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ACA BELLATOR Bellator293 LFA MMA MMAPLANET o UFC   アダム・ピコロッティ アーチー・コルガン ウラジミール・トコフ クリスチャン・エドワーズ サリバン・コーリー ジャスティン・モンタルヴォ ジョン・ソルター ダニエル・ジェイムス ニック・ブラウン ベラトール マリア・ヘンダーソン ライカ ランス・ギブソンJr リア・マコート ルーカス・ブレナン

【Bellator293】計量終了 コルガン✖モンタルヴォ。ギブソンJr✖トコフ。ポストGPは始まっている

【写真】コルガン✖モンタルヴォ。6勝0敗と5勝0敗のフレッシュ対決が、メインカードで組まれた(C)MMAPLANET

3月31日(金・現地時間)、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾートカジノで開催されるBellator293「Golm vs James」の計量が30日(木・同)に行われている。

メインでマルセロ・ゴルム✖ダニエル・ジェイムスのヘビー級戦、コメインで女子フェザー級=キャット・ジンガーノ✖リア・マコートが組まれている今大会は、ビッグショーの谷間のカード的で、どこかペチャンガ・リゾートカジノという会場も相まって、トーナメントフォーマット時代を思い出させる。


メイン出場のゴルムはUFCから転身し、サークルケージで2連勝中。対するジェイムスはLFA→ACAで結果を残し、Bellatorでも2連勝中のたたき上げファイターだ。

ジンガーノもUFCからベラトールに転じて3連勝中、対するマコートはプロ3戦目からベラトールで戦い6勝1敗と戦績を積み上げてきた。

メインカードでいえばライトヘビー級のサリバン・コーリーもベラトールで5勝0敗、対するルーク・トレイナーも3勝1敗とプレリミから結果を残してきた選手が、メインに登用されている。

そんななか、フェザー級ランカーでサークルケージの生え抜き、他のプロモーションで戦った経験のないルーカス・ブレナンとマコートと同様に3戦目からベラトールで戦い5連勝中、通算7勝0敗のランス・ギブソンという二世ファイターは、プレリミでそれぞれジョシュ・サンディエゴ、ウラジミール・トコフと戦う。

ギブソンJrとしては、ヒョードル軍団のトコフと戦う一戦なので、初のメインカード進出を期待していておかしくなかっただろう。ある意味、そんなギブソンやブレナンをプレリミに追いやったのが、ジャスティン・モンタルヴォとアーチー・コルガンといえる。

コルガンはワイオミング大レスリングクラブのエースで、プロデビューは2年前の2021年3月、それもLFAという舞台だった。そのLFAで2連勝後、ベン・シモンズのバギーチョークをスラムし、パウンドアウトしベラトール・デビューを飾った。

EAGLE FCで1戦挟み、ベラトールに戻るとコルガンは2試合連続フィニッシュ勝利で──プロアマ通してMMAでは9連勝中(※アマは3連勝)で、大きな注目を集めている。

対するモンタルヴォはプロMMA戦績は5勝0敗、しかも全試合KO勝ちというMMAボクサーだ。ボディでKOできるパンチ力の持ち主は、ただスタンド戦に特化したストライカーでなく、レスリングや寝技の攻防を凌ぎ切る防御力を持つ。さらにはパウンドも強力で、自分の強さを出せるだけの組み技力を持つ。

コルガンがKOパンチを持つレスラーであることを考えると、モンガルヴォは真逆にある戦い方をする。この両者、昨年7月に戦う予定だったが、モンタルヴォの欠場でカードが流れていた。フェイスオフでは互いに相手を挑発、嘲笑しあった末に熱くなったモンタルヴォが一戦を越えそうな空気を醸し出す場面も見られた。

この両者の対決、プレリミで戦うギブソンJr✖トコフは、これからを含めて見比べていくのも、ポストGP後のベラトール・ライト級戦線の楽しみといえるだろう。

■視聴方法(予定)
4月1日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator293計量結果

<ヘビー級/5分3R>
マルセロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)
ダニエル・ジェイムス: 265.4ポンド(120.38キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.2ポンド(65.86キロ)
リア・マコート: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョン・ソルター: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コルガン: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.8ポンド(93.34キロ)
ルーク・トレイナー: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナーロ(カナダ)

