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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03   アンドレイ・コレシュコフ ブログ マゴメド・ウマラトフ.

【PFL2024#03】ロシア対決はウマラトフがコレシュコフからTDを奪い続けて判定勝利=3Pでスタート

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)

コレシュコフが左手を伸ばして距離を詰める。左右ローを見せながら右スピニングバックキックを繰り出したコレシュコフに、ウマラトフが組みついてバックに回る。左足を差し入れてバックコントロールに持ち込むウマラトフに対し、コレシュコフはスクランブルから立ち上がりケージに押し込んでいく。体勢を入れ替えたウマラトフが右手を差し上げ、ボディロックから後方に投げてグラウンドに持ち込んだ。

コレシュコフは左足のラバーガードからオモプラッタへ。ウマラトフが右足をまたごうとしたところで、コレシュコフが右ヒザを上げた。ならばと反対側へ回るウマラトフ。コレシュコフがガードに戻した。トップからパンチで削っていくウマラトフがパスを仕掛けると、コレシュコフはハーフで守る。潜りに行くも防がれたコレシュコフは、ウマラトフの右腕を抱えてラウンド終了まで耐えた。

2R、ウマラトフが左ジャブを突く。コレシュコフは三日月蹴りから詰めていくも、ウマラトフの右が当たってコレシュコフはマットに手を着いた。立ち上がったコレシュコフをパンチで攻め立てるウマラトフ。右腕を差し上げてコレシュコフをケージに押し込むと、ボディロックからクリーンテイクダウンを奪った。

パスした状態のウマラトフはサイドで抑え込むも、コレシュコフがガードに戻してケージ際まで下がる。ウマラトフはボディロックからバックへ。しかしコレシュコフもガードに戻していく。背中を見せて立ち上がるコレシュコフを、ウマラトフがバックコントロールからグラウンドに引き戻す。立ち上がりケージ際の差試合が続いたあと、離れた両者は打ち合いへ。ウマラトフが右ヒザを繰り出すと、コレシュコフも左フックを当てた。

最終回、コレシュコフが距離を詰めていく。ウマラトフは左を突いて前に出た。ウマラトフの右をかわしたコレシュコフが跳びヒザを繰り出すも不発。足を滑らせたコレシュコフのバックに回ったウマラトフが、そのままトップを奪う。コレシュコフはラーバーガードから仰向けになって腕十字を狙うも潰された。背中を見せたコレシュコフのバックに回ったウマラトフは、ローリングしながら左腕を首に回すもRNCの体勢に入ることはできず。スクランブルを狙ったコレシュコフを潰し、トップをキープして試合終了のゴングを聞いた。

判定はジャッジ3者とも29-28でウマラトフの勝利を指示。これでウマラトフは3p獲得で初PFLシーズンのスタートを切った。

初日を終えたウェルター級の上位陣は次のとおりだ。

1位:ドン・マッジ 6P
2位:ムラッド・ラマザノフ 6P
3位:シャミル・ムサエフ 5P
4位:マゴメド・ウマラトフ 3P
5位:ゴイチ・ヤマウチ 3P


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AB BELLATOR o PFL RIZIN キック ドゥグラス・リマ ロレンツ・ラーキン

PFL2024#3:メインイベント・アンドレイ・コレシュコフ vs. マゴメド・ウマラトフ

ウェルター級リーグ戦。メインはロシア人ファイター対決。

元Bellator王者コレシュコフ。最終的なランキングは3位。2012年からBellatorに参戦し、ウェルター級トーナメントで優勝。当時王者のベン・アレクセンと対戦したが4RKO負け。2014年のウェルター級トーナメントでも優勝すると、翌年に当時王者のドゥグラス・リマに勝ってタイトルを獲得。しかしリマッチでKO負けすると、2018年のウェルター級GP一回戦でのリマとの3度目の対戦でもチョークで一本負け。翌年ロレンツ・ラーキンにスプリット判定負けしたが、昨年のRIZINとの合同興行で行われたラーキンとの再戦ではスプリット判定勝ちしている。33歳。

