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45 AB BELLATOR Bellator CS2024#01 LFA MMA MMAPLANET o PFL   アダム・ボリッチ ガブリエル・ブラガ ジェレミー・ケネディ パトリシオ・フレイレ ビビアーノ・フェルナンデス ヘスス・ピネド ライカ 金原正徳 鈴木千裕

【Bellator CS2024#01】ジェレミー・ケネディと防衛戦。パトリシオ・フレイレ─02─「神に祈っている」

【写真】鈴木千裕へのリベンジ。その想いの強さが伝わってきた(C)MMAPLANET

22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナで開催されるBellator Champions Series2024#01「Belfast」でジェレミー・ケネディの挑戦を受けるBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレ・インタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

サウジアラビアでのヘスス・ピネド戦、そしてガブリエル・ブラガ戦が消滅したパトリシオは4週間後のケネディ戦を承諾した。Bellator勢の大勝と、ケネディとの防衛戦。そして鈴木千裕への想いを尋ねた。

<パトリシオ・フレイレ・インタビューPart.01はコチラから>

──ガブリエル・ブラガへの想い、しっかりと理解させていただきました。と同時にPFLとBellatorの対抗戦という歴史的なイベントに参加できなかったことに関しては、どのような想いでいますか。

「最初に戦うはずだったヘスス・ピネドがケガをした。それは誰もコントロールできないことで。ガブリエルに関しても、同じだ。BellatorとPFLの歴史的な対抗戦で、新しいベルトを手にしたかった。だから、そこは残念でならない。ただ、大会前からBellatorファイターの方が、PLFの選手よりも力があることは皆分かっていたはずだ。対抗戦でBellatorが大勝したことは、思った通りの結果だった」

──そしてジェレミー・ケネディとの防衛戦が決まりました。その時は、どのような気持ちでしたか。

「大会の翌日に正式にオファーがあったんだ。俺にとって防衛戦はアダム・ボリッチ戦以来となる(2022年10月1日)。ジャレミー・ケネディは、いずれ戦うことになるファイターの1人だと思っていた。互いが、互いのことをもう理解している。そして4週間の準備期間がある。2人ともタイトル戦を戦うことは、何も問題がなかった。ただタイトル防衛をするために、この4週間を過ごす」

──オファーを了承するまで、どれぐらいの期間が必要でしたか。4週間といっても、本来は試合を終えて休む期間だったはずですし、試合に向けての練習が4週間増える。そしてサウジアラビアからブラジルに戻り、アイルランドでの試合になります。

「戦うことを決めるまで、少し時間は必要だった。チームの皆も同じだったよ。やはりショートノーティスで試合を受けたチヒロとのファイトが、ああいう結果に終わったことは皆が引っ掛かっていた。4週間では万全なキャンプができるというわけでもない。でも、戦うこと決めた今は、完全な4週間にするしかない。そしてベルトをブラジルに持って帰る」

──ピネド戦は3Rでしたが、世界戦は5回戦です。その辺りはどのように考えていますか。

「そこは5Rの方が慣れているから、戦いやすい。もう5回戦ばかり戦ってきた。3Rよりも5Rの方が、俺にとっては都合が良いよ」

──ではジェレミー・ケネディの印象を教えてください。

「良いファイターだ。レスリングができるストライカーだね。スマートな選手で、どうすれば勝てるのかが分かっている試合巧者だ。自分自身を分かっていることが、ジェレミー・ケネディの長所だろう。ただ、俺はファイトに持ち込んでヤツの想う様な試合はさせない」

──ケネディのグラップリングは、レスリングと柔術を融合させていると思います。ビビアーノ・フェルナンデス仕込みのグラップリングをどのように評価しますか。

「う~ん、俺と戦う時は寝技勝負はしてこないはずだ。言っただろう? ジャレミー・ケネディの強味は、自分を理解していることだって。ただヤツは寝技もできるよ。そして、寝技でも俺の方が上だ」

──5R戦は体力を温存しないといけない面もあり、3Rよりもより慎重になる傾向があるかと思います。そして、それはファンが求める試合内容ではない。特にファブシリオは数々の試合で一撃の凄まじさを見せつけてきました。その辺りも踏まえて、ケネディ戦ではどのような試合をファンに見せたいと考えていますか。

