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PFL2023#6:メインイベント・オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. アンソニー・ロメロ

ライト級リーグ戦。メルシェ1勝0敗:3点 、ロメロ0勝0敗:0点。

昨年優勝のメルシェ。初戦は元UFCのシェイン・バーゴスと対戦し、フィニッシュの気配こそなかったが、危なげなく三者フルマークの判定勝ちで3点獲得。

メルシェと同じカナダのロメロは初戦判定負けしたアフメッド・アミールの欠場に伴い2戦目からの登場。2020年のコンテンダーシリーズに勝ったが本戦契約ならず。今年2月のチャレンジャーシリーズに出場し判定勝ちしている。12勝1敗の26歳。

メルシェは勝つかドローでも決勝トーナメント進出。1試合目のロメロはフィニッシュ勝利が必要。

プレスするメルシェ。圧されてケージ際まで下がるロメロ。右を打ち込むメルシェ。もらってぐらついたロメロ。メルシェがパンチで飛び込むが、ロメロかわした。メルシェの前蹴りがアゴにヒット!一瞬動きが止まったメルシェ。すかさず詰めるロメロ。組んだメルシェをケージに押し込むが、メルシェ引き剥がし離れた。ロメロまた前蹴りを出したが空振り。メルシェ飛び込みワンツー。左ミドル。アッパー。またケージまで詰められるロメロ。飛び膝を出したがヒットせず。パンチを打ち込むメルシェ。ゴング。

1Rメルシェ。前蹴りだけちょっと危なかったが。

2R。すぐ詰めるメルシェ。左ハイ。左のパンチはかわしたロメロ。しかしテンカオを打ち込む。ロメロタックルに入るが止められた。ケージ際から抜け出せないロメロ。テンカオに左を合わせてヒットさせたメルシェ。また左。左の膝。左ストレート。ロメロの前に出したてがアイポークになりタイムストップ。再開。メルシェ飛び膝。ロメロがパンチで踏み込むと、今度はバッティング。もちろん故意ではないが…。減点なしで再開。またアイポーク?やってらんねえよというジェスチャーを見せるメルシェだが、ロメロは今度はやってないとアピール。注意のみで続行。前蹴りを連発したロメロ。ミドルの蹴り合い。メルシェ飛び膝。メルシェワンツー。ゴング。

2Rメルシェ。

バーゴス勝ち上がりの条件はロメロの判定勝ちだが、すでに2R取られたところから判定勝ちするには3R10-7入るしかなく、ほぼ消えた。

3R。左を入れたメルシェ。ジャブ。詰めていく。左ハイ!ビッグヒットしロメロ仰向けにダウン!KO!

メルシェ4点獲得で7点となり2位通過。決勝トーナメントは1位クレイ・コラード vs. 4位ブルーノ・ミランダ、2位オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. 3位ナタン・シュルチに。

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PFL5&6#2023:西川大和のPFL2戦目は元UFCシェイン・バーゴスと。東よう子は昨年のベスト4・コレスニクと対戦。

PFL.5は6月16日(日本時間17日)、PFL.6は23日(日本時間24日)に開催。PFL.6とRIZIN.43が同日だが、メインカード4試合は11時開始予定のため、RIZINの開始前に終わる見込み。

わかりやすくするため、実際の試合順ではなく階級ごとにまとめたものが以下。

ヘビー級

  • アンテ・デリヤ(0勝0敗:0点) vs. モーリス・グリーン(1勝0敗:5点)
  • デニス・ゴルソフ(1勝0敗:6点) vs. ヨルガン・ジ・カストロ(0勝1敗:0点)
  • ヘナン・フェレイラ(0勝1敗:0点) vs. マテウス・シェッフェウ(0勝1敗:0点)
  • ダニーロマルケス(1勝0敗:3点) vs. マルセロ・ヌネス(0勝1敗:0点)
  • パトリック・ブレイディ(0勝0敗:0点) vs. ジョーダン・ヘイダーマン(0勝0敗:0点)