ウマラトフは2022年のPFLでは予選2戦目から参戦し、1RKOして6点で決勝トーナメントに進出したが、ロシアのウクライナ侵攻によりイギリス入国のビザが降りず、決勝トーナメントを棄権。昨年は予選から2連勝で決勝トーナメント進出を決めたが、決勝トーナメントはまたも棄権となった。そのため、優勝経験はないが、ここまで14戦全勝で無敗。14勝中、11KOのストライカー。32歳。

カーフを蹴るコレシュコフ。コレシュコフのバックスピンキックに合わせて組み付いてスタンドバックを取るウマラトフ。コレシュコフがバックのウマラトフに肘を入れてしまい注意される。テイクダウンを狙うがこらえるコレシュコフ。反転して正対した。四つからテイクダウンしたウマラトフ。寝かせた。コレシュコフラバーガード。オモプラッタ。時間がかかったが、回転して外したウマラトフ。またコレシュコフのガードに。またラバー。ウマラトフ左足を超えてハーフに。パウンド。ゴング。

1Rウマラトフ。

2R。パンチを打ち込まれ効いたコレシュコフ。膝を着く。殴るウマラトフだが、はいはいしながら組み付こうとするコレシュコフ。ケージに押し込む。立ってスタンドに。組み付いていくコレシュコフ。ウマラトフ四つから外掛けテイクダウン。サイド。ガードに戻したコレシュコフ。しかしまたサイドに出るウマラトフ。ケージ際まで移動したコレシュコフのバックを狙う。ハーフバックから再び上になりレッグマウントに。立とうとするコレシュコフを立たせない。ケージを蹴って亀になったコレシュコフ。ウマラトフバックに。立ったコレシュコフだがまた倒された。また立ってようやく正対したコレシュコフ。しかし組み勝っているのはウマラトフ。離れた。カーフを蹴るがウマラトフ飛び膝。ワンツー。コレシュコフもパンチで出る。ウマラトフが組み付いたところでゴング。

2Rウマラトフ。

3R。距離を取るウマラトフ。コレシュコフの飛び膝。しかしパンチで止めたウマラトフががぶるとバックに回る。コレシュコフ立った。スクランブルでガードに戻した。三角・腕十字を狙ったが防がれた。またハーフにしたウマラトフ。パウンド。コツコツ鉄槌&パウンド。立とうとしたコレシュコフ。バックに回るウマラトフ。正対したコレシュコフだがまた下に。消耗しているウマラトフ、もはや判定勝ち狙い。コレシュコフも下から殴る。密着コツコツ合戦でタイムアップ。

三者29-28でウマラトフ勝利。3点獲得。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ

【PFL2024#03】ブレンダン・ラウネーン、96秒でカルバーリョを倒しファーストハーフを首位で折り返す

【写真】圧倒的な力の差を見せ、スタートダッシュを決めた(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.1R1分26秒by TKO
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

開始直後からスピーディーに動く両者。そして相手の動きをよく見ているなかで、カルバーリョの左のダブルをかわし、組みを切ったラウネーンが右を当てる。さらに右ストレートを打ち抜くと、後方に倒されたカルバーリョに立ったままでパンチを落とす。足にしがみつこうとして殴られるカルバーリョを見てレフェリーが試合を止めた。

不満そうなカルバーリョとは対照的に、ラウネーンは満面の笑みを浮かべた。


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AB BELLATOR o PFL UFC アダム・ボリッチ アーロン・ピコ ガブリエル・ブラガ ヘスス・ピネド マルロン・モラエス

PFL2024#3:セミファイナル・ブレンダン・ラウネーン vs. ペドロ・カルヴァーリョ

フェザー級リーグ戦。

ラウネーンは一昨年トーナメントを制して100万ドルを獲得。昨年も出場し、初戦マルロン・モラエスに2RKO勝ちで5点獲得し暫定1位となったが、2戦目でヘスス・ピネドにまさかの1RKO負けで予選敗退。ピネドはその勢いで昨年優勝している。2012年のTUF Smashesに出場したが、優勝したノーマン・パークに敗れ敗退。TUF後にUFCで行われたワンマッチでも敗れてUFCとの契約はならなかった。34歳。

ポルトガルカルバーリョはBellatorで6勝5敗。最終ランキングは6位。昨年は先月パトリシオのタイトルに挑戦したジェレミーケネディに判定負け、9月にアーロン・ピコに1RKO負けで連敗中。28歳。