「とにかく勝利すること。それが一番大切だ。KOだとか、サブミッションだとか、あるいはコントロールしてだとか勝ち方は問わない。この腰にベルトが戻ってくることが重要で、そのために勝つ」

──ところで鈴木千裕選手が4月29日に金原正徳選手と防衛戦を行います。今、千裕選手にはどのような想いでいますか。

「俺はチヒロがタイトルを防衛することを神に祈っている。そして、フェザー級で誰がベストなのか証明するために、チヒロともう一度戦う。再戦は、俺にとってリベンジの場となる。必ず再戦を実現させ、リベンジを成し遂げる」

──パトリシオ、いつもインタビューに快く応じてくれてありがとうございます。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本のファンの皆、いつも感謝している。皆が送ってくれるメッセージは、全て読んでいる。日本に戻る時を待っていてほしい」

■視聴方法(予定)
3月23日(土・日本時間)
午前1時30分~U-NEXT

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o PFL UFC キック ボクシング

UFC on ESPN+97:第9試合・パニー・キアンザド vs. メイシー・チアソン

女子バンタム級。キアンザド6位、チアソン10位。

イラン生まれスウェーデン在住のキアンザドはUFC5勝4敗。ここ3戦では当時11位のリナ・ランズバーグに勝ったのみで1勝2敗だが、上が抜けていったことで、ランキングはむしろ上昇している。ボクシング・キックがバックボーン。しかしUFCでは組んでのケージ押し込みが主体で、KO勝ちからは10年間遠ざかっている。32歳。

チアソンはキャリア2戦で出場したTUFで優勝。TUFでは昨年のPFL女子フェザー級ウィナー・ラリッサ・パチェコにも1RKO勝ちしている。TUF後はバンタムに落とし4勝1敗だったが、直近の3戦はフェザー級2試合と140ポンドキャッチウェイトの試合。女子最長身となる180cmだが、その分バンタムへの減量がきつく、フェザー級でも計量失敗している。今回は3年ぶりのバンタム級バンタム級での試合が少なかったこともあり、その間にランキングではキアンザドに抜かれている。32歳。

両者は2018年のTUF28女子フェザー級に出場し、ともにチーム・ガステラムに所属。チアソンがドラフト1位、キアンザドが2位で、両者勝ち上がり決勝進出。チアソンがパンチでダウンを奪い、最後はバックマウントからのチョークで一本勝ちしている。それ以来の再戦。

 

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45 BELLATOR MMA o PFL RIZIN UFC 修斗 渡辺華奈

【PFL】渡辺華奈 フライ級レギュラーシーズンに参戦!

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Bellatorを飲み込んで勢いに乗るPFL。いきなりBellatorとのチャンピオン同士の対抗戦を経て両団体は通常運転モード。PFLは現地時間4月4日にテキサス・サンアントニオのボーイングセンターで開催されるPFL 1: 2024 Regular Season渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)の出場が決定しました。元UFCのシャナ・ヤングと対戦します。

Bellator世界女子フライ級ランキング2位の渡辺。PFLのBellator買収劇の後、どんな進路を取るのか注目が集まっていましたが、PFLを選択しましたか。しかもリーグ戦であるレギュラーシーズンに出場するとはちょっと驚きです。

レギュラーシーズンは1年間をかけて総あたりのリーグ戦を戦ってプレーオフ進出者を決定。トーナメントを経て優勝賞金100万ドルのチャンピオンシップを目指すもの。野球のメジャーリーグのようなアメリカンナイズされた手法。日本だと修斗のインフィニティリーグに近いか。

長期間拘束されて、コンスタントに試合をこなす必要があるリーグ戦。体力的にもフィジカルもタフでないとらないため、知名度の高い選手は敬遠する傾向がありそうですが、今回はべラトール勢が多数参戦。買収効果がこんなところにも。。。

渡辺が初戦で対戦するヤング。MMA9勝5敗でUFCでは1勝4敗の戦績。過去にはKOTCで王座経験もあり、アウェイの舞台でそう簡単にはいかないでしょう。それでもBellatorで王座挑戦目前まで行っているだけに、しぶとく勝ち残ってほしい。日本人の苦戦が続くPFLで一矢報いる事が出来るか。注目です。
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45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#01 UFC アンテ・デリア シェナ・ヤング ジェナ・ビショップ ジュリアナ・ヴェラスケス スティーブ・モウリー タイラ・サントス タイレル・フォーチュン ダコタ・ディチェバ ダニエル・ジェイムス デニス・キルホルツ デニス・ゴルソフ ブルーノ・カッペローザ リズ・カモーシェ リントン・ヴァッセル ルーカス・ブレナン ヴァレンティン・モルドフスキー 渡辺華奈

【PFL2024#01】渡辺華奈がヤングと対戦。PFLレギュラーシーズンはBellator勢が多数派!!