・初戦欠場のデリヤ、ブレイディ、2戦目から急遽参加のヘイダーマンはこの1戦のポイントのみで決勝進出を目指す。2021年ウィナーで、初戦勝利で6点獲得のブルーノ・カッペローザ、同じく初戦勝利で3点獲得のリズヴァン・クニエフはドラッグテスト陽性により失格。

女子フェザー級

  • ラリッサ・パチェコ(1勝0敗:3点) vs. アンバー・レイブロック(1勝0敗:6点)
  • アスペン・ラッド(0勝1敗:0点) vs. カロリーナ・ソベク(0勝1敗:0点)
  • マリーナ・モフナトキナ(1勝0敗:5点) vs. エブリン・マルチンス(1勝0敗:3点)
  • ジュリア・バッド(0勝1敗:0点) vs. マルティナ・インドロヴァ(0勝1敗:0点)
  • オレナ・コレスニク(1勝0敗:2点) vs. 東よう子(0勝1敗:0点)

・昨年のライト級優勝のパチェコは初戦1RKOで6点獲得(負けても決勝進出の可能性あり)のレイブロックと対戦。東よう子の相手は昨年ライト級で決勝トーナメントに進出し、準決勝でパチェコに敗れているコレスニク。初戦は元UFCバンタム級ランカーのアスペン・ラッドに判定勝ち(計量失敗により1点減点)

ワンマッチ
マチュアライト級:ビアッジオ・アリ・ウォルシュ vs. トラヴェル・ミラー
ヘビー級:イサイア・ピンソン vs. デンゼル・フリーマン

・アリ・ウォルシュはPFL2でもアマチュアで試合をしたモハメド・アリの孫。

ライト級

  • オリバー・オウビン・メルシェ(1勝0敗:3点) vs. アンソニー・ロメロ(0勝0敗:0点)
  • シェイン・バーゴス(0勝1敗:0点) vs. 西川大和(0勝1敗:0点)
  • クレイ・コラード(1勝0敗:3点) vs. スティービー・レイ(0勝1敗:0点)
  • ナタン・シュルチ(1勝0敗:3点) vs. ハウシュ・マンフィオ(1勝0敗:3点)
  • アレックス・マルチネス(0勝1敗:0点) vs. ブルーノ・ミランダ(1勝0敗:3点)

初戦で敗れたアフメッド・アミールが欠場。アンソニー・ロメロが代役として2戦目からリーグ戦出場。いきなり昨年の優勝のメルシェと対戦。

西川の相手はリーグ戦初戦でメルシェと対戦し判定負けした元UFCシェイン・バーゴス。バーゴスはUFCからリリースされたわけではなく、自らの意思でPFLを選んだことで話題になった。UFCではフェザー級で、身長180cmは西川が初戦で対戦したコラードと同じだが、リーチが192cmもある。西川の試合は今回もメインカードで組まれているが、PFLサイドとしては、元UFCバーゴスの勝ち上がりを期待したマッチメイクだろう。

ライト級はリーグ戦初戦が全員判定勝ちで3点止まりのため、フィニッシュ勝利すればかなりの確率で決勝トーナメントに進める。初戦で敗れて0点の選手も、積極的にフィニッシュを狙ってくると思われる。

ウェルター

  • サディボウ・シ(1勝0敗:5点) vs. シェイン・ミッチェル(0勝1敗:0点)
  • マゴメド・マゴメドケリモフ(1勝0敗:6点) vs. ダヴィッド・ザワダ(0勝1敗:0点)
  • マゴメド・ウマラトフ(1勝0敗:6点) vs. ネイブ・ロペス(1勝0敗:3点)
  • カーロス・レアル(1勝0敗:6点) vs. ディラノ・テイラー(0勝1敗:0点)
  • ジャラ・フセイン・アルシラウィ(0勝1敗:0点) vs. セドリック・ドゥンベ(0勝0敗:0点)

