ったことが、それだけ精神的な面で大きく影響しているのでしょうか。

「どうなんでしょうね……。地元に戻った一番大きな理由は、家族や子育て、自分の両親のことでした。MMAを続けていく環境としては、やっぱり東京が一番だと思うんです。でも家族のことを考えると――たとえば実家の近くに住んでいると、僕の両親もすぐ孫と会うことができますし。そこで両親が喜んでくれているのを見ると、地元に戻ってきて良かったなぁとは思いますね」

――フライ級GPの前から愛媛県でジムを開くことはお聞きしていました。そのなかで、フライ級GPに出る最大の理由が「ベルトが欲しい。現役チャンピオンとしてジムを開きたい」ということで。しかし、その夢は叶いませんでした。

「もともとフライ級GPが始まる前に、ストロー級に戻すことを考えていて。でもフライ級GPのオファーを頂いて、僕としてもベルトが欲しい気持ちも強くてGPに出ることを決めました。GP後にストロー級で戦うことを決めたのも、やっぱりベルトが欲しいからです。

チャンピオンになると、自分以上の周りのみんなが喜んでくれる。ベルトを巻くというのが一番分かりやすくて。最近、ウチのジムも若い子——しかも『プロのファイターになりたいです!』という子の入会が増えていて。ジムにベルトを持って帰ってくることで、そういう若い人たちも『愛媛にいてチャンピオンになれるんだ!』と思ってほしいんです。……僕の場合は10年以上も東京にいたので、ちょっと違うかもしれないですけど(笑)」

――アハハハ。それでも現役王者が指導してくれる、というのは地元の若い選手にとっても大きな力になるでしょう。

「そうですね。あとは、やっぱり東京と愛媛ではMMAの認知度も全然違います。でもベルトがあれば、愛媛県で格闘技を見たことがない人たちにも、MMAのことを知ってもらえるんじゃないかと。そういう形で貢献していきたいです」

――今後の愛媛県での活動にも期待しています。試合の話に戻すと、中村戦とキム・ウジェ戦はフライ級時代よりも動きのキレが良いように感じました。契約体重がフライ級リミットとそれほど変わらなかったとはいえ、何か影響があったのでしょうか。

「実は本田さんとの試合から、感覚的な面で変わったんですよ。試合は負けたけど、これまでの試合の中で一番疲れなかったというか。いつもは試合が終わると死にそうな状態になっているのに(苦笑)。

今まで試合になると『殺してやろう』という気持ちになっていました。でも本田さんとの試合では冷静に戦うことができたんです。力みすぎることがなく、おかげで動きも変わってきましたね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
12月10日(日)
午後5時10分~U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、Samurai TV

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【DEEP117&DEEP Tokyo Impact2023 #07】越智×佑勢乃花のストロー級暫定王座戦、上迫は国際戦で復帰

【写真】ベテラン同士の暫定王者決定戦(C)MMAPLANET

2日(木)、12月2日(日)東京都港区にあるニューピアホールで開催される「DEEP117」と「DEEP Tokyo Impact2023 #07」の対戦カードが発表された。
Text by Shojiro Kameike

夜の部となるDEEP117では同ストロー級暫定王者決定戦として、越智晴雄と佑勢乃花が対戦する。今年5月に大原樹理の持つライト級王座に挑み、ベルト獲得に失敗した上迫博仁は、フェザー級での再起戦で韓国のソ・ドンヒョンを迎え撃つこととなった。


越智にとってはかつて自身が保持していたストロー級王座を、暫定という形ながら取り戻すチャンスがやってきた。2020年8月に越智を下して同ベルトを巻いた川原波輝は、現在ONEに参戦中だ。越智はベルトを奪われたあとにフライ級へ転向するも、DEEPフライ級GPで敗れてストロー級に戻って2連勝中だ。いずれも得意のギロチンで勝利しているが、何よりフライ級での試合と比べ、越智にとって最大の武器である踏み込みの速さで相手を圧倒している。

対する佑勢乃花はMMA戦績19勝14敗3分うち、13の一本勝ちを挙げているサブミッションファイターだ。2022年9月からDEEPに参戦し、これまで2戦を経験しているが、いずれも一本勝ち。テイクダウンを奪われても下からのサブミッションやリバーサル、トップを奪ってからのコントロールも強い。2010年にZSTでプロデビューしてから13年の大ベテランだ。過去の実績では越智が大きく上回るものの、そんな越智の踏み込みの速さを佑勢乃花がいかに捌くのかも注目したい。