【写真】昨年7月以来となる試合が、ようやく決まった(C)MMAPLANET

11日(月・現地時間)、PFLが2024年シーズン序盤3大会=4月4日(木・同)=テキサス州サンアントニオのボーイング・センター大会、12日(金・同)=ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテル大会、19日(金・同)=イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナ大会の対戦カードを一挙に発表した。
Text by Manabu Takashima

ヘビー級と女子フライ級が初戦が組まれたシーズン開幕戦は、渡辺華奈のPFLデビューが決まり、昨年のPFL Challenger Seriesで本戦契約した元UFCファイターのシェナ・ヤングとの対戦が決まった。


大会メインはヘビー級のアンテ・デリア×ヴァレンティン・モルドフスキー、コメインも同じくヘビー級のデニス・ゴルソフ×リントン・ヴァッセルのPFL × 元Bellatorファイターのマッチアップとなった。

この他、ブルーノ・カッペローザ✖セルゲイ・ビロシチェニもPFL ✖ Bellator対決となったが、タイレル・フォーチュン✖ダニエル・ジェイムス、スティーブ・モウリー×オレッグ・ポポフという残りの2試合はBellator勢同士が激突する。

Bellator勢同士の対戦でいえば女子フライ級のリズ・カモーシェ✖ジュリアナ・ヴェラスケスの両者は過去2度、Bellator世界女子フライ級のベルトを立場を代えて争っており、2度ともカモーシェが勝利している。

今回が3度目、そして初めて3回戦で拳を交えることとなった。この他、女子フライ級は前述した渡辺の初陣=ヤング戦とジェナ・ビショップ✖チェルシー・ハケット戦がBellator × PFLとなっている。

加えてBellatorタイトルコンテンダーのデニス・ホルキンツは、UFCタイトルンコンテンダーからPFLと契約したタイラ・サントスと戦い、今大会唯一のPFL X PFLの顔合わせとなったのは、ダコタ・ディチェバ×リサ・マールディンというカードだ。

PFL2023欧州リーグ王者のディチェバは、PFLが猛プッシュしているファイター。PFL CS経由&本戦で1勝したマールディンとの対戦は、カモーシェとヴェラスケスが潰し合うことと比較すると、余りも厚遇されている。そういう意味では渡辺も初戦では相手に恵まれているといえるだろう。それだけに3PだけでなくボーナスPを稼いでおきたい。

またショーケースバウトではBellatorからフェザー級無敗のルーカス・ブレナンが登場するなど、実に11試合中Bellatorファイターの出場は13人を数え、PFLの7選手を大きく上回り、過半数を超える勢力となる。とはいえPFLはBellatorファイターとの契約を全うする必要があり、PFLはシーズ・ベスト4が再契約されることを考えると、後者が少数派となることは自明の理ともいえる。

先の対抗戦でもPFLを圧倒したBellator勢、PFLによるBellatorの買収はBellator ファイターのPFL侵攻の鏑矢となったかもしれない。

■視聴方法(予定)
4月5日(日・日本時間)
午前6時30分~U-NEXT


■ PFL2024#01対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)

<ヘビー級決勝/5分5R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
リントン・ヴァッセル(英国)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
ダニエル・ジェイムス(英国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
リサ・マールディン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
セルゲイ・ビロシチェニ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
タイラ・サントス(ブラジル)
デニス・キルホルツ(オランダ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
オレッグ・ポポフ(ロシア)

<女子フライ級/5分3R>
渡辺華奈(日本)
シェナ・ヤング(米国)

<女子フライ級/5分3R>
チェルシー・ハケット(豪州)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン(米国)
ディミトレ・アイヴィー(米国)

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【Bellator CS2024#01】パトリシオ・フレイレ─01─「チヒロとの試合を思い出さないわけはなかった」