初戦で敗れたベン・エグリは欠場となり、Glory王者セドリック・ドゥンベが2戦目からリーグ戦に出場。ウェルター級はフィニッシュ決着が多かったため、1R勝利でも勝ち上がれるかはわからない。

ワンマッチ

フェザー級:ブラヒアン・ザーカー vs. マイク・バードスレイ
ライト級:アブドゥラ・アルカフタニ vs. ラマー・ブラウン

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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#03 アフメッド・アミール ブルーノ・ミランダ

【PFL2023#03】BRAVE CFライト級王者アミール、ミランダと真っ向勝負できず逃げの組みを続け判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
アフメッド・アミール(エジプト)

間合いの取り合いからミランダが、右オーバーハンドを繰り出す。かわしたアミールは右ローを蹴られ、右を打ち返す。ミランダは右ローカーフを続け、素早いパンチとのコンビで圧を高める。ここから様子見の展開が続き、ダブルレッグを仕掛けたアミールを切ったミランダのパンチが頭部を捕える。動き止まったアミールは離れてダブルレッグを仕掛けるが、左フックを被弾してダウン。

直後のシングルを切られたアミールは、ダブルレッグからシングルも離れたミランダにパンチを集中される。残り1分、ミランダは攻め急ぐことなく右カーフを入れる。左ボディから右フックで再度ダウンを奪ったミランダが、レッスルアップから離れたアミールに圧をかけ、ダブルレッグを切って初回をビッグラウンドとした。

2R、左右のフックをすぐに入れたミランダは、右ローから左右のフックのコンビを見せ、左フックを打ち込む。逃げのテイクダウンを切られるアミールは、厳しい時間が続く。下がるアミールに右フックを当て、左右のローで前足を削るミランダはダブルを切ってスタンドに戻る。

ミランダはボディを殴り、アミールの執拗なシングルに足を抜き続け、またも左フックを入れる。標的も見ず、組もうとして腹ばいになったアミールは立ち上がっても打撃戦を避ける組みを続ける。アッパーから左フックを入れたミランダは、徹底してテイクダウン狙いを切り、パンチへ。触る前に下になり、ほとんど引き込んでいるような動きまで見せたアミールは時間になると、右足を引きづってコーナーに戻った。

最終回、アミールがジャブを当て、ワンツーで前に。左ジャブで止め、左フックでダウンを奪ったミランダは、スタンドで待ち受けアミールのクリンチからのテイクダウン狙いを切って離れる。見ランドは右カーフを2発、ヒザをついたアミールはジャブでもバランスを崩す。

体を踏ん張る気持ちが折れたようなアミールが、残り2分半でダブルレッグテイダウンを決める。ウィザーで立ち上がろうとするミランダのバックを伺うアミールは、ボディロックからバックへ。ミランダは立ち上がり、後方にパンチを入れる。自ら倒れ込むように寝技に持ち込み、ワンフックのアミールはついには両足をフックする。

ヒザをつくミランダに、ぶら下がっている状態だったアミールは自ら着地し、背中を取り直そうとする。ここで離れたミランダは、跳びヒザを決め圧倒したまま15分間を戦い終えた。

ジャッジの裁定は文句なくミランダに。ライト級は5試合中4試合を終え、全て判定決着。西川にも十分プレイオフ進出の可能性が残っている状態だ。


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F1 MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 PFL2023#03 アフメッド・アミール アレックス・マルチネス キック クレイ・コラード サディボウ・シ ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ ボクシング マゴメド・マゴメドケリモフ 海外 西川大和

【PFL2023#03】ミッチェルと対戦、15勝0敗のナイブ・ロペス「銃で足を撃たれ、メンタルが変わった」

【写真】1993年1月26日生まれ、30歳のナイブ・ロペス。MMA戦績は15勝0敗──言うて、マスク被ってるやん (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03。日本から西川大和が参戦するライト級と同様にウェルター級のシーズンも開幕を迎える。