”ピナクル”ソ・ドンヒョン×上迫博仁(C)DOUBLE GFC & MMAPLANET

上迫と対戦するソ・ドンヒョンは「ピナクル」(Pinaccle=頂点、所属ジムの名称でもある)のニックネームを持ち、MMA戦績は5勝2敗1分。これまでTop FC、Angel’s FC、さらにDoubleG FCと韓国MMA団体を渡り歩き、今年4月にはAngel’s FCの代表としてHEATとの対抗戦に出場した。倉本拓也を相手に前蹴りとローで距離を制し、パンチのカウンターとテイクダウンで優位に立ち判定勝利を収めた。

しかし距離とテイクダウンの勝負となれば、上迫が有利となることは間違いない。さらにこの試合からフェザー級に戻す上迫の動きにも注目が集まる。一方のソ・ドンヒョン――というよりも今の韓国勢は、DEEP×Black Combat対抗戦の内容でも明らかなように、相手の研究と実行、そして自身の成長具合が計り知れない。過去の試合映像と全くファイトを見せるのが、今の韓国勢の強さだ。

また、昼の部となるDEEP Tokyo Impact2023 #07では原虎徹が三ツ塚勇介と対戦する。2022年は元KOPの小川徹をKOしてブレイクかと思われた原だが、続く杉山廣平戦では一本負け。ここが踏ん張りどころだ。また、プロデビューから2連勝中の中務太陽が諏訪部哲平と対戦する

11月から12月にかけて、大阪大会も含めて6大会――現在のDEEPの勢いを見せつけるかのような大会数と内容が、来年の展開にのどのような影響を及ぼすのか見逃せない。

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FINISH10 Level-G Level-G02 MMA MMAPLANET o コンバット柔術 修斗 山田哲也 白木アマゾン大輔 竹内稔 越智晴雄

【Level-G02】グラップリングマッチ歴+10年。竹内稔―01―「今は単にMMAの試合に出ていないだけ」

【写真】ここに来て注目を集める格闘家人生、継続は力なり(C)SHOJIRO KAMEIKE

11日(日)、東京都新宿区のGENスポーツアカデミーで開催されるLevel-G02では、8人制ワンデー・トーナメントで初代ライト級王座が争われる。その1回戦で、竹内稔が山田哲也と対戦する。
Text by Shojro Kameike

今年3月のFinish10で白木アマゾン大輔をアナコンダチョークで下している竹内。すでにグラップリングマッチのキャリアは10年を超え、さらにプロ修斗のリングでもギロチンやアナコンダチョークを極め続けていた。代名詞のアナコンダチョーク再び――今大会の出場メンバーの中でもベテランとなった、竹内にアナコンダチョークとグラップリングについて訊く。


――竹内選手は2011年に修斗でプロデビューする以前から、修斗グラップリングなどの大会でアナコンダチョークを武器に活躍されていました。そして今年3月のFinish10で白木アマゾン大輔選手をアナコンダチョークで破った際、当時の記憶が蘇りました。

「アハハハ、ありがとうございます。アナコンダチョークは修斗時代から使っていて、もう10年以上になりますね」

――竹内選手がプロMMAを戦っていたのは、2011年2月のデビュー戦から2012年1月のTheギロチン戦までの1年間でした。それだけ短かったのは何か理由があったのですか。

「仕事をしながらプロのリングで戦っていて、この状態はキツいなという気持ちがありました。それでグラップリングなら気軽に出られるかなと思い、グラップリングをメインにしたという感じですね」

――もともとMMAをやりたくてグラップリングに移行したのか、それともグラップリングをやっていてMMAを始めたのか。どちらのパターンだったのでしょうか。

「最初はMMAをやりたくてパラエストラ東京に入りました。そこでたまに柔術をやったりとか、ジムとしてグラップリングの練習が多かったので、自然と僕もグラップリングをやり始めました」

――そのなかで「仕事をしながらプロのリングで戦うのはキツい」と感じ始めたのは、何時頃だったのですか。

「最後のほうは結構ショートノーティスで試合をしていて。そこまで練習ができていない状態で試合して、Theギロチン戦で負けて――自分の中で『もういいかな』という気持ちになりました。でも、別にMMAを引退したわけじゃないんですよ(苦笑)」