【写真】パトリシオのリモートインタビューでの背景は、お馴染みの感じになってきた(C)MMAPLANET

22日(金・同)に英国は北アイルランドのベルファーストにあるSSEアリーナで開催されるBellator Champions Series2024#01「Belfast」でジェレミー・ケネディの挑戦を受けるBellator世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレ。
Text by Manabu Takashima

パトリシオは本来2月24日(土・同)にサウジアラビアで実現したPFL Champ vs Bellator ChampでPFL世界フェザー級王者ヘスス・ピネドとの王者対決が決まっていた。しかし、ファイトウィークになりピネドが足の負傷で欠場となり、ガブリエル・ブラガとの対戦が発表されていた。

ところが計量の日になってブラガは父の死を引きずっているという理由で試合がキャンセルに。現地入りして激しい感情の起伏を経験したパトリシオ。ショートノーティスでの試合を受ける際に、彼が昨年7月の鈴木千裕戦を思い出さないわけがなかった。

それでも試合を受け、結果的にキャンセルとなったパトリシオにサウジアラビアで起こった出来事について訊いた。


──2月24日のPFL vs Bellator、パトリシオはローラーコースターのようなファイトウィークを送ったことだと思います。まずヘスス・ピネドとのチャンプ・チャンプ対決が行われなくなったことをいつ知ったのですか。

「サウジアラビアに着いてからだった。プロモーションの方からは試合を組む意向だと聞かされていたけど、計量の2日前になってガブリエル・ブラガと戦うことになった。でも、知っての通り試合は行われなかった」

──ピネドとの試合が無くなったと知った、昨年7月に鈴木千裕選手とショートノーティスで戦ったことが思い出されました。実際にパトリシオ陣営の人間からも『代役とは戦うべきでない』という言葉が自分の下には届いていました。ピネドが欠場になった時、代替カードに出場しないという選択肢はありませんでしたか。

「ショートノーティスでガブリエルと戦うことを決める前に、チヒロとの試合を思い出さないわけはなかった。それは今回、ジェレミー・ケネディの挑戦を受けることを決めた時も同じだったよ。短い準備期間で違うファイターと戦えば、またあの敗北のような経験をするかもしれないという考えは常にあった。

ただ結局のところ、俺はウォリアーなんだ。戦いたいという気持ちが、躊躇する考えを上回った。ガブリエル戦が伝えられた時も同じ状況で、俺だけが不利ということではないからね。だから戦うことを決めた。チヒロとの試合前は、首にシリアスな負傷があった。ヒチロは優れたファイターだけど、首の状態の悪さが敗北を招いたと思っている。

ただ手術をして、首は完治した。今は当時より、ずっと良いコンディションだ。あの手の負傷はもう2度とすることはないだろう」

──う~ん、なおさら試合を受けた理由が分かりかねるのですが。そこが日本だったということは関係していますか。

「その通りだよ。若かった頃、俺のヒーローは皆がPRIDEで戦っていた。自分にとって日本で戦うことは夢だった。日本という国で、日本に住む皆の前で戦いたかった……にも関わらず、クレベル・コイケとの試合で俺は何かを失ったような気がしていた。それもあってショートノーティス、体調も良くなかったけど俺は日本のファンの前で最高の試合がしたかった。結果として、大きな代償を支払うことになってしまったんだけどね。だからこそ、チヒロとの再戦は少しで早く実現させたい」

──あの試合を受けたことに後悔することはなかったですか。

「思ったような結果を手にすることはできなかった。ただし、あの場で戦うことを頼まれて、そこに応えない方がずっと恥ずべきことだと俺は今でも思っている」

──ウォリアーの言葉通り、地球の反対側のサムライです。

「ハハハハハハ(にっこりと笑顔を浮かべ、刀で斬る仕草を見せた)」

──鈴木選手との試合と違い、ブラガ戦は実現しませんでした。お父さんを亡くしたことは本当に悲しむべきことです。と同時に1カ月以上前にアーロン・ピコと対戦が決まっており、開催地まで来てお父さんを失ったことが原因で戦わなかったという話が伝わってきて、釈然としないというのが正直なところでした。

「計量後、ガブリエルが戦えないということを聞かされた。彼の気持ちは分かる。ガブリエルは試合を戦わなかっただけでなく、引退を決めたんだ。トレーナーとしても、彼を導いてきた父親を亡くしたことでね。自分がそんな状況に直面したら、やっぱり戦うことはできなくなるだろう」