そのウェルター級で無名のメキシコ人ファイターながら、デビュー以来負け無しの15連勝というレコードを持つナイブ・ロペスがショーン・ミッチェルと対戦する。顔に強盗に足を拳銃に撃ち抜かれた過去を涼しい顔で話すロペスは、ウェルター級で台風の目になるやもしれない。


公式計量では当然マスクはしていない(C)PFL

──デビュー以来15連勝のナイブですが、我々にとって全くもって未知の存在です。まずMMAを始めた理由を教えてもらえますか。

「16歳の時にブロック・レスナーとケイン・ヴェラスケスの試合を見たからだよ。でもMMAのジムは家の近くになかったから、ボクシングのジムでボクシングとキックボクシングの練習を始めたんだ。そうしたら、家の近くにMMAのジムがオープンした。僕の住んでいる街で最初のMMAジムだった」

──ではMMAの練習を始めた時、寝技はどうしたのでしょうか。柔術のクラスもジムにあったのですか。

「MMAを始めた僕の寝技は、柔術じゃなくてルタリーブリがベースになっている」

──ルタリーブリですね。ルチャリブレではなくて。

「ノー。ルチャリブレではないよ(笑)。グラップリングだ。マスクを被って飛んだり跳ねたりはしない」

──メキシコといえばボクシングとルチャリブレの国という印象がずっと長かったので。

「ボクシングは間違いなくメキシコ文化の一部だよ。ルチャリブレもそうだといえる。でもMMAは凄い勢いで成長しているよ」

──ところでキャリアの途中で、足を3発銃で撃ち抜かれたそうですね。本当ですか。

「本当だよ。7年前のことだ。もうMMAを始めた後だよ。まぁ、メキシコはそういう国だから。強盗に撃たれたんだ」

──撃たれたんだって……涼しい顔で振り返っていますね。

「数カ月掛ったけど、リハビリの成果もあって大きな問題は残らなかった。逆に精神面で成長につながったよ。幸い、頭や胸を撃ち抜かれることはなかったから。ホントに、メンタルが変わった。MMAに向き合うという部分でも」

──ところでそのMMAで15連勝という記録を持っていますが、これまで海外の大きな舞台で戦うチャンスはなかったのでしょうか。

「1度だけあったんだ。皆がペーパーワークでも頑張ってくれたけど、実現しなかった。そして今、PFLで戦う機会を手にすることができた。本当にハッピーだよ。メキシコでTVで視てきたファイター達と、同じ舞台で戦うことができる。とても嬉しく思っている。

シーズン制はポイントを獲得するために戦いが熾烈になる。ここで戦っていると、ファイターとして急激に成長できるはずだよ」

──では対戦相手ショーン・ミッチェルの印象を教えてください。ニューカマー同士のマッチアップです。

「僕の代わりにチームメイトが、彼の研究をしてくれた。でも、特に気にすることはない。僕らは新顔同士、思い切り戦うだけだよ。僕らがここにいる理由は、戦って勝つためだから。世界中にメキシカンでもMMAが戦えることを示したい。いつまでも皆はメキシコといえばボクシングとサッカーという印象を持っている。メキシコを代表して、メキシコ人がMMAでも強いことを世界にアピールしたい」

──チェコがホンダエンジンのF1で活躍しているので、日本人にはメキシコ人はF1のドライブも上手いというイメージもありますよ(笑)。

「アハハハハ。チェコはプロのドライバーだからだよ。メキシコシティのドライブマナーほど、危ないモノはないよ(笑)」

──なるほどです(笑)。ナイブ、今日はありがとうございました。

「僕の方こそインタビューをしてくれてありがとう。僕はスシや日本食が大好きだから、日本のMMAファンが僕のことを知ってくれると嬉しいよ。試合を楽しみにしてほしい」

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#02 PFL2023#03   アフメッド・アミール アレックス・マルチネス クレイ・コラード サディボウ・シ ショーン・ミッチェル ジャラ・フセイン・アルシラウィ スティービー・レイ ディラノ・テイラー デニス・ゴルソフ ナイブ・ロペス ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・ミランダ マゴメド・マゴメドケリモフ 西川大和