<女子フェザー級/5分3R>
パム・ソーレンソン: 145.2ポンド(65.86キロ)
サラ・コリンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.2ポンド(76.74キロ)
ジェフ・クレイトン: 169.2ポンド(76.74キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジョシュ・サンディエゴ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ランス・ギブソンJr: 156ポンド(70.76キロ)
ウラジミール・トコフ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 237.8ポンド(107.86キロ)
ラキム・クリーブランド: 240.4ポンド(109.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155.6ポンド(70.57キロ)
ニック・ブラウン: 155.6ポンド(70.57キロ)

<120ポンド契約/5分3R>
ランディ・フィールド: 120ポンド(54.43キロ)
アシュリー・カミンス: 119.2ポンド(54.06キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライス・メレディス: 135.6ポンド(61.5キロ)
ブランドン・カリーリョ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・ヘンダーソン: 115.4ポンド(52.34キロ)
マッケンジー・スティラー: 115.4ポンド(52.34キロ)

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BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o UFC エンリケ・バルゾラ クリスチャン・エドワーズ ジュリアナ・ヴェラスケス ダニー・サバテーロ ニキータ・ミハイロフ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ベラトール マコア・クーパー ラフェオン・スタッツ リズ・カモーシェ 堀口恭司

【Bellator278】バンタム級GPワイルドカード出場、ダニー・サバテーロ「キョージとは決勝で戦うことに」

【写真】リモ取材時も計量でもサングラスは欠かせないようだ。今時、ある意味気持ちが良いぐらいのビッグマウス (C)BELLATOR

日本時間の今日、米国では22日(金・現地時間)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターでBellator278「Valasquez vs Carmouche」が開催され、Bellatorバンタム級ワールドGPの戦いの幕が切って落とされる。

23日の暫定王座決定戦を兼ねた準々決勝フアン・アルチュレタ×ラフェオン・スタッツ、堀口恭司×パッチー・ミックスに先立ち、22日は準々決勝出場権を賭けたワイルドカード2試合=エンリケ・バルゾラ×ニキータ・ミハイロフ、ジョーネル・ルゴが組まれている。

ワイルドカードは補欠戦と違い、勝てば確実にトーナメント戦を戦う機会を得ることができる。ここではTitan FC王者時代、コンテンダーシリーズで勝利もUFCとサインできなかったダニー・サバテーロの色々と含みが感じられる試合前の意気込みをお届けしたい。(※取材は4月7日に行われた)


ダニー・サバテーロ
「ワイルドカードでGPに出場っていのは、良い機会だよ。俺の力を示すことができる。他の連中は3試合で優勝だけど、俺の場合は4つ勝つ必要がある。それだけ皆に俺の試合を見てもらえるってことだよ。試合をすることが好きだから、デキるだけ試合がしたいしね。結局のところ、俺はファイトが好きなんだよ。

ワイルカードってアンダードッグで、ダークホースだろう? 俺は自分の力がそんなもんじゃないと知っている。だから、どういう状況だろうがGPに出られることが大きい。あとは力の差を見せつけるだけだ。俺と比べてクソみたいな選手も出場している。俺はどのエリアでも、高いレベルで戦えるからね。

こういう戦いはNBAやMBL、NFLのプレーオフのように、強い人間が世界一になるチャンスが与えられるという当然のことなんだ。Bellatorはその中の1人に俺を選んだ。どうすれば世界一になれるのか、不透明なMMAで誰もが公平に力を試される良い機会だ。

このトーナメントの優勝者はベラトールだけでなく、世界のバンタム級のトップだ。ブレット・ジョンズというUFCトップ10に出場機会がない、そういう高レベルのトーナメントさ。そして11月か12月に俺が優勝している。

MMAプロモーションはビジネスだ。その方向性はマネーが決める。でも、ケージのなかはマノアマノ、一対一の勝負。そこがMMAのピュアなところだ。ケージに入れば、モノをいうのは強さだけ。こんなピュアな戦いはないよ。このビジネスには時々、理解不能なクソみたいなことが付随しているけど、それがビジネス。でもケージのドアが閉じられると、そんなモノに左右されない。純粋な戦いが存在している。それがMMA。MMAこそ最高に純度の高いファイトだよ。

でもキョージと同じトーナメントに出ることは、ある意味不運だ。僕らは仲の良い友達だし、彼がコーナーに就いてくれたこともある。いつも一緒に練習している。でも、俺もキョージも夢がある。キョージとはファイナルで戦うことになるだろうけど、その時は誰だろうが俺の前に立つ人間に勝たないといけない。今もジムでいつも練習し、話している。何も変わらない。でも、戦う時は戦う。