──……。

「ガブリエルとは計量の翌日、ファイトデーの日に話をした。俺と俺のチーム、ガブリエルとガブリエルのチームの面々で揃ってグロッサリーストアに行き、食事も一緒にしたんだ。彼がこのタイミングで試合をしようと決めたのは、父親の死を乗り越えて前に進むためだった。ファイトキャンプをハードに行い。前向きに生きて行こうという決意の表れだったんだよ。そして、ガブリエルはしっかりとキャンプをやり切ったんだ。

でも飛行機に乗った途端、父親との遠征や練習、全ての思い出が蘇ってきた。ファイトウィークの練習も、減量も全て亡き父を思い出さずにはいられない。そんな精神状況に陥ってしまった。俺との試合をPFLは発表していたけど、ガブリエルはピコとの試合すら取りやめて引退することを決めていたと話してくれたよ。

でも彼のマネージメントチームは、俺との試合のオファーをPFLから受けて、そこも前向きに捉えよう。ここを乗り越えようと、彼を鼓舞した。ガブリエルも応じて、必死で父の死を乗り越えようとしたけど減量の段階になって、もう本当に無理だと悟った。結果、引退することを選んだ」

──……。

「そんな状態で無理をして戦う必要はないと、俺だって思う。俺はプロフェッショナル・ファイターだけど、正直なことを言えばガブリエルとの試合が実現しなくてホッとした部分もある。俺は彼が子供との頃から知っていて、それは亡くなった彼の父親と親交があったからに他ならない。それにガブリエルはチーム・ノゲイラ時代のチームメイトだったからね……」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月23日(土・日本時間)
午前1時30分~U-NEXT

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45 AB F1 MMA o PFL TOMA   キック セドリック・ドゥンベ ビソングール・シャンソウディノフ

『PFL Europe 1(2024)』試合結果/ハイライト動画

フィガロブックス おいしいフランスおいしいパリ(Figaro Books)


PFL Europe results, live stream: Doumbé vs. Chamsoudinov(MMAFighting)
Main Card (MMA Fighting, 2:30 p.m. ET)

・Baysangur Chamsoudinov def. Cédric Doumbé via TKO (referee stoppage) at 1:21 of Round 3

・Abdoul Abdouraguimov def. Jack Grant via split decision (30-27, 28-29, 29-28)

・Ibrahim Mane def. Chequina Noso Pedro via split decision (29-28, 28-29, 29-28)

・Ignacio Capella def. Yazid Chouchane via KO (uppercut) at 2:31 of Round 2

・Jakub Kaszuba def. Kane Mousah via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)

Preliminary Card (11 a.m. ET)

・Daniele Miceli def. Yassin Najid via sub (Von Flue choke) (R1, 0:27)

・Islem Masraf def. Mickael Groguhe via first-round KO (R1, 0:10)

・Patrick Habirora def. Claudio Pacella via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28)

・Connor Hughes def. Anatolij Baal via first-round TKO (1:13)

・Daniele Scatizzi def. Alex Chizov via sub (heel hook) (R1, 1:59)

・Florim Zendeli def. Tomasz Langowski via sub (rear-naked choke) (R1, 4:11)

・Kevin Del def. Younes Najid via sub (kneebar) (R1, 1:10)

 3月7日にフランス・パリのアコー・アリーナで開催された『PFL Europe 1(2024)』の試合結果。PFL Europeシリーズは4階級で8人トーナメントが行われ、今大会はウェルター級とライト級トーナメントの準々決勝の他にワンマッチも多数行われています。

 メインイベントのビソングール・シャンソウディノフ vs. セドリック・ドゥンベは、ドゥンべが試合中にガラスの破片を踏んだので外すために一旦試合を止めることを要求したものの、認められずにレフェリーストップで試合終了という何ともバツの悪い結果に。他にもイスレム・マスハフ vs. ミカエル・グログエで、グログエが何もすることなく10秒で左ハイキックを浴びてKO負けというこれまた不可解な試合がありました。


 ビソングール・シャンソウディノフ vs. セドリック・ドゥンベ フィニッシュシーン。


 イスレム・マスハフ vs. ミカエル・グログエ フィニッシュシーン。続きを読む・・・
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MMA o PFL UFC キック