【PFL2023#03】計量終了 威風堂々、西川大和。「彼は幼稚園も学校も一切通っていない」by ケンフロ

【写真】威風堂々、それでも海外にいけば日本人特有の幼さが感じられる (C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03の計量が13日(木・同)に行われている。

日本から出場の西川大和は、ライト級出場全10選手のなかで 153.4ポンド=69.58キと最軽量で計量を終えている。セレモニアル計量で、髭を蓄えた西川は裸足でステージに現れ計量台の上で満面の笑みを浮かべた。

西川の掛け率は+200で、コラードは-240でフェイバリット。フェイスオフで両者が目をそらさず、にらみ合うも──途中で、揃って思わず笑みを浮かべてしまう。とはいえ握手をして別れた際も西川に非常に厳しい視線を送っていた。


などセレモニアル計量ショーで、PFL中継陣は「恐らくは世界で最もエキサイティングなライト級ファイター」とコラードを評し、ランディ・クートゥアーは「フットワークもパンチ力も最高で。しっかりと顔面を打つ抜き、どの試合もファイトをしている。グラウンドもできるウェルラウンディッド・ファイターだ」と絶賛した。

対して西川は、30歳のクレイ・コラードのヤングバージョンだと紹介さ、20歳なのに30戦も戦っていると紹介された。ここでケニー・フロリアンが「信じられないことだ。日本からやってきた彼は、父親がプロファイターに育てた。このキッドは幼稚園も学校も全く通っていない。プロフェッショナル・マーシャルアーティストになるために、その時間を使って来たんだ。そして最高のアグレッシブな寝技をする」と誰に吹き込まれたのか、そんな興味深いストーリーを全米中継に発していた。

それ映画のなかの話じゃないのかと突っ込まれると、「彼、裸足でいつも歩いているんだよ。それを見ても分かるだろう」とフロリアンが言えば、クートゥアーも「カンフーのTVシリーズで見たよ」と声を挙げて笑った。

シーズン経験者と初参戦が5名ずつのライト級。

初戦から潰し合うマッチアップのなかで昨年のチャレンジャーシリーズに出場したブルーノ・ミランダとBRAVE CFライト級チャンピオン=アフメッド・アミールの一戦も興味深い。

■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2023#02計量結果

<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)

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ACA Brave CF MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#01 UFC アフメッド・アミール アレックス・マルチネス アンソニー・ペティス クレイ・コラード シェーン・バーゴス ジェレミー・スティーブンス スティーヴィー・レイ ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ マリーナ・モフナトキナ モヴリッド・ハイブラエフ 修斗 工藤諒司 東陽子 西川大和

【PFL2023#03】オクタゴンからデカゴンへ。西川大和、20歳の挑戦はクレイ・コラード戦から

【写真】 凄まじいメンツのなかで戦う西川。まずはコラードを破り、次により格上とされる選手との戦いを実現させてほしい(C)Zuffa/UFC

4月14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン第3週に西川大和が出場し、クレイ・コラードと対戦することが発表されている。

1日のPFL2023#01の工藤諒司(vsモヴリッド・ハイブラエフ)、7日のPFL2023#02の東陽子(vsマリーナ・モフナトキナ)に続き、3人目の日本人の正式出場が決まった。

修斗世界ライト級王者はご存知のように一度はUFCとの契約が発表され、昨年10月22日にマゴメド・ムスタファエフと対戦がアナウンスされたが、サステインとの契約問題が発生し、結果的にムスタファエフにも契約問題が存在したことで、19歳でのオクタゴン・デビューは一旦棚上げとなった。


その後は2023年の仕切り直しという話も伝わってきていたが、年が明けて1月になると西川サイドはPFLと交渉に切り替え、ビザを取る段取りを進めていた。オクタゴンからスマートケージ=デカゴンに戦う場所は変わっても、国内にいては対戦できない相手と確実に2試合、勝ち進めば4試合&1億3500万が先に見えてくる1年間の過ごし方は、キャリアアップを考えても決して後ろ向きな選択ではない。ばかりか、最終的にUFCの頂点を目指すうえでより良いチョイスともいえる。