とにかくまずはジョーネル・ルゴだ。あのビッ〇は8連勝だけど、全ての面において俺より下だ。あのクソ野郎を倒して、ベルトへの一歩を踏み出すよ」

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時30分~ U-NEXT

■Bellator278計量結果

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ヴェラスケス: 124.8ポンド(56.6キロ)
[挑戦者]リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGPワイルドカード戦140ポンド契約/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 139.6ポンド(63.32キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 139.4ポンド(63.23キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ダニー・ザバテーロ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.4ポンド(92.7キロ)
グラント・ニール: 204.2ポンド(92.62キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
マニー・ムロ: 160ポンド(72.57キロ
ネイト・アンドリュース: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ウェベル・アルメイダ: 145.2ポンド(65.86キロ)
ファブリシオ・フランコ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダンテ・シーロ: 170.6ポンド(77.38キロ)
スコッティ・ハオ: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マコア・クーパー: 169ポンド(76.66キロ)
ブレイク・ペリー: 169.8ポンド(77.01キロ)

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BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o UFC   エンリケ・バルゾラ クリスチャン・エドワーズ ジュリアナ・ヴェラスケス ニキータ・ミハイロフ ベラトール ボクシング マコア・クーパー ミーシャ・テイト リズ・カモーシェ 平良達郎

【Bellator278】ヴェラスケスに挑戦。沖縄で──17年暮らしたリズ・カモーシェ「自分の力が分かっている」

【写真】こんなに沖縄好きだったとは。勝手に親近感を覚えてしまう(C)BELLATOR

日本時間の今日、米国では22日(金・現地時間)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで開催されるBellator278「Valasquez vs Carmouche」。そのメインでリズ・カモーシェがジュリアナ・ヴェラスケスの持つBellator世界フライ級のベルトに挑戦する。

Strikeforce、UFCで2度世界の頂点に挑戦した経験のあるカモーシェは、今もベースの格闘技での力がモノをいうことが多い女子MMA界になって、生粋のMMAファイターだ。そんな彼女が4度の正直を目指す一番の前に、沖縄への強い想いを語った。


──リズ、今日はインタビューを受けていただきありがとうございました。

「アリガトウゴザイマス」

──おお、そういえば自分たち日本のメディアもあまりフューチャーできていなかったのですが、リズは沖縄で育ったのですね。

「そうよ、3歳から20歳まで17年間沖縄に住んでいたわ」

──そんなにも、ですか。人間が形成される最も大切な時を沖縄で過ごしていたのですね。では日本語で会話というのは?

「スコシ・ハナシマス」

──いや、流暢すぎるではないですか!!

「アハハハハ。違うの。沖縄を離れて、もう長いから日本語を忘れたくなくて勉強して。今の方が読んだり、書いたりは沖縄に住んでいた頃よりできるようになっていて(笑)」

──いやぁ、いずれにせ素晴らしいです。では沖縄時代は米軍のコミュニティで過ごし、あまり日本人との触れあいはなかったのですか。

「私のステップファーザーがベースにあるカレッジで働いていたけど、私はベースで生活したことはないの。私たち家族はアーミーの施設のないニシハラ(西原)に住んでいたわ。可能な限り、ベースから離れて生活して(笑)。

でも沖縄以外では沖縄の周囲にある島にしか訪れたことがなくて、東京はサッカーのトーナメントで1度だけ訪れたことがあったけど、ベースの中でトーナメントが行われて外にでなかったから。だからクインテットで初めて東京を訪れて……でも、凄く故郷の近くに戻って来たっていう懐かしい感覚に襲われて。とにかく沖縄で暮らし、沖縄のカルチャーに触れていた経験は私の人生でも凄く大きなことよ」

──今月の30日に沖縄で生まれ、沖縄でMMAを学んだ平良達郎選手がUFCに出場します。リズに続き、2人目のオキナワンUFCファイターです(笑)。

「へぇ、そうなの。沖縄に柔術やMMAのスクールがあるのね。今も何人かの友達が沖縄に住んでいて、沖縄のスクールで教えないかって誘われているの。沖縄の学校で働く、絶対に実現したいと思っているの。本当に沖縄のことが大好きだから。