UFC299:第5試合・イオン・クテラバ vs. フィリペ・リンス

ライトヘビー級。

モルドバのクテラバはUFC6勝8敗1分けと負け越しているが、ギリギリリリースされない位置にいる。バックボーンは柔道・サンボで、MMAでは17勝中13KO。3試合連続フィニッシュ負けしていたが、前戦はタナー・ボーザー相手にテイクダウンを奪うと、立ち際にパンチのラッシュを打ち込んで1RKO勝ち。またギリギリ生き残った。30歳。

PFLヘビー級ウィナーで100万ドルファイターとなったリンス。翌年のPFLは欠場し、UFCと契約したが、UFCではすでに全盛期を過ぎたアルロフスキー相手に判定負けするなど2連敗。その後は決まった試合の欠場を繰り返し、2年のブランク明けでライトヘビー級に落とすと、前座クラスの相手ながら3連勝。今回勝てば、次はランカーとの対戦が見えてくる。が、もう38歳と若くはない。

このカードは昨年10月に組まれていたが、試合当日にリンスが出場できなくなり(理由は非公開)中止となっていた。

コール時にクテラバがリンスに詰め寄っていき、レフェリーに分けられる。

リンスカーフキック。またカーフ。カットしていないクテラバ。クテラバも蹴り返す。ケージに詰めて右を打ち込むクテラバだが、リンスまたカーフ。リンスのカーフに右オーバーハンドを合わせてヒット!スリップ気味に倒れたリンスだがすぐに立った。クテラバワンツー。詰めてきたクテラバにリンスシングルレッグ。しかしクテラバがヒジを入れて引き剥がす。またカーフ。体が流れったクテラバ。右を入れたリンス。クテラバのパンチもヒット。詰めるクテラバをテイクダウンしたリンスだが、すぐに立った。また詰めてケージを背負わせたクテラバ。リンスが左右のパンチ連打で弾幕を張る。ホーン。

1Rリンス。

2R。またカーフ。完全に効いたクテラバ、蹴られた左足を引いてスイッチ。またカーフを入れるが、クテラバパンチを合わせた。右オーバーハンドを放つが空振り。そこにパンチ連打を入れたリンスだが、クテラバなおも出る。組んだリンス。ケージを背負ったクテラバに両脇を差す。投げを狙ったクテラバだが潰されて下に。ハーフで押さえ込むリンス。上になったリンスだが押さえ込むだけでブーイングが飛ぶ。立ったクテラバだがパウンドを入れると背中を向けて立つクテラバ。ケージに詰めてパンチを入れるリンス。タックルへ。受け止めたクテラバ。離れた。リンスまたカーフ。クテラバがタックルに行ったが倒せず。ホーン。

2Rリンス。

3R。逆転を狙って詰めていくクテラバ。リンスケージまで下がるがタックルへ。クテラバアームロックを狙ったがスッポ抜けて下に。上になったリンスがマウント。バックマウントに回る。しかしクテラバまたアームロック狙い。正対して立った。パンチを入れて離れるクテラバ。出るクテラバ。リンス露骨に下がる。勝ち逃げ狙いなのかもしれないが下がりすぎている。逃げ気味のタックル。こらえてヒジを入れるクテラバだが後頭部にヒット。レフェリー口頭注意のみで再開。リンスまた下がって回る。追いかけたクテラバ。ケージに詰まったところでパンチを返したリンス。またタックルへ。ケージに押し込むリンス。時間稼ぎ。動きがなくブーイング。展開なく、残り40秒でレフェリーブレイク。サークリングするリンス。クテラバ雄叫びを上げて追うが、ケージに詰まったところでパンチを返すリンス。タイムアップ。

三者29-28でリンス勝利。

リンス、カーフキックを効かせて4連勝。しかし3Rはあまりにも露骨に逃げすぎ。これではチャンスは与えづらい。

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45 GLORY MMA MMAPLANET o PFL   キック セドリック・ドゥンベ ビソングール・シャンソウディノフ 太田忍 平本蓮