――えっ!? それは失礼いたしました。いつかどこかで、またMMAを戦おうという気持ちをお持ちなのですね。

「そうなんです。今は単にMMAの試合に出ていないだけという状態で。MMAを引退したとは言ったことはないですね。またチャンスがあれば出たいと思っています」

――今回のLevel-Gはサブオンリー・グラップリングですが、そうなるとコンバット柔術にも興味がわきませんか。

「はい。オファーがあるなら、ぜひやってみたいですね」

――それは楽しみです。話を戻すと、竹内選手が修斗グラップリングなどでアナコンダチョークを使っていた頃、まだ日本にはそれほどアナコンダを得意とする選手は少なかったように思います。そのなかで、なぜ竹内選手は得意技としていったのでしょうか。

「うーん、なぜでしょうね……。いつの間にか、という感じです。誰かから習ったという記憶もないですし。たまたま練習で『これは使いやすいな』と思って、それが形になっていったのだと思います。

確かパラエストラ東京では上田将勝さんが、アナコンダチョークやネルソンなど首系の技が得意で。越智晴雄は今もギロチンで勝っていますよね。当時はその2人とよく練習していました」

――上田さんのアナコンダも懐かしいです。一方、柔術はやっていなかったのですか。

「柔術は今のカルペディエムに入ってからですね。やっぱり長く格闘技を続けるには、柔術が一番向いているじゃないですか。それと当時は青帯だったので、黒帯が欲しいと思いました。ちゃんと技術を学んで、黒帯を巻きたかったんです」

――なるほど。それだけ長くグラップリングを戦ってきた竹内選手の目には、現在のグラップリング界はどのように映っていますか。

「随分と変わりましたね。米国ではグラップリングの賞金マッチが行われたりしていて。当時はそういうイベントはなくて」

――グラップリングの世界的イベントは、ADCCのみだったと思います。また、世界的にもMMAファイターがグラップリングもやるというケースが多い時代でした。そのなかで竹内選手は、グラップリングでの目標は何だったのでしょうか。

「柔術は黒帯を取ること、グラップリングではADCCのアジア予選で優勝して、世界大会に出ることが目標でした」

――ではADCCのようにポイント制の大会以外に、今回のLevel-Gのようにサブオンリーの大会が増えてきたことについては、いかがですか。

「ケージ、ポイントなし、サブオンリーというルールは僕に合っていると思います。ADCCはマットでポイント制の大会ですが、グラップリングの種類もいろいろあるなかで、僕としては今回のルールで試合をしたいです。もともとそれほどポイントを得て勝つタイプではないですし、一本勝ちが評価されるルールは好きですね。もちろん他のルールも出ますけど」

――ご自身が修斗で試合をしていた頃にはなかったケージで戦う。そのケージに対する意識も強いですか。

「いや、ケージに対して特に強い想いがあるというわけではないんです。単にケージ、壁際の動きが染みついているといいますか。パラエストラ東京って広さ的に、練習していると自然と壁を背負ってしまうんですよね。今はロータスにも練習に行かせてもらっていますが、基本的に練習では壁際になることが多くて。それだけ壁ありで練習しているほうが多いので、試合でもケージがあったほうが良いです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後2時55分~ Twit Casting LIVE

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DEEP DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#04 MMA MMAPLANET o キック キム・ウジェ ボクシング 越智晴雄

【DEEP Tokyo Impact2023#04】越智がギロチンでキム・ウジェを絞め落とし、ストロー級王座挑戦アピール

【写真】まさに必殺技(C)MMAPLANET

<56キロ契約/5分3R>
越智晴雄(日本)
Def.3R2分42秒 by ギロチン
キム・ウジェ(韓国)

越智が体勢を低くし、左右フックを繰り出しながら距離を詰める。体格で上回るキム・ウジェに右フックを当てた越智は、キム・ウジェが首相撲を狙うと離れる。キム・ウジェの左インローに対し、左ボディストレートを当てた越智。パンチを上下に散らし、キム・ウジェが組みついてくると両腕を差し上げてケージに押し込み返した。

右ヒジを差し入れながら体勢を入れ替えたキム・ウジェが、右腕を差し上げて越智をケージに押し込む。離れた越智に対し、キム・ウジェがパンチから左ハイ、そしてダブルレッグで飛び込むも越智が両腕を差し上げた。一度尻もちを着かせた越智、すぐにキム・ウジェも立ち上がる。首相撲から左ヒザと左ヒジを打ち込むキム・ウジェから離れた越智は、ケージ中央でキム・ウジェの打撃をかいくぐり組みつき、バックに回った。