あの文化、食事、ビーチ、何かも恋していく。将来は絶対に沖縄に戻って、学校で教鞭を振るわせてもらうわ」

──その時は学校だけでなく、MMAジムで指導もお願いします。

「アハハハ。そうね。楽しみにしているわ」

──いやぁ、リズがそれほどまで沖縄のことを今も思っているとは……こちらも嬉しいです。ところで──といいますが、ようやく本題にはいるのですが(笑)、2週間後にジュリアナ・ヴェラスケスの持つ世界女子フライ級王座挑戦します。今の調子はいかがですか。(※取材は4月7日に行われた)

「カナ・ワタナベとの試合が終わってから、この試合に向けて長い間調整してきたから。ファイトキャンプも9月から始めたの。もう準備は整い過ぎているわ(笑)」

──9月から、ですか!!

「そうよ。7カ月間、アリーナMMAで練習してきたわ」

──では王者ヴェラスケスの印象を教えてください。

「若くて、勢いのある選手ね。ただし、彼女の武器はMMA全般で通じるだけのモノじゃない。特定のエリアで強いけど、まだMMAファイターとしてウェルラウンダーではないわ。私にとっては戦いやすい相手よ」

──ヴェラスケスのフィジカルについては、どのように考えていますか。

「彼女と戦った選手は、そういう風に話していることは知っているわ。でも、まぁ私は自分の力が分かっている。ジュリアナとどういう風に戦えば良いのか分かっているつもりよ。私には彼女の柔道のようなバックグラウンドはなくて、MMAを始めた時から全てを練習してきた。

全ての局面で、平行して成長してきたから穴がない。そう……だから私の方がMMAファイターとして完成度が高いと信じているわ。ジュリアナは柔道が強くて、そこに頼るから他の局面では強くない。そういう相手に何をすべきかは、もう分かっている」

──クインテットで来日した時は、まだ10thPlanet──サンディエゴ・コンバットアカデミーに所属していました。リズはボクシング&レスリングのMMAで、トップで攻めてバック奪取という印象があるのですが、エディ・ブラボー流の柔術のことをどのように捉えていますか。

「いくつかの局面では、凄く役立つわ。ただボトムで10thPlanetのシステムを使いこなすことは簡単じゃない。何より、こっちがコントロールしていてもジャッジが理解できないで相手のポイントをつけるから。でも10thPlanetで学んだテクニックは、トップでも有効なモノがあるから、MMAに融合させて使って来たわ」

──12年のMMAキャリアで、世界タイトル挑戦は4度目……4度目の正直なるかという試合です。

「最初にStrikeforceでマルース・クーネンに挑戦した試合は、オファーが2週間前だったわ。ミーシャ・テイトが負傷欠場し、代役出場だったから。それにまだMMAの練習はトータル8カ月しかしていなかった時で」

──!! なんと。

「だから試合に負けたけど、凄く良い……ユニークな経験になったわ。良い経験……というより良いレッスンを受けた感じね。2度目のチャレンジも、私としてはまだ準備ができていない状態での挑戦だった。

3度目、バレンチーナに挑戦した時は、サウスポー対策が十分でなくて自滅した。自分の持っている力を出すことができなかった。でも、この全ての経験が今回の挑戦に生きてくる。この試合のための敗北だったと思えるぐらいね」

──2度目の挑戦もまだ早かったということですが、あの試合はMMAの歴史を変えた大一番でした。

「あの試合を戦って……そうね、あれから若い選手がMMAを始めた理由を『あの夜のファイトを見たから』と言ってくれて。そういう試合をしたことは、私が強く生きていける要因になっているわ。

何より今回、ベラトールの世界王座に挑戦できて凄く嬉しいし。私はベラトールでの選手生活をエンジョイできている。彼らのことを心から尊敬しているし、この機会を与えてくれたことを感謝している。そんなベラトールのベルトを家に持ち帰ることにワクワクしているわ」

──22日の試合、期待しています。

「ありがとう。全てを出し切って、ここまでなぜ私がベラトールで勝ち続けてきたのかを改めてこの試合で証明するわ」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「最初に言いたいのは──アリガトウゴザイマス。沖縄の人、日本の人に感謝しています。今の私があるのは日本、沖縄での生活があったから。第2のホームである日本のファンの皆が、私の試合を見て応援してくれると嬉しいわ」