【PFL Euro2024#01】ガラスの破片が指に?! キック✖レスリングは沸点直前に世にも奇妙な幕切れに

【写真】例えばの話で──階級は違うが、平本蓮が太田忍と戦ってこれができるのか──というMMAをドゥンベは見せていた。そしてシャンソウディノフが求めるファイトマネー増額も然り。銭の取れるMMAだった(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ビソングール・シャンソウディノフ(フランス)
Def.3R1分21秒by TKO
セドリック・ドゥンベ(フランス)

キック王国、GLORY世界王者だった知名度は抜群のドゥンベがアコー・アリーナの満員のファンの大声援が迎えられる。同じフランス国籍を持つシャンソウディノフに大ブーイングが浴びせられるなど、館内は異様な雰囲気だ。

前足重心で低い姿勢のドゥンベが、まず左ボディを伸ばす。右ローをキャッチしてテイクダウンに成功したシャンソウディノフに、ドゥンベがバタフライガードから即立ち上がる。ドゥンベのジャブに、シャンソウディノフが右オーバーハンドを合わせようとする。ドゥンベは右カーフ、シャンソウディノフが左ローを掴んで、2度目のテイクダウンを決める。

ドゥンベはここもバタフライガードを取るが、シャンソウディノフが左足を抜く。スクランブルのドゥンベはバックにつかれて前転から立ち上がるが、背中を譲った状態が続く。シャンソウディノフはケージにドゥンベを詰め、クレイドルからダブルレッグに移行して3度目のテイクダウンを決める。蹴り上げからスタンドに戻ったドゥンベをボディロックでスラムしたシャンソウディノフ。ドゥンベはここも立ち上がり、間合いを取り直す。残り30秒、左ジャブを伸ばすドゥンベに対し、右を当てたシャンソウディノフが初回を取った。

2R、初回より近い位置でジャブを伸ばすシャンソウディノフ。左リードフック、ジャブを繰り出すドゥンベが圧を高める。シャンソウディノフもボディにボディを打ち返し、その圧に飲み込まれないように戦う。パンチを怖がらないシャンソウディノフと、テイクダウンを警戒こそしても逃げのファイトにならないドゥンベ──しっかりとMMAが成立している。と、テイクダウン狙いに左を合わせたドゥンベは姿勢を乱したにシャンソウディノフジャブから、ここでもローを繰り出す。

さすがにローは減ったが、ドゥンベはジャブで前に出る。強烈な勢いのフックに、シャンソウディノフがダブルレッグへ。左を差し、ケージを利して倒されないドゥンベに対し、シャンソウディノフが自ら離れる。ドゥンベは圧を掛け続け、右をヒット。シャンソウディノフの質量、明白に落ちる。左右に回るシャンソウディノフは、テイクダウン狙いも右を被弾しラウンドを失った。

最終回、引き続き低い獅姿勢で左から右を伸ばしたドゥンベは、シャンソウディノフのテイクダウンを切ってついにコンビを決める。強烈な圧を受けたシャンソウディノフがステップバック、ドゥンベはここに追撃の右を伸ばす。と、1分を経過したところでドゥンベが左足を指さし、レフェリーに何やら話しかける。試合続行を命じられたドゥンベは、ここで前に出なくなる。と、引き続き左足に関して何かを伝えようとするドゥンベに対し、レフェリーが試合続行不能と判断して、試合をストップ。

騒然とする場内でレフェリーは試合を続けろと言ったが、そうしなかったとドゥンベに説明。そのドゥンベは左足の親指に不具合が生じ、タイムアップを要求していた模様だ。

何か反則行為があったわけでない、体の負傷にタイムが与えられるという慣例はMMAにはない。が、突然の閉幕に観客は大ブーイングを注いだ。

「試合を止めたいなんて思わなかった。見ての通りね。今も痛いんだけど……僕は嘘つきじゃない。小さなガラスの破片が、足に刺さっている。どこで踏んだのか……ケージの中なのか……とにかく、ただ破片を取り出したかっただけなんだ。でもレフェリーが試合を続けろというから従った。対戦相手も、僕の足に何かあることを確認して『取り出せよ』と言って攻めてこなかったんだ。僕らは動きを止めて、レフェリーを見たら試合を止められた。何て言ったから良いか分からない……」という英語の説明にブーイングのファンに対し、ドゥンベは苦笑いを浮かべフランス語で再度状況を話した。