オッズでは大差でラウネーンがフェイバリット。

右を入れたラウネーン。お互いスイッチ。左ミドルを入れたカルヴァーリョ。ラウネーンの右がヒットしカルヴァーリョ一瞬動きが止まる。また右が入りカルヴァーリョ尻もちダウン!ラウネーンパウンド!膝を着いて立とうとするカルヴァーリョだが動きが鈍い。そこにパンチを入れる。下から足首を掴んで倒したカルヴァーリョだが、カルヴァーリョの動きを見てレフェリーストップ。

カルヴァーリョがアンクルピックで倒そうとしたところで止めたので、ストップのタイミングとしては疑問符がつく。会場もブーイング。ラウネーン本人にはなんの責任もないが。

ラウネーン1RKOで6点獲得。

  1. ラウネーン・6点
  2. ガブリエル・ブラガ・6点
  3. ティムール・シズリエフ・3点
  4. アダム・ボリッチ・3点
  5. カイ・カマカ3世・3点
  6. バッバ・ジェンキンス・0点
  7. エンリケ・バルゾラ・0点
  8. ブレット・ジョーンズ・0点
  9. ジャスティン・ゴンザレス・0点
  10. ペドロ・カルヴァーリョ・0点

1位ラウネーン、2位ブラガとPFLファイナリスト2名がいずれも1Rフィニッシュで現時点でトップ。3~5位のBellator勢はいずれも判定勝ち。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック シャミル・ムサエフ ローガン・ストーリー

【PFL2024#03】右スピニングバックキックで流れを変えたムサエフ。連打でストーリーを沈めて5Pゲット

<ウェルター級/5分3R>
シャミル・ムサエフ(ロシア)
Def.2R0分27秒 by KO
ローガン・ストーリー(米国)

ストーリーが距離を詰める。サークリングするムサエフを、右ローと左ジャブを見せてシングルレッグからケージに押し込む。右腕を差し上げてからボディロックで組み、小外刈りでテイクダウンを狙う。しかしムサエフも耐えてケージ中央まで押し戻して離れた。前に出て来るストーリーに対し、ムサエフは左ジャブと前蹴りを当てる。ムサエフにケージを背負わせたストーリーの左がヒット。組まれたムサエフは突き放す。下がるムサエフの顔面をストーリーの左が捕らえる。ムサエフは右カーフキックを当てたが、続く右のパンチにストーリーが右ストレートを合わせた。

ストーリーが右ストレートから左でムサエフのアゴを跳ね上げる。ムサエフは右スピニングバックキックでストーリーを吹っ飛ばした。立ち上がったストーリーはシングルレッグで組むも、これを突き放したムサエフのパンチで動きが止まった。パンチで盛り返すストーリーに対し、ムサエフの左右ストレートがクリーンヒット。さらに右ヒザを突き上げたムサエフがクイック・シックスを狙って攻め立てる。ストーリーが左ヒザをマットに着いたと同時にラウンド終了となった。

2R、ストーリーがガードを固めて前に出る。しかしムサエフの右ストレートがクリーンヒットし、ストーリーがダウン。ムサエフはトップからパウンドを打ち込み、背中を向けたストーリーに左を連打して失神KO勝ちを収め、ファブ・ファイブ=5Pをゲットした。


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BELLATOR MMA o PFL UFC アレクセイ・クンチェンコ キック マイケル・ペイジ

PFL2024#3:第10試合・ローガン・ストーリー vs. シャミル・ムサエフ

ウェルター級リーグ戦。

元Bellator暫定王者のストーリー。最終ランキングは2位で、PFL出場ウェルター級選手では最上位。レスリングではNCAAディヴィジョン1で3位。Bellatorで育成されたが、ヤロスラフ・アモソフに判定負けでMMA初黒星。その後王者となったアモソフがロシアのウクライナ侵攻に伴い活動休止すると、22年5月にマイケル・ペイジと暫定王座決定戦で対戦。ペイジをテイクダウンで封じ込んで判定勝ちし、暫定王座を獲得した。しかし昨年2月のアモソフとの統一戦では判定負けしている。17勝中9KOで一本勝ちはなし。31歳。