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時30分~ U-NEXT

■Bellator278計量結果

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ヴェラスケス: 124.8ポンド(56.6キロ)
[挑戦者]リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGPワイルドカード戦140ポンド契約/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 139.6ポンド(63.32キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 139.4ポンド(63.23キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルーゴ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ダニー・ザバテーロ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.4ポンド(92.7キロ)
グラント・ニール: 204.2ポンド(92.62キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
マニー・ムロ: 160ポンド(72.57キロ
ネイト・アンドリュース: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ウェベル・アルメイダ: 145.2ポンド(65.86キロ)
ファブリシオ・フランコ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダンテ・シーロ: 170.6ポンド(77.38キロ)
スコッティ・ハオ: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マコア・クーパー: 169ポンド(76.66キロ)
ブレイク・ペリー: 169.8ポンド(77.01キロ)

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BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o UFC   エンリケ・バルゾラ クリスチャン・エドワーズ ジュリアナ・ヴェラスケス ジョシュ・ヒル ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ベラトール ボクシング マコア・クーパー リズ・カモーシェ

【Bellator278】計量終了 勝者はGPのジョーカー=バルゾラ×ミハイロフ。MMAオハナのマコアに注目

【写真】ワイルドカードなのが勿体ないバルゾラ×ミハイロフだ(C)BELLATOR

Bellatorハワイ2 days、その初日22日(金・現地時間)にハワイ州ホノルルのニールSブレイズデール・センターで開催されるBellator278「Valasquez vs Carmouche」の計量が21日(木・同)に行われた。

Bellator世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖挑戦者リズ・カモーシェがメインで組まれた今大会──バンタム級ワールドGPのワイルドカード戦が2試合マッチアップされている

そのうちの1試合はエンリケ・バルゾラがジョシュ・ヒルと対戦予定だったが、ヒルの欠場でニキータ・ミハイロフが代役に。ショートノーティスで140ポンド契約となったが、両者揃って計量をパスしている。ヒルには申し訳ないが、ヒョードル軍団の軽量級のエースの登場はオリジナル・カードより、ずっと興味深い顔合わせとなった。


キャリア9勝1敗、サークルケイジでは2連勝中のミハイロフはKOパンチを持ち、テイクダウン能力も高く、さらにパウンドも強い。その一方でどの局面でも相手の攻撃を許す粗さが残っている。

対してUFCから転じ、ベラトール初戦でダリオン・コールドウェルにTKO勝ちしたバルゾラはスロースターターの根性ファイターだ。攻められ、凌ぎ、逆転するスタイルのバルゾラに対し、ミハイロフは序盤と圧力と質量で勝負を決めきれるか。そこを逃すと、バルゾラの粘り地獄に持ち込まれる恐れもある。いずれにせよ、この試合の勝者はGPのジョーカーになる可能性もあり、勝敗の行方が楽しみでならない。

またオープニングバウトでブレイク・ペリーを相手にMMA2戦目を戦うマコア・クーパーに注目したい。

父にレイ・ブラダ・クーパー、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世、叔父にドナルド・ジューン、ブレナン・カマカ、カイ・カマカ、従弟にカイ・カマカ3世を持つハワイのMMAオハナの最新兵器。ハイスクル―ル・レスリングで好成績を残すが、プロMMAファイターの未知を選んだ。

そのレスリングとボクシングの融合体MMAは、自宅のガレージでの練習で兄と同様に父から引き継がれたモノ。背は高くないが、オーバーフックとダブルレッグの圧力が兄ブラダボーイを比べて、どこまで出来上がっているのか──楽しみなマコア・コア・クーパーのベラトール初陣だ。

■視聴方法(予定)
4 月23日(土)
午前9時30分~ U-NEXT

■Bellator278計量結果

<Bellator世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュリアナ・ヴェラスケス: 124.8ポンド(56.6キロ)
[挑戦者]リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)

<Bellatorバンタム級ワールドGPワイルドカード戦140ポンド契約/5分3R>
エンリケ・バルゾラ: 139.6ポンド(63.32キロ)
ニキータ・ミハイロフ: 139.4ポンド(63.23キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルーゴ: 134.8ポンド(61.14キロ)
ダニー・ザバテーロ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.4ポンド(92.7キロ)
グラント・ニール: 204.2ポンド(92.62キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
マニー・ムロ: 160ポンド(72.57キロ
ネイト・アンドリュース: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ウェベル・アルメイダ: 145.2ポンド(65.86キロ)
ファブリシオ・フランコ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダンテ・シーロ: 170.6ポンド(77.38キロ)
スコッティ・ハオ: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マコア・クーパー: 169ポンド(76.66キロ)
ブレイク・ペリー: 169.8ポンド(77.01キロ)

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BELLATOR MMA o ONE RYO YouTube   クリスチャン・エドワーズ ジュリアナ・ヴェラスケス ダニー・サバテーロ リズ・カモーシェ

『Bellator 278: Velasquez vs. Carmouche』前日計量動画

Bellator 278 weigh-in results: Everyone hits their marks after buzzer-beating retry(MMAJunkie)
MAIN CARD (Showtime, 10 p.m. ET)

・Champ Juliana Velasquez (124.8) vs. Liz Carmouche (125) – for women’s flyweight title
・Enrique Barzola (139.6) vs. Nikita Mikhailov (139.4) – bantamweight grand prix wild card, 140-pound contract weight
・Jornel Lugo (135.8) vs. Danny Sabatello (134.6) – bantamweight grand prix wild card
・Christian Edwards (204.4) vs. Grant Neal (204.2)
・Nate Andrews (159.2) vs. Manny Muro (160) – 160-pound contract weight

PRELMINARY CARD (MMA Junkie, 9 p.m. ET)

・Weber Almeida (145.2) vs. Fabricio Franco (145.6)
・Scotty Hao (170) vs. Dante Schiro (170.6)
・Makoa Cooper (169) vs. Blake Perry (169.8)

 『Bellator 278: Velasquez vs. Carmouche』前日計量結果。全員パスしています。ニキタ・ミハイロフ vs. エンリケ・バルゾーラはバンタム級ワールドグランプリのワイルドカードですが、ショートノーティスということで今回は140ポンド契約で行われることになりました。




 前日計量動画。


Bellator 278 predictions: Who's picking Liz Carmouche to take title from Juliana Velasquez?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ジュリアナ・ヴェラスケス vs. リズ・カモーシェはヴェラスケス支持9人、カモーシェ支持2人。

・ニキタ・ミハイロフ vs. エンリケ・バルゾーラはミハイロフ支持7人、バルゾーラ支持4人。

・ジョーネル・ルゴ vs. ダニー・サバテーロはルゴ支持7人、サバテーロ支持4人。

・クリスチャン・エドワーズ vs. グラント・ニールはエドワーズ支持8人、ニール支持3人。

・ネイト・アンドリュース vs. マニー・ムロはアンドリュース支持1人、ムロ支持10人。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator266 MMA クリスチャン・エドワーズ ベン・パリッシュ

【Bellator266】噛ませ犬ベン・パリッシュが、左フックからパウンドでエドワーズを倒す

<ライトヘビー級/5分3R>
ベン・パリッシュ(米国)
Def.1R0分38秒by TKO
クリスチャン・エドワーズ(米国)

軽快にステップを踏むエドワーズが前蹴りから、関節蹴りを見せパリッシュのステップインに右を合わせる。パリッシュも右ロー、右ミドルを見せると左フックを入れる。エドワーズの前進にワンツーフックの左を入れたパリッシュは、この一発でダウンを奪い追撃の鉄槌で──グラップラーがアップセットのTKO勝ちを決めた。


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『Bellator 266: Davis vs. Romero』前日計量動画

Bellator 266 weigh-in results: Yoel Romero and Phil Davis on point, one other fighter misses big(MMAJunkie)
MAIN CARD (10 p.m. ET, Showtime)

・Phil Davis (206) vs. Yoel Romero (205.4)
・Neiman Gracie (170.6) vs. Mark Lemminger (169.9)
・DeAnna Bennett (129.2)* vs. Alejandra Lara (125.2)
・Georgi Karakhanyan (155.6) vs. Saul Rogers (155.7)
・Christian Edwards (204.3) vs. Ben Parrish (205.6)

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 7 p.m. ET)

・Grant Neal (204.1) vs. Alex Polizzi (204.9)
・Anthony Adams (185.3) vs. Khalid Murtazaliev (185.3)
・Albert Gonzales (175) vs. Abraham Vaesau (175)
・Socrates Hernandez (135.9) vs. Bobby Seronio III (135.4)
・Rhalan Gracie (171) vs. Shane Keefe (169.1)
・Jon Adams (125.4) vs. Edwin De Los Santos (125.3)
・Jesse Delgado (129.5) vs. Joshua Dillon (130)

 『Bellator 266: Davis vs. Romero』前日計量結果。アレハンドラ・ララと対戦するディアナ・ベネットが129.2ポンドと3.2ポンドオーバー。出場給の一部を譲渡して試合は行われます。