ケージ際でバックマウントへ移行した越智が、右腕をキム・ウジェの首に回す。凌ぐキム・ウジェに対し、一度左腕を回したものの右腕に切り替えた。RNCを凌いだキム・ウジェが反転してきたところで、右腕でギロチンをセットアップした越智。キム・ウジェは首を抜いてトップのまま初回を終えた。

2R、キム・ウジェが一気に距離を詰めた。越智は左右のボディフックから顔面へと繋げる。キム・ウジェが前に出て来ると、越智は組みつき両腕を差し上げる。押し返して右ヒジを狙うキム・ウジェ、ケージ中央では越智が左右フックで飛び込む。キム・ウジェも右ストレートの打ち下ろしを当てた。キム・ウジェは組みつくとダーティボクシングを狙う。越智は離れて左右フックを繰り出す。

キム・ウジェは組みつくも、越智に両腕を差し上げられてしまう。離れて右ハイからダブルレッグに繋げるキム・ウジェ。しかし越智がケージから脱出し、パンチから組みつき小外刈りで背中を着かせた。越智はハーフガードのキム・ウジェの首を左腕で抱えにいく。

しっかり取れないとみるやトップポジションを整え、パウンドを連打しながら右サッカーボールキックも見せた。キム・ウジェはシングルレッグを仕掛けるもクリーンテイクダウンを奪うことはできなかった。

最終回、キム・ウジェの右ストレートに越智が右フックを合わせる。組まれても差し返す越智が離れる。右スイングでキム・ウジェを下がらせる越智、キム・ウジェは左ジャブと左インローで越智にケージを背負わせる。しかしすぐに押し返す越智が、距離を詰めてきたキム・ウジェに左右フックを当てて動きを止める。さらにテイクダウンした越智がボディロックからバックをうかがう。

背中をケージに着けて立ち上がろうとするキム・ウジェ、越智は左腕で首を取ってギロチンへ。渾身の表情で絞り上げる越智。キム・ウジェのブリッジに合わせてトップに回り、首を折り曲げて絞め落とした。

勝利した越智は「本当は階級を落としてストロー級でベルトを獲りたいと思っています。タイトルマッチをお願いします」とアピールした。


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DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS41 DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#04 Grachan K-MMA MMA MMAPLANET o ONE Wardog YouTube アム・ザ・ロケット キム・ウジェ キム・ユジョン クォン・ウォンイル ケイト・ロータス チャンネル パク・ジョンウン ピョン・ジェウン 万智 伊澤星花 古瀬美月 渡慶次幸平 越智晴雄 須田萌里

【DEEP Tokyo Impact2023#04】越智晴雄と対戦。フライ級で充実キム・ウジェ「成長した姿を見せる」

【写真】昨日の計量ではリカバリーが相当できそうなボディを披露していた(C)MMAPLANET

本日28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2023#04にキム・ウジェが参戦し、越智晴雄とメインで戦う。

GPを終えたばかりのDEEPフライ級戦線に、韓国から血気盛んに名乗りを挙げたキム・ウジェ。フライ級の層がそれほど厚くないK-MMAから、スクランブル出場のバンタム級でなく本来のフライ級で準備期間もしっかりとあった。そんなDEEP初出場は、自らの力を証明するための──3度目の正直といえる機会を得たことになる。


――日曜日に越智選手と戦うキム・ウジェ選手です(※取材は24日に行われた)。

「ヨロシクオネガイシマス」

──こちらこそ、宜しくお願いします。今の調子を教えてください。

「ONEで戦っているクォン・ウォンイル選手が開いたP-Boyというジムに加わり、自分がキャプテンとしてやっています。準備期間も十分にあり、コンディションはバッチリです」

──プリティボーイはエクストリーム・コンバットから独立をしたのですね。

「ハイ。独立して選手部も創ってやっています。自分はエクストリーム・コンバットとは違うジムで練習していたのですが、館長が警察官になってチームがなくなってしまったんです。クォン・ウォンイル選手とは仲が良かったので、合流しました」