その説明をシャンソウディノフも笑みを浮かべながら聞くという、世にも奇妙な幕切れとなってしまい──当然のようにドゥンベは再戦を要求。シャンソウディノも「セドリックはキックのレジェンドで尊敬している。こんな勝ち方は望んでいなかった。もちろん、再戦をしたいから、もっと高いファイトマネーを用意してくれ」とコメントした。


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【PFL Euro2024#01】ダース、ギロチン、JPネクタイ、アナコンダ。アブラギモフがグラントに競り勝つ

写真】フロント系チョークでニアフィニッシュに演出したアブラギモフが、グラントを振り切った(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・アブラギモフ(フランス)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ジャック・グラント(英国)

PFL欧州ウェルター級勢にあって一番の実力者として認識されていながら、欧州シーズン参戦がなくスーパーファイト扱いのアブラギモフが、英国の極め技師グラントと対戦。大ブーイングを受けるグラント、対照的に大歓声を背にしたアブラギモフはローから試合に入る。すぐさまグラントもローを返す。

アブラギモフのカーフで、姿勢を乱したグラントが勢いのある右から跳びこんでダブルレッグへ。アブラギモフはギロチンで下になるが、ケージを背負って窮屈な姿勢でセットし続けることができない。ラバーガードのアブラギモフは、ミッションコントロールに取るもグラントが腰を上げられクローズドに戻す。パスの圧にバタフライガードのアブラギモフ、グラントはニースライスから鉄槌、左のパンチを連打する。

手首を掴んでレッスルアップ──スタンドの戻ったアブラギモフがダブルレッグでテイクダウンを決め、ダースチョークへ。ジャパニーズネクタイで絞めるアブラギモフに対し、グラントは人差し指を左右に振って問題ないとアピール。アブラギモフは絞めからコントロールに転じて初回を終えた。

2R、アブラギモフが右カーフ。グラントが右ローを返す。ジャブで距離を詰めるグラントは左リードフックを被弾し、続くダブルレッグをスプロール。離れたアブラギモフは立ち上がった直後にワンツーからカーフを蹴る。ジャブを差し合う両者、グラントの左にシングルレッグに出たアブラギモフは外ヒールのカウンターに、体をねじって離れるとがぶってアームインギロチンへ。グラントが足を抜くや、後方回転でアブラギモフがトップを取る。右腕を差してレッスルアップのグラントは、ボディロックもアブラギモフがウィザーで耐え、正対する。グラントはクリンチの攻防でヒザを繰り出し、アブラギモフが離れると右をヒットさせる。

クリンチからバックに回ったグラント、アブラギモフの前転をすかしてトップを取るとパウンドを落とす。グラントは右足を抜き、アブラギモフのニーシールドをパス。自らハーフに戻るような動きでポスチャーしたグラントがトップで2Rを終えた。

最終回、スイッチするアブラギモフがカーフを蹴るが、やや疲れが感じられる。浴びせ蹴りからガードを取ろうとしたアブラギモフのバックを制したグラントがワンフックからRNCを仕掛ける。アブラギモフはうつ伏せから腰を上げるが、前方に振り落とすことはできない。一旦はヒザを畳んだアブラギモフだが、再び腰を上げる。前方に落とされまいと、先に動いたグラントだがアブラギモフはリストコントロールから胸を合わせに行く。

ここからスクランブルとなり一度はバックを制したアブラギモフは、続くスクランブルでバックを譲り、胸を合わせて正対する。グラントのレッスルアップにアナコンダをセットしたアブラギモフが絞めあげる。ここも人差し指を振り、さらにピースサインのグラントだが頭を抜くことはできない。コントロールを許した状態のグラントは、このまま時間が過ぎるままに。

残り1分、結果としてトップを取ったアブラギモフの絞め──というより固めが続く。このままアブラギモフが頭を抱えたまま、残り10秒で鉄槌に切り替える。座った状態のグラントに左右のパンチを見舞ったアブラギモフにパリのファンは大歓声を挙げた。スクランブル&グラップリングウォーをスプリットで制したアブラギモフは、グラントと健闘をたたえ合うと「いつも通りフィニッシュを狙った。彼は本当の黒帯だ。フィニッシュには近かったけど、とにかく勝てて良かった。歴史的なイベントに参加できたけど、旅の途中。まだ旅は続くよ」と話し、最後にメインに登場するセドリック・ドゥンベに対し「カモン」と連呼した。


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