(C)PFL

初戦の相手となるカシアス・クレイ・コラードは昨年、1昨年とPFLライト級シーズンに出場し2021年は準決勝、2022年はレギュラーシーズン敗退もアンソニー・ペティス、ジェレミー・スティーブンス相手にジャイアントキリングを起こし、現在はBRAVE CFで印象的な活躍をするジョイルトン・ラターバックにも競り勝っている。

オリヴィエ・オバメルシェ、シェーン・バーゴス、ナタン・シュルチ、スティーヴィー・レイ、ハウシュ・マンフィオ、アレックス・マルチネスというPFLベテラン。さらにはBRAVE CFライト級王者アフメッド・アミールの新規参戦もある。。

(C)ACA

さらにさらにACB & ACAライト級チャンピオンだったアブドゥルアジズ・アブドウルアクヘヴァが北米デビューを果たす、PFL2023年ライト級シーズン。

凄まじい対戦相手との戦いが、西川には待ち受けている。このメンツのなかで西川が4試合、いや3試合を戦うことになれば、彼の力がUFCで戦うに相応しいと御墨付が得られるといっても過言でない──20歳のチャレンジだ。

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Brave CF44 News other MMA アフメッド・アミール アミン・アユブ クレイトン・シウバ ジョン・ブレウィン ブログ ロランド・ディ

【Brave CF44】計量終了 ライト級タイトル戦=シウバ✖アユブのフェイスオフに招かざる客アミール襲来

【写真】予定調和かアクシデントか。フェイスオフに第3者の乱入はあまり例がいない (C)BRAVE CF

5日(木・現地時間)、バーレーンはリファーのバーレーン・ナショナル・スタジアムで開催されるBrave CF44の計量が行われた。

今大会のメインはBrace CFライト級王者クレイトン・シウバが、アミン・アユブの挑戦を受ける一戦だ。パンデミック後、MMA界において存在を最もましたプロモーションといっても過言でないBrave CFのライト級の頂点を争う両者がフェイスオフを行った際、思わぬ?!乱入者が現われた。


「おい、お前ら。おれは俺のベルトだろ。そうだろ?」と語気も荒く、アフメッド・アミールがフェイスオフに割って入ってきた。

王者シウバに強めるアミールは関係者に抱えられても、王者と言い合いに発展する。この混乱にさらに輪をかけたのが、今大会でロランド・ディと戦うニュージーランドのジョン・ブレウィンだ。シウバとともに過去にアミールに勝利しているブレウィンは、ディに勝ってタイトル挑戦を確実にしたいところだが、試合もないアミールに割って入られてはたまらない。

そんな状況に王者サイドは笑って受け流し、計量&フェイスオフの御役目を終えている。

今大会はライト級戦線だけでなく、ミドル級次々期挑戦権を巡り、アブドゥル・アブゥラギモフ✖ルイス・グリスマンのキャッチ戦、ミズワディレ・ハロンワの試合も要注目だ。

■視聴方法(予定)
11月6日(金・日本時間)、
午前1時00分~ FITE

■Brave CF40計量結果

<Brace CFライト級選手権試合/5分3R>
[王者]クレイトン・シウバ:70.1キロ
[挑戦者]アミン・アユブ:70.1キロ

<80キロ契約/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ:79.6キロ
ルイス・グリスマン:78.9キロ

<ライト級/5分3R>
ジョン・ブレウィン:70.8キロ
ロランド・ディ:70.2キロ

<ミドル級/5分3R>
ドミニク・ショーバー:83.7キロ
ミズワディレ・ハロンワ:83.8キロ

<バンタム級/5分3R>
ジェルソン・ペレイラ:61.3キロ
ビア・シュテピン:61.6キロ

<ライト級/5分3R>
アッバス・ハーン:70.7キロ
ヤン・リアッセ:70.4キロ

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