──そんなキム・ウジェ選手ですが、既に日本で戦った経験がありますね。

「大阪でWARDOG、東京はGrachanで試合をしています。ただ2試合とも急なオファーでバンタム級で戦いました。自分の本来の階級はフライ級なのですが」

──なるほど、フライ級のキム・ウジェは違うと。母国・韓国もフライ級の試合は決して多くないですね。

「韓国のフライ級は選手も少なくて、ほとんど知っている選手ばかりなので日本で試合がしたいと思ってきました。今回、DEEPに出られることになって本当に嬉しいです。フライ級とバンタム級で戦うのは全然違います。普段から63キロぐらいしかないので、バンタム級で戦うと力の差を感じていました」

──そうですね。普通に70キロからは落としてくることも考えられますし。DEEPではフライ級GPが終わったばかり、ピョン・ジェウン選手は準々決勝で敗れました。

「韓国ではフライ級の選手の数が少ないので、日本の方が強いと思っています。ただ自分もフライ級としてまだまだ見せるものがあるので、自分の力をDEEPで見せたいです」

──では越智選手の印象を教えてください。

「動画を視て、身長が低くてアグレッシブなファイターです。でも打撃もレスリングもそれほどじゃない。自分の方が強いと思っています」

──そんなキム・ウジェ選手のストロングポイントを教えてください。

「レスリングに自信があります。素早いステップを生かした動き、そこを見せたいです。フライ級ですし、これまでより良い試合ができる。自信はあります」

──では越智選手との試合、どのような戦いを見せたいと思っていますか。

「韓国のフライ級より日本のフライ級が強いと、前から思っていました。ただ自分も練習環境が充実しており、以前より強くなっています。成長した姿を見せることがデキる自信があります。一つのパターンだけでなく、自然に打撃、寝技と総合力で勝てるよう頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午前11時50分~DEEP チャンネル-YouTube

■ DEEP TOKYO IMPACT2023#04対戦カード

<56キロ契約/5分3R>
越智晴雄(日本)
キム・ウジェ(韓国)

<ライト級/5分3R>
LUIZ(日本)
渡慶次幸平(日本)

<ウェルター級/5分2R>
宮崎直人(日本)
小林ゆたか(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
安永吏成(日本)

<68キロ契約/5分2R>
立成洋太(日本)
コマネチ竜太(日本)

<フェザー級/5分2R>
佐藤勇駿(日本)
相本宗耀(日本)

<フライ級/5分2R>
松丸息吹(日本)
加藤瑠偉(日本)

<ライト級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
後藤亮(日本)

<ストロー級/5分2R>
石井涼馬(日本)
大和田光太(日本)

<フライ級/5分2R>
濱口麗地(日本)
カネタケマン(日本

DEEP JEWELS41

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS41 対戦カード

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花(日本)
アム・ザ・ロケット(タイ)

<49キロ契約/5分3R>
須田萌里(日本)
パク・ジョンウン(韓国)

<ストロー級/5分3R>
万智(日本)
キム・ユジョン(韓国)

<49キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス(日本)
彩綺(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
上瀬あかり(日本)

<フライ級/5分2R>
MANA(日本)
奥富夕夏(日本)

<アマ50.5キロ契約/3分2R>
吉川桃加(日本)
須田美咲(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
Sarah(日本)
横瀬美久(日本)

<アマ・55キロ契約/3分2R>
角田光優(日本)
横瀬友愛(日本)

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DEEP o ボクシング 伊藤裕樹 本田良介 松場貴志 福田龍彌 越智晴雄

【DEEP】5.7 フライ級GP決勝 福田龍彌×本田良介決定!

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5月7日に後楽園ホール大会で開催されるDEEP 113 IMPACTで福田龍彌(MIBURO)×本田良介(フリー)のフライ級GP決勝戦が行われる事が発表されました。2022年8月から約半年。優勝を争ってきた長丁場のトーナメントもいよいよクライマックス。ついに決勝戦を迎えます。

優勝候補の呼び声も高かった福田の決勝進出は順当ですが、本田の勝ち上がりを予想していたファンはどれだけいるでしょうか。でも振り返ってみるとその功績は特筆モノ。1回戦では越智晴雄、2回戦で松場貴志、準決勝では伊藤裕樹に競り勝ってきた実力はとてもフロックとは言えません。

優勝候補の伊藤との試合では臆せずにパンチを振って組み付いてテイクダウンを奪うというしつこい試合運び。それを3R続けるスタミナがあるから相手としてはさぞ厄介な事でしょう。決勝では類まれなボクシングテクニックを誇る福田との対戦。泥臭く間合いを潰して動きを封じる事が出来るか。思わぬ伏兵が飛び出してくるかもしれない。