ロシアのムサエフは今年のレギュラーシーズンで数少ない新規契約組。M-1チャレンジで5戦全勝すると、ポーランドのKSWに主戦場を移し、そこでも3勝0敗1分け。前戦はロシアのRCCで、UFCで岡見にも勝っているアレクセイ・クンチェンコと対戦し、1RKOしている。16勝0敗1分けで、16勝中9KO勝ち。30歳。

前に出ていくストーリー。ムサエフサークリングで距離を取る。ケージに詰めてタックルに入るストーリー。ボディロック。ケージでこらえるムサエフ。外掛けでテイクダウンを狙うが倒せず。ムサエフ腰が重い。差し返して押し返す。離れたストーリー。すぐに詰めていくが、ジャブをヒットさせるムサエフ。またケージに詰めてパンチを入れるストーリー。右を打ちながら出る。ケージを背負い続けているムサエフ。右フックを出したストーリーにジャブを入れるムサエフ。なおも詰めるストーリー。左をヒット。ムサエフバックスピンキック。ボディに入りスリップダウンしたストーリー。距離を詰めるムサエフにタックル。切られた。ムサエフボディ。パンチをヒットさせる。ストーリーちょっと打撃をもらっていたがまた出ていく。が、ジャブをもらい止まった。下がったところにワンツーを入れるムサエフ。ケージを背負って止まったストーリーにパンチのラッシュからヒザ!なんとかガードしてしのぐストーリー。パンチをもらって片膝を着いたストーリーだがゴング。

1Rムサエフ。ヤロスラフ・アモソフにしか負けていないストーリーを1R終盤は圧倒。

2R。あえて前に出てきたストーリーだがムサエフのパンチを貰いダウン!ムサエフパウンド!背中を向けて立とうとしたストーリーの脇の下からアッパーを打ち込むと意識が飛んでKO!

メジャーデビュー戦となるムサエフ、元Bellator暫定王者を2RKOし5点獲得。一気に今大会台風の目に。

Bellatorサイドのトップ選手だったストーリーだがまさかのKO負け。決勝進出以前に、まず2ヶ月後の2戦目に出場できるのかどうか。

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ガブリエル・ブラガ ジャスティン・ゴンザレス

【PFL2024#03】亡き父に捧げる勝利。ガブリエル・ブラガが初回終了1秒前にゴンザレスをKO

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.1R4分59秒 by KO
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

父を亡くし、一時は引退という話も伝わっていたブラガがゴンザレス戦で再びケージへ。前蹴りからローを蹴ったブラガに対し、ゴンザレスもローを蹴り返す。ワンツーから右フックでゴンザレスが前に出て、ブラガがガードする。ゴンザレスは左右に回りつつ右カーフ、ダブルレッグは切られる。蹴りもやや遠い距離から、ゴンザレスがステップインして腹を殴る。続いてダブルレッグでドライブしボディロックでテイクダウンを狙う。

ブラガは右を差すが、サイドバックから連打され背中を譲る。腰や太腿のヒザのゴンザレスが、自ら離れボディから右を入れる。蹴り、パンチともに届かないブラガは左インローを当てる。と、残り5秒を切りステップインから左フックを打ち込んだブラガ。この一発で、ケージに詰まっていたゴンザレスが腰から崩れ落ちる。微妙な時間にも感じられたが、レフェリーはブラガのKO勝ちを宣言した。

むせび泣くブラガは、亡き父がプリントされたTシャツを高々と天に捧げた。「素晴らしいキャンプができた。過去数カ月で人としても成長した。何をすべきか、分かっている。これが僕やるべきことだ。父がそうしてくれたことを、今日は見せることができた」とインタビューではしっかりと言葉にした。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック ゴイチ・ヤマウチ ネイマン・グレイシー

【PFL2024#03】ヤマウチがネイマンのTDを切り続けて打撃で優位に。判定勝利で3P獲得

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

ネイマンがジャブを見せて前に出て、ヤマウチが右ストレートと右カーフを蹴る。ネイマンが右カーフを蹴ると、ヤマウチはサウスポーにスイッチして左のヒザ蹴り。四つの攻防になるとヤマウチは離れる。試合がスタンドに戻るとヤマウチが左ストレートを見せて、そこから右フックにつなげる。