 前日計量動画。

Bellator 266 predictions: Who's taking Yoel Romero over ex-champ Phil Davis?(MMAJunkie)

 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・フィル・デイビス vs. ヨエル・ロメロはデイビス支持7人、ロメロ支持6人。

・ネイマン・グレイシー vs. マーク・レミンガーは13人全員グレイシー支持。

・アレハンドラ・ララ vs. ディアナ・ベネットは13人全員ララ支持。

・ジョージ・カラカニャン vs. サウル・ロジャースはカラカニャン支持5人、ロジャース支持8人。

・クリスチャン・エドワーズ vs. ベン・パリッシュは13人全員エドワーズ支持。続きを読む・・・
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『Bellator 266: Davis vs. Romero』オッズ/視聴方法

 BetMGMの『Bellator 266: Davis vs. Romero』メインカードのオッズを紹介。

▼ヘビー級/5分3R
フィル・デイビス-125(1.80倍)
ヨエル・ロメロ +105(2.05倍)

▼ウェルター級/5分3R
ネイマン・グレイシー-300(1.33倍)
マーク・レミンガー +240(3.40倍)

▼女子フライ級/5分3R
アレハンドラ・ララ-160(1.63倍)
ディアナ・ベネット+130(2.30倍)

▼ライト級/5分3R
ジョージ・カラカニャン+105(2.05倍)
サウル・ロジャース  -125(1.80倍)

▼ライトヘビー級/5分3R
クリスチャン・エドワーズ-1000(1.10倍)
ベン・パリッシュ+625(7.25倍)





 同大会は日本時間9月19日午前8時開始、メインカードは午前11時開始。どちらもYouTubeで生配信されます。『UFC Fight Night 192: Smith vs. Spann』と一部被っています。また、同大会終了直後に『RIZIN.30』が開始されると思われます。

 当サイトは『UFC Fight Night 192: Smith vs. Spann』と『RIZIN.30』の速報はしますが、『Bellator 266: Davis vs. Romero』はしない予定です。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator261 MMA クリスチャン・エドワーズ シモン・ビヨン

【Bellator261】初回の勢いでエドワーズが、ビヨンから勝ち切り──無敗&連勝を5に伸ばす

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
シモン・ビヨン(カメルーン)

左ジャブを伸ばすエドワーズに対し、ビヨンはしっかりとガードを固めて距離を取る。右ロー、サークリングから右オーバーハンドのエドワーズが、テイクダウン狙いで足を滑らせ引き込む。クローズドガードのエドワーズに対し、ビヨンは上体を起こしてパウンドを落とす。

オープンからハイガードを外されたエドワーズが立ち上がり、試合はスタンドへ。直後に左ハイを見せたエドワーズ、ビヨンは見る展開が続く。ワンツーにローを蹴るビヨンだが、圧はエドワーズが上か。右ローを蹴られた前に出たビヨンは、首相撲からヒザを被弾し動きが止まる。パンチを纏めたエドワーズが組まれてもヒザを突き上げる。

ビヨンはマウスピースを吐き出し、ブレイクが命じられる。再開後、首相撲&ヒザで攻められるビヨンがシングルレッグへ。切ったエドワーズはエルボーを入れ、頭を押して離れる初回を取った。

2R開始直後にビヨンにドクターチェックが入る。何事もなく再開され、エドワーズがプレッシャーをかけて前へ。リードアッパーは空振りも、クリンチの展開でヒザをボディに突き刺す。シングルはエルボーを側頭部に突き刺し、ウィザー&リストコントールでテイクダウンを許さない。エドワーズは離れて左ストレートも、動きが落ちてきたか。

そのまま接点の少ない展開となり、最後にエドワーズがシングルを仕掛けるも切られた。

最終回、エドワーズがワンツー、ビヨンが左ジャブから右ローを蹴る。クリンチでヒザも、ケージに押し込まれたエドワーズだが、ここもしっかりと対処して時間を使う。エドワーズは離れてエルボー、ワンツーからジャブを伸ばす。さらに前蹴りをボディに蹴り込むが、キレは余り感じられない。自ら組んだエドワーズがケージにビヨンを押し込み、試合は残り2分を切る。

さらに1分を使い、離れたエドワーズだが最後もクリンチの展開へ。時間となり、フルマークで判定勝ちをしたエドワーズは、無敗を守り連勝を5とした。


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