ネイマンが右のヒザ蹴りを出すと、ヤマウチはそれを取ってテイクダウンする。ここはヤマウチが深追いせずに立たせる。試合がスタンドに戻るとヤマウチはワンツーと右フック。ネイマンも打撃を返してダブルレッグに入るが組みつけない。距離が近づくとヤマウチは深く組まずにアッパーとヒザ蹴り。ネイマンは飛びつき腕十字も狙うがヤマウチは極めさせない。

ヤマウチが左ハイ、左ストレートを当てるとネイマンが引き込む。ネイマンを立たせたヤマウチは左ストレートと左フック。ネイマンもワンツーと右アッパーを見せるが、ヤマウチはしっかりブロックする。

2R、ヤマウチがサウスポーに構え、ネイマンは右ミドルとインローを蹴る。打撃でプレッシャーをかけるヤマウチが左ミドルと左ストレート、ネイマンも右ミドルを蹴る。ヤマウチは右手を伸ばして単発の左ストレートを当てる。ネイマンがスピニングバックキックを蹴ると、ヤマウチもスピニングバックキックを蹴り返す。

その蹴り足をとったネイマンがテイクダウンを仕掛け、グラウンドに持ち込もうとするがヤマウチは立ち上がる。構えをオーソドックスにスイッチしたヤマウチは右カーフ。ネイマンも右カーフを蹴り、ヤマウチの首を取ってパンチを突き上げる。ヤマウチがサウスポーにスイッチすると、ネイマンはケージ内をサークリングして右ミドル。オーソドックスに戻したヤマウチが右ストレートと左フックを打つ。

3R、ヤマウチはネイマンの頭を落としてがぶるが距離を取る。ヤマウチはインロー、ケージを背負うネイマンに左ストレートから右フックを当てる。ヤマウチは徹底的にネイマンに組みつかせず、スタンドの攻防を選ぶ。

ヤマウチはネイマンの右の蹴りを捌いて右フック。ネイマンもクリーンヒットこそないものの、細かくパンチと右の蹴りを見せてダブルレッグへ。自らハーフガードで引き込む。ヤマウチが両脇を差してトップキープすると場内からはブーイングも起こる。この態勢のまま試合終了となり、29-28×3でゴイチが判定勝利&3P獲得となった。

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BELLATOR o PFL アーロン・ピコ

PFL2024#3:第9試合・ガブリエル・ブラガ vs. ジャスティン・ゴンザレス

フェザー級リーグ戦。

ブラガは昨年の準優勝。昨年チャレンジャーシリーズに出場して勝利し本戦出場。予選で連勝して勝ち上がると、決勝は予選で判定勝ちしたピネドとの再戦となり、3Rにパンチのラッシュを浴びてKO負け。Bellatorとの対抗戦では、代役として父の元チームメイトで幼少期より面識のあるパトリシオとの対戦が発表となったが、1月にコーチでもある父がブラジルで殺害されたショックから立ち直り試合に向かおうとするも、練習や減量すべてで亡き父のことを思い出さずにはいられず、パトリシオ戦発表前の時点ですでに引退を表明していたとのこと。結局試合は消滅となったが、なぜか引退せずPFL本戦に出場する。25歳。

ゴンザレスはBellator3勝3敗。最終ランキングは8位。同じリーグ戦に出るカイ・カマカ3世には判定勝ちしたが、アーロン・ピコ、マッズ・バーネル、ティムール・シズリエフには判定負け。32歳。

前蹴りで牽制するブラガ。距離を取り様子見しているゴンザレス。詰めたブラガにゴンザレスタックル。受け止めて引き剥がしたブラガ。ジャブから右フックを出したゴンザレス。右ボディ。ゴンザレスパンチからタックルへ。ボディロック。膝をついたブラガ。ケージ際でパンチを入れるゴンザレス。投げて寝かせようとする。バックキープしながらヒザを入れるゴンザレス。耐えているブラガだが時間が過ぎていく。立とうとしたが、すぐ投げで膝を着くブラガ。残り50秒で立って離れた。詰めるブラガ。パンチを出していくブラガがワンツー。ケージに詰めて左フックがヒット!頭からマットに崩れたゴンザレス。レフェリー即ストップ!

ブラガ打撃の距離が合わない様子でずっと劣勢だったが、終盤の左フック一発でKO勝ち。フェザー級で初フィニッシュし、6ポイント獲得で現時点で1位に。現在の得点状況だと、この1勝で決勝トーナメント進出が濃厚に。

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45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック バッバ・ジェンキンス

【PFL2024#03】PFL初参戦の元Bellator勢、カマカ3世がジェンキンスをパンチで削りユナニマス判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バッバ・ジェンキンス(米国)

サウスポーのジェンキンスが左ハイ、左ストレートを放つ。オーソドックスにスイッチしてシングルレッグで組むも、これはカマカがカットした。スタンドに戻ったジェンキンスはサウスポーに戻す。カマカが右ローを散らすと、ジェンキンスはまたもシングルレッグで入るも倒せず。左ミドルを打ち込んで下がったジェンキンスに対し、カマカが右を入れる。ジェンキンスの左がカマカの顔面を捕らえた。ローの打ち合いからジェンキンスは左ミドル、左ボディストレートへ。組んだジェンキンスは、離れ際に左ヒザを突き上げる。ケージ中央でカマカが右ハイを見せた。

カマカの右ストレートをかわしたジェンキンスはカカトへのシングルレッグに入るも、これはカマカがすぐに足を抜く。カマカは右ミドルをブロックされたあと、細かく右ローを打つ。ジェンキンスの右フックも当たる。カマカは左ジャブを突き刺し、右インロー。カマカの右ボディストレートの打ち終わりに、ジェンキンスが左ストレートを合わせる。カマカの左フックをかわしてバランスを崩したジェンキンスがマットに手を着く。残り10秒でジェンキンスが距離を詰めていった。

2R、ジェンキンスが頭を下げて右ジャブを突く。左ミドル、左カーフキックと蹴りを散らすジェンキンスに対し、カマカもパンチで捌いて距離を取る。カマカが右ミドル、ジェンキンスが左インローを見せる。ジェンキンスがカマカの打ち終わりに左ミドル、左ストレートを合わせていく。しかしカマカもジェンキンスの右ジャブに対して、右ショートを当てた。ジェンキンスはシングルレッグからドライブし、ケージ際でバックへ。ここはカマカが離れた。ケージ中央の接近戦でヒザを突き上げる両者。距離ができるとカマカのショートパンチが当たる。

シングルレッグを切られたカマカはワンツーを伸ばす。このラウンドは前に出続けるジェンキンス。カマカが足を滑らせると、ジェンキンスがシングルレッグからバックに回る。バックマウントを奪われたカマカが立ち上がり、RNCを狙うジェンキンスを振り落とした。パンチを受けるジェンキンスがスクランブルに持ち込もうとしたが、カマカが立ち上がって離れる。ケージ中央で組み合った両者は、残り10秒を打ち合いで終えた。

最終回、打撃の交換からケージ中央でジェンキンスが飛び込み、ボディロックでグラウンドに持ち込む。しかしカマカがすぐに立ち上がった。スタンドに戻ると打ち合いでジェンキンスの右フック、カマカの右ストレートがクリーンヒットする。ジェンキンスはテイクダウンを狙うが、カマカがカットした。なおもテイクダウンを仕掛けるジェンキンスが、ケージ際でシングルレッグで組むもカマカが差し返してケージに押し込む。離れるとカマカの右ストレートがヒットする。さらにカマカの左フックを受けたジェンキンスが足を滑らせてしまう。

明らかに動きが落ちたジェンキンスの顔面を、カマカの右ストレートが捕らえる。距離を取ってサークリングするカマカに、ジェンキンスが組みつくも潰されてる。ジェンキンスは引き込みからシングルレッグで組む。さらにアンクルピックに切り替えてカマカに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けたカマカは、両足を挟まれながらタイムアップまで凌いだ。

PFLがBellatorを買収したことで、カイ・カマカ3世も2024年シーズンに参加。元Bellatorファイターであり、PFL上位常連のジェンキンスを下して3Pを獲得